福岡県議会 2021-06-17
令和3年 総務企画地域振興委員会 本文 開催日: 2021-06-17
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 令和三年六月十七日(木曜日)
午 前 十 一 時 二 分 開 会
◯井上博行委員長 それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから
総務企画地域振興委員会を開会いたします。
それでは、これより本日の議事を行います。
当委員会において審査を要します案件は、お手元に配付いたしております
付託議案一覧表、
付託請願一覧表及び陳情一覧表のとおり、議案六件、請願九件及び陳情三件であります。御確認願います。
この審査を、お手元の審査日程案のとおり、取り進めたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
2
◯井上博行委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたします。
なお、執行部より提出されました議案及び
所管事務調査等に関する資料を、お手元に配付いたしております。御確認願います。
また、第七九号議案については、お手元配付のとおり、人事委員会から同意する旨の意見が提出されておりますので、申し添えます。
初めに、「所管事務の概要について」を議題といたします。執行部の説明を求めます。まず、秘書室からお願いいたします。
勝永秘書室長。
3
◯勝永秘書室長 それでは、秘書室の所管事務の概要について御説明申し上げます。お手元配付の委員会資料を御覧ください。
秘書室では、知事及び副知事の日程調整、様々な施策に関する情報収集及び各部各課との連絡調整などのほか、行幸啓や行啓など、皇室に関する事務を行っております。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
4
◯井上博行委員長 次に、総務部の説明を求めます。
奥田総務部長。
5
◯奥田総務部長 それでは、総務部の所管事務の概要について説明を申し上げます。
委員会資料の総務部の所管事務の概要を御覧いただきたく存じます。
一ページをお開き願います。これは、知事部局全体の行政機構図であります。
次、二ページをお開きいただきます。これは、総務部の行政機構でございます。
三ページをお願いいたします。これ以降は、総務部各課の所管事務の概要でございます。主なものを説明申し上げます。
まず、三ページ、四ページ、
行政経営企画課でございますが、行政改革の推進、職員の意識改革、条例などの審査などの業務を行っております。また、出先機関といたしまして、二ページに記載のとおり、公文書館を所管しております。
五ページをお願いいたします。人事課でございます。職員の服務管理、任免等の人事に関する事務、行政組織、定数管理などの事務を行っております。課内室であります内部統制室では、
内部統制制度、職員の懲戒などを行っております。また、出先機関といたしまして、職員研修所を所管しております。
六ページ、七ページを御覧いただきます。財政課でございますが、県議会に係る総括の窓口となっております。また、予算、決算など、総務部の予算に関する事務を併せて行っております。
八ページをお願いいたします。税務課でございますが、県税の賦課、徴収、滞納整理を行っております。出先機関といたしましては、十二の県税事務所を有しております。
九ページをお願いいたします。財産活用課でありますが、県有財産の管理などの事務を行っております。
十ページをお願いいたします。
県民情報広報課であります。報道機関との連絡調整、広報、広聴に関する事務などを行っております。
十一ページ、十二ページでございますが、
総務事務厚生課でありまして、給与、旅費の支給、物品の購入などの事務を行っております。
十三ページをお願いいたします。
防災危機管理局防災企画課でありますが、災害対策に関する事務などを行っております。
十四ページでございますが、
消防防災指導課でありまして、消防に関する事務、市町村の災害対策の支援などを行っております。出先機関といたしましては、消防学校を所管しております。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
6
◯井上博行委員長 次に、企画・地域振興部の説明を求めます。牛島企画・
地域振興部長。
7 ◯牛島企画・
地域振興部長 それでは、企画・地域振興部の所管事務の概要について御説明をいたします。
委員会資料の企画・地域振興部の所管事務の概要をお願いいたします。
一ページをお願いいたします。これは、部の行政組織の一覧でございます。二局十課三室でございます。
続きまして、二ページをお願いいたします。各課の主な事務を御説明します。まず、総合政策課でございますが、県の施策や事業の総合的な企画調整のほか、国への提言要望、また
地方分権改革、
エネルギー施策の総合的な企画調整を行っています。今年度から
国際金融機能形成推進班を創設しております。また、
エネルギー政策室にも
再生可能エネルギー推進係を、新たに創設したところでございます。
三ページをお願いいたします。
広域地域振興課でございます。地域の特性とか自然を生かしました地域振興策、市町村や地域団体と連携して推進しています。それと、移住・定住の促進、過疎、離島振興、市町村の地方創生の取組の支援等に取り組んでいるところでございます。
四ページをお願いいたします。
市町村支援課でございます。市町村の行財政運営に関する助言のほか、国または
地方各種選挙の管理、執行に関する事務を行っているところでございます。
五ページをお願いいたします。情報政策課でございます。
情報セキュリティー対策、庁内のデジタル化の推進に取り組んでおります。また、今年度から
デジタル戦略推進室を創設しておりまして、地域の情報化に関する総合的な企画ですとか、市町村のデジタル化の推進に取り組んでいるところでございます。
六ページをお願いいたします。調査統計課でございます。国勢調査、
経済センサス、労働力調査など、国からの
委託統計調査をやっております。また、主要な統計指標などを基にして、本県経済の現況を分析して、定期的に公表しているところでございます。
七ページをお願いいたします。交通政策課でございます。
総合交通対策の企画、調査、調整、地方バスの
運行確保対策、鉄道の整備促進などに取り組んでいるところでございます。
八ページをお願いいたします。空港対策局でございます。空港政策課では、福岡県の空港の将来構想や
福岡空港運営会社に関すること、空港政策の
総合企画調整というものを行っております。
また、空港事業課ですけど、福岡空港と北九州空港の整備、利用促進に関する企画、調査、調整、それと周辺の環境対策などに取り組んでいるところでございます。
九ページでございます。国際局でございます。国際政策課、
国際関連施策の総合的な企画、調整のほか、
パスポートセンターの業務総括、在住外国人及び
外国人留学生に対する支援などに取り組んでいます。
また、地域課では、海外の自治体との交流に関する取組を行っています。
以上でございます。
8
◯井上博行委員長 次に、会計管理局の説明を求めます。
野上会計管理者。
9
◯野上会計管理者 会計管理局の所管事務の概要について御説明を申し上げます。
会計管理局の委員会資料を御覧ください。
一、組織でございますが、会計管理者兼
会計管理局長の下に、一課五係、合計三十二名の職員で業務に当たっております。
二の所管事務の概要でございます。主なものは、総務企画係では、歳計現金や有価証券の出納、保管に関すること、財務会計係では、会計事務の調査や指導に関すること、資金決算係では、決算の調製に関すること、また
指定金融機関に関すること、審査第一、第二係では、県費や国費の
支出負担行為の確認や支出の審査等に関することなどの業務を行っております。
説明は以上でございます。
10
◯井上博行委員長 次に、
人事委員会事務局の説明を求めます。
中野人事委員会事務局長。
11
◯中野人事委員会事務局長 人事委員会事務局の所管事務につきまして御説明を申し上げます。
委員会資料の
人事委員会事務局の分をお願いいたします。
表紙を一枚おめくりいただきまして、まず、一の組織でございます。人事委員会は、
地方公務員法に基づき設置された専門的、中立的な機関でございまして、三名の委員により構成をされております。
事務局は、任用課と給与公平課の二課体制で、職員数は合わせて二十五名でございます。
次に、二の所管事務の概要でございます。任用課は、主に
