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2014-03-20 平成26年海外経済交流促進等特別委員会 本文
2014-03-20 平成26年海外経済交流促進等特別委員会 名簿

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  1. 鹿児島県議会 2014-03-20
    2014-03-20 平成26年海外経済交流促進等特別委員会 本文


    取得元: 鹿児島県議会公式サイト
    最終取得日: 2021-02-26
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 七、審査経過        ………………………………         午前九時五十九分開会        ……………………………… ◯まえの副委員長 委員長が都合により欠席をいたしておりますので、委員会条例第十条の規定によりまして、当席が委員長の職務を行います。  御協力のほどよろしくお願い申し上げます。  定足数に達しておりますので、ただいまから海外経済交流促進等特別委員会を開会いたします。  当委員会の付託事項は、海外経済交流を促進する施策等に関する調査でございます。  ここで、調査日程等協議のため暫時休憩いたします。         午前十時休憩      ────────────────         午前十時再開 2 ◯まえの副委員長 再開をいたします。  日程につきましては、お手元に配付してあります日程案のとおり進めてまいりたいと思いますが、御異議ありませんか。    [「異議なし」という者あり] 3 ◯まえの副委員長 御異議ありませんので、日程案のとおり進めることに決定をしました。  それでは、ただいまから調査を開始させていただきます。  初めに、執行部からの説明が二件ございます。  まず、上海マーケティング開発戦略ロードマップの第一段階評価について、かごしまPR課長の説明を求めます。 4 ◯前田かごしまPR課長 おはようございます。
     お手元にA3のカラーコピーですけど、肩上に上海マーケット戦略ロードマップと書いた三枚組みの資料を配付させていただいております。これに基づきまして御説明をさせていただきたいと思います。  御案内のとおり、上海につきましては、このロードマップに基づきまして、平成九年から市場開拓を進めてきているところでございます。このロードマップの中では、従来二〇〇九年から二〇一三年までの五年間を第一段階、二〇一四年から一八年までの五年間を第二段階と、一応十年タームで上海のマーケットへの浸透を図ってまいりたいということで活動してきたところでございます。  二〇一三年度ですので、今年度がこの最初の第一段階の最終年度に当たりますことから、実際、この第一段階の活動を一回評価して、第二段階に移行するに当たって、どういうことが必要か、あるいは、どういったことをやっていかないといけないのかということを見直しをかけたところでございます。その結果につきましての御説明をさせていただきます。  まず、一枚目のロードマップでございますけれども、第一段階で何をしたかったかといいますと、鹿児島の県産品を上海市場におきまして、まず知ってもらおうという取り組みをこの五年間させていただいたところであります。ターゲットとしましては、十万元以上の年収をもらう、日本円で七百五十万円以上の年収を得ていらっしゃる富裕層、大体、当時、二〇〇七年時点で約四十五万人と推定されたわけですけれども、この方々をターゲットに、ああ、鹿児島の物はまあ高いけど物はいいよね、というような評価をいただくところまでを五年間やっていこうということで、下のほうございますけど、ブランドイメージの構築でありますとか、県産品の戦略的な選定・投入でありますとか、もろもろの取り組みをやってきたところでございます。  その中で一つ御記憶にとどめていただきたいことといいますと、四ページの上のほうに安定的なロットの確保という欄がございます。この中に、文書でいうと下二行ですけど、品質保持期限が百八十日以上の産品を中心に、というふうにございます。これは何かといいますと、御案内のとおり、中国の場合は、まず流通関係が完璧に整備されているわけではございません。そしてあと、通関に関してもいろんな障壁といいますか、リスクがある関係上、中国側のバイヤーの方が半年ほどの賞味期限がないと引き取っていただけないという部分があります。これが非常に制限になっておりまして、中国に対して売り込める物が非常に制限されるというのが現状としてあるということにつきましては御記憶いただけるとありがたいと思っております。  こういったロードマップをもとに、私どもの上海事務所を中心として活動してきた実績が、次の二枚目の取り組み状況でございます。  この二枚目の取り組み状況につきましては、上のほうの段が中国市場で流通可能なアイテム数の推移を示しております。下のほうが、それを実現するためにどういうことをやったかという事業活動でございます。上海マーケティングプロデューサーを設置いたしましたのは二〇〇九年、平成二十一年度でございまして、事務所の設置が平成二十二年度でございます。この間、アイテム数四アイテムから十三アイテムと順調にふえていったわけでございますが、御案内のとおり、二〇一一年、東日本大震災あるいは日中関係の尖閣列島を中心とします国と国との間の政治的な緊張関係等々もございまして、ここ近年はアイテム数だけ見ますと、なかなか伸びが見られていないという状況にございます。  事業活動につきましても、見本市への出展でありますとか、あるいはバイヤーさんの招聘でありますとか、レストランフェアでありますとか、もろもろの活動をやってきたところでございます。これはアイテム数ですので、商品の数でいいますと、百を超える商品が今、上海に行っているという状況にございます。  こういった活動実績を踏まえまして、この第一段階を評価したものが三枚目のペーパーでございます。一応まとめ方としては、PDCAサイクルに基づきましてまとめさせていただいたところでございます。  ただいま御説明いたしましたようにプランのところを見ますと、基本方針がございます。ターゲットを富裕層に設定しまして、かごしまブランドの構築でありますとか、物流ネットワークの構築、こういったことをやりましょうということで五年間取り組んでまいりました。これに基づきまして、先ほど御説明申し上げましたとおり、現地百貨店、スーパー等の物産展への出展、あるいは現地の有力な貿易業者さんを招聘しての商談会の開催、日本料理店等々での鹿児島フェアの実施、鹿児島の食と観光を一体的にPRするためのマスメディアの活用等の事業を行ったところでございます。  ただ、御案内のとおり、この間に、例えば観光誘客でありますとか、クルーズ船誘致でありますとか、鹿児島・上海線の直行便の対策でございますとか、そういう新たな業務も上海については発生していったところでございます。  先ほど申し上げましたとおり、こういった活動をする中で、下のほうの矢印の中ですけれども、反日デモ、尖閣諸島問題による日中間の政治問題の深刻化、あるいは東日本大震災による原発事故の影響で、これが一番実は大きかったんですけれども、通関で、まず、日本産品の審査が非常に厳格化しまして、事実上通関がとまってしまったという事態が発生いたしました。