これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
28
◯吉武邦彦委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
これで、
所管事務調査を終わります。
次に、議題にはありませんが、その他として何かございませんか。古川委員。
29 ◯古川 忠委員 質問ではないんですけれども、一つ、めったにない委員会だから提言をしておきたいと思います。
ワンヘルスもあって、そして先ほども
補正予算の説明がありましたが、
有機農業、園芸では自分たちで考えて有機をやってるところもあるんですが、
水田農業は難しいなと思っておりました。ところが、早速お願いして資料もいただきましたけれども、千葉のほうで
水田農業を地域でやっているのをテレビで見まして、福岡県もぜひそういう取組をやってもらいたいと。これは、個人ではなかなかできないので、行政も絡んで、それから農協も絡んで面でやらないと、水田の場合は完全有機というのはなかなか難しいので、そういうことをぜひやっていただきたいと思ってお尋ねしました。資料は前もっていただいたんだけど、簡単にどういうことをやっているかちょっと説明してくれませんか。
30
◯吉武邦彦委員長 前田食の安全・地産地消課長。
31 ◯前田食の安全・地産地消課長 先日古川委員から資料を求められました件ですが、千葉県のいすみ市、ここは
有機農業の産地づくりをしようということで、人口が三
万七
千人ぐらいの農業中心の地域です。ここは、市の取組として、米の
有機農業に取り組もうということで、給食に全量で四十
二トン、栽培面積十
五ヘクタール程度ということで産地の形成をして、売り先の確保を含めて給食での取扱いということで取組を進めておられます。地域での理解も必要ですし、技術的な面の取組も必要ということで、県としては改良普及センターが技術的な指導と、市のほうがそのほかの外部講師の招致、あとJAのほうが資材の調達ということで取組農家を支えて取り組んでいるということです。販売先については、当面、学校給食へ供給するということで、農家のほうも安心して作れるということで、その取組の中で少しずつ面積を拡大していって、ブランド的な米として販売していきましょうと、現在いすみ市のほうでそういう取組が進んでおるということです。
32 ◯古川 忠委員 ありがとうございます。資料をいただいたので、それを見ながら申し上げたいんですが、福岡で米農家で有機に取り組んでいるところはありますか。
33 ◯前田食の安全・地産地消課長 農林水産省のホームページで有機JASの事業者一覧というのがありまして、こちらのほうを参考に、ちょっと聞き取りも含めてさせていただいておりますが、福岡県内、米主体でやっているところは八戸、面積で四十ヘクタール程度というふうに確認しております。
34 ◯古川 忠委員 ここ、私も調べてみたけど、最初はやっぱり随分苦労しているんですよね。雑草取るまでに随分苦労している。そして、やっぱり水田の特性があって、周りもやっぱりある程度有機でないと、そこだけ有機はできないという米作りの独特のあれがあるので。しかしながら、福岡県が
ワンヘルスを標榜して、
ワンヘルス先進県になろうと言っている以上は、僕は、福岡県内でどこかの市でもいいですから、やっぱりそういうモデルをつくってみてはどうかと。それは農家だけには任せておれないと思うんですよ。この例もやっぱり行政とJAが絡んで、しかも取りあえずは学校給食というところに生産品を卸していくと。聞いたら、最近は一般の家庭でもこの米を欲しいと言って随分買っている人が増えているという話なんですよ。ですから、やればできると私は思うんですね。特に福岡県の場合は、まさに
ワンヘルスの先進県という以上は、この時期に僕が言いたいのは、来年の予算もあるでしょうし、そんなに予算はかからない話だから、ぜひ農林水産部で知恵を絞って、どこかモデルをやっぱりきちっとつくってみてはどうかというふうに思うので、これをぜひ提言したいと思います。委員会、なかなかそう簡単に、もうあと何回しかないので、ここでちょっと言わせていただきたいと思います。以上で終わります。お願いしておきます。
35
◯吉武邦彦委員長 要望ということでよろしいですね。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
36
◯吉武邦彦委員長 ないようですので、次に進みます。
「閉会中の調査事項について」お諮りをいたします。
お
手元配付の案のとおり、八項目について、閉会中もなお調査を継続することといたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
37
◯吉武邦彦委員長 御異議ありませんので、そのように決定し、所定の手続を取ることといたします。
次に、「今後の委員会活動について」お諮りいたします。
今後の委員会活動につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
38
◯吉武邦彦委員長 御異議ありませんので、そのようにさせていただきます。
最後に、会議録署名委員を指名いたします。
浦伊三夫委員、壹岐和郎委員、お
二人を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。
以上で、当委員会の議事は全て終了いたしました。
最後に、終始熱心に審査いただきました委員各位、御協力いただきました執行部各位に感謝を申し上げ、
農林水産委員会を閉会いたします。ありがとうございました。
午 前 十 一 時 三 十 四 分 閉 会
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