鹿児島県議会 2014-03-13
2014-03-13 平成26年文教警察委員会 本文
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 七、審査経過
………………………………
午前九時五十八分開会
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◯き
久委員長 定足数に達しておりますので、ただいまから
文教警察委員会を開会いたします。
当委員会に付託されました審査案件は、議案第四六号鹿児島県
手数料徴収条例の一部を改正する
条例制定の件など議案八件、請願一件及び陳情三件であります。
また、配付いたしております依頼書の写しのとおり、
予算特別委員会から議長を通じて
調査依頼のありました議案は、議案第三一号平成二十六年度鹿児島県
一般会計予算の一件であります。
これらに関する審査及び調査を行います。
ここで、審査日程など協議のため暫時休憩いたします。
午前九時五十八分休憩
────────────────
午前十時 一分再開
2 ◯き
久委員長 再開いたします。
審査日程につきましては、お手元に配付しております
審査日程案のとおりとし、また
特定調査事項につきましても
審査日程案に記載のとおり、
教育委員会関係で、
いじめ防止対策推進法への対応について(
県いじめ防止基本方針について)ということで進めてまいりたいと思いますが、御異議ありませんか。
[「異議なし」という者あり]
3 ◯き
久委員長 御異議ありませんので、そのように進めることに決定いたしました。
それでは、ただいまから
警察本部関係の審査等を行います。
初めに、当委員会へ付託されました議案第四六号など議案三件と
予算特別委員会から
調査依頼のありました議案第三一号平成二十六年度鹿児島県
一般会計予算のうち、
警察本部関係を一括審議といたします。
まず、
警察本部長に
総括説明を求めます。
4
◯池田警察本部長 それでは、昨年の県内の
犯罪情勢や今議会に提案をしております当初予算案並びに予算以外の議案等につきまして御説明を申し上げます。
施行日は、平成二十六年四月一日としております。よろしくお願いいたします。
13 ◯き
久委員長 以上で説明が終わりましたので、付託議案及び
調査依頼のありました議案についての質疑をお願いいたします。
なお、質疑に当たりましては、関係調書のページ及び
事業名等もあわせて申し出てください。お願いいたします。
14
◯永田委員 警務課長さんにお尋ねしたいんですが、四ページです。
議案第六七号について御説明いただいたんですけれども、説明の内容がよくわからないものですから、具体的に説明していただけたらと思うんですが、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための
関係法律の整備ということになっておりますが、もう少し具体的に教えていただけませんか。
15
◯今村警務課長 これにつきましては、平成二十二年六月の地域主権改革の経緯というところで、地域主権戦略大綱ということが国で閣議決定されました。それに基づきまして、平成二十三年五月二日に公布されました地域主権改革関連三法案で、一つが、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための
関係法律の整備に関する法律、これを第一次一括法と省略して言っております。それと二つ目の法律としまして、国と地方の協議の場に関する法律、それと地方自治法の一部を改正する法律という地域主権改革三法案というものになります。それに基づきまして、この一次一括法といいますのが、今ただいま申し上げております
関係法律の整備に関する法律でございまして、一次一括法では、四十一法律につきまして
地方公共団体の自治事務につきまして、国が法令等で縛っている義務づけ・枠づけというものを地方に移譲しようという趣旨でございます。
その中で、今度は第二次一括法が二十三年八月三十日に公布になりまして、今回の分は三次一括法の関係でございまして、これが七十四法律ございます。その中に、刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律の改正というのがうたわれました。この中で、今まで
留置施設視察委員会の定数と任期、これにつきましては、この法律の中に入っておったんですけれども、地域主権という観点から、これを条例で定めなさいということになったものですから、今回、条例改正を上程しているということでございます。
