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大分県議会
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2021-06-30
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06月30日-05号
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大分県議会 2021-06-30
06月30日-05号
取得元:
大分県議会公式サイト
最終取得日: 2023-06-13
令和 3年 第2回
定例会
(6月) 令和3年第2回
大分県議会定例会会議録
(第5号)令和3年6月30日(水曜日
) -------------------------------議事日程
第5号 令和3年6月30日 午前10時開議第1 第72
号議案
及び第73
号議案
(議題、
提出者
の説明、質疑、
委員会付託
)第2 第58
号議案
から第72
号議案
まで (議題、
常任委員長
の報告、質疑、討論、採決)第3 第73
号議案
(議題、討論、採決)第4
議員提出
第7
号議案
から
議員提出
第10
号議案
まで (議題、
提出者
の説明、質疑、討論、採決)第5
議員派遣
の件第6 閉会中の
継続調査
の
件 -------------------------------
本日の会議に付した
案件日程
第1 第72
号議案
及び第73
号議案
(議題、
提出者
の説明、質疑、
委員会付託
)日程第2 第58
号議案
から第72
号議案
まで (議題、
常任委員長
の報告、質疑、討論、採決)日程第3 第73
号議案
(議題、討論、採決)日程第4
議員提出
第7
号議案
から
議員提出
第10
号議案
まで (議題、
提出者
の説明、質疑、討論、採決)日程第5
議員派遣
の
件日程
第6 閉会中の
継続調査
の
件 -------------------------------出席議員
43名 議長
御手洗吉生
副議長
三浦正臣
志村 学
井上伸史
吉竹 悟
清田哲也
今吉次郎
阿部長夫
太田正美
後藤慎太郎
衛藤博昭
森 誠一
大友栄二
井上明夫
鴛海 豊
木付親次
古手川正治
嶋 幸一 元
吉俊博
麻生栄作
阿部英仁
成迫健児
浦野英樹
高橋 肇 木田 昇
羽野武男
二ノ宮健治
守永信幸
藤田正道
原田孝司
小嶋秀行
馬場 林
尾島保彦
玉田輝義
平岩純子
吉村哲彦
戸高賢史
河野成司
猿渡久子
堤 栄三
荒金信生
末
宗秀雄
小川克己欠席議員
なし
-------------------------------
出席した
県側関係者
知事
広瀬勝貞
副知事
尾野賢治
副知事
黒田秀郎
教育長
岡本天津男
公安委員長
石田敦子
人事委員長
石井久子
代表監査委員
首藤博文
総務部長
和田雅晴
企画振興部長
大塚 浩
企業局長
浦辺裕二
病院局長
井上敏郎
警察本部長
竹迫宜哉
福祉保健部長
山田雅文
生活環境部長
磯田 健
商工観光労働部長
高濱 航
農林水産部長
佐藤 章
土木建築部長
島津惠造
会計管理者
兼
会計管理局長
森山成夫
防災局長
梶原文男
観光局長
秋月久美
労働委員会事務局長
稲垣
守 -------------------------------
午前10時 開議 ○
御手洗吉生議長
これより本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元に配付の
議事日程
第5号により行います。
-------------------------------
△日程第1 第72
号議案
及び第73
号議案
(議題、
提出者
の説明、質疑、
委員会付託
) ○
御手洗吉生議長
日程第1、第72
号議案
から第73
号議案
までを
一括議題
とします。
-------------------------------
第72
号議案
令和3年度大分県
一般会計補正予算
(第7号)第73
号議案
人事委員会委員
の選任について
-------------------------------
○
御手洗吉生議長
提出者
の説明を求めます。
広瀬知事
。 〔
広瀬知事登壇
〕 ◎
広瀬勝貞知事
ただいま追加した議案は、第72
号議案
及び第73
号議案
の2件です。 初めに、
新型コロナウイルス感染症
に関する
補正予算
、第72
号議案令和
3年度大分県
一般会計補正予算
(第7号)についてです。 県内の
感染状況
は、県民や
事業者
の皆様の御協力、そして
医療関係者
