福岡県議会 2020-12-14
令和2年 厚生労働環境委員会 本文 開催日: 2020-12-14
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
7
◯大橋克己委員長 ほかにないようでございますので、以上で、本件の質疑を終わります。
それでは、本請願については、どのような
取り扱いにいたしましょうか。
〔「継続」と呼ぶ者がある〕
8
◯大橋克己委員長 ただいま、十中委員から
継続審査という意見がありましたが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
9
◯大橋克己委員長 御異議がありませんので、
継続審査と決定いたします。
次に、
継続審査中の
請願番号第四号の三の二「
私立幼稚園・
認定こども園をはじめとした
幼児教育の充実と発展のための請願」外一件を一括して議題といたします。
この際、何か
質疑等はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
10
◯大橋克己委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
それでは、これらの請願について、どのような
取り扱いにいたしましょうか。
〔「継続」と呼ぶ者がある〕
11
◯大橋克己委員長 ただいま
継続審査という意見がございましたが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
12
◯大橋克己委員長 御異議がありませんので、
継続審査と決定いたします。
以上で、請願の審査を終了いたします。
次に、陳情についてであります。
陳情番号第四十四号「国は国内に(
医療用品)を生産する
国策会社を設立すべきとの
意見書を
厚生労働省に提出する事に関する陳情」をお手元に配付しております。御確認願います。
この際、何か
質疑等はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
13
◯大橋克己委員長 特にないようですので、以上で、本陳情の質疑を終わります。
次に、
陳情番号第四十七号の一「「
最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める
意見書」の採択を求める
陳情書」をお手元に配付しております。
なお、本
委員会に回付された箇所は、第一項、第二項に関する事項についてであります。御確認願います。
この際、何か
質疑等はございませんか。
高瀬委員。
14
◯高瀬菜穂子委員 最低賃金の引上げ、そして全国一律という前提ですね、以前、私も
委員会で質問をしたことがございますけれども、その後の取組などについて教えていただきたいと思います。
15
◯大橋克己委員長 上村労働政策課長。
16
◯上村労働政策課長 県としましては、
最低賃金につきまして、毎年、国のほうに
最低賃金の改定に関する
意見書ということで提出をしておるところであります。本年度につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響が見られるということで、特に厳しい
経営状況に置かれている地域の
中小企業、
小規模事業者に対して支援、諸施策を強力に実施することを要望するとともに、その上で、国が今目標としておりますのが
全国加重平均千円ということでございますので、それを実現するに当たって、
地域間格差が拡大しないように配慮をしてくださいということで意見をしておるところであります。
17
◯高瀬菜穂子委員 全国知事会も全国一律ということで要望を出されていると思いますけれども、全国一律について県の考え方はありますか。
18
◯上村労働政策課長 今、委員がおっしゃった
知事会の
意見書というのは、いわゆる
ランク制度を廃止するということでの提案で、その文脈の中で一律の制度ということにも触れているというものだと理解しております。そういう意味で、今回の要望でも一律という表現がありますけれども、全体
トータルでやっていかないといけない部分があると思っています。私どもの先ほどの
意見書においても、その
地域間格差を是正するということ、その前提として、
中小企業や
小規模事業者に配慮することと全体を
トータルで考えなきゃいけないと思いますので、一律の
制度そのものということについて、それ
そのものというよりは、周辺の企業をどうやって支援できるのか、国としてどういうことができるのかということも、全体
トータルで考えながら丁寧に議論していくべきだと思います。
19
◯高瀬菜穂子委員 直接的ではなかったかと思うんですけれども、
中小企業への支援は、この陳情にもありますが、もちろん必要なことだと思っておりますけれども、
ランク別をなくしていく、
地域間格差をなくすということでは、全国一律の
賃金制度をつくるように、県のほうからもしっかりと物を言っていただきたいということを要望しておきます。
20
◯大橋克己委員長 ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
21
◯大橋克己委員長 ほかにないようでございますので、以上で、本陳情の質疑を終わります。
次に、
議案審査を行います。
第一五四
号議案「令和二年度福岡県
一般会計補正予算(第七号)」
所管分及び第一七八
号議案「令和二年度福岡県
一般会計補正予算(第九号)」
所管分の二件は関連がございますので、一括して議題といたします。
順次、
執行部の説明を求めます。最初に、
飯田保健医療介護部長。
22
◯飯田保健医療介護部長 それでは、第一五四
号議案、令和二年度福岡県
一般会計補正予算のうち
保健医療介護部所管分について御説明いたします。
お手元の令和二年度
補正予算に関する
説明書の六ページをお願いいたします。上から三行目、三
款保健費でございますが、総額六十七億三千九百万円余の
増額補正をお願いしております。このうち、二千四百万円余の
減額補正となる
給与改定分を除く
保健医療介護部所管分について御説明をいたします。
その主な内容でございますが、同じ冊子の七十三ページをお願いいたします。三款一項二目の
保健環境研究所費で七百万円余の増額となっております。これは、
保健環境研究所の建て替えに向けた
調査費でございます。
一枚おめくりいただきまして、七十四ページをお願いいたします。二項四目の
母子保健費で五千万円余の増額をお願いしております。これは
小規模産科医療機関における
新生児聴覚検査機器整備に対する
助成費でございます。次に、三項五目の結核
感染症対策費で、五十億八千六百万円余の増額をお願いしております。これは、一点目として
感染拡大時に
医療機関等が使用する
マスク等を県で購入、備蓄するための経費や、二点目といたしまして、
医療従事者への慰労金の増額でございます。次に、下の七十五ページの四項二目
医務費で十億五千二百万円余の増額をお願いしております。これは、右の
説明欄の上段の
医師等確保・
養成費、これは
救急病院等が行う医師の労働時間短縮の取組に対する
助成費、それから、二段目の
地域医療介護総合確保基金の積立金でございます。
一枚おめくりいただきまして、七十六ページをお願いいたします。五項三目の
介護費で四億一千七百万円余の増額をお願いしております。これは、
介護サービス事業所における
介護ロボット、
ICT機器導入に対する
助成費を増額するものでございます。次に、六項三目の
高齢施設費で一億四千九百万円余の増額をお願いしております。これは、令和二年七月
豪雨等で被災した
高齢者福祉施設の復旧に対する
助成費でございます。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
23
◯大橋克己委員長 引き続きまして、
塩川福祉労働部長。
24
◯塩川福祉労働部長 福祉労働部所管分について御説明申し上げます。
令和二年度
補正予算に関する
説明書の六ページをお願いいたします。歳出の
総括表でございます。
福祉労働部所管分は上から五段目でございます。五