16
◯永田委員 そうしますと、この
留置施設視察委員会の委員の任期、これは地方でそれぞれ定めなさいよということになるわけなんですか。
17
◯今村警務課長 そのとおりでございます。その前提に、
国家公安委員会規則で、定数については全国的には十人以内にしなさい。それと任期については一年にしなさいということが制定されましたので、それを受けて、条例ではそれの基本を参酌しなさいということでありまして、これを必ずしも守らなくてもいいんですが、それを参考にして地域の実情に応じて定めなさいということになりましたので、うちとしては、今までも一年としておりましたので任期を一年、それと定数については五人ということにさせていただけないでしょうかという改正案でございます。
18
◯永田委員 任期は一年ということで従来と変わりませんが、委員の定数を五名というのは、従来は何人だったんですか。
19
◯今村警務課長 定数については五名でございました。同じということで改正を出させていただいております。
20
◯永田委員 定数、任期ともに変わらないけれども、これを条例で改めて制定しましたということなんですね。はい、いいです。
21 ◯き
久委員長 ほかにございませんか。
22 ◯青木委員 議案第六七号に関連してですけれども、
留置施設視察委員会というのはどんな仕事をするんですか。
23
◯今村警務課長 平成十九年の六月に刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律というのが制定されました。その中の同第二十条に、
警察本部に
留置施設視察委員会を置くという条文が付記されました。設置の趣旨は、留置施設の運営に関する透明化、それと被留置者の適正な処遇確保、それと委員会の意見による留置施設運営の改善向上、これが設置趣旨でございます。あわせまして、業務につきましては、例えば今五名の視察委員の方がいらっしゃいますけれども、年間の活動計画の策定とか、あるいは各留置施設の運営状況を把握するのに必要な情報を受けること、それと各留置施設、県下各警察署に留置施設がございますけれども、それを年間を通じて視察していただくと、中には、留置されている人たちと面会をいたしまして、その方たちから意見を聞いて、要するに処遇の改善をいろいろ検討していくというような業務内容でございます。
24 ◯青木委員 この委員会は年に何回ぐらい開かれるんですか。
25
◯今村警務課長 会議自体は三回していただいておりますけれども、あと視察等を含めますと、まだ数回ございます。
26 ◯青木委員 次に、議案第四六号ですけれども、この駐車監視員資格者というのは、今県内にどのぐらいおられて、具体的にはどんな活動場所でどういう活動をしているのか教えてください。
27
◯森山交通指導課長 この資格者講習は平成十七年から行っております。受講した人は三百六十八名おりまして、そのうち合格した方、これについては二百九十八名になります。これに講習で終了して合格いたしますと、駐車監視員の資格者証というのを申請すれば交付されます。この資格者証がないと放置違反の車両について貼りつけへの行為というのができませんので、この資格者証を持ってすることになります。ですから、今、警備会社等に就職されている方が非常に多い現状であります。
28 ◯青木委員 はい、わかりました。
次に、予算についてお聞きをします。
一般警察活動費及び
刑事警察費、
交通指導取締費の中にもあるのかもしれませんが、
警察活動は一般の市民の協力というものが非常に大事だというふうに思います。実際に情報提供をしたり捜査に協力をしたりしている、そして実績があるということもお聞きをしておりますけれども、報償費というのは予算のどこでみていますか。
29 ◯川
嵜会計課長 一般警察活動費の
一般警察活動費であります。報償費ということで予算確保しております。
30 ◯青木委員 過去の実績というか、直近の実績、
警察活動に協力して報償費を払った実績というのから大体新年度予算も組んでいると思うんですが、実績及びその報償費の見込みというのはどのぐらいになっていますか。
31 ◯川
嵜会計課長 平成二十四年度の実績執行額でございますけれども、約二千万円、これを執行しております。
32 ◯青木委員
警察活動に対する協力というのはさまざまなことがあると思うんですね。情報提供をして事件を解決に導いたとか、一般的に、行政の中でも人命救助に当たって表彰するとか、つい最近も鹿屋署でしたか、表彰をされていましたけれども、この報償費というのは、支払う額はどういう形で決めるんですか。定額で決まっているもんですか、それともその協力の度合いとかそういうもので決めていくんですか。
