福岡県議会 2021-06-17
令和3年 厚生労働環境委員会 本文 開催日: 2021-06-17
それでは、何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
5
◯仁戸田元
氣委員長 特にないようですので、次に進みます。
次に、
福祉労働部の説明を求めます。
後藤福祉労働部長。
6
◯後藤福祉労働部長 福祉労働部の
所管事務の概要について御説明申し上げます。
資料の一ページをお開きください。
福祉労働部の本庁の
組織機構は、二局九課一室となっております。
二ページをお願いいたします。二ページには、
出先機関の
組織機構について記載をしております。
出先機関については、
児童相談所六か所、
労働者支援事務所四か所など、全二十一所属となってございます。
続きまして、三ページでございますが、
所属ごとの
職員配置状況でございます。職員数は、表の一番右の欄でございますが、本庁二百二十六名、
出先機関五百二十二名、合計で七百四十八名となってございます。
四ページをお願いいたします。本庁の
役付職員の名簿でございます。
五ページから十五ページは、本庁の各課の
所掌事務を記載しております。
当部といたしましては、
コロナ禍における
雇用対策の強化、
生活困窮者への支援に取り組むとともに、
少子化対策や
児童虐待の防止、障がい者、
生活困窮者の
自立支援、子供の
貧困対策、若者や子育て中の女性、高齢者などへのきめ細かな
就労支援などに努めてまいりたいと考えております。また、人権に配慮した社会の実現にも努めてまいります。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
7
◯仁戸田元
氣委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。
何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
8
◯仁戸田元
氣委員長 特にないようですので、次に進みます。
次に、環境部の説明を求めます。
小磯環境部長。
9
◯小磯環境部長 それでは、環境部の
所管事務の概要につきまして御説明申し上げます。
お手元の資料の
所管事務の概要、環境部の一ページをお開き願います。環境部の組織等について記載をしております。本庁は六課、
出先機関といたしまして、六つの
保健福祉環境事務所に
地域環境課、
環境指導課、環境課が、また
保健環境研究所に
環境科学部があり、職員数は合計で二百三十九名となっております。
次に、二ページをお願いいたします。
環境部本庁の
役付職員の名簿でございます。
それから、三ページから最後の十一ページに至るまでは
環境部各課の
所掌事務をそれぞれ記載しておりますので、ご参照いただきますようお願いいたします。
今日の
環境行政は、プラスチックをはじめとする身近な廃棄物の問題から
温暖化対策など地球規模の問題、さらには
ワンヘルスに関する
自然環境への対応など多岐にわたっております。県民の環境に対する関心もますます高まってきております。このような中で、環境部といたしましては、直面する課題から長期的な問題にわたるものまで、諸施策を鋭意進めてまいる所存でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
説明は以上でございます。
10
◯仁戸田元
氣委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。
何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
11
◯仁戸田元
氣委員長 特にないようですので、次に進みます。
次に、
労働委員会事務局の説明を求めます。
野口労働委員会事務局長。
12
◯野口労働委員会事務局長 それでは、
労働委員会の
所管事務の概要について御説明させていただきます。
お手元の
労働委員会事務局の
所管事務の概要の資料をお願いいたします。
一ページでございます。
労働委員会は、
労働組合法第十九条の規定に基づき、
公益委員、
労働者委員及び
使用者委員の三者で組織する合議制の
行政機関として設置されております。国には
中央労働委員会、各都道府県には
都道府県労働委員会が置かれ、委員の任期はいずれも二年と定められております。
本県の
労働委員会は、知事が任命した公労使七名ずつ、合計二十一名の委員で構成されておりまして、
労働争議の予防及び解決のためのあっせん、調停及び仲裁や、
不当労働行為の審査などを行っております。
表は、二十一名の委員の名簿でございます。
二ページをお願いいたします。二ページの(一)でございます。
事務局体制をお示ししております。事務局は、調整課、審査課の二課体制で、職員数は十八名でございます。
(二)及び(三)ですが、
役付職員と各課の
所掌事務の概要をお示ししております。
説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
13
◯仁戸田元
氣委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。
何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
14
◯仁戸田元
氣委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、請願の審査を行います。
当委員会に付託されております請願は、お手元配付の一覧のとおり、新規付託のもの一件及び
継続審査のもの五件であります。
まず、
請願番号第一一号の三「保育士の
全面パート化につながる短時間
勤務保育士の
活用促進ではなく、
保育所職員の
配置基準改善、
処遇向上のための必要な措置を求める意見書の提出に関する請願」を議題といたします。
本件について、執行部の説明を求めます。
浦田子育て支援課長。
15
◯浦田子育て支援課長 それでは、保育士の
全面パート化につながる短時間
勤務保育士の
活用促進ではなく、
保育所職員の
配置基準改善、
処遇向上のための必要な措置を求める意見書の提出に関する請願について御説明いたします。
国は、昨年十二月に公表しました新
子育て安心プランにおいて、短時間
勤務保育士の活躍促進として、
待機児童が存在する市町村において、保育士の
配置基準の一部を緩和する通知を出しました。今回の変更は、国の
配置基準上、
常勤保育士が原則という考え方は前提としつつ、
待機児童発生市町村に限って、常勤の保育士が確保できず、やむを得ないと市町村で判断する場合に、各クラス一名の
常勤保育士に代えて二名の短時間保育士を充てることを認めたものです。
この請願の趣旨としましては、国に対し、短時間保育士の配置による
基準緩和ではなく、
常勤保育士の確保が進むよう、保育士の
処遇改善や
配置基準の引上げを行うことを求める意見書の提出を求めるものです。
この請願に関する県の対応についてです。県では、保育士の
処遇改善や
配置基準の引上げについて、国に対し要望を行っております。また、県として、市町村に対し、今回の通知の趣旨を周知するとともに、この取扱いによって保育の質の低下につながることがないよう適切な判断を求めたところです。
説明は以上でございます。
16
◯仁戸田元
氣委員長 説明は以上のとおりであります。
何か質疑はありませんか。
高瀬委員。
17
◯高瀬菜穂子委員 ありがとうございます。県としてもこうした立場で国に意見を言っていただいているということですが、保育士の中で、パートだけでも担任ができるというようなことになれば、本当に保育の質が崩れていってしまう、これが広がることを非常に危惧していました。私もそう思います。もともと保育の今の基準というのは、小学校が三十五人学級になろうとしているときにも、一人の保育士が担当する人数も多いですし、様々な困難、あるいは特別な支援が必要とする子供たちも増えているという中で、保育士を増やすということ、常勤で働ける人が増えるような、そういう