款生活労働費の
補正額は三億七千九百万円余の増額となっております。このうち、他
部所管分を除いた
福祉労働部所管分としましては、総額で四億六百万円余の
増額補正をお願いしております。さらに、このうち
職員給与費に係る
減額補正、約二千万円余以外のいわゆる
事業費の
補正予算の内容について御説明をいたします。今回の補正は、
新型コロナウイルス感染症対策のためにお願いしているものでございます。
主な内容について御説明いたします。八十七ページをお願いいたします。
四項四目障がい
施設費で三千七百万円余の増額をお願いしております。内容は、右の
説明欄の障がい
者福祉施設運営助成費でありまして、これは、
生産活動収入が相当程度減少している
就労継続支援A型、
B型事業者に対する補助に要する経費でございます。
八十八ページをお願いいたします。四項障がい
者福祉費の
補正額は、総額で四千七百万円余の増額をお願いしております。
続きまして、八十九ページをお願いいたします。七項
一目労働総務費で三億七千四百万円余の増額をお願いしております。このうち、
職員給与費以外の
事業費の
補正予算としましては、右の
説明欄の二番目、
中小企業労働力確保対策費でありまして、これは、
県内企業が
外国人技能実習生等を受け入れる際、国の
水際対策として求められている、十四日間の待機及び
公共交通機関不使用に対応するための
宿泊費等についての補助に要する経費でございます。
引き続きまして、十二月
補正予算追加提案について御説明を申し上げます。令和二年度
補正予算に関する
説明書(議案その四
追加提案分)の六ページをお願いいたします。
歳出の
総括表でございます。
福祉労働部所管分は上から五段目、五
款生活労働費で、
補正額は五億八千五百万円余の増額となっております。その内容について御説明申し上げます。
十七ページをお願いいたします。五
款三項一目児童家庭総務費で五億八千五百万円余の増額をお願いしております。その内容は、
説明欄の
児童扶養手当費でございまして、低所得の一人親世帯の
生活実態が依然として厳しい状況にあることを踏まえまして、
臨時特別給付金を再支給するものでございます。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
25
◯大橋克己委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。
秋田委員。
26
◯秋田章二委員 保健医療介護部の七十五ページ四項の
医務費、
医師等確保・
養成費ということで予算措置してあります。今の部長の説明では働き方改革による医師の確保・養成という説明だったかと思うんですけれども、もう少し、どういうことをやろうとされているのか教えていただけませんか。
27
◯大橋克己委員長 島川医師・
看護職員確保対策室長。
28
◯島川医師・
看護職員確保対策室長 平成三十年九月に
労働基準法が改正されまして、
罰則付き時間
外労働の
上限規制が導入されまして、平成三十一年三月には、
厚生労働省の医師の働き方
改革検討会により、医師の時間
外労働規制の具体的なあり方や労働時間の短縮、比較についての報告書が取りまとめられました。その中で、医師の時間
外労働時間規制について、年間九百六十時間を上限として、
救急医療など、地域での
医療提供体制確保に必要な一部の
医療機関では、年間千八百六十時間を上限とするなど、具体的な数値を示されたところです。こういった医師の労働時間短縮を図るために、まず、
医療機関における医師の労働時間管理の適正化を図るとともに、医師が行っている業務を看護師などの他職種に移管するタスク・シフティングを進めていく必要があると考えております。こういった中で、
地域医療において、特別な役割を担う
医療機関が実施する医師の労働時間短縮に要する経費に対する補助ということで今回補正を上げているもので、具体的な中身としましては、そういった
医療機関が勤務医の
負担軽減、処遇の改善に資する計画を作成して、例えば
当直明けの
勤務負担の緩和に向けて、複数の主治医を導入したり、あるいは
タイムカードの導入、そういった
医療機関の計画に基づいた取組に対して補助するということになっております。
29
◯秋田章二委員 ありがとうございました。わかりました。
30
◯大橋克己委員長 ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
31
◯大橋克己委員長 ほかにないようですので、以上で、第一五四
号議案所管分及び第一七八
号議案所管分の質疑を終わります。
次に、第一五七
号議案「福岡県
保健福祉関係手数料条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
飯田保健医療介護部長。
32
◯飯田保健医療介護部長 第一五七
号議案、福岡県
保健福祉関係手数料条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。議案は、議案その二の七ページになりますが、説明は
委員会資料に基づいてさせていただきます。
委員会資料の二ページでございます。
まず、一の改正の理由でございます。
食品衛生法等の一部を改正する法律の一部の施行に伴う
関係政令の整備及び
経過措置に関する政令の制定によりまして、営業に当たり許可を要する業種が見直されたこと等に伴い、新たに設定された
営業許可業種の営業の許可の申請に対する審査に係る
手数料について定めるほか、所要の規定の整備を行うものでございます。
二の改正の概要でございます。三つございますが、一点目が、法改正後の業種にあわせて、表のとおり、
手数料の
適用区分に該当する業種の
見直しを行うものでございます。三つございまして、新設でございますが、これは、食中毒のリスクの高さ等を踏まえ、
食品衛生上の配慮を特に要するものが
営業許可業種として新設されたことに伴いまして、
手数料を設定するものでございます。真ん中の廃止でございますが、
許可業種から
届出業種へ移行されたことに伴い、
手数料を廃止するものでございます。右の再編・統合でございますが、現行の
許可業種は昭和四十七年以降
見直しがなされていなかったことから、現在の実態に合わせて再編・統合が行われました。このため、
手数料の
適用区分に該当する業種の
見直しを行い、
手数料を定めるものでございます。
二点目は、この条例の施行の日の前日において改正前の
食品衛生法の許可を受けている者が、この条例の施行の日以降、改正後の
食品衛生法の規定に伴う許可を受けようとする場合の
手数料については、更新の
手数料を適用することとするものであります。
三の
施行期日でございますが、法の施行に合わせ、令和三年六月一日から施行することとしております。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
33
◯大橋克己委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
34
◯大橋克己委員長 特にないようですので、以上で、第一五七
号議案の質疑を終わります。
次に、第一七四
号議案「福岡県障がい者リハビリテーションセンターの指定管理者の指定について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。
塩川福祉労働部長。
35
◯塩川福祉労働部長 福岡県障がい者リハビリテーションセンターの指定管理者の指定について御説明を申し上げます。議案は第一七四
号議案でございまして、議案その二の四十七ページでございますが、説明は
委員会資料でさせていただきます。
委員会資料の十八ページをお願いいたします。
まず、一の提案理由でございますが、福岡県障がい者リハビリテーションセンターの指定管理者を指定するに当たりまして、地方自治法の規定により、あらかじめ議会の議決をお願いするものでございます。
次に、二の内容でございますが、指定管理者として社会福祉法人福岡県厚生事業団を選定し、指定期間を令和三年四月一日から令和八年三月三十一日までの五年間とするものでございます。選定方法等につきましては、公共性の確保をはじめ三にお示ししたとおりでございます。