33 ◯川
嵜会計課長 捜査費の支払いの状況でございますけれども、捜査等に対する情報提供者、協力者ですね。こういうところに
犯罪捜査に従事する捜査員が協力者料を支払うということでありますけれども、具体的には、捜査協力者に対する謝礼、情報提供者に対する謝礼、それから聞き込み、張り込み、追尾等に際して必要となったときの応急の経費、こういうものなどに執行しているところであります。
それから、額が決まっているのかということでございますけれども、情報の価値ですとか、捜査の協力の度合い、これに応じまして金額というのは定めておりません。協力の度合いということで数千円から数万円程度で、その都度、それぞれの所属長が判断をしまして、執行しているというようなことでございます。
34 ◯青木委員 警察署が人命救助等で表彰したりする場合、これは表彰状だけですか、金一封がついているもんですか。
35 ◯川
嵜会計課長 金一封はございません。
36 ◯青木委員 わかりました。
交通安全保持費についてお聞きしますけれども、
交通安全施設の整備及び
維持管理ということですので、整備のほうは主なものは信号機等になるのかなと思っていますけれども、新年度の信号機及び他の
交通安全施設の計画があれば教えていただけますか。大体何基ぐらい整備しますというようなこととか、何カ所ぐらいの横断歩道を新しく塗りかえますよとか、ゾーン30の新設は何カ所ぐらい考えていますよとか、そういうことを教えてください。
37 ◯満留交通規制課長 まずは、信号機の新設でございますけれども、二十二基ほどをお願いしてございます。
横断歩道につきましては、標識等も含めましてということでございますので、現在のところは未確定ですけれども、今年度、大体千五百カ所、千五百本を補修等は行っております。
38 ◯青木委員 わかりました。今、毎年この予算のときにお聞きすることなんですけれども、県民の要望があって、各地域の警察署がそれを受けとめて、そして
警察本部に要望として上げている信号機の新設数というのはどのぐらいになりますか。
39 ◯満留交通規制課長 平成二十五年度、百六十六カ所の要望がございまして、警察署で実現性その他を含めまして検討した結果、七十一カ所について本部のほうに上申がありました。先ほど答弁漏れがございました。ゾーン30につきましては、二十六年度は現在のところ十カ所ほどを計画してございます。
40 ◯青木委員 所轄がいろいろな可能性を検討して本部に上げているのは七十一カ所、ことしはおおよそ二十二基の新設を考えていると、毎年、数としては七十一カ所、このぐらいの水準で要望として本部に上がってくるんですか。
41 ◯満留交通規制課長 平成二十四年度が八十一でございます。二十三年が七十四、二十二年が八十八ほどということであります。
42 ◯青木委員 そうすると、ことし二十二基というと大変要望の数に比べれば実現できるところは少ないという印象を持ちます。それから、毎年数が七十から八十ということであれば、改善をしていくんだけど要望箇所は減らないというイメージを持つんですけれども、この予算獲得というのはかなり部内の予算編成の中では厳しい査定にあうんですか。
43 ◯満留交通規制課長 信号機の整備につきましては、増強もございますけれども、更新もございます。制御機の耐用年数というのが十九年でございまして、十九年以上経過した信号機が百四十三基ございます。これを更新していかないといけないんですけれども、二十六年度は今のところ約七十基を今回は上程しておりますので、少し足りないんですけど、性能からいきまして、多少はいいということでメーカーのほうからも聞いておりますけれども、このようなこと等を踏まえますと、この二十二基が今回は限界というような形で上程させていただいております。そのほかにも先ほど委員がお尋ねになりました横断歩道の整備等々もございますので、このような数字に落ち着いたところでございます。
44 ◯青木委員 今、最後にお触れになりました横断歩道の整備なんですけれども、つい最近に、東谷山で児童が亡くなった事故がありました。あれは、後の検証を多分、交通を中心にやられたと思いますけれども、報道によりますと、横断歩道が舗装がはげてよくわからなくなっていたと、飛び出した児童の不注意もありますし、
前方不注意というのも運転者のほうにあったかもしれませんが、
交通安全施設がしっかり整備されていないことが原因の一つだとすると、やはりこの予算の確保というのは非常に重要だと思います。中身については、また一般県政でお聞きしますが、今後とも
