後継人材育成室は、
農林漁業就業セミナーや
相談会の開催、
新規就農アドバイザーの派遣といった
新規就農者の確保や
後継人材の育成に関する業務を所管しております。また、就農前後の
所得確保を支援する
農業次世代人材投資資金を所管しております。
八ページをお開きください。
畜産課につきましては、家畜、家禽の
生産振興や
鳥インフルエンザなどの
家畜伝染病の
防疫対策のほか、
ワンヘルスに関し、
人畜共通感染症対策や
薬剤耐性菌対策の推進などの業務を所管しております。
九ページをお開きください。
農村森林整備課は、
圃場整備や農道、
かんがい排水施設などの実際の工事を担当しており、繰り返しになりますが、先ほど申しました
農山漁村振興課のほうは、工事に先立つ調査や計画の部分を担当しております。このほか
林業関係では、林道や
治山施設の整備などの業務を所管しております。
十ページをお開きください。
林業振興課は、
公共施設などの木造、
木質化といった木材の
利用促進、
就業者の
技術向上や
職場環境の整備といった
林業労働力の確保に係る事業のほか、福岡県
森林環境税を活用した
森林荒廃の
未然防止などの業務を所管しております。
十一ページをお開きください。ここからは
水産局の二課になります。まず、
漁業管理課は、漁協に対する検査、指導、漁業の許可や
漁業取締りなどの業務、このほか
水産海洋技術センターを所管しております。
十二ページをお開きください。最後に、
水産振興課は、漁港や漁場の整備、
栽培漁業や
資源管理の推進による
資源づくり、養殖の振興などの業務を所管しております。また、
ふくおかの
地魚応援の店の認定や
ふくおかの
魚フェアの開催により、県産
水産物の
消費拡大に取り組んでおります。
以上で、
所管事務の概要について説明を終わります。
4
◯吉武邦彦委員長 ありがとうございました。説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
5
◯吉武邦彦委員長 特にないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
次に、請願の審査を行います。当
委員会に付託されております請願は、お
手元配付の
一覧表のとおり、
継続審査中のもの一件でございます。
それでは、
継続審査中の
請願番号第三号の一「飯塚市馬敷「金比羅山」の
林地開発に関し、福岡県が「
森林法」に基づき
監督処分(中止を命じ、又は期間を定めて復旧に必要な行為を命ずる)を求める請願」を議題といたします。
この際、何か御質問はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
6
◯吉武邦彦委員長 特にないようですので、以上で本件の質疑を終わります。
それでは、本請願についてはどのような取扱いにいたしましょうか。
〔「継続」と呼ぶ者がある〕
7
◯吉武邦彦委員長 ただいま
安部議員から
継続審査という意見がありましたが、いかがでございましょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
8
◯吉武邦彦委員長 御異議ございませんので、
継続審査と決定いたします。
以上で、請願の審査を終わります。
次に、
所管事務調査を行います。
「
指定管理者による
管理運営の
実施状況について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
佐伯林業振興課長。
9
◯佐伯林業振興課長 それでは、
農林水産部所管の
指定管理者による
管理運営の
実施状況について御報告をさせていただきます。お手元の
委員会資料、
所管事務調査の一ページをお願いいたします。
まず、御報告の前に、配付させていただきました資料について御説明をいたします。一ページから四ページは、
農林水産部所管四施設の点検結果の概要でございます。五ページには施設の
位置図、六ページから十八ページには
施設ごとの
管理運営状況の詳細をつけております。なお、報告につきましては、一ページから四ページにより御説明をさせていただきます。
それでは、まず一ページの一、
管理運営の
実施状況についてです。平成十八年度から
指定管理者制度を導入しております
農林水産部所管の四施設につきまして、令和二年度の
管理運営状況の点検を行いましたので、その結果を御報告いたします。
次に、二、
実施状況の点検についてです。
指定管理者から
年度終了後に提出されました
事業報告書や
現地確認、ヒアリングなどを基に、
指定管理者から応募時に提案された
事業計画書どおりに適切な
管理運営が行われているか点検を行いました。点検は、
公共性の確保や
サービス向上など五つの観点で行い、その結果を
AプラスからDまでの五
段階評価で行っております。例えばおおむね提案どおり適切に
管理運営が行われていれば
B評価となります。
次に、三、
指定期間でございます。
林業振興課所管の三つの施設につきましては、平成二十九年四月一日から令和四年三月三十一日までの五か年間、