続きまして、選定結果でございます。十九ページをお願いいたします。
選定に当たりましては、一団体から応募がございました。提出された事業計画書について書類審査及びヒアリングを実施しまして、施設の設置目的に沿った運営方針、常勤医師の配置による効果的なリハビリ訓練の実施などの提案内容に加えまして、これまでの管理実績などを評価し、社会福祉法人福岡県厚生事業団を指定管理者として適切と判断したところでございます。
説明は以上でございます。よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。
36
◯大橋克己委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
37
◯大橋克己委員長 特にないようですので、以上で、第一七四
号議案の質疑を終わります。
これで、本
委員会に付託されました全議案の質疑を終了いたします。
知事等に対する保留質疑がございませんので、引き続き、議案の採決を行いたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
38
◯大橋克己委員長 それでは、準備のためしばらく休憩いたします。そのままお待ちください。
〔暫時休憩〕
39
◯大橋克己委員長 再開いたします。
それでは、これより議案の採決を行います。
まず、採決の方法についてお諮りいたします。
採決は、一括して行いたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
40
◯大橋克己委員長 御異議がありませんので、そのように執り行います。
それでは、第一五四
号議案所管分、第一五七
号議案、第一七四
号議案及び第一七八
号議案所管分の以上四件について、原案のとおり可決することに賛成の委員は御起立願います。
〔賛成者起立〕
41
◯大橋克己委員長 起立多数でございます。よって、第一五四
号議案所管分外三件は、原案のとおり可決されました。
これで、議案の採決を終わります。
以上で、当
委員会に付託されました議案の審査はすべて終了いたしました。
なお、採決いたしました議案に関する委員長報告につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
42
◯大橋克己委員長 御異議がございませんので、そのように決定させていただきます。
43
◯大橋克己委員長 新開昌彦委員。
44 ◯新開昌彦委員
所管事務調査の前に、年末年始の取組について伺いたいと思うんですけれども、十一日に百人を超えて、昨日
コロナ警報が発出されましたけれども、年末年始の取組というのは
厚生労働省からも通知があっていると思いますが、その取組について何点かお聞きしたいと思います。
今年は年末年始が若干短いと思いますけれども、十二月二十九日から一週間ぐらいは
医療機関はお休みを取られるところが多いかと思うんですけれども、通常でも医療検査機関は手薄になるというのは我々も予測できるところでございますが、今、
感染者数が上り坂で増えている中でちょっと心配をしておりますので、受診とか相談体制については、年末年始はどのように執り行うのか教えていただけませんか。
45
◯大橋克己委員長 佐野がん
感染症疾病対策課長。
46 ◯佐野がん
感染症疾病対策課長 委員御質問の年末年始に向けた医療提供体制、特に
新型コロナウイルス感染症を踏まえた対応という形でお答えさせていただきます。
まず、
新型コロナウイルス感染症に関する受診体制、疑いを持たれている方に対する診療体制ですけれども、
新型コロナウイルスでは、かかりつけ医等身近な
医療機関で受診できるよう、診療検査
医療機関という形で千二百以上の
医療機関を指定させていただいております。さらに、特に救急体制という形で、疑い患者を診療する
医療機関、救急、周産期、小児、そういった
救急医療体制を六十
医療機関以上、またさらに、入院が必要になった場合の疑い患者の受入れ協力
医療機関という形で県内四十五
医療機関、百十八床を確保させていただいております。このような通常の診療体制は休日、夜間等も適宜対応していくことになります。特に年末年始に関しましては休診する
医療機関等も一定程度出ますので、各地域の保健所、郡市区医師会、また協力いただける
医療機関、こういったところで地域ごとに協議をいただいて、年末年始の受診体制をとっておりますし、また、今後の
感染の拡大状況に応じては、人員調整、体制をより重層化するということで協議を進めております。そういう診療体制をとっておりますし、また、県のほうでは
新型コロナウイルスでどこを受診するかというときには、そういった身近な
医療機関等を紹介して、また、わからない方、不明な方はコールセンターを設けております。これは、現在も夜間、休日、時間外の対応を行っております。こちらのコールセンターを引き続き行うほか、受診増ということがあれば、また人員体制を強化する、このような形で受診体制、相談体制を準備しております。
47 ◯新開昌彦委員 その受診体制については千二百ほどの
医療機関、かかりつけ医だと思うんですが、そこはほぼ休みになるわけでしょうから、県民としては一番身近なところで相談するところがなくなるわけですから、まずはどこに連絡をすればいいのか、ここはしっかりと公表する必要があろうかと思います。年末年始、県民の皆さんに御安心いただきたいという形で、例えばホームページなどで公表されているんでしょうけれども、再度、年末年始の取組ということで公表する必要があると思いますけれども、いかがでしょうか。
48 ◯佐野がん
感染症疾病対策課長 委員おっしゃっていただきましたように、既に受診先等を公表させていただいております。また、年末年始に向けて、再度、どのような形で周知するか、検討していきたいと思います。
49 ◯新開昌彦委員 しっかり取り組んでいただきたいと思います。知事の会見等にも加えていただければと思います。
もう一つ、年末年始の宿泊療養、自宅療養、このフォローアップについてはどんなふうになっていますか。
50 ◯佐野がん
感染症疾病対策課長 現在も必ずしも入院が必要ない方に関しましては宿泊療養をとっております。県全体で、今、四施設確保しておりまして、現在、二施設で受入態勢をとっているところであります。今後も
感染患者が続くということが想定されますので、引き続き、年末年始に向けてもこのような宿泊療養をとってまいります。また、濃厚接触者等、健康観察等が必要になった方々に関しましては、保健所が二十四時間体制で、正月期間中も健康観察は引き続き行ってまいります。
51 ◯新開昌彦委員 もう一点、
感染症にかかった患者さんの搬送についてはどのようになっていますか。
52 ◯佐野がん
感染症疾病対策課長
新型コロナウイルス患者さんの移送、搬送に関しましては、原則的に各地域の管轄の保健所が移送・搬送体制をとるようになっております。また、患者さんが多い場合、保健所の移送を少し追加する必要がある場合は、現時点で、民間のそういった搬送・移送業者に委託をさせていただいております。これも年末年始、保健所の移送車だけでは十分でないことも想定されることを踏まえ、年末年始に向けてもこういった民間会社への委託を続けさせていただきますし、また、必要に応じてより強化していくことも業者とは協議をしております。
53 ◯新開昌彦委員 今回もクラスターが発生していますけれども、年末年始のPCR検査の拡充といいますか、それが十分できなければ対応が後手に回るのではないかと思いますが、このPCR検査については十分実施できるような体制は、年末年始はとられるんでしょうか。
54 ◯佐野がん
感染症疾病対策課長 PCR検査体制ですけれども、現在、多くは民間検査会社で行っております。また、民間検査会社も年末年始はどのような検査体制かというところも必要に応じて協議をしておりますし、また、いわゆる行政検査は、今、県内三カ所の
保健環境研究所で行っております。また、今般、抗原定量検査も保健所でできる体制をとっております。このような形で必要な検査はやれる体制をとっております。
