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  1. 鹿児島県議会 2022-12-20
    2022-12-20 令和4年環境厚生委員会 本文


    取得元: 鹿児島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 七、審査経過        …………………………         午前十時九分開会        ………………………… ◯向井委員長 それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから環境厚生委員会を開会いたします。  本日、当委員会に付託されました案件は、議案第一一〇号令和四年度鹿児島一般会計補正予算(第七号)であります。  ここで、審査日程等協議のため、暫時休憩いたします。         午前十時十分休憩      ────────────────         午前十時十分再開 2 ◯向井委員長 それでは、再開いたします。  審査日程につきましては、お手元に配付してあります審査日程案のとおり進めてまいりたいと思いますが、御異議ありませんか。    [「異議なし」という者あり] 3 ◯向井委員長 御異議ありませんので、そのように進めることに決定いたしました。  それでは、ただいまから審査を行います。  議案第一一〇号令和四年度鹿児島一般会計補正予算(第七号)を議題といたします。  初めに、環境林務部長総括説明を求めます。 4 ◯谷口環境林務部長 おはようございます。  それでは、お手元にお配りしております環境林務部環境厚生委員会資料に基づき、第四回定例会提出議案追加提案分につきまして御説明申し上げます。  一ページをお開きください。
     今回の補正予算案は、国の総合経済対策に対応した公共事業や高病原性鳥インフルエンザ発生に伴う野鳥監視体制強化等に要する経費追加計上するものでございます。  令和四年度十二月補正予算案追加提案分につきましては、総額十八億三三百円余り増額補正で、補正後の一般会計予算の額は億四四百円余りとなっております。  予算議案の(一)国の総合経済対策関連事業でございます。  造林補助事業につきましては、地球温暖化防止水源涵養など森林の有する多面的な機能を発揮させる観点から、間伐や再造林等による多様で健全な森林づくりに取り組むものでございます。  林道事業につきましては、森林整備林業経営合理化を図り、併せて農山村地域の生活環境の改善に資する林道整備を行うものでございます。  一般公共治山事業につきましては、山地に起因する災害から県民生活財産を保全するため、治山施設整備を行うものでございます。  ページをお開きください。  直轄治山事業は、火山噴出物土砂流出等による山地災害から県民生活財産を保全するため、国が行う桜島地民有林直轄治山事業負担金を支出するものでございます。  次の()高病原性鳥インフルエンザ対策関連事業でございます。  鳥インフルエンザ環境調査事業につきましては、出水市等で野鳥などの死亡個体等が多数回収されており、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されておりますことから、野生鳥獣保護や人・家禽への感染予防に資するため、野鳥監視体制強化等を図るものでございます。  (三)繰越明許費につきましては、造林補助事業林道事業一般公共治山事業において、国の補正に伴う事業のため執行期間が不足しますことから、追加変更を行うものでございます。  以上で、説明を終わります。よろしくお願いいたします。 5 ◯向井委員長 次に、くらし保健福祉部長総括説明を求めます。 6 ◯房くらし保健福祉部長 それでは、くらし保健福祉部から提出しております議案等概要につきまして御説明いたします。  お手元にあります表紙下くらし保健福祉部と記載の追加提案分、資料、令和四年第四回県議会定例会提出議案等概要の一ページをお開きください。  令和四年度十二月補正予算案追加提案分でございます。  今回の補正予算は、国の総合経済対策に対応した、妊婦子育て家庭に対する伴走型相談支援経済的支援の一体的な取組等に要する経費について、国の総合経済対策関連事業として追加計上するものでございます。  初めに、一の補正総額でございます。  