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  1. 福岡県議会 2019-12-13
    令和元年 警察委員会 本文 開催日: 2019-12-13


    取得元: 福岡県議会公式サイト
    最終取得日: 2020-02-14
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1    令和元年十二月十三日(金曜日)    午 前 十 一 時 零 分 開 会 ◯井上博行委員長 それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから警察委員会を開会いたします。  本委員会において審査を要します案件は、お手元に配付いたしております付託議案一覧表及び陳情一覧表のとおり、議案四件及び陳情二件でございます。御確認願います。  これらの審査をお手元配付の審査日程案のとおり取り進めたいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 2 ◯井上博行委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたします。  なお、第一六八号議案については、お手元配付のとおり、人事委員会から同意する旨の意見が提出されておりますので、申し添えます。  また、執行部から提出されました議案に関する説明資料をお手元に配付いたしております。御確認願います。  それでは、審査日程に従い、陳情に入ります。  陳情番号第一六号「「テクノロジー犯罪」の撲滅を求める陳情書」及び陳情番号第一七号「「嫌がらせ犯罪」の撲滅を求める陳情書」の写しをお手元に配付いたしております。御確認願います。  なお、これらの陳情二件につきましては同趣旨のものですので、一括して議題といたします。御了承願います。  本件について、特に執行部の意見は求めませんが、この際、何か質疑等はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 3 ◯井上博行委員長 特にないようですので、以上でこれらの陳情についての質疑を終わります。  次に、議案の審査に入ります。  第一五一号議案「令和元年度福岡県一般会計補正予算(第三号)」所管分及び第一六八号議案「福岡県警察職員給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の二件は関連がありますので、一括して議題といたします。  執行部の説明を求めます。藤野総務部長。 4 ◯藤野総務部長 第一五一号議案及び第一六八号議案は関連議案でありますので、先に第一六八号議案から御説明いたします。  第一六八号議案は、警察関係資料の三ページから三十四ページまでとなっております。
     十八ページをごらんください。改正の理由は、福岡県人事委員会議会及び知事に対する令和元年九月二十五日付給与等に関する報告及び勧告に鑑み、本県警察職員の給料表、期末・勤勉手当等を改定するもので、三部局同様の改正となっております。  改正の概要でありますが、一点目の給料表につきましては、給料月額を四百円から二千四百円の範囲で引き上げるものであります。  二点目の期末・勤勉手当につきましては、勤勉手当の支給月数を〇・〇五月分引き上げるもので、現行の年間支給月数を四・四五月から四・五月とするものであります。  三点目の住居手当につきましては、支給対象となる家賃等の下限を四千円引き上げるもので、一万二千円から一万六千円とし、最高支給限度額を千円引き上げるもので、二万七千円から二万八千円とするものであります。  なお、住居手当につきましては、手当額が引き上げ・下げとなる職員に対する緩和措置として、令和二年度は差額の二分の一、令和三年度は差額の四分の一を支給する経過措置を実施するものであります。  施行期日でありますが、給料表、期末・勤勉手当の改定につきましては、公布の日とし、本年四月一日から適用することとしております。また、住居手当につきましては、令和二年四月一日から施行することとしております。  第一六八号議案の説明は以上でございます。  引き続き、第一五一号議案、令和元年度福岡県一般会計補正予算(第三号)の警察所管分につきまして御説明申し上げます。  警察関係資料の一ページをごらんください。第九款警察費につきましては、第一項警察管理費を四億四千二百万円余増額補正するもので、補正後の警察費は一千二百九十二億三千五百万円余となります。  補正予算の内容につきましては、先ほど御説明いたしました第一六八号議案の給与改定に伴い四億四千二百万円余を増額補正するものであります。  二ページは、補正額の内訳となっております。  以上で、第一五一号議案及び第一六八号議案の説明を終わります。両議案につき、御審議のほどよろしくお願いいたします。 