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令和元年 警察委員会 本文 開催日: 2019-05-28

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  1. 福岡県議会 2019-05-28
    令和元年 警察委員会 本文 開催日: 2019-05-28


    取得元: 福岡県議会公式サイト
    最終取得日: 2019-07-22
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1    令和元年五月二十八日(火曜日)    午 前 十 一 時 十 五 分 開 会 ◯井上博行委員長 それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから警察委員会を開会いたします。  まず、委員席の指定を行います。  各委員の席は、ただいま御着席のとおりといたします。御了承願います。  本日の議題は、お手元に配付のとおりでございます。御確認願います。  それでは、本日の議事をとり行います。  まず、「所管事務の概要について」を議題といたします。執行部の説明を求めます。藤野総務部長。 2 ◯藤野総務部長 それでは、福岡県警察の所管事務の概要について、お手元に配付しております資料に基づき御説明させていただきます。  まず、資料一ページの第一、福岡県公安委員会についてであります。公安委員会は、御承知のとおり、行政委員会の一つでありまして、警察法に基づき、警察の民主的運営及び政治的中立性を保障するために設けられているものであります。  公安委員の任期は一期当たり三年で、二回に限り再任可能となっております。  また、公安委員会は五人の委員で構成されており、現在の委員長は、医療法人シーエムエス杉循環器科内科病院理事の杉美奈子氏であります。委員長は委員の互選により選任され、任期は一年で、再任が可能となっております。  そのほか四人の委員は、戸畑港運輸株式会社代表取締役社長、日向祥剛氏、弁護士、伊達健太郎氏、公益財団法人福岡労働衛生研究所代表理事会長、前川道隆氏、飯塚市教育委員会社会教育委員、山本和生氏であります。  次に、資料二ページの第二、福岡県警察の組織等についてであります。本部等の組織機構は、警察本部に八部、四十一課、一室、一所、七隊を置くほか、警察学校を附置しております。福岡市と北九州市の政令市には、それぞれ市警察部を置いております。  また、警察署は県下に三十五警察署で、福岡地区に十四警察署、北九州地区に十警察署、筑豊地区に四警察署、筑後地区に七警察署となっております。  なお、警察本部各部の分掌事務につきましては、資料三ページの一覧表で各部ごとにお示ししております。  次に、資料四ページの条例定員であります。本県の条例定員は、警察官一万一千百十五人、警察行政職員九百五人の合計一万二千二十人であります。このほか、国家公務員である警視正以上の地方警務官が二十四人配置されております。  なお、警察本部の部長以上の役職、氏名につきましては、同じく資料四ページの警察本部主要幹部のとおりであります。  次に、資料五ページの第三、予算関係についてであります。平成三十一年度県費警察費の暫定予算額は、四百九十五億九千万円余であります。なお、資料には、平成三十年度の当初予算額とあわせて記載しておりますので、御参照ください。  次に、資料六ページの第四、活動重点等についてであります。まず、福岡県警察運営指針等について、昨年は、運営指針を県民の安全・安心の確保とし、各種治安対策に取り組んだ結果、第四回世界社会科学フォーラムの開催に伴う警衛警備を完遂したほか、刑法犯認知件数の戦後最小記録の更新など、着実に成果を示してきたところであります。しかしながら、県内には、いまだ全国最多の五つの指定暴力団が主たる事務所を置くほか、飲酒運転事故発生件数や性犯罪認知件数の高水準での推移、にせ電話詐欺手口の多様化、巧妙化、サイバー空間の脅威の現実化など、県民が真に安全・安心を実感できるまでには至っていないのが現状であります。
     こうしたことを踏まえ、本年も福岡県警察の運営指針として、県民の安全・安心の確保を掲げ、その実現に向け、暴力団の壊滅、飲酒運転の撲滅、性犯罪の抑止を三大重点目標とするとともに、ニセ電話詐欺やサイバー犯罪の抑止、子供の安全確保、高齢者等の交通事故の抑止を明記した目標等六項目を重点目標に設定し、県下の治安情勢に即した各種取り組みを推進しているところであります。  次に、資料七ページの犯罪発生状況についてであります。昨年は、(一)の刑法犯認知件数、(二)の重要犯罪認知件数、(三)の性犯罪認知件数、(七)の交通事故の発生件数が、平成二十九年と比較して減少し、一定の成果が見られた一方で、(五)の児童虐待の通告人数、(六)の飲酒運転による交通事故の発生件数が、前年に比べ増加しております。  