の皆様の御尽力により、この1か月間、落ち着きを取り戻しています。指標についても、一昨日の28日には、約2か月ぶりにステージ1へと引き下げることができました。 他方、
感染力
の非常に強い
デルタ株
が
全国各地
で検出されており、県内でもこの新たな
変異株
の流入による感染の再拡大が大変心配されます。 そのため県では、近隣の状況を注視しつつ、
デルタ株
の
スクリーニング検査
も行い、警戒を強化しています。仮に、
デルタ株
の
感染者
を県内で確認した場合には、
積極的疫学調査
を徹底し、
早期封じ込め
を図ります。
専門家
の話によると、
デルタ株
による感染の
初期症状
は頭痛や喉の痛み、鼻水など風邪の症状に似ているとのことです。その後、だんだんと症状が悪化するとのことなので、
重症化
を防ぐためにも、こうした
初期症状
が確認された場合には、早めに
医療機関
へ受診することか肝腎です。 県民の皆様には、この点を御留意いただくとともに、当面、
高齢者
の
ワクチン接種
が完了する7月末までの間、
緊急事態宣言地域等
への
往来自粛
や少人数・短時間での
マスク会食
など、感染再拡大の防止に向けた対策の徹底をお願いします。
ワクチン接種
も急いでおり、現在、
高齢者
の約半数が1回目の接種を終了するなど、着実に進捗しています。引き続き、市町村や
民間企業
・
大学等
と連携し、また、接種の
優先順位
を勘案しながら、希望する全ての県民の皆様が、11月末までのより早いうちに接種できるように、全力を挙げて取り組みます。 こうした中、先般、
職域接種
に対する
支援金
など、国が
追加対策
を措置しました。早速これを受け入れ、加えて、
ワクチン
の
供給量
を見ながら
県営接種センター
を拡充し、
体制強化
を図ります。これに伴う
補正予算額
は25億6千万円であり、財源は全額、
国庫支出金
です。 こうして感染再拡大に備えつつ、
社会経済活動
も再
活性化
に向けた後押しが必要です。そのため、
生活福祉資金
の特例貸付けや幅広い
事業者
を対象とした県独自の
支援金
など、これまで累次の
補正予算等
に盛り込んだ多様な施策を、迅速、着実に執行しています。県民の皆様にも、
感染防止対策
を万全に、安心はおいしいのPOPを掲示している
飲食店等
での会食や、新しいおおいた旅割を利用した
県内旅行
などをぜひ楽しんでいただければと思います。 次に、
人事議案
です。 第73
号議案人事委員会委員
の選任については、
石井久子
氏の任期が来る7月21日で満了するため、同氏を再任することについて、議会の同意をお願いするものです。 何とぞ慎重御審議の上、御賛同いただきますようお願いします。 ○
御手洗吉生議長
以上で
提出者
の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 別に御質疑もないようですので、質疑を終結します。 ただいま議題となっている各案のうち、第72
号議案
については、お手元に配付の
付託表
のとおり、所管の
常任委員会
に付託します。
-------------------------------付託表件名付託委員会
第72
号議案令和
3年度大分県
一般会計補正予算
(第7号)
総務企画
福祉保健生活環境 -------------------------------
○
御手洗吉生議長
お諮りします。第73
号議案
については、
委員会付託
を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○
御手洗吉生議長
御異議なしと認めます。 よって、本案は
委員会付託
を省略することに決定しました。 この際、
関係常任委員会
は、
付託案件審査
のため、お手元に配付の
委員会招集通知書
のとおり、直ちに
委員会
を開催願います。 暫時休憩します。 午前10時7分
休憩 -------------------------------
午前10時50分 再開 ○
御手洗吉生議長
休憩前に引き続き会議を開きます。
-------------------------------
△日程第2 第58
号議案
から第72
号議案
まで(議題、
常任委員長
の報告、質疑、討論、採決) ○
御手洗吉生議長
日程第2、日程第2の各案を
一括議題
とし、これより各
常任委員長
の報告を求めます。
福祉保健生活環境委員長衛藤博昭
君。 〔
衛藤議員登壇
〕 ◆
衛藤博昭福祉保健生活環境委員長
福祉保健生活環境委員会
の審査の経過と結果について御報告します。 本
委員会
で審査した案件は、今回付託を受けた議案5件です。
委員会
は、去る25日及び本日開催し、部長ほか
関係者
の
出席説明