交通安全保持費についての確保の努力をお願いをして、私は終わります。
45 ◯桑鶴委員 先ほどの信号機の設置、吉野支所前の設置ありがとうございました。まずお礼から言います。
しかしながら、毎年要望はどんどんどんどん上がっていきますね。実現できる数は限られていますね。新たな要望が積み上がっていきますね。そうすると、累計の要望箇所というのが大変な数になってきていると思うんですけど、どこで取捨選択されて、累計の数はこうやってつじつまを毎年七十台から八十台に整理されているもんですか。
46 ◯満留交通規制課長 信号機の要望につきましては、年度で一旦終了いたしまして、再度、警察署で新たな要望、もしくは従来からの要望につきまして検討いたしまして上申しているという状況でございます。こちらのほうで調整とかというのは行わずに、警察署のほうで実現性その他を踏まえまして要望が上がってきているということでございます。
47 ◯桑鶴委員 議案審査でしょうから、詳しくはまたやっていませんけれども、この
交通安全保持費の使い方というか、詳細というか、施設の整備及び
維持管理に要する経費のみ入っていますけど、これは例えば道路のペイントですとか、あるいはガードレールとか、それらのものも随分入っているんですか、この中に。
48 ◯満留交通規制課長 ここに掲示してございますのは、先ほど委員等からの御質問等もございます横断歩道などのいわゆる
公安委員会に係るものでございまして、道路管理者の行うガードレール等はここには計上してございません。
49 ◯桑鶴委員 ですから、道路管理者と
公安委員会がやるべき仕事のすみ分けというのは、予算的にはどういうふうになさっているところなんですかね。
50 ◯川
嵜会計課長 交通安全保持費の主な内容ということで、ちょっと具体的に説明いたします。
交通安全保持費は、まず補助事業と県単事業二つに大きく分かれておりますけれども、補助事業につきましては、安全対策事業ということで約五億五千五百万円ほどですね。この中身ですけれども、
交通管制センターの整備経費、これが約一億七千百万円でございます。それから通学路対策等の
交通信号機の改良ということで一億二千百万円、信号灯器LED改良化ということで約一億百万円、それから道路標識・標示ということで一億三千万円、信号機の新設等ということで二千九百万円、それと円滑化対策事業というのが補助事業の中にございますけれども、この予算が九千五百万円ということで、これは信号機の新設・改良でありますとか、道路標識・標示の予算でございます。
それから、県単事業になりますけれども、約八億五千六百万円の予算がありますけれども、これにも信号機の新設でありますとか、道路標示設置工事の経費ということで、これは約三億四千三百万円ですね。それから交通管制システムの保守経費でありますとか、交通情報板の整備、それから信号電球灯の定期的交換というようなことで総額八億五千六百万円と、それから補助事業の六億五千万円という予算の内訳でございます。(「またあとは、県政一般でお聞きします」という者あり)
51 ◯吉野委員 今の信号機のやりとりでちょっと私、理解できなかったというか、確認なんですが、青木委員のほうからの最初の質問で、例えば信号機が一年間にどれぐらい要望があるかという話で、大体平均七、八十件ありますよね。多いときは百何件だけど、実際それが信号機を多分設置できない、条件に満たないというのか、それは当然除いたときに七十ぐらいだというアバウトですよ。実際は二十二基分ぐらいの予算があるわけだから、それを実施していくんだけど、私ちょっと気になったのは、累計の話も出たけれども、毎年毎年要望を受けて、そのうち約二五%ぐらいですかね、実施されて、そうすると翌年度は全くのさらの状態で、新たに申請があったのを受けてまたやっていくというような説明だったと思うんですが、それでいいですか、理解して。
52 ◯満留交通規制課長 要望があったものにつきましては継続してございますので、それは踏まえてということになります。
53
◯木山交通部長 住民からの要望等は警察署で集約いたします。この要望を警察署は今度は設置可能かどうかを判断して本部に上申いたします。その中で全体を見て、二十二、三基が新設されるわけですね。ところが信号がつかなかったところについては、もう一回警察署のほうでどうしても必要だというような判断をいたしますと、もう住民から新たに要望を受けることはなくて、その箇所についてまた本部に上申してまいりますので、一旦さらというのは警察署が上申するのは再度上申しないとならないということで、一般の住民の方の要望をもう一度受けないといけないという意味ではございません。(「暫時休憩をお願いします」という者あり)