55 ◯新開昌彦委員 今言われたことで、特に保健所が一番大変な年末年始を迎えるんだろうと思いますが、保健所の年末年始の体制、これはどのようにお考えでしょうか。
56
◯大橋克己委員長 兵頭保健医療介護総務課長。
57 ◯兵頭保健医療介護総務課長 年末年始の体制でございますけれども、保健所の中で体制を組むような指示をしております。先ほど佐野課長からありましたように、相談、疫学の調査等に支障がないように体制を組んでいきたいと思っております。
58 ◯新開昌彦委員 いろいろ聞かせていただきましたが、本当にこれから年末年始に向かって
感染者が増える可能性もなきにしもあらずという、そういう状況になっていると思います。ですから、しっかりと遺漏なきように取り組んでいただきたいということを要望させていただきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。
59
◯大橋克己委員長 それでは、次に、
所管事務調査を行います。
「
新型コロナウイルス感染症への対応について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。兵頭保健医療介護総務課長。
60 ◯兵頭保健医療介護総務課長 それでは、
新型コロナウイルス感染症への対応について御説明を申し上げます。
保健医療介護部の
委員会資料の一ページをお願いいたします。
まず、一、県内の
新型コロナウイルス感染症の発生状況等につきまして御説明を申し上げます。十二月十三日、昨日でございますが、十三日時点での検査件数は二十二万四千四百一件となっており、そのうち六千六百二十二名が陽性となっております。地域別、年代別、
感染経路別の内訳はお示ししている図のとおりでございます。また、その下の二日前の十二月十二日時点のものでございますが、現在入院中の方、宿泊療養中の方、自宅待機中の方の内訳をお示ししているところでございます。
次に、福岡
コロナ警報について御説明申し上げます。
二ページをお願いいたします。一番上でございます。十一月以降、全国的な新規
感染者数の増加傾向が強まる中、本県においても十二月に入り新規
感染者数が急激に増加する等の状況となっていることから、十二月十二日に福岡
コロナ警報を発動いたしました。これによりまして、
医療機関に対し、現在確保している病床五百五十一床のうち準備病床二百三十九床を即応病床に転換し、患者を受け入れることができるよう要請するとともに、県民及び事業者の皆様に
感染防止対策の徹底を要請したところでございます。福岡
コロナ警報の基準につきましては、十二月十二日時点の状況でございますけれども、四つある項目のうち、一点目の
感染者数及び三点目の病床稼働率の二項目について基準に該当している状況でございます。
続きまして、二の
新型コロナウイルス感染症への対応について、前回
委員会での御報告時から新たに加わった内容のうち、主なものを御説明申し上げます。
(一)体制の整備についてでございます。まず、二つ目の丸、検査体制の強化の一番下でございます。十二月一日、田川保健福祉事務所におきまして
新型コロナウイルス抗原定量検査機器を導入いたしまして、検査体制の強化をしております。
次に、医療提供体制等の整備についてでございます。三ページをお願いいたします。一番下でございます。十月三十日に発熱患者等の診療又は検査を行う
医療機関を「診療・検査
医療機関」として指定いたしました。十二月十日現在では千二百七十四機関となっているところでございます。
四ページをお願いいたします。一番上でございます。十一月十七日、不安を抱える妊婦への
新型コロナウイルス感染症検査及び
感染いたしました妊婦への寄り添い型の支援を開始しているところでございます。また、十二月十日でございますが、
感染者が多数発生した
高齢者福祉施設等において、施設間の相互支援が円滑に進むよう、県内の
高齢者福祉施設関係三団体とそれぞれ協定を締結したところでございます。
宿泊療養施設の受入状況でございます。十二月十三日現在で百八十五人となっているところでございます。(三)のうち一つ目の丸、県内市町村との連携につきまして、十一月二十四日に、
感染者が多数発生した場合等に備え、県市長会及び県町村会に対しまして、保健所設置市を除く市町村の保健師の派遣を要請するための協定を締結したところでございます。
五ページをお願いいたします。一つ目の丸、国及び他都道府県との連携のうち九州地方
知事会関係でございます。十一月、
医療機関における体外式膜型人工肺(ECMO(エクモ))の広域利用を支援する体制の構築を本県から提案いたしました。今後、この件に関する協定を締結することとしております。
(四)の福岡県
新型コロナウイルス感染症対策本部についてでございます。十一月十八日に第十九回対策本部会議を開催いたしまして、催し物の開催制限の延長をしております。また、十二月十二日に第二十回会議を開催いたしまして、先ほど御説明したとおり、福岡
コロナ警報を発動することと決定いたしました。
続きまして、(五)まん延防止に向けた取組みでございます。六ページをお願いいたします。四つ目の丸でございます。催物(イベント等)の開催制限につきましては、国の方針同様、十二月一日から当面二月末まで、下の表にお示ししておりますとおり、取り扱うこととしております。
七ページをお願いいたします。三つ目の丸でございます。
感染防止宣言ステッカーを掲示している飲食店等に対しまして、市町村と連携いたしまして、事前通告なしで店舗を訪問して、
感染防止対策の状況確認や、必要に応じて、
感染防止対策のアドバイス等を実施しているところでございます。
八ページでございます。三、
新型コロナウイルス感染症への今後の対応について御説明申し上げます。
まず、一点目でございます。田川保健福祉事務所のほか筑紫保健福祉環境事務所と北筑後保健福祉環境事務所におきまして、
新型コロナウイルス抗原定量検査機器の整備を行いまして、検査体制の強化を図ってまいります。また、高齢者施設等の職員に対するPCR検査の取組につきましては年内に開始してまいります。さらに、
厚生労働省と連携いたしまして、県民を対象といたしました
新型コロナウイルス感染症に対する抗体保有調査を十二月十六日から実施する予定としております。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
61
◯大橋克己委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。
高瀬委員。
62
◯高瀬菜穂子委員 連日本当にお疲れさまでございます。この間、
感染者が増えて、福岡の
コロナ警報も発せられたということになりました。本会議の一般質問でも取り上げさせていただきましたが、病床の確保について、二ページに書かれています、
コロナの病床の稼働率三三・九%となっていますが、これは五百五十一を分母とした場合で、今現在だと即応病床ということで考えれば、三百十二の即応病床に対しては五六%の稼働になると思います。もちろん、警報が発せられましたので、準備病床についても即応病床に移行していくということでは三三%に近づくんだと思いますが、それにしても準備期間が要る、あるいは今あちこちでクラスターが発生していて、病院についても受入れが可能だと言っているところでクラスターが発生するとか、あるいは
感染者が出るとか、そうすると、看護者が足りなくなれば予定していた病床が稼働できないということも想定されると思うんです。そうした場合に、今、七百六十床が目標ということで二百九床が足りないわけですけれども、これについて、早急に協力していただける病院に呼びかけて、準備をして、確保していくことが本当に必要じゃないかと思うんです。お聞きしましたら、十床以上ぐらいを目安に確保するという努力はされているかと思うんですけれども、もう一度呼びかけられて、できるところについてはその準備をしていただくという対策が必要ではないかと。このペースで増えていった場合に、本当に受け入れられるのかというのが非常に心配です。杞憂に終われば一番いいと思いますけれども、ぜひともそのあたりの病床確保、この間も動いていないわけで、少ない病床であっても、各地で確保するということが必要じゃないかと思いますが、その辺の考え方について、再度お願いします。