を求め、慎重に審査した結果、第62
号議案保護施設等
の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、第63
号議案大分
県
医療施設耐震化促進基金条例
の廃止について、第64
号議案指定障害福祉サービス
の事業に係る
申請者
の要件並びに人員、設備及び運営に関する
基準等
を定める
条例等
の一部改正について、第65
号議案大分
県
減災社会づくり
のための
県民条例
の一部改正について及び第72
号議案令和
3年度大分県
一般会計補正予算
(第7号)のうち、本
委員会関係部分
については、原案のとおり可決すべきものと、いずれも
全会一致
をもって決定しました。 以上をもって
福祉保健生活環境委員会
の報告とします。 ○
御手洗吉生議長
商工観光労働企業委員長木付親次
君。 〔
木付議員登壇
〕 ◆
木付親次商工観光労働企業委員長
商工観光労働企業委員会
の審査の経過と結果について御報告します。 本
委員会
で審査した案件は、今回付託を受けた議案2件です。
委員会
は、去る25日に開催し、
部局長
ほか
関係者
の
出席説明
を求め、慎重に審査した結果、第66
号議案大分
県
新型コロナウイルス感染症対応中小企業事業資金調達支援基金条例
の一部改正について及び第67
号議案大分
県
産業振興条例等
の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと、いずれも
全会一致
をもって決定しました。 なお、第67
号議案
については、
総務企画委員会
、
福祉保健生活環境委員会
、
農林水産委員会
及び
土木建築委員会
に合い議をし、その結果をも審査の参考にしました。 以上をもって
商工観光労働企業委員会
の報告とします。 ○
御手洗吉生議長
農林水産委員長後藤慎太郎
君。 〔
後藤議員登壇
〕 ◆
後藤慎太郎農林水産委員長
農林水産委員会
の審査の経過と結果について御報告します。 本
委員会
で審査した案件は、今回付託を受けた議案1件です。
委員会
は、去る24日に開催し、部長ほか
関係者
の
出席説明
を求め、慎重に審査した結果、第68
号議案工事請負契約
の変更については、原案のとおり可決すべきものと
全会一致
をもって決定しました。 以上をもって
農林水産委員会
の報告とします。 ○
御手洗吉生議長
土木建築委員長大友栄二
君。 〔
大友議員登壇
〕 ◆
大友栄二土木建築委員長
土木建築委員会
の審査の経過と結果について御報告します。 本
委員会
で審査した案件は、今回付託を受けた議案2件です。
委員会
は、去る25日に開催し、部長ほか
関係者
の
出席説明
を求め、慎重に審査した結果、第58
号議案令和
3年度大分県
一般会計補正予算
(第6号)のうち、本
委員会関係部分
及び第69
号議案工事請負契約
の変更については、原案のとおり可決すべきものと、いずれも
全会一致
をもって決定しました。 以上をもって
土木建築委員会
の報告とします。
○
御手洗吉生議長
文教警察委員長鴛海豊
君。 〔
鴛海議員登壇
〕 ◆
鴛海豊文教警察委員長
文教警察委員会
の審査の経過と結果について御報告します。 本
委員会
で審査した案件は、今回付託を受けた議案2件です。
委員会
は、去る24日に開催し、
教育長
及び
警察本部長
ほか
関係者
の
出席説明
を求め、慎重に審査した結果、第70
号議案大分県立学校職員
及び大分県
市町村立学校県費負担教職員定数条例
の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと賛成多数をもって決定しました。 次に、第71
号議案大分県立学校
の設置に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと
全会一致
をもって決定しました。 以上をもって
文教警察委員会
の報告とします。 ○
御手洗吉生議長
総務企画委員長森誠一
君。 〔
森議員登壇
〕 ◆
森誠一総務企画委員長
総務企画委員会
の審査の経過と結果について御報告します。 本
委員会
で審査した案件は、今回付託を受けた議案5件です。
委員会
は、去る25日及び本日開催し、部長ほか
関係者
の
出席説明
を求め、慎重に審査した結果、第58
号議案令和
3年度大分県
一般会計補正予算
(第6号)のうち、本
委員会関係部分
、第59
号議案大分
県
税条例
の一部改正について、第60
号議案大分
県
使用料
及び
手数料条例
の一部改正について、第61
号議案大分
県の
事務処理
の特例に関する条例の一部改正について及び第72
号議案令和
3年度大分県