一般会計補正予算額は、補正額の計の欄にありますとおり、億九千万円余り増額補正であり、補正後の予算額二千三百三十八億四円余りとなっております。  次に、概要について御説明いたします。  一つ目障害児通所支援事業所安心安全対策支援事業につきましては、障害児通所支援事業所における子供安心・安全を確保するため、送迎用バス安全装置導入費用の一部を支援するものであります。  二つ目出産子育て応援交付金事業につきましては、妊婦子育て家庭安心して出産子育てができるよう、妊娠期から出産子育てまで一貫した伴走型相談支援充実妊娠届出出産届出を行った妊婦等に対する経済的支援を一体的に実施する市町村の取組を支援するものであります。  三つ目幼稚園等安心安全対策支援事業につきましては、幼稚園等における子供安心・安全を確保するため、送迎用バス安全装置登園管理システム等導入費用の一部を支援するものであります。  以上で、くらし保健福祉部関係説明を終わります。よろしくお願いいたします。 7 ◯向井委員長 それでは、続きまして、議案について関係課長説明を求めます。  初めに、自然保護課長説明を求めます。 8 ◯中山自然保護課長 自然保護課関係につきまして、議案等説明書追加提案分により御説明申し上げます。  以下、各課ともこの説明書により御説明申し上げます。  一ページをお開きください。  第七目鳥獣保護対策費鳥インフルエンザ環境調査事業につきましては、高病原性鳥インフルエンザ発生に伴う野鳥監視体制強化死亡野鳥回収検査体制充実に要する経費補正でございます。  以上で、自然保護課関係説明を終わります。よろしくお願いいたします。 9 ◯向井委員長 次に、森林経営課長説明を求めます。 10 ◯川畑森林経営課長 森林経営課関係につきまして御説明申し上げます。  ページをお開きください。  第五目造林費造林事業費につきましては、国の補正予算に伴う補正でございます。  三ページをお開きください。  繰越明許費でございます。繰越明許費追加としまして、造林補助事業につきましては、国の補正に伴う事業のため執行期間が不足することにより繰り越すものでございます。  以上で、森林経営課関係説明を終わります。よろしくお願いいたします。 11 ◯向井委員長 次に、かごしま材振興課長説明を求めます。 12 ◯宮園かごしま材振興課長 かごしま材振興課関係につきまして御説明申し上げます。  四ページをお開きください。  第七目林道費林道事業費につきましては、国の補正予算に伴う補正でございます。  ページをお開きください。  繰越明許費でございます。  繰越明許費変更としまして、林道事業につきましては、国の補正に伴う事業のため執行期間が不足することにより繰越額変更するものでございます。  以上で、かごしま材振興課関係説明を終わります。よろしくお願いします。 13 ◯向井委員長 次に、森づくり推進課長説明を求めます。 14 ◯的場森づくり推進課長 森づくり推進課関係につきまして御説明を申し上げます。  六ページを御覧ください。  第八目治山費一般公共治山事業費直轄治山事業費につきましては、国の補正予算に伴う補正でございます。  七ページをお開きください。  繰越明許費でございます。  繰越明許費変更としまして、一般公共治山事業につきましては、国の補正に伴う事業のため執行期間が不足することにより繰越額変更するものでございます。  以上で、森づくり推進課関係説明を終わります。よろしくお願いいたします。 15 ◯向井委員長 続きまして、障害福祉課長説明を求めます。 16 ◯遠矢障害福祉課長 障害福祉課補正予算追加提案につきまして御説明申し上げます。  八ページをお開きください。  児童福祉総務費のうち、心身障害児(者)福祉費でございます。障害児通所支援事業所安心安全対策支援事業につきましては、障害児通所支援事業所における子供安心・安全を確保できるよう、送迎用バス安全装置導入費用の一部を支援するために要する経費補正でございます。  以上で、障害福祉課関係説明を終わります。よろしくお願いいたします。 17 ◯向井委員長 次に、子ども家庭課長説明を求めます。 18 ◯堂園子ども家庭課長 子ども家庭課補正予算追加提案につきまして御説明申し上げます。  九ページをお開きください。  公衆衛生総務費のうち母子保健費でございます。出産子育て応援交付金事業につきましては、妊娠期から出産子育てまで一貫した伴走型相談支援経済的支援の一体的な実施に要する経費補正でございます。  