また、小売店舗におきましても、日本産品が一時的に棚から消えるといったような事態が発生したところであります。  この今の状況を受けまして、これからどうしていきましょうかというところも踏まえまして、チェックの欄ですけれども、私どもの県だけではなくて、貿易業者さんでありますとか、団体の方でありますとか、あるいは中国の雑誌の編集の方でありますとか、いろんな方々からインタビューをいたしました結果、課題の抽出がこのチェックの部分でございます。その結果、現地の有力なインポーターと関係の構築ができたけれども、もう少し商品が欲しいよね、あるいは中国市場に適合した商品の仕様への変更とか、商品改善がもうちょっとやったほうがいいんじゃないのかとか、あるいは一部の現地富裕層や著名人の間では認知度が広まってはいるけど、まだ不十分だと、あるいは百貨店やレストランにおけるフェア中心の活動では単発なので、定番化に向けて何かやらないといけないと、こういったことの課題が指摘されたところでございます。  これを受けまして、私どもとしましては、実は今、この五年間の活動の成果ということもあるんですけれども、上のほうに新たな動向ということで五点ほど書かせていただきましたけれども、ビジネスにつながるような動きが出てきております。  一つは、まず一番目ですけど、従来の商圏を超えて販路拡大を進めるインポーターの動向とございます。これはどういうことかといいますと、私ども上海市場に向けて上海の貿易業者の方、非常に信頼関係が築けている業者さんが二社ほどあるんですけれども、この業者さんが非常に逆に鹿児島のものを評価していただいておりまして、上海市場だけじゃなくて、北京とか天津とか、その他中国国内の大手マーケットへの商品の浸透が図られつつというのがこの1)でございます。  次に2)でございますが、これは新聞紙上等でも御案内かもしれませんが、イオンさんでありますとか、ユニーさんでありますとか、日系の大手の小売業態が今、中国に進出をしているところでございます。また、自由貿易特区、上海の外高橋地区でございますけれども、ここでインターネット通販をやると税金が非常に安くなるもんですから、物が安くなるというような動きが出てきております。  また3)は、これは水産の関係でございますけど、マルハニチロさんでありますとか、三菱商事さんでありますとか、本県水産品を取り扱いたいというようなお話も入ってきているところでございます。  また4)ですけれども、これは円安に触れまして、私どもの予算レートの計算でも、昨年は一元十二・五円でございましたが、ことしは十七・五円で計算させていただいております。一・五倍なんです。だから、逆に言いますと、日本の産品が中国市場では去年と比べまして三割引きになっていると、円安の影響で、そういうこともあります。そういうことは一部の富裕層だけじゃなくて、もう少し下のミドルクラスの方々にも手が届きつつある価格帯になってきているというのがこの四番目でございます。  それから五番目、現地インフルエンサーというのは、俳優さんでありますとか、そういう芸能人でありますとか、そういう著名人の方等々をうまく活用できるようなネットワークといいますか、そういったことも構築しつつあるところでございます。  こういった動きがある中で、アクトの部分ですけれども、今申し上げたことの裏返しでありますけれども、この五点を中心に、もう少しきちっと丁寧に上海のマーケット開発を進めていきたいというのが私どもの考えでございまして、一番下のほうにまとめてございますけれども、現段階で性急に第二段階、要はアンテナショップ設置に向けての動きということになります、鹿児島県のですね、に移行しても、中国の税関の問題もありますし、商品がなかなか限られているという問題もございます。また、ロジスティクス、流通の問題もございます。こういうことを考えますと、もう少しあと二、三年は時間をかけて、第二段階への土台固めを行うというのが妥当なのじゃないかということで取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。  引き続き、委員の皆様には御理解と御支援をいただけると大変ありがたいと思っております。  以上でございます。 5 ◯まえの副委員長 次に、平成二十六年度における主な海外経済交流関係事業の概要について、関係課長から説明があります。  まず、産業立地課長の説明を求めます。 6 ◯井多原産業立地課長 お手元に配付しております平成二十六年度における主な海外経済交流関係事業の概要、A4の二枚の資料でございます。こちらをごらんください。  以下、関係各課ともこの資料によりまして、新規事業を中心に御説明をいたします。  まず、産業立地課関係でございますが、資料の一ページをお願いいたします。  上から三番目の、かごしまの食付加価値向上対策事業につきましては、食品関連企業が海外を含めた新たな市場に展開するための新商品開発や展示会出展などの取り組みを支援する経費でございます。  次の安心・安全な食の認証取得促進事業につきましては、海外との取引におきまして要求されることの多いHACCPなどの衛生管理に関する認証取得に向けた取り組みを支援する経費でございます。  一つ飛びまして、企業・留学生ビジネス交流促進事業につきましては、県内企業の国際的なビジネス展開を支援するために、県内の留学生と企業とのビジネス交流会の開催に要する経費でございます。  以上で、産業立地課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 7 ◯まえの副委員長 次に、かごしまPR課長の説明を求めます。 8 ◯前田かごしまPR課長 かごしまPR課関係の新規事業につきまして御説明をいたします。  資料は二ページでございます。  まず、一番上の鹿児島本格焼酎輸出促進事業につきましては、関係機関や酒造メーカーを構成員といたします鹿児島本格焼酎輸出促進プロジェクトチームを設置するとともに、海外市場調査の実施や海外見本市への出展など、鹿児島本格焼酎の輸出拡大に向けた取り組みを支援する経費でございます。  次に、下から四番目でございますけれども、ハラール認証調査・研究事業につきましては、ハラール市場への本県産品の海外輸出等を目指し、ハラール市場やハラール認証の調査に要する経費でございます。  以上で、かごしまPR課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 9 ◯まえの副委員長 次に、観光課長の説明を求めます。 10 ◯倉野観光課長 観光課関係につきまして御説明申し上げます。  同じく二ページでございますが、下から二番目の中国誘客特別事業でございます。  これは中国からの安定的・継続的な誘客を図るため、本県の素材を生かしたテーマ性のある旅行商品の造成や社員旅行、教育旅行などを対象といたしまして海外セールスを行うなど、新規市場開拓に向けた取り組みに要する経費でございます。  以上で、観光課関係の説明を終わります。よろしくお願いします。 11 ◯まえの副委員長 次に、国際交流課長の説明を求めます。 12 ◯島津国際交流課長 国際交流課の新規事業につきまして御説明をいたします。  資料は三ページでございます。  第十九回鹿児島・香港交流会議につきましては、今月三十日に直行便が再開される香港と各般にわたる交流を促進するために、一九八〇年から二年ごとに交互に開催している交流会議に要する経費でございます。  