一般会計補正予算
(第7号)のうち、本
委員会関係部分
については、原案のとおり可決すべきものと、いずれも
全会一致
をもって決定しました。 なお、第60
号議案
については、
福祉保健生活環境委員会
及び
土木建築委員会
に、第61
号議案
については、
福祉保健生活環境委員会
に合い議し、その結果をも審査の参考にしました。 以上をもって
総務企画委員会
の報告とします。 ○
御手洗吉生議長
以上で
委員長
の報告は終わりました。 これより
委員長
の報告に対する質疑に入ります。 別に御質疑もないようですので、質疑を終結し、これより討論に入ります。 発言の通告がありますので、これを許します。
猿渡久子
君。 〔
猿渡議員登壇
〕 ◆
猿渡久子議員
日本共産党
の
猿渡久子
です。 2021年度
一般会計補正予算案
第6号で、ホーバークラフトの調達や
発着地
の整備のための
大分空港アクセス整備事業費
18億3千万円余りが提案されています。この事業に反対するものではありませんが、今は
PCR検査
のさらなる拡充や希望する方々への
ワクチン接種
を優先すべきであると考えます。この事業について、障がい者の方からも意見が出されている
車椅子スペース
を増やし、バリアフリーを充実させることは、今後、障がい者に優しい大分県実現のためにどうしても必要なものです。ぜひ今後の
予算執行段階
で反映するよう求めます。 また、本日上程された第7
号補正予算案
についても、希望する方が早急に接種できるよう体制を整備することや、
職域接種
においては
各種団体
に加盟していない
小規模零細事業者
も対象にできるよう指導することを求め、
賛成討論
とします。 次に、第70
号議案大分県立学校職員
及び大分県
市町村立学校県費負担教職員定数条例
の一部改正について、反対の立場から討論を行います。 この議案は、毎年この時期に
改正案
が出される学校の先生の定数を削減するという条例です。今回の
条例改正
は、
県立学校
の
教職員定数
は17人の減となっています。これは
県立高校
の
収容定員
の減少などで
県立学校
の
児童生徒数
が減少することによるものとの説明です。また、
市町村立学校県費負担教職員定数
が22人の減となっています。これは
児童数
の減少に加え、
新型コロナウイルス
による休校からの再開後に授業の遅れを取り戻すため、小6と中3へ昨年度は加配したものの、今年度はこの加配がないことなどが主な要因とのことです。 教員は、この5年間で
県立学校
で127人、
小中学校
で91人の減となります。過去5年間の
教職員
の
病気休職者数
は年間で76人から89人、そのうち
精神疾患
は47人から52人、全体の55.1%から68.4%を占めています。
現職死亡
は2011年度から今まで77人に上ります。これまで痛ましい
過労死
も起きています。これは
多忙化
や長時間勤務などが大きく影響しているものと考えられます。
学校現場
において
教職員
はこのような大変厳しい
状況下
で様々な
創意工夫
で
コロナ禍
の変化する状況に対応しながら、分かりやすい授業や不登校、
いじめ対策
などに取り組んでいます。
県教委
は定数の削減ではなく、
教育環境
の整備や少
人数学級
の拡大、無理な統廃合や1年単位の労働時間制の中止及び
正規教職員
の
増員等
、
待遇改善
を行うべきです。
日本共産党
として、
教職員
の働き方改革について、
小中学校
の
教員定数
を10年間で9万人増やし、教員の
授業負担
を減らすことを提起しています。 また、
学校業務
の削減を国、
自治体
と
学校現場
の双方から推進すること、
教職員
の働くルールの確立などの提言を出しています。国民の声に押され、40年ぶりに
公立小学校
の
学級編制基準
が引き下げられ、今年度から5年間かけて
小学校
全学年で35人学級が実現することになりました。
中学校
へも拡大し、さらに30人学級へ進めるよう、今後とも努力していきます。
県教委
としてもこの立場に立つよう要望します。 以上、本会議に上程された議案16本のうち1本に反対して討論を終わります。 ○
御手洗吉生議長
以上で通告による討論は終わりました。 これをもって討論を終結し、これより採決に入ります。 まず、第58
号議案
から第69
号議案
まで及び第71
号議案
について採決します。 各案は、
委員長
の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○
御手洗吉生議長
御異議なしと認めます。 よって、各案は
委員長
の報告のとおり可決されました。 次に、第72
号議案
について採決します。 本案は、
委員長
