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  1. 大分県議会 2008-09-01
    08月27日-01号


    取得元: 大分県議会公式サイト
    最終取得日: 2021-02-02
    平成20年 第3回定例会(9月)平成二十年八月二十七日(水曜日)  ------------------------------- 議事日程第一号       平成二十年八月二十七日           午前十時開会第一 会議録署名議員の指名第二 会期決定の件第三 議員提出第二三号議案   (議題、提出者の説明、質疑、討論、採決)第四 第七八号議案から第一一一号議案まで   (議題、提出者の説明)  ------------------------------- 本日の会議に付した案件日程第一 会議録署名議員の指名日程第二 会期決定の件日程第三 議員提出第二三号議案     (議題、提出者の説明、質疑、討論、採決)日程第四 第七八号議案から第一一一号議案まで     (議題、提出者の説明)  ------------------------------- 出席議員 四十四名  議長        阿部英仁  副議長       近藤和義            古手川茂樹            牧野浩朗            嶋 幸一            毛利正徳            濱田 洋            三浦 公            元吉俊博            末宗秀雄            佐々木哲也            御手洗吉生            桜木 博            麻生栄作            首藤勝次            田中利明            大友一夫            井上伸史            渕 健児            佐藤健太郎            志村 学            安部省祐            荒金信生            佐々木敏夫            玉田輝義            深津栄一            酒井喜親            首藤隆憲            平岩純子            吉冨幸吉            佐藤博章            吉田忠智            梶原九州男            賀来和紘            江藤清志            久原和弘            小野弘利            内田淳一            河野成司            伊藤敏幸            竹中万寿夫            衛藤明和            高村清志            堤 栄三 欠席議員 なし  ------------------------------- 出席した県側関係者  知事        広瀬勝貞  副知事       平野 昭  教育委員長     麻生益直  教育長       小矢文則  公安委員長     戸高善之  人事委員長     石井久子  代表監査委員    阿南 馨  労働委員会会長   富川盛郎  総務部長      二日市具正  企画振興部長    佐藤 健  企業局長      三浦秀一  病院事業管理者   斎藤貴生  警察本部長     田盛正幸  福祉保健部長    阿南 仁  生活環境部長    宇都宮鉄男  商工労働部長    米田健三  農林水産部長    高山精二  土木建築部長    山路茂樹  国民体育大会・障害者            三浦洋一  スポーツ大会局参事  会計管理者兼            利光一義  会計管理局長  財政課長      工藤利明  知事室長      青木正年  -------------------------------     午前十時二十三分 ○阿部英仁議長 開会に先立ち、先般新たに教育委員長に就任されました麻生益直君及び公安委員長に就任されました戸高善之君からごあいさつがあります。麻生益直君。 ◎麻生益直教育委員長 七月二十二日付で教育委員長に就任いたしました麻生益直でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) ○阿部英仁議長 戸高善之君。 ◎戸高善之公安委員長 八月一日付で公安委員長に就任いたしました戸高善之でございます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)  -------------------------------     午前十時二十四分 開会 ○阿部英仁議長 ただいまから平成二十年第三回定例会を開会いたします。  -------------------------------阿部英仁議長 これより本日の会議を開きます。  ------------------------------- △諸般の報告 ○阿部英仁議長 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 監査委員から、地方自治法第二百三十五条の二第三項の規定により六月分、七月分の例月出納検査の結果について文書をもって報告がありました。 なお、調書は朗読を省略いたします。 次に、知事から、地方自治法第百八十条第二項の規定により損害賠償の額の決定についてなど専決処分二件、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第三条第一項の規定により健全化判断比率の算定について及び同法第二十二条第一項の規定により資金不足比率の算定について、地方独立行政法人法第二十八条第五項の規定により公立大学法人大分県立看護科学大学など二法人の業務実績に関する評価結果について、それぞれ報告がありました。 また、地方自治法第二百四十三条の三第二項の規定により財団法人大分公営企業協会など十六法人の経営状況の説明について及び同条第三項の規定により県有地の信託に係る事務の処理状況の説明について、それぞれ書類の提出がありました。 なお、書類は、いずれもお手元に配付の議案書の末尾に添付してあります。 次に、会議規則第百十七条第一項ただし書きの規定により、お手元に配付の表のとおり議員を派遣いたしました。  ------------------------------- 議員派遣報告 その一一 目的   議員出前講座出席のため二 場所   大分市三 期間   平成二十年七月八日四 派遣議員   阿部英仁、平岩純子、堤栄三  ------------------------------- その二一 目的   「議員と語ろうイン北部地域」出席のため二 場所   宇佐市三 期間   平成二十年七月十八日四 派遣議員   高村清志  -------------------------------阿部英仁議長 なお、「議員と語ろうイン北部地域」の件につきまして広報委員長から報告したい旨の申し出がありましたので、これを許します。広報委員長近藤和義君。  〔近藤議員登壇〕 ◆近藤和義広報委員長 大分県議会広報委員会よりご報告申し上げます。 去る七月十八日、宇佐市において開催いたしました「出前県議会 議員と語ろうイン北部地域」の結果についてご報告申し上げます。 当日は、中津市、豊後高田市、宇佐市の各分野で活躍されている十名の方々と、県議会から、阿部議長、広報委員会の各委員、地元議員など十三名の議員が出席し、多くの方々に傍聴いただく中、熱心に議論することができました。 今回は、県北部の地域振興をテーマに、地元出席者のご意見、ご要望等を直接拝聴する中で、改めて県議会及び議員への一方ならぬ期待を実感したところであります。 当日お伺いしたご意見や問題点につきましては、今後、本会議や常任委員会の中で議論を深めていただきたいと思います。 なお、詳細につきましては、本日、各議員のお手元に報告書を配付いたしておりますので、ご一読いただきますようお願いを申し上げます。 以上で出前県議会の報告を終わります。 ○阿部英仁議長 以上、報告を終わります。  -------------------------------阿部英仁議長 本日の議事は、お手元に配付の議事日程第一号により行います。  ------------------------------- △日程第一 会議録署名議員の指名 ○阿部英仁議長 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第百十六条の規定により末宗秀雄君及び内田淳一君を指名いたします。  ------------------------------- △日程第二 会期決定の件 ○阿部英仁議長 日程第二、会期決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から九月十日までの十五日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○阿部英仁議長 ご異議なしと認めます。 よって、会期は十五日間と決定いたしました。  ------------------------------- △日程第三 議員提出第二三号議案(議題、提出者の説明、質疑、討論、採決) ○阿部英仁議長 日程第三、議員提出第二三号議案を議題といたします。  -------------------------------    議案提出書 議員提出第二三号議案  県民不信を招くことのない議員活動を誓う宣言決議 右の議案を別紙のとおり会議規則第十五条第一項の規定により提出します。 