水産振興課所管の一施設につきましては、平成三十一年四月一日から令和六年三月三十一日までの五か年間となっております。
二ページをお願いいたします。四、施設毎の点検結果ですが、まず、四か所のうち
林業振興課所管分について御説明いたします。初めに、
福岡県立四王寺県民の森、
指定管理者は福岡県
森林組合連合会でございます。この施設は、大野城市、太宰府市、宇美町の二市一町にまたがる
区域面積三百四十ヘクタール余りの
森林公園でございます。表の右側の点検結果です。本施設の目的を理解して、
事業計画に基づき、適切に
管理運営が行われておりました。また、
地元広報紙や
ケーブルテレビ、
ホームページなどにより施設の
最新情報を発信し、施設のPRに努めておりました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、四月一日から六月二日までを展示館など
屋内施設を休館とし、
ゴールデンウイーク期間中は
臨時休園としております。この結果、
利用者は前年度に比べ少し減ったものの、それ以外に開催された
イベントはおおむね提案どおり実施され、
コロナ禍においても施設の
利用増進と
サービス向上に最大限努めておりました。以上の内容を総合的に判断した結果、おおむね
提案内容どおりに
管理運営がなされていたことから、点検結果につきましては
B評価としております。
三ページをお願いいたします。次に、
福岡県立夜須高原記念の森でございます。
指定管理者は
九州林産株式会社でございます。この施設は、平成四年五月に開催されました第四十三回
全国植樹祭を記念しまして整備された
森林公園でございまして、筑前町に設置をされております。表の右側の点検結果です。本施設の
設置目的を理解して、
事業計画に基づき、適切に
管理運営が行われておりました。また、意見箱や
アンケートにより
利用者の意見を収集し、改善に努めたほか、
ホームページなどにより施設の
最新情報を発信し、
利用者の
サービス向上に努めておりました。先ほどの
四王寺県民の森と同様に、
感染拡大防止のため、四月一日から六月二日まで
屋内施設を休館とし、
ゴールデンウイーク期間は
臨時休園としましたが、それ以外に開催されました
イベントにつきましては、おおむね提案どおり実施され、その結果、
利用者数はおおむね
例年どおりとなっております。以上の内容を総合的に判断した結果、おおむね
提案内容どおりの
管理運営がなされていたことから、点検結果につきましては
B評価としております。
次に、福岡県
緑化センター、
指定管理者は
一般社団法人福岡県
樹芸組合連合会でございます。この施設は、緑化の普及や啓発、緑化の技術の
指導等を目的に、
久留米市に設置されている施設でございます。表の右側の点検結果です。本施設の
設置目的を理解して、
事業計画に基づき、適正に
管理運営が行われておりました。また、
アンケートにより
利用者の意見を収集し、改善に努めたほか、
緑化センターだより等により施設の
最新情報を発信し、
利用者の
サービス向上に努めておりました。さきの施設と同様、
感染拡大防止のため、四月一日から六月二日まで
屋内施設を休館し、その間の
一般利用と
講習会が中止をされました。また、一万人を超える規模の
大型イベントが
複数中止になったことから、
利用者は大きく減っておりますが、
講習会につきましては、
休館期間以外に規模を縮小した上で、提案を上回って実施できておりまして、
コロナ禍におきましても、施設の
利用促進と
サービス向上に最大限努めておりました。以上の内容を総合的に判断した結果、おおむね
提案内容どおりに
管理運営がなされていたことから、点検結果につきましては
B評価としております。
以上、
林業振興課所管分の点検結果でございます。
10
◯吉武邦彦委員長 上妻水産振興課長。
11 ◯
上妻水産振興課長 続きまして、
水産振興課所管分についてご説明いたします。資料の四ページをお願いします。
施設名は
福岡県営津屋崎漁港内プレジャーボート係留施設でございます。
指定管理者は
宗像漁業協同組合でございます。この施設は、漁港内に
プレジャーボートの
係留施設を設けまして、
漁業活動との共存を図るものでございます。右側の点検結果のとおり、漁協が有しております漁業の知識を活用しまして、
プレジャーボートの
係留施設の
日常点検、
利用者に対しましては、定置網の
位置情報の提供、それから漁港内の
速度規制などを要請することで事故の
未然防止を図っているところでございます。以上の内容を総合的に判断した結果、おおむね
提案内容どおりの
管理運営がなされていることから、点検結果についてはBと評価しております。
林業振興課所管分と併せまして、説明は以上でございます。
12
◯吉武邦彦委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。
古川委員。
13
◯古川 忠委員 福岡県
緑化センター、僕は植木が好きで、時々出向いてますよ。この中で、