の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○
御手洗吉生議長
御異議なしと認めます。 よって、本案は
委員長
の報告のとおり可決されました。 次に、第70
号議案
について、起立により採決します。 本案に対する
委員長
の報告は可決であります。 本案は、
委員長
の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立
〕 ○
御手洗吉生議長
起立多数であります。 よって、本案は
委員長
の報告のとおり可決されました。
-------------------------------
△日程第3 第73
号議案
(議題、討論、採決) ○
御手洗吉生議長
日程第3、第73
号議案
を議題とします。 これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。 これをもって討論を終結し、これより採決します。 本案は、これに同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○
御手洗吉生議長
御異議なしと認めます。 よって、本案はこれに同意することに決定しました。
-------------------------------
△日程第4
議員提出
第7
号議案
から
議員提出
第10
号議案
まで(議題、
提出者
の説明、質疑、討論、採決) ○
御手洗吉生議長
日程第4、
議員提出
第7
号議案
から第10
号議案
までを
一括議題
とします。
-------------------------------議員提出
第7
号議案
地方財政
の充実・強化を求める
意見書議員提出
第8
号議案
義務教育費国庫負担制度
の堅持を求める
意見書議員提出
第9
号議案
選択的夫婦別姓制度
の導入に向けた議論の促進を求める
意見書議員提出
第10
号議案
学校教育
における
デジタルトランスフォーメーション
の適切な推進を求める
意見書 -------------------------------
○
御手洗吉生議長
順次、
提出者
の説明を求めます。
原田孝司
君。 〔
原田議員登壇
〕 ◆
原田孝司議員
ただいま議題となった
議員提出
第7号、第8号、第9
号議案
について、
提案理由
を説明します。 まず、第7
号議案地方財政
の充実・強化を求める
意見書
についてです。 今、
地方自治体
には、医療・介護など
社会保障
への対応、
子育て支援
の充実、
地域交通
の維持・確保など、より多くの対応が求められています。さらに、昨年度からの
新型コロナウイルス感染症対策
や近年多発している大
規模災害
、そのための防災・
減災事業
の実施など、緊急な対応を要する課題にも直面しています。 こうした地方の
財源対応
について、政府はいわゆる
骨太方針
2021で、2024年度まで、2021年度の
地方財政計画
の水準を下回らないよう、同水準を確保するとしています。 国会及び政府に、来年度の
政府予算
と
地方財政
の検討にあたり、
感染症対策
、防災、
環境対策
、
地域交通対策
、
人口減少対策
など、増大する
地方自治体
の
財政需要
を的確に把握し、健全な
地方財政
の確立に向けて、これに見合う
地方一般財源
の確保を図ることなど、11項目の措置を講ずるよう求めるものです。 続いて、第8
号議案義務教育費国庫負担制度
の堅持を求める
意見書
についてです。 今年度、40年ぶりに
公立義務教育
諸学校の
定数法
の改定が行われ、
小学校
では1年生の35人以下学級の開始と、これから5年かけて
学級編制
の標準を計画的に40人から35人に引き下げることになりました。大分県においては、
独自財源
による
小学校
1年生、2年生、
中学校
1年生の30人以下学級の
定数措置
が行われています。
義務教育
は
自治体
間、地域間によって格差が生じることのないよう、
国段階
での
定数改善計画
の策定と財源の保障が必要と考えます。 この
意見書
は、全国どこに住んでいても一定の教育を受けられる
教育環境
の整備は不可欠であり、そのために
義務教育費国庫負担制度
を堅持するよう要請するものです。 次に、第9
号議案選択的夫婦別姓制度
の導入に向けた議論の促進を求める
意見書
についてです。 民法では結婚にあたり、夫または妻の氏を称すると定めていますが、実際に姓を変更しているのは96%が女性であり、職場や
日常生活
での不利益や負担が著しく偏っています。そのような中で、日本は
夫婦同姓
を法律により定めている唯一の国として国連の
女性差別撤廃委員会
