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  1. 福岡県議会 2022-12-01
    令和4年12月定例会(第1日) 本文


    取得元: 福岡県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-08
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 *開会 ◯議長桐明 和久君) ただいまから令和四年十二月第二十回福岡県議会定例会を開会いたします。 *会期決定  会期についてお諮りいたします。  本定例会会期は、本日から十二月二十日までの二十日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 2 ◯議長桐明 和久君) 御異議がありませんので、会期は二十日間と決定いたしました。  議事日程は、お手元配付日程表のとおりであります。御了承願います。      ────────────────────────────────────────── *諸般報告 3 ◯議長桐明 和久君) 諸般報告を行います。  まず、議員の辞職について報告いたします。去る十一月十四日、平井一三君から議員を辞職したい旨の願い出がありましたので、地方自治法第百二十六条ただし書の規定により、同日議長においてこれを許可いたしました。  次に、知事から専決処分報告二件、環境に関する年次報告書福岡中小企業融資制度に係る中小企業者等事業の再生のための措置に関する条例に基づく求償権放棄等承認報告書監査委員から監査結果報告一件、出納検査結果報告二件が、それぞれお手元配付のとおり提出されました。  以上、報告いたします。 *議案上程  このたび、知事から第一六二号議案令和四年度福岡一般会計補正予算」外二十八件がお手元配付のとおり提出されましたので、これを一括報告上程いたします。      ──────────────────────────────────────────  第一六二号議案  令和四年度福岡一般会計補正予算(第五号)  第一六三号議案  令和四年度福岡県営埠頭施設整備運営事業特別会計補正予算(第二号)  第一六四号議案  福岡職員給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について
     第一六五号議案  福岡特別職職員給与等に関する条例の一部を改正する条例制定について  第一六六号議案  福岡職員定年等に関する条例等の一部を改正する等の条例制定について  第一六七号議案  福岡職員高齢者部分休業に関する条例制定について  第一六八号議案  福岡森林環境税条例の一部を改正する条例制定について  第一六九号議案  福岡個人情報の保護に関する法律施行条例制定について  第一七〇号議案  福岡旅券発給手数料条例及び福岡事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例制定について  第一七一号議案  福岡飲酒運転撲滅運動の推進に関する条例の一部を改正する条例制定について  第一七二号議案  福岡環境影響評価条例の一部を改正する条例制定について  第一七三号議案  福岡県営住宅条例の一部を改正する条例制定について  第一七四号議案  福岡公立学校職員給与に関する条例の一部を改正する条例制定について  第一七五号議案  福岡警察職員給与に関する条例の一部を改正する条例制定について  第一七六号議案  工事請負契約締結についての議決内容の一部変更について  第一七七号議案  工事請負契約締結について  第一七八号議案  工事請負契約締結についての議決内容の一部変更について  第一七九号議案  工事請負契約締結についての議決内容の一部変更について  第一八〇号議案  工事請負契約締結についての議決内容の一部変更について  第一八一号議案  工事請負契約締結についての議決内容の一部変更について  第一八二号議案  工事請負契約締結についての議決内容の一部変更について  第一八三号議案  工事請負契約締結について  第一八四号議案  工事請負契約締結について  第一八五号議案  工事請負契約締結について  第一八六号議案  福岡自治研修センター及び福岡市町村職員研修所指定管理者指定について  第一八七号議案  当せん金付証票発売について  第一八八号議案  筑後広域公園芸術文化交流施設指定管理者指定について  第一八九号議案  都市公園指定管理者指定について  第一九〇号議案  福岡県立久留米スポーツセンター及び久留米中央公園内体育施設等並び福岡県立スポーツ科学情報セ           ンターの指定管理者指定について      ────────────────────────────────────────── 4 ◯議長桐明 和久君) この際、知事から提案理由説明を求めます。