5 ◯井上博行委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 6 ◯井上博行委員長 特にないようですので、第一五一号議案所管分及び第一六八号議案についての質疑を終わります。  次に、第一六九号議案「福岡県風俗案内業の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  執行部の説明を求めます。藤林生活安全部長。 7 ◯藤林生活安全部長 それでは、お手元の資料三十五ページ、第一六九号議案、福岡県風俗案内業の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明をいたします。  説明は、資料の三十九ページ、第一六九号議案関係資料に沿って行わせていただきますが、その前に、今回改正予定である福岡県風俗案内業の規制に関する条例の概要と、現在の県内における風俗案内所の現状について御説明をいたします。  本条例は、平成二十四年十月に制定、翌平成二十五年四月から施行され、風俗案内所の出店できる地域営業時間等を規制するとともに、営業開始時の届出制を導入して、営業実態の把握を行い、また、暴力団関係者等を欠格事由として風俗案内所の経営者等から排除いたしました。  しかしながら、条例制定時には四十五店舗であった風俗案内所の数は、年々増加の一途をたどり、本年十一月末現在では百二十四店舗もの風俗案内所が乱立する状況にあります。この店舗数は、東京都の百二十五店舗に次いで全国第二位となっております。ちなみに、今月また小倉のほうに一店舗出店しまして、東京の百二十五店舗に並んでしまったという状況でございます。地区別では、福岡地区が六十七店舗、北九州地区は四十八店舗、筑後地区九店舗となっております。中でも、中洲地区だけで六十六店舗ありまして、これは東京の新宿歌舞伎町の五十一店舗を大きく上回り、全国第一位であります。こうした風俗案内所の乱立は、店舗間の過当競争を助長し、より派手な店舗、より過激な写真パネルなど、人目を引く店舗が出現し、問題の要因ともなっております。  このように風俗案内所が増加した要因としては、平成十八年に風営法の改正が行われまして、風俗営業等の従業員などによる客引き行為が規制をされたこと。それから、平成二十七年に福岡県迷惑行為防止条例が改正されまして、客引き専門業者に対しても規制の網をかけたこと等から、客引きをしていた事業者らがこの風俗案内業へと変化していったのではないかと考えております。  それでは、資料の三十九ページをごらんいただきたいと思います。  まず、一の改正の理由から御説明いたします。ただいま御説明させていただきましたとおり、近年における風俗案内所の急激な増加、過当競争による風俗環境の変化に的確に対応するため、風俗案内業者の遵守事項に新たな事項を加えるほか、所要の規定の整備を行う必要があることから、本条例を改正することとしました。  次に、二の改正の概要について御説明いたします。(一)は、風俗案内業者の遵守事項に関するもの、(二)は風俗案内業者の欠格事由に関するものであります。  それでは、(一)の1)について御説明をいたします。詳細な改正内容につきましては、資料四ページ以降の新旧対照表とあわせてごらんいただきたいと思います。これは、接待風俗営業、それから、性風俗特殊営業の従業者の図画等の表示規制に関する規定を新設するものであります。第十二条に四項を新規追加するもので、この規定を設けることによって、風俗案内所の外部から店舗内に表示しているホステスの写真等を見えないように規制し、町の景観を改善させるとともに、青少年への悪影響を防止していきたいと考えております。いわゆる外部の景観をよくするというものであります。  次に、2)について御説明いたします。これは、性的感情を刺激する図画等の表示の禁止に関する規定を追加するものです。同じく第十二条の五項に一部追加するものですが、この規定を設けることにより、店舗内においても性的感情を刺激する写真などのパネルの表示を禁止することとしております。これは、一点目の規制で外部からパネル等が見通せなくなることによって、店舗内に表示するパネル等が売春を助長するような女性の裸体や性交を表示するなど、より過激なものになることを抑制することによって風俗環境の乱れを防止するものであります。いわゆる店舗内部の規制を強化するものであります。  次に、3)について御説明いたします。これは、割引券等の頒布等の禁止に関する規定を新設するものです。同じく第十二条に八項、九項を新規追加するものですが、この規定を設けることにより、店舗内や店舗周辺に割引券や割引券が掲載された冊子等を頒布目的で置くこと、また、スマートフォン等で読み取ることにより割引画面が表示されるQRコード等を表示することを規制し、青少年に性風俗への興味を抱かせる機会を抑制するとともに、デリヘルなどの紹介を禁じている現行法令の脱法行為を防止するものであります。  