処遇改善がどうしても必要だというふうに思います。引き続いて、ぜひ国に対して要望を強くしていただきたいと思いますし、正規の職員がいなくてもよいというようなやり方は、今、限定的ですけれども、これは本来あってはならないという立場で臨んでいただきたいというふうに思います。いかがでしょうか。
18
◯仁戸田元
氣委員長 浦田子育て支援課長。
19
◯浦田子育て支援課長 今回の取扱いは、将来的に保育士の
パート化につながるというような懸念をこの請願の中でも示されておりますが、国は通知におきまして、今回の取扱いは、あくまでも暫定的な措置であり、適用した場合でも早期に解消を図ることと明記されております。また、市町村に対しては、施設が
常勤保育士を確保する取組を行っていることを必ず確認することということも求められております。こうしたことから、今回の取扱いは、あくまでも例外的な取扱いということで市町村のほうにもしっかり周知はしていきたいと考えております。
20
◯高瀬菜穂子委員 例外的な扱いで、特に必要のあるときという限定的な措置だということであっても、これまでにないことなので非常に心配しているということは事実ですので、ぜひその立場で市町村への周知も含めて、よろしくお願いしたいと思います。行政のほうからも声を上げていただいているという中身ですが、ぜひとも議会としても取り組んでいただきたいというのが紹介議員としての私からの意見です。よろしくお願いします。
21
◯仁戸田元
氣委員長 ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
22
◯仁戸田元
氣委員長 ほかにないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
それでは、本請願については、どのような取扱いにいたしましょうか。
〔「継続」と呼ぶ者がある〕
23
◯仁戸田元
氣委員長 ただいま、
吉村委員から
継続審査という意見がありましたが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
24
◯仁戸田元
氣委員長 御異議がありませんので、
継続審査と決定いたします。
次に、
継続審査中の
請願番号第四号の三の二「
私立幼稚園・
認定こども園をはじめとした幼児教育の充実と発展のための請願(第五項に関する事項)」外四件を一括して議題といたします。
この際、何か質疑等はありませんか。
〔「ありません」と呼ぶ者がある〕
25
◯仁戸田元
氣委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
それでは、これらの請願については、どのような取扱いにいたしましょうか。
〔「継続」と呼ぶ者がある〕
26
◯仁戸田元
氣委員長 ただいま、
吉村委員から
継続審査という意見がありましたが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
27
◯仁戸田元
氣委員長 御異議がありませんので、
継続審査と決定いたします。
以上で、請願の審査を終了いたします。
次に、陳情についてであります。
陳情番号第五三号「
厚生労働省へ保健所の感染症に対する機能強化の意見書を提出することに関する陳情」をお手元に配付しております。御確認願います。
この際、何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
28
◯仁戸田元
氣委員長 特にないようですので、以上で、本陳情の質疑を終わります。
次に、
陳情番号第五四号「
新型コロナウイルス感染症ワクチンの
福祉従事者への早期接種に対する要望」をお手元に配付しております。御確認願います。
この際、何か質疑等はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
29
◯仁戸田元
氣委員長 特にないようですので、以上で、本陳情の質疑を終わります。
次に、
議案審査を行います。
第八四号議案「福岡県
保健福祉関係手数料条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
白石保健医療介護部長。
30
◯白石保健医療介護部長 それでは、第八四号議案、福岡県
保健福祉関係手数料条例の一部を改正する条例の制定につきまして御説明いたします。
議案は、議案その三の十七ページでございますが、
委員会資料により説明させていただきます。
委員会資料の二十八ページを御覧ください。改正の理由でございます。医薬品、
医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律等の制定によりまして、欧米諸国の規制に合わせること等を目的とした改正が行われました。これにより、
医薬品等の保管のみを行う製造所が登録制とされたこと等に伴い、
当該登録申請に係る手数料について定めるほか、所要の規定の整備を行うものでございます。
二の改正の概要でございます。まず、(一)手数料の新設でございます。
事務内容の区分に示しておりますとおり、
医薬品等の保管のみを行う製造所の登録、登録証の書換交付、再交付、登録更新、これに係る手数料を定めるほか、事業者からの変更計画や
基準確認に係る調査などの申請に関する手数料を新たに定めるものでございます。
次に、(二)
関連省令の改正に伴う
調査手数料の改正でございます。
関連省令の改正により、
医薬品等の製造所に対する調査項目が追加されたことに伴い、調査に係る手数料を増額するため
手数料条例を改正するものでございます。
併せて、
法施行規則に条項移動が生じたため、
手数料条例別表において引用している条項を改めるものでございます。
三、施行期日でございますが、令和三年八月一日から施行することとしております。
以上が第八四号議案の説明でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
31
◯仁戸田元
氣委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。
何か質疑はありませんか。
〔「ありません」と呼ぶ者がある〕
32
◯仁戸田元
氣委員長 特にないようですので、以上で、第八四号議案の質疑を終わります。
次に、第八五号議案「福岡県
介護保険財政安定化基金条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
白石保健医療介護部長。
33
◯白石保健医療介護部長 それでは、第八五号議案、福岡県
介護保険財政安定化基金条例の一部を改正する条例の制定について、御説明いたします。
議案は、その三の三十九ページですが、
委員会資料により説明させていただきます。
委員会資料の四十三ページを御覧ください。一、改正の理由でございます。
介護保険法施行令等の一部を改正する政令の制定による
介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部改正に伴い、財政安定化基金に係る保険者への貸付金の償還期限及び貸付対象期間についての特例を設けるものでございます。
二の改正の概要でございます。医療療養病床等から介護医療院等への移行に係る保険者への財政影響を鑑み、令和三年度から五年度までの第八期及び令和六年度から八年度までの第九期
介護保険事業計画期間における財政安定化基金による貸付金の償還期限について、それぞれ三期の計画期間後の末とするとともに、貸付対象期間を第八期及び第九期
介護保険事業計画期間のみの時限措置とするとされたことに伴い、所要の規定の整備を行うものでございます。
三、施行期日でございますが、令和三年八月一日から施行することとしております。
以上が第八五号議案の説明でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
34
◯仁戸田元
氣委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。
何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
35
◯仁戸田元
氣委員長 特にないようですので、以上で、第八五号議案の質疑を終わります。
次に、第八六号議案「福岡県児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