職員採用試験や人事制度に関する事務、給与公平課は、給与その他の勤務条件に関する事務や不利益処分についての審査請求などの事務を行っております。
以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
12
◯井上博行委員長 次に、
監査委員事務局の説明を求めます。
佃監査委員事務局長。
13
◯佃監査委員事務局長 監査委員事務局の所管事務につきまして御説明をいたします。
表紙のほうをおめくりいただきまして、まず、組織について御説明をいたします。監査委員の定数につきましては、地方自治法の規定に基づき四名となっております。その内訳は、識見を有する方から選任された三名、県議会議員から選任された方一名でございます。
事務局は、総務課、監査第一課、監査第二課及び特別監査室の三課一室体制で、職員数は局長以下三十一名でございます。
次に、所管事務の概要について御説明いたします。総務課は、事務局の庶務、公営企業や
財政的援助団体等の監査、
内部統制評価報告書審査の総括に関する事務などを行っております。
監査第一課及び監査第二課は、本庁や出先機関の定期監査のほか、決算審査及び
基金運用状況審査の総括に関する事務など、また、特別監査室は、監査委員の特命に関する事項の監査を行っております。
説明は以上でございます。
14
◯井上博行委員長 次に、議会事務局の説明を求めます。
矢野議会事務局長。
15
◯矢野議会事務局長 議会事務局の所管事務の概要につきまして御説明させていただきます。
議会事務局の資料をお願いいたします。
一ページをよろしくお願いいたします。議会事務局の職員数は五十七名で、組織は局長、次長、副理事及び総務課、議事課、調査課の三課で構成されております。なお、調査課には、課内室として
政策企画支援室を設けております。
次に、資料の二ページをお願いいたします。各課が所管いたします事務を御説明いたします。まず、総務課は、議会の国際交流、議員の身分、報酬、政務活動費、正副議長の秘書及び議会棟の管理運営に関する事務などを所管いたしております。
次に、議事課は、本会議、代表者会議、
議会運営委員会、常任委員会、特別委員会の運営に関する事務、議員定数及び選挙区に関する事務及び記録に関する事務などを所管いたしております。
資料の三ページをお願いいたします。次に、調査課は、議案、法令等の調査に関する事務、特別委員会の運営、議会の情報公開、議会の広報及び議会図書室に関する事務などを所管いたしております。
また、調査課に設置しております
政策企画支援室は、
議員提出条例の制定、改廃及び議会の政策提言等に係る企画支援、連絡調整並びに意見書、決議及び
意見書等調整会議に関する事務などを所管いたしております。
以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
16
◯井上博行委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
17
◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、請願審査を行います。
当委員会に付託されております請願は、お手元配付の一覧表のとおり、継続審査中のもの九件であります。
継続審査中の請願番号第二号の二「国に対し「
消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める請願」外八件を一括して議題といたします。
この際、何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
18
◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
それでは、これらの請願についてはどのような取扱いにいたしましょうか。
〔「継続」と呼ぶ者がある〕
19
◯井上博行委員長 ただいま
井上順吾委員から継続審査という意見がありましたが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
20
◯井上博行委員長 御異議がありませんので、継続審査と決定いたします。
以上で、請願に関する審査を終了いたします。
次に、陳情についてであります。
陳情番号第五五号「
辺野古基地建設のために
沖縄戦犠牲者の遺骨の残る
沖縄本島南部からの
土砂採取中止を求める陳情書」をお手元に配付いたしております。御確認願います。
本件につきましては、特に執行部の意見は求めませんが、この際、何か質疑等はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
21
◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、陳情番号第五六号「地域的な
包括的経済連携(RCEP)協定からの離脱を求める意見書の提出を求める陳情」をお手元に配付いたしております。御確認願います。
本件につきましては、特に執行部の意見は求めませんが、この際、何か質疑等はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
22
◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、陳情番号第五七号「「地域的な
包括的経済連携(RCEP)から撤退することを求める意見書」提出を求めることに関する陳情」をお手元に配付いたしております。御確認願います。
本件につきましては、特に執行部の意見は求めませんが、この際、何か質疑等はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
23
◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、議案審査を行います。
第七八号議案「令和三年度福岡県
一般会計補正予算(第四号)」を議題といたします。まず、
歳入予算補正について、執行部の説明を求めます。
石橋財政課長。
24
◯石橋財政課長 第七八号議案、令和三年度福岡県
一般会計補正予算第四号、歳入について御説明を申し上げます。
令和三年度補正予算に関する説明書、議案その二の五ページをお開きください。
今回の補正予算は、歳出の議会費及び地域振興費において増額をお願いするものでございます。この五ページは、一般会計の歳入の総括表でございます。表の補正額欄のとおり、十三款繰越金で、合計欄にございます八千三百万円余の増額補正をお願いしております。
十一ページをお願いいたします。十三款繰越金につきまして、八千三百万円余の増額補正をお願いしております。これは、令和二年度決算による剰余金の一部を、繰越金として本年度の歳出予算の財源に活用するものでございます。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
25
◯井上博行委員長 次に、
歳出予算補正について、順次執行部の説明を求めます。
矢野議会事務局長。
26
◯矢野議会事務局長 それでは、一款の議会費について御説明申し上げます。
同じく、お手元の補正予算に関する説明書の十七ページをお開き願います。
一目議会費につきまして、五千三百四十万円余の増額補正をお願いいたしております。これは、令和三年四月に行われました
県議会議員補欠選挙により、議員数が三名増となったことに伴い、議員報酬等を増額するものでございます。
説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
27
◯井上博行委員長 牛島企画・
地域振興部長。
28 ◯牛島企画・
地域振興部長 同じく、企画・
地域振興部所管分について御説明いたします。
引き続いて、補正予算に関する説明書の二十一ページをお開きください。
二
款二項企画費でございます。
三目地域振興費で三千万円余の増額をお願いしております。その内容は、福岡市
地下鉄福岡空港駅と
JR九州長者原駅の接続可能性について、ルート案や概算費用、費用対効果、地域への波及効果などの調査を行うものでございます。
説明は以上でございます。御審議お願いいたします。
29
◯井上博行委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
30
◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、第七八号議案の質疑を終了いたします。