緑化センターだよりとおっしゃいましたが、どの範囲で配っているんですか。
14
◯吉武邦彦委員長 佐伯林業振興課長。
15
◯佐伯林業振興課長 緑化センターだよりを配布しているのは承知しているんですけど、今どの範囲まで配っているかというのは、すみません、私のほうで承知しておりませんでした。
16
◯古川 忠委員 僕は見たことないんでね、僕が、県がこうやってやってることを知らなかったということですが、よくやってるなと思って。いっぱい植木市みたいなのがあってね、時々癒されに行くんだけど、いろんな
イベントをやってるのを初めて知って、頑張ってるなと思ったわけですが、
広報紙は見たことないんで、どの範囲に配ってどう効果が上がっているのか、今答えられないなら、後でいいですから教えてください。
17
◯佐伯林業振興課長 広報紙そのものと、どの範囲に配っているか、後ほどご報告に伺いたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
18
◯吉武邦彦委員長 それでは、後、
古川委員に報告をお願いいたします。
ほかにございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
19
◯吉武邦彦委員長 ほかにないようでございますので、以上で本件の質疑を終わります。
次に、「「あまおう」の振興について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
久保田園芸振興課長。
20
◯久保田園芸振興課長 それでは、あまおうの振興について御説明申し上げます。お手元の資料、
所管事務調査の十九ページをお開きください。
まず、現状と課題でございます。あまおうにつきましては、平成十四年に導入をして以来、
生産者やJAと共に
安定生産、
品質向上に取り組んでまいりました。その結果、市場や小売店から高い評価をいただきまして、平成十六年度産以降、
販売単価は十七年連続で日本一を維持しております。
ここで年度産という表記について説明させていただきます。何々年度産と書いておりますのは、その年度に苗を定植して出荷したものを指します。以下、同じような表記にしております。
中ほどの左の
グラフを御覧ください。
折れ線グラフで、一キログラム
当たりの
販売単価を示しております。令和二年度産、つまり令和二年十一月から令和三年六月までに出荷したあまおうになりますが、この
販売単価は千四百九十六円で、この五年間の間で一割上昇をしております。その結果、あまおうの農家一戸
当たりの
販売金額は一千六十二万円と、五年間のうちに約百万円増加しており、農家の収益は向上しているところであります。また、
販売総額は、左の
グラフの
棒グラフで示しております。令和二年度産は百五十八億円と、過去二番目の
販売総額となっております。
次に、右の
グラフを御覧ください。
棒グラフが
栽培面積、
折れ線グラフが
農家戸数を示しております。あまおうにつきましても、
高齢化によりまして
リタイアが進んでおりますことから、
栽培面積、
農家戸数ともに微減というふうな状況になってございます。
次に、これまでの取組でございます。まず、収量・品質を向上するために、
病害虫防除等の
技術指導、また
出荷基準の
徹底等を行ってまいりました。また、産地の維持・拡大を図るために、
ハウスや
パッケージセンター等の整備の支援とともに、
雇用型経営による
規模拡大の取組等実施してまいりました。
販売強化のために、
JAグループと連携した
ウェブ商談による
販路確保や
飲料メーカーと連携したPRなどにも取り組んでまいりました。
最後に、今後の取組でございます。これまでの取組に加えまして、
新規生産者の
技術習得のための支援といたしまして、JAによる
トレーニングファームの設置を支援しますとともに、
優良農家の
栽培管理方法を解析し、作成した「匠の技」
実践マニュアル、これは
指導者が使う
マニュアルになります。これに基づきまして、
技術指導を行ってまいります。また、
タブレット端末により、
ハウス内環境を遠隔管理できるシステムの導入を支援いたしますことで、
省力化と収量・
品質向上を促進してまいります。こうした取組により、あまおうのさらなる
ブランド力の強化、またあまおう
栽培農家の
所得向上に努めてまいります。
あまおうの振興についての説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
21
◯吉武邦彦委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。
古川委員。
22
◯古川 忠委員 全国的ブランドで、本当によく頑張っていただいているなというふうに思っています。ただ、
高齢化による
リタイアというのは、恐らく収穫が大変だと思うんですよ。一時期にぱっとできるし、ほっとけばすぐ傷むし。だから、年取ると、それがだんだんできなくなっていく。それが非常に大きな問題だろうと僕は思うんだけど、いわゆる