平成二十年八月二十七日提出者 大分県議会議員 古手川茂樹 〃     〃    牧野浩朗 〃     〃    嶋 幸一 〃     〃    毛利正徳 〃     〃    濱田 洋 〃     〃    三浦 公 〃     〃    元吉俊博 〃     〃    末宗秀雄 〃     〃    佐々木哲也 〃     〃    御手洗吉生 〃     〃    桜木 博 〃     〃    麻生栄作 〃     〃    首藤勝次 〃     〃    田中利明 〃     〃    大友一夫 〃     〃    井上伸史 〃     〃    渕 健児 〃     〃    佐藤健太郎 〃     〃    近藤和義 〃     〃    志村 学 〃     〃    安部省祐 〃     〃    阿部英仁 〃     〃    荒金信生 〃     〃    佐々木敏夫 〃     〃    玉田輝義 〃     〃    深津栄一 〃     〃    酒井喜親 〃     〃    首藤隆憲 〃     〃    平岩純子 〃     〃    吉冨幸吉 〃     〃    佐藤博章 〃     〃    吉田忠智 〃     〃    梶原九州男 〃     〃    賀来和紘 〃     〃    江藤清志 〃     〃    久原和弘 〃     〃    小野弘利 〃     〃    内田淳一 〃     〃    河野成司 〃     〃    伊藤敏幸 〃     〃    竹中万寿夫 〃     〃    衛藤明和 〃     〃    高村清志 〃     〃    堤 栄三大分県議会議長 阿部英仁殿  -------------------------------(別紙) 議員提出第二三号議案  県民不信を招くことのない議員活動を誓う宣言決議 今回の教育委員会の汚職事件は、県民にとって青天の霹靂である。行政執行の監視機関である県議会としての役割を果たせなかったこと、そして教員採用に関しての一部議員の口利き問題が県議会に対する県民不信を招いたことを県議会として反省し、県民の負託に応えていかなくてはならない。 そこで、県議会としては、県の職員の採用や昇任及び転任、さらには入学試験、各種資格試験等に関して特定の者の利益になるような議員活動を禁止することにより、県民の県議会に対する信頼の回復を図る。 もとより議員活動は、議員が自らの政治信条と責任で行うべきものである。我々議員は、県民の皆様の率直な要望をこの宣言で閉ざすことなく政治活動を行うことを確認するとともに、県民不信を招くことのない議員活動に努めることをここに誓う。 右宣言し、決議する。 平成二十年八月二十七日        大分県議会  -------------------------------
    阿部英仁議長 提出者の説明を求めます。牧野浩朗君。  〔牧野議員登壇〕 ◆牧野浩朗議員 ただいま議題となりました議員提出第二三号議案県民不信を招くことのない議員活動を誓う宣言決議につきまして、お手元に配付の宣言決議案文を朗読し、提案理由のご説明にかえさせていただきます。  県民不信を招くことのない議員活動を誓う宣言決議  今回の教育委員会の汚職事件は、県民にとって青天の霹靂である。行政執行の監視機関である県議会としての役割を果たせなかったこと、そして教員採用に関しての一部議員の口利き問題が県議会に対する県民不信を招いたことを県議会として反省し、県民の負託に応えていかなくてはならない。  そこで、県議会としては、県の職員の採用や昇任及び転任、さらには入学試験、各種資格試験等に関して特定の者の利益になるような議員活動を禁止することにより、県民の県議会に対する信頼の回復を図る。  もとより議員活動は、議員が自らの政治信条と責任で行うべきものである。我々議員は、県民の皆様の率直な要望をこの宣言で閉ざすことなく政治活動を行うことを確認するとともに、県民不信を招くことのない議員活動に努めることをここに誓う。  右宣言し、決議する。  平成二十年八月二十七日            大分県議会 何とぞご賛同賜りますようにお願いをいたします。 ○阿部英仁議長 以上で提出者の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。--別にご質疑もないようでありますので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○阿部英仁議長 ご異議なしと認めます。 よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。 これをもって討論を終結し、これより起立により採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○阿部英仁議長 起立全員であります。 よって、本案は原案のとおり可決されました。  ------------------------------- △日程第四 第七八号議案から第一一一号議案まで(議題、提出者の説明) ○阿部英仁議長 日程第四、第七八号議案から第一一一号議案までを一括議題といたします。  -------------------------------第七八号議案 平成二十年度大分県一般会計補正予算(第一号)第七九号議案 平成二十年度大分県農業改良資金特別会計補正予算(第一号)第八〇号議案 平成二十年度大分県林業・木材産業改善資金特別会計補正予算(第一号)第八一号議案 平成二十年度大分県沿岸漁業改善資金特別会計補正予算(第一号)第八二号議案 平成二十年度大分県港湾施設整備事業特別会計補正予算(第一号)第八三号議案 大分県の事務処理の特例に関する条例の一部改正について第八四号議案 一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整備について第八五号議案 職員の自己啓発等休業に関する条例の一部改正について第八六号議案 附属機関の委員等の報酬及び費用弁償条例等の一部改正について第八七号議案 大分県恩給条例の一部改正について第八八号議案 大分県使用料及び手数料条例の一部改正について第八九号議案 大分県営国民宿舎等の設置及び管理に関する条例の一部改正について第九〇号議案 大分県温泉法施行条例等の一部改正について第九一号議案 工事請負契約の締結について第九二号議案 訴えの提起について第九三号議案 大分県立学校の設置に関する条例の一部改正について第九四号議案 工事請負契約の締結について第九五号議案 平成十九年度大分県病院事業会計決算の認定について第九六号議案 平成十九年度大分県電気事業会計決算の認定について第九七号議案 平成十九年度大分県工業用水道事業会計決算の認定について第九八号議案 平成十九年度大分県一般会計歳入歳出決算の認定について第九九号議案 平成十九年度大分県公債管理特別会計歳入歳出決算の認定について第一〇〇号議案 平成十九年度大分県母子寡婦福祉資金特別会計歳入歳出決算の認定について第一〇一号議案 平成十九年度大分県心身障害者扶養共済制度特別会計歳入歳出決算の認定について第一〇二号議案 平成十九年度大分県中小企業設備導入資金特別会計歳入歳出決算の認定について第一〇三号議案 平成十九年度大分県流通業務団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について第一〇四号議案 平成十九年度大分県農業改良資金特別会計歳入歳出決算の認定について第一〇五号議案 平成十九年度大分県林業・木材産業改善資金特別会計歳入歳出決算の認定について第一〇六号議案 平成十九年度大分県沿岸漁業改善資金特別会計歳入歳出決算の認定について第一〇七号議案 平成十九年度大分県県営林事業特別会計歳入歳出決算の認定について第一〇八号議案 平成十九年度大分県公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について第一〇九号議案 平成十九年度大分県臨海工業地帯建設事業特別会計歳入歳出決算の認定について第一一〇号議案 平成十九年度大分県港湾施設整備事業特別会計歳入歳出決算の認定について第一一一号議案 平成十九年度大分県用品調達特別会計歳入歳出決算の認定について  -------------------------------(参照)報第一一号 損害賠償の額の決定について報第一二号 訴え提起前の和解について報第一三号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率の算定について報第一四号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく資金不足比率の算定について報第一五号 財団法人大分公営企業協会経営状況を説明する書類の提出について報第一六号 財団法人大分文化スポーツ振興財団経営状況を説明する書類の提出について報第一七号 大分高速鉄道保有株式会社経営状況を説明する書類の提出について報第一八号 公立大学法人大分県立看護科学大学経営状況を説明する書類の提出について報第一九号 公立大学法人大分県立看護科学大学の平成十九事業年度の業務実績に関する評価結果について報第二〇号 公立大学法人大分県立芸術文化短期大学経営状況を説明する書類の提出について報第二一号 公立大学法人大分県立芸術文化短期大学の平成十九事業年度の業務実績に関する評価結果について報第二二号 財団法人大分産業創造機構経営状況を説明する書類の提出について報第二三号 大分ブランドクリエイト株式会社経営状況を説明する書類の提出について報第二四号 財団法人大分総合雇用推進協会経営状況を説明する書類の提出について報第二五号 社団法人大分農業農村振興公社経営状況を説明する書類の提出について報第二六号 財団法人大分森林整備センター経営状況を説明する書類の提出について報第二七号 社団法人大分県漁業公社の経営状況を説明する書類の提出について報第二八号 財団法人大分建設技術センター経営状況を説明する書類の提出について報第二九号 大分県土地開発公社経営状況を説明する書類の提出について報第三〇号 大分県道路公社の経営状況を説明する書類の提出について報第三一号 大分県住宅供給公社の経営状況を説明する書類の提出について報第三二号 財団法人暴力追放大分県民会議経営状況を説明する書類の提出について報第三三号 県有地の信託に係る事務の処理状況を説明する書類の提出について  -------------------------------阿部英仁議長 提出者の説明を求めます。広瀬知事。  