服部知事。 *知事提案理由説明 5 ◯知事服部 誠太郎君)登壇 皆さん、おはようございます。本日ここに第二十回福岡県議会定例会を招集いたしましたところ、議員皆様におかれましては御参集をいただき、厚くお礼を申し上げます。  本県における新型コロナウイルス感染症新規陽性者数は、十月下旬以降、緩やかながらも増加傾向が続いておりまして、それに伴い病床使用率も徐々に上昇し、現在は三〇%程度で推移をしております。また、オミクロン株亜系統本県においても新たに検出をされ、今後置き換わりが懸念されることや、これからクリスマスや年末年始を控え人と人との接触機会増加すること、さらにインフルエンザ同時流行する可能性もあり、コロナ感染拡大が収まらなければ医療への負荷が高まるおそれがございます。このような状況を踏まえ、県民及び事業者皆様に対し、感染防止対策の再確認と徹底、早めワクチン接種検討コロナ抗原定性検査キット解熱薬早め購入などを呼びかけてきたところでございます。  県では、県民皆様の命と健康を守るため、引き続き医療提供体制充実強化に取り組んでまいります。  まず、市町村と連携してオミクロン株対応ワクチンなどの接種を促進するとともに、ノババックス製ワクチンの県による接種を継続いたします。インフルエンザワクチンについても、六十五歳以上の方など定期接種対象の方をはじめ、早め接種を呼びかけてまいります。  次に、発熱外来の逼迫を回避し、必要な方が適切に医療にアクセスできるよう、発熱外来の拡充を図るとともに、多数の発熱患者が発生し、国のレベル分類レベル三となる段階目安に、重症化リスクの低い方がオンライン診療を受けることができる新型コロナ自宅療養者オンライン診療センターを新たに開設いたします。また、レベル三の段階において、インフルエンザ警報の発動を目安に、インフルエンザオンライン診療センターを新たに開設いたします。なお、今後の感染状況等に応じて機動的に開設できますよう、現在準備を進めているところでございます。患者からの問合せ等に対応いたします発熱外来負担軽減患者の円滑な受診につなげるため、外来混雑状況等スマートフォン等で確認できるシステムも新たに構築いたします。感染がさらに拡大した場合には、診療検査体制を強化するため、新たに休日、夜間に開設する発熱外来や、その処方箋を受け付ける調剤薬局に対し協力金を給付いたします。  これらの取組に加え、六十五歳未満の重症化リスクの低い有症状者濃厚接触者に対する抗原定性検査キット無料配付を行います。また、感染不安を感じる無症状者対象とした無料検査入所系通所系の高年齢者施設等職員対象とした頻回検査健康フォローアップセンターによる自宅療養者支援などを継続することにより、今後とも感染拡大防止社会経済活動の両立を図ってまいります。  この議会に提案しております議案は二十九件であります。その内訳は、予算議案二件、条例議案十二件、工事請負契約締結に関する議案十件、その他の議案五件でございます。  まず、予算議案について御説明を申し上げます。今回の補正予算は、事業費及び給与費補正であります。  事業費につきましては、地域経済活性化成長発展に要する経費のほか、新型コロナウイルス感染症対策県議会議員選挙の実施に必要な経費を措置しております。  給与費につきましては、去る九月二十一日、人事委員会から福岡県の職員給与等に関する報告及び勧告がありましたので、勧告制度の趣旨及び国家公務員に対する国の取扱い等を勘案し、総合的に検討してまいりました。その結果、勧告どおり給料月額及び期末勤勉手当の引上げなど、給与の改定を実施することとしました。併せて、特別職職員及び県議会議員期末手当についても、一般職職員期末勤勉手当状況に鑑み、引き上げることとしております。  これらの結果、補正予算の額は、一般会計で百五十四億七百万円余となり、補正後の一般会計の総額は二兆二千六百九十億九千二百万円余となります。  一般会計の歳入は、国庫支出金新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、繰越金などを計上しております。  