63
◯大橋克己委員長 佐野がん
感染症疾病対策課長。
64 ◯佐野がん
感染症疾病対策課長 病床確保に関しましては、これまで知事の答弁でもお答えさせていただきましたように、先日、病院長会議を開く、また個別に
医療機関を訪ねて、病床確保について要請、協議を行っているところであります。また、その確保病床数に関しましては、重症というのは、病棟単位で確保のところでは恐らく十床程度となるかと思いますけれども、必ずしも病棟単位の確保ではございませんで、病床単位の確保も併せてお願いしておりますので、病棟単位、また病棟単位の確保が難しいところは病床単位で確保をお願いしているところであります。
65
◯高瀬菜穂子委員 そうなりましたら、もう少し数字が動くんじゃないかと思うんですけれども、今のところまだ動いていないということなので、七百六十に近づくように、ぜひ病床単位ででも確保を早急にお願いしたいと思います。
次に、自宅待機者が今二百名と書かれていますけれども、従来、なるべく宿泊所に行っていただきたいという呼びかけも説得もされていると言われているんですが、やはりこの間自宅待機者が非常に増えていると思いますけれども、これについては、どのような取組なりを考えておられるでしょうか。
66 ◯佐野がん
感染症疾病対策課長 福岡県では、入院が必ずしも必要でない方に関しましては、自宅療養という形ではなくて、皆さん宿泊療養という形でそれぞれ陽性の方にお願いしているところであります。ただ、残念ながら、全ての方が応じていただけない、また、事情があって、小さなお子さんがいる、そういったところで自宅療養をとられている方々もおられます。そういった方々には自宅での療養の過ごし方、そういったところも丁寧に個別に要請することと、健康観察も行っております。また、一部、この自宅療養等の数の中には、どうしても施設等での入所ということも踏まえて、こちらのほうに関しましても、施設に関しての
感染防止対策、そのようなことがしっかりとれるように、保健所等で御指導させていただいているところであります。
67
◯高瀬菜穂子委員 指導はしていただいていると思います。先だっても自宅療養と指定された後、家族の
感染はないとお聞きしましたけれども、それにしても、アナウンスも、知事からの直接のアナウンスであるとか、そういうことも改めて必要なのではないかと感じます。新聞等では、医師会からも、家族への
感染も考えてぜひとも宿泊所へという呼びかけもあっておりますし、県としてもその呼びかけをしっかりしていただきたいと思いますので、この点は要望したいと思います。
68
◯大橋克己委員長 ほかに質疑はございませんか。
秋田委員。
69
◯秋田章二委員 今、
高瀬委員から言われたのとほとんど同じなんですけれども、やっぱりこの自宅療養、子どもさんがいるとか、いろんな方がいるんでしょうけれども、特に若い人たちはマンションで、ほとんど無症状なものだから、でも、その人たちはホテルに入ってくれないと、コンビニに行ったり、ちょっとそこまで買い物に行ったりとかということで、それが問題なんだろうと思うんですよ。田中委員もこの前言われていたけど、その人たちを説得するのは大変だと思うけれども、ぜひ御理解いただいて一人でも多くというふうに思っています。というのは、先週、ロンドンのキングス・カレッジの教授で、渋谷教授という方が福岡で講演されました。この人はもともとWHOの職員だったんですけれども、その方が言っているのは、やっぱりワクチン接種が広がらない限り、この波を止めるにはやっぱり抗原検査をどんどんやって、陽性者を見つけて、その人たちを隔離する。隔離したら追跡して、接触している人たちもまた抗原検査をやっていく。それしか今のところ方法がないんだと。そのときに福岡県はホテル療養をいち早く始めてやっていると言ったら、福岡県みたいに日本全国がやっていれば、もっと日本全体の
感染は抑えられたんじゃないかと、福岡県の方式を非常に絶賛されておりました。そういう御意見もいただくんですから、福岡県の職員の皆さん方は、この言われていることを実行するのは大変だと思うけれども、ここはもう一頑張りをまたお願いしたい。これは要望です。本当によくやっていただいていると思いますけれども、引き続きよろしくお願いします。
70
◯大橋克己委員長 ほかに質疑はございませんか。
高瀬委員。
71
◯高瀬菜穂子委員 すみません、別件で言うのを忘れておりました。医療関係者から手袋とか医療用の防護具が高騰していて、大変財政的に圧迫しているという声を聞きました。頻度も上がっているし、これだけ患者さんも増えてくる中では、本当はN95マスクがいいんだけれども、サージカルマスクだったり、できるところはプラスチックの手袋を使っているとかいうようなこともお聞きして、全体の実態というのはよくわからないんですけれども、ぜひ調査していただいて、必要な資材を調達するというか、支援するということも考えていただきたいと思うんですけれども、その辺についての御認識はいかがでしょうか。
72
◯大橋克己委員長 上田薬務課長。
73 ◯上田薬務課長 医療資材につきましては、確かに委員御指摘のとおりに、手袋が若干品薄の状況でございますので、以前から、マスクまたは医療用のガウン、フェイスシールド、手袋につきましても、国からの配布分、また、県で購入したものにつきまして配布をしているところでございます。特に現時点では医療用手袋が若干品薄でございますので、重点的に医療用手袋について、現在、県で購入したもの、また国から来たものについて配布しているところでございます。また、配布につきましては、病院については使用時調査ということで、実際に使った量、また足りないところにつきましては調査をしておりますので、それに基づいて配布しているところでございますし、また診療所につきましても、ある程度の数をすべての
医療機関に配布しているところでございます。
74
◯高瀬菜穂子委員 ありがとうございます。価格が高騰しないようにということと、安定的な入荷をということを非常に強く要望されました。これはすぐに県のほうでできることではないと思いますが、国のほうに実情を申していただいて、適切に対応していただければと思います。
それから、これは北九州の例ですけれども、PCR検査で結果の報告が陽性になった場合に、十三時までに保健所に報告がないと入院の調整ができないことになっているらしく、十三時までに結果が出るようにということで、早く来てもらってPCR検査をやっているんだけれども、十三時過ぎに陽性が判明した場合に、その後の入院の調整をするのに大変苦労しているという話も聞きまして、
感染者の病床のない病院では、そういうことが起こっているのかと私もちょっとびっくりいたしましたが、県内でも同じような状況なんでしょうか。
75
◯大橋克己委員長 佐野がん
感染症疾病対策課長。
76 ◯佐野がん
感染症疾病対策課長 入院調整に関しましては、入院が必要な緊急性といったところを踏まえて判断しておりますので、時間を何時以降じゃないとできないとか、そういった取組はしておりません。
77
◯高瀬菜穂子委員 ただでさえ忙しくなっていて、職員も疲弊している中にあって、いろんなことを一気にやらないといけない医療現場は本当に大変だと思っております。陽性になっても自分で帰れるとか、自宅で待機ができる方はいいんだけれども、そうじゃない場合などには、相当時間をかけてしないといけないようなこともあるということで、この辺りもスムーズにいくように、大変とは思いますけれども、ぜひ
医療機関と連携していただきたいと思います。よろしくお願いします。以上です。
78
◯大橋克己委員長 ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
79
◯大橋克己委員長 ほかにないようでございますので、以上で、本件の質疑を終わります。
この際、換気のためしばらく休憩いたします。