〔広瀬知事登壇〕 ◎広瀬勝貞知事 平成二十年第三回定例県議会の開会に当たりまして、県政諸般の報告を申し上げ、あわせて今回提出しました諸議案の概要について説明申し上げます。 まず、県政諸般の報告であります。 今、大分県には、将来を見据え、果敢にチャレンジし、総力を挙げて取り組まなければならない大きな課題が三つございます。一つは原油高騰対策であり、二つは教育行政の再生であり、そして三つは「おおいた国体」「おおいた大会」の成功であります。 第一の原油等の高騰についてですが、我が国の景気は、米国経済の減速や原油、原材料価格高騰の影響を受けまして、このところ弱含みで推移しており、先行きも当面厳しい動きが続くと思われます。他方、ニューヨーク市場原油先物価格は、少し落ちつきを取り戻しつつあるように見受けられますが、なお予断を許さない状況にあります。 このような中、本県において企業誘致が進められてきた輸出型製造業が、なお旺盛な海外需要に支えられまして、生産や設備投資は高水準を維持しております。その一方で、中小企業の多くが原油、原材料の高騰分を十分に価格転嫁できず、資金繰りにも支障を来す事態が生じつつあります。 さらに、問題なのは農林水産業でありまして、これまでの価格低迷の中で原油価格の高騰が起こり、影響はより深刻になっております。 先般策定いたしました農山漁村活性化戦略アクションプランでは平成二十二年の産出額二千億円を目指しておりますけれども、その目標達成のためにも、知恵と工夫で原油高を克服できるよう、県としても全力で支援してまいらなければならないと考えております。 第二は、教育行政の再生であります。 教育委員会幹部職員等による贈収賄事件につきましては、痛恨のきわみであります。 教育行政に対する信頼を根底から失墜させたことに対しまして、改めて深くおわびを申し上げます。 教育委員会におきましては、今回の事件について、徹底した調査を行い、厳正に対処するとともに、公正、透明な教育委員会組織の再生などを柱とする改革方針を決定し、着実に取り組みを進めているところであります。 私といたしましても、このような改革が確実に断行されることを期待しておりまして、このため、必要に応じ知事部局の職員を出向させるなど人的な支援も行ってまいりました。 なお、職務の公正な執行を確保するため、外部からの働きかけについての取扱要綱を新たに定め、任命権者共通の取り組みとして徹底することにいたしました。 今回の事態は、すべての教育関係者にゆるがせにできない課題を突きつけられたものであります。教育委員会はもとより、学校現場の教員、職員も一体となって、教育の信頼回復に努めてもらいたいと考えております。 その信頼回復に当たりましては、知、徳、体の調和のとれた心豊かな子供たちを育成し、有為な人材を社会に送り出すという教育の原点に立ち返って、教育の場で成果を上げていくことが必要であります。もちろん、教育行政の再生のためには、私を初め、県職員も一丸となって、着実かつ迅速に改革が実施されるよう全力を傾注してまいります。 第三は、「おおいた国体」「おおいた大会」についてであります。 いよいよ「チャレンジ おおいた国体」まで、余すところ三十一日となりました。我が国最大スポーツ祭典をこの大分の地で開催できる喜びを県民の皆さんと分かち合うとともに、来県する皆さんと交流の輪を広げ、大分の魅力を大いに情報発信したいと思っております。 おもてなしの心のこもった、夢と感動あふれる大会を目指し、県内各地で開幕に向けた最終の準備を進めているところであります。 他方、選手の皆さんは、日夜たゆまず練習に励んでおり、私も応援、激励に各地を回っておりますけれども、県民の熱い声援を受け、「チーム大分」として、必ずや天皇杯を獲得してくれるものと期待をしています。 また、十月十一日からは「チャレンジ おおいた大会」が開催されます。国体同様、国内最大の障がい者スポーツの祭典であり、多くの笑顔に出会う元気あふれる大会にするとともに、県選手が多くのメダルを獲得できるよう県民挙げて応援したいと思います。 ボランティアを初め、多くの県民の皆様に、出る、見る、支えるとさまざまな形で参加をしていただいて、百二十万県民とともに両大会を必ず成功させ、その貴重な経験を飛躍の大分県づくりにつなげるよう全力を挙げて取り組んでまいります。 次に、提出しました諸議案の主なものについて、その内容を説明申し上げます。 初めに、一般会計補正予算であります。 今回補正します額は四十三億百九十一万五千円であり、これに既決予算を加えますと五千九百四十五億六百九十一万五千円となります。 補正予算原油等高騰対策につきましては、六月にプロジェクトチームを立ち上げ、緊急対策の検討を始めました。それを踏まえ、今回の予算では、農林水産業の各分野で、将来を見据えた、構造改革につながる施策を中心に構築したところであります。 以下、事業の内容について説明申し上げます。 まず農業ですが、ハウスミカンなどの施設園芸におきまして重油高騰の影響が懸念されております。このため、ハウスの保温効果を高める多層被覆等への補助金を追加措置するほか、新たに廃プラスチック等を原料とした重油代替燃料を使用する加温機等の導入に対して助成をいたします。