次に、第七九号議案「福岡県職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。執行部の説明を求めます。
田中人事課長。
31
◯田中人事課長 第七九号議案、福岡県職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について、御説明申し上げます。
議案は、議案その三の一ページから二ページまででございますが、説明は、お手元配付の委員会資料のほうでさせていただきます。恐れ入りますが、委員会資料の一ページをお願いいたします。
まず、一の改正の理由です。防疫等作業のうち、心身に著しい負担を与える作業について、国の措置に鑑み、
特殊勤務手当の加算措置を講じるものでございます。
次に、二の改正の概要でございます。感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に規定する一類感染症、二類感染症及び三類感染症、並びに人事委員会がこれらに相当すると認める感染症の
防疫等作業手当の額を改正するものでございます。
具体的には、表でお示ししておりますとおり、患者等の救護、疫学調査、結核患者に接して行う服薬指導業務などの防疫等作業を行った場合は、現行日額二百九十円の
特殊勤務手当を支給しているところでございますが、心身に著しい負担を与えると人事委員会が認める作業、または業務に従事した場合には、二百九十円に、その百分の百に相当する額を加算した額、金額にしまして、日額五百八十円を支給するものでございます。
なお、心身に著しい負担を与えると人事委員会が認める作業または業務につきましては、防疫等作業のうち、病原体の付着した物件の処理などを除きます患者等の救護、疫学調査といった患者等に直接接して行うものを想定いたしております。
最後に、三の施行期日でございますが、公布の日から施行し、令和三年四月一日に遡及して適用することとしております。
説明は以上でございます。御審議のほどどうぞよろしくお願いいたします。
32
◯井上博行委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。原中委員。
33 ◯原中誠志委員 対象となる県職員というのは、どういう職場で、どういう職種で、何人ぐらいになるんですかね、これは。
34
◯井上博行委員長 田中人事課長。
35
◯田中人事課長 主には、保健福祉環境事務所等で防疫等の作業に従事している職員が想定されます。対象職員の人数としましては約百五十人ほどを見込んでおります。
36 ◯原中誠志委員 主に、医師、保健師というイメージでいいんですか。
37
◯田中人事課長 保健師等の職員が中心になるということでございます。
38 ◯原中誠志委員 以上です。ありがとうございました。
39
◯井上博行委員長 ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
40
◯井上博行委員長 ほかにないようですので、以上で、第七九号議案の質疑を終了いたします。
次に、第八〇号議案「福岡県税条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。執行部の説明を求めます。井口税務課長。
41 ◯井口税務課長 第八〇号議案、福岡県税条例の一部を改正する条例の制定について、御説明申し上げます。
議案のほうでは、その三の三ページから九ページでございますが、委員会資料に沿って御説明申し上げます。恐れ入ります、委員会資料三ページをお願いいたします。
一の改正の理由でございます。地方税法等の一部を改正する法律の制定に伴いまして、県税関係帳簿等の電磁的記録等による保存制度の見直しを行うほか、所要の規定の整備を行うものでございます。
二の改正の概要でございます。一点目でございますが、条例により保存が義務づけられている県税帳簿につきまして、自己が最初の記録段階から一貫して電子計算機を使用して作成する場合の電磁的保存に係る知事の承認を不要とするものでございます。これは、経済社会のデジタル化を踏まえ、テレワークの推進等に資するため、帳簿を電磁的に保存する際の手続を簡素化する観点から、見直しが行われるというものでございます。
二点目でございますが、県税関係書類の電磁的記録による保存制度の創設でございます。これまで書面により保存を行うこととされたきた関係書類につきまして、ペーパーレス化を推進する観点から、改正が行われるものでございます。
なお、これらの改正の施行期日でございますが、令和四年一月一日となっております。
説明は以上でございます。御審議のほどどうぞよろしくお願いいたします。
42
◯井上博行委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
43
◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、第八〇号議案の質疑を終了いたします。
次に、第八一号議案「過疎地域及び離島振興対策実施地域に対する福岡県税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。執行部の説明を求めます。井口税務課長。
44 ◯井口税務課長 第八一号議案、過疎地域及び離島振興対策実施地域に対する福岡県税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について、御説明申し上げます。
議案のほうでは、その三の十ページから十二ページでございますが、委員会資料に沿って御説明申し上げます。恐れ入ります、委員会資料十七ページをお願いいたします。
一の改正の理由でございます。過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法等の制定に伴いまして、過疎地域の事業者に対する事業税等の課税免除の対象業種等を改めるものでございます。
二の改正の概要でございます。その概要につきましては、表でお示ししておりますが、まず、主な対象業種につきましては、若者に魅力ある職場の確保、そして、デジタル化の進展を見据えた地域産業の振興などの観点から、現行の製造業、旅館業などに加えまして、情報サービス業等の業種が追加されておるものでございます。
そして、対象設備の取得価格は、現行二千七百万円超だったものが、資本金の規模に応じまして、五百万円以上まで引き下げられております。これは、過疎地域の立地企業は、小規模な企業の割合が高く、これらの設備投資は少額であると見込まれることから、資本金の規模に応じまして、取得価格要件を引き下げるものでございます。
なお、施行期日につきましては、公布の日からとなっております。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
45
◯井上博行委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
46
◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、第八一号議案の質疑を終了いたします。
次に、第八二号議案「地域経済牽引事業の促進のための福岡県税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。執行部の説明を求めます。井口税務課長。
47 ◯井口税務課長 第八二号議案、地域経済牽引事業の推進のための福岡県税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例の制定について、御説明申し上げます。
議案のほうでは、その三の十三ページから十四ページでございますけれども、委員会資料に沿って御説明申し上げます。恐れ入ります、委員会資料二十四ページをお願いいたします。
一の改正の理由でございます。離島振興法第二十条の地方税の課税免除または不均一課税に伴う措置が適用される場合等を定める省令等の一部を改正する省令の制定による地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律第二十六条の地方公共団体等を定める省令の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行うものでございます。
二の改正の概要でございます。不動産取得税の課税免除に係る適用期限を延長するものでございます。この制度は、知事の承認を受けた計画に従って行われる地域の経済を牽引する事業のための施設を設置した事業者に対しまして、土地及び家屋の取得に係る不動産取得税の課税免除を行うものでございます。