現在、全国で風俗案内所に関する条例施行されているのは十都府県ありますが、今回の改正によりまして福岡県大阪府と同等の規制内容となり、最も厳しい規制となります。今回の遵守事項を徹底させる手続としましては、条例第十八条に基づく案内所への立ち入り等により違反を現認すれば、条例第十五条の必要な指示処分を行います。その後、是正に要する猶予期間を経た後、処分の確認を行い、正当な理由もなく指示に違反した場合は、六カ月を超えない範囲で営業停止命令を行います。さらに営業停止命令に従わず営業した場合は、条例第二十条で営業停止命令違反として摘発することとなり、罰則が科せられます。  次に、二の(二)について御説明いたします。  これは、風俗案内業者の欠格事由について、平成三十年に行われた民法改正により、青年年齢が十八歳と定められたことから、青少年でない未成年に係る括弧書きの規定が意味をなさなくなりますので、この部分を削除するものであります。  その他、所要の規定の整備として、青少年に対する禁止行為をより明確にするため、第十一条、第十三条、第十四条に「青少年を風俗案内所に正当な理由なく立ち入らせること」を追加しております。  最後に、三の施行期日について御説明いたします。  二の(一)の風俗案内業者の遵守事項に係る改正については令和二年四月一日から、二の(二)の風俗案内業者の欠格事由に係る改正については、民法施行日に合わせて令和四年四月一日の施行となります。  以上で、第一六九号議案の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 8 ◯井上博行委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 9 ◯井上博行委員長 特にないようですので、第一六九号議案の質疑を終わります。  次に、第一七八号議案「訴え反訴)の提起について」を議題といたします。  執行部の説明を求めます。井澤警務部長。 10 ◯井澤警務部長 それでは、第一七八号議案、訴え反訴)の提起について御説明をいたします。  第一七八号議案は、警察関係資料の四十三及び四十四ページとなりますので、四十四ページをごらんください。  本件につきましては、現在、係争中の機動警ら中の白バイと自転車との交通事故に係ります損害賠償請求事件に対するものであります。  まず、四十四ページの下段に事故の状況の見取り図を示しておりますので、ごらんください。本件交通事故は、平成二十九年五月一日の午前十時四分ごろ、福岡市中央区桜坂三丁目十一番五十四号先のいわゆる城南線と呼ばれます交通量の多い片側二車線の幹線道路で発生いたしました。  事故形態は、白バイに乗車して機動警ら中の交通機動隊員が第一車線の中央付近を走行中、前方を走行していた普通自動車の左側方から逆走しながら白バイに向かって飛び出してきた自転車を避け切れずに正面衝突したというものであります。  この事故により、白バイ隊員にけがはありませんでしたが、当該白バイにつきましては右赤色灯カバーなどを損傷しております。また、自転車を運転していた原告につきましては、その後の診察の結果、左肋骨骨折、右後十字靱帯付着部剥離骨折などの傷害を負いまして、自転車は前輪右側のライト取りつけ部が曲損するなどいたしたところであります。  本件交通事故の発生を受けまして、県が加入しております任意保険会社原告御本人と示談交渉を行っていたところでありますけれども、交渉は決裂し、平成三十一年四月十一日、原告は、県を被告として治療費など約三百九十万円の損害賠償を求めて長崎地方裁判所島原支部に提訴をいたしております。  県といたしましては、白バイ隊員の運転に過失はなかったとして本件訴訟控訴中でありますが、本件訴訟において裁判所は、事故過失割合及び原告が県に対して請求した損害賠償の適否についてのみ審理をいたしておりますことから、今回反訴をいたしまして県の損害を原告請求しなければ、白バイの修理代約四十万円を原告に支払うよう命じる判決は得られないということでありますので、今回、訴え、すなわち反訴を提起いたしまして、裁判所に同一訴訟内で県の損害額を認定していただき、原告に対して県の損害を賠償するよう命じる判決を求めようというものであります。  以上が第一七八号議案、訴え反訴)の提起の内容でございますが、今後とも争訟事件の適正な処理、解決に努めてまいりたいと考えております。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。  説明は以上です。 11 ◯井上博行委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 12 ◯井上博行委員長 特にないようですので、第一七八号議案の質疑を終わります。  