後藤福祉労働部長。
36
◯後藤福祉労働部長 第八六号議案の福岡県児童福祉施設の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について、御説明申し上げます。
議案は、議案書その三の四十二ページから四十四ページでございますが、説明は、
委員会資料によりさせていただきます。
委員会資料の四十五ページをお願いいたします。改正の理由でございますが、施設の設備及び運営に関する基準省令の一部改正に伴いまして、児童福祉施設における諸記録の作成等について、電磁的記録による対応を認めるほか、所要の規定の整備を行うものでございます。
次に、改正の概要でございますが、職員の業務負担軽減等を図る観点から、児童福祉施設における諸記録の作成等について、電磁的な対応を認めるものを規定するものでございます。また、乳児院等において、心理療法担当職員になることができる者に学校教育法の規定による大学院において心理学を専修する研究科を修めて卒業した者を追加し、併せて所定の規定の整備を行うものでございます。
施行期日でございますが、公布の日としております。ただし、諸記録の作成等について電磁的な対応を認める規定につきましては、令和三年七月一日としております。
説明は以上でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
37
◯仁戸田元
氣委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。
何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
38
◯仁戸田元
氣委員長 特にないようですので、以上で、第八六号議案の質疑を終わります。
次に、第八七号議案「福岡県保護施設等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
後藤福祉労働部長。
39
◯後藤福祉労働部長 第八七号議案、福岡県保護施設等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について、御説明申し上げます。
議案は、議案その三の四十五ページから四十八ページにございますが、説明は、
委員会資料によりさせていただきます。
委員会資料の四十八ページをお願いいたします。改正の理由でございますが、施設の設備及び運営に関する基準省令の一部改正に伴いまして、保護施設等における感染症や非常災害発生時の業務継続計画の策定等について定めるほか、所要の規定の整備を行うものでございます。
改正の概要についてでございますが、職場におけるハラスメントを防止するための必要な措置を講じなければならないこと、感染症や非常災害の発生時における業務継続計画の策定等を講じなければならないこと、それから非常災害に備えるため定期的に行う訓練の実施について、地域住民の参加が得られるよう連携に努めなければならないこと、感染症や食中毒の予防及びまん延防止のための対策を検討する委員会の開催、指針の整備等の措置を講じなければならないこと、以上を規定するものでございます。
施行期日でございますが、令和三年八月一日としております。ただし、業務継続計画の策定や、感染症や食中毒の予防等の対策を検討する委員会の開催等の規定につきましては、令和六年三月三十一日までは努力義務とする経過措置を設けているところでございます。
説明は以上です。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
40
◯仁戸田元
氣委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。
何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
41
◯仁戸田元
氣委員長 特にないようですので、以上で、第八七号議案の質疑を終わります。
次に、第一〇二号議案「財産の取得について」から第一〇四号議案「財産の取得について」までの三件は、関連がありますので、一括して議題といたします。
これらについて、執行部の説明を求めます。
白石保健医療介護部長。
42
◯白石保健医療介護部長 それでは、第一〇二号議案から第一〇四号議案までの財産の取得について、一括して御説明申し上げます。
議案その三の六十五ページをお開き願います。本議案から第一〇四号議案までの三つの議案は、新型インフルエンザが大流行した場合に備え、抗インフルエンザウイルス薬三品目を取得するため随意契約により購入するに当たり、福岡県県有財産の取得、管理及び処分に関する条例第二条の規定により、県議会の議決を求めるものでございます。
第一〇二号議案において取得する財産は、抗インフルエンザウイルス薬タミフルカプセルでございます。数量は、七万三百人分を購入するものでございます。取得価格は、一億三千九十一万九千六百九十円でございます。契約の相手方は、中外製薬株式会社でございます。
引き続きまして、六十六ページをお開き願います。第一〇三号議案において取得する財産は、抗インフルエンザウイルス薬イナビルでございます。数量は、十万七千四百人分を購入するものでございます。取得価格は、一億八千五百九十五万二千三百六十円でございます。契約の相手方は、第一三共株式会社でございます。
引き続きまして、六十七ページをお開き願います。第一〇四号議案において取得する財産は、抗インフルエンザウイルス薬ラピアクタでございます。数量は、三万五千百人分を購入するものでございます。取得価格は、七千七百四十三万二百九十八円でございます。契約の相手方は、塩野義製薬株式会社でございます。
以上が第一〇二号議案から第一〇四号議案までの説明でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
43
◯仁戸田元
氣委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。
何か質疑はありませんか。大橋委員。
44 ◯大橋克己委員 これは毎年購入をされていると思うんですけれども、実際に使ったことってあるんですか。
45
◯仁戸田元
氣委員長 市村薬務課長。
46 ◯市村薬務課長 抗インフルエンザウイルス薬の備蓄のものでございますが、これまでに使用したことはございません。
47 ◯大橋克己委員 備蓄ですから、なかなか難しいところはあると思うんですけど。
それとあと、単純に数量がそれぞれで違うんですけど、これは何か理由はあるんですか。
48 ◯市村薬務課長 それぞれのインフルエンザウイルス薬につきましては、国のほうで備蓄方針が示されておりまして、その品目ごとの目標量は示されているところでございます。
49 ◯大橋克己委員 使用方法とか、その適用とかが違うということで、数が少しずつ違うんですか。
50 ◯市村薬務課長 現在四品目備蓄しておりますけれども、それぞれ特徴がございます。例えば、今回備蓄しますが、ラピアクタにつきましては、点滴で使用する、重症患者にも使用できるという特徴がございます。それから、イナビルでございますが、これは吸入薬でございまして、一回の使用で効果が出るというようなものでございます。それから、リレンザも同じく吸入薬ということでございます。それから、タミフルにつきましては、当初から備蓄しておりますが、カプセル剤ということで、それぞれ製剤の特徴がございますので、多様な疾患に対応できるということで、複数の種類を備蓄しているところでございます。
51 ◯大橋克己委員 これについては備蓄なので、なかなか難しいかもしれませんけど、毎年のように多分、破棄をされているというふうに思うんですけれども、何かしら有効活用ができないものかという、これは国との関係もあると思うので、検討の余地があるんじゃないかというふうに思いますので、国ともいろいろな意見交換をしていただければと思います。以上です。何かありますか。