再開は、五分後の十二時五分といたしますので、よろしくお願いいたします。
午 後 零 時 零 分 休 憩
午 後 零 時 六 分 再 開
80
◯大橋克己委員長 それでは、ただいまから
委員会を再開いたします。
休憩前に引き続き議事を進めます。
次に、「福岡県精神医療センター太宰府病院令和元年度運営評価について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。重松こころの健康づくり推進室長。
81 ◯重松こころの健康づくり推進室長 それでは、福岡県精神医療センター太宰府病院の令和元年度運営評価について御報告を申し上げます。
委員会資料の九ページ、A3縦の資料でございます。県立精神医療センター太宰府病院につきましては、平成十七年四月に指定管理者制度を導入いたしまして、現在まで、一般財団法人医療・介護・教育研究財団が指定管理者となっております。
五つ目の丸でございますが、評価方法でございます。太宰府病院の運営につきましては、医療関係者や公認会計士等で構成いたします福岡県立精神医療センター太宰府病院運営評価
委員会を設置いたしまして、毎年度外部評価を行っております。このたび、この
委員会から令和元年度の報告書が提出されましたので、御報告するものでございます。この報告書につきましては、お手元にお配りしておりますが、本日は、このA3縦長の資料で御説明を申し上げます。
まず、評価の内容でございます。病院の管理運営についてでございます。(一)の病院組織の管理運営につきましては、病院の理念・基本方針、規程・マニュアルの必要な
見直しと周知徹底が図られていることなど、(二)の患者の権利と安全確保、患者サービスにつきましては、患者の権利と責任について具体的な内容が明文化され、周知が図られていることなど、(三)の医療の質につきましては、医師や看護師などが充足しており、その向上に努めていることについて評価をいただいているところでございます。
次に、医療機能についてでございます。(四)の急性期を中心とした良質な精神医療の提供につきましては、措置入院患者などの受入れや救急患者、重症患者の受入れを積極的に行っており、公的
医療機関としての役割を果たしていること、(五)の身体合併症患者の受入れにつきましては、結核病床を設置し、適切な医療を提供していること、(六)の社会復帰の促進につきましては、デイホスピタルや訪問看護の実施、患者家族の支援等に取り組んでいること、(七)のその他公的医療の実施につきましては、地域の
医療機関で処遇困難な刑務所からの患者の受入れなど、公的
医療機関としての役割を果たしていること、(八)の研究・研修・教育活動の充実につきましては、実習生の受入れや看護学校へ講師を派遣していることなどにつきまして評価をいただいているところでございます。
最後に、経営の健全化についてでございます。当病院につきましては、減価償却費を除いた医業収支の均衡を図ることを目的といたしております。令和元年度につきましては、十三年連続で収支均衡という目標を達成しておりまして、
経営状況は順調であるとの評価をいただいているところでございます。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いします。
82
◯大橋克己委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
83
◯大橋克己委員長 特にないようでございますので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、「福岡県“One─Health”国際フォーラム二〇二一の開催について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。田村生活衛生課長。
84 ◯田村生活衛生課長 それでは、お手元の資料、十ページをお開きください。
福岡県“One─Health”国際フォーラム二〇二一の開催について御説明させていただきます。
一、開催目的でございます。本フォーラムは、人と動物の共通
感染症をはじめとするワンヘルスに係る課題につきまして、各分野の関係者で協議して、世界に発信し、福岡県をアジアにおける拠点とすることを目的として、本年度から実施しているものでございます。
続きまして、二、開催概要を御覧ください。まず、開会式及び基調講演につきましては、令和三年一月三十日、福岡国際会議場で行います。参加者についてでございます。一月は季節性インフルエンザの流行期であり、また、
新型コロナウイルスの
感染防止を図る観点からも、関係参加者につきましては、県医師会や県獣医師会など関係団体及び県、保健所設置市、検疫所等の行政関係者に絞って実施することとしております。当日の概要につきましては、表に記載しているとおりでございます。
開会式には、来賓として藏内日本獣医師会会長、吉松県議会議長、また福岡市長の代理として荒瀬副市長に御出席いただき、皆様方から御挨拶をいただくこととなっております。また、中川日本医師会会長におかれましては、業務御多忙のため御出席はかないませんが、ビデオメッセージをいただくこととなっております。
続きまして、基調講演一では、世界的な
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大を踏まえ、WHOで
感染症のアウトブレークなど、健康危機管理を御担当されておられる茅野医官に、「世界における
新型コロナウイルス感染症の発生状況と対策」について御講演をいただきます。なお、茅野医官は神戸市からオンラインによる参加となります。
続きまして、基調講演二では、「ワンヘルスの概念を検証し認識する段階から実践する段階へ」をテーマに、日本医師会の横倉名誉会長、そして日本獣医師会の藏内会長のお二人から御講演と対談を行っていただくこととなっております。
なお、開会式と基調講演につきましては、参加できなかった方々のため、ライブで配信するとともに、オンデマンドでも配信いたします。ライブ配信、オンデマンド配信ともに無料で、どなたでも視聴できるよう、ホームページ上で一般公開することとなっております。
次の十一ページをお開きください。特別講演及び分科会についてでございます。特別講演につきましては、東京大学医科学研究所の河岡先生から、「
新型コロナウイルスこれまでにわかったこと」とのテーマで、
ウイルス学の観点から御講演をいただきます。また、国立国際医療研究センターの大曲先生から「
新型コロナウイルス感染症に関する現状と課題」とのテーマで、治療の観点から御講演をいただくこととしております。
分科会につきましては、人と動物の共通
感染症、薬剤耐性対策、そしてワンヘルスの取組みの三つに分けて、三十名を超える各分野の専門家の方々からそれぞれ御講演等を行っていただくこととしております。なお、特別講演及び分科会につきましては、講演ごとに事前に収録いたしまして、一月三十日、オンデマンドで配信いたします。これも無料で、どなたでも視聴可能となっております。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
85
◯大橋克己委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
86
◯大橋克己委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、「令和元年度の高齢者虐待の状況について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。徳永高齢者地域包括ケア推進課長。
87 ◯徳永高齢者地域包括ケア推進課長 それでは、令和元年度の高齢者虐待の状況について御報告させていただきます。
資料でございますが、本日は、お手元に高齢者虐待の状況について、補足資料というものをお配りしておりますけれども、説明は
委員会資料で行いたいと思います。
それでは、
委員会資料の十二ページをお願いいたします。
この高齢者虐待の状況については、高齢者虐待防止法の規定に基づきまして、養介護施設従事者等による虐待の状況を公表することとなっておりますので、本日、
