これより
質疑を行います。何か
質疑はありませんか。原口
委員。
23 ◯原口剣生
委員 ちょっと質問させていただきますが、この管理
事務所から業者に、例えば、連絡しますよね。連絡するとき、
久留米の
排水ポンプ車一号のときは、業者が例えば二社とか三社とか、そこについて行うということであって、前回の陣屋川の洪水的なときについては、これはずっと業者さんが張り付いておかないかんですよね。張り付いておかないかんから、その中で問題なのは、今までの業者体制でいいのか、そういったところをもうちょっと研究していただいておかないと、昼夜その中で作業をするんだから、そういったこの間の場合は、
排水ポンプ車が配備されてすぐのことであったからなかなか難しかったんだろうけど、そういったところの業者さんに対する体制も無理がいかないような体制をしていただきたいということで、どういうふうに
執行部としてはお考えなのか、お答えいただきたいと思います。
24
◯江頭祥一委員長 吉武河川管理課長。
25
◯吉武河川管理課長 原口先生御指摘のとおり、昨年の実績では、
久留米県土管内では長期間に及んだこともありまして、三社の業者さんに対応していただいております。その辺の実績も踏まえまして、今回、
久留米県土には二台配備するわけですけれども、それぞれのポンプ車に対しまして、現在の考えとしては、四社ずつ対応できる業者さんのほうにお願いすることと考えております。
26 ◯原口剣生
委員 業者さんにお願いするのはいいんだけど、その業者さんに対して円滑に、運用といいますかね、それができるような形、それと、夜中もこれはずっとしとかないといかんというようなことの中において、例えば今までそのポンプ車に何人配置をしておったかというのはよく存じあげませんが、その今までの人員で足りたのか。それでなかったら、ある程度人員を増やす。でも、その中においては、業者さんもそれだけ多い人員をつけられないとか、つけられるとか、いろんなことがあるので、その反復動作もさることながら、そういうふうな訓練等とそういうふうな体制を行政のほうはちゃんと考えてあげないと、業者さんに無理がかかるといけませんので。ここで答えが無理ならば、要望にかえたいと思います。
27
◯江頭祥一委員長 ほかにありませんか。山本
委員。
28 ◯山本耕一
委員 広域出動の判断についてお伺いしたいと思いますが、最終的な判断は
河川管理課長ということでよろしいんでしょうか。
29
◯江頭祥一委員長 吉武河川管理課長。
30
◯吉武河川管理課長 河川管理課のほうに情報が入りまして、県で保有するのが今回、全てで六台になりますけれども、その中で足りるのか、もしくは、さらに国のほうにお願いするのかとかあろうかと思いますけれども、私の判断、もしくは上の判断を仰ぐことにもなるかもしれません。
状況によりまして、そこら辺は判断したいと考えております。
31 ◯山本耕一
委員 なぜこんなことをお伺いするかというと、発災して、広域出動のお願いをするような
状況のときというのは、かなり大規模な
災害が発生していることが予想されるんですけれども、そのときそこで発生していたとしても、またその後に、例えば出動先のところで同じような
状況が起こってしまったら、ポンプ車が出てしまっていないということが発生する可能性もあるわけですね。ですから、
福岡県内全体の気象
状況を俯瞰的、概観的に判断、予測できるような
状況にしておかなくてはいけない。例えば防災
センターとか、
災害対策本部等が立ち上がっていると思うんですけれども、そういったところの情報、また、出動したポンプ車が安全に効率的にその場所に向かえるように、
道路交通状況の把握等も必要になってくると思うんです。そういったマニュアルのようなものはお作りになっているんでしょうか。
32
◯吉武河川管理課長 今指摘されたようなものは、現在のマニュアルには入ってございません。いただいた御意見も踏まえながら、今後、どのようにやっていけば円滑にいくかというのを検討してまいりたいと考えております。
33 ◯山本耕一
委員 そういう
状況のときには、必ず防災
センター、あるいは
災害対策本部が稼働していると思いますので、そういったところの判断を仰げるような、ちゃんとしたスキームをマニュアル化しておかれることが本当にいいと思いますので、強く要望しておきます。以上です。
34
◯江頭祥一委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
35
◯江頭祥一委員長 特にないようですので、以上で、本件の
質疑を終わります。
次に、「
福岡県県営埠頭
施設整備運営
事業特別会計の経営戦略の策定について」を議題といたします。
執行部の
説明を求めます。龍港湾課長。
36 ◯龍港湾課長 それでは、
福岡県県営埠頭
施設整備運営
事業特別会計の経営戦略の策定について御
説明申し上げます。お手元の
委員会資料二の二十四
ページを御覧ください。
まず、一の目的でございます。県の管理港湾七港のうちの苅田港、それから三池港、それから芦屋港、宇島港の四港につきましては、埠頭特別会計を設け、運営しております。これが、いわゆる公営企業ということになります。将来にわたりまして、安定的に