以上で、国際交流課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 13 ◯まえの副委員長 次に、農産園芸課長の説明を求めます。 14 ◯谷口農産園芸課長 農産園芸課関係の新規事業につきまして御説明申し上げます。  下から三番目の、かごしま茶輸出チャレンジ事業につきましては、国内におけるお茶の消費量が減少傾向にある中、海外を視野に入れた市場開拓の重要性を踏まえ、かごしま茶の輸出促進を図るため、輸出相手国の食品安全基準に対応したお茶の試験栽培の実施や生産履歴の確認方法、茶市場における区分流通の方法など、生産から流通に至る体制整備の検討に要する経費でございます。  よろしくお願いいたします。 15 ◯まえの副委員長 説明が終わりましたので、次に質疑を行います。  質疑等ありましたら、お願いをいたします。 16 ◯外薗委員 二十六年度における概要、事業説明をいただきましたので、三ページの港湾空港課の国際物流港湾形成促進事業の志布志港と川内港という利用促進を図るということでございますけど、ポートセールスとかいろいろあるんでしょうけど、どういうような予算なんでしょうかね。 17 ◯立元港湾空港課長 委員の御発言のとおり、二港、志布志港と川内港に対しましての費用でございまして、まず、志布志港につきましては、ポートセールス推進協議会というものが会長は鹿児島県知事、あと行政、経済団体、荷主、港湾利用者等が参加しておりまして、約二百九十万円ほどの予算を組んでおります。  それから、川内港につきましては、かごしま川内貿易振興協会というものがございまして、会長は川内商工会議所の会頭でございます。団体が七十社参加しておりまして、ポートセールスなどの実施をしておりますが、そこに対しまして、県が五十万円ほど負担をしているものでございます。  以上でございます。 18 ◯外薗委員 何回かこの問題について、志布志港のポートセールス、そしてまた川内港についてもということで、五十万円という協会に補助をいただいてありがとうございます。  御案内のとおり、薩摩川内市の川内港については、定期航路がいよいよ上海まで出まして、木材なども取り扱っております。川内港というのは、港の規模は志布志港より小さいんですけれども、非常に地の利がいいということで、上海、そしてまた韓国というようなことで、しかしながら、もう港湾空港課長、御案内のとおり、この間も私、一般質問でもさせていただきましたけれども、どうも国の支援というのがなかなか九州の中でも、八代港、熊本港にどんどんどんどんシフトしていきまして、川内港のあり方というのも非常に厳しいものがあるんじゃないかなと、それとコンテナヤードもいろいろ話がありまして、きょうは港湾空港課長がお見えでございますから、整備もさることながら、やはり利活用について補助を非常にしていただくことによって、少しでも港の有効利用ができるんじゃないかなと思っておりますので、この港湾の協会の補助を、金額はもうこのぐらいなんでしょうけれども、引き続き、県のほうも参加していただいて、ポートセールスに匹敵するようなポートセミナーという形でやっておりますので、ぜひお願いをしたいと思っております。  それと志布志港についても、毎年毎年大きなポートセールスをやっておりますけれども、非常に、もちろん国際物流も大事なんですけど、県内の物販といいますか、農産物を東京市場、大阪市場にさんふらわあが出ておりますので、やはり国内外の船舶会社の補助というのが、海外経済とは若干ちょっと外れてまいりますけれども、やはり、さんふらわあが非常に苦戦しているというようなことで、そしてまた、物流の運送屋のオーナーの方々に聞きますと、非常に、さんふらわあの料金が、またちょっと高くなってきたというようなこともあるわけでございますね。それで、非常に国内もそうだとすると、国外のやはり油とか燃料とかいうのが、飛行機もサーチャージですけれども、そういうようなことで、何かもうちょっと踏み込んで、ポートセールスだけじゃなくて、やはりそういうちょっと支援というのも考えていかなければならないのかなと思うわけですけれども、どうなんでしょうかね。 19 ◯立元港湾空港課長 志布志港・大阪航路のさんふらわあの利用促進活動でございますけれども、ポートセミナーとか、企業立地懇話会等にも参加しておりまして、志布志港のPR等を行っております。それから荷主、運送業への個別訪問、パンフレット等の広報活動、このような活動を現在行っておりまして、あとは志布志港の係船料とかにつきましても減免措置等を行っておるところでございます。  以上です。 20 ◯外薗委員 引き続きまして、かごしまPR課長海外ビジネス支援事業ということで、上海マーケット戦略ロードマップ等々も微に入り細に入り、非常に一生懸命されて、少しずつでございますけれども、我々もこの委員会で上海に行かせていただきまして、上海の繁栄ぶりを目の当たりにしてきたわけでございますけれども、引き続き、何とか一番近い地域にございます上海について、少しでも鹿児島の物販が売れていけばいいなと思うわけでございますけれども、しかしながら、政治的な問題もいろいろありまして、なかなか課長言われるように、もう急激にいくわけにない、二、三年かけてということですけれども、最近、ロシアの方々の観光客がふえてきたということで、実は私どもの三県合同の観光議員連盟、熊本であったときに、大分の方々が、次のターゲットはロシアだ、と言われていたんですね。そうしますと、ロシアの方々は非常に温泉好きで、大分にもよく来られるということで、考えてみますと、ロシアのウラジオストクですかね、近いところにあるんですけれども、鹿児島県のものが今のところ上海とか香港とか、そういうところに出向いていますけれども、ロシアからの引き合いとか、そういうのが鹿児島県のものがロシアに向けてとか、アメリカも最近非常に頑張っているという話を聞きますけれども、ロシアあたりはそういうことは余り聞かないんですかね、どうなんですかね。 21 ◯前田かごしまPR課長 今、ロシアへの鹿児島県産品の輸出の可能性というお尋ねでございますけれども、工業製品ですと、多分、相当行っている部分もあると思います。私どもが支援しております県産品、いわゆる一次産品、一次加工品の分野でいいますと、お魚がブリが一時は大分行っていたみたいですけど、これは流れていると、水産品は流れている。これは御案内のとおり、ウラジオストクというよりもヨーロッパに近いロシアのほうだと、そういうお話をお伺いしたことはございます。 22 ◯外薗委員 とにかく売れるものは世界万国でしょうから、非常に今、日本食ブームということで、この間、ロシアも非常に日本食を食べるということで、日本食ブームだと思っておりますし、これがひとつ事業のビッグチャンスにもつながっていくんじゃないかなと思っております。そのためには今、言うように、大隅加工技術拠点施設あたりもつくりまして、加工する技術、それと物を売る、付加価値を高めて売る、知事が申されている食の供給県として、もちろん国内もそうでしょうけれども、世界に売り込んでいくチャンスだろうと思っておりますので、海外ビジネス支援事業というのがございますので、とりあえずは東南アジアを中心なんでしょうけれども、今、銀行関係でミッションを組んで非常に海外バイヤーとの相対、それからまた、そういう紹介事業等々もあるやに聞いておりますし、そういうことを通じて、ぜひ近いロシアにも目を向けていただきたいなと思っております。  