その適用期限につきましては、県及び市町村が共同して作成した基本計画の国の同意の日、平成二十九年九月二十九日から起算して五年内とされておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響からの地域経済の回復を図る目的のために、引き続き地域経済を牽引する事業に対する支援が必要でありますことから、国税における特例の適用期限と同じく、令和五年三月三十一日までの延長が行われたものでございます。
なお、改正の施行期日につきましては、公布の日からとなっております。
説明は以上でございます。御審議のほどどうぞよろしくお願いいたします。
48
◯井上博行委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
49
◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、第八二号議案の質疑を終了いたします。
次に、第一〇七号議案「令和三年度福岡県
一般会計補正予算(第五号)」所管分を議題といたします。執行部の説明を求めます。
石橋財政課長。
50
◯石橋財政課長 第一〇七号議案、令和三年度福岡県
一般会計補正予算第五号、歳入について御説明申し上げます。
令和三年度補正予算に関する説明書、議案その五、追加提案分の五ページをお開きください。
今回追加提案いたしました補正予算は、県民の皆様への新型コロナウイルスワクチン接種を迅速、円滑に進めるとともに、市町村の負担軽減を目的といたしまして、県が設置する会場における優先接種の対象を拡大するものでございます。
ワクチン接種の対象となっていない子供に業務上接する機会が多い職種の方や、クラスターが発生した場合の影響が大きい施設等の職員など、これらの皆様約十二万人に優先接種を実施するための経費をお願いいたしております。
また、パトロール活動等におきまして、不特定多数の方に接する警察官等に対し、治安体制維持の観点から、迅速かつ計画的な接種が可能な職域接種を行うための経費についてお願いをしております。
この五ページは、一般会計の歳入の総括表でございます。表の補正額欄のとおり、九款国庫支出金で、合計欄にございます十七億三千八百万円余の増額補正をお願いしております。
恐れ入ります、十一ページをお願いいたします。九款二項国庫補助金です。今回の事業に必要な経費の財源として、二目八節結核感染症対策費補助金で十七億三千八百万円余の増額補正をお願いしております。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いします。
51
◯井上博行委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
52
◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、第一〇七号議案所管分の質疑を終了いたします。
これで、本委員会に付託されました全議案の質疑を終了いたします。
この際、審査日程の一部変更について、お諮りいたします。
議事の都合により、議案採決に先立ちまして、所管事務調査を行いたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
53
◯井上博行委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたします。
それでは、次に、所管事務調査に入ります。
「新型コロナウイルス感染症の発生状況及び県としての対応について」を議題といたします。執行部の説明を求めます。上田
行政経営企画課長。
54 ◯上田
行政経営企画課長 新型コロナウイルス感染症の発生状況及び県としての対応について、説明させていただきます。
総務部所管事務調査の二ページをお開きください。
まず、新規陽性者数の推移及び主な措置の内容について説明いたします。福岡県では、昨年二月二十日に最初の陽性者が確認され、三月末からの急速な感染拡大に伴い、昨年四月七日から五月十四日、本県が初めて緊急事態宣言の対象区域と設定されました。この間、資料左下の1)のとおり、県民、事業者の皆様に、ここに記載のような要請を行ったところでございます。
その後、感染者について、一度収まったものの、七月中旬以降、新規感染者が増加傾向にあるなどしたことから、八月五日から十月八日までの間、福岡コロナ警報を発動し、また、下の2)に記載のとおり、八月八日から八月二十一日の間、県独自の措置を県民、事業者の方々に要請をしたところでございます。
その後、感染者が、また一定数落ち着きましたが、十一月以降、全国的な新規感染者の増加傾向が強まり、本県においてもクラスターの頻発や新規感染者数が急増するなどしたことから、十二月十二日から福岡コロナ警報を再び発動し、一月十三日から二月二十八日までの間、再び緊急事態宣言の対象区域となりました。この間、県民、事業者の方々に対しては、こちらの3)に記載のような要請を行い、緊急事態宣言が二月二十八日に解除された後も、三月一日から三月二十一日までの間、県独自の措置を要請したところでございます。
そこからまた、感染者が一度落ち着きを見せましたが、四月の中旬以降、また感染拡大が起こったことから、4)に記載のとおり、四月二十日から五月十一日までの間、まん延防止等重点措置に準じる県単独の措置を県民、事業者の方々に要請し、五月十二日から再び緊急事態宣言の対象区域となり、こちらの5)に記載のとおり、県民、事業者の方々に、さらなる要請を行ったところでございます。
こちらの緊急事態宣言につきましては、当初は五月三十一日までの予定でございましたが、五月二十八日、国において緊急事態措置を実施すべき期間を六月二十日まで延長することが決定されました。
なお、今後の見通しについてですが、昨日開催されました国の新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードにおいて、福岡県の状況は、今後も新規感染者数の減少が見込まれるが、このような傾向が継続するか注視が必要であると評価されているところでございます。
また、本日朝から開催されております国の基本的対処方針分科会におきまして、本県は令和三年六月二十一日から七月十一日まで、まん延防止等重点措置を実施すべき区域として、現在諮られているところでございます。
これらを受け、国は、本日の夕方に対策本部を開催し、基本方針を決定する予定であり、本県でも速やかに今後の措置等について決定する予定でございます。
次に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に備え、陽性患者を受け入れる病床の確保について説明させていただきます。恐れ入ますが、一ページにお戻りください。
四月十六日に開催されました関係病院長会議において、知事から追加病床確保を要請した時点で、八百二床であった病床は、目標の千二百二十床を上回る千四百三床に、うち重症病床は百十一床から二百一床に増床いたしました。引き続き、緊急時を見据えた千四百八十床の確保に向けて、関係者と協議を進めているところでございます。
次に、新型コロナワクチンの接種状況についてですが、医療従事者向け優先接種については、対象者が約二十一万人おり、六月十六日現在で、一回目は二十一万五千六百二十一人、接種率一〇一・六五%、二回目は十七万四千八百六人、接種率八二・四一%になっております。一回目の接種率が一〇〇%を超えておりますが、これは、令和三年二月十五日現在の接種予定者数を母数として算出していることによるものです。
高齢者向け優先接種については、対象者が六十五歳以上の方となりますが、約百四十万人おり、六月十五日現在で、一回目は五十五万六千二百五十九人、接種率三九・八二%、二回目は九万六千四百三十八人、接種率六・九%となっております。
次に、新型コロナウイルス感染症対策予算の概要について説明させていただきます。
三ページをお願いいたします。早期に新型コロナウイルス感染症を終息させるとともに、終息後の地域経済の立て直しを図るため、感染拡大の防止と医療提供体制の強化、事業継続の支援と地域経済の活性化と、雇用対策の強化と生活困窮者の支援に取り組むという方針の下、予算編成を行ってまいりました。
これまでの予算総額は一兆一千六百二十五億円で、財源は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを活用しております。