以上で、子ども家庭課関係説明を終わります。よろしくお願いいたします。 19 ◯向井委員長 最後に、子育て支援課長説明を求めます。 20 ◯久保子育て支援課長 子育て支援課関係補正予算追加提案につきまして御説明申し上げます。  十ページをお開きください。  児童福祉施設費のうち保育所整備運営費でございます。幼稚園等安心安全対策支援事業につきましては、幼稚園等における子供安心・安全を確保できるよう、送迎用バス安全装置登園管理システム等導入費用の一部を支援するために要する経費補正でございます。  以上で、子育て支援課関係説明を終わります。よろしくお願いいたします。 21 ◯向井委員長 以上で説明が終わりましたので、議案についての質疑をお願いいたします。  なお、質疑当たりましては、関係調書ページ等も併せてお知らせくださいますようお願いを申し上げます。 22 ◯吉留委員 三点にわたって御質問いたします。  まず、一ページ自然保護課、この鳥インフルエンザ環境調査事業について、事業内容事業実施による効果を教えてください。結局、野鳥等と言うんだけど、ウイルスをどうやって運んで、どうやって伝播するかというのはまだ分かっていないということなんでしょうかね。 23 ◯中山自然保護課長 本年十一月一日に出水市で回収されたナベヅル一羽から高病原性鳥インフルエンザが検出されまして、その後、例年にないペースでツル等死亡個体等回収されております。公表している最新データでは、十二月十日時点千二百九十一羽という過去最高数となっていまして、全数を検査しているわけではないんですけれども、継続してウイルスが検出されている状況です。  野鳥における鳥インフルエンザ感染拡大を防止するためには、ウイルスが確認された死亡個体等回収地点周辺に設定された野鳥監視重点区域、これは本日時点で十九か所も指定されていますけれども、そこを中心にツル等野鳥死亡個体等早期回収、それから、高病原性鳥インフルエンザウイルス感染状況を把握するための迅速な検査実施が必要なところです。そのため、この事業においては、ツル等野鳥について、今後、感染の疑いのある死亡個体等がさらに確認された場合に備えまして、回収に必要な防護服、マスクなどの防疫資材を新たに購入する費用のほか、追加ウイルス検査に必要な資材の購入や野鳥監視などに要する費用を緊急的に措置することとしております。これによりまして、国や出水市等とも連携しつつ、野鳥死亡個体等早期回収検査を目的とした野鳥監視強化されることを通じまして感染拡大の防止が図られるものと考えております。  実際の伝播ルートにつきましては、毎年度、シーズン終了後に環境省、農林水産省等で各地のデータを基に検証しているところでございまして、最終的にはその検証結果を待つ必要があると思うんですけど、一般的にはロシアや極地から渡ってくる渡り鳥ウイルスを持ってくると、そのウイルスを持ってきた渡り鳥からほかの野鳥やほかの動物等に移動していって、それが何らかの形で養鶏場等にも入ってしまうと言われております。ただ、実際にどういう動物が間に介入していって、どういうルートで伝播していっているかというところまではなかなか把握できていないところでございます。  今期のツルにつきましては、H5N1亜型が出ているということで、昨年末にはイスラエルでクロヅルというツルが七羽死ぬという事案があって、そのときもH5N1だったので、もしかすると何らか関係しているかもしれませんし、H5N1の中でも欧州型とかいろいろなタイプがありますので、そういった分析が今後進んでいくことを期待しているというところでございます。 24 ◯吉留委員 分かりました。 25 ◯大園委員 鳥インフルについては、鶏舎内では、結構網とか中に入らないように相当対策されていると思うんだけど、先ほど難しいという話でしたが、鶏舎内の鶏にうつる感染の在り方というのはどう考えていますか。 26 ◯中山自然保護課長 これは畜産課の世界にはなるかと思うんですけれども、既に養鶏場感染が確認されたところを検証してみますと、猫の足跡があったり、ネズミのふんがあったとか、小さな穴が空いていたということも報告されていまして、ウイルスを持ったネズミ猫等の小動物が何らかの形で入ったことも一つの要因としては考えられるかなと思います。なかなか大きい鶏舎で全て確認できなかったことももしかするとあるのかなと思いますけれども、それがネズミ、猫以外にどういった生き物がいるかとか、靴裏からこのウイルスが入らないのかとか、いろいろな検証が必要だと思います。