以上でございます。 23 ◯まえの副委員長 ほかにございませんか。 24 ◯西高委員 二ページですね、ハラール認証調査・研究事業については、この前の議会の一般質問でも出ていたんですけれども、この研究事業ということは、やっぱり農産物の中でも特に食肉、それから魚介類、このあたりまで含めての一応調査ということですよね。 25 ◯前田かごしまPR課長 委員御指摘のとおり、一番大きいのが食肉の市場になると思います。そこまで含めての調査をいたしたいと思っております。 26 ◯西高委員 本当、今回、上海、香港、行かせていただきましたけれども、かねて自分たちが行くものと違って非常にいい研修をさせていただいたということと、こちらの本課でも頑張っていただいていますけど、上海、それから香港の各事務所の方々が非常に努力していただいていたということが物すごくいい勉強になりました。  一つ要望という形にはなると思うんですけれども、今言われた研究事業についてもそうですが、マレーシア政府の機関と生産協定を志布志で結んだときに、向こうの高官の方は、例えば海のものでも足のあるエビとかは食べないとか、いろいろ細か過ぎて、もう本当に持ってこないと食えないんじゃないかっていうぐらい、いろいろとありました。だから、そういったことも含めてしっかりと研究事業をして、早いうちに少しでも一歩でも先に、農産物、特に食肉の輸出というのはしていただきたいということと、それから、待望の香港がまた航空路線、定期路線が結べるということになったときに、どうしても生鮮食料品まで含めて定期便で送れるような機材に早く変わることと、それから、その中で生鮮食料品がとにかく香港にまず第一歩を入れていかないと、そこを足がかりにしていろいろと取り組んでいかないと、この前、香港に行ったときも、特にイチゴ関係は福岡のあまおうが中心なんですけど、新たに僕らが白イチゴでどうにかやっていこうかと話をしていたら、一足先に大分がもう契約を組んでいたと、ことしから動き出すということになっていましたので、やはりこの香港線というのは物すごく大きな意味合いがありますので、そこを今で何とか頑張っていただいて生鮮食料品が送れるような機材になって、鹿児島のものを取り組めるということをしていただきたいなと思っています。香港フェアで一発花火で上がっても、なかなかそれはただ日本から来たサツマイモだとか大根だとか、それだけのことであって、やはり定番で載せられるような形、指宿が取り組んでいただいて十トン、青果用カンショも送っていただきましたけど、あれは何とかコンテナ便でもいけるわけですよ。だけど、本当に知事が言われている鹿児島が今、環黄海の経済圏に対しての食の輸出の基地になるんだという考え方を進めていくのには、やはり今、福岡からの生鮮食料品が飛ぶ便にもう完全におくれをとっていますので、ぜひそこを力を入れていただいて、各課が連携をとっていただいて、いろんな情報の共有をしていただいて進めていただくということが、私たち、特に大隅半島の農家にとっても非常に期待しておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。 27 ◯まえの副委員長 ほかにございませんか。 28 ◯柴立委員 交通政策課長にまずお伺いいたしますが、二十六年度の当初予算で、鹿児島空港の国際化促進事業で二億五千七百余万円の予算が計上されておりますが、これは内容を見ますと、航空会社に対する運航支援や誘客対策を行う旅行会社等に対する支援ということがほとんどだろうということだと思うんですけどね。具体的に、例えば本県の県民が、この四つの国際定期路線を利用する場合の対策事業というのはどういうふうに考えておられるんですか。 29 ◯伊勢交通政策課長 お答えいたします。  本県からアウトバウンドの旅客に係る需要対策ということかと存じますが、大きく分けて広報に係る対策、あるいは費用、コストの軽減に係る対策の二種類ございます。広報に係る対策におきましては、アウトバウンド対策事業ということで、県内向けにテレビCM、あるいは新聞広告などを行う旅行会社さんに対する助成制度、こういったものを設けておるところでございます。  また、移動コストの軽減に係る視点からは団体ツアー助成事業ございます。こちらにつきましては、平成二十六年度から制度の拡充を行っておりまして、まず、乗り継ぎ便を利用されるお客様につきまして、直行便で例えば、香港線の場合でありますると、香港に行かれる場合につきましては、六人から九人の団体につきましては一万五千円の助成をお出しすることにしておるんですが、香港で乗り継いで、例えばインドネシア方面でありますとか、バンコク方面に行かれる場合におきましては、その倍の額を助成をするということといたしまして、直行需要とともに、現在直行便がないがゆえに福岡空港でありますとか、東京方面の空港に流れていっている国際旅客を少しでも鹿児島空港を発着する国際線に取り込んでこようというような取り組みを新たに行うところとしておるところでございます。  このほか、海外ビジネスツアーに対する助成制度がございまして、こちらにつきましても、二十六年度より乗り継ぎ便を利用する場合の助成の増額というような措置を講ずるとともに、これまでは新規のビジネス展開をする場合に限るですとか、そういった要件に縛りをかけておりましたり、あるいは申請回数についても一社一年当たりの上限をかけておりましたが、やはりビジネス市場というのは、もう何度も反復継続的に行かれる方が多いということと、やはりお客様の単価が高いということで、こういったものをやはりしっかり取り込んでくる必要がございますので、そういった新規目的に係る要件でありますとか、申請回数に関する上限ですとか、そういった制限も今回撤廃することとしたところでございます。 30 ◯柴立委員 それはよくわかりました。それで、路線維持をせっかくまた香港線ができて、今、西高委員もおっしゃったように、これは物流の面からも大きな期待が持てると、我々も本当にこの目で見まして、そういう必要性を感じたので、大変ありがたいなと思っておりますけど、せっかくできた路線が、まただめだったということがないように頑張らんといかんわけですけど、二十六年度は具体的に公務員の方々をそういうような派遣で少しは考えておられるということはあるんですか。例えば上海線みたいな事業を行いましたよね、二十五年度。二十六年度はそういった意味での公務員を研修で派遣するというようなことについては考えておられないんですか。 31 ◯まえの副委員長 暫時休憩します。         午前十時三十六分休憩      ────────────────         午前十時三十六分再開 32 ◯まえの副委員長 再開します。 33 ◯柴立委員 わかりました。ちょっと所管が違うということで、その点はわかりました。  そこで次に、かごしま材の輸出促進対策事業で、きょうは大重課長、来られておりますが、大重課長は昨年はこの木材の分では研修に行かれておられますよね。実は今回我々が行ったときには、この木材関係についてはちょっと勉強する機会がなかったんですけど、実質的に、例えば志布志港あたりから県産材が今、中国へ輸出されておりますが、自分の目で上海付近のこういった企業を拝見されて、本県の木材の可能性というのは今後どうなのか。その辺はどういうふうに考えておられますか。 34 ◯大重かごしま材振興課長 昨年、上海のほうに行かせていただきまして、中国の木材事業者、そういったところを拝見してまいりました。