54 ◯き
久委員長 暫時休憩。
午前十時五十六分休憩
────────────────
午前十時五十九分再開
55 ◯き
久委員長 再開いたします。
56 ◯吉野委員 先ほどの青木委員、桑鶴委員の意見とも重なるんですが、地域の方たちから必要な要望、いわゆる設置の要望、しかし、現況ではなかなか予算等の関係で全部が実施されるということは難しいと思いますが、どうぞぜひ、できる限り必要な箇所には予算をとっていただいて、設置していただくよう努力方を要望して終わります。
以上です。
57 ◯柳 委員 運転免許費についてお尋ねします。
運転免許事務費が約一億円余りの増額になっているんですけれども、この説明の中には
運転免許試験の実施と免許証の作成、それと高齢者に対する各種講習会に要する経費とありますが、実際、少子化が進んでいる昨今ですが、免許取得者がどれぐらい増減があるのかということと、
交通事故は高齢者の死亡事故が依然として多いわけですけれども、講習会等に要する経費がどれぐらい増加しているものか、そこを教えてください。
58 ◯川
嵜会計課長 運転免許事務費の一億円ほど増額されているわけですけれども、この増の理由でございますけれども、運転免許の更新者数の増加に伴う講習委託費等の増加ということと、それとこれに伴います免許証、IC免許ですけれども、これの消耗品がふえたということであります。なぜ今年度ふえているのかということでございますが、更新者数が大きく増加する理由でございますけれども、平成六年の五月に
道路交通法の改正がございました。この際、このときに免許の更新年数が延長をされました。三年から五年ということで延長されたんですけれども、このあおりを受けまして平成九年、十年にかけて延長となった更新者が、更新が行われなかったということで、その分が平成十一年、十二年に更新されるということで、これから後五年ごとに減少した年とふえた年が交互にそういう傾向があらわれるということでございまして、平成二十五年度は免許更新者数は大幅に減ったんですけれども、その分二十六年はそのしわ寄せで増加をするということで、五年周期で少ない年と多い年が、大分標準化されてきているんですけれども、出てきているということで増額しているところであります。
それから、
高齢者等の指導ということでございますか、高齢者の指導につきましては、
高齢者対策事業費というので確保しておりまして、約一千八百万円ほど予定しておりますけれども、これは交通安全指導専門員等が、さわやか号という車両がありますけれども、これで回りまして高齢者の講習等を実施をしている、それと交通安全
ナイトスクール、こういうところを実施しているということでございます。
59 ◯柳 委員 増額の理由は今、説明いただきまして理解をしました。実際、昨年度においてどれぐらいの方が新たな免許取得をしていらっしゃるのか、そこら辺わかりますか。(「暫時休憩をお願いします」という者あり)
60 ◯き
久委員長 暫時休憩します。
午前十一時三分休憩
────────────────
午前十一時四分再開
61 ◯き
久委員長 再開いたします。
62 ◯川
嵜会計課長 免許証の新規の取得者ということでございますよね。(「はい」という者あり)過去三年の実績をもとに本年度の要求をするわけでございますけれども、過去三年、平成二十二年の新規取得者が五万九百三十六人、それから平成二十三年が五万三百十名、それと平成二十四年が四万八千七百八十六ということで、大体平均五万ですので、新規取得は約五万ということで予算要求等をしております。
63 ◯柳 委員 わかりました。高齢者の死亡事故については依然としてふえているというような状況がありますので、ぜひ、講習会等も予算をまたふやしていただいて、県内各地でそういう実地を伴った講習等を開催していただきますようにお願いをして、終わります。
64 ◯瀬戸口委員 六ページの議案第六八号の免許
試験場使用料徴収条例の一部改正について、この区分が三つあるわけですが、大体年間どれぐらいの方が使用されて、大体どのくらいの今までの収入であったのかということです。
65
◯木山交通部長 昨年で申しますと、中型が六百五十二件ですね。そして、普通が四千七百四十一件、二輪が三百五十二件、合計五千七百四十五件でございます。収入は約四百三十万円ぐらいです。(「全体で」という者あり)はい。