農福連携というか、そういうものをもっと進めて、県でやっぱりそこのマッチングなんかを積極的にやって次につないでいくと。せっかく
ブランドが普及して、単価も高いと。福岡の農産物では何て言ったらいいのかな、一番誇り得るというか、東京に行ってもすぐ分かる。そういう
ブランドだから、守るための努力の一つとして
農福連携を、頼んでみたら申し訳ないけどあんまり働きがよくないとかそんな面もたまに聞きますけど、そういうところもちゃんと指導するような体制を取ってあげて、やっぱり一定の作付面積と一定の集荷をできるようにやっていただきたいと思います。本当に日本で誇り得る
ブランドだし、実によく
ブランドが浸透したなと。僕は、先般、おおきみというのを食べたけど、おいしかったけど、だけどやっぱりあまおうなんだよね。そういう意味では、作付面積が減っているというのは非常に心配をしていますので、そういう方法をぜひ、もうちょっと力を入れてはどうかなと。作るのはいいんだけど、摘果するというか、あれがね、一定の時期に集中して大変じゃないかなと思うから、想像しているんですけど、いかがでしょうか。
23
◯吉武邦彦委員長 久保田園芸振興課長。
24
◯久保田園芸振興課長 今、委員のほうから御指摘、御質問がございました点でございますけれども、あまおうの
栽培面積が減っているということで、今まず私どもがやっていることでございますけれども、収穫作業ではなくて、まずは出荷調整するパック詰めの作業がやっぱり労働時間の中で最も長く取られるところなので、これをできるだけ外部委託をするということで、JAさんにパッケージセンターというものを建設していただいて、そこの利用を今進めているところでございます。収穫につきましては、今委員のほうから御指摘をいただきましたが、
農福連携、確かにそのような考え方は今から先どんどんやっていかなきゃいけない課題であろうとは思います。ただ、障がいのある方といいますか、そういった方は、圃場で収穫いただくには、栽培
ハウス側にはやっぱりそれなりの設備に投資しなきゃいけないというのがあるので、なかなか簡単ではないのかなと思いますが、確かに今おっしゃったような話は進めていかなきゃいけないだろうというふうに感じております。
25
◯古川 忠委員 障がいの程度によるよね。いろんな障がいがありますからね。要するに、今はある程度任せきりというのかな、お願いするほうと福祉施設側との直接のやりとりでこう、いろいろやっている中で、いい面もあるけど、いろんな問題も起きていると思います。実際に聞いてますけどね。そこを何とか、中間的にある程度のルートというか指導で、こうやればこうできるというものをやっぱりつくってあげたら、随分イチゴ農家も助かるんではないかなと。パック詰めなんかも結構単純作業ですから、やりようによっては、十分どっちもウィン・ウィンの関係になる可能性があるので、そこはぜひ今後研究してみてください。もう回答はいいです。
26
◯吉武邦彦委員長 要望ということで。ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
27
◯吉武邦彦委員長 以上で本件の質疑を終わります。
これで、
所管事務調査を終わります。
次に、「各種委員の選出について」を議題といたします。
本件については、さきの
委員会で正副委員長に一任をいただいておりましたので、お手元に正副委員長案を配付しております。本件のとおり選出することでいかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
28
◯吉武邦彦委員長 御異議がございませんので、そのように決定し、議長に報告することといたします。
次に、議題にはありませんが、その他として何かございませんでしょうか。
古川委員。
29
◯古川 忠委員 今度の一般質問でも随分出てましたが、要するにコロナの影響で、例えば桐明さんのところかな、八女のお茶の話なんかもありましたけど、前回は時間がなくて余り議論できなかったけど、実際に例えばお茶だけを取ってみても、コロナの影響だけじゃないと思いますけど、具体的にどんなふうな影響でどうなっているのか、農産物全体がね、それをちょっと知りたいなと思って。
30
◯吉武邦彦委員長 梶原農林水産政策課長。
31
◯梶原農林水産政策課長 コロナによる全体的な影響ということですが、御存じのとおり
イベントの自粛とか飲食店の営業時間の短縮、それと学校の臨時休業とかいうことで、花や和牛、それに高級店のトラフグ、それと県産米を使っていただいた県産酒、こういうものの需要が減少したり、それに伴って価格が低下したというふうな状況が起こっております。
32
◯古川 忠委員 何もかんもは時間がないから、質問にあった八女茶について具体的に教えてもらえませんか。どのぐらい影響を受けて、どのぐらい落ちているのか。
33
◯吉武邦彦委員長 久保田園芸振興課長。
34