主な事業について幾つか説明いたします。まず、一つ目の感染拡大の防止ですが、コロナ終息の切り札とされているワクチンにつきましては、5)のところですけれども、医療従事者のワクチン接種体制の確保を図るとともに、その下、6)県の広域接種センターを田川市にある福岡県立大学と、みやま市にある保健医療経営大学に設置しており、六月十六日現在で予約受付件数は一万一千九百六十四件、累計接種者数は九千五百四十一人となっており、引き続き七月末までに市町村の高齢者へのワクチン接種を完了できるよう支援してまいります。
また、7)のとおり、追加提案させていただいた分ですけれども、県の優先接種の対象を、ワクチン接種の対象外となっている子供に業務上接触する機会が多い方や、クラスターが発生した場合の影響が大きい施設等の職員のほか、不特定多数の県民との接触が不可欠な業務に従事する県職員など、約十二万人に拡大します。七月中旬以降、準備ができ次第、接種を開始する予定です。
また、8)のとおり、パトロール活動等において、不特定多数の方に接触する警察官等に対しても、迅速かつ計画的な接種が可能な職域接種を実施いたします。
次に、一枚おめくりいただきまして、医療提供体制の強化です。コロナ感染症患者のための入院病床、また軽症、無症状の患者のための宿泊療養施設の確保を進めているところです。
病床確保については、先ほど説明したとおり、千四百三床を現在確保しております。
宿泊療養施設については、二十四時間体制で医師、看護師を常駐させており、陽性者の症状が急変した場合でも、迅速に対応することができ、医療機関の負担軽減につながっております。六月十六日現在で十施設、二千百六室を確保しております。
次に、中小企業等の支援について説明いたします。融資枠七千九百七十九億円の三年間実質無利子、無担保、保証料ゼロのコロナ対応資金を創設し、中小企業等の資金繰り支援などを行っております。
次に、農林水産業の振興です。1)記載のとおり、花卉、野菜等を栽培する園芸農家の種苗、肥料等の購入費の助成などを行っております。
次に、一枚おめくりいただきまして、雇用対策の強化と生活困窮者の支援です。コロナで働く場を失った方々を支援するため、緊急短期雇用の実施などを行っております。
次に、三、新型コロナウイルス感染症対策本部事務局の体制強化について説明いたします。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向け、県民等への協力要請や医療提供体制の整備、宿泊療養施設の確保、ワクチン接種体制の整備など、増大する業務に迅速かつ的確に対応するため、適宜対策本部事務局の体制を強化してまいりました。令和二年度までの主な取組については、記載のとおりでございます。四月十日付で、五十人体制に増員した後も、新規陽性者数の増減や新たな業務に柔軟に対応するため、適宜事務局の組織や人員配置の見直しを行ってきたところでございます。
次に、令和三年度の主な取組について御説明いたします。令和三年度の体制としまして、年度当初に専任職員二十七人、各部からの兼務職員四十四人の合計七十一人の体制を確保しました。しかしながら、四月中旬以降の新規陽性者数の急増などに伴い、宿泊療養施設の拡充や飲食店への指導といった蔓延防止対策、県独自のワクチン広域接種センターの開設など、感染症対策を強化するため、事務局の人員を順次増員し、五月二十一日時点で九十五人に拡充しております。
さらに、県によるワクチン広域接種センターのさらなる設置など、県民へのワクチン接種を迅速に進めるため、六月一日がん感染症疾病対策課内にワクチン接種推進室を設置いたしました。この室の設置などに伴い、六月九日までに職員を順次増員し、事務局の人員を過去最大の百五人に拡充したところでございます。なお、その時点における体制図を、次のページに記載しております。
今後とも新規陽性者数の動向を踏まえながら、執行体制の確保に努めてまいります。
説明は以上です。御審議のほどよろしくお願いいたします。
55
◯井上博行委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
56
◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、「福岡県置県百五十周年記念事業の実施について」を議題といたします。執行部の説明を求めます。上田
行政経営企画課長。
57 ◯上田
行政経営企画課長 福岡県置県百五十周年記念事業の実施について、説明いたします。
総務部所管事務調査の七ページをお願いいたします。
まず、事業概要ですが、一八七一年の廃藩置県により福岡県が設置され、二〇二一年は百五十年の節目となるため、これまでの百五十年を歴史や文化等にスポットを当て振り返ることにより、県民が今後の本県の未来を考えるきっかけづくりとして実施するものです。特に、本県の将来を担う若年層に対し、本県への愛着や郷土愛を育むことを狙いとしております。
次に、事業内容ですが、展示会と動画の公開、活用を実施することとしております。展示会は、鉄と石炭の時代から情報化・国際化社会への移り変わりの中で、福岡県の発展の歴史、未来への展望などといった内容のパネルの展示会を、県内四地区のショッピングセンターにおいて、一週間程度ずつ行います。また、県内四地区での展示に先駆けて、県庁ロビーでも展示を予定しております。
動画は、講談師の神田紅氏が、百五十年の歴史を紹介する内容としており、五分程度のショートムービーと、二十分程度のロングムービーを作成いたします。ショートムービーは県ホームページで公開し、ロングムービーは学校現場で活用してもらうこととしております。
事業の広報は、ポスター・チラシのほか、西日本新聞のテレビ番組欄に広告を掲載し、また動画の視聴につながるようYouTube等でウェブ広告を実施いたします。
説明は以上です。御審議のほどよろしくお願いいたします。
58
◯井上博行委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
59
◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、「福岡県行政改革審議会への諮問について」を議題といたします。執行部の説明を求めます。上田
行政経営企画課長。
60 ◯上田
行政経営企画課長 行政改革審議会への諮問について、御説明いたします。
資料八ページをお願いいたします。
先日、六月二日、令和三年度第一回福岡県行政改革審議会をウェブ方式で開催し、知事から行政改革審議会に対し諮問を行いました。現大綱は、策定から四年が経過し、今年度で計画期間が終了いたしますが、この間少子高齢化の一層の進展、平成二十九年七月九州北部豪雨以来、四年連続の災害の発生、コロナ危機で加速した社会全体のデジタル化やテレワーク等の新たな働き方の浸透、ワンヘルス理念の重要性の高まりなど、県を取り巻く状況は大きく変化しており、それに伴う新たな課題に対応していく必要がございます。こうした点を踏まえまして、新たな行政改革では、こちらの資料に記載しております四つの項目、こちらを柱として諮問しております。
次に、九ページをお開きください。四つの項目それぞれにつきまして、ここに記載のとおり、課題の例を挙げております。中でも、一、(一)の行政サービスのデジタル化の推進、(二)デジタル技術の活用による業務の効率化につきましては、時代の変化に伴う新たな課題となっております。
十ページをお願いいたします。行政改革大綱の策定に係るスケジュールでございますが、来月からおおむね月一回のペースで開催し、具体的な改革事項について審議していただく予定しております。
その後、十二月に答申をいただき、それを基に大綱案を策定いたしまして、二月議会に議案として提出する予定としております。
参考として、審議会委員の名簿も記載しております。
なお、第一回審議会では、委員から、これまでの改革は職員数削減を中心に進められてきたが、今後は職員一人一人が能力を最大限発揮できるような仕組みづくりが重要である、また、DXの流れの中でどのように業務を見直していくかが重要であり、業務の質的変化を踏まえ、それに対応できるような組織体制にする必要があるといった意見が出されております。
先ほど御説明しましたとおり、具体的な改革事項につきましては、次回以降審議していただくこととなっておりますので、そこでの議論を踏まえて大綱案を作成し、改めて本委員会で御報告させていただきたいと思っております。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
61
◯井上博行委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
62
◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、「福岡県防災ホームページの改修について」を議題といたします。執行部の説明を求めます。二場防災企画課長。
63 ◯二場防災企画課長 福岡県防災ホームページの改修について、御説明いたします。
引き続き、総務部所管事務調査の十一ページをお願いたします。
まず、一、改修の目的でございます。本県では、従来から福岡県防災ホームページを開設しまして、県民の皆様へ気象情報や防災情報を提供いたしますとともに、防災意識の啓発に努めているところでございます。近年は豪雨や台風など災害が頻発、激甚化している状況にあります。また、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえた避難所運営も必要となっております。こうした状況を踏まえまして、県民の皆様へより分かりやすく情報発信いたしますとともに、迅速で適切な避難行動を取っていただくことを目的としまして、ホームページを改修いたしました。
二の主な改修内容でございます。次のページに、改修後のホームページのイメージをつけておりますので、こちらで説明いたします。恐れ入ります、十二ページをお願いいたします。
赤囲みの吹き出し内に記載しています括弧の数字と丸数字は、前のページの主な改修内容に記載しているものと同じでございます。
まず、中段やや上に表示しています(一)の1)でございます。市町村が発令する避難指示などの発令状況でございますが、地図上の市町村をクリックすると、このような画面が表示され、避難指示などの発令状況が表示されます。そして、ここで表示されました画面内の下段にあります、避難所を探すという緑色のボタンをクリックしますと、右下の地図のように、その市町村の避難所の位置も表示されます。丸い記号が表示されていますが、緑色の記号が開設している避難所で、白色の記号が未開設の避難所でございます。そして、この避難所をクリックすることで、右下の(一)の2)に記載していますように、その避難所の混雑状況が表示されます。
次に、資料の一番下に記載しています(二)の1)でございます。災害に備えるという表題で、災害時におけます具体的な対処方法を学べる情報を掲載しています。また、資料の上段の中央に記載しています(二)の2)でございますが、メニューの子供の防災教室をクリックしますと、本県が作成した子供向けの防災教育副読本が表示されます。
次に、資料の中段よりやや下の左側に、(三)の1)で記載していますが、このホームページには、チャットボット機能を搭載しています。
そのほかにも、資料の一番上の左側に、(三)の2)で記載していますように、このホームページは音声読み上げ機能へも対応しています。また、一番上の右側にも、(三)の2)で記載していますが、このボタンをクリックすることで、画面全体を外国語表示にすることもできます。このように、障がいのある方や外国人の方へも配慮した機能を充実しているところでございます。
恐れ入ります、再度十一ページをお願いいたします。三の運用開始予定日でございます。明日、六月十八日に運用を開始する予定でございます。なお、運用開始当初は、旧ホームページと併用で運用することとしています。
最後に、四、改修後の防災ホームページの周知等でございます。このホームページをPRするチラシを作成しています。市町村、関係機関、自主防災組織などを通じまして、県民の皆様へチラシを配布いたしますとともに、報道機関にも周知の協力を要請いたします。
また、今回新たに搭載しました避難所情報につきましては、市町村が防災情報システムに入力した情報を基に、このホームページに表示する仕組みとなっております。したがいまして、市町村がこの防災情報システムに避難所の開設状況や避難者数を適切に入力することが重要でございます。これにつきましては、市町村職員研修などを通じて徹底してまいりたいと考えております。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
64
◯井上博行委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。板橋委員。
65 ◯板橋 聡委員 以前から、私は何度もこの件に関しては質問させていただいていたんですけど、実際、市町村によっては、学校なんかを避難所に指定しているけれども、その周辺が水没したりする場合があるということです。こういう新しいホームページをつくっていらっしゃるのは非常にいいことだと思いますし、それがどんどん連動して、下のほうを見ていると、グーグルマップを開くというところとかありますから、恐らくこれを頼りに避難所に行こうとする方もいらっしゃるでしょうけど、先ほど課長がおっしゃったとおり、市町村がそういったことをタイムリーに、的確に情報に反映させないと、行ってはみたものの、そこが水没して使えなくなっているという可能性もあると思います。だから、そういう意味では、今後そういった市町村への指導の際に、そういったリアルタイムの情報に関してもちゃんとやらないと、間違ってそこに行ったときに、その避難所の状況が分からないんだから、逆に危険に巻き込まれる可能性もあるんだということは、くれぐれも伝えていただいて、そういった徹底がされることをお願いしたいと思います。
66
◯井上博行委員長 二場防災企画課長。
67 ◯二場防災企画課長 市町村に対しましては、これまでも文書で通知とか、研修会等を通じていろいろやってきたところでございますが、今後も、例えば、こういった災害が発生したときなんかには、最初のうちは、しばらくの間は、我々から直接電話をして市町村に呼びかけるとか、そういった対応で、市町村がリアルタイムでしっかり入力してもらうようなことをお願いしたいと考えております。
68 ◯板橋 聡委員 よろしくお願いします。
69
◯井上博行委員長 ほかに質疑はありませんか。新開委員。
70 ◯新開昌彦委員 確認ですけど、スマホでも見ることはできるというか、スマホの対応の画面にはなるということでよろしいですかね。
71
◯井上博行委員長 二場防災企画課長。
72 ◯二場防災企画課長 スマホも対応しております。
73
◯井上博行委員長 ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
74 ◯井上博行委員長 ほかにないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、「県公式LINEアカウントによる避難情報の提供について」を議題といたします。執行部の説明を求めます。大群
県民情報広報課長。
75 ◯大群
県民情報広報課長 県公式LINEアカウントによる避難情報の提供について、御説明いたします。
委員会所管事務調査資料、総務部分、十三ページをお願いいたします。
まず、公式LINEアカウントの概要ですが、一番下の参考の欄に書いてあるんですが、福岡県公式LINEにつきましては、平成二十九年四月に開設をいたしまして、五月末現在六万五千四百二十七名の方が友だち登録されています。なお、現在は約七万人の方が友だちに登録されているところでございます。
県の公式LINEでは、これまで登録者の方に対しまして、新型コロナウイルス感染症の情報を提供するとともに、観光、イベント情報や相談会、セミナーの情報につきましては、登録者御自身が、あらかじめ希望する地域の情報を選択していただいて、セグメントで配信する機能を用いて配信を行っております。
今回、県民の適切な避難行動につながるよう、新たに登録者御自身が、先ほどのセグメント機能を用いて、県内の市町村が発令いたします避難情報を受信できるような機能を追加したところでございます。
次に、追加した機能の内容ですが、お手元資料のとおり、市町村が発令いたします三段階の避難情報、現在警戒レベル三から五の情報について受信するということにしております。レベル三については高齢者などの避難に関する情報、レベル四の危険な場所から全員避難していただく避難指示の情報、それと、レベル五の災害発生があった際、直ちに安全を確保していただくための緊急安全確保の三段階の避難情報につきまして、セグメント機能を用いまして、受信設定された方に配信することにしております。
この受信の仕方ですが、居住地や職場、離れて生活する親族のことも想定いたしまして、県内三か所まで設定するようにしております。
配信のイメージにありますように、選択した市町村で避難情報が発令された場合、ここのイメージにありますとおり、避難指示の情報とか、どういった区域で発令されたか、詳しい情報はどこにリンクしたらいいかと、こういった情報がLINEを通じて、受信設定された方に届くようになります。
