福岡県議会 2022-03-09
令和4年 総務企画地域振興委員会 本文 開催日: 2022-03-09
補正予算に関する
説明書にお戻りいただきまして、百二十
ページを
お願いいたします。
二目消防連絡調整費で二百万円余の減額を
お願いしております。主なものは、右側、
説明欄の一番上、消防連絡調整費で、旅費の
執行残等によるものでございます。
下の百二十一
ページを
お願いいたします。三目消防学校費で七百十万円余の減額を
お願いしております。主なものは、右側、
説明欄の二番目、消防学校施設整備費で、備品購入費の
執行残等でございます。
一枚おめくりいただきまして、百二十二
ページを
お願いいたします。六項防災費の総額でございます。四千八百万円余の減額を
お願いしております。
説明は以上でございます。御審議よろしく
お願いいたします。
19
◯井上博行委員長 中野人事
委員会事務局長。
20 ◯中野人事
委員会事務局長 引き続き、八項人事
委員会費について御説明いたします。同じく、
説明書の百二十五
ページを
お願いいたします。
まず、一目
委員会費において三十七万円余の
減額補正を
お願いしております。これは、
新型コロナウイルス感染症の影響によって、他の
都道府県との人事
委員会協議会が中止になったことによるものでございます。
次に、
二目事務局費において六百四十二万円余の
減額補正を
お願いしております。主なものは、右側の
説明欄の一番目にございます
事務局職員の
人件費が、当初の
見込みを下回ったことによるものでございます。
八項の計でございますが、一枚おめくりいただきまして、百二十七
ページ、一番上でございますが、計欄に記載しておりますとおり、合計で六百八十万円余の
減額補正を
お願いしております。
説明は以上でございます。よろしく
お願いいたします。
21
◯井上博行委員長 佃監査委員事務局長。
22 ◯佃監査委員事務局長 九項監査委員費について御説明いたします。
引き続き、
説明書の百二十七
ページを
お願いいたします。一目委員費におきまして五十四万円余の
減額補正を
お願いいたしております。これは、主に監査委員の監査に要する経費が、
見込みを下回ったことによるものでございます。
次に、
二目事務局費におきまして千七百十四万円余の
減額補正を
お願いしております。これは、
事務局職員に係る
人件費などが、
見込みを下回ったことによるものでございます。
合計では、百二十九
ページ、こちらの計欄になりますが、千七百六十八万円余の
減額補正を
お願いいたしております。
以上でございます。よろしく
お願いします。
23
◯井上博行委員長 後藤財産活用課長。
24 ◯後藤財産活用課長 続きまして、
繰越明許費のうち、財産活用課
所管分の御説明を申し上げます。
恐れ入ります、
定例会議案その六、薄いほうの十七
ページを
お願いいたします。
二款一項
総務管理費を御覧ください。追加分といたしまして、庁舎照明設備改修に要する費用につきまして、総合庁舎管理費で四千四百万円余、単独庁舎管理費で一千七百万円余の明許繰越しを
お願いしております。これは、
新型コロナウイルス感染症の影響で、LED照明設備生産拠点の閉鎖等により器具の入手に遅れが生じまして、年度内の工事完了が困難と見込まれるため、その一部につきまして明許繰越しを
お願いするものでございます。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしく
お願いいたします。
25
◯井上博行委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。原中委員。
26 ◯原中誠志委員 一点ちょっとお聞きしたいんですけれども、財政課長、
繰越明許費の性質というか、性格はどういったものか、ちょっとお答えいただきたいんですけれども。
27
◯井上博行委員長 石橋財政課長。
28
◯石橋財政課長 繰越明許費につきましては、まず、予算を頂いた中で、契約等を行います。工事を執行するに当たりまして、当初では見込むことができなかった、例えば、工事でありますと、岩盤が出てきたでございますとか、あとは、いろいろ地権者の関係等で、不測の日時を要したものですとか、そのようなものに限り、
繰越明許費を
お願いしておるものでございます。
29 ◯原中誠志委員 今年度分で、現時点で総額というのは出るんですかね、どれぐらいの額になっているか。それは、通年と比べてどうなのかというのが、分かれば教えてください。
分からなければ、後でまた教えていただきたいんですけれども、要は、どういうことかというと、
繰越明許費が、いわゆる増えているんではないかと思うわけです。それは、国庫支出金なんかがかなり増えて、
コロナ対策も含めて
事業費がかなり多額になっていると。それが、結果的に年度内に事業が達成できないような状況になっているんではないかと、一点は危惧をするわけです。それだけ県行政に対して負担もかなりかかってきていて、使い切らないから、翌年に繰り越すという状態が常態化していることになれば、これはこれで、また考えないといけないので、そこら辺の見解は、財政課長、どうなっていますか。