また、これに必要な農家負担には無利子融資を準備いたします。 畜産では、飼料価格の高騰が経営を圧迫しております。このため、これまでの経営安定対策価格安定対策に加えまして、飼料価格の高騰分に対し無利子の融資制度を創設するとともに、既往の借入金について借りかえ資金を低利で用意いたします。 乾シイタケ生産について、まきを燃料として兼用できる省エネ乾燥機の導入に助成します。これは、価格が好調なときこそ構造改革に取り組む必要があると思うからであります。 次に、漁業では、コストに占める燃油の比率が高く、代替燃料もない上に、漁獲量や魚価の低迷もあって、極めて厳しい経営状況になっております。国におきましては、ようやく燃油消費量の削減を条件に燃油高騰分の直接補てんが実施されることになりましたけれども、省エネ操業を行っても国の対策から漏れる漁業者には、県漁協が主体的に行う燃油の購入費軽減策に対しまして、市町村と連携して緊急に助成をいたします。また、省エネ機器等の導入に取り組む漁業者グループにも県単独で助成するほか、低燃費エンジンへの取りかえ等に対しましても無利子融資を手当てします。 これらの施策に加えまして、原油等の高騰につきましては、国際的な動きの中で先行きが不透明なこと、したがって国の対策も流動的なことから、その動向に迅速に対応できるように、構造改革のための助成枠を準備したところであります。 次に、中小企業につきましては、今月四日、中小企業活性化資金原油価格等高騰緊急対策枠の融資条件を拡充いたしまして盆前の借りかえ需要等に備えましたけれども、今後の資金需要も見込み、融資枠を拡大いたします。 学校の耐震化につきましても補正予算をお願いしております。 今年五月に発生した中国の四川大地震を教訓に県立学校の耐震化が急がれることから、耐震診断を前倒しして今年度じゅうに完了させるとともに、県有施設整備基金決算剰余金のうち五億円を積み立てて、百億円を超えると見込まれる耐震化工事の進捗に備えます。 このほか、十九年度決算剰余金の一部を財政調整基金、減債基金に積み立てます。 以上が歳出予算でありますが、これに対する歳入予算は、繰入金四億円、繰越金二十三億六千七百余万円、諸収入十五億三千四百余万円であります。 このように補正予算を積極的に編成いたしましたが、先日まとまった十九年度決算では、単年度収支は四年ぶりに赤字となり、新たに導入された財政健全化判断比率は健全の範囲内にあるものの、経常収支比率が一段と悪化しております。このことは、県税などの経常的な収入で人件費や公債費などの経常的な支出を賄えなくなる一方、投資的経費など臨時的な支出に投入できる財源の余裕がなくなりつつあるということを示しておりまして、これから十分に注意していかなければならない課題だと考えております。 また、行革プラン開始以来、ほぼ横ばいで維持してきた財政調整用基金が初めて減少し、逆に県債残高は増加する結果となりました。これは十九年度に顕在化した不十分な税源移譲と地方交付税の大幅削減という三位一体改革の思わぬ結末でありまして、現在議論されている地方分権改革においては、国と地方の役割と税源配分のあり方について、地方の財政基盤を確立するという観点から適正な配分が求められるところであります。 今後の財政運営では、国における地方税財政制度改革道路特定財源の論議の動向を注視しつつ、地方交付税の復元や地方消費税の充実を訴えるとともに、健全で持続可能な財政基盤の構築に向けて一層努力しなければならないと考えております。 次に、予算外議案について説明申し上げます。 第八九号議案大分県営国民宿舎等の設置及び管理に関する条例の一部改正につきましては、周辺の民間宿泊施設の充実等を踏まえまして、県営国民宿舎コスモス荘を今年度末をもって廃止するものであります。 第九〇号議案大分温泉法施行条例等の一部改正については、可燃性天然ガスによる災害防止を目的とする温泉法の改正に伴いまして、温泉採取に係る届出等の規定を整備するとともに、温泉採取許可申請手数料等を新たに設定するものであります。 なお、源泉数日本一の本県状況を考慮いたしまして、手数料について県独自の経過措置を講じたところであります。 以上をもちまして、提出しました諸議案の説明を終わります。 何とぞ、慎重ご審議の上、ご賛同いただきますようお願いを申し上げます。 ○阿部英仁議長 これをもって提出者の説明は終わりました。  -------------------------------阿部英仁議長 以上をもって本日の議事日程は終わりました。 お諮りいたします。明二十八日、二十九日及び九月一日は、議案調査のため休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○阿部英仁議長 ご異議なしと認めます。 よって、明二十八日、二十九日及び九月一日は休会と決定いたしました。 なお、三十日及び三十一日は県の休日のため休会といたします。 次会は、九月二日定刻より開きます。 日程は、決定次第通知いたします。  -------------------------------阿部英仁議長 本日は、これをもって散会いたします。     午前十時五十分 散会...