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  1. 福岡県議会 2023-01-10
    令和5年 農林水産委員会 本文 開催日: 2023-01-10


    取得元: 福岡県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-07
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1    令和五年一月十日(火曜日)    午 後 三 時 六 分 開 会 ◯吉武邦彦委員長 それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから農林水産委員会を開会いたします。  なお、前田食の安全・地産地課長山北輸出促進課長及び久保田園芸振興課長から欠席届が提出されておりますので、念のためお知らせいたします。  本日の議題はお手元配付のとおりであります。御確認願います。  それでは、本日の議事を執り行います。  初めに、「令和五年度農林水産省予算について」を議題といたします。執行部説明を求めます。梶原農林水産政策課長。 2 ◯梶原農林水産政策課長 昨年末、令和五年度の農林水産省予算が概算決定されました。その概要につきまして御説明いたします。  それでは、お手元資料調査事項の一ページをお願いします。  今回の当初予算のポイントとしましては、食料安全保障確立に向け、農林水産業経営安定や生産基盤強化などに必要な予算が措置されているところです。加えまして、十六か月予算の考え方によりまして、当初予算と一体的に編成した令和四年度の補正予算におきまして、農林水産業競争力強化や防災・減災などの予算が措置されております。  表の一番上、農林水産予算総額でございますが、令和五年度の概算決定額B欄の二兆二千六百八十三億円で、対前年比ではC欄の九九・六%でございます。それにD欄の四年度補正額八千二百六億円を合わせますと、十六か月予算ではE欄の三兆八百八十九億円となっております。内訳としまして、一の公共事業費は六千九百八十三億円で、対前年度比一〇〇%でございます。十六か月予算では一兆百七十四億円となっております。なお、分野別公共事業につきましては記載のとおりでございます。その下、二の非公共事業費は一兆五千七百億円で、対前年度比九九・四%でございます。十六か月予算では二兆七百十六億円となっております。  続きまして、二ページをお開きください。二の主な要望事項予算措置状況についてでございます。ここには、農林水産部としまして、知事と議長から政府に対し重点的に予算要望をしておりました事項を記載しております。  まず、一の農林水産業振興でございますが、強い農業づくり総合支援交付金は、カントリーエレベーター集出荷施設整備などを支援するもので、令和五年度の概算決定額は百二十一億円となっております。  次に、産地生産基盤パワーアップ事業は、四年度の補正予算になりますが、施設整備費中心に三百六億円が措置されております。この事業と先ほどの強い農業づくり総合支援交付金を合わせまして、農業関連施設整備を進めてまいります。  次に、農地中間管理機構事業は、農地バンクによる集積・集約化を支援するもので、五年度は四十億円となっております。  次に、農業経営安定対策は、水田フル活用を図る際の直接支払交付金価格下落などに対応して農家の赤字を補填するもので、五年度は八千三百六十二億円、これに補正予算六百三十一億円を加えまして、合計で八千九百九十三億円となっております。  次の森林・林業木材産業グリーン成長総合対策は、路網整備高性能林業機械導入木材利用拡大といった川上から川下までの取組を総合的に支援するもので、五年度は百三億円、これに補正予算二百二十四億円を加えまして、合計で三百二十七億円となっております。  次の沿岸漁業競争力強化対策は、漁業者が共同で利用する施設整備や漁船のリース導入などを支援するもので、五年度は五十四億円、これに補正予算額五十五億円を加えまして、合計百九億円となっております。  その下、二の次代を担う人財育成でございます。新規就業者確保育成対策は、就業前後の所得確保新規就業者に対する技術指導などを支援するもので、五年度は二百五十一億円、これに補正予算三十一億円を加えまして、合計で二百八十二億円となっております。  以上が、令和五年度の農林水産省予算及び農林水産部の主な要望事項予算措置状況でございます。これらは、いずれも全国枠予算でありますので、国に対しまして十分な予算配分がなされるようしっかりと働きかけてまいります。
