富山県議会 2021-02-01 令和3年2月予算特別委員会
新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって、2019年9月以降、本県では伏木富山港に寄港するクルーズ船がありませんでしたが、今年の6月19日に「ぱしふぃっくびいなす」が寄港するとの報道がございました。この際には多くの乗客が県内を中心に観光を楽しむことになろうかと思います。
新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって、2019年9月以降、本県では伏木富山港に寄港するクルーズ船がありませんでしたが、今年の6月19日に「ぱしふぃっくびいなす」が寄港するとの報道がございました。この際には多くの乗客が県内を中心に観光を楽しむことになろうかと思います。
県内のクルーズ船の今年度の寄港は8月に飛鳥II、9月に「ぱしふぃっくびいなす」が決定しているのみでありますが、金沢港は今年度50回以上の寄港を見込んでいます。全国的にクルーズ船誘致活動の競争が激化している中、来年度にダイヤモンドプリンセス号の3年ぶり4回目の寄港が決定しておりまして、旅行会社からツアーが売り出されています。
富山新港では、平成15年に、2万トンクラスの旅客船に対応した海王岸壁、これは延長220メートル、水深マイナス7.5メートルでございますが、こちらが供用しておりまして、これまで「ぱしふぃっくびいなす」や「にっぽん丸」などの2万トンクラスの客船が20隻寄港しておる状況でございます。本年は富山新港開港50周年を記念いたしまして、5月から6月に延べ3隻の寄港が予定されております。
また、富山新港では現在、海王岸壁につきまして2万トン級のクルーズ客船が接岸可能となっておりまして、これまでに「ぱしふぃっくびいなす」、あるいは「にっぽん丸」などの2万トン級の客船が延べ18隻寄港しております。
最初に、伏木富山港3地区のホスピタリティーの向上について、これまで伏木富山港に寄港する飛鳥II、ふじ丸、ぱしふぃっくびいなす、などの客船の歓迎は、地元自治体や海運振興会が、幼稚園の鼓笛隊、中高校生のブラスバンド演奏や地域芸能団体による演舞などで、もてなしをしてまいりました。
平成22年には、伏木地区の伏木万葉埠頭に、「飛鳥II」が2回、新湊地区の海王岸壁に「ぱしふぃっくびいなす」が1回、「ふじ丸」が2回、計5回寄港しております。 これら3隻の客船の諸元といたしましては、飛鳥IIが全長241メートル、船体の最下端から水面までの垂直距離、吃水と申しますが、吃水が7.8メートル、旅客定員が872名でございます。
伏木富山港への旅客船の観光等を目的とした寄港につきましては、昨年度は「ぱしふぃっくびいなす」1便となっておりますが、今年度は、この同じ「ぱしふぃっくびいなす」1便、それから「ふじ丸」1便、「飛鳥II」が2便と、今のところ計4便の寄港が予定されております。寄港後の観光先といたしましては、おわら風の盆の時期の八尾、紅葉の時期の立山黒部アルペンルートや黒部峡谷鉄道などでございます。
それから、客船ぱしふぃっくびいなす、ふじ丸による富山を起点に北海道等のクルージングが予定されております。それから、巡視船による海のパレードも予定されているところでございます。 それから、青少年や一般の人などを対象に、ヨット、カヌーなどの各種体験教室も実施されます。 それから、参加・交流型のイベントといたしまして、マリンフェスティバルが予定されております。