それは今後もいろいろ検証されていくところだと思いますけど、ツル野鳥が持っていたウイルスが何らかの形でほかの動物人等も含めて移動していって入った可能性というのはあるのかなと思っています。(「いいです」という者あり) 27 ◯吉留委員 九ページ子ども家庭課出産子育て応援交付金事業について、経済的支援と書いてありますけど、その具体的内容スケジュールについて教えてください。出産一時金を今度増額すると総理大臣がおっしゃっていたんですが、そのあたりもこの中に入っているのかどうかですね。 28 ◯堂園子ども家庭課長 出産子育て応援交付金事業経済的支援の具体的な内容スケジュールでございます。  経済的支援内容につきましては、妊娠届出時に妊婦一人当たり五万円相当支給し、出生届出後に新生児一人当たり五万円を支給するものでございます。支給当たりましては、市町村保健師等による面談を実施することを要件として国が求めているところでございます。スケジュールにつきましては、今後、国から示される交付要綱などの通知を踏まえ、本事業による支援をできるだけ早期対象者に届けられるよう市町村と連携して取り組んでまいりたいと考えております。  出産育児一時金の増額との関係でございますけれども、今回の出産子育て応援支援金による経済的支援とはまた別でございまして、出産育児一時金は産科医療機関での出産費用等支援するもので、平均出産費用が年々上昇する中で出産に要する経済的負担の軽減のため平均的な標準費用が全て賄えるように令和年四月からの大幅な増額に向けた議論が国において進められているところでございます。 29 ◯吉留委員 確認しますけど、妊娠なさった時点で一人五万円、出生時に五万円、十円のお金を妊婦さんに差し上げるということでいいんですか。それとあと出産一時金は鹿児島ではどれぐらい平均してあるのか今分かりますか。分からなかったら後でいいです。 30 ◯堂園子ども家庭課長 先ほど申し上げましたように妊娠届出時に一人五万円、出生後に新生児一人当たり五万円という形になりますので、例えば、人だった場合には五万円掛ける人ということで十円という形になります。そして、これにつきましては、令和四年四月から出産された方も対象となりますので、もう既に出産されている方につきましては、市町村からアンケート等をお送りいたしまして、それに答えていただいた方に対しましては十円という形で一度にまとめてお支払いするという形になります。 31 ◯吉留委員 市町村がプラスするということはあるんですか。県の枠が一人当たり五万円、出産時また五万円、それに例えば市町村がプラスするということはあるんですか。 32 ◯堂園子ども家庭課長 市町村がもう既に出産お祝い金とかそういうものを行っている場合につきましては、それに加算して国の部分の出産お祝い金という形で支給ということになっております。 33 ◯吉留委員 ありがとうございます。(「関連」という者あり) 34 ◯大園委員 この対象者数というのは大体分かりますか。令和四年度の対象の人数とか。 35 ◯堂園子ども家庭課長 対象の人数についてでございますけれども、これにつきましては、県の出生数の令和元年から令和三年までの三年平均を取っておりまして、三年の平均が約一万千七百人でございます。この実際の支払いというのが令和四年四月から来年、年の九月までということですので、これを一・倍しまして、約一人程度が支給対象者ということで考えております。(「結構です」という者あり) 36 ◯吉留委員 十ページ子育て支援課のシステムの装置というのは、幼稚園等安心安全対策支援事業で、バスなどにすると一台どれぐらいかかるものなんですか。この補助金というのは〇%補助なんですか、全額補助なんですか。 37 ◯久保子育て支援課長 バスの補助単価ですけれども、国から示されているのは十八円程度と、補助基本額は十八円程度となっているところでございます。それ以外にも登園管理システムにつきましては七十円とか、あと見守りシステムサービスが円となっているところでございます。登園管理システムにつきましては、端末機を導入する場合が七十円でございまして、端末機を導入しない場合は円となっているところでございます。 38 ◯吉留委員 一台当たり十八円とか、登園システム七十円というのはかかった費用なのか、要するに補助金は何割ということですか、全額ということなんですか。 