66 ◯瀬戸口委員 今回、千九百円と九百五十円の一律になったわけですが、自動二輪等については大幅に上がっているわけで、中型自動車についてはマイナスということですが、こういう考え方といいますか、根拠は何かあるんですか。
67
◯木山交通部長 従来は積算をいわゆる車種ごとに重量比とか、あるいは専有面積ということでコースの減価償却に、要するに車両の重さ等が比例するという考え方でやっておりました。ところが九州各県見てみますと、いわゆるコースを使用するときには、普通車であろうが、二輪車であろうがコースを走り回る状況というのは一緒だという考え方で、コースを専有する要するに使用料という考え方でやっておりまして、今回、本県でもそのようにして、コースのいわゆる評価額に対しての使用料というような考え方に改めたところでございます。
68 ◯瀬戸口委員 今まではやはり重量、大きさですね、車の大きさについてやってきたけれども、他県がそういうことで全部やっているということで今回見直しをされたということですか。
69
◯木山交通部長 他県を申しますと、熊本県が一時間当たりですが、一律千五百円、大分県が一時間当たり二千円、宮崎県は普通車のみで千五百五十円という状況で、本県は九百五十円は三十分当たりですので、一時間当たり千九百円となりまして、突出して高い額ではないという状況でございます。
70 ◯瀬戸口委員 わかりました。もう一つ教えていただきたい、ちょっとわからなかったんですが、この予算の中であるかわからないんですが、交通安全費という中で取締費に入るんですかね。近ごろ交通安全協会、地域の非常に制度が変わってから、いわゆる係の方々が減ったり、あるいは会員数がどんどん減っていく中で大変運営が厳しくなっているんですが、県の予算の中で予算的に支援されているのがあるのか。それと、なかったら別途支援をされているのか、予算はなくても、どういうことは助成をしていますよというのがあったら教えていただきたい。
71 ◯川
嵜会計課長 交通安全協会ですけれども、交通の道徳と普及・高揚を図り、交通の秩序と確立、それから交通の安全の確保を目的として、地域の中核となりまして交通安全活動に寄与しているものと認識をしております。これまで交通安全、高齢者
交通事故防止対策事業等も行ってもらっておりまして、補助金等も交付して、その活動を助成してきましたけれども、これらの支援については国の制度と補助の抑制が全県的な方針であって、九州のほとんどの県警が補助金を廃止したということで補助金は平成二十四年度から廃止をしているところであります。財政支援には当たりませんけれども、
道路交通法に基づきます免許更新でございますとか、講習等の免許関係事務を交通安全協会に委託をしまして、そこで支払いをしているところでございます。
72 ◯桑鶴委員 県政一般で聞いたほうがいいのかなと思ったんですけど、
住宅事業費の予算は、警察の官舎の建てたものの返済の額なんですか。
73 ◯川
嵜会計課長 職員の住宅の整備方法の一つとしまして、県警では、
警察共済組合の
不動産投資資金を活用して住宅を過去につくっております。県警が二十年程度期間を設定しまして償還し、その借上料を共済組合に支払うということで、満期終了すれば無償譲渡ということでございますけれども、この資金を借りて共済住宅、伊佐署の浜里宿舎でありますとか、鹿屋の単身宿舎、それから屋久島、奄美等の宿舎をこの資金を活用してつくっております。
74 ◯桑鶴委員 警察というのは、いわゆる二十四時間体制をしいているところですよね。そうしますと、警察官の転勤に伴って警察署のあるところに大体引っ越していかれますね。御自分の住宅は、例えば子供の関係、家族の関係あるいは自分の住宅の関係でありながらも、また転勤に伴って自分たちはその転勤先の警察署のある地域に引っ越していくということになりますよね。それらのものに伴って住宅の手当というのは、この職員給与の関係費の中に入っているんですか。
75
◯今村警務課長 警察署職員給与関係費については入ってございません。(後ほど「入っております」に訂正発言あり)
76 ◯桑鶴委員 そうすると、特別な住宅手当というのは警察は出されていないんですか。(「暫時休憩お願いします」という者あり)
77 ◯き
久委員長 暫時休憩いたします。
午前十一時十四分休憩
────────────────
午前十一時十四分再開
78 ◯き
久委員長 再開いたします。
79
◯今村警務課長 訂正いたします。
職員の住居手当、これについては、この職員の手当の中の一つとして入っております。
80 ◯桑鶴委員 給与関係費の中に入っているんですか。
81