次に、補正予算の主な項目について御説明申し上げます。  まず、地域経済活性化成長発展であります。第一は、事業継続支援であります。依然として続くエネルギー価格物価高騰などの影響を受ける事業者に対し、その事業活動が継続できるよう、機動的な支援を行ってまいります。地域における個人消費を喚起し、商店街をはじめとした地域経済を下支えするため、商工会議所商工会等が行うプレミアムつき地域商品券発行支援するとともに、物価高騰に伴う発行経費増加分に対する助成を新たに実施いたします。また、キャッシュレス商品券の普及を一層進めるため、購入サポート窓口設置等に係る経費に対する助成を行います。福岡版GoToイートキャンペーンとして、県独自のプレミアムつき食事券を新たに発行し、厳しい経営環境にある飲食店売上げ回復支援します。食事券感染防止認証店での利用とし、コロナ感染拡大により県民皆様に対し行動制限を要請した場合は販売を停止するとともに、利用の自粛をお願いすることといたしております。原油価格高騰影響を受けている農業者負担軽減を図るため、米麦共同乾燥調製施設に係る燃料代の一部を助成いたします。  第二は、危機に強い経済構造の実現であります。今後も起こり得る社会経済情勢の変化に対し、柔軟に対応できる経済構造をつくっていくため、中小企業農業分野における生産性向上など、引き続き明日につながる取組支援してまいります。水際対策の緩和により拡大が見込まれるインバウンド需要を県内全域に波及させるため、県内周遊ツアーを造成する県内旅行会社に対し、誘客数に応じた助成を行います。デジタルデータを活用して生産性を向上させる農業DXに取り組む農業者に対し、ロボットコンバイン総合環境制御システムなどのスマート農業機械の導入を支援し、燃料農薬使用量の低減による生産コストの縮減を進めてまいります。福岡市が進める那珂川のリバーフロントネクストと連携し、那珂川沿い天神中央公園のライトアップを進めるため、来年度の公共事業費を一部前倒しする債務負担行為を措置し、工事早期完了を図ってまいります。  次に、新型コロナウイルス感染症対策であります。インフルエンザとの同時流行に備え、オンライン診療センター設置発熱外来等に対する協力金の支給のほか、発熱外来混雑状況を確認できるシステムの構築を行ってまいります。第八波による感染拡大に備え、PCR等検査費医療費自己負担分支援に要する経費を増額いたしております。なお、症状はないものの、感染不安を感じる方を対象とした無料検査について、必要な経費を増額いたしております。  このほか、来年四月に行われます予定の県議会議員選挙及びその啓発に要する経費を措置しております。  以上が補正予算概要でございます。  次に、条例議案について御説明申し上げます。  第一は、福岡県営住宅条例の一部を改正する条例であります。その内容は、単身世帯増加など県営住宅を取り巻く環境が変化している状況に鑑み、入居者資格である同居親族要件の見直しを行うほか、所要規定整備を行うものであります。  第二は、福岡森林環境税条例の一部を改正する条例であります。その内容は、福岡森林環境税条例の附則の規定に基づき、条例施行状況等を勘案し、検討を加えました結果、これを延長し、施行後二十年をめどに再度検討を加えることとするものであります。  そのほか、福岡職員公立学校職員及び警察職員給与に関する条例等の一部を改正する条例三件、関係法令の一部改正に伴い所要規定整備を行う条例五件などであります。  工事請負契約締結に関する議案は、農業水利施設保全対策事業六合南部地区排水機補修工事外三件について契約締結するもの及び県営排水対策特別事業浮島地区排水機製作据付け工事外五件について議決内容の一部を変更するものであります。  その他の議案は、来年度の当せん金付証票発売額及び本県が所管する公の施設のうち七施設に係る指定管理者指定について、県議会議決を求めるものであります。  以上、提出議案概要について御説明申し上げましたが、いずれの議案も県政運営上緊要なものでありますので、慎重御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。 6 ◯議長桐明 和久君) 知事説明は終わりました。 *表彰伝達  次に、去る十月二十五日、全国都道府県議会議長会表彰内規に基づき、地方自治功労者として表彰されました本県議会議員に対し、これより表彰伝達を行います。  表彰伝達に当たっては、この際、議長に御一任願います。