より再三勧告を受けています。 残念ながら、先日の
最高裁判決
は、再び
夫婦同姓
を合憲とする判断が示されました。しかしながら、
判決文
には、この種の制度の在り方は国会で論ぜられ、判断されるべきものとも述べています。
価値観
や家族の
多様化
が進んでいる状況を考えると、国会の役割として
選択的夫婦別姓制度
の導入に向けた議論をもっと活発に行う必要があると考え、
意見書案
を提出しました。 案文はお手元に配付しているので、朗読は省略します。 以上で説明を終わります。御賛同くださるようよろしくお願いします。 ○
御手洗吉生議長
戸高賢史
君。 〔
戸高議員登壇
〕 ◆
戸高賢史議員
ただいま議題となった
議員提出
第10
号議案学校教育
における
デジタルトランスフォーメーション
の適切な推進を求める
意見書
について、
提案理由
の説明を行います。 現在、教育の現場では、
GIGAスクール構想
の一環で、
児童生徒
に1人1台の
情報端末
の貸与並びに校内の
高速ネットワーク整備
が進められています。加えて、
児童生徒
の個別最適な学びと
協働的
な学びの充実や、特別な配慮を必要とする
児童生徒
の学習上の困難の低減に資するものとして、
デジタル教科書
の導入も進められようとしています。
GIGAスクール構想
に対しては、ICTを活用したオンラインでの授業や宿題の配布、さらに
デジタル教科書
や
デジタルドリル
の活用など、各人の状況に合わせた学習を推進することにより、多様な学びの実現と教員の負担軽減などへの期待が高まっています。 その中で、全ての教員が
情報端末
を活用した一定レベルの授業を行うことができるように、教育DXに対応する
教職員
研修の在り方や
学校教育
予算の充実確保とその在り方について、迅速に検討を進める必要があります。 よって、国会及び政府に対し、記載の4項目について強く求めるものです。 案文はお手元に配付しているので、朗読は省略します。 御賛同いただきますようよろしくお願いします。 ○
御手洗吉生議長
以上で
提出者
の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 別に御質疑もないようですので、質疑を終結します。 お諮りします。各案は、
委員会付託
を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○
御手洗吉生議長
御異議なしと認めます。 よって、各案は、
委員会付託
を省略することに決定しました。 これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。 これをもって討論を終結し、これより採決します。 まず、
議員提出
第7
号議案
、第8
号議案
及び第10
号議案
について採決します。 各案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○
御手洗吉生議長
御異議なしと認めます。 よって、各案は、原案のとおり可決されました。 次に、
議員提出
第9号について、起立により採決します。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立
〕 ○
御手洗吉生議長
起立少数であります。 よって、本案は、否決されました。
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△日程第5
議員派遣
の件 ○
御手洗吉生議長
日程第5、
議員派遣
の件を議題とします。
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議員派遣
その11 目的 出張おんせん県議会若者DAY出席のため2 場所 大分市3 期間 令和3年7月1日4 派遣議員 森 誠一、鴛海 豊、
三浦正臣
、
浦野英樹
、
玉田輝義
、
吉村哲彦
、
猿渡久子
、末
宗秀雄
、小川克己 その21 目的 議員出前講座出席のため2 場所 国東市3 期間 令和3年7月8日4 派遣議員
木付親次
、
三浦正臣
その31 目的 議員出前講座出席のため2 場所 大分市3 期間 令和3年7月13日4 派遣議員 木田 昇、
猿渡久子
その41 目的 議員出前講座出席のため2 場所 佐伯市3 期間 令和3年7月15日4 派遣議員
清田哲也
、
吉村哲彦
その51 目的 議員出前講座出席のため2 場所 豊後大野市3 期間 令和3年7月16日4 派遣議員
玉田輝義
-------------------------------
○
御手洗吉生議長