以上で、本委員会に付託されました全ての議案の質疑を終了します。  それでは、知事等に対する保留質疑がありませんので、これより議案の採決を行います。  まず、採決の方法についてお諮りします。  採決は、一括して行いたいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 13 ◯井上博行委員長 御異議がありませんので、そのようにとり行います。  ただいま本委員会で審査いたしました第一五一号議案所管分、第一六八号議案、第一六九号議案及び第一七八号議案の以上四件について、原案のとおり可決することに賛成の委員は御起立願います。      〔賛 成 者 起 立〕 14 ◯井上博行委員長 起立多数であります。  よって、第一五一号議案所管分外三件は、いずれも原案のとおり可決されました。  以上で、議案の採決を終わり、本委員会に付託されました議案の審査を終了いたします。  なお、採決いたしました議案に関する委員長報告につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 15 ◯井上博行委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたします。  それでは次に、報告事項に入ります。  「令和二年福岡県警察運営指針等について」執行部の説明を求めます。井澤警務部長。 16 ◯井澤警務部長 それでは、令和二年福岡県警察運営指針等、並びに、その前提となります本年中の治安概況について御説明申し上げます。  お手元に「令和元年中の治安概況について(十月末数値)」と題したA3、二枚版の資料をお配りしておりますが、こちらにつきましては、三大重点目標、各重点目標それぞれにつきまして、本年の成果、課題、今後の対策を示しておりますので、まず、この資料に沿って御説明をさせていただきます。  なお、数値につきましては、本年十月末時点での暫定値となりますので、御承知をお願い申し上げます。  まず、三大重点目標に関する状況についてであります。  一点目は、暴力団の壊滅についてです。暴力団構成員の検挙人員は百四十人と、対前年比で三十五人減少してはいるものの、工藤會傘下組織組長らを検挙するなど、暴力団の組織基盤に打撃を与える取り締まりを行っております。また、県内の暴力団構成員数は、八年連続で過去最少を記録する見込みとなっております。課題等についてですが、工藤會最高幹部らの公判が十月二十三日に始まり、工藤會関連公判の本格化に伴う襲撃事件の発生が懸念されるところでありますので、証人事件関係者に対する保護対策等を一層推進していくこととしております。  二点目は、飲酒運転の撲滅についてです。飲酒運転による交通事故発生件数は、十年前の同時期と比較しますと半減しているところでありますが、十月末現在では百十四件となっており、この数値は前年同期比で比較すると一件の増加となっておりますので、飲酒運転事故の発生状況や飲酒運転情報等を十分に踏まえた効果的な取り締まりを徹底して行うほか、あらゆる世代に飲酒運転の危険性・悪質性を実感させる教育広報啓発を展開し、飲酒運転を許さない社会環境づくりを推進してまいります。  三点目は、性犯罪の抑止についてです。性犯罪認知件数は二百五十九件と、前年同期比で六十六件の減少となっており、検挙率につきましては一〇〇%と高水準を維持しておりますけれども、全国的に見ますと、人口十万人当たりの性犯罪認知件数となります犯罪率につきまして依然として高水準で推移しておりますので、被害者層に対する広報啓発活動を初め、多発時間帯における警戒活動などを引き続き推進していくこととしております。  続きまして、重点目標に関する状況について御説明いたします。  一点目は、ニセ電話詐欺サイバー犯罪等身近な犯罪の抑止についてです。表に示しておりますとおり、刑法犯認知件数は減少傾向を維持しておりまして、検挙率につきましては、前年同期比で二・二ポイントの上昇となっておりますが、にせ電話詐欺と同視し得るキャッシュカードすり替え型の窃盗が多発しているほか、サイバー犯罪の手口の悪質・巧妙化、ストーカー・DV等の人身安全関連事案の高水準での発生など、治安課題は山積みしているところでございますので、各種対策を講じていくこととしております。  二点目は、重要凶悪事件の徹底検挙についてです。表に示しておりますとおり、殺人、強盗などの重要凶悪事件の検挙率は高水準を維持しております。また、本年十月末までに設置された捜査本部設置事件につきましては四件でありますけれども、いずれも解決をしているところであります。今後とも、犯人の捕捉、客観証拠の収集分析、目撃者の確保等、各種捜査を推進するとともに、県民の安心感の確保と被害拡大防止に向けた情報発信等を推進していくこととしております。  三点目は、子供安全を守るための対策の強化についてであります。