なお、この表彰に併せて議長から記念品を贈ります。  被表彰者は、お手元配付の被表彰者名簿のとおりであります。      ────────────────────────────────────────── 7 ◯議長桐明 和久君) 被表彰者を代表して武藤英治君、登壇願います。           〔武藤英治登壇 桐明議長表彰状朗読〕        表   彰   状                     武  藤  英  治  殿  あなたは福岡県議会議員として在職四十年以上に及び地方自治発展に努力された功績はまことに顕著でありま  す よってここにその功労をたたえ表彰します    令和四年十月二十五日                     全国都道府県議会議長会           〔桐明議長記念品贈呈〕           〔拍  手〕 8 ◯議長桐明 和久君) ここで、被表彰者に対して知事から記念品贈呈があります。           〔服部知事記念品贈呈〕           〔拍  手〕 9 ◯議長桐明 和久君) この際、代表して武藤英治君から発言がありますので許可いたします。武藤英治君。 *武藤議員挨拶 10 ◯七十一番(武藤 英治君)登壇 御指名がございましたので、一言御挨拶申し上げます。  去る十月二十五日、広島市で開催をされた全国都道府県議会議長会において、福岡県より十五名の議員表彰を受け、私が代表して出席をしてまいりました。  そういう中で思うところがたくさんございます。まずは、この栄に浴したのはなぜなんだろうかと思うところであります。地方自治に長年貢献、寄与をしたということであります。様々な思い、じくじたる思い脳裏をかすめていくところであります。しかし、私は、それは議員個人が栄に浴したものとは決して思っておりません。一番の理解者協力者である家族はもとより、我々の活動を後ろからバックアップしてくださる支援者協力者、数多くの皆様と共にいただいた誉れではないかと改めて感じております。この機会を通じて、関係の各位に心より御礼を申し上げたいと思います。誠にありがとうございました。  そういう中で、私の十期四十年を振り返り、思うところも述べさせていただきたいと思います。  魏徴という人がいました。唐の時代政治家であり、文人でありました。彼が記した述懐という詩があります。五言二句の短い詩であります。一行目は、皆さんも耳にしたり、口にしたりすることのある、人生意気に感ずという文章であります。そして二行目は、功名また誰か論ぜんという一行であります。この述懐という詩は、唐の時代の代表的な詩歌を集めた唐詩選の巻頭を飾る歌でもあります。  人生意気に感じ、様々な活動をする、このことはよく分かります。功名また誰か論ぜん、これは何を意味するのか。意気に感ずるのは富や名声を得るためではない。自らの心の発するところ、あるいは信念に基づいて行動をすることであると。功名は誰も論ぜんでもいいと。手柄や功績評価を待つべきものであろうと。ある意味では、ひつぎに蓋がされたときに評価というものは下されるものであるかもしれません。  この人生意気に感ず、功名また誰か論ぜん。四十年間常に心に、胸に、脳裏に刻んで活動してまいりました。大きな決断をするときに、あるいは発言行動において、自分は誤っていないか、意気に感じておるか、そのことを刻みつつの四十年でありました。  我々議会人議会は、行政とともに車の両輪と例えられます。また、地方自治民主主義学校と言われております。両輪の一つである我々が、大いに活動をし、議論をし、福岡県をもっと豊かに、もっと明るく、そして夢の持てるような地域にしていく。ぜひともここにいらっしゃる議員皆さんも、あるいは行政職員皆さんも、今の言葉を胸に秘めていただきたいなと思っております。人生意気に感じ、そしてまた、功名また誰か論ぜんという気持ちで職務に、あるいは議会活動に反映していただきたいなと思います。  そして最後に、この誉れある演壇に立つのは、私、今回が最後であろうと思います。ただいまの言葉皆様方にお伝えをして、私の御挨拶と代えさせていただきたいと思います。本当にありがとうございました。(拍手) 11 ◯議長桐明 和久君) 以上で表彰伝達を終わります。  本日はこれをもって散会いたします。           午 前 十一時 二十五分  散 会 Copyright © Fukuoka Prefecture All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...