お諮りします。会議規則第125条第1項の規定により、お手元に配付のとおり各議員を派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○
御手洗吉生議長
御異議なしと認めます。 よって、お手元に配付のとおり各議員を派遣することに決定しました。 次に、お諮りします。ただいま可決された
議員派遣
の内容について、今後変更を要するときは、その取扱いを議長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○
御手洗吉生議長
御異議なしと認めます。 よって、そのように決定しました。
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△日程第6 閉会中の
継続調査
の件 ○
御手洗吉生議長
日程第6、閉会中の
継続調査
の件を議題とします。
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閉会中の
継続調査
事件
総務企画委員会
1、職員の進退及び身分に関する事項について 2、県の歳入歳出予算、税その他の財務に関する事項について 3、市町村その他公共団体の行政一般に関する事項について 4、条例の立案に関する事項について 5、県行政の総合企画及び総合調整に関する事項について 6、国際交流及び文化振興に関する事項について 7、広報及び統計に関する事項について 8、地域振興及び交通対策に関する事項について 9、出納及び財産の取得管理に関する事項について10、他の
委員会
に属さない事項について
福祉保健生活環境委員会
1、社会福祉に関する事項について 2、保健衛生に関する事項について 3、
社会保障
に関する事項について 4、県民生活に関する事項について 5、環境衛生、環境保全及び公害に関する事項について 6、男女共同参画、青少年及び学事に関する事項について 7、災害対策、消防防災及び交通安全に関する事項について 8、県の病院事業に関する事項について
商工観光労働企業委員会
1、商業に関する事項について 2、工・鉱業に関する事項について 3、観光に関する事項について 4、労働に関する事項について 5、情報化の推進に関する事項について 6、電気事業及び工業用水道事業に関する事項について
農林水産委員会
1、農業に関する事項について 2、林業に関する事項について 3、水産業に関する事項について
土木建築委員会
1、道路及び河川に関する事項について 2、都市計画に関する事項について 3、住宅及び建築に関する事項について 4、港湾その他土木に関する事項について
文教警察委員会
1、市町村教育
委員会
の指導に関する事項について 2、
県立学校
の施設及び設備の充実に関する事項について 3、
教職員
の定数及び勤務条件に関する事項について 4、
義務教育
及び高校教育に関する事項について 5、へき地教育及び特別支援教育の振興に関する事項について 6、社会教育及び体育の振興に関する事項について 7、文化財の保護に関する事項について 8、治安及び交通安全対策に関する事項について議会運営
委員会
1、議会の運営に関する事項について 2、議会の会議規則、
委員会
に関する
条例等
に関する事項について 3、議長の諮問に関する事項について
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○
御手洗吉生議長
各
常任委員長
及び議会運営
委員長
から、会議規則第73条の規定によりお手元に配付のとおり、閉会中の
継続調査
の申出がありました。 お諮りします。各
委員長
から申出のとおり、閉会中の
継続調査
に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○
御手洗吉生議長
御異議なしと認めます。 よって、各
委員長
から申出のとおり閉会中の
継続調査
に付することに決定しました。
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○
御手洗吉生議長
以上をもって、今期
定例会
に付議された諸案件は、全て議了しました。
-------------------------------
○
御手洗吉生議長
これをもって令和3年第2回
定例会
を閉会します。 午後11時19分 閉会
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なお、閉会後、前議長
麻生栄作
議員、前副議長嶋幸一議員に対し、全国都道府県議会議長会感謝状が伝達された。...
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