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  1. 福岡県議会 2019-02-18
    平成31年 総務企画地域振興委員会 本文 開催日: 2019-02-18


    取得元: 福岡県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-07
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1    平成三十一年二月十八日(月曜日)    午 前 十 一 時 零 分 開 会 ◯西元 健委員長 それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから、総務企画地域振興委員会を開会いたします。  なお、本日、報道機関からテレビカメラ等の撮影について申し出がありましたので、これを許可しております。御了承願います。  撮影者に申し上げます。撮影に当たっては、記者席に配付しております撮影エリア図面及び撮影に当たっての注意事項をよくごらんいただき、それらを遵守していただくとともに、事務局の指示に従っていただきますようお願いいたします。  当委員会において審査を要します案件は、お手元に配付しております付託議案一覧表付託諮問一覧表付託請願一覧表陳情一覧表のとおり、議案十三件、諮問一件、請願十件及び陳情一件であります。  これらの審査を、お手元の審査日程案のとおり取り進めたいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 2 ◯西元 健委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたします。  なお、第二一号議案及び第二五号議案については、お手元配付のとおり、人事委員会から意見が提出されておりますので、申し添えいたします。  それでは、まず、請願審査を行います。  当委員会に付託されております請願は、お手元配付の一覧表のとおり、新規付託のもの一件、継続審査中のもの九件であります。  最初に、新規付託請願の審査を行います。  請願番号第二〇号の三「二〇一九年十月からの消費税一〇%中止を求める請願」を議題といたします。  本請願の内容は、お手元配付の写しのとおりです。  本件について、何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 3 ◯西元 健委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。  それでは、本請願については、どのような取り扱いにいたしましょうか。      〔「継続」と呼ぶ者がある〕
    4 ◯西元 健委員長 ただいま中村委員から継続審査という意見がありましたが、いかがでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 5 ◯西元 健委員長 御異議ありませんので、継続審査と決定いたします。  継続審査中の請願番号第二号の二「「安全保障関連法制案の閣議決定・国会提出に抗議し、撤回を求める」意見書を国に提出することを求める請願」外八件を一括して議題といたします。  この際、何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 6 ◯西元 健委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。  それでは、これらの請願については、どのような取り扱いにいたしましょうか。      〔「継続」と呼ぶ者がある〕 7 ◯西元 健委員長 ただいま、中村委員から継続審査という意見がありましたが、いかがでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 8 ◯西元 健委員長 御異議がありませんので、継続審査と決定いたします。  以上で、請願に関する審査を終了いたします。  次に、陳情についてであります。  陳情番号第一一一号「全国知事会の「米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書を提出する事を求める陳情書」をお手元に配付しております。御確認願います。  本件について、何か御意見はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 9 ◯西元 健委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。  次に、議案審査を行います。  まず、第四八号議案「平成三十年度福岡県一般会計補正予算(第三号)」所管分を議題といたします。  まず、歳入予算補正について、執行部の説明を求めます。後藤財政課長。 10 ◯後藤財政課長 それでは、第四八号議案、平成三十年度一般会計補正予算所管分について御説明申し上げます。  お手元の平成三十年度補正予算に関する説明書のほうをごらんください。五ページをお開き願います。一般会計の歳入の総括表でございます。今回の補正予算は、国の補正予算を最大限活用した事業を実施するために必要な経費を追加するほか、今年度の最終補正予算といたしまして、年度内に措置する必要がある経費について編成しております。表の補正額のとおり、一款県税、二款地方消費税清算金、十五款県債など、増減がございますが、一番下の合計欄にございますとおり、百三十億四千八百万円余の増額補正をお願いしております。詳細につきましては、款及び項ごとに説明を申し上げます。一款から三款までは税務課長、四款から十五款までは私が、十六款につきましては企画・地域振興部長が説明をいたします。 11 ◯西元 健委員長 石橋税務課長。 12 ◯石橋税務課長 それでは、平成三十年度の県税収入補正予算につきまして、主な税目について御説明申し上げます。引き続き、平成三十年度補正予算に関する説明書に沿いまして御説明申し上げます。  まず、十一ページをお願いいたします。一款一項一目個人県民税につきましては、当初予算額に対し三十四億七千万円余の減収となる見込みであります。これは、均等割、所得割は課税の対象となる個人所得が当初の見込みを上回り増収となったものの、配当割、株式等の譲渡所得割が、株価が米中貿易摩擦の影響などで急落したことから、当初の見込みを下回り減収となったものでございます。次に、一項二目法人県民税につきましては、当初予算額に対し五億五千八百万円余の増収となる見込みであります。二つ飛ばしまして、下の表でございますが、二項二目の法人事業税につきましては、当初予算額に対し二十一億五千七百万円余の増収となる見込みであります。これら、いわゆる法人二税につきましては、企業業績が堅調で、申告税額が当初の見込みを上回ったことから増収となるものです。二つ戻りまして、上の表でございますけれども、一項三目の県民税利子割につきましては、当初予算額に対し二億一千九百万円余の減収となる見込みであります。これは、預金利子などの支払いが当初の見込みを下回ったことによるものです。  一枚おめくりいただきまして、十二ページをお願いいたします。三項地方消費税につきましては、当初予算額に対し、補正額の計欄にございますけれども、六十八億一千四百万円余の増収となる見込みであります。これは、消費の着実な回復や輸入額の増加などにより、当初の見込みを上回ったことによるものです。次に、四項不動産取得税につきましては、当初予算額に対し二億六千万円余の増収となる見込みであります。これは、建築に関する課税が当初の見込みを上回ったことによるものです。  その下のページに移りまして、十三ページをお願いいたします。五項県たばこ税につきましては、当初予算額に対し七千三百万円余の増収となる見込みであります。これは、売り上げ本数が当初の見込みを上回ったことによるものです。次に、七項自動車取得税につきましては、当初予算額に対し八億九千二百万円余の増収となる見込みであります。これは、課税台数と一台当たりの課税額が当初の見込みを上回ったことによるものです。  一枚おめくりいただきまして、十四ページをお願いいたします。八項軽油引取税につきましては、当初予算額に対し五億五千三百万円余の増収となる見込みであります。これは、軽油の引き取り量が当初の見込みを上回ったことによるものです。次に、九項自動車税につきましては、当初予算額に対し一億七千百万円余の減収となる見込みであります。これは、課税台数が当初の見込みを下回ったことによるものです。以上が主な税目の内容でございます。  二枚おめくりいただきまして、十九ページをお願いいたします。二款地方消費税清算金につきまして御説明申し上げます。二款一項一目地方消費税清算金につきましては、当初予算額に対し八十六億七千百万円余の減収となる見込みであります。これは、都道府県に一旦払い込まれました地方消費税最終消費地都道府県に再配分するための清算金でございますが、全国の地方消費税収入が当初の見込みを下回ったことによるものであります。  続きまして、二枚おめくりいただきまして、二十三ページをお願いいたします。三款地方譲与税につきまして御説明申し上げます。三款一項一目地方法人特別譲与税につきましては、当初予算額に対し八億三千五百万円余の減収となる見込みであります。これは、法人事業税の一部を国税化しました地方法人特別税を人口及び従業者数により按分して都道府県に譲与される税でございますけれども、全国の地方法人特別税自体の収入が当初の見込みを下回ったことによるものでございます。  