30
◯石橋財政課長 すみません、数字の詳細を、今、手元に持っておりませんで、申し訳ございませんでした。
繰越明許費に関しまして、今、御指摘の
コロナ禍でということでございましたけれども、基本繰越しを行わせていただいております。これは通常の分でございますけれども、公共事業等が多いということでございます。幸いではございますけれども、公共事業の執行に当たりましては、
コロナ禍の影響というのは、そう大きくは出ていないと伺っているところでございます。
また、コロナの予算で申しますと、申請期限等がございまして、どうしても、我々が申します三月三十一日で切ることができないというものもございます。予算はもちろん三月三十一日までに成立させている分で、申請の期間等を一定設ける必要等がございますので、そのような経費につきまして、
繰越明許費を
お願いしているというものでございます。
また、数字の詳細につきましては、御報告させていただきたいと思います。
31 ◯原中誠志委員 令和三年度も、恐らく十四か月予算でスタートしたと思いますけれども、また、さらに令和四年度になると、今度十六か月予算という形で、かなり次年度に対して繰越し分が増えていると、そういうことになっていないかと。そうなると、当然事業課のところ、現場、いわゆる県職員の事業課のところを預かるところが、かなり執行するための負担が増えているんじゃないかと思って、結果、それが使い切らんというか、事業が執行できないから、翌年に、またそれをさらに繰り越すということが常態化してしまうということであれば、これはちょっと問題かなとも思いますので、そこら辺の認識も含めてお聞きしたかったわけですから、数字も含めて出していただいて、また、個別で御説明をいただければと思います。
32
◯石橋財政課長 今、御質問にございましたように、十四か月予算、十六か月予算という形で組ませていただくことに、これによりまして繰越額が増える、また負担が増えるということはないと思っております。必要な分を、それぞれ予算化をさせていただいておりまして、もともと十四か月予算、十六か月予算と、十二月ですとか、二月で予算を計上させていただきますのは、例えば、六月の出水期前には間に合うように工事を完成させたいですとか、春休み期間中の交通安全施設等の整備が済むとか、そのように目的があるものでございます。今回で申しますと、地域商品券なども
お願いをいたしましたけれども、それも、できるだけ四月から発行ができるようにということで、前倒しで、補正で
お願いしているものでございます。
33 ◯原中誠志委員 事業系の事務所を所管のところは、かなりそういった面では、予算を執行するための業務というのが過重になっているのではないかと思うし、さらには
コロナ禍で、いろんな部署から、
コロナ対策室を含めて対応に職員が派遣をされたり、執行しているという状況で、日常業務が
コロナ禍の中でも過重になっているという状況の中で、さらにそういった十四か月、十六か月予算で、事業系のところは、さらに仕事も非常に増えているという状況があるのではないかということで、これは要望なんですけれども、現場がしっかり仕事が回るように、そして、一部の事業系の職場等で過重労働にならないように、これは総務部長もおられますけれども、しっかり県全体で事業の予算執行ができるように、これは要望を
お願いしたいと思います。
34
◯井上博行委員長 ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
35
◯井上博行委員長 ほかにないようですので、以上で、第六四
号議案所管分の質疑を終了いたします。
次に、第六五
号議案「令和三年度福岡県財政調整基金特別会計
補正予算(第一号)」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
石橋財政課長。
36
◯石橋財政課長 第六五
号議案、財政調整基金特別会計
補正予算について御説明いたします。
補正予算に関する
説明書の三百五
ページをお開きください。この会計は、財政調整基金の適正な管理を図るために設けている特別会計です。
説明は
総括表で行います。県税や
地方交付税の増額に伴い、
収支改善が見込まれますことから、
一般会計からの繰入金等を財源といたしまして、基金に積立てを行うものです。
歳入歳出ともに百二億三千二百万円余の
増額補正を
お願いしています。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしく
お願いいたします。
37
◯井上博行委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
38
◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、第六五
号議案の質疑を終了いたします。
次に、第六六
号議案「令和三年度福岡県公債管理特別会計
補正予算(第一号)」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
石橋財政課長。
39