児童虐待事案の通告児童数及び保護児童数につきましては、ともに増加しており、児童の早期安全確保に向けた対策を推進しているところでありますが、SNSに起因する児童買春等の被害に遭う児童が高水準で推移しているなど、本県においても依然として憂慮すべき状況にあると考えられますことから、児童相談所や教育委員会等の関係機関とさらなる緊密な連携を図り、SNS等に起因する被害防止のための情報モラル教育等を推進していくこととしております。  四点目は、高齢者等の交通事故の抑止についてであります。表に示しておりますとおり、交通事故発生件数及び交通事故死者数のいずれも減少しているところでありますが、高齢者が関係する交通事故発生件数につきましてはほぼ横ばいとなっており、全事故に占める割合が増加しておりますほか、著しく死者数が減少している歩行者に関しましても、重傷事故は同水準で推移しているという状況にあります。引き続き、高齢運転者に対する参加体験実践型の交通安全教育や横断歩行者等妨害などの悪質な違反に重点を置いた取り締まり等を推進していくこととしております。  五点目は、テロの未然防止と災害対策の強化についてです。本年は、国際的大規模イベント警備を完遂いたしましたほか、県内において多くの浸水被害等をもたらした豪雨災害等への対処も行ってきたところであります。  令和二年は、二〇二〇東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向けて、官民連携によるテロ対策等を強化していくとともに、災害対策については、近年の災害傾向等を踏まえた災害警備計画の見直しや実践的訓練の反復実施等により、災害対処能力を向上させていくこととしております。  六点目は、厳正な規律の保持と現場執行力の強化についてです。令和二年は、職員一人一人に自分のこととして捉えさせる実効ある職務倫理教養等の推進や、現場で起こり得るさまざまな事案を想定した各種訓練等の推進により厳正な規律を保持し、現場執行力を強化してまいりたいと考えております。  以上が令和元年中の治安概況ですが、このような現状を踏まえ、去る十一月七日、福岡県公安委員会におきまして、令和二年福岡県警察運営指針等が決定されたところであります。  この令和二年の運営指針等につきましては、お手元のA4の資料をごらんいただければと思います。  まず初めに、運営指針についてでありますが、こちらにつきましては、本年に引き続き、県民の安全・安心の確保とし、事件事故に対する迅速・的確な対応はもとより、まずは被害の未然防止を図り、安全で安心な暮らしを願う県民の期待に応えていくこととしております。  続きまして、三大重点目標についてであります。まず、三大重点目標の項目の変更点についてでありますが、性犯罪の抑止と本年までしていたところを、性犯罪の根絶と項目の名称を変更することとしております。  各項目について御説明いたします。一点目の暴力団の壊滅につきましては、これまでと引き続き、未解決重要凶悪事件の検挙や暴力団員の大量検挙に向け捜査に全力を尽くすとともに、県民の安全確保に万全を期すための保護警戒活動や官民一体となった暴力団追放運動を行っていくほか、薬物違反等の徹底検挙により資金源の遮断に向けた諸対策に取り組んでいくこととしております。  二点目の飲酒運転撲滅につきましては、飲酒運転の実態に即した実効ある取り締まり、飲酒運転者の周辺者等に対する捜査を徹底するとともに、飲食店等と連携した県民の飲酒運転通報意識を高める取り組みを実施するなど、取り締まりの強化と飲酒運転を許さない社会環境づくりを柱とした対策を引き続き推進していくこととしております。  三点目の性犯罪の根絶についてであります。これまで、性犯罪の抑止としてきたところでありますが、これまで以上に性犯罪対策を徹底するという県警の強い決意を示すとともに、本年三月に成立いたしました、いわゆる性暴力根絶条例と同様の表現に改めるということを行った上で、引き続き前兆事案に対する先制・予防的活動を推進するほか、迅速・的確な初動捜査等によります検挙対策、自主防犯行動につながる広報啓発等による予防対策被害者精神的負担の軽減を図るための各種支援制度の活用等によります被害者支援の三つを柱とした対策を推進していくこととしております。  続きまして、重点目標について御説明いたします。  まず、重点目標の項目の変更につきましては、本年、ニセ電話詐欺サイバー犯罪等身近な犯罪の抑止としておりましたものにつきまして、ニセ電話詐欺の予防・検挙につきまして、一項目分けた上での目標を掲げることとしております。  各項目について資料に沿って説明をいたします。  まず、一点目のニセ電話詐欺の予防・検挙についてです。