説明は以上でございます。 13 ◯西元 健委員長 後藤財政課長。 14 ◯後藤財政課長 続きまして、二十七ページをお願いいたします。四款一項地方特例交付金でございます。これは、住宅借入金などの特別税額控除の実施に伴う個人県民税減収補てんのため国から交付されるものでございますが、交付額が当初の見込みを上回ったため、四百万円余の増額補正をお願いしております。  次に、三十一ページをお願いいたします。五款一項地方交付税でございます。普通交付税が当初の見込みを上回ったため、三億七千七百万円余の増額補正をお願いしております。  次に、三十五ページをお願いします。七款一項分担金は二千万円余の増額補正をお願いしております。二項負担金は、一ページおめくりいただきまして、三十六ページの一番下、五目二節都市計画費負担金の九億四千七百万円余の増などによりまして、計欄のとおり、十二億一千万円余の増額補正をお願いしております。  次に、三十九ページをお願いいたします。八款一項使用料は、一番下の計欄のとおり、一億四千九百万円余の減額補正をお願いしております。主なものは、一番下のところの七目一節高等学校使用料の一億二千百万円余の減でございます。  一ページおめくりいただきまして、四十ページの二項手数料は、四十一ページの下から三行目、八目二節運転免許手数料の二億八千万円余の減などによりまして、計欄のとおり、三億一千五百万円余の減額補正をお願いしております。  次に、四十五ページをお願いいたします。九款一項国庫負担金は、一ページおめくりいただきまして、四十六ページ一番上の四目一節義務教育費国庫負担金の二十億四千九百万円余の減などによりまして、計欄のとおり、二十四億九千五百万円余の減額補正をお願いしております。それから、その下のページでございます、二項国庫補助金でございます。一ページおめくりいただきまして、下の四十九ページ下から二行目、五目十節農村整備費補助金で十九億四千百万円余の増、さらに一ページおめくりいただきまして、下の五十一ページ上から三行目、六目五節都市計画費補助金で三十四億三百万円余の増などにより、一ページまたおめくりいただきまして、五十二ページの計欄のとおり、五十六億二千二百万円余の増額補正をお願いしております。三項委託金は、下の五十三ページの中ほど、四目七節職業訓練事業委託金の四億五千九百万円余の減などにより、また一ページおめくりいただきまして、五十四ページの計欄のとおり、八億四千六百万円余の減額補正をお願いしております。  次に、五十七ページをお願いいたします。十款一項財産運用収入は、計欄のとおり、五千四百万円余の減額補正をお願いしております。主なものは、一番上の一目一節建物貸付料で五千六百万円余の減でございます。二項財産売払収入は、一目一節土地建物売払代の九千九百万円余の増などによりまして、一ページおめくりいただきまして、五十八ページの計欄のとおり、一億一千八百万円余の増額補正をお願いしております。  次に、六十一ページをお願いいたします。十一款一項寄附金については、二千百万円余の減額補正をお願いしております。これは、ふるさと寄附金が見込みを下回ったことなどによるものでございます。  次に、六十五ページをお願いいたします。十二款一項特別会計繰入金は、計欄のとおり、七千六百万円余の増額補正をお願いしております。主なものは、一番下の七目県営埠頭施設整備運営事業特別会計繰入金で、三億一千六百万円余の増でございます。二項基金繰入金は、一ページおめくりいただきまして、六十六ページの一番下、十六目地域医療介護総合確保基金繰入金で二十三億百万円余の減などによりまして、計欄のとおり、二十二億六千百万円余の減額補正をお願いしております。  次に、六十九ページをお願いいたします。十四款諸収入でございます。一項は、違法駐車の放置違反が見込みを下回ったことなどにより、六億六千六百万円余の減額補正をお願いしております。二項預金利子は、右の説明欄にございますとおり、歳計現金及び歳入歳出外現金預金利子が見込みを上回ったことによりまして、六十万円余の増額補正をお願いしております。  次に、七十ページをお願いいたします。三項貸付金元利収入は、一番上、三目一節環境保全施設等整備資金貸付金償還金の一億八千七百万円余の減などによりまして、計欄のとおり、二億一千百万円余の減額補正をお願いしております。四項受託事業収入は、下の七十一ページ、六目県土整備受託事業収入の十一億六千万円余の減などにより、一ページおめくりいただきまして、七十二ページの計欄のとおり、十三億一千七百万円余の減額補正をお願いしております。五項収益事業収入は、宝くじ事業益金収入が見込みを下回ったことにより、六億七千六百万円余の減額補正をお願いしております。  続きまして、下の七十三ページでございます。七項雑入でございます。主なものは、二枚おめくりをいただきまして、七十六ページでございます。五十二節雑入の六億八千四百万円余の増、一番下の五十五節産地パワーアップ事業費助成金の十億四千三百万円余の増でございます。計欄のとおり、合計で九億二千三百万円余の増額補正をお願いしております。  次に、七十九ページをお願いいたします。十五款県債でございます。主なものは、三枚おめくりをいただきまして、八十四ページの上から二行目、十三目臨時財政対策債で四十六億三千二百万円余の減、一番下の法人関係税などの減収に伴う交付税の振替措置であります、十五目減収補てん債で九十二億円の増でございます。計欄のとおり、合計で百五十四億八千六百万円余の増額補正をお願いしております。  次に、ページが飛んで恐縮でございます、二百六十七ページをお願いいたします。この調書は、今回の補正を含めました、地方債の本年度末の現在高の見込みを示したものでございます。  一ページおめくりいただきまして、下の二百六十九ページでございます。本年度末の現在高見込額は、合計欄の右から二つ目にございます、四兆五百八十六億六千七百万円余となる見込みでございます。  説明は以上でございます。 15 ◯西元 健委員長 小山企画地域振興部長。 16 ◯小山企画地域振興部長 引き続き、歳入のうち企画・地域振興部所管分について御説明をいたします。今お開きの資料の八十七ページをお願いいたします。十六款市町村たばこ税県交付金につきましては、八百万円余の増額でございます。これは、県内市町村たばこ税収が一定の金額を超えたため、地方税法第四百八十五条の十三の規定に基づきまして、当該市町村からその超過額が交付されるものでございます。以上でございます。 17 ◯西元 健委員長 次に、歳出予算補正地方債補正及び繰越明許費補正について、順次、執行部の説明を求めます。星井議会事務局長。 18 ◯星井議会事務局長 それでは、一款の議会費について御説明申し上げます。同じくお手元の補正予算に関する説明書の九十三ページをお開き願います。  まず、一目議会費につきまして、三千四百五十万円余の減額補正をお願いいたしております。これは、議員の辞職などにより、議員報酬等が当初の見込みを下回ったことによるものでございます。次に、二目事務局費につきまして、一千三百九十万円余の減額補正をお願いいたしております。これは、主に右側の説明欄の二番目にございます、運営費の減によるものでございます。具体的には、議場棟吊り天井耐震改修に係る実施設計委託料の確定に伴い、執行残が生じるものでございます。このことによりまして、一款議会費につきましては、一ページをおめくりいただきまして、四千八百四十万円余の減額補正となっております。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 19 ◯西元 健委員長 後藤財政課長。 20 ◯後藤財政課長 引き続きまして、説明書の九十七ページをお願いいたします。二款一項一目一般管理費でございます。六千六百万円余の増額補正をお願いしております。主なものは、右の説明欄の一行目、職員費の四億三千六百万円余の減、一番下の減債基金積立金の六億八千万円の増でございます。  一枚おめくりをいただきまして、下の九十九ページをお願いいたします。二目人事管理費は三億七千七百万円余の増額補正をお願いしております。主なものは、右の説明欄の四行目、人事管理費の四億二百万円余の増でございまして、これは早期退職者の見込みが上回ったことに伴います、退職手当の増額などによるものでございます。  一ページおめくりいただきまして、百ページでございます。四目文書費、下の百一ページの五目財政管理費につきましては、経費の節減に努めた結果、不用額が生じたため、それを減額するものでございます。六目会計管理費は、証紙手数料の納付がふえたことに伴い、証紙売りさばき手数料が見込みを上回ったことにより、増額補正をお願いしております。  一ページおめくりいただきまして、百二ページでございます。七目財産管理費八目連絡事務所費につきましては、経費の節減による不用額の減額でございます。  下の百三ページ、十目諸費につきましては、十億三千二百万円余の増額補正をお願いしております。主なものは、右の説明欄の一行目、国庫支出金返納金の六億九千五百万円余の増でございます。  次に、ページは飛びますけれども、二百四十九ページをお願いいたします。十二款一項公債費でございます。九億四百万円余の減額補正をお願いしております。これは、県債の利子が見込みを下回ったことに伴い、公債管理特別会計への繰出金に減が生じたことによるものでございます。  続きまして、大変申しわけございません、別冊の福岡県議会定例会議案その四、十四ページをお願いいたします。