事業を継続していくためには、中長期的な視点に立った経営を行い、徹底した効率化、経営健全化に取り組むことが必要と考えております。そこで、経営基盤の強化を図るために、中長期的な経営の基本
計画であります経営戦略を策定するものでございます。
次に、二の概要についてでございます。表の一番上を御覧ください。
事業概要でございます。港湾整備
事業は、港湾機能を効率的に発揮させるために必要な埠頭用地、上屋、それから、荷役機械等の整備を行うものでございます。また、右のほうの欄でございますけれども、宅地造成
事業は、埋立てにより臨海部において土地造成を行い、それを民間企業へ売却するものでございます。
次に、二番目を御覧ください。経営の
基本方針でございます。港湾整備
事業は、関連
事業の進捗予定と十分に整合を取りつつ、社会経済情勢の変化に伴うサービス需要の動向、貨物取扱見込量等を踏まえ、慎重に検討してまいります。それから、右の欄の宅地造成
事業でございますけれども、用地の造成費を地方債で調達いたしまして、売却収入をもって償還することとしておりますけれども、社会経済情勢等の変化に対応しまして、
状況に応じた造成地の利用
計画、それから処分方法等の抜本的な見直しを行うなど、適切な措置を講じてまいります。
次に、三段目の
計画期間でございます。港湾整備
事業も宅地造成
事業も、
令和三年度から
令和八年度までの
事業の
進捗状況を鑑みまして、六年間としております。
続きまして、四段目の収支
計画でございます。これは、恐れ入りますけれども、次の二十五
ページをお開きください。この表は、埠頭特別会計における収支
計画一覧表でございます。上の表が港湾整備
事業になっております。この港湾整備
事業でございますが、六年間の
計画期間内における支出でございますが、二十六億三千万円余から六十七憶一千万円余で推移しておりますけれども、
使用料収入や一般会計繰入金を充当するために、収支不足の発生はありません。
それから、2)の宅地造成
事業を御覧ください。宅地造成
事業の六年間の
計画期間内における支出でございますけれども、十三億六千万円余から二十八憶二千万円余で推移しておりますけれども、土地売却収入、それから一般会計繰入金を充当するために、収支不足の発生はありません。
次に、進行管理と見直しでございます。恐れ入りますけれども、前の
ページの二十四
ページを御覧ください。経営戦略は毎年度PDCAサイクルによる進行管理を行います。具体的には、投資・財政
計画と実績を比較するなどして、経営の
基本方針の達成
状況を評価いたします。そして、乖離が見られる場合には、速やかに改善を図ることとしております。
最後に、三の公表を御覧ください。
令和三年三月三十一日に策定いたしました経営戦略につきましては、本日の
委員会報告後、ホーム
ページに掲載し、公表することとしております。
以上が、
福岡県県営埠頭
施設整備運営
事業特別会計の経営戦略の策定についての御
説明になります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
37
◯江頭祥一委員長 説明は終わりました。
これより
質疑を行います。何か
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
38
◯江頭祥一委員長 特にないようですので、以上で、本件の
質疑を終わります。
これで、
所管事務調査を終わります。
次に、議題にはありませんが、その他として何かありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
39
◯江頭祥一委員長 特にないようですので、次へ進みます。
次に、「閉会中の調査事項について」お諮りいたします。
お手元配付の案のとおり、五項目について、閉会中もなお調査を継続することとしたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
40
◯江頭祥一委員長 御異議がありませんので、そのように決定し、所定の手続を取ることといたします。
次に、「今後の
委員会活動について」お諮りいたします。
今後の
委員会活動につきましては、正副
委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
41
◯江頭祥一委員長 御異議がありませんので、そのようにさせていただきます。
最後に、会議録署名
委員を指名いたします。栗原渉
委員、原竹岩海
委員、以上、二名の
委員を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。
以上で、当
委員会の議事はすべて終了いたしました。
終わりに、終始熱心に審査いただきました
委員各位、御協力いただきました
執行部各位に感謝を申し上げ、これをもちまして、
県土整備委員会を閉会いたします。
どうもありがとうございました。
午 前 十 一 時 四 十 三 分 閉 会
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