かごしま材を扱っておられる事業所にも参りました。私がそこで感じましたのは、一つは中国の経済発展、これに伴いまして、公共事業あるいはマンション、そういった建設がすさまじい勢いで進んでおります。ですから、木材の需要というのはさらにあるんじゃなかろうかとそういう感じを持ちました。  それからあと、県産材を扱っておられる業者さんも何件か訪問をいたしました。そこでかごしま材の評価等もいろいろお聞きをしました。利用するに当たって全く問題はないと、これからもっと量をふやしたいと、そういった意見もございました。  それから、現在は主として土木用の低質材を輸出をいたしております。これから本県が進めていかなければならないのは、恐らく皆伐もふえてまいりますので、大きな木材、それから、いい木材、優良材と言っておりますが、そういったものまでこれから分野を広げていかないといけないと思っておりますけれども、そういった中で、中国におきましても、最近では家具材、内装材、そういった分野で木材の利用が広がりつつございます。ですから、今後、鹿児島の木材もそういった分野でも新たな可能性があるんじゃないのかなというような感じを持った次第でございます。(「わかりました。結構です」という者あり) 35 ◯まえの副委員長 ほかにございませんか。 36 ◯堀之内委員 現在の鹿児島県への観光客の入り込みの各国の状況はどんな状況なんですか。 37 ◯倉野観光課長 統計の仕方にはいろいろございますが、主に我々が分析に使っておりますのが、観光庁が全国の状況、各県の状況も調べております。それがつい先日、これは暦年です。二十五年の数字を暫定値として出しました。暫定値といいますのは、三カ月ごとに国のほうは報告しておりまして、それを積み上げた形で暫定値ということで出しております。ただ、対前年比とか比較することが必要でございまして、確定値というのは詳細調査を行いまして、九月ごろ出ますけど、その暫定値ということで申し上げます。  各国別、シェア的に多いのは台湾でございますが、台湾で対前年比一六四・九%、ですから六四・九%の増、それから例えば、主な国を申し上げますと、韓国が少し落ちております。対前年比九九・六%、中国は一一〇・〇%、香港が一一五・八%などでございます。そのほか、東南アジアからの数字が目立っておりまして、例えば、タイ二一五・三%、あるいはシンガポール一四七・四%など、二十数カ国数字がございますけど、主なところはそういうことでございます。 38 ◯堀之内委員 その中で、この中国の誘客の特別事業がことし組まれておられますけれども、この政治的な部分を踏まえて、この事業が果たすべき役割というのはちょっと表現は悪いかもわからんですけれども、そういう部分では中国、香港と一〇%程伸びがありますけれども、今後の見通しというんですか、この事業に効果というんですか、どのようにお考えであられるのか、ちょっとその辺のところを教えて下さい。 39 ◯倉野観光課長 中国につきましては、実は先ほど申しましたとおり、ぎりぎり二桁近くの伸びになっておりますが、これは二十五年で申しますと、夏場以降、プラスに転じたような形、プラス・マイナスでこぼこはございますけれども、それ以前はやはり国と国の関係、あるいはPM二・五、あるいはこちらの日本側の原発の状況とかで、なかなか伸びませんでしたけれども、この数カ月は本県への入り込みもプラスになってきているような状況でございまして、まだまだ圧倒的にどんどん呼び込めるという状態は、もう少し粘り強くやっていかないといけないのかもしれませんけれども、ただ、我々もYOKOSO!KAGOSHIMA対策事業というのをもともとやっております。これはもう中国に限りません。韓国、台湾、香港、東南アジア、全てやっておりますが、これに加えまして、中国の場合は今後見込まれる誘客のパイとしては、圧倒的に他国に比べて数字が大きゅうございます。今の状況でなかなか上がらないところを、本県としましてはこういう中国特別対策を組みまして、粘り強く今後、恐らく爆発的に入ってくるときも来るだろうということでやっております。  先ほど申しましたYOKOSO!KAGOSHIMA対策事業というのは、大きく申しますと、現地のほうに出向きまして鹿児島を売り込んでくる現地でのセールス、あるいは逆に、向こうのメディアとか旅行エージェントの方々を鹿児島に来ていただいて、実際、体験していただいて、お国に帰って商品化につなげていただくというような、大きく言いますと、二本柱がございます。そういうことの繰り返しではございますが、来年度のYOKOSO!KAGOSHIMA事業でも中国対策というのはもちろん行います。ただ、今まで我々が行ってきましたセールスとか、旅行会社の方は来ていただいて御意見をいただきますと、先ほど申しましたとおり富裕層がどんどんどんど膨らんできているということと、旅行客のニーズというのがだんだんキャッチできてまいりました。ほかの国とちょっと違いますのは、日系企業が大変多うございます。ほかの国も多いですけれども、数も多いし、例えばそういう方々の日系企業、あるいは現地の企業も含めて社員旅行、インセンティブ旅行というようなふうに言っています。慰安旅行とか、そういうお客様方を、ほかの県ではなくて、ほかの県の本社がある日系企業でも鹿児島のほうの温泉、自然、いかがでしょうかというようなターゲットが狙えるんじゃないかという情報をつかんでおります。  それと、今ちょっと滞っておりますけれども、教育旅行については児童数も相当多いということはわかっておりますので、そういう教育旅行を国内に向けても大変頑張っているつもりでございますけれども、中国のほうはまた数が多うございますので、そういう教育旅行が今後また狙い目ではないかという情報もつかんでおります。その意味で分野的にはそういうこと、それから富裕層という意味でいいますと、うちの県のネックが、例えば鹿児島中央駅、鹿児島空港にお越しになられて、あと、例えば大隅、屋久島、奄美大島の大変関心の高い旅行地があるんですけれども、なかなか費用の関係でお越しになられない。ただ、屋久島なり、今後、世界自然遺産が見込まれます奄美なりの自然についてはかなり関心を持たれております。行けるんだったら行ってみたいと、そこをもう一押しすることで、そういう富裕層にアタックできるんじゃないかというようなことで、今まで積み上げてきた実績と人脈等、つかんだニーズが具現化できるんじゃないかということで、こういうまだまだ厳しい状況は続くと思うんです。入り込みの数字が急に上がるということはないんだと思いますけれども、本県としましては今の時期に粘り強く中国対策も行っていきたいということで特別に事業を組みました。  以上でございます。 40 ◯堀之内委員 わかりました。  それから、ちょっと、ことしになってからの国際線の搭乗率はどんな状況ですか。 41 ◯伊勢交通政策課長 お答えいたします。