第三表の地方債補正について御説明申し上げます。この表は、起債の目的ごとに限度額の変更をお願いするものでございます。一ページおめくりいただきまして、十六ページの計欄のとおり、補正前の限度額は二千四百六十二億二千万円余となっております。補正後の限度額が二千六百十七億七百万円余でございますので、差し引きで百五十四億八千六百万円余の増額となります。この金額は、先ほど歳入の十五款県債で説明しました県債の補正額と一致するものでございます。 21 ◯西元 健委員長 小山企画地域振興部長。 22 ◯小山企画地域振興部長 平成三十年度福岡県一般会計補正予算のうち企画・地域振興部所管分について御説明をいたします。先ほどごらんいただきました平成三十年度補正予算に関する説明書の百三ページをお願いいたします。二款二項企画費でございます。一目企画総務費は、二億二千五百万円余の増額でございます。これは、職員費の増額によるものでございます。本年度から東京事務所が当部所管となったため、東京事務所分も計上したことによるものでございます。  次に、百四ページをお願いいたします。二目計画調査費は、一億六千六百万円余の増額でございます。これは、国の経済対策に伴います、関門海峡ミュージアムの展示更新費の増額によるものでございます。三目地域振興費は、五億九百万円余の減額でございます。その主なものは、空港整備事業費負担金の減額で、国の直轄事業に係ります地方負担金の確定に伴うものでございます。また交通企画費で、全体として減額となっておりますが、この中で国の経済対策に伴いまして、第三セクターなど鉄道事業者が行う安全施設等の整備に対する助成として、二千八百万円余の増額をお願いいたしております。  次に、百五ページをお願いいたします。四目ぼた山災害防止事業費は七百万円余の減額でございます。これは、ぼた山防護施設維持等事業費の確定に伴うものでございます。六目情報化推進費は、二百万円余の減額でございます。これは、総合行政ネットワークの運用に係る地方負担金の確定に伴うものでございます。七目国際政策推進費は、四百万円余の減額でございます。これは、フランスにおきます九州合同プロモーションに係る負担金額の確定によるものでございます。  次に、百七ページをお願いいたします。四項市町村振興費でございます。一目市町村連絡調整費は、一千百万円余の増額でございます。その主なものは、職員費の増額によるものでございます。  次に、百八ページをお願いいたします。二目自治振興費は、一億百万円余の減額でございます。これは、市町村振興宝くじ交付金の減額で、宝くじ収益金の確定によるものでございます。  次に、百九ページをお願いいたします。五項選挙費でございます。一目選挙管理委員会費は、三百万円余の減額でございます。これは、職員費の減額によるものでございます。  次に、百十一ページをお願いいたします。七項統計調査費でございます。一目統計調査総務費は、一千四百万円余の減額でございます。これは、職員費の減額などによるものでございます。  次に、百十二ページをお願いいたします。二目委託統計費は、六千二百万円余の減額でございます。その主なものは、総務統計調査費及び経済産業統計調査費の減額で、国の委託費の確定に伴うものでございます。  続きまして、繰越明許費でございます。恐れ入りますが、別冊の福岡県議会定例会議案その四の十七ページをお願いいたします。第四表繰越明許費補正の追加に係るものでございます。上から二段目、二款総務費、二項企画費の企画調査費及び交通企画費の二つの事業につきまして、翌年度へ繰り越しをお願いするものでございます。これは、先ほど御説明を申し上げました関門海峡ミュージアム展示更新費、第三セクターなどの鉄道事業者が行います安全施設等の整備に係るものでございまして、事業期間が翌年度にわたるため、明許繰越をお願いいたすものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 23 ◯西元 健委員長 石橋税務課長。 24 ◯石橋税務課長 それでは、補正予算に関する説明書の百六ページをお願いいたします。三項徴税費について御説明申し上げます。三項一目税務総務費でございます。補正額一億八千三百万円余の増額をお願いしております。これは、職員費の支出が見込みを上回ったことによるものでございます。次に、下の百七ページをお願いいたします。二目賦課徴収費でございます。補正額一千五百万円余の減額をお願いしております。これは、主に個人県民税徴収取扱費市町村交付金の支出が見込みを下回ったことによるものでございます。  続いては、大きく飛びまして、二百五十三ページをお願いいたします。十三款諸支出金でございます。一項利子割交付金等について御説明申し上げます。これは、歳入予算で御説明いたしました関係税目の一定割合を、地方税法の規定によりまして、関係市町村へ交付するもの、または関係都道府県間で清算するものでございます。諸支出金の主なものでございますけれども、六目地方消費税清算金は、各都道府県に一旦払い込まれました地方消費税を、最終消費地都道府県に帰属させるために支出する清算金でありまして、六十四億六千六百万円余の増額をお願いしております。七目地方消費税交付金につきましては、地方消費税収入額の一定の割合を県内市町村に交付するものでありまして、十八億一千五百万円余の減額をお願いしております。その他、交付金と合わせまして、十三款一項利子割交付金等の補正額は、計欄にございますとおり、三十八億五百万円余の増額でございます。  説明は以上でございます。 25 ◯西元 健委員長 間野防災企画課長。 26 ◯間野防災企画課長 二款六項防災費について御説明申し上げます。補正予算に関する説明書の百十ページをお願いいたします。一目防災総務費で二億八千百万円余の減額をお願いしております。主なものは、右側の説明欄の三行目、防災行政無線設備整備事業費の減で、福岡県防災行政情報通信ネットワーク再整備に係る工事請負費の執行残でございます。  続きまして、繰越明許費の御説明を申し上げます。恐れ入ります、別冊、議案その四の十七ページをお願いいたします。二款六項防災費、防災行政無線設備整備事業費をごらんください。追加分として一千三百万円余の明許繰越をお願いしております。その内容でございますが、ネットワーク再整備に係る中継局舎新築工事におきまして、本年度内の執行が困難と見込まれるものがあるため、明許繰越をお願いするものでございます。  説明は以上でございます。 27 ◯西元 健委員長 米倉人事委員会事務局長。 28 ◯米倉人事委員会事務局長 八項人事委員会費について御説明をいたします。恐れ入ります、お手元の補正予算に関する説明書にお戻りいただきたいと思います。こちらの説明書の百十四ページをお願いいたします、二目事務局費におきまして、二百八十六万円余の減額補正をお願いしております。これは、事務局職員の人件費が当初の見込みを下回ったことによるものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 29 ◯西元 健委員長 樋口監査委員事務局長。 30 ◯樋口監査委員事務局長 九項監査委員費について御説明いたします。引き続き、説明書の百十五ページをお願いいたします。二目事務局費において、一千百六十七万円余の増額補正をお願いしております。これは、事務局職員に係る人件費が当初の見込みを上回ったことによるものでございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。 31 ◯西元 健委員長 田渕財産活用課長。 32 ◯田渕財産活用課長 続きまして、繰越明許費の御説明を申し上げます。恐れ入ります、説明資料は、別冊、議案その四の十七ページをお願いいたします。一番上の欄、二款一項総務管理費、維持修繕費をごらんください。二千三百万円の明許繰越をお願いしております。その内容でございますが、県有施設のブロック塀の改修に要する費用の一部について、本年度内の執行が困難と見込まれるため、明許繰越をお願いするものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 33 ◯西元 健委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 34 ◯西元 健委員長 特にないようですので、以上で、第四八号議案所管分に対する質疑を終了いたします。  次に、第四九号議案「平成三十年度福岡県公債管理特別会計補正予算(第一号)」を議題といたします。  執行部の説明を求めます。後藤財政課長。 35 ◯後藤財政課長 第四九号議案、公債管理特別会計補正予算について御説明をいたします。引き続きまして、説明書の二百七十三ページをお願いいたします。この会計は、公債費の適正な管理を図るために設けております特別会計でございます。一ページおめくりをいただきまして、下の二百七十五ページをお願いいたします。歳出でございますが、一款一項公債費につきまして、八億九千七百万円余の減額補正をお願いしております。主なものは、二目利子の八億二千二百万円余の減でございます。この歳出の減額に伴いまして、上の二百七十四ページの歳入の一款一項一般会計からの繰入金などを減額するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 36 ◯西元 健委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。