52 ◯市村薬務課長 この備蓄につきましては、財源も国費でございますし、国の備蓄方針に基づいて行われております。毎年御指摘もいただいているところでございますが、流通の備蓄につきましては、国のほうで一部行われております。全国で四千五百万人分の備蓄を行われておりますが、そのうちの一千万人分につきましては流通備蓄となっておるところでございます。残りの三千五百万人分は、国と都道府県で半分ずつということで、これは流通じゃなくて通常の備蓄という形で行われております。
53 ◯大橋克己委員 分かりました。
54
◯仁戸田元
氣委員長 よろしいですか。
55 ◯大橋克己委員 ありがとうございます。はい。
56
◯仁戸田元
氣委員長 ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
57
◯仁戸田元
氣委員長 特にないようですので、以上で、第一〇二号議案から第一〇四号議案までの質疑を終わります。
次に、第一〇七号議案「令和三年度福岡県一般会計補正予算(第五号)」所管分を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
白石保健医療介護部長。
58
◯白石保健医療介護部長 それでは、第一〇七号議案、令和三年度福岡県一般会計補正予算第五号のうち
保健医療介護部所管分について御説明いたします。
お手元の令和三年度補正予算に関する説明書、議案その五、追加提案分と記載しておりますが、それの六ページをお開き願います。上から三行目、三款保健費でございますが、十六億七千万円余の増額補正をお願いしております。
その内容でございますが、十七ページをお開き願います。三項生活衛生費の五目結核感染症対策費で十六億七千万円余の増額補正となっており、その内容は、右の説明欄の予防接種費でございます。これは新型コロナウイルスワクチンについて、県独自の優先接種を実施するためのワクチン広域接種会場の設置に要する経費でございます。
以上が第一〇七号議案、一般会計補正予算案のうち
保健医療介護部所管分の説明でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
59
◯仁戸田元
氣委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。
何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
60
◯仁戸田元
氣委員長 特にないようですので、以上で、第一〇七号議案所管分の質疑を終わります。
これで、本委員会に付託されました全議案の質疑を終了いたします。
知事等に対する保留質疑がありませんので、引き続き議案の採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
61
◯仁戸田元
氣委員長 それでは、準備のため、しばらく休憩いたします。そのまま、お待ちください。
〔暫時休憩〕
62
◯仁戸田元
氣委員長 再開いたします。
それでは、これより議案の採決を行います。
まず、採決の方法について、お諮りいたします。
採決は、一括して行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
63
◯仁戸田元
氣委員長 御異議がありませんので、そのように執り行います。
それでは、第八四号議案から第八七号議案まで、第一〇二号議案から第一〇四号議案まで及び第一〇七号議案所管分の以上八件について、原案のとおり可決することに賛成の委員は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
64
◯仁戸田元
氣委員長 起立多数であります。
よって、第八四号議案外七件は、いずれも原案のとおり可決されました。
これで、議案の採決を終わります。
以上で、本委員会に付託されました議案の審査は、全て終了いたしました。
なお、採決いたしました議案に関する委員長報告につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
65
◯仁戸田元
氣委員長 御異議がありませんので、そのように決定させていただきます。
次に、
所管事務調査を行います。
「
新型コロナウイルス感染症への対応について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。前原
保健医療介護総務課長。
66 ◯前原
保健医療介護総務課長 それでは、お手元の
厚生労働環境委員会資料、
新型コロナウイルス感染症への対応についての資料をお願いいたします。
めくっていただきまして、一ページをお願いいたします。まず、一番、県内の
新型コロナウイルス感染症の発生状況等についてでございます。
検査実施件数でございますが、六月十六日現在で、累計七十九万七千二百五十一件でございます。このうち、陽性者が三万五千七十一名でございます。
その下、地域、年代、感染経路別の状況は、以下の表のとおりでございます。
一番下でございます。入院者、宿泊療養者、自宅待機者の内訳、こちらの表に示しているとおりでございます。
二ページをお願いいたします。二ページの上でございますが、ステージ判断の指標でございます。これは国が示しております指標で、感染状況を四段階に区分したものでございます。ステージ三とステージ四の状況と本県の状況を挙げております。現在、ステージ四の指標に該当していますのが、一番右でございます感染経路不明割合の直近一週間の感染経路不明割合が五二・四%で、五〇%以上に該当しております。この一つの項目が今、ステージ四に該当しているという状況でございます。
続きまして、二の(一)緊急事態宣言でございます。これまでに三回発出されております。一番下の三回目のところでございますが、五月十二日に、本県が五月三十一日までの対象期間となっております。一番下でございます。五月二十八日に、この緊急事態宣言が六月二十日まで延長ということでございます。
続きまして、三ページ、体制の整備でございますが、相談体制でございます。こちらは相談の内容に応じまして相談窓口を以下のとおり設置をしているという状況でございます。
その下、検査体制でございます。県
保健環境研究所や県
保健福祉環境事務所、政令市の
保健環境研究所、民間検査会社等で一日当たりのPCR検査可能件数が約一万一千五百件となっております。
続きまして、四ページをお願いいたします。医療提供体制等でございます。まず、六月十七日本日時点で、重症者向けの病床二百一床を含めて千四百三床の病床を確保しているところでございます。その下、診療・検査医療機関でございますが、六月十六日時点で、千四百七十五の医療機関を指定しているところでございます。その下でございます。本県は、感染の拡大局面を迎えた際に、医療提供体制の確保の準備に入るため、本県独自の指標としまして、福岡コロナ警報を設定しております。令和二年十二月十二日に、陽性者が急激に増加している状況を踏まえて、福岡コロナ警報を発動しているところでございます。表のほうにもありますけれども、病床使用率、感染経路不明者の割合が該当している状況でございます。
続きまして、五ページをお願いします。五ページ上の宿泊療養施設等でございます。宿泊療養施設は十施設確保しておりまして、確保室数が二千百六室となっております。
その下のその他の取組みに挙げておりますけれども、宿泊療養施設の全室にパルスオキシメーターを配置しているところでございます。
続きまして、福岡県
新型コロナウイルス感染症対策本部会議でございます。こちらに掲載していますのは、今年度開催分を掲載しておりまして、今年度、これまでに九回開催をしております。
六ページをお願いいたします。(三)ワクチンの接種でございます。まず、医療従事者等の優先接種でございますが、下のほうに書いていますけれども、五月中に一回目の接種がおおむね完了しまして、二回目の接種率が八二・四一%でございます。
その次、市町村支援、これは高齢者接種でございますが、二ぽつ目にありますけれども、県内在住の高齢者が七月末までに接種できますよう、現在、田川市の県立大学、そしてみやま市の保健医療経営大学の二箇所で広域接種センターを設置しまして、六月七日から六市町を対象に接種を開始しまして、十五日からは新たに十六市町を対象に追加しまして実施をしているところでございます。十五日現在の接種率の状況でございますが、一回目が三九・八二%、二回目が六・九%という状況でございます。