     説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 3 ◯吉武邦彦委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 4 ◯吉武邦彦委員長 特にないようですので、以上で、本件質疑を終わります。  次に、「県産大豆振興について」を議題といたします。執行部説明を求めます。徳田水田農業振興課長。 5 ◯徳田水田農業振興課長 それでは、県産大豆振興について御説明申し上げます。お手元資料調査事項の三ページをお開き願います。  まず、現状と課題についてでございます。本県の大豆は、水田農業基幹作物としまして、担い手の経営を支える重要な品目であり、作付面積は八千百九十ヘクタールで全国四位の主産県となっております。しかしながら、中段左の図の折れ線グラフ生産量を示しておりますけれども、その生産量は、大雨災害などの影響により減少傾向となっております。  このような中、右の表に記載しておりますとおり、現行品種のフクユタカより収量が一割程度多く、実需者から豆腐にしたときの甘みやコクがあると評価をいただいております、県育成大豆品種ちくしB5号令和年産から本格的に導入開始をしておりまして、今回、栽培面積は七百八十九ヘクタールとなっております。令和年産以降も産地の意向を踏まえまして、種子の確保を図りながら、農協単位で順次導入を進め、令和年産までに県内全ての産地でちくしB5号に切り替える計画でございます。  次に、今後の取組についてであります。県では、県産大豆生産性品質向上に必要な対策といった生産面、また認知度向上による販売促進といった販売面、この両面から取組を進めてまいります。以下、具体的に申し上げます。  一つ目は、生産対策についてであります。排水を促すための圃場の周囲への溝の設置や弾丸暗渠といった排水対策作付団地化ロボットトラクターやドローンといったスマート農業機械導入について引き続き支援してまいります。また、ちくしB5号生産拡大と併せまして、土壌分析に基づく施肥技術や、降雨後、速やかに播種できる部分浅耕一工程播種技術などを普及、推進してまいります。  二つ目は、販売対策についてであります。まずは、新品種を広く知っていただくことが重要と考えまして、二月十五日十四時から、ソラリア西鉄ホテル福岡におきまして、実需者マスコミ向けに、新品種ちくしB5号のネーミングやロゴマーク、そして新品種大豆を使用しました豆腐、豆乳などの加工品お披露目会を実施いたします。また、二月十八日から十九日の二日間、西鉄福岡(天神)駅のコンコースにおきまして、大豆加工品サンプル配布アンケート調査の実施も予定しております。これらちくしB5号認知度向上や県産大豆販売促進にも取り組んでまいります。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 6 ◯吉武邦彦委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 7 ◯吉武邦彦委員長 特にないようですので、以上で、本件質疑を終わります。  次に、報告事項に入ります。  「福岡アンテナレストラン発信機能強化について」執行部説明を求めます。竹下福岡食販売促進課長。 8 ◯竹下福岡食販売促進課長 それでは、福岡アンテナレストラン発信機能強化につきまして御説明いたします。お手元資料報告事項の一ページをお願いいたします。  初めに、概要でございます。東京の半蔵門に設置しております福岡アンテナレストランにつきましては、三年四月から一時休業しておりましたが、このたび日本を代表する老舗料亭でありますなだ万を運営事業者に迎え、今月二十六日から営業を開始いたします。今後、このアンテナレストランを核といたしまして、福岡の食の認知度向上消費拡大につなげるとともに、食を通じ、魅力あふれる福岡を体験できる拠点としての機能強化を目指してまいります。また、今回の営業開始に合わせまして、国内外のなだ万レストランにおきまして、県産食材を使用した特別メニュー提供されます。  二、アンテナレストラン概要でございます。営業開始日は今月二十六日、屋号は、麹町なだ万福岡別邸でございます。所在地は、東京都千代田区麹町の住友不動産ふくおか半蔵門ビル一階、営業時間は、ランチが十一時半から、ディナーが十七時からの予定で、日曜祝日やお盆、年末年始を休業することとしております。  アンテナレストランでの主な魅力発信といたしまして、旬の県産食材をふんだんに使ったメニュー提供いたします。ランチでははかた地どりや博多和牛の御膳、ミニ懐石等ディナーでは県産食材をふんだんに使用しました懐石中心に、コース料理提供いたします。