         〔「なし」と呼ぶ者がある〕 37 ◯西元 健委員長 特にないようですので、以上で、第四九号議案に対する質疑を終了いたします。  次に、第五〇号議案「平成三十年度福岡県市町村振興基金特別会計補正予算(第一号)」を議題といたします。  執行部の説明を求めます。小山企画地域振興部長。 38 ◯小山企画地域振興部長 第五〇号議案、平成三十年度福岡県市町村振興基金特別会計補正予算について御説明を申し上げます。同じく説明書の二百七十七ページをお願いいたします。この会計は、市町村振興基金による貸付金の利子収入及び運用益収入を一般会計へ繰り出すためのものでございます。一、総括により御説明いたします。歳入歳出とも百万円余の増額でございます。これは、基金運用益などの増額と、これに伴います一般会計繰出金の増額について、予算の補正をお願いするものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 39 ◯西元 健委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 40 ◯西元 健委員長 特にないようですので、以上で、第五〇号議案に対する質疑を終了いたします。  次に、第五七号議案「福岡県防災・行政情報通信ネットワーク再整備事業の経費の負担について」を議題といたします。  執行部の説明を求めます。間野防災企画課長。 41 ◯間野防災企画課長 第五七号議案、福岡県防災・行政情報通信ネットワーク再整備事業の経費の負担について御説明いたします。恐れ入ります、議案その五の一ページをお願いいたします。これは、平成三十年度工事として施行いたします福岡県防災・行政情報通信ネットワーク再整備事業につきまして、地方財政法の規定に基づき、受益の市町村及び一部事務組合に対し総事業費の一部を負担させるに当たりまして、県議会の議決を求めるものであります。市町村及び一部事務組合ごとの負担金額につきましては、二ページから四ページまでの別表に記載しております。六十の市町村及び十三の一部事務組合、これは消防本部でございますが、に対し、合計二億三千百五十六万八千円の負担を求めるものであります。この負担金額につきましては、通信機器や非常用発電機など、市町村などと協議の上決定いたしました設備に要する費用の二分の一という考え方で決めております。また、この負担金額につきましては、すべての市町村などから事前に承諾をいただいております。なお、このネットワーク再整備につきましては、平成二十九年度より実施しておりまして、二十九年度分の経費負担につきましては、昨年の二月議会において議決をいただいております。  御説明は以上でございます。 42 ◯西元 健委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 43 ◯西元 健委員長 特にないようですので、以上で、第五七号議案に対する質疑を終了いたします。  次に、第五八号議案「空港整備事業の経費の負担についての議決内容の一部変更について」を議題といたします。  執行部の説明を求めます。仙田空港整備課長。 44 ◯仙田空港整備課長 第五八号議案、空港整備事業の経費の負担についての議決内容の一部変更について御説明申し上げます。引き続き、議案その五の五ページをお願いいたします。平成三十年度の国の空港整備事業に係る経費の負担につきまして、国の事業計画変更により、既に議決をいただいておりました関係市町の負担金額を変更する必要が生じましたので、空港法の規定に基づきまして、これら関係市町の負担金額の変更について県議会の議決を求めるものでございます。負担金額の内訳につきましては、別表に掲げておりますとおり、福岡空港分につきましては、福岡市に対し一億四千五百万円減となる二十五億六千二十四万円余、また、北九州空港分としまして、北九州市に対し約三百四十七万八千円の減となる百八十二万円余、苅田町に対し、約二十六万一千円の減となる十三万円余にそれぞれ変更するものでございます。  説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 45 ◯西元 健委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 46 ◯西元 健委員長 特にないようですので、以上で、第五八号議案に対する質疑を終了いたします。  次に、第一号議案「平成三十一年度福岡県一般会計暫定予算」所管分を議題といたします。  まず、歳入予算について、執行部の説明を求めます。後藤財政課長。 47 ◯後藤財政課長 それでは、平成三十一年度一般会計暫定予算所管分について御説明を申し上げます。恐れ入ります、別冊で少し厚い冊子でございます、平成三十一年度暫定予算に関する説明書のほうをお願いいたします。五ページをお開き願います。一般会計の歳入の総括表でございます。今回の暫定予算につきましては、四月から七月までの四カ月間に必要な行政運営経費を計上することとしております。歳入予算につきましては、この総括表を用いまして、簡潔に説明をさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。  まず、一款県税でございます。これは、一項県民税から十二項の産業廃棄物税までございますが、全体で二千百八十一億一千三百万円余をお願いしております。計上に当たりましては、歳出予算に対応する特定財源等を充当した残余の額ということでお願いをしております。二款地方消費税清算金でございます。四百二億五千六百万円余をお願いしております。これは、暫定期間中に収入が見込まれる額を計上しております。三款地方譲与税でございます。一項地方法人特別譲与税などがございますが、全体で五十九億一千七百万円余をお願いしております。これは、暫定予算期間中に譲与される見込み額を計上しております。四款地方特例交付金でございます。これは、四月に概算交付が見込まれますことから、その見込額十億二千万円余を計上しております。五款地方交付税でございます。四月と六月に普通交付税の概算等が見込まれますことから、その見込額一千二百三億七千四百万円余を計上しております。続きまして、六款交通安全対策特別交付金でございます。これは、歳出予算に対応する額といたしまして、六億八千百万円余を計上しております。七款分担金及び負担金でございます。一項分担金、二項負担金を合せまして、合計で三十一億八千六百万円余をお願いしております。これにつきましても、歳出予算に対応する額を計上しております。八款使用料及び手数料でございます。一項使用料、二項手数料を合せまして、合計で八十六億六千四百万円余をお願いしております。これにつきましても、歳出予算に対応する額でございます。九款国庫支出金でございます。一項国庫負担金から三項委託金までございますが、全体で千百二十八億五千四百万円余をお願いしております。これにつきましても、歳出予算に対応する額を計上しております。十款財産収入でございます。一項財産運用収入、二項財産売払収入を合せまして、合計で十二億八千八百万円余をお願いしております。これにつきましては、暫定予算期間中に収入が見込まれる額を計上しております。十一款寄附金でございます。ふるさと寄附金等につきまして二千七百万円余と見込み計上をしております。十二款繰入金でございます。一項特別会計繰入金、二項基金繰入金を合わせまして、合計で五十三億七千九百万円余をお願いしております。これにつきましては、歳出予算に対応する額を計上しております。十三款繰越金の千円は、科目設定を行うものでございます。十四款諸収入でございます。一項延滞金、加算金及び過料等から七項雑入までございます。全体で千二百八億六千三百万円余をお願いしております。これにつきましては、暫定予算期間中に収入が見込まれる額、あるいは歳出予算に対応した額を計上しております。十五款県債でございます。六百七十五億三百万円余をお願いしております。これにつきましては、歳出予算に対応した額を計上しております。  引き続き、大きくページが飛んで恐縮です、四百九ページをお願いいたします。これは、地方債の現在高調書でございます。ただいま御説明申し上げました県債の発行に伴います残高見込みを記載しております。  恐れ入ります、ページを一枚おめくりいただきまして、下の四百十一ページの合計欄、右から二番目でございます。平成三十一年度末の残高は四兆七百八十八億円余となる見込みでございます。  歳入の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 48 ◯西元 健委員長 次に、歳出予算、債務負担行為、地方債、一時借入金及び歳出予算の流用について、順次、執行部の説明を求めます。星井議会事務局長。 49 ◯星井議会事務局長 それでは、一款の議会費について御説明申し上げます。同じく、お手元の暫定予算に関する説明書の百九ページをお開き願います。一目議会費で九億円余をお願いしております。その内訳でございます。議員報酬等五億三千八百万円余は、議員の報酬、共済組合負担金等であります。運営費一億六千七百万円余は、本会議、常任委員会及び特別委員会等の議会運営に必要な経費であります。各種負担金等一億九千四百万円余は、全国議長会等に対する負担金等であります。  続きまして、百十ページをお開き願います。二目事務局費で三億七千百万円余をお願いいたしております。その内訳でございますが、職員費一億七千四百万円余は、事務局職員の人件費でございます。