また、(四)の暴力団構成員の検挙人員につきましては、暴力団勢力の減少等に伴い、構成員の検挙人員も減少傾向にあります。平成二十六年以降、工藤會最高幹部らを拳銃使用殺人等の凶悪事件で検挙するなど、工藤會の弱体化は着実に進んでおります。また、昨年には筑後地区を拠点とする道仁会及び浪川会の弱体化、壊滅に向け、筑後地区暴力団集中取締本部を設置し、両団体に対する取り締まりと情報収集活動を強化しております。  県警察といたしましては、暴力団の壊滅に向け、県民の皆様の安全・安心の確保に万全を期した上で、暴力団犯罪の徹底検挙に全力を尽くすとともに、関係機関と連携した暴力団排除活動に取り組むなど、総合的な暴力団対策を強力に推進してまいります。  最後に、資料八ページの主要都道府県との警察事象の比較について御説明いたします。資料の主要都道府県警察事象比較一覧表にありますとおり、昨年の人口一千人当たりの刑法犯認知件数は全国八位、交通事故発生件数は全国二位、一一〇番受理件数は全国五位、刑法犯少年検挙補導人員は全国三位でありました。数値的には改善傾向にあるものの、全国的に見ると、いまだ高水準で推移している現状にあります。  県警察におきましては、今後も県民の皆様に安全と安心を実感していただくため、発生した事件を早期に解決するとともに、県民の皆様が被害に遭うことがないよう、あらゆる警察活動を強力に推進してまいる決意であります。  今後とも、委員の皆様の御支援、御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上で、所管事務の概要についての説明を終わります。 3 ◯井上博行委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 4 ◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。  次に、「ニセ電話詐欺被害防止コールセンター事業の実施結果等について」を議題といたします。執行部の説明を求めます。藤林生活安全部長。 5 ◯藤林生活安全部長 それでは、私から、ニセ電話詐欺被害防止コールセンター事業の実施結果等につきまして、お手元に配付しております資料に基づき御説明させていただきます。  本事業は、平成三十年度の重点施策事業でありまして、高水準で推移するニセ電話詐欺の被害を防止するため、昨年六月二十六日から本年三月二十二日までの間、NTTマーケティングアクトへの委託により、警察庁から送られてくる本県の押収名簿登載者のうち約六万五千名に対し、電話で注意喚起等を実施したものであります。  具体的な架電内容は、コールセンターのオペレーターが対象者へ電話をかけて、押収名簿に名前、電話番号が登載されていることを告げて、多発している手口とその対処方法の教示、被害防止機器設置の働きかけ等を行ってまいりました。  その結果ですが、まず、図一、架電状況にありますように、実際につながって会話による広報ができた件数が約二万三千件、三五%。次に、留守番電話に注意事項を吹き込んだ件数が約六千五百件で、一〇%。次に、三回以上電話してもコールは鳴るが電話に出なかった、いわゆる不出件数が約二万七千件、四一%。次に、電話番号が使用されていない、あるいは信用できないなどによって広報を拒否されたなどのその他件数が約九千件で一四%となっております。  最も多かったのが不出でありましたけれども、これは三回かけても出なかったというもので、いずれも昼間に時間帯を変えて架電しております。実際に被害に遭っている人も、昼間帯の電話でありますので、電話に出なかったということは、実際に被害に遭うリスクも低かったのではないかと考えております。  また、不出であっても、コールセンター事業とあわせて、押収名簿登載者にははがきでの注意喚起も行っておりますし、限られた予算の範囲ですので、できるだけ多くの押収名簿登載者に電話するためには、一定のところで打ち切らざるを得ないと考えております。  次に、図二、犯人側からの接触状況ですが、会話による広報ができた約二万三千名の方に確認をしたところ、これまでに不審電話がかかってきたことがあると回答された方が約四千八百件、二一%となっておりまして、押収名簿登載者の五人に一人の方が、既に犯人側からの接触があっていたことが判明しました。また、不審電話がかかってきていない方に対しては、しっかりと被害の未然防止につながる広報啓発を実施しております。  次に、図三、機器の設置状況ですが、同じく会話による広報ができた方に確認しましたところ、設置している方が約九百件、四%と、非常に低水準でありました。そこで、設置していない方に対して被害防止機器の重要性などを説明して、設置促進を働きかけております。  次に、効果についてですが、資料の効果欄に記載していますように、全体の押収名簿登載者約十四万二千名の中で、広報前に被害に遭われた方が十九名であるのに対して、会話による広報や留守番電話に注意喚起文を吹き込んだ後の被害は、わずか一件で、その割合が約四分の一に減少しておりますので、本事業の一定の効果は認められるところであります。  