配信の開始ですが、一応六月十四日から、こういった避難情報が発令された場合、配信できる体制を整えているところでございます。
受信設定の方法は、ここに書いてありますとおり、LINEアカウントのほうから受信設定をしていただきまして、避難情報を受け取りたい市町村をプルダウン、選択していただきまして、最大では三つ選択していただきまして、送信ボタンを押していただければ、その市町村から避難情報が発令した際に受信できるようになります。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
76
◯井上博行委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。新開委員。
77 ◯新開昌彦委員 これはLINEで避難情報の提供ということであります。今、これは課が違いますけど、防災メール・まもるくんというのもございます。これも登録者数が九万人を超えていると思います。私は防災メール・まもるくんしか知りませんけど、同様に、避難情報の避難所までの経路を出したり、そういった非常にお役立ち情報がたくさん載っているわけでありますけど、それとの整合性とか、そういうのは考えていらっしゃるんですか。ユーザーが違いますよ、メールとLINEは全然違うでしょう。
78
◯井上博行委員長 大群
県民情報広報課長。
79 ◯大群
県民情報広報課長 LINEについては、委員が御指摘のとおり、若い方を中心にして、なかなかメールを使わないという方がいるというユーザーの違いというのも一つあります。それともう一つ、このLINEのほうで発信します情報も、当然最後は、防災のホームページとか、避難に関する情報ということにリンクしていただくということで、これはあくまで一義的な行動として出たということをお知らせする。その後は、先ほど防災のほうが説明したようなホームページのほうで詳しい情報を確認していただくというふうな仕組みを考えておりますので、そこは整合性というか、ユーザーによって、防災メール・まもるくんを使ったり、こういったLINEを使っていただくということで、情報を受けていただくということで考えているところでございます。
80 ◯新開昌彦委員 登録される方が、今後また、いろいろと世代によって違ったりとかということがあろうかと思いますけど、受ける情報というのは同じような程度のものを、県民の安全・安心のためには届けたほうがいいのではないかなと思っておりますので、その辺、防災メール・まもるくんのシステム等と、よく調査していただいて、同じ県庁の中でございますので、県民を守るための情報ツールということで、しっかりと取り組んでいただきたいと思っております。要望です。
81 ◯大群
県民情報広報課長 ちょっと私が言い漏らしておりました。今回の避難情報の発令がそうなんですけど、非常に小さいんですけれども、資料の十三ページの四の避難情報の受信設定の方法に、コロナ関連とか、その下に黄色で防災情報というのがあるんですが、県の公式アカウントの中では、今回は避難情報を、セグメント配信をしていただく機能ということで、つけていただいたということで、大本のLINEの公式アカウントからは、この防災情報のところをクリックしていただくと、いろいろな防災に関する情報というのは、通常の日頃からの備えとか、そういった、ほぼ同じようなものが見れるような設定にしておりますので、避難情報についてだけセグメントで、今度新しく配信する機能を追加して、もともとの公式LINEアカウントからも防災に関する情報というのは発信しているということで、付け加えさせていただきたいと思います。すみませんでした。
82 ◯新開昌彦委員 後で結構ですので、ちょっと詳しいことを教えてもらっていいですか。
83
◯井上博行委員長 ほかに質疑はありませんか。
井上順吾委員。
84 ◯
井上順吾委員 今から、恐らく大雨情報とか、災害情報がずっと出てくると思うんです。防災メール・まもるくんもそうなんですけど、先ほど防災のホームページもいいんですけど、そこにたどり着くまでというのがあって、そして、避難しようというときは、やっぱり瞬時だろうと思うんですね。どちらかというと時間がない。そのときに、テレビはテロップがどんどん流れますよね。例えば、大野城市全世帯避難とか出てくるでしょう。そうすると、それぞれ市民というのは、自分の避難場所というのは、地域で大体分かっているんでしょうけど、あのところの、みやま全世帯避難とか、筑紫野市十何万とか出てくるわけです。あのときに、みんなが固まりよっちゃなかろうかと思う。本当にどう動いていいのか、もう動かないほうがいいのか。ああいうところは、少し新聞各社でもいいから、紙面を取って防災に関する、そういうものを少し、これの大判を新聞あたりでしっかり流したがいいんじゃないかなという気はするんですけど。そういうのは、自分自身テロップを見て感じとるし、うちには高齢者、おばあちゃんもおりますから、そういうときに、もう動かないほうがいいよというわけですよ。でも、やっぱり一人世帯であったり、そういうのはたくさんあると思いますので、本当にこういう情報が流れたときにはという、それぞれの自治体の災害対応は組まれているんですけど、それぞれ大雨が降っているときに、公民館から流れる放送がばあっと出るんですけど、全然聞き取れないものだから、かえってパニクるんですね。だから、こういうことも少し整理をしていただきたいなあというのがあります。公民館は公民館として、役割でそういうふうに放送されるけど、実際それを聞いたときに、どう動いていいのかというのを感じられると思うんですね。だから、これはもう、そういうことを感じておりますので、これからのことだと思いますので、お願いをしたいなと思います。
85
◯井上博行委員長 ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
86
◯井上博行委員長 ほかにないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、「福岡県総合計画審議会への諮問について」を議題といたします。執行部の説明を求めます。片山総合政策課長。
87 ◯片山総合政策課長 福岡県総合計画審議会への諮問について、御説明を申し上げます。
恐れ入りますが、所管事務調査の企画・地域振興部分の冊子、一ページをお願いいたします。
今年度は、現総合計画の最終年度となっております。このため、先月三十一日、第一回総合計画審議会をウェブ方式で開催いたしました。この審議会は、様々な分野の専門家、経済界、県議会の先生方などから構成されるものでございまして、服部知事から審議会の藤永会長へ諮問をいたしました。
諮問の内容といたしましては、新型コロナウイルス感染症の影響による人々の意識や行動の変容、少子高齢化の進展など、社会の状況が大きく変わる中、本県の目指すべき方向性を示す総合計画を策定したいので、御意見を求めますというものでございます。
恐れ入ります、二ページをお願いいたします。審議会の概要について、簡潔に御説明いたします。
三の議事のように、(一)諮問の後に、(二)の審議会の開催スケジュール、そして、(三)最近の社会経済状況の変化等について説明をいたしました。
三ページをお願いいたします。資料一、総合計画策定に向けた審議会開催スケジュールについてでございます。審議会を五回開催する予定といたしております。第一回の後、第二回では、基本フレームとしまして、次期総合計画の目指すビジョン、主な施策の柱立てといったこと。そして、第三回では、素案として、施策ごとの現状と課題、取組の方向性といった内容。続く第四回では、計画の原案などについて御議論いただきまして、そして、第五回で最終審議、取りまとめを行いまして、会長より答申をいただくというスケジュールを予定いたしております。審議会での審議内容につきましては、当委員会において随時報告をさせていただきたいと存じます。
そして、総合計画は、条例に基づき県議会の議決が必要となりますことから、来年の二月議会での議案の提案に向け、検討を進めてまいります。
続きまして、四ページに移っていただきまして、資料二でございます。最近の社会経済状況の変化についてです。ここでは、新型コロナの感染拡大、そして、続く六ページから人口減少、少子高齢化、そして、めくっていただきまして、八ページにデジタル化、脱炭素社会、九ページはグローバル化の進展、そして、十ページは激甚化、頻発化する自然災害、十一ページはSDGsと、このように、これからの審議の前提となります社会経済状況の変化について説明をいたしました。