運営費一億九千六百万円余は議会運営に要する事務経費で、主なものは庁舎維持管理費でございます。協議会負担金七万円余は、各種協議会に対する負担金でございます。  百十二ページをお願いいたします。このことによりまして、一款議会費の合計で十二億七千二百万円余となっております。  続きまして、債務負担行為について御説明申し上げます。ページが飛んで恐縮でございます。四百五ページをお開き願います。一番下の段、議会棟天井改修費でございます。議場の吊り天井耐震改修工事につきまして、工期が三十三年度までの三カ年にわたりますことから、債務負担行為といたしまして、二億五千三百万円余をお願いいたしております。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 50 ◯西元 健委員長 後藤財政課長。 51 ◯後藤財政課長 続きまして、二款一項総務管理費について御説明を申し上げます。説明書の百十五ページをお願いいたします。一目一般管理費は、四十八億一千五百万円余をお願いしております。主なものは、右の説明欄にございますように、上から二つ目の管理事務費十八億九千三百万円余でございまして、これは、特別職及び総務部各課職員の人件費などでございます。  続きまして、一枚おめくりいただきまして、百十七ページでございます。下の二目人事管理費で、五億四千六百万円余をお願いしております。主なものは、右の説明欄の中ほどにあります、人事管理費三億四千六百万円余でございまして、これは、特別職及び知事部局職員の退職手当などでございます。  続きまして、一枚おめくりいただきまして、百十八ページでございます。下の三目広報費で二億五千百万円余をお願いしております。主なものは、右の説明欄の一番上、印刷広報費一億五千百万円余でございまして、これは各戸配布広報紙及び九州ロゴマーク活用推進費などの経費でございます。  下の百十九ページをお願いいたします。四目文書費で、九千九百万円余をお願いしております。主なものは、右の説明欄の一番上、文書事務費五千百万円余でございまして、これは、文書の収受、発送、保存等に要する経費でございます。  一枚おめくりいただきまして、百二十一ページをお願いいたします。五目財政管理費でございます。予算編成等の事務に要する経費九十万円余をお願いしております。六目会計管理費で、九千六百万円余をお願いしております。これは、財務会計事務の電算処理等に要する経費、領収証紙の売りさばき手数料等でございます。  続きまして、一枚おめくりいただきまして、百二十二ページでございます。七目財産管理費で十一億五千六百万円余をお願いしております。主なものは、右の説明欄の二つ目でございます。行政財産管理費の十一億四千四百万円余でございまして、これは、県有財産の所在市町村に対する交付金等でございます。八目恩給及び退職年金費で八百万円余をお願いしております。これは、もと知事部局職員の恩給、退職年金及びこれらの支給事務費でございます。  下の百二十三ページ、九目諸費で、二十六億四千二百万円余をお願いしております。主なものは、右の説明欄の下から二つ目、県税還付金及び還付加算金二十六億二千五百万円余でございます。  続きまして、またページが飛びますが、三百七十五ページをお願いいたします。十二款公債費でございますが、四月から七月までの県債の元利償還金、発行手数料等の経費でございます。  一枚おめくりをいただきまして、三百七十六ページの計欄のとおり、十二款公債費合計で二百三十四億五千五百万円余をお願いしております。  続きまして、三百八十三ページをお願いいたします。十四款予備費でございます。年度途中での損害賠償や大きな災害など、不測の事態に機動的に対応するため、一億円の計上をお願いしております。  続きまして、別冊、議案その一、福岡県議会定例会議案その一の一ページをお願いいたします。下のほうでございます、平成三十一年度一般会計暫定予算の第三条地方債について説明申し上げます。その内容につきましては、恐れ入りますが、十六ページをお開き願います。十六ページに第三表地方債という表をお示ししております。この表は、起債の目的ごとにその限度額や起債の方法等を定めるものでございまして、下の十七ページの限度額の合計で六百七十五億三百万円余となっております。これは、先ほど歳入のところで御説明申し上げました県債の総額と一致するものでございます。  恐れ入ります、また一ページのほうに再度お戻りいただきまして、一ページの一番下の第四条の一時借入金でございます。これは、県の歳計現金の資金繰りにおきます一時的な不足に対応するため、資金借り入れの限度額を定めるものでございます。平成三十年度と同額の二千億円をお願いしております。  次に、一ページおめくりいただきまして、二ページ、一番上でございます。第五条歳出予算の流用でございます。地方自治法の規定によりまして、歳出予算の経費の各項の金額を流用することができる場合について定めるものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 52 ◯西元 健委員長 小山企画地域振興部長。 53 ◯小山企画地域振興部長 平成三十一年度福岡県一般会計暫定予算のうち企画・地域振興部所管分について御説明をいたします。三十一年度暫定予算に関する説明書の百二十四ページをお願いいたします。二款二項企画費でございます。一目企画総務費は、八億五千百万円余をお願いいたしております。その主なものは、右の説明欄の職員費並びに東京事務所費で、東京事務所の運営などに要する経費でございます。  次に、百二十五ページをお願いいたします。二目計画調査費は、五億七千二百万円余をお願いいたしております。その主なものは、右の説明欄の企画調査費でございます。これは、筑後田園都市圏構想推進費などの広域連携プロジェクトや関門海峡ミュージアムのリニューアルオープンイベント及び再生可能エネルギー設備の導入や、建築物の省エネ改修等に対する低利融資に要する経費などでございます。  次に、百二十六ページをお願いいたします。三目地域振興費は、五億六千二百万円余をお願いいたしております。その主なものは、右の説明欄の下から二段目の空港整備促進費でございます。これは、北九州空港の旅客路線拡大支援や北九州空港と福岡都市圏を結ぶリムジンバス運行に要する経費でございます。下から四段目の石油貯蔵施設立地対策事業費でございますが、これは、石油貯蔵施設が立地しております市及び周辺市町に対する、公共用施設の整備等に関する交付金でございます。  次に、百二十七ページをお願いいたします。四目ぼた山災害防止事業費は、四百万円余をお願いいたしております。これは、ぼた山防護施設の維持等に要する経費でございます。五目土地対策費は七千百万円余をお願いいたしております。その主なものは、右の説明欄三段目の基準地価格調査事務に要する経費などでございます。  次に、百二十八ページをお願いいたします。六目情報化推進費は、十四億六千七百万円余をお願いいたしております。その主なものは、右の説明欄の電子県庁管理費でございます。これは、電子県庁の運用等に要する経費でございます。  次に、百二十九ページをお願いいたします。七目国際政策推進費は、七億一千九百万円余をお願いいたしております。その主なものは、右の説明欄の国際交流推進費でございます。これは、タイ王国との文化交流拡大に要する経費等でございます。  次に、百三十三ページをお願いいたします。四項市町村振興費でございます。一目市町村連絡調整費は、三億四百万円余をお願いいたしております。その主なものは、右の説明欄の職員費並びに住民基本台帳法施行費で、住民基本台帳ネットワークシステムの運用などに要する経費でございます。  次に、百三十五ページをお願いいたします。二目自治振興費は、百万円余をお願いいたしております。その主なものは、右の説明欄の広域行政推進連絡調整費でございます。これは、合併市町村に対する支援等に要する経費でございます。次に、五項選挙費でございます。一目選挙管理委員会費は、三千八百万円余をお願いいたしております。その主なものは、右の説明欄の職員費でございます。  次に、百三十七ページをお願いいたします。二目選挙啓発費は、五百万円余をお願いいたしております。これは、選挙啓発を行うための経費でございます。  次に、百三十八ページをお願いいたします。三目知事及び県議会議員選挙費は、十三億三百万円余をお願いいたしております。これは、本年四月七日に執行予定の知事及び県議会議員の選挙の管理、執行に要する経費でございます。  次に、百三十九ページをお願いいたします。四目知事及び県議会議員選挙臨時啓発費は、一千九百万円余をお願いいたしております。これは、知事及び県議会議員の選挙期日、投票方法などの周知に要する経費でございます。五目参議院議員通常選挙費は、十九億八百万円余をお願いいたしております。これは、本年七月に執行予定の参議院議員の選挙の管理、執行に要する経費でございます。  次に、百四十ページをお願いいたします。六目参議院議員通常選挙臨時啓発費は、九百万円余をお願いいたしております。これは、参議院議員の選挙期日、投票方法などの周知に要する経費でございます。  次に、百四十四ページをお願いいたします。七項統計調査費でございます。一目統計調査総務費は、一億六千九百万円余をお願いいたしております。その主なものは、右の説明欄の職員費でございます。  次に、百四十五ページをお願いいたします。二目委託統計費は、四億四千三百万円余をお願いいたしております。これは、総務省ほか四省からの統計調査委託経費でございます。  次に、百四十七ページをお願いいたします。