最後に、本年度の実施予定についてですが、本年度も昨年度同様、六月から来年三月までの間、昨年度の未実施分に新たな名簿を加えた押収名簿登載者のうち、優先順位に従って、約六万五千名の登載者に対して電話による注意喚起や被害防止機器の設置促進の働きかけを実施することとしております。  なお、本事業は継続事業ではありますが、報道機関等を通じて、広く県民に周知を図ることとしております。  以上で説明を終わります。 6 ◯井上博行委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 7 ◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。  次に、「G20福岡財務大臣・中央銀行総裁会議開催に伴う県警察の対応について」を議題といたします。執行部の説明を求めます。下田警備部長。 8 ◯下田警備部長 それでは、G20福岡財務大臣・中央銀行総裁会議開催に伴う県警察の対応について、お手元の資料に沿って説明をさせていただきます。  まずは、会議の概要についてです。会議は、六月八日土曜日、九日日曜日の二日間、ヒルトン福岡シーホークにおいて開催されます。参加国はG20に加え、九カ国の招待国、九機関の国際機関の計三十八の国や国際機関です。会議の目的は記載のとおりです。  次の警備方針ですが、県警察としては、会議の成功に向けて、要人の身辺の安全確保、会議の円滑な進行の確保、安全安心な県民生活の確保の三点を警備方針として、総合的な警備対策を推進してまいります。  次の今回警備の特徴についてですが、大きく三点ございます。一点目は、徹底したエリア警備という点です。会場のヒルトン福岡シーホーク、福岡空港、各国要人が宿泊する市内の主要ホテルは、全て市内中心部の繁華街十キロ圏内にあります。そして、この圏内の主要なエリアには、数百メートル単位で細かな警備の網を張り、徹底したエリア警備を実施いたします。  二点目は、複数の同時警護という点です。三十八の国や国際機関から多くの要人が来県いたします。県警察では、これら各国要人の身辺の安全を確保するため、徹底した警護措置をとりますが、三年前のG7北九州エネルギー大臣会合も複数の同時警護でございましたけれども、今回のG20は、その規模において格段に上回ります。  三点目は、繁華街対策という点です。大規模警備においては、警備の厳重な会場周辺のみでなく、繁華街や駅、空港、大型商業施設といった多数の人が集まる場所を狙ったテロにも備える必要があり、そのため博多駅地区や天神地区では、テロに対する警戒はもちろんですが、違法行為を伴う悪質なパフォーマンスについても十分な警戒を行います。  次は、サミットをめぐる脅威についてです。一つ目は、国際テロの脅威についてです。アルカイダやイスラム国は、テロの標的として我が国や邦人を繰り返し名指しをしておりますが、現実に海外では邦人や我が国の権益がテロの標的となる事案が発生しております。また、サミット等の大規模イベントを狙ったテロは、世界各地で発生しており、厳重な警戒が必要と考えています。  二つ目は、サイバー攻撃の脅威についてです。G20ドイツサミットや平昌オリンピックにおいてサイバー攻撃が発生しています。こうした国際的な会議におけるサイバー攻撃の発生状況や昨今のサイバー空間をめぐる脅威の高まりを鑑みますと、今次会議の妨害を企図したサイバー攻撃の発生は現実の脅威であります。  三つ目は、執拗な抗議活動を展開する右翼についてです。右翼は、領土問題や歴史認識問題等を捉え、中国、韓国、ロシアに対する抗議活動に取り組んでいます。とりわけ現在の日韓関係を踏まえて、厳重な警戒が必要になります。  四つ目は、反グローバリズムを掲げる過激な勢力についてです。反グローバリズムを掲げる勢力は、経済のグローバル化が貧富の差の拡大や環境破壊といった社会問題を発生させているなどと主張して、近年の国際会議において大規模な抗議集会やデモに取り組んでいます。一昨年のG20ドイツサミットでは、五万人が抗議行動に取り組み、逮捕者は四百人、負傷した警察官は五百人以上に上りました。昨年のG20アルゼンチンサミットにおいても二万人以上のデモが取り組まれています。こうした欧州の社会運動と我が国を単純に比べることはできませんが、海外の過激な勢力と連携した違法行為を伴う抗議行動には警戒が必要と考えております。  五つ目は、サミット反対を主張する極左暴力集団についてです。極左暴力集団は、過去にサミット粉砕を主張して、数々のテロ、ゲリラ事件を引き起こしています。数年前に摘発した非公然アジトからは、火薬や時限式発火装置等の武器を押収しており、依然としてテロ、ゲリラを実行する力を有していることが明らかとなっています。今次会議においても、何らかの反対行動に取り組むことが予想されます。  県警察は、これらの脅威に対処するためにさまざまな対策を講じております。