委員会で御報告をさせていただいた後、県のホームページで公表する予定としております。
それでは、内容の説明に入ります。
まず、一、養介護施設従事者等による虐待についてであります。養介護施設従事者等とは、老人福祉施設、有料老人ホームなどで介護の業務に従事する者です。表にございますとおり、令和元年度に市町村が相談通報を受理した件数は八十六件となっております。また、平成三十年度以前に相談通報を受理したものも含めまして、九十二件につきまして事実確認を行い、そのうち虐待と判断したものが二十四件となっております。なお、表の右端に虐待の判断に至らなかったものというのが十七件ございますが、これは、被虐待者が認知
症等で聞き取りに対する答えが不明確であったというようなことで、虐待の有り無しについて判断が難しいケースが該当いたします。
虐待と判断した二十四件でございますが、その発生した施設の種別は、特別養護老人ホームが十件で最も多くなっており、また、虐待の種別では、身体的虐待が十五件で最も多くなっております。なお、今回は犯罪と認められるような重篤な案件はございませんでした。虐待と判断した事案については、市町村が当該施設等に対して指導を行うとともに、改善状況の確認を行っております。また、県では当該施設に対して指導等を行い、職員研修を実施するよう指導するとともに、改善状況の確認を行っているところです。
次に、十三ページをお開きください。二の養護者による虐待についてでございます。養護者とは、高齢者を現に養護している者であって、養介護施設従事者等以外の者をいい、家族や親族、同居人などがこれに該当いたします。
表にございますとおり、令和元年度に市町村が相談・通報を受理した件数は九百五十一件となっております。平成三十年度以前に相談・通報を受理したものも含めまして九百五十五件について事実確認を行い、そのうち虐待と判断したものが四百三十八件となっております。虐待と判断した四百三十八件の虐待の種別は、身体的虐待が二百八十五件で最も多くなっております。また、虐待を受けられた方の性別は、女性が七七・九%、全体の約五分の四、約八割を占めており、虐待を受けた方のうち、要介護認定を受けている方の七割以上が認知
症高齢者となっておりました。虐待を行った者は、息子が四〇・一%で最も多く、次いで、夫、娘となっております。なお、犯罪と認められるような重篤な案件はございませんでした。
虐待と判断した事案については、市町村が虐待を行った者に対して助言や指導を行ったほか、必要に応じてショートステイや一時入院などにより、虐待者から分離をしているところです。県では市町村からの個別の相談に対して、国の手引き等に基づきまして、必要な助言を行っているところです。
最後に、三、高齢者虐待防止のための県の取組についてであります。施設等における虐待については、施設の管理者などを対象とした集団指導で法律について説明をし、虐待防止の取組を行うよう指導し、また、実地指導等において施設における虐待防止の取組状況を確認し、必要に応じて指導をしております。また、施設での虐待に関する情報提供があった場合は、当該施設に対し、実態の把握と再発防止のための指導を行っているところです。
また、養護者による虐待については、市町村や地域包括支援センターの職員を対象に、虐待の通報があった場合に具体的な対応の仕方や、虐待防止に関する指導方法を習得するための研修を行っており、また、高齢者虐待の概要や相談窓口などの情報を県民に周知するとともに、認知
症の方を在宅で介護されている養護者の
負担軽減のため、認知
症介護相談窓口の設置や認知
症当事者、その家族による交流会を行っているところです。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
88
◯大橋克己委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
89
◯大橋克己委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、「令和元年度の被措置児童等虐待の状況について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。福田児童家庭課長。
90 ◯福田児童家庭課長 令和元年度の被措置児童等虐待の状況について御報告いたします。
資料は、
厚生労働環境委員会資料福祉労働部の一ページをお願いいたします。この状況につきましては、本日御報告させていただいた後、児童福祉法の規定に基づきまして、県のホームページで公表する予定でございます。
一の被措置児童等虐待の状況でございます。令和元年度に通告等を受理した件数は二件でありまして、事実確認を行い、いずれも虐待と判断しております。
次に、その状況ですが、施設等種別は社会的養護関係施設が一件、里親等によるものが一件となっております。
内容は、里親、児童指導員等の直接処遇に当たる者が、いずれも男児に対し身体的虐待及び心理的虐待を行ったということでございます。
県といたしましては、通告後調査をいたしまして、その結果を社会福祉審議会児童福祉専門分科会に報告するとともに、当該施設に対しまして、職員に対する研修を行うよう指導等を実施したところでございます。
二の虐待防止のための県の取組でございます。まず、里親等につきましては、登録前・更新研修におきまして、子どもの権利擁護等に係る研修を実施しております。また、児童相談所におきましては、里親家庭等の状況把握、相談支援を専任で行います児童福祉司の配置に取り組んでいるところでございますが、令和二年度から専門性を有する民間団体を活用いたしまして、里親委託後のサポートを実施しているところでございます。また、福岡県域児童養護施設協議会と共催いたしまして、施設職員等に対し研修を実施し、虐待の防止に取り組んでまいります。
説明は以上でございます。
91
◯大橋克己委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
92
◯大橋克己委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、「令和元年度の障がい者虐待の状況について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。後潟障がい福祉サービス指導室長。
93 ◯後潟障がい福祉サービス指導室長 令和元年度の障がい者に対する虐待の状況について、障害者虐待防止法第二十条に基づき、国の公表にあわせて、今月下旬公表を予定しておりますので、本県の内容を御報告いたします。
厚生労働環境委員会資料、
所管事務調査、福祉労働部分の二ページをお願いいたします。
まず、一の(一)障がい者福祉施設従事者等による虐待の状況です。令和元年度相談・通報・届出があった件数は九十六件、事実確認調査に至ったもの六十二件、そのうち虐待と判断したものは十四件で、昨年度より三件減っております。表の下に、虐待と判断した十四件について、その状況を記載しております。一つ目、施設種別、二つ目、虐待の種別、三つ目、虐待を受けた人の性別、四つ目、障がいの種別、五つ目、虐待を行った者の職種は御覧のとおりとなっており、その傾向につきましては、例年どおりでございます。
県及び市町村では、虐待と判断した事案につきまして、施設に改善計画書の提出を求め、改善策の確実な履行など、改善の状況確認を行っております。それぞれの事案の詳細につきましては、四ページ、五ページにまとめておりますので、後ほど参照をお願いいたします。
続きまして、三ページ、(二)養護者による虐待の状況でございます。令和元年度相談・通報・届出があった件数は百六十九件、事実確認調査に至ったものは百五十一件、そのうち虐待と判断したものは、前年と同数の四十二件となっております。
表の下に虐待と判断した四十二件について、その状況を記載しております。虐待の種別、虐待を受けた人の性別、障がいの種別、虐待者、分離措置の状況につきましては、昨年と比べますと、一つ目の虐待の種別について、経済的虐待が約二倍となり、四つ目の虐待を行った人の内訳で、兄弟姉妹が親を逆転しております。六ページ以降に詳細を載せておりますので、後ほど御参照願います。