◯今村警務課長 給与関係費の中に入っております。その中の職員手当等のところで入っております。
82 ◯桑鶴委員 職員手当というのがあるんですね。
83
◯今村警務課長 はい。
84 ◯桑鶴委員 この説明書に入っていないもんですから、ちょっと心配したんですよ。あっちゃこっちゃ転勤に伴ってそれに係る住居費とか、それらのものがいっぱいあるのにもかかわらず、どこに入っているのかなと思って今、探したんだけど、説明がなかったものですから聞いたところでして、一方、例えば駐在所の駐在警察官は、駐在所と住居が一緒になっているんですけど、これは家賃を払っていらっしゃるんですか、それともどういう形になっているんですか。
85 ◯川
嵜会計課長 駐在所は入居を義務づけておりますので家賃は払っておりません。(「わかりました」という者あり)
86 ◯き
久委員長 ほかにございませんか。
87 ◯青木委員 最後と言いましたけれども、
警察施設整備事業費を最後にお聞きしたいんですけど、御説明によりますと、鹿児島西署の基本設計、実施設計がことし新年度やられて、本当に古くなって気の毒な建物でしたから、前進だなと思っているんですけれども、そのほかの交番・駐在所の施設改善や新設というのがあれば場所を教えていただけますか。
88 ◯川
嵜会計課長 交番・駐在所の新設等ということでございますけれども、新設します交番が鹿屋中央交番、それから駐在所が池田駐在所、この二カ所でございます。それと増改築をします駐在所が吉田駐在所、松元駐在所、郡山駐在所、大姶良駐在所ということで、この四カ所を交番化するということと、白水駐在所、これを複数駐在所にするということで増改築等を計画しております。
89 ◯青木委員 そうすると、交番・駐在所の再編計画がほぼ住民の御理解をいただいて計画どおりにこれからは進められるであろうというふうに思っているわけですけれども、今後も再編に伴って、二十七年度予算などでも順次整備をしていく必要性が出てくるわけですね。
90 ◯川
嵜会計課長 再編整備に要する経費ということでございますけれども、大体約一億四千万円ぐらいを平成二十四年度からお願いをしておりまして、来年度もこの大体予算の範囲でお願いしております。それで今後も平成三十年度までということで計画してありますので、この間は、この予算でお願いして運用してまいりたいというふうに考えております。
91 ◯青木委員 はい、わかりました。ありがとうございます。
92 ◯き
久委員長 ほかにございませんか。
[「なし」という者あり]
93 ◯き
久委員長 ほかにありませんので、これで議案に対する質疑を終了いたします。
これより付託議案の採決に入ります。
議案第四六号、議案第六七号及び議案第六八号の三件を採決いたしますが、議案第三一号平成二十六年度鹿児島県
一般会計予算につきましては、
予算特別委員会からの
調査依頼事項でありますので、採決はありません。
それでは付託議案につきまして、それぞれ取り扱い意見をお願いいたします。
94 ◯吉野委員 議案第四六号及び議案第六七号につきましては、関連する法律等の制定または一部改正に伴い所要の改正をするものであり、適当と認められますので、原案のとおり可決ということでお願いいたします。
また、議案第六八号につきましては、
自動車運転免許試験場のコース開放について、他県の状況等も勘案しながら使用料の額を改正するものであり、原案のとおり可決ということでお願いいたします。
95 ◯青木委員 議案第六七号、議案第四六号及び議案第六八号は、いずれも原案のとおり可決でお願いいたします。
96 ◯き
久委員長 ほかに御意見ありませんか。
[「なし」という者あり]
97 ◯き
久委員長 それでは、議案第四六号、議案第六七号及び議案第六八号につきまして採決いたします。
ただいま議案第四六号、議案第六七号及び議案第六八号につきましては可決との意見がありましたが、原案のとおり可決すべきものとすることに御異議ありませんか。
[「異議なし」という者あり]
98 ◯き
久委員長 御異議なしと認めます。
よって、議案第四六号、議案第六七号及び議案第六八号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、
警察本部に係る議案及び
予算特別委員会からの調査案件についての審査等を終わります。
十四日は、午前十時二十分から
警察本部関係の県政一般を行います。
本日は、これにて散会いたします。
御苦労さまでした。
午前十一時二十一分散会
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