     まず、上海線でございますけれども、二十六年一月が五五・一%でございます。また、二月につきましては六七%となっておるところでございます。ソウル線でございますが、二十六年一月が五七・二%でございまして、二十六年二月が六七・八%となっております。最後、台北線でございますが、二十六年一月が五三・五%、二十六年二月におきましては七三・二%、こういう状況になっております。 42 ◯堀之内委員 香港線のこの後の連休、六月、七月にかけての予約見込みはどんな状況ですか。 43 ◯伊勢交通政策課長 香港航空サイドからお伺いしているところによりますと、現在のところ、おおむね見込みといたしましては、百席程度についてはある程度の需要が確保できるという見込みが立っておるとお聞きしております。 44 ◯堀之内委員 もう一点お聞きさせていただきたいと思います。  かごしまPR課長が先ほど説明されました本県の水産品の取り扱い、マルハニチロ、それから三菱商事の日系の大手資本による本県の状況をもう少し詳しく、今どんな状況にあられるのか教えていただけますか。 45 ◯前田かごしまPR課長 本県水産品の取り扱いについてということでございました。  御案内のとおり、実は生鮮の水産品につきましては、現状では長崎ルートで中国に入っているというのが多分唯一の例ではないかなと思います。私どもの取材によりますと、例えばマルハニチロさんですと、鹿児島にクロマグロでありますとか、ブリ、カンパチ、そういった養殖業をお持ちでございます。三菱商事さんにつきましては、現地の中国側の水産会社と合弁の会社をつくりまして、そこを介して水産物を入れていきたいというような動きがあるというふうに聞いております。まだ具体的に始まる段階ではないかと思いますが、検討には入っているというふうに聞いております。 46 ◯堀之内委員 品質保持期限の百八十日というのがどうしてもネックになるわけでございますけれども、今後の中国市場のいわゆる見込みというんですか、開放というか、生鮮食料品を入れられるような、そういう見通しとか、そういうのはどのようにお考えですか。 47 ◯前田かごしまPR課長 水産物につきましては、制度上は制約は全然ない状況でございます。入れられる状況なんですね。今、非常に制限が実質かかっているのがまさに通関の問題、それから輸送の方法の問題ですね。それで不測の日数がかかってしまうと、その分が全てロスになってしまいますので、それをどうするかというところでなかなか進まないということでございます。ここに書かせていただいたのは、いわゆる大手資本による取り組みになる関係上、そういったリスクヘッジの部分含めてきちっといわゆるビジネス化、プロジェクト化していかれる部分を非常に私どもとしては期待していると、そういうことでございます。 48 ◯堀之内委員 以前ちょっとテレビで富裕層がインターネットで、青森のリンゴとか、そういうのを個人的に仕入れられるというような、今、宅配便が中国でもかなり発達しているというような部分があって、そういう部分での戦略的な部分は本県は考えられないのか。その辺の将来の展望として、そういうのはお考えになられていないのか、ちょっとそこを。 49 ◯前田かごしまPR課長 今インターネットのお尋ねがございました。インターネット通販になりますと、個人輸入になる関係上、税金の額が一般的にちょっとお安くなるということを聞いております。なので、普通に購入するよりもインターネット通販のほうが安く海外のものは手に入るという、まず事実がございます。私どものところには、それを単なるネット通販ではなくて、一回今度、上海が今取り組んでいます自由貿易特区の中に、いわゆる保税区の中に荷物をストックしまして、それを通販で売れないかという相談とかは来ております。この後、どういった展開になるかというのはあるとは思うんですけれども、もしそういったことがうまく円滑に進むようであれば、私どもとしても積極的に支援をしていきたいというふうに考えております。 50 ◯まえの副委員長 ほかに。 51 ◯遠嶋委員 一つだけ参考までに教えてください。この観光課のところの国際クルーズ船誘致促進事業ですけど、一千五百万円ほど予算を組んでいますが、この前、クイーン・エリザベスが寄港しましたよね。あれが経済効果がどれぐらいあるものなのか、ちょっとわかれば教えていただきたいと思うんですけど。 52 ◯森 観光地整備対策監 クルーズ船の寄港による経済効果ということでお尋ねをいただきました。  直接、今回のクイーン・エリザベスの寄港によりまして幾らというのはちょっと難しいところでございますけれども、長崎港あたりが調査をしているデータによりますと、中国のお客様が乗ってこられる船、これはオプショナルツアーですとか、そういったのを除きまして、おりてから買い物をされたり食べ物を食べたりされる、そういうのの消費額、おおむね四万円程度、一回、乗客一人当たり使うというような調査の結果が出ております。  一方、欧米人のお客様が中心になっている、今回はクイーン・エリザベスはオーストラリアの方が多かったわけですけれども、欧米人の場合は一人当たり約一万円弱使うということになっております。旅の仕方といいましょうか、そのあたりに違いがあるわけでございますけれども、一般論としましてはそういうような結果が出ているというところでございます。 53 ◯遠嶋委員 わかりました。一千五百万円、今、欧米の場合は一人一万円ということでしたから、たしかクイーン・エリザベスは乗船客が三千人ぐらいでしたか。あとは寄港をする船をどう確保するかということだろうと思いますけど、ぜひ頑張ってください。ありがとうございました。 54 ◯まえの副委員長 ほかに。 55 ◯西高委員 貿易促進事業の県内企業の海外事業展開の支援という中で、海外に一応企業が進出していこうというときの話というのは、その国のやっぱりジェトロを中心にやられているんですか。頼っていかれるのは。 56 ◯前田かごしまPR課長 まさに委員御指摘のとおり、私どもは各国にあるジェトロさんと緊密な連携をとってやっていくということになっております。 57 ◯西高委員 前々から企業が進出するときの話で、ベトナムもそうだったんですけど、ジェトロで行かれて、あれは鹿児島の企業だったかな、非常に問題解決が大変だったと、行ってみてから非常に大変だったということで、台湾なんかはもう完全に国で企業を団地化して動いていると、ところが、日本はまだそれがなくて個人でまだ行っているわけですよ。ところが、もう問題解決ができなくて、いらっしゃい、いらっしゃいで行ってみたら大変だったと、その中で大阪商工会が来てくれていて、その大阪商工会がいろんな問題解決をしながら企業を誘致するのに非常に早かったということで、やはりその国々によって、当然PR課長も向こうにいらっしゃったわけですから、大体わかると思うんですけど、そこにわざわざ日本からそういったところがお手伝いに来ているところもあるわけですので、そういったところまで含めた情報収集をした中で鹿児島県内からの企業は進出していただこうという形が大事なんじゃないかなと思うんですよ。これは前々からそういった話は僕らがインドネシア事業をやっているときから聞いていた話で、やはりそこにいらっしゃる、わざわざ大阪商工会はそうやって、日本から来る企業に対して御相談をいただいた分については、もうあらゆる小さい面まで含めて問題点まで含めて、説明をしてあげて、今それで進出してきていますよという話までお聞きしたもんですから、そういったところがある国については、しっかりとそういった情報まで収集していただいて鹿児島からの企業を誘致していくと、鹿児島のポンプの企業さん、名前はちょっと考えつかないんですけど、そこが今ベトナムは行っていらっしゃって、そういう話をお聞きしましたので、鹿児島から企業がそういう形で行く場合には、そういったところまで含めた、先ほど言ったように情報収集してやるということが大事じゃないかなと思うんですけど、そういう話はお聞きしていませんか。 