続きまして、(四)医療従事者等への支援でございますが、三ぽつ目でございます。医療従事者等を応援する取組みとしまして、福岡県新型コロナウイルス医療従事者応援金を創設しまして、募金の呼びかけを実施しております。現時点で約四億六千三百万円の募金が集まっているという状況でございます。
七ページをお願いいたします。七ページの県内市町村との連携ですけれども、その下の丸の県内市町村からの職員受け入れでございますが、下のほうにありますけれども、令和三年度の状況でございます。二十五市町から五十四名を受け入れているという状況でございます。
続きまして、知事会がございまして、八ページをお願いいたします。まん延防止に向けた取組みでございます。感染防止宣言ステッカーの登録、そして二つ目に、飲食店への立入による確認がございます。この二ぽつ目、正当な理由がなく営業時間の短縮や休業要請に応じていない福岡市の五店舗に対しまして、特別措置法に基づきまして、六月十四日に命令を発出したところでございます。
続きまして、九ページをお願いいたします。(七)医療資材の配布でございますが、マスクや手指消毒薬等を関係機関のほうに配布をしているという状況でございます。
続きまして、(八)で、県民向けの注意喚起をホームページ等で掲載しておりまして、十ページのほうに主な内容を一部掲載しております。
それから、十一ページでございます。参考でございますが、これは
新型コロナウイルス感染症対策で、これまでの予算の概要でございます。掲載していますのが令和元年度の二月補正から令和三年度の六月補正、これは六月四日の早期議決分までを含めた額で、それまでで累計で予算額が二千二百六十億円予算を上げているという状況でございます。
下のほうに、主な事業を掲載しております。
説明は以上でございます。
67
◯仁戸田元
氣委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。
何か質疑はありませんか。大橋委員。
68 ◯大橋克己委員 まず、一ページ目のところにありますけれども、自宅待機者のところで、相変わらずパーセンテージが高いなという気がしているんですけれども、その要因を教えていただきたいのと、あと本会議の中で回答があったんですけれども、自宅療養中の診察、これについての説明をお願いしたいと思います。
69
◯仁戸田元
氣委員長 田中
がん感染症疾病対策課長。
70 ◯田中
がん感染症疾病対策課長 まず、自宅待機者の数でございます。資料にございますように、現在七百十一名となっております。どうしても御家族の介護でありますとか、あるいは養育等のために宿泊療養ができないという方もいらっしゃいますし、感染が判明しました時期が、感染しましてからもう数日たっていて、残り期間が短いとかいうような場合等ございまして、一部自宅待機者が発生はいたしております。県といたしましては、やはりできるだけ感染拡大を防ぐという観点からも、無症状者、軽症者の方につきましては宿泊療養施設での療養というのをまずはお願いしていくということでやっております。なかなかここの数字というのが減らないところではありますけれども、政令市、久留米市とも連携しまして、できるだけここの自宅待機が発生しないような取組をしていきたいというふうに思っております。
それから、宿泊療養施設での投薬でございます。代表質問等でも御回答させていただきましたように、宿泊療養施設におきまして、体調が急に悪くなられる方も増えてまいりました。この関係で、宿泊療養施設に常駐いたしております医師の判断で投薬が必要となった場合に、投薬ができるような仕組みをつくることとしておりまして……。
71 ◯大橋克己委員 自宅療養者ですよ。
72 ◯田中
がん感染症疾病対策課長 大変失礼いたしました。自宅療養者のほう、自宅で症状が悪化した場合に、受診が必要だというような場合も出てくるかと思います。そうした場合に、今現在、診療・検査医療機関というところを設けておりますけれども、その中から、そういう自宅療養者の方の受診でありますとか、電話相談を受けていただけるような医療機関というのを今、調整をしているところでございまして、これからそれぞれの地域で、地域の医師会等々も含めまして、しっかりその体制をつくった上で始めていきたいというふうに思っております。
73 ◯大橋克己委員 今から詰めていかれるということだったんですけれども、本議会では六月中にということなので、もうそろそろしっかりと固めていかなきゃいけないというふうに思うんですよね。先ほどちらっとおっしゃったように、自宅にいらっしゃって、本来であれば自宅隔離といいますか、自宅から出ちゃいけない方々が、例えば診療所に行く際の手だてとか、そういったところもいろいろ考えていかなきゃいけないと思いますし、実際にやっぱり自宅にいらっしゃる方は不安に思われているところが非常に多いので、このあたりはきめ細やかに今後検討していただきたいと要望しておきます。それから、続けてよろしいですか。
74
◯仁戸田元
氣委員長 はい。大橋委員。
75 ◯大橋克己委員 先ほどちらっとおっしゃった宿泊療養のところです。宿泊療養についても、これも本会議で質問があって、投薬が必要な場合には、今まで市販薬で対応していたけれども、処方できるようにするということなんです。これはどこまで進んでいますか。
76 ◯田中
がん感染症疾病対策課長 それぞれ宿泊療養施設に派遣していただいております派遣元の医療機関から往診をしていただいたという形でいろんな事務処理をしていただく必要があります。現在、その派遣元の医療機関のほうに、そういう手続になりますという周知をしておりますので、開始できるという状況になっているということでございます。
77 ◯大橋克己委員 最後に、ワクチンのところをお聞きしたいんですけれども、広域接種センターの件なんですけれども、国の大規模接種会場の予約状況も非常に低調という話も聞いておりますし、今回二か所設置した広域接種センターについての予約状況というのは、県として毎日把握はされているのでしょうか。
78
◯仁戸田元
氣委員長 平山
ワクチン接種推進室長。
79 ◯平山
ワクチン接種推進室長 予約の数は毎日把握をしております。予約率はこちらのほうで計算をすることにしておりまして、すみません、昨日の分を私が計算をしておりませんでしたので、把握はしておりません。
80 ◯大橋克己委員 何を把握して……。
81 ◯平山
ワクチン接種推進室長 予約率についてはですね。毎日の予約人数については、報告をいただいておりますので、県としては把握をしております。
82 ◯大橋克己委員 当初、三万、三万だったですか、六万というふうに計算をされて、十六市町を対象追加されたということなんですけれども、その三万、三万の六万というところに対しての見込みというものが立っていらっしゃるということでよろしいんですか。市町村との関係もよく分からないところがあるので、そのあたりも含めて御説明いただくと助かりますけど。
83 ◯平山
ワクチン接種推進室長 予約の率につきましては、当初予定していたものに比べますと少し少ない、全部が埋まっているというような状況ではございません。市町村のほうにつきましても、少しずつ進んでいるとは思いますけれども、今後は広域接種センターも活用していただきながら、七月末までに希望する全員の方が終了するように、市町村と協力をしながら進めてまいりたいというふうに考えております。
84 ◯大橋克己委員 高齢者の方々自身も、市町村でやっていながら、県でも受けれるよということで、ちょっと戸惑いもあられるのかと思うんですね。私は大牟田市のことしかあまりよく分からないんですけど、大牟田市に関しては、いろんな情報を出して、県でも受けれますよという情報がいろんなところから出てきております。ですので、各市町村のやり方がどういうふうになっているかというのは存じ上げませんけれども、そういった形で県がやっているということの周知は、ぜひもっと広くやっていただきたいと思います。
それと、思うとおりに数が増えてきていないということでございますけれども、例えば、市町を十六広げられましたけれども、これ以上市町村を広げるとか、対象年齢を変えるとか、そういったことというのは考える余地はないのでしょうか。
85 ◯平山