また、伝統工芸品の展示・販売に加えまして、テーブル・椅子には県産木材のセンダンを使用しております。加えまして、県産農林水産物加工品、県産酒の販売、さらには市町村と連携した地域の魅力を紹介するイベントの開催など、福岡魅力発信に取り組んでまいります。  三、国内外のなだ万レストランにおける特別メニュー提供についてでございます。今回のアンテナレストラン営業開始に合わせまして、国内では、全国のなだ万二十店舗におきまして、県産食材を使った特別メニューを今月十六日から来月末まで提供いただきます。使用する食材は、博多和牛サワラです。また、海外につきましても、香港にありますなだ万レストラン店舗におきまして、はかた地どりやクエ、ブリ、あまおう、八女茶などを使用したメニューを、国内と同様に今月十六日から来月末まで提供いただきます。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 9 ◯吉武邦彦委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 10 ◯吉武邦彦委員長 特にないようですので、以上で、本件質疑を終わります。  次に、「霞が関省庁食堂における「福岡の食」PRについて」執行部説明を求めます。竹下福岡食販売促進課長。 11 ◯竹下福岡食販売促進課長 続きまして、霞が関省庁食堂における福岡食PRにつきまして説明いたします。お手元資料の二ページをお願いいたします。  初めに、概要でございます。福岡食販売促進課では、県産農林水産物や県産のお酒など、福岡の食を首都圏関西圏外食事業者の方々に売込みを図っております。この取組の一環といたしまして、今回、霞が関の六省庁職員食堂におきまして、福岡の食をPRするフェア開催することといたしました。農林水産省単独では他県でも開催されておりますが、六省庁でのフェア同時開催全国の自治体で初の試みであります。具体的には、県産農林水産物を使用しましたメニュー提供と併せまして、県産農林水産物魅力福岡ワンヘルス認証制度につきましてもPRを行う予定であります。また、今後、このフェアを契機といたしまして、これら六省庁職員食堂での県産農林水産物の引き続きの取扱いについても働きかけを行ってまいります。  二、フェア概要でございます。(一)開催期間につきましては、今月三十日から来月十日までの二週間を予定しております。  (二)開催場所は、霞が関の六省庁、具体的には農林水産省、法務省、外務省、財務省、厚生労働省防衛省職員食堂でございます。  (三)主な取組内容といたしまして、県産農林水産物を使用したメニュー提供と併せまして、ポスターやPOPを使った県産農林水産物情報発信を行います。また、農林水産省食堂では、福岡ワンヘルス認証制度及び認証農林水産物PRを行う予定です。  (四)提供するメニュー例と使用する県産農林水産物についてでございます。ここにありますように、博多和牛ローストビーフ丼サワラの焼霜造り定食はかた一番どりの水炊き定食遠賀べいめんを使った麺メニューなどが提供される予定です。そのうち食材の下線をつけております博多和牛サワラはかた一番どり、遠賀べいめんは、ワンヘルス認証農林水産物となっております。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 12 ◯吉武邦彦委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 13 ◯吉武邦彦委員長 特にないようですので、以上で、本件質疑を終わります。  次に、議題にはありませんが、その他として何かありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 14 ◯吉武邦彦委員長 特にないようですので、次に進みます。  次に、「今後の委員会活動について」お諮りいたします。  今後の委員会活動につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 15 ◯吉武邦彦委員長 ありがとうございます。御異議ありませんので、そのようにさせていただきます。  最後に、会議録署名委員を指名いたします。吉松源昭委員古川忠委員、お二人を指名させていただきます。よろしくお願いいたします。  以上で、当委員会議事は全て終了いたしました。  これをもちまして農林水産委員会を閉会いたします。ありがとうございました。    午 後 三 時 二 十 三 分 閉 会 Copyright © Fukuoka Prefecture All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...