◯石橋財政課長 第六六
号議案、公債管理特別会計
補正予算について御説明いたします。
同じく
説明書の三百九
ページをお開きください。この会計は、公債費の適正な管理を図るために設けておる特別会計でございます。
説明は、
総括表でさせていただきます。
県債借入れ等の利子について、より有利な運用に努めた結果、利子償還金等の減額を行うものでございます。
歳出が減となることに伴いまして、
一般会計からの繰入金等を減額するもので、歳入歳出ともに四億八千万円余の
減額補正を
お願いしています。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしく
お願いいたします。
40
◯井上博行委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
41
◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、第六六
号議案の質疑を終了いたします。
次に、第六七
号議案「令和三年度福岡県
市町村振興基金特別会計
補正予算(第一号)」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
牛島企画・
地域振興部長。
42
◯牛島企画・
地域振興部長 第六七
号議案、
市町村振興基金特別会計
補正予算について御説明をいたします。
補正予算に関する
説明書、三百十三
ページを
お願いいたします。この会計は、
市町村振興基金による貸付金の利子収入及び運用益収入を
一般会計へ繰り出すためのものでございます。
歳入歳出とも、百万円余の増額の補正の
お願いでございます。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしく
お願いいたします。
43
◯井上博行委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
44
◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、第六七
号議案の質疑を終了いたします。
次に、第七七
号議案「空港整備事業の経費の負担についての議決内容の一部変更について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。鬼木空港対策局空港政策課長。
45 ◯鬼木空港対策局空港政策課長 議案その七の三
ページを
お願いいたします。
第七七
号議案、空港整備事業の経費の負担についての議決内容の一部変更について、御説明申し上げます。
令和三年度の国が施工いたします空港整備事業に係る経費の負担につきましては、国の事業計画変更により、既に議決をいただいておりました関係市町の
負担金額を変更する必要が生じましたので、空港法の規定により、これらの関係市町の
負担金額の変更につきまして、県議会の議決を求めるものでございます。
負担金額の内訳につきましては、一覧表をおつけしておりますが、福岡空港分としまして、福岡市に対し約十三億二千五万円の減となる八億五千九百九十五万円余、北九州空港分としまして、北九州市に対し約千七百十七万円の減となる六千五百九万円余、苅田町に対し約百二十九万円の減となる四百八十八万円余に、それぞれ変更するものでございます。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしく
お願いいたします。
46
◯井上博行委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
47
◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、第七七
号議案の質疑を終了いたします。
次に、諮問第一号「退職手当支給制限処分に対する審査請求に関する諮問について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。田中人事課長。
48 ◯田中人事課長 諮問第一号、退職手当支給制限処分に対する審査請求に関する諮問について、御説明申し上げます。
諮問書は、諮問と書かれております冊子の一
ページから三
ページまででございますが、説明は、お手元に配付の
委員会資料のほうでさせていただきます。恐れ入りますが、資料の一
ページを
お願いいたします。
一、この諮問の趣旨でございますが、福岡県教育
委員会が行った令和元年六月六日付、退職手当全額不支給処分について、この処分を受けた元教諭から、行政不服審査法第二条及び地方自治法第二百六条第一項の規定により、福岡県知事に対し同処分の取消しを求める審査請求がございましたので、これに対する県知事による裁決に当たりまして、同条第二項の規定により県議会に御意見を求めるものでございます。
次に、二、事案の概要を御説明いたします。平成三十年九月六日、福岡県立折尾高等学校の教諭であった中島克哉が、成人の女性に対し同意なく、わいせつ行為を行いました。このため、県教育
委員会は令和元年六月六日、当該教諭を懲戒免職処分とし、併せて約一千七百二十九万円の退職手当を全額不支給とする退職手当支給制限処分を行いました。