ワクチン接種推進室長 対象市町村につきましては、七月末までに希望する六十五歳以上の方全員が二回の接種を完了することを考えますと、六月終わり、少なくとも七月の上旬までには第一回目の接種を終えないといけないということから、今の予約システムを変えるということはなかなか難しいので、十六市町を増やすということは考えておりません。年齢の拡大につきましても、現在の二会場につきましては、六十五歳以上の高齢者の方を七月末までに終えていただくということを目的につくったセンターでありますので、年齢の拡大についても今のところ考えておりません。
86 ◯大橋克己委員 それでうまく三万、三万というところが達成できるのかというのはちょっと疑問もあるところであります。今後、職域接種も始まってきて、職域接種の情報を聞くと、結構フレキシブルな対応をしているんですよね。ですので、そのあたりとも兼ね合いを見ながら、例えばせっかくの広域接種センターを設置して、低調であれば、何かしら考えなきゃいけないという事態も来る可能性があると思うので、そういったことも念頭に置きながら、ぜひ前に進めていただきたいと要望しておきます。以上です。
87
◯仁戸田元
氣委員長 ほかに質疑はありませんか。
高瀬委員。
88
◯高瀬菜穂子委員 緊急事態宣言下で、職員の皆さんも本当に御苦労されたと思います。お疲れさまです。
県のほうでも、私、何度も取り上げてきた病床の確保ですけれども、努力をしていただきまして、今、千四百三床というところになりました。今のフェーズ、国の言うところのステージ四ではなく、ステージ三になっているということですが、県も独自にフェーズという考え方をしているんじゃないかと思いますけれども、この千四百三床、今、確保して、以前に比べたら少し落ち着いている、非常に逼迫していた状況から少し下がっていると思うんですけれども、今後の病床確保はどのようにされていくのか、それから県の独自のフェーズとの関係では、医療機関に対して、専用病床として使う、あるいはそのうちの一般病床として使うというようなことで、確保病床が変わってくるのかなと思うんですけれども、その辺についてはどのような考え方なのかということを御説明いただけますか。
89
◯仁戸田元
氣委員長 田中
がん感染症疾病対策課長。
90 ◯田中
がん感染症疾病対策課長 病床確保の件でございますけれども、病床確保計画を定めておりまして、フェーズ一からフェーズ四までがありまして、その上に、緊急時の対応ということで、もう一段階上を設けております。現在、緊急事態措置を行っておりまして、その緊急時の対応に該当するということで、千四百八十床を目指して病床確保を進めているという状況でございます。
緊急事態措置等が終わりまして、今後、まん延防止等になってまいります。どの段階で切替えはあるのかということでありますけれども、緊急時の対応から、次、フェーズ四という形で病床を減らしていただく、結局、病床を一旦減らしますけれども、そこの分は準備病床という形で確保し続けるという形になります。そのため、県といたしましては、今後も、現在千四百三床の確保にとどまっておりますけれども、千四百八十、緊急時の病床確保計画上の目標病床の確保に向けまして、そこはずっと医療機関と協議を重ねながら千四百八十床の確保をまず目指していくと。ただ、そのときには場合によってはフェーズ四に落ちている場合もあると思います。その場合には、その確保した病床は準備病床という形で、コロナ患者さんを受け入れる病床ではなく、一般病床として運用していただいておくというような形にはなってまいります。
91
◯高瀬菜穂子委員 今後も千四百八十を目指して確保していくということですので、今、医療機関も相当に頑張っていただいての今の数だろうというふうに思いますので、よく協力をしていただいて、努力もしていただきたいというふうに思います。
それについて、国のほうが政府の財政諮問会議の中で、病床確保について、国や都道府県の権限強化と、そして罰則化というような方向が言われているんですが、この方向では、なかなか難しいんじゃないかというふうに感じておりまして、今も医療機関は最大限協力をしていただいているのではないかというふうに思うんですけれども、その辺については、どのような見解をお持ちでしょうか。
92 ◯田中
がん感染症疾病対策課長 病床確保、これまで六百床近くの上乗せをしてまいりました。その間、医療機関の皆さんといろんなお話をさせていただく場合もありますし、いろんな声もいただいております。医療機関、いろんな工夫をしながら確保をいただいておりますし、委員御指摘のように、かなり無理もしていただいている部分もあるというふうには認識をしております。病床確保、数字上確保しましても、それが患者さんを受け入れることができるというような実際に使える病床でなければ何の意味もございませんので、そこは医療機関とよく協議をしながら、医療機関の声を聞きながら、確保の調整は進めてまいりたいというふうに思っております。
93
◯高瀬菜穂子委員 かなり通常診療を縮小して専用病床に対応していただいた病院もあるんじゃないかというふうに思います。これ、通常診療をさらに縮小するということになると、地域医療の崩壊ということも一方ではあると思いますので、その辺、よく考えていただいて、権限強化で一方的にではなくて、今やっていただいているしっかりした話合いの下に病床確保というふうにしていただきたいと思います。続けていいでしょうか。
94
◯仁戸田元
氣委員長 はい。
95
◯高瀬菜穂子委員 病床がもともと九割以上の稼働率でないとペイしないというような診療報酬の体系であったということからしても、これまでどおりのやり方だと、これから先、増やすというのはなかなか難しいんじゃないかと。前回も申し上げましたけど、リスク分散して、小さなところにもお願いするというやり方ではなくて、やはり拠点病院をつくるというような発想の転換が今後病床が必要になった場合には要るんじゃないかというふうに思いますので、その点は御検討いただきたいと思います。
社会的な検査についてです。緊急事態宣言下で、医療機関や高齢者施設などで週一回のPCR検査を行っていたと思いますけれども、緊急事態宣言がまん延防止のほうに替わるということで、この週一回というのはなくなるのでしょうか。
96 ◯田中
がん感染症疾病対策課長 高齢者施設等におきますPCR検査の高齢者施設等の従業員におけるPCR検査、こちらのほうを緊急事態宣言下におきましては週一回に頻回に実施するという形でやらせていただいております。まん延防止になりますと、今後どうなっていくのかということでございますけれども、本日示されると思われます国の基本的対処方針、こちらのほうでどのような記載になっていくのか、それを踏まえて検討はさせていただきたいと思っております。
97
◯高瀬菜穂子委員 この社会的な検査で陽性者がどれだけ出たかというのはお聞きしていませんけれども、週に一回するというのは、すごく安心感があるというふうに現場の方からもお聞きをしております。陽性者が減っている今こそ、この検査体制が非常に大事だというふうに私は思っておりまして、PCR検査等の検査体制を充実することが次の感染拡大を防ぐということにつながると思いますので、これまでの検査体制、できるだけ緩めることなく、さらに強化されるようにお願いしたいと思います。これは要望をしておきたいと思います。
あと一点、子供さんが学校を休まないといけないというような場合、小学校休業等対応助成金という制度がこの三月三十一日までありましたが、これが四月から、両立支援等助成金、育児休業等支援というふうに替わったと思いますけど、これについてはどこが担当でしょうか。
98
◯仁戸田元
氣委員長 前原
保健医療介護総務課長。
99 ◯前原
保健医療介護総務課長 学校のつながりの、保護者のほうの支援の話ですか。恐らく、保護者の支援、教育委員会なり、もしくは……。
100
◯高瀬菜穂子委員 新型コロナじゃないですか。
101
◯仁戸田元
氣委員長 上村労働政策課長。
102 ◯上村労働政策課長
厚生労働省の
新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金の件だと思います。助成金、補償金とかも含めていろいろ替わっておりますので、手元にあるのが五月末のプレスリリースで、順次申請期限を延長するということで対応を厚労省のほうはしてきていますので、直近の情報は確認をさせていただきたいと思います。