三目地方統計費は、六十万円余をお願いいたしております。これは、県が独自に行います統計調査等に要する経費でございます。  続きまして、債務負担行為について御説明いたします。ページが飛びますが、四百三ページをお願いいたします。企画・地域振興部所管の債務負担行為は、一番上にございます福岡県信用保証協会に対する損失補償でございます。これは、エネルギー対策の低利融資制度におきまして、同協会が信用保証した案件に損失が生じた場合に、四百八十万円の範囲内でその一部を補てんするものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 54 ◯西元 健委員長 石橋税務課長。 55 ◯石橋税務課長 それでは、引き続き、二款三項の徴税費について御説明申し上げます。資料は同じ資料で、お戻りいただきまして、百三十ページをお願いいたします。二款三項一目税務総務費は、職員の人件費及び県税事務所の管理運営に要する経費でございまして、二十一億三千二百万円余をお願いしております。  一枚おめくりいただきまして、次に、百三十二ページをお願いいたします。二目賦課徴収費は、県税の賦課徴収に要する経費であり、三十五億七千三百万円余をお願いしております。その主なものでございますが、説明欄に記載しております賦課徴収事務費三十四億八千六百万円余でございまして、これは市町村で賦課徴収いたします個人県民税の徴収取扱費として市町村に交付する交付金など、賦課徴収に要する経費を計上しております。  次に、大きく飛びまして、三百七十九ページをお願いいたします。十三款諸支出金の一項利子割交付金等でございます。計欄にございますとおり、八百十一億八百万円余をお願いしております。主なものでございますが、二目地方消費税清算金でございます。これは、地方消費税最終消費地都道府県に帰属させるために支出する清算金でありまして、五百三十三億八千八百万円余を計上しております。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 56 ◯西元 健委員長 間野防災企画課長。 57 ◯間野防災企画課長 二款六項防災費のうち防災総務費について御説明申し上げます。暫定予算に関する説明書の百四十ページをお願いいたします。一目防災総務費で、四十三億二千五百万円余をお願いしております。その主なものでございますが、右の説明欄にございますように、職員費で一億六千八百万円余、下のページに移りまして、防災行政無線設備整備事業費、これはネットワーク再整備に係るものでございますが、三十九億八千六百万円余。防災行政無線業務費、これは管理運営経費でございます、一億二千五百万円余でございます。  説明は以上でございます。 58 ◯西元 健委員長 藤田消防防災指導課長。 59 ◯藤田消防防災指導課長 二款六項防災費のうち、消防防災指導課所管分について御説明申し上げます。同じく、暫定予算に関する説明書の百四十二ページをお願いいたします。二目消防連絡調整費で五千三百万円余をお願いしております。その主なものは、右の説明欄の上から二段目で、危険物規制・予防推進費で、危険物取扱者の免状交付や講習会を行う経費でございます。下のページ、百四十三ページをお願いいたします。三目消防学校費で、五千九百万余をお願いしております。その主なものは、消防学校の運営費でございます。一枚おめくりいただきまして、百四十四ページをお願いいたします。暫定期間中に必要な二款六項防災費総計は、計欄のとおり、四十四億三千八百万円余でございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 60 ◯西元 健委員長 米倉人事委員会事務局長。 61 ◯米倉人事委員会事務局長 二款総務費のうち人事委員会所管分について御説明をいたします。同じく暫定予算に関する説明書の百四十七ページをお願いいたします。八項人事委員会費でございますが、恐れ入ります、一枚おめくりいただきまして、下の百四十九ページの計欄に記載をしておりますとおり、一億百万円余をお願いしております。その主なものは、委員報酬、事務局職員の人件費及び職員採用試験に要する経費でございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。 62 ◯西元 健委員長 樋口監査委員事務局長。 63 ◯樋口監査委員事務局長 二款総務費のうち、監査委員事務局所管分について御説明いたします。同じく説明書の百五十ページをお願いいたします。九項監査委員費は、一枚おめくりいただきまして、百五十二ページの計の欄に記載しておりますとおり、一億五千万円余をお願いいたしております。その主なものは、監査委員及び事務局職員の人件費と監査に要する経費でございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。 64 ◯西元 健委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 65 ◯西元 健委員長 特にないようですので、以上で、第一号議案所管分に対する質疑を終了いたします。  次に、第二号議案「平成三十一年度福岡県財政調整基金特別会計暫定予算」を議題といたします。  執行部の説明を求めます。後藤財政課長。 66 ◯後藤財政課長 第二号議案、平成三十一年度福岡県財政調整基金特別会計暫定予算について御説明を申し上げます。説明書の四百十五ページをお願いいたします。この会計は、財政調整基金の運用益を管理するためのものでございまして、お示ししておりますとおり、運用利息収入が三百万円余でございます。この利息収入につきましては、そのまま財政調整基金に積み立てるものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 67 ◯西元 健委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 68 ◯西元 健委員長 特にないようですので、以上で、第二号議案に対する質疑を終了いたします。  次に、第三号議案「平成三十一年度福岡県公債管理特別会計暫定予算」を議題といたします。
     執行部の説明を求めます。後藤財政課長。 69 ◯後藤財政課長 第三号議案、平成三十一年度福岡県公債管理特別会計暫定予算について御説明を申し上げます。四百十七ページをお願いいたします。この会計は、公債費の執行につきまして、一般会計と別に経理をするものでございまして、一般会計からの繰入金等により四月から七月までの間の県債の元利償還等を行うものでございます。歳入歳出とも六百四十一億三千九百万円余をお願いしております。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 70 ◯西元 健委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 71 ◯西元 健委員長 特にないようですので、以上で、第三号議案に対する質疑を終了いたします。  次に、第四号議案「平成三十一年度福岡県市町村振興基金特別会計暫定予算」を議題といたします。  執行部の説明を求めます。小山企画地域振興部長。 72 ◯小山企画地域振興部長 第四号議案、福岡県市町村振興基金特別会計について御説明を申し上げます。平成三十一年度暫定予算に関する説明書の四百二十一ページをお開き願います。一、総括により御説明を申し上げます。歳入歳出ともに百万円余をお願いいたしております。これは、市町村振興基金による貸付及びその管理を円滑に行うため、システムの改修に要する経費でございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 73 ◯西元 健委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 74 ◯西元 健委員長 特にないようですので、以上で、第四号議案に対する質疑を終了します。  次に、第二一号議案「福岡県職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  執行部の説明を求めます。徳永人事課長。 75 ◯徳永人事課長 第二一号議案、福岡県職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。議案は、議案その二の一ページ及び二ページでございます。説明は委員会資料でさせていただきます。  資料一ページをお願いいたします。改正の理由は、働き方改革関連法の制定によります労働基準法の一部改正の趣旨並びに県人事委員会の給与等に関する報告に鑑み、本県職員の正規の勤務時間以外の時間における勤務に関する規定の整備を行うものでございます。  改正の概要でございます。昨年六月、先ほど申しました労働基準法が一部改正されたことに伴い、時間外労働の上限が設けられ、本年四月から施行されることとなりました。労働基準法上の上限については、下の括弧書き、参考一に記載しております。この法改正を受け、人事委員会からは、今後、国及び他の都道府県の動向を注視しつつ、すべての職員に適用する時間外勤務を命ずることができる時間の上限を設定することについて、検討を進めるとの報告がされております。こうした法改正の趣旨及び人事委員会報告を踏まえ、正規の勤務時間以外の時間における勤務、いわゆる時間外勤務を命ずることができる限度時間や、さらに、この限度時間を越えて時間外勤務を命ずることができる場合などについて、人事委員会規則で定めるよう条例に規定するものでございます。