これに対し、令和元年八月三十日、被処分者である当該元教諭が、県教育
委員会の行った懲戒免職処分と退職手当支給制限処分の二つの処分を不服として、両処分についての審査請求を行いました。
両審査請求のうち、懲戒免職処分に関する審査請求につきましては、県人事
委員会が審査を行い、令和二年十二月二十三日付で審査請求を棄却する旨の裁決がなされております。
今回諮問をいたしましたのは、県知事が審査をする退職手当支給制限処分に関する審査請求でございます。
次に、三、当事者の主張でございます。審査請求人は、本件処分は、審査請求人の諸事情を考慮せずになされたものであり、社会通念上著しく妥当性を欠き、裁量権の範囲を逸脱し、または濫用したものである。このため本件処分は違法、不当であるから、取り消されるべきであるとして、処分取消しの裁決を求めております。
一方、処分庁である教育
委員会は、本件処分は適法かつ適正になされたものであり、審査請求人が主張する取消しに相当する理由は全く存在しないとして、請求棄却の裁決を求めております。
そこで、四、審査庁としての対応案でございますが、審査庁であります県知事といたしましては、本件請求を棄却することとしたいと考えております。
理由といたしましては、まず、退職手当支給制限の裁量権を行使する場合によるべきものとして、本件では運用方針を定めております。この運用方針により、本件非違行為の内容及び程度を勘案すると、原則どおり、退職手当の全額を支給しないこととなります。
また、本件非違行為は、学校現場のみならず、県民全体の本県教育に対する信用を著しく失墜させる行為であると認められることを考えますと、本件処分は処分庁である教育
委員会が裁量権の範囲を逸脱し、またはこれを濫用したものとは認められないということでございます。
次の
ページには、参考に関係法令の抜粋を添付させていただいております。
説明は以上でございます。御審議、御意見のほどよろしく
お願いいたします。
49
◯井上博行委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
50
◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、諮問第一号の質疑を終了いたします。
これで、本
委員会に付託されました早期に議決を要する全議案及び諮問の質疑を終了いたします。
それでは、知事等に対する保留質疑がありませんので、引き続き議案及び諮問の採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
51
◯井上博行委員長 それでは、準備のためしばらく休憩いたします。そのままお待ちください。
〔暫時休憩〕
52
◯井上博行委員長 再開いたします。
まず、議案の採決を行います。
初めに、採決の方法についてお諮りいたします。
採決は一括して行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
53
◯井上博行委員長 御異議がありませんので、そのように執り行います。
それでは、第六四
号議案所管分、第六五
号議案から第六七
号議案まで、及び第七七
号議案の以上五件について、原案のとおり可決することに賛成の委員は御起立願います。
〔賛成者起立〕
54
◯井上博行委員長 起立多数であります。よって、第六四
号議案所管分外四件は、いずれも原案のとおり可決されました。
次に、諮問の採決を行います。
諮問に対する答申については、本件審査請求を棄却すべきか、認容すべきか、いかがでしょうか。
〔「棄却」と呼ぶ者がある〕
55
◯井上博行委員長 ただいま、井上委員から棄却という意見がありましたが、御異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
56
◯井上博行委員長 御異議ありませんので、諮問第一号につきましては、本件審査請求を棄却すべき旨答申することに決定いたします。
これで、議案及び諮問の採決を終わります。
以上で、当
委員会に付託されました早期に議決を要する議案及び諮問の審査は全て終了いたしました。
なお、採決いたしました議案及び諮問に関する委員長報告につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
57
◯井上博行委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたします。
次に、議題にはありませんが、その他として、何かございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
58
◯井上博行委員長 特にないようですので、これをもちまして、本日の議事を終了いたします。
残余の議事は、三月十八日金曜日に行います。
本日はこれにて散会いたします。どうもありがとうございました。
午 後 零 時 零 分 散 会
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