103
◯高瀬菜穂子委員 通告をしていなかったので申し訳ありません。後から教えていただきたいと思いますが、やはり感染がこれだけ拡大しますと、濃厚接触者であるとか、あるいは濃厚接触者でなくても休んでくださいというようなことが各地で起こって、働いている方が仕事を休まないといけないというような事態になって、昨年度までは、賃金十割、上限一万五千円で支給されていたものが、今年になってからは、一人当たり五万円と。一事業者について十人までと、上限五十万円になっていて、これは去年の制度からすると、かなり後退しているというふうに思います。これで既にこの四月、五月でもう上限に達してしまったというような声も聞いていますので、ぜひ県のほうからこれは国に対して、昨年のような制度に戻していただくというか、もうちょっと拡大をしていただくような声を上げていただきたいと思っております。要望です。
104
◯仁戸田元
氣委員長 よろしいですか。
それでは、この際、換気のため、しばらく休憩します。再開は、五分後の十二時十五分といたしますので、よろしくお願いいたします。
午 後 零 時 十 分 休 憩
午 後 零 時 十 四 分 再 開
105
◯仁戸田元
氣委員長 それでは、委員会を再開します。
ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
106
◯仁戸田元
氣委員長 ほかにないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、「指定管理者による管理運営の実施状況報告について(概要)」を議題といたします。
順次、執行部の説明を求めます。徳永福祉総務課長。
107 ◯徳永福祉総務課長 それでは、指定管理者による管理運営の実施状況について御説明いたします。
福祉労働部の
委員会資料をお願いいたします。
福祉労働部が所管しております四つの施設につきまして、令和二年度の実施状況を五つの観点で点検を行い、評価をしております。説明は、
委員会資料の一ページから四ページの概要によりまして行います。
それでは、一ページをお開きください。クローバープラザでございます。指定管理者は、クローバープラザ管理運営共同事業体、指定期間は、令和二年度から令和六年度までの五年間でございます。
点検項目の主なものについて御説明いたします。1)公共性の確保にありますように、福祉、人権、男女共同参画の三つのセンターの設置目的に沿って、複合施設としての利点を生かした事業を展開しております。
2)施設利用及びサービス向上につきましては、二ぽつ目、コロナ対策のため、大型催事の中止や臨時休館を行ったことなどにより、白丸のところですけれども、来館者数は前年度に比べ大きく減少をいたしております。
3)経営改善でございます。二つ目の白丸、利用料収入については、臨時休館等により、前年度と比べ四一・九%減少しましたが、施設全体で省エネ対策に取り組むなど効率的な施設運営に努めております。
以上のことから、点検結果につきましては、おおむね提案内容どおりの総合評価Bとしております。
続いて、二ページをお願いいたします。福岡県障がい者リハビリテーションセンターでございます。指定管理者は、社会福祉法人福岡県厚生事業団、指定期間は、平成二十八年度から令和二年度までの五年間でございます。
1)公共性の確保にありますように、障害者総合支援法に基づく施設入所支援や自立訓練に取り組むとともに、県が指定する高次脳機能障がい支援拠点機関として、利用者や御家族の支援に取り組んでおります。
2)施設利用及びサービス向上につきましては、一ぽつ目の三つの白丸のとおり、コロナの影響により施設利用者は減少しております。四ぽつ目、利用者に対し、家庭復帰支援や
就労支援を積極的に行った結果、地域生活移行率は約七八%となっております。
3)経営改善でございます。二つ目の白丸、利用料等収入につきましては、利用者の減に伴い一八・八%の減となっております。
点検結果につきましては、総合評価Bとしております。
続いて、三ページ目をお願いいたします。福岡県障がい者
就労支援ホームあけぼの園でございます。指定管理者は、社会福祉法人福岡コロニー、指定期間は、平成二十九年度から令和三年度までの五年間でございます。
1)公共性の確保にありますように、障害者総合支援法に基づき、障がいのある人の
就労支援等を行っております。
2)施設利用及びサービス向上につきましては、利用者の重度化や高齢化に対応するため、入浴介助など支援の充実を図るとともに、白丸二つ目、日中の生活介護サービス、また三つ目、就労継続支援B型の増を図っております。
以上のことから、点検結果につきましては、総合評価Bとなっております。
最後に、四ページをお願いいたします。福岡県立北九州勤労青少年文化センターでございます。指定管理者は、JR九州サービスサポート・岡崎建工・日本施設協会共同企業体、指定期間は、平成二十九年度から令和三年度までの五年間でございます。
1)公共性の確保にありますように、各種講座や相談事業を行いまして、勤労青少年等の福祉の増進を図っております。
2)施設利用及びサービス向上でございます。白丸の一つ目、利用者数は、前年度と比較しまして六〇・九%の減となっております。これは本館小ホールや体育館の特定天井の改修工事による一部施設の利用制限に加えまして、コロナの影響による臨時休館等を行ったことによるものでございます。
3)経営改善ですが、臨時休館等に伴い、前年度と比較をしますと利用料収入は五五・五%の減となったものの、収支改善に向けまして、施設の利用促進に向けた広報活動に積極的に取り組んでおります。
以上のことから、点検結果につきましては、総合評価Bとしております。
説明は以上でございます。
108
◯仁戸田元
氣委員長 新
自然環境課長。
109 ◯新
自然環境課長
委員会資料、環境部、
所管事務調査、指定管理者による管理運営の実施状況報告について説明いたします。
点検結果につきましては一ページから四ページにかけて記載しておりますが、説明は、一ページの概要により説明させていただきます。
施設は、北九州市小倉南区にあります福岡県平尾台自然観察センター、指定管理者は、ハートランド平尾台株式会社、指定期間は、平成二十九年度から令和三年度までの五年間でございます。
事業計画に基づく実施状況の点検でございます。1)の公共性の確保についてでございます。自然観察会などイベントを開催しております。また、平尾台の自然を保護するため、毎日巡視を行い監視活動を行うなど、設置目的に沿った事業を実施しております。
2)施設利用及びサービス向上についてでございます。コロナ感染症拡大防止対策のため六十八日間の臨時閉館などの影響によりまして、令和二年度の入館者数は一万四千二百四十七人であり、前年度比で五八・三%の減と大幅に減少しております。当センターでは、コロナウイルス拡大防止対策としまして、入り口での検温、アルコール消毒、マスク着用の呼びかけなどを行いまして、安心して御利用いただけますよう努めておるところでございます。
3)経営改善でございます。館内の照明器具の節電などによりまして、維持管理費の節減に取り組んでいるところでございます。
4)の職員確保方策及び健全な財政基盤につきましては、職員には野生の動植物に造詣が深い者を配置するなど、適切な管理運営に努めております。
5)の施設管理上の個別事項につきまして、本県の個人情報保護制度に沿いまして、個人情報を適切に管理しているところでございます。
点検結果につきましては、おおむね提案どおりの管理運営の内容となっておりますことから、総合評価でBとしているところでございます。
説明は以上でございます。
110
◯仁戸田元
氣委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。
何か質疑はありませんか。
〔「ありません」と呼ぶ者がある〕
111
◯仁戸田元
氣委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、「嘉麻市の産業廃棄物中間処理施設における排出事業者による廃棄物の撤去状況について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。吉川監視指導課長。