39 ◯久保子育て支援課長 バスの安全装置につきましては全額国庫となっております。ただし、ここに計上してあるのは全額国庫なんですが、事業者の負担が分の一生じるというところでございます。補助事業としてここに計上しているのは県費は入っていないんですけれども、事業費の中の分の一は事業者が負担するということになっております。(後ほど「十八円を限度として全額国庫」に訂正発言あり)  あと見守りサービスですが、国が分の三、県が分の一、事業者が分の一の負担となっているところでございます。 40 ◯吉留委員 幼稚園、保育園はなかなかそんな経営が順調というわけじゃないでしょうから、要するに事業者が割負担ということですよね。それが安いのかどうかは分からないですけど、分かりました。 41 ◯寺田委員 さきに戻りますけど、毎年結果的に高病原性鳥インフルエンザと向き合わなくちゃいけない。先ほど説明があった伝播ルート野鳥を介してだろうということで、これは我が日本だけの話では当然ないですよね。予算とは関係ないんですけど、世界的な動きで、どう対応しつつあるのかということをもし情報がありましたら教えていただけませんか。 42 ◯中山自然保護課長 この高病原性鳥インフルエンザについては、日本だけではなくて世界を渡る渡り鳥を経由しているものですから世界全体の問題でありまして、関係国では情報共有等を行い、警戒心を高めて毎シーズン臨んでいるところでございまして、通常は冬にこのインフルエンザウイルスははやるんですけれども、今期に至っては、北米、ヨーロッパ等で夏期間でもウイルスが出ていたということで強力なウイルスが出ているんじゃないかということ。それから、ヨーロッパ、イギリス等でも野鳥がかなり死んでいたと、先ほどお話したように昨シーズンもイスラエルでもツルが多く死んでいるということで、例年にない形になっているんじゃないかなということは共有がされていたところです。  そのため、今期もシーズン開始に当たっては畜産関係者、それから野鳥関係者含めて警戒心を持って臨んでいたというところです。ただ、鳥が外から運んできてしまうものなのでそれを防ぐというのはなかなか難しいところがありまして、養鶏舎等であればそこの防疫体制を構築するということはできるんですけど、野鳥が運んでくるのを防ぐということはなかなか難しいので、すごく単純な方法になるんですけれども、早期ウイルスを発見して、検査して、死んだ場合はそれをすぐに回収して環境中にウイルスを少なくするという方法がやはりどうしても大事になっていまして、各国も結局そういった対応していますし、何か技術等で対応できることがあればいいんですけれども、そういう展開にはまだ至っていないという状況でございます。
    43 ◯寺田委員 別件で、先ほどの十ページ、幼稚園の園児バスの安全装置関係ですけど、総体的に何台ぐらいあるとか、そういった情報は当然つかんでいらっしゃいますか。 44 ◯久保子育て支援課長 答弁の前に一点訂正させていただきたいと思います。バスの支援でございますが、十八円を限度として全額国庫となっております。  御質問の件ですが、今回予算計上させていただいているのはバスの関係では百四十台となっておりまして、幼稚園型認定こども園、認可外保育施設となっております。あと保育所等につきましては、国から直接県費を通らずに補助するシステムで補助されるとなっております。 45 ◯安楽委員 八ページ障害福祉課、園バスと同じような想定になっているかと思うんですけれども、これも何台と想定されているのか教えてください。 46 ◯遠矢障害福祉課長 今回の補助事業対象となる車両の台数につきましては、今把握しているものでいいますと百八十台程度でございます。 47 ◯安楽委員 ありがとうございます。大体想定がつきました。  次のページの九ページ子ども家庭課の伴走型支援と書いてあるんですけれども、具体的にどういったことを想定されているのか教えてください。 48 ◯堂園子ども家庭課長 伴走型支援につきましては、妊娠届出時と出生届出後に面談を実施することとなっておりまして、また妊娠八か月頃にもアンケートを実施しまして希望者には面談を実施することとなっております。こうした面談を通じまして、妊娠届出時から全ての妊婦子育て家庭に寄り添い、身近で相談に応じるとともに継続的な情報発信等を行うことを通じて必要な支援等につなぐこととしているものでございます。 49 ◯安楽委員 ありがとうございます。対面型の相談を想定されていると思ってよろしいんでしょうか。 