委員からの御意見といたしましては、デジタル化を進めていっていただきたいという要望のほか、医療提供体制について、災害時をはじめ感染症対策の面でも整えていきたい、協力していきたいといったお話をいただいたところでございます。
最後に、議事の(四)でございますが、県民ニーズの把握についてでございます。直接県民の皆様の声をお伺いするために、県の施策に対するニーズに関するアンケート調査を、今後実施していく予定でございます。
説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
88
◯井上博行委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
89
◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、「過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の施行について」を議題といたします。執行部の説明を求めます。成松
広域地域振興課長。
90 ◯成松
広域地域振興課長 お手元の資料、引き続きまして、企画・地域振興部資料につきまして、十二ページをお開きください。
過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の施行につきまして、御報告いたします。当法律は、旧法であります過疎地域自立促進特別措置法が、本年三月末で期限を迎えたため、議員立法により新たに制定、施行されたものでございます。
新法におきましては、その目的が、旧法の過疎地域の自立促進から、過疎地域の持続的発展に見直されておりますが、過疎地域の要件や十三ページに記載しております方針及び計画、そして、支援措置等の基本的な考え方につきましては、旧法を引き継いでいるものでございます。
十四ページを御覧ください。右側が新法に基づく過疎市町村になります。大牟田市が、財政力指数が全国市町村平均を上回ったことにより卒業となっておりますが、柳川市とうきは市が、新たに指定されております。この結果、県内の過疎市町村数は、これまでの二十一市町村から二十二市町村に増えているところでございます。
なお、この法律は令和十三年三月末までの十年間の時限立法となっております。
説明は以上でございます。
91
◯井上博行委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
92
◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、「移住・定住に関する取組みについて」を議題といたします。執行部の説明を求めます。成松
広域地域振興課長。
93 ◯成松
広域地域振興課長 引き続きまして、十五ページをお願いいたします。移住・定住に関する取組について、御報告いたします。
初めに、東京と福岡に開設しております、ふくおかよかとこ移住相談センターについての実績でございます。センターが、昨年度対面のほか、電話やメール等で受け付けた相談件数は五千百三十八件、前年度の約一・六倍となっております。また、センターを経由して移住を決定された方は二百六十八人、前年度の約一・四倍となっているところでございます。
次に、移住決定者の状況についてです。世帯別では、子育て世帯が最も多く三百五人、三八%となっております。
次の十六ページを御覧ください。年代別では、三十歳代が二百五十八人で、全体の三二%と最も多く、四十歳代以下を合計しますと八〇%、全体の八割を占めているところでございます。
移住元と移住先の関係につきましては、移住元では、関東圏からの移住者が六百一人と最も多く、移住先では、福岡地域が六百八人と最も多くなっており、いずれも全体の約四分の三を占めているところでございます。
十七ページをお願いいたします。本年度の取組についてでございます。選ばれる福岡県を目指し、本年度から体制、取組を充実、強化し、一層の移住促進に取り組んでまいります。
相談体制の強化につきましては、イブニング相談会をオンラインで週二回開催するとともに、AIチャットボットの導入などを行ってまいります。
情報発信の強化につきましては、東京事務所に専任の職員を配置し、首都圏の企業、団体等に対します総合的プロモーションを実施いたします。また、市町村としっかり連携し、オンラインセミナーの開催や動画の制作を行い、情報発信を行ってまいります。
二の受入れ環境の整備につきましては、国の移住支援金制度に、県独自の対象を加え、拡充し、移住希望者に対する県内での就職・移住を支援してまいります。
三のテレワークの推進につきましては、地方創生テレワーク交付金を活用し、デジタル拠点の整備及びサテライトオフィス等、運営事業者に対する支援を行います。
以上のような取組を通じて、一層の移住促進を図ってまいります。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
94
◯井上博行委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
95
◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
これで所管事務調査を終わります。
それでは、知事等に対する保留質疑がありませんので、引き続き、議案の採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
96
◯井上博行委員長 それでは、準備のためしばらく休憩いたします。そのままお待ちください。
〔暫時休憩〕
97
◯井上博行委員長 再開いたします。
まず、採決の方法についてお諮りいたします。
採決は一括して行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
98
◯井上博行委員長 御異議がありませんので、そのように執り行います。
それでは、第七八議案から第八二号議案まで、及び第一〇七号議案所管分の、以上六件について、原案のとおり可決することに賛成の委員は御起立願います。
〔賛成者起立〕
99
◯井上博行委員長 起立多数であります。よって、第七八号議案外五件は、いずれも原案のとおり可決されました。
これで議案の採決を終わります。
以上で、当委員会に付託されました議案の審査は全て終了いたしました。
なお、採決いたしました議案に関する委員長報告につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
100
◯井上博行委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたします。
次に、「各種委員の選出について」を議題といたします。
本件につきましては、さきの委員会にて正副委員長に御一任いただいておりました。お手元に正副委員長案を配付いたしております。この案のとおり選出することでいかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
101
◯井上博行委員長 御異議がありませんので、そのように決定し、議長にその旨報告することといたします。
次に、議題にはありませんが、その他として何かございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
102
◯井上博行委員長 特にないようですので、次に進みます。
次に、「閉会中の調査事項について」お諮りいたします。
お手元配付の案のとおり、十項目について、閉会中もなお調査を継続することといたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
103
◯井上博行委員長 御異議がありませんので、そのように決定し、所定の手続を取ることといたします。
次に、「今後の委員会活動について」お諮りいたします。
今後の委員会活動につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
104
◯井上博行委員長 御異議がありませんので、そのようにさせていただきます。
最後に、会議録署名委員を指名いたします。
中村明彦委員、原中誠志委員、お二人を指名いたします。よろしくお願いいたします。
以上で、当委員会の議事は全て終了いたしました。
終わりに、終始熱心に審査いただきました委員各位、御協力いただきました執行部各位に感謝申し上げ、これをもちまして
総務企画地域振興委員会を閉会いたします。どうもありがとうございました。
午 後 零 時 二 十 四 分 閉 会
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