58 ◯前田かごしまPR課長 今、委員御指摘のお話は、多分ベトナムのホーチミンに営業所を持っていらっしゃるポンプのメンテの関係の会社の方だと思います。非常にベトナムで成功していらっしゃいまして、私もお会いしてお話しさせていただいたんですけれども、いい顔でお仕事されていらっしゃった企業さんでございました。今御指摘の話なんですけど、例えば今、ホーチミンでありますと、ジェトロの所長さんが鹿児島の御出身の方でございます。そうすると、非常にいろんな情報が今、ホーチミンの情報は入ってくる状況にございます。あと私どもの県の駐在がいる上海でありますとか、あるいは香港ですとか、あと外国で出しているところはソウル、シンガポールございます。こういったところにつきましては、今御指摘のとおり、ジェトロさん以外のいろんな動きにつきましても把握ができまして、そういった情報を企業さんのほうにお返しすることができる状況にございます。そういったネットワークも含めた情報収集ということでございますので、引き続き、それは努力してまいりたいと思っています。 59 ◯西高委員 もう言わんでもわかっちょったような話だったからよかったですけど、ジェトロ中心だけじゃなくて、そういった問題点もあるということをわかっていらっしゃれば、非常に企業も安心して行けるかなと思いますので、そういうネットワークをちゃんとつないだ中でお願いをいたします。 60 ◯まえの副委員長 ほかに。 61 ◯成尾委員 この間、いわゆる企業の方々がどういうフェアがあるかとかいうのを一覧にしてもらいましたよね。ああいうのが大変やっぱり役立つと思うので、二十六年度においてもまとめて、開催の状況を早目に提供してもらうと、本県の各企業、いろんなところでやろうとする、今おっしゃったような部分でやろうとするところの意見交換にもなるんだと思いますので、そこはぜひ早目に出していただくようにお願いをしておきますので、よろしくお願いします。 62 ◯まえの副委員長 ほかに。 63 ◯柴立委員 一点は交通政策課長にお伺いします。各鹿児島の発着の国際路線の一月、二月の搭乗率をお聞きしました。香港線は百席程度はもう確保してあるということですが、この香港線の飛行機というのは座席は幾らあるんですか。 64 ◯伊勢交通政策課長 機材はエアバスのA三二〇、座席数につきましては百七十四人乗りとお聞きしております。 65 ◯柴立委員 ということは、しばらくは五〇%以上はもう確保しているということだと思いますが、上海、ソウル、台北についても三月以降、大体国際路線というのはある程度予約状況で搭乗率というのが半年ぐらいはわかるんじゃないかなと、予測が立つんじゃないかなと思いますが、香港路線も含めてその辺はどういうふうに考えておられますか。 66 ◯伊勢交通政策課長 香港線は先ほど申し上げたとおりでございます。特にソウル線、台北線につきましては、例年と比べて落ち込みがですとか、あるいは大きくふえたですとか、特にそのような状況を変動としてはお伺いをしている状況ではございません。上海線につきましては、やはり依然としてPM二・五の問題等とある中で予断を許さない状況ではございますが、昨年の大まかな予約状況を中国東方航空さんにお聞きしましたところ、昨年の鳥インフルエンザ発生前の予約状況くらいには戻っているというような状況をお聞きしておるところでございます。 67 ◯柴立委員 はい、わかりました。我々もさっき木材の質問をしましたけど、十一月ぐらいには団体でまた上海に行こうかなと計画もしております。  それで最後になりますが、上海マーケット開発推進事業アンテナショップを開くには、あと二、三年様子を見らんといかんかなという話でしたよね。現在、本年度県産品のPRコーナーを物産展等でしたいということですが、二十六年度は大体これを何回ぐらい考えておられるんですか。 68 ◯前田かごしまPR課長 物産展等でございます。基本的には今年度と同程度の回数、(「何回ぐらいですか」という者あり)資料の二ページになりますけれども、物産展ということでいきますと五、六回程度の開催が見込まれるというふうに思います。  あと、ちょっと今、具体的に用意しておりますのが、ユニーさんといいまして、名古屋を中心にしている大手の量販店がございます。ここのお店が九月めどで上海にオープンということをお聞きしておりますので、ここでのちょっとした鹿児島フェアはぜひ検討したいということで内々に動きがあるところでございます。 69 ◯柴立委員 二カ月に一遍程度ということでありますが、回数をふやせばふやすほど鹿児島との交流も盛んになるでしょうから、その辺も含めて、ぜひ今後ともこういうような回数の増大に向けても取り組んでいただければ、また、路線の搭乗率の向上にも直結すると思いますので、ぜひ御努力をよろしくお願いしておきます。  以上です。 70 ◯まえの副委員長 ほかにございませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] 71 ◯まえの副委員長 ほかに質問がありませんので、この件につきましては終了をいたします。  次に、柴立委員から海外経済交流の促進に関する提言につきまして発言を求められておりますので、これを許可いたします。 72 ◯柴立委員 それでは、私のほうから御提案申し上げたいと思います。  私どもの海外経済交流促進等特別委員会は、御承知のとおり、成長するアジアとの経済交流等をさらに進めるために、本県としても戦略的な取り組みが求められていることから、県産品の販路拡大、企業の海外展開、観光・国際交流の促進等を図るため、平成二十五年第一回定例会において設置されました。  平成二十五年度は、主に産業経済交流に関する調査を行ったところでありまして、六月議会では、アジア地域との交流に関する事項、九月に農林水産物等の輸出拡大等に関する事項、十二月に県内企業の海外展開に関する事項ということで、定例会ごとにおのおのテーマを設定し、それぞれ活発な議論を行ってまいりました。  また、十月九日から十三日には上海、香港を訪問し、現地の経済概況や日本の食材や県産品の流通状況等についての調査を行ったところであります。  海外調査では、お手元の海外交流の促進に関する提言(案)の次に上海、香港における調査概要、上海のジェトロ事務所とか、県の事務所とか、広告の会社とか、いわゆるインポーターの会社等を訪問をさせていただきまして、現地でいろんな勉強をさせていただきました。  私、個人的には非常に驚いたのは、香港の人たちは余りアルコールを飲まないということを聞いてびっくりいたしまして、香港には特に焼酎の売り込みというのはなかなか難しいのかなと率直に思ったところでありますが、いずれにいたしましても、百聞は一見にしかず、参加された委員の方々もそれぞれ非常に勉強をさせていただいたということではないかなと思います。  特に、先ほど外薗委員もおっしゃいましたが、私も五年ぶりの上海でありましたけど、五年前は自転車に乗っている人がほとんどだったんですけど、今度はほとんどの人がもう車に乗っていて、その成長ぶりにはびっくりしまして、大変な成長だなとそういうふうに思った次第でありました。  この一年間の調査に当たりましては、執行部の皆様にも大変御協力をいただきまして、ありがとうございました。  そこで、お手元にこの一年間の議論や調査を踏まえ、課題等を整理いたしました海外経済交流の促進に関する提言(案)をお配りしてありますので、どうぞよろしくお願いを申し上げたいと思います。  