本年は、ニセ電話詐欺サイバー犯罪等身近な犯罪としていたところでありますけれども、先ほども御説明いたしましたが、キャッシュカードを別のカードにすり替える被害が大幅に増加するなど、にせ電話詐欺に伴う犯行手口が変化をしてきているところでありまして、高齢者を中心に被害が高水準で推移していることを踏まえ、にせ電話詐欺対策独立項目として設定し、被害に遭わないための広報啓発活動等による予防対策と、発生実態の分析に基づいた効果的かつ先制的な現場検挙活動等によります検挙対策の両面から諸対策を推進していくこととしております。  二点目の重要凶悪事件の徹底検挙につきましては、事件認知時における迅速・的確な緊急配備を実施するなど、最大限の警察官を動員した初動捜査により犯人の捕捉を図るほか、地域住民の安心感の醸成等を目的とした適切な情報提供や公開捜査の実施の検討などを推進していくこととしております。  三点目のサイバー犯罪等身近な犯罪の予防・検挙につきましては、サイバー犯罪を初め、空き巣、ひったくりや悪質商法事犯等の県民の不安を増大させる犯罪に対して、予防と検挙の両面から効果的な対策を推進していきますほか、ストーカー・DV等の人身安全関連事案に対し、引き続き迅速・的確に対処をしていくこととしております。
     四点目の子供安全を守るための対策の強化につきましては、児童虐待への的確な対応、SNS等に起因する性被害防止対策、登下校防犯プランに基づいた子供の生活空間における安全対策など、子供安全を守るための対策を強化していくとともに、少年非行防止対策を継続して推進することとしております。  五点目の高齢者等の交通事故の抑止につきましては、高齢者に重点を置いた交通安全教育交通死亡事故に直結しやすい悪質・危険性の高い違反に対する交通指導取り締まりの徹底、歩行者・自転車利用者に対する交通ルールを浸透させるための取り組み、道路管理者と連携した道路交通環境の整備等のあらゆる対策を推進していくこととしております。  六点目のテロの未然防止と災害対策の強化につきましては、二〇二〇東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向け、テロの未然防止に向けた情報収集の分析の強化や、国際空港におけます水際対策等、各種対策を推進するとともに、近年の災害傾向等を踏まえた災害警備計画の見直しや実践的訓練の反復実施等により、災害対処能力を向上させていくこととしております。  最後に、厳正な規律の保持と現場執行力の強化についてでありますが、警察職員として誇りと使命感や高い倫理観を醸成させる実効ある教養を引き続き推進するとともに、若手警察職員を早期に戦力化するなど、県民の期待と信頼に応える強い警察の確立に向けた組織づくりを推進していくこととしております。  以上、県警察といたしましては、来年も、ただいま御説明いたしました運営指針等に基づき、職員一人一人が前向きに最大限の努力をし、県民の安全・安心を確保する所存でございますので、引き続き各委員の御指導、御支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 17 ◯井上博行委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 18 ◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で本件の質疑を終わります。  次に、議題にはありませんが、その他として何かありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 19 ◯井上博行委員長 特にないようですので、次に進みます。  「閉会中の調査事項について」お諮りいたします。  お手元配付の案のとおり、七項目について、閉会中もなお調査を継続することにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 20 ◯井上博行委員長 御異議がありませんので、そのように決定し、所定の手続をとることといたします。  次に、「今後の委員会活動について」お諮りいたします。  今後の委員会活動につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 21 ◯井上博行委員長 御異議がありませんので、そのようにさせていただきます。  最後に、会議録署名委員を指名いたします。藏内勇夫委員、守谷正人委員、以上二名の委員を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。  以上で、本委員会の議事は全て終了いたしました。  最後に、終始熱心に審査いただきました委員各位、さらには、御協力いただきました執行部各位に深く感謝を申し上げ、警察委員会閉会いたします。  どうもありがとうございました。    午 前 十 一 時 三 十 六 分 閉 会 Copyright © Fukuoka Prefecture All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...