◯久保田園芸振興課長 八女茶につきましては、特に昨年度、第一回目の緊急事態宣言が発出された際、お茶の入札を八女茶取引センターというところでやるんですが、巣籠もり需要というのがまだまだ分からない状況の中で、茶商さんたちが少し買い控えがあって、取引価格が下がったということがございました。ただ、今年度につきましては、一定の巣籠もり需要でお茶も消費が比較的順調にいくということで、価格については、今年は比較的戻してきているというような状況でございます。
35
◯古川 忠委員 僕も何となくそんな気がしてきたんですよね。だから、一般質問でコロナに絡めて質問がありましたけど、根本的に農家数が随分減っているというほうがむしろ問題で、コロナで急にこうなるとかいう問題ではないんじゃないかなと思いながら一般質問をお聞きしたんだけども、今おっしゃるように巣籠もり需要とか、販売の仕方によってお茶はまだまだと思っているんですが、いかがですか。
36
◯久保田園芸振興課長 お茶につきましては、やはり日本型食生活にも合った必要なものだと思いますので、家庭内で飲んでいただくよう進めていくことが一番重要なことだろうというふうに考えております。
37
◯古川 忠委員 急須の売行きも随分減ったというのも聞くけど、もう一度健康のためにも、ペットボトルは便利はいいけれども、やっぱり急須で出したお茶のよさというか、そういうものをもう一回PRをし直してやったらいかがかなと思います。いかがでしょう。
38
◯久保田園芸振興課長 委員御指摘のとおりでございます。
生産者団体もしくはJA、こういったところと連携いたしまして、しっかりPRを今後ともやって、
消費拡大につなげてまいりたいというふうに考えています。
39
◯古川 忠委員 茶農家の減少はまた別の機会にお話をお伺いして、対策を議論させていただきたいと思います。コロナの影響については切りがないのでね、もう結構です。
40
◯吉武邦彦委員長 要望ということでよろしいですね。ほかに。
古川委員。
41
◯古川 忠委員 先般、災害復旧・復興推進本部から資料を送ってきたので、これをつらつら見ていると、これは平成二十九年からずっとあって、それぞれ進捗しているんですね。農家のところをピックアップして見ると、令和二年七月豪雨に対する農地・農業用施設災害復旧事業の中で、これは去年のことだからなかなか進捗が遅れているのは仕方ないとは思うんだけども、この資料を見ると、全県で二十七%の進捗完了率、大牟田市が一%、朝倉が四%というのは、ちょっと僕はこれはなぜかなという疑問があるので、この理由をちょっとお聞かせ願えませんか。
42
◯吉武邦彦委員長 因
農村森林整備課長。
43 ◯因
農村森林整備課長 令和二年被災の農地・農業用施設の復旧状況が遅れているという点についてですが、基本的には農地・農業用施設の災害復旧事業については、災害を受けた年度から三年間という形で実施をいたします。査定は、令和二年度、昨年度中に終わっているんですけれども、その後、工事の発注に必要な予算というか設計費用、工事事業費、そういったものを算出しているというところがございまして、本格的な復旧は今年度からという形になっていますので、そのような状況になっているのではないかというふうに思います。
44
◯古川 忠委員 ただ、市町村で随分差があるので、このデータを見ながら気になったんですよ。その他の市町村の進捗完了率が四三%、全体では二七%、大牟田市はわずか一%、朝倉市も四%、これ、どうしてこうなるのかを知りたい。
45 ◯因
農村森林整備課長 大牟田市については甚大な被害を受けたということもございまして、若干進捗が遅れているということがあるかなと思っておりますし、朝倉市については、まだ平成二十九年度九州北部豪雨災害からの復旧の途上であるというところもあって進捗が遅れているんだとは思いますけれども、正確にはちょっと個別の状況については今把握をしておりませんので、また後ほど委員のほうにお知らせをしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
46
◯古川 忠委員 今分からないなら、後でいいです。ただ、どういう進捗の仕方をしているのかなというのが気になるので教えてください。以上で終わります。
47
◯吉武邦彦委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
48
◯吉武邦彦委員長 ほかにないようですので、次に進みます。
「閉会中の調査事項について」お諮りいたします。
お
手元配付の案のとおり、八項目について、閉会中もなお調査を継続することといたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
49
◯吉武邦彦委員長 御異議がございませんので、そのように決定し、所定の手続を取ることといたします。
次に、「今後の
委員会活動について」お諮りいたします。
今後の
委員会活動については、正副委員長に御一任いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
50
◯吉武邦彦委員長 御異議がございませんので、そのようにさせていただきます。