施行期日につきましては、平成三十一年四月一日からとしております。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 76 ◯西元 健委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 77 ◯西元 健委員長 特にないようですので、以上で、第二一号議案に対する質疑を終了いたします。  次に、第二二号議案「福岡県事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  執行部の説明を求めます。古川国際政策課長。 78 ◯古川国際政策課長 それでは、第二二号議案、福岡県事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。議案につきましては、議案その二の三ページからでございますけれども、説明は、お手元の委員会資料で行わせていただきます。  三ページをお願いいたします。一、改正の理由でございます。地方自治法の規定によりまして、旅券法に基づく知事の権限に属する事務の一部を新たに上毛町が処理することについて、所要の規定の整備を行うものでございます。  次に、二の改正の概要でございます。旅券の発給申請の受理、交付等の事務につきまして、地方自治法に定める事務処理特例制度により上毛町へ移譲するものでございます。三の施行期日につきましては、平成三十一年六月一日からとしております。改正する規定につきましては、四ページの新旧対照表を御参照ください。以上が、今回の条例改正の概要でございます。御審議をよろしくお願いいたします。 79 ◯西元 健委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 80 ◯西元 健委員長 特にないようですので、以上で、第二二号議案に対する質疑を終了いたします。  次に、第二五号議案「福岡県立粕屋新光園を福岡県こども療育センター新光園とすることに伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」所管分を議題といたします。  執行部の説明を求めます。徳永人事課長。 81 ◯徳永人事課長 第二五号議案、福岡県立粕屋新光園を福岡県こども療育センター新光園とすることに伴う関係条例の整理に関する条例の制定について御説明いたします。議案は、議案その二の九ページから十一ページでございます。説明は、お手元配付の委員会資料でさせていただきます。  九ページをお願いいたします。一の制定の理由及び要旨は、福岡県立粕屋新光園の名称を変更し、福岡県こども療育センター新光園とすることに伴い、福岡県職員の特殊勤務手当に関する条例等の規定の整理を行うものでございます。二、概要でございます。(一)に記載しております四つの条例について、規定の整理を行うものでございます。本委員会の所管部分は、ア、特殊勤務手当に関する条例、イ、給与に関する条例、ウの調整額に関する条例の三つの条例でございます。三、施行期日につきましては、名称変更を伴う平成三十一年十月一日から施行することとしております。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 82 ◯西元 健委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 83 ◯西元 健委員長 特にないようですので、以上で、第二五号議案所管分に対する質疑を終了いたします。  次に、第四〇号議案「包括外部監査契約の締結について」を議題といたします。  執行部の説明を求めます。徳永人事課長。 84 ◯徳永人事課長 第四〇号議案、包括外部監査契約の締結についてでございます。議案は、議案その二の五十九ページでございます。平成三十一年度の契約締結に当たり、地方自治法の規定により議会の承認をお願いするものでございます。契約の目的としましては、包括外部監査契約に基づく監査及び監査の結果に関する報告を求めるものでございます。契約の金額は、一千七百六十八万九千円を上限とする額、期間は、平成三十一年四月から平成三十二年三月三十一日までの間でございます。契約の相手方でございますが、今年度に引き続き、公認会計士の工藤重之氏と契約するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 85 ◯西元 健委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 86 ◯西元 健委員長 特にないようですので、以上で、第四〇号議案に対する質疑を終了いたします。  これで、本委員会に付託されました全議案の質疑を終了いたします。  この際、審査日程の一部変更についてお諮りいたします。  議事の都合により、議案採決に先立ちまして、諮問以降の議事をとり行いたいと思いますが、いかがでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 87 ◯西元 健委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたします。  次に、諮問審査を行います。  諮問第一号「退職手当支給制限処分に対する審査請求に関する諮問について」を議題といたします。  執行部の説明を求めます。徳永人事課長。 88 ◯徳永人事課長 諮問第一号、退職手当支給制限処分に対する審査請求に関する諮問について説明いたします。諮問と書かれております冊子の一ページから三ページでございますが、説明は、諮問に関する委員会資料のほうでさせていただきます。  資料一ページをお願いいたします。この諮問の趣旨でございますが、福岡県教育委員会が行った平成二十九年三月二十三日付退職手当全額不支給処分について、行政不服審査法第二条及び地方自治法第二百六条第一項の規定により、福岡県知事に対し、同処分の取り消しを求める審査請求がありましたので、これに対する県知事による裁決に当たって、同条第二項の規定により県議会に御意見を求めるものでございます。  まず、事案の概要でございます。平成二十六年度から二十七年度にかけて、県立特別支援学校の事務職員であった一木一馬が六回にわたって、特別支援教育就学奨励費を水増しして帳票類を積算することにより、総額約二百万円の公金を根拠なく支出し、その帳票類の一部を廃棄したものでございます。また、保護者に対する就学奨励費に関し多数の追給や返納を生じさせたほか、関係書類の一部を紛失しておりました。このため、平成二十九年三月二十三日、県教委は、当該職員を懲戒免職処分とし、あわせて、約百二万円の退職手当を全額不支給とする退職手当支給制限処分を行いました。これに対し、平成二十九年六月八日、被処分者である当該元職員が県教委の行った懲戒免職処分と退職手当支給制限処分の二つの処分を不服とし、両処分についての審査請求を行いました。両審査請求のうち、懲戒免職処分に関する審査請求につきましては、県人事委員会が審査を行い、平成三十年十二月十九日付で審査請求を棄却する旨の裁決がなされております。今回諮問をいたしましたのは、県知事が審査する退職手当支給制限処分の審査請求でございます。  次に、当事者の主張でございます。審査請求人は、退職手当支給制限処分書に記載された処分理由が不明確であり、本件処分は違法、不当であるため取り消さなければならないとして、処分取り消しの裁決を求めております。一方、処分庁でございます県教委は、退職手当支給制限処分書は、懲戒免職とする処分説明書及び辞令を同時に交付しており、本件退職手当支給制限処分の理由は明らかである。本件処分は適法かつ適正になされたものであり、審査請求人が主張する取り消しに相当する理由は全く存在しないとして、請求棄却の裁決を求めております。そこで、審査庁としての対応案でございますが、審査庁である知事といたしましては、本件請求を棄却することとしたいと考えております。理由としましては、まず退職手当支給制限の裁量権を行使する場合によるべきものとして、本県の運用方針を定めております。この運用方針により、本件非違行為の内容及び程度を勘案すると、原則どおり、退職手当の全額を支給しないこととなります。また、本件退職手当支給制限処分は、法令及び運用方針に沿って適正に判断しており、処分の理由も明らかであることから、違法または不当な点は認められないということでございます。  説明は以上でございます。御意見のほどよろしくお願いいたします。 89 ◯西元 健委員長 説明は終わりました。  何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 90 ◯西元 健委員長 特にないようですので、それでは、本諮問に対する答申については、本件審査請求を棄却すべきか認容すべきか、いかがいたしましょうか。      〔「棄却」と呼ぶ者がある〕 91 ◯西元 健委員長 ただいま大島委員から棄却という意見がありましたが、御異議はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 92 ◯西元 健委員長 御異議ありませんので、諮問第一号につきましては、本件審査請求を棄却すべき旨、答申することに決定いたします。  以上で、当委員会に付託されました諮問についての審査は終了いたしました。  次に、所管事務調査に入ります。  