50 ◯堂園子ども家庭課長 おっしゃるとおり、妊娠届出時と出生届出時につきましては対面型の面談を想定しております。 51 ◯安楽委員 コロナ禍なので感染防止対策をしっかりととった上で、配慮が必要な方に寄り添っていただくような伴走型支援体制になるようにお願いいたします。 52 ◯ほかきど委員 先ほどから十ページのバスに対する安全装置とありますけれども、安全装置とは何ですか。 53 ◯久保子育て支援課長 補助対象となる送迎バスの安全装置につきましては、ブザーなど幼児等の所在の見落としを防止する装置ということで、運転手さんが降りたときにそのまま降りるのではなくて、バスの一番後ろの席まで確認しなければブザーが止まらないというようなシステムと聞いております。 54 ◯ほかきど委員 分かりました。今世間で言われている園児を置き去りにした、そういった案件に対する新しい安全装置をつけた場合の補助と考えればいいですね。 55 ◯久保子育て支援課長 おっしゃるとおりでございます。 56 ◯ほかきど委員 分かりました。ありがとうございます。 57 ◯大園委員 予算議案関係ないんですけど、今回、出水で鶏の死骸等による環境汚染を含めて臭い等があると思うんですけど、これは全庁挙げて取り組んでいく課題だと思います。くらし保健福祉部生活飲料水等の汚染、環境林務部では臭いとかいろいろな問題が出てくるんだろうと思いますけど、くらし保健福祉部環境林務部では何か対処に取り組んでいくんでしょうか。昨日、おとといという中で出てきた課題なんですけど、何か考えているか教えてください。 58 ◯房くらし保健福祉部長 率直に言いますと、まだ具体的に何かうちの部で対策をということまでは出ていないんですけれども、いずれにしても情報共有いたしまして、必要なものについては全庁的に対応するということになるのではないかと考えております。 59 ◯谷口環境林務部長 農政部とも十分情報を共有して、流出物質等でどのような影響が出るのか、あるいはどのような対処するのかという部分については情報を共有しながら、地域振興局や地元ともしっかり連携を取って今やっているところでございますので、状況をつぶさに見ながら適切な対応を部としても取っていきたいと考えております。 60 ◯大園委員 県の職員の方も現場でいろいろお手伝いされて大変な御苦労されていることも十分分かっております。また今回のこの問題についてはやはり迅速な対応を求められますので、ぜひ全庁を挙げて知事を筆頭に頑張っていただきたいということで、遅れれば遅れるほどまた風評被害にもなりますのでよろしくお願いしたいと思います。 61 ◯堂園子ども家庭課長 先ほど質問がございました、出産費用関係でございますけれども、令和三年度の国の調査によりますと、公的病院につきまして鹿児島県の平均値でございますけれども、四十六百九十三円となっているところでございます。 62 ◯向井委員長 ほかに質疑はございませんか。    [「なし」という者あり] 63 ◯向井委員長 ほかに質疑はございませんので、これで議案に対する質疑を終了いたします。  これより採決に入ります。  議案第一一〇号について取扱い意見をお願いいたします。 64 ◯吉留委員 議案第一一〇号につきましては、必要な経費補正と認められますので、原案のとおり可決の取扱いでお願いします。 65 ◯向井委員長 ほかに御意見はございませんか。    [「なし」という者あり] 66 ◯向井委員長 それでは、採決をいたします。  議案第一一〇号につきましては、可決との御意見がありましたが、原案のとおり可決すべきものとすることに御異議ありませんか。    [「異議なし」という者あり] 67 ◯向井委員長 御異議なしと認めます。  よって、議案第一一〇号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、当委員会に付託されました議案審査は全て終了いたしました。  なお、委員長報告の文案につきましては、当席に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。    [「異議なし」という者あり] 68 ◯向井委員長 御異議ありませんので、そのようにいたします。  これをもちまして、環境厚生委員会を閉会いたします。  お疲れさまでした。         午前十時四十七分閉会 鹿児島県議会 ↑ ページの先頭へ...