まずは、体制についてですが、県警察は、警備諸対策を一元的かつ効果的に推進するため、昨年四月に六十八名の専従体制となるG20サミット対策課を立ち上げ、同課を中心に関係機関と連携を図るとともに、県警察の総合力を発揮し、各種対策を強力に推進してまいりました。当日は、本部長を長とする総合警備本部も設置し、最大時約四千七百人を動員して警備を実施いたします。  次は、警備諸対策についてです。写真で御説明をいたします。  最初は、官民一体となったテロ対策です。1)の写真は、官民一体となってテロ対策を推進するために、平成二十八年に設立したテロ対策福岡パートナーシップ会議のものです。同会議には行政機関や公共交通機関等、警察を含む五十機関が参加しており、民間事業者等とのテロ対策に関する情報共有や合同訓練等に取り組むことで、官民共同の対処体制を確立しております。  2)の写真は、税関、入管、海上保安庁と連携して実施した水際対策訓練のものです。テロリストの入国を防ぐためには、国際海空港における水際対策が重要です。警察は、税関、入管、海上保安庁との情報交換や共同対処訓練を実施しております。  3)の写真は、繁華街をパトロールする機動隊員です。繁華街等の人が多く集まる場所では、警察官の姿を見せる警戒が必要と考えています。  4)の写真は、サイバー攻撃の発生を予想した共同対処訓練のものです。サイバー攻撃対策では、セキュリティーを高めることとあわせて、攻撃発生時に迅速な初動措置を実施して、被害を最小限に抑えることが重要であります。  5)の写真は、重要防護施設に対する警戒と警備犬を使った不審物に対する検索の状況です。  二枚目をごらんください。6)の写真は、各部隊の練度向上になっています。警護員養成のための警護訓練、抗議行動に対する警備部隊訓練、NBC事案、銃器事案等あらゆる事案を想定したテロ対処訓練を実施しておりまして、警備の万全を期するため、昨年秋以降こうした各種訓練を積み重ね、部隊の練度向上に努めてまいります。  7)の写真は、交通規制の状況です。今次会議では、警戒警備の一環として、検問、交通規制を行うことから、会場等を中心として渋滞の発生が予想されております。  8)の写真は、交通総量抑制連絡協議会のものです。交通規制等による県民生活への影響を最小限にすることを目的に、会議期間中は交通総量を抑えるため、行政や経済団体など三十二団体で構成する交通総量抑制連絡協議会を設置しました。この協議会では、交通総量の抑制を四〇%削減、正月並みの交通量を目標としてさまざまな取り組みを行っております。  お配りしております二枚のチラシをごらんください。白バイ隊員の載ったチラシは、県民や事業者に向け、会議開催期間中の交通総量抑制をお願いしているものです。渋滞予想を記したチラシは、会場及び福岡市中心部では交通渋滞が予想されるため、その周知を図るものです。  会議の本番まであとわずかとなりました。県警察では万全の警備を実施するため、最後の詰めを行っているところでございます。委員の皆様の御理解と、なお一層の御支援を賜りますようよろしくお願いをいたします。  以上で報告を終わります。 9 ◯井上博行委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 10 ◯井上博行委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。  次に、「各種委員の選出について」であります。  本委員会から選出いたします各種委員につきましては、お手元配付のとおりでございます。  この各種委員の選出につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 11 ◯井上博行委員長 御異議ありませんので、そのようにさせていただきます。  次に、議題にはありませんが、その他として何かありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 12 ◯井上博行委員長 特にないようですので、次に進みます。  次に、「今後の委員会活動について」お諮りいたします。  今後の委員会活動につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 13 ◯井上博行委員長 御異議がありませんので、そのようにさせていただきます。  管内視察を、この後十四時から実施いたしますので、よろしくお願いいたします。  最後に、会議録署名委員を指名いたします。  樋口明委員、岩元一儀委員、以上二名の委員を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。  以上で、本日の議事は全て終了いたしました。  これをもちまして、警察委員会を閉会いたします。どうもありがとうございました。    午 前 十 一 時 四 十 一 分 閉 会 Copyright © Fukuoka Prefecture All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...