これは第四回定例会の終了後、私を含む各会派代表者五名、まえの副委員長、成尾委員、柚木委員、西高委員、そして私で、一月から二月にかけて検討を重ねまして、要望事項等について取りまとめを行ったものであります。  提言内容につきまして説明をさせていただきます。  お手元の資料にございますので、読まさせていただきます。  提言の背景でありますが、本県の景気は依然厳しい状況が続いており、県内経済の活性化が喫緊の課題となっている。県内経済の活性化のためには、海外との経済交流等を一層促進することが重要である。  現在、グローバル化が進展する中で、本県はソウル、上海、台北と国際定期航空路線で結ばれ、本年三月三十日からは香港線が再開設されるなど、人・物・情報の交流が盛んになってきている。  このようにアジアの玄関口としての本県の地理的優位性を生かし、中国を中心とした成長するアジア諸国との経済交流等の拡大を図ることが、県産品の販路拡大や観光振興等に大きく寄与し、県内経済の活性化に結びつくため戦略的な取り組みが求められている。そのためにも航路や航空路の維持・拡充を図ることが重要である。  このような中、県議会においては、平成二十五年三月定例会において海外経済交流促進等特別委員会を新たに設置し、アジア諸国との交流、県産品の販路拡大、企業の海外展開等に関し調査するとともに、昨年十月には、上海・香港において経済交流等に関する現地調査を行った。  アジア諸国の中でも、特に経済成長が著しい中国のGDPは、二〇一〇年に日本を追い越して世界第二位の経済大国となり、二〇二五年ごろには米国を抜き、世界最大の経済大国となる見通しである。  現在、消費市場として最も注目を集めている成長する中国経済の波及効果を本県にもたらし、本県の発展可能性を大いに高める取り組みが重要である。  以上の観点から、次のとおり提言する。  一、アジア諸国との交流促進。  アジア諸国との経済交流等を一層促進させるため、航路や航空路の維持・拡充に取り組むこと。  また、国際定期航空路線の搭乗率向上を図るため、自治体、関係団体、企業等との連携強化に取り組むこと。  さらに、志布志港、川内港を利用した国際物流を促進させるため、必要な港湾整備や貨物の集積及び海上コンテナ航路等の誘致の推進に取り組むこと。  二、県産品の輸出拡大。  農林水産物及びその加工食品を含む県産品の輸出拡大を図るため、海外事務所やジェトロ等、関係機関・団体と連携の上、輸出相手国の検疫条件等を把握するとともに、輸出相手国の消費者の選好や安心・安全を求める傾向などの消費者ニーズに対応した販路拡大や商品の定番化に向けた支援に取り組むこと。  また、海外での人的ネットワークを生かして、県産品の販路拡大等に取り組むこと。  三、企業の海外展開。  中国を中心としたアジア諸国では、今後とも人口増加や経済力の向上による市場の拡大が期待されることから、新たなマーケットとして輸出あるいは進出を目指す企業に対し、必要な情報提供を行うなど、貿易支援機関等と連携を図り、企業ニーズに対応した相談窓口の充実や支援に取り組むこと。  以上でございます。  この一年間の議論や調査を踏まえた提言を執行部に対して行うことについて御提案を申し上げたいと思います。  また、提言の案についてはお配りしている、今読み上げた内容でよいか御確認をぜひ委員長にお願いいたしたいと思います。  以上でございます。 73 ◯まえの副委員長 ここで、暫時休憩いたします。         午前十一時十二分休憩      ────────────────         午前十一時十三分再開 74 ◯まえの副委員長 再開をいたします。  ただいま柴立委員から、海外経済交流の促進に関する提言を執行部に対して行いたいとの提案がありましたが、御異議ございませんか。    [「異議なし」という者あり] 75 ◯まえの副委員長 全員の賛同が得られましたので、委員会として、海外経済交流の促進に関する提言を行うことに決定をいたしました。  なお、提言の文案等につきましては、配付いたしましたとおりとし、字句の修正等については、当席に御一任をいただきたいと存じますが、御異議ございませんか。    [「異議なし」という者あり] 76 ◯まえの副委員長 御異議ありませんので、そのように決定をいたします。  その他の件で何かございませんか。    [「なし」という者あり] 77 ◯まえの副委員長 ここでお諮りをいたします。  本会議における中間報告には一年間の議論の中で各委員から出された意見、要望等を盛り込みたいと思います。  中間報告の文案は当席に御一任いただきたいと思いますが、御異議ございませんか。    [「異議なし」という者あり] 78 ◯まえの副委員長 それでは、今後の委員会の審査スケジュール等ですが、次回委員会については、次回定例会で開催することを基本といたします。  なお、執行部等への資料要求等については、当席に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。    [「異議なし」という者あり] 79 ◯まえの副委員長 御異議ありませんので、そのように進めてまいります。  ほかにございませんか。    [「なし」という者あり] 80 ◯まえの副委員長 それでは、本日で、執行部の皆さんとこのメンバーによります海外経済交流促進等特別委員会は最後となりますので、私のほうから一言御挨拶を申し上げます。  それでは、本日で現在のメンバーによります海外経済交流促進等特別委員会は最後となります。  委員長が不在でありますので、私のほうから一言御挨拶を申し上げます。  当委員会は、皆様御案内のとおり、平成二十五年三月定例会において設置をさせていただきました。  本年度は一年間にわたりまして、各定例会ごとにそれぞれのテーマを設定をして、主に産業経済交流に関する調査を実施をしてまいりました。
     また、十月には、上海、香港において現地の経済の概況や日本の農林水産物や県産品の流通状況等について幅広く調査をさせていただきました。  この一年間の調査を踏まえて提言の内容を整理をいたしましたが、執行部の皆様からも先ほど御説明いただいたように、二十六年度において海外経済交流に関する新たな事業をそれぞれ予定をしておられるほか、三月三十日には鹿児島から香港への直行の定期便が五年ぶりに再開をするという明るいニュースもあるなど、これまでの皆様の御努力が既に形としてあらわれてきているところでございます。  今後も、海外経済交流が一層促進されるよう皆様方にお願いをするとともに、私ども県議会といたしましても、引き続き努力を重ねてまいりたいと考えております。  この一年間、委員会の運営に御協力いただくとともに、当局の皆さんにおかれましては、さまざまな資料の提供や御丁寧な答弁に努められましたほか、海外調査の折には現地の県事務所の皆様にも意見交換させていただきました。御対応いただきましたこと、ありがとうございました。  来年度は主に人的経済交流に関する件について調査をさせていただく予定でありますが、この一年間の審議を通じてお世話になりましたことを心から感謝を申し上げて、挨拶にかえさせていただきます。  ありがとうございました。(拍手)  それでは、これをもちまして、海外経済交流促進等特別委員会を閉会いたします。  御苦労さまでございました。         午前十一時十八分閉会 鹿児島県議会 ↑ ページの先頭へ...