112 ◯吉川監視指導課長 それでは、嘉麻市の産業廃棄物中間処理施設における排出事業者による廃棄物の撤去状況について、御報告いたします。
資料は、
委員会資料、環境部の五ページをお願いいたします。
今回、委員の交代もありましたので、まず本件の概要について御説明させていただきます。本件は、嘉麻市の産業廃棄物中間処理業者有限会社エコテックにおきまして、平成二十九年五月に火災が発生し、過剰保管となっていた産業廃棄物が約一か月間燃焼し続けたという事案でございます。同社に対して、廃棄物処理法の規定に基づく措置命令を発出いたしまして、違法に保管している産業廃棄物の撤去を求めてまいりましたが、現在に至るまで同社による撤去は行われていない状況でございます。このため県では、同社に産業廃棄物の処理を委託した排出事業者、多くは産業廃棄物処理業者でございますけれども、これらに対しまして撤去の要請を行っております。
本日は、本県の要請を受けた排出事業者によるこれまでの撤去状況、それから周辺環境影響の調査、そして今後の対応について概要を御報告いたします。
まず、一、撤去の状況です。この表では、排出事業者を四つのグループ、全量撤去済、撤去実施中、撤去合意後未着手、撤去合意未了に分類しております。全体では、表の最下部にお示ししております三十九社に対して、三万三千七百二十四トンの撤去要請を行っており、平成三十年五月三十日の撤去開始以降、これまでの撤去量の実績は、全量撤去済及び撤去実施中、この二つの欄の太字の計五千八百六十トンとなります。要請を行った三十九社のうち、二十五社が要請された全量を撤去し、四社が撤去中でありますが、依然として撤去合意未了や撤去合意後未着手である排出事業者も存在いたします。これらの事業者は、弁護士を立てて本格的に争う姿勢を示したり、なかなか撤去に着手しなかったりと、非常に対応が難しい上、関東、関西、中部方面に所在することから、昨年以降、新型コロナウイルス感染拡大の影響により県外へ赴くこともままならず、また事業者側においても受入れ体制が整わず、訪問による要請の実施が困難な状況が続いております。このように厳しい状況ではありますけれども、令和二年度は、排出事業者が所在する自治体の協力もいただきながら、撤去合意未了のうち一社が全量撤去を行い、また撤去合意後未着手のうちの一社が撤去を開始いたしました。その結果、令和二年度と比較しますと、表の上部、全量撤去済と撤去実施中が一社ずつ増えて、それぞれ二十五社、四社と進展しております。
次に、二、周辺環境影響の調査であります。記載のとおり、これまで異常値は認められておりません。
三、今後の対応でございます。まず、排出事業者に対してであります。要請を行うに当たっては、やはり対面にて行うことが効果的であることから、撤去合意後未着手及び撤去合意未了の計十社に対して、新型コロナウイルスの感染状況も踏まえつつ訪問等を行い、また関係自治体の協力が得られることで進展した事例もあることから、その協力を得ながら、撤去の実現に向けた取組を着実に進めてまいりたいと考えております。特に、撤去合意未了の四社に対しましては、今後も繰り返し訪問して要請を行ってまいりますが、相手が応じる見込みがない場合は、排出事業者としての義務違反に基づく措置命令の発出を検討してまいります。これらにより、三十九社全社が県の要請に応じ撤去を実施するよう進めるものでございます。
一方で、そもそもの実行行為者であります有限会社エコテックに対しましても、措置命令の履行を今後とも強く求めてまいりたいと考えております。
説明は以上でございます。
113
◯仁戸田元
氣委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。
何か質疑はありませんか。
高瀬委員。
114
◯高瀬菜穂子委員 エコテックについては、私、この一か月にわたる燃焼の後、随分と経緯も調べさせていただいて、特別委員会で質問した経緯があります。周辺住民からは、早くから、ここ、過積みになっている、あるいは発火しているというような情報があったにもかかわらず、早く対処しなかったために、こんな大ごとになってしまったと。そして、今の報告を聞きますと、
コロナ禍とはいえ、一年間で僅かに進んだというところではないでしょうか。これだけ行政の方も後々苦労するということからして、監視、指導について、厳しく、早くしていただくということを改めて申し上げたいと思います。
それで、この撤去合意後未着手の六社が一万七千トンに及ぶというのは、これは一社一社が恐らく、かなり量が多いのかなと。今、御苦労されているという報告でしたけれども、これからやっていくということですが、見通しはどうなんでしょうか。
115
◯仁戸田元
氣委員長 吉川監視指導課長。
116 ◯吉川監視指導課長 今御指摘がありましたとおり、この四社のうち、残っている事業者で、やはり多量に要請をしている事業者はございます。なかなかやはりすぐに了解は得られないところですけれども、先ほど御説明しましたとおり、私どもとしましては、強く要請するとともに、場合によっては法的な措置、措置命令の発出等も踏まえながら、強く対処していきたいというふうに考えております。
117
◯高瀬菜穂子委員 今回の本会議の一般質問で、筑紫野市の産興の問題も取り上げましたけれども、違法行為を行ったところが、やり得になるというような行政の対応ではやっぱり困ると思うんです。ですから、それを起こさない指導とともに、起こってしまったところについては、毅然とした対応で頑張っていただきたいと思います。以上です。
118
◯仁戸田元
氣委員長 よろしいですか。
119
◯高瀬菜穂子委員 はい。
120
◯仁戸田元
氣委員長 ほかに質疑はありませんか。
〔「ありません」と呼ぶ者がある〕
121
◯仁戸田元
氣委員長 ほかにないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
これで、
所管事務調査を終わります。
次に、「各種委員の選出について」であります。
本件につきましては、さきの委員会において、正副委員長に取扱いを一任されておりました。お手元に正副委員長案を配付いたしております。
本案のとおり選出することで、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
122
◯仁戸田元
氣委員長 御異議ありませんので、そのように決定し、議長に報告することといたします。
次に、議題にはありませんが、その他として何かございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
123
◯仁戸田元
氣委員長 特にないようですので、次に進みます。
次に、「閉会中の調査事項について」お諮りいたします。
お手元配付の案の八項目について、閉会中もなお調査を継続することといたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
124
◯仁戸田元
氣委員長 御異議ありませんので、そのように決定し、所定の手続を取ることといたします。
次に、「今後の委員会活動について」でありますが、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
125
◯仁戸田元
氣委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
最後に、会議録署名委員を指名いたします。大島道人委員、田中大士委員、お二人を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。
以上で、当委員会の議事は、全て終了いたしました。
終わりに、終始熱心に審査いただきました委員各位、御協力いただきました執行部各位に感謝申し上げまして、
厚生労働環境委員会を閉会いたします。
どうもありがとうございました。
午 後 零 時 三 十 二 分 閉 会
Copyright © Fukuoka Prefecture All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...