最後に、二、障がい者虐待防止のための県の取組でございます。一つ目、施設の管理者等に対する集団指導及び実地指導、二つ目、新たに障がい者施設の指定を行う際の現地確認、三つ目、施設従事者や市町村職員を対象とした虐待防止・権利擁護研修は、いずれも参加事業者や参加人数は昨年度より増えておりますけれども、四つ目の障がい福祉サービス事業所等支援員研修につきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響で開催回数を減らしたことから、受講者数が例年の半分となっております。また、障がい者施設で強度行動障がい者の直接支援を行う職員を対象に、障がい特性や支援スキルを学ぶ強度行動障がい支援者養成研修を行っておりますので、これを掲げております。今後とも、これらの取組により虐待の防止、施設のサービス向上に努めてまいります。
説明は以上です。よろしくお願いします。
94
◯大橋克己委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。堤かなめ委員。
95 ◯堤 かなめ委員 虐待についてなんですけれども、昨年も同じように犯罪に当たるような重篤な虐待があって、取組をお願いしたんですけれども、その後、どういう処置をなされたのか、お聞きしたいと思います。
96
◯大橋克己委員長 後潟障がい福祉サービス指導室長。
97 ◯後潟障がい福祉サービス指導室長 昨年の
委員会で堤委員より御指摘を受けまして、直ちに指定暴力被害者支援センターの電子データを取り寄せまして、県指定の約千五百の事業所に送付いたしまして、当センターの活用と事業所への掲示をお願いしたところでございます。また、カラーチラシ二千部も受領いたしましたので、今年の末に実施いたしました集団指導の場で各事業所に配布し、性的虐待の防止を呼びかけたところでございます。実際にこのセンターを活用してアドバイスを受けている事業所も幾つもございますので、引き続き、このセンターの周知と積極的な活用を促してまいりたいと思っております。
98
◯大橋克己委員長 ほかに質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
99
◯大橋克己委員長 ほかにないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。
次に、「令和二年版環境に関する年次報告書(環境白書)の概要について」を議題といたします。
執行部の説明を求めます。山口環境政策課長。
100 ◯山口環境政策課長 それでは、
厚生労働環境委員会資料環境部分の一ページをお開きください。
令和二年版環境に関する年次報告書について御説明をいたします。
この報告書は、県の環境保全に関する条例に基づきまして、本県の環境の現状、施策などを公表するものでございます。
内容でございますが、総説のほうで本県の環境の現状と取組のあらましを紹介するとともに、トピックスとして県内の主な取組を紹介しております。
次に、環境の現況と対策でございます。ここでは、県の環境総合基本計画で設定いたしました七つの分野ごとに環境の現況と各種施策を紹介しております。
まず、一番の低炭素社会の推進につきましては、家庭や事業所におきます省エネ、省資源の普及啓発、取組の促進、また都市づくり、交通、建築物等における省エネ化などに取り組んでおります。
二番目の循環型社会の推進につきましては、3Rの啓発等による廃棄物減量化の促進、廃棄物の適正処理のための普及啓発や監視・指導などに取り組んでおります。
資料二ページでございます。三番目の自然共生社会の推進でございます。ここでは、さきの九月議会で御議決をいただきました希少野生動植物種の保護に関する条例の公布のほか、英彦山等におきます生態系の回復と絶滅危惧植物の保護などに取り組んでおります。
四番目の健康で快適に暮らせる生活環境の形成につきましては、大気環境状況の把握や環境基準に関する類型指定に向けた水質調査、水生生物の調査の実施などに取り組んでおります。
五番目の国際環境協力の推進につきましては、アジア諸地域の行政職員に対します実地研修等の実施、ベトナム、タイにおける福岡方式廃棄物処分場の維持管理及び普及展開への支援などに取り組んでおります。
六番目の経済・社会のグリーン化とグリーンイノベーションの推進につきましては、
保健環境研究所などの試験研究機関におきます環境負荷低減に資する調査・研究、また、グリーン購入の推進などに取り組んでいます。
最後に、七番目の持続可能な社会を実現するための地域づくり・人づくりにつきましては、県のウェブサイトを利用した環境情報の発信、小学生向けの環境教育副読本、地球温暖化対策ワークブックの作成・配布などに取り組んでおります。
続きまして、三ページから五ページに計画書の進捗状況を記載しております。この表は、前回の報告から
見直しを行いまして、計画策定時の数値や最終年度の目標値、進捗状況の数値を追加しております。
指標といたしましては、七つの分野で二十の指標がございます。評価基準ですけれども、下の線で囲んだところですが、目標を達成したものは二重丸、目標を達成していないけれども、計画策定時から向上したものは丸、横ばいのものは三角としております。二十の指標に対しまして、目標達成が一、向上が十八、横ばい一となっております。目標達成となった項目ですけれども、三ページの上から三段目、再生可能エネルギー導入容量でございます。これは、県及び市町村における取組によりまして、当初の目標を達成いたしました。今後、新たな目標を早急に設定することとしております。横ばいとなった項目は、同じく三ページの一番上の段、家庭(世帯当たり)におけるエネルギー消費量でございます。これは、二〇一七年度の冬が例年よりも気温が低かったことなどの影響によりまして、暖房機器等の電力等の消費量が増となったことが要因として考えられます。引き続き、指標達成に向けてしっかり取組を進めてまいります。
説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
101
◯大橋克己委員長 説明は終わりました。
これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
102
◯大橋克己委員長 特にないようでございますので、以上で、
所管事務調査を終わります。
次に、議題にはありませんが、その他として何かございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
103
◯大橋克己委員長 特にないようですので、次に進みます。
次に、「閉会中の調査事項について」お諮りいたします。
お
手元配付の案の八項目について、閉会中もなお調査を継続することといたしたいと思いますが、御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
104
◯大橋克己委員長 御異議がございませんので、そのように決定し、所定の手続を取ることといたします。
次に、「今後の
委員会活動について」でありますが、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
105
◯大橋克己委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
最後に、会議録署名委員を指名いたします。田中久也委員、高瀬菜穂子委員、お二人を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。
以上で、当
委員会の議事はすべて終了いたしました。
終わりに、終始熱心に審査いただきました委員各位、御協力いただきました
執行部各位に感謝を申し上げまして、
厚生労働環境委員会を閉会いたします。
どうもありがとうございました。
午 後 零 時 三 十 七 分 閉 会
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