「福岡自治研修センターの有効活用調査について」を議題といたします。  執行部の説明を求めます。徳永人事課長。 93 ◯徳永人事課長 所管事務調査、総務部の一ページをお願いいたします。福岡自治研修センター、これは県職員研修所と市町村職員研修所を併設する施設でございますが、昨年九月の本委員会におきまして、施設を有効に活用していくために、福岡県自治振興組合と共同で、施設の利用ニーズを初めとする調査事業を実施することを報告いたしました。本日は、その状況について御報告いたします。  調査項目についてでございますが、一つ目に、研修所施設を一般利用する可能性について検討しております。具体的には、民間企業、スポーツ団体、中小企業支援団体等に対しまして、研修や合宿を実施すること等による施設利用の可能性についてヒアリング調査を実施しております。特にスポーツ団体につきましては、隣接する大野城総合公園と連携利用を想定して、合宿等で研修所施設の利用ニーズに関するアンケート調査を実施しております。これらの調査は二月下旬に取りまとめることとしております。  二つ目に、施設を一般利用する場合に想定される課題について整理を行っております。職員研修所は都市計画法上の市街化調整区域に立地しておりますので、施設改修を行う場合に必要となる手続の整理を行っております。また、職員研修に支障がないようにするため、一般利用を行う時期や施設内の利用区域の取り扱いなど、運用上の課題について整理を行っているところでございます。  三つ目に、研修所を一般利用するに当たりまして、研修所の施設・設備の整備が必要な部分やその程度を把握し、改修等に係る工事規模、工事費等について検討を行っております。  四つ目に、研修所の立地特性や現状を踏まえ、研修所施設、テニスコート場跡地の活用方法について、幅広く民間事業者からの意見聴取を行い、民間のノウハウを発揮しやすい事業スキームについて検討を行っております。調査方法としましては、現在、PFI事業等を実施している民間企業等約二十社に対しアンケート調査を実施しており、本事業に参加意向を示した企業に対しましては、別途ヒアリング調査を実施する予定としております。  最後に、今後のスケジュールについてでございますが、平成三十一年三月に本調査事項の結果について取りまとめを行い、三十一年度に入ってから調査結果をもとに、実施計画の策定を行うことを予定しております。  説明は以上でございます。 94 ◯西元 健委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 95 ◯西元 健委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終了いたします。  次に、「福岡県官民データ活用推進計画(案)について」を議題といたします。  執行部の説明を求めます。古保里情報政策課長。 96 ◯古保里情報政策課長 それでは、福岡県官民データ活用推進計画案について御説明いたします。  委員会資料、所管事務調査企画・地域振興部分一ページをお願いいたします。本計画につきましては、一月に開催されました前回の委員会におきまして素案の御説明を差し上げたところですが、本日は、その後の経過及び今後の予定について御説明させていただきます。  資料一、計画策定の趣旨及び二、計画期間につきましては、前回から変更はございません。三、策定の経緯につきましては、下から二番目の丸にありますように、本年一月八日の総務企画地域振興委員会において計画素案を説明したところです。その後、一月に県のホームページを用いまして、二週間パブリックコメントを実施いたしましたが、本計画に対する意見は提出されませんでした。四、今後の予定につきましては、本年度中に計画を策定し、公表することとしております。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 97 ◯西元 健委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 98 ◯西元 健委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終了いたします。  次に、「福岡県自転車活用推進計画(案)について」を議題といたします。  執行部の説明を求めます。片山交通政策課長。 99 ◯片山交通政策課長 福岡県自転車活用推進計画案について御説明を申し上げます。所管事務調査資料の二ページをお願いいたします。
     先月の当委員会におきまして、計画素案の説明をさせていただきましたので、本日は、その後のパブリックコメント、そして素案からの変更点に絞って御報告いたします。  一、計画策定の趣旨、二、計画期間につきましては、前回の内容と同様でございます。三、策定の経緯につきましては、一月八日の委員会後パブリックコメントを実施したところ、参考資料二のような意見が出されました。一枚ものの参考資料二でございます。一点目のサイクルポートの設置促進についてですが、シェアサイクル等の駐輪スペースの設置を促進するためには、公共用地のみならず、民有地の活用も不可欠との御意見でした。その内容につきましては、妥当であると考えましたので、素案段階では公共用地のみの記載であったものに、民有地への設置促進についても追記をいたしました。その他の御意見につきましては、記載のとおりでございますが、素案のままで妥当との判断をいたしました。  資料の二ページに戻っていただきまして、三の一番下の丸印でございます。これは素案からの変更点でございます。サイクルツーリズムの広域モデルルートについてですが、県の観光局等で構成します協議会が先月開催され、新たに北九州・京築ルートが追加されました。これは、門司港から上毛町にかけて周遊する約八十キロのコースとなっております。これによりまして、モデルルートが五つとなったことから、素案時点では現状四ルートに対して目標八ルートとするとしておりました指標を、現状五ルートに対して、その倍となる十ルートを目標とすると変更いたしました。四としまして、今後、本年度中に本計画を策定し、公表する予定でございます。なお、参考資料三として計画案本文の冊子を添付しておりますので、御参照いただければと存じます。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 100 ◯西元 健委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 101 ◯西元 健委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終了いたします。  次に、報告事項に入ります。  「福岡県国民保護計画の変更について」、執行部の説明を求めます。間野防災企画課長。 102 ◯間野防災企画課長 福岡県国民保護計画の変更について御報告いたします。計画本体を製本いたしましたものをお手元に配付させていただいておりますが、御説明は、総務企画地域振興委員会報告事項の総務部の資料で行わせていただきます。  総務部報告事項の一ページをお願いいたします。一、趣旨でございますが、都道府県の国民保護計画は、国民保護法に基づき、国が定める国民保護に関する基本指針に従って作成する計画でございます。今回、国の基本指針が変更されたことに伴いまして、福岡県国民保護計画の変更を行ったものでございます。二、主な変更内容についてでございます。まず、一点目は、武力攻撃により発生する災害への対応訓練やさまざまな情報伝達手段を用いた訓練など、国民保護措置についての訓練の内容を例示しております。二点目は、地下施設を避難施設に指定するよう配慮するとともに、施設の収容人数を把握することを明記しております。三点目は、弾道ミサイル発射時に住民が適切な行動をとることができるよう、全国瞬時警報システム(J─ALERT)による情報伝達と、弾道ミサイル落下時の行動について、平素から周知に努めることを明記しております。いずれも従来から行っておりました国民保護に関する取り組みを計画の中で明確に位置づけたものでございます。計画変更の日付は、平成三十年十二月十九日です。  説明は以上です。 103 ◯西元 健委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 104 ◯西元 健委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終了いたします。  それでは、知事等に対する保留質疑がありませんので、引き続き、議案の採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 105 ◯西元 健委員長 それでは、準備のためしばらく休憩いたします。そのままお待ちください。      〔暫時休憩〕 106 ◯西元 健委員長 再開いたします。  まず、採決の方法についてお諮りいたします。  採決は、一括して行いたいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 107 ◯西元 健委員長 御異議ありませんので、そのようにとり行います。  それでは、第一号議案所管分、第二号議案から第四号議案まで、第二一号号議案、第二二号議案、第二五号議案所管分、第四〇号議案、第四八号議案所管分、第四九号議案、第五〇号議案、第五七号議案及び第五八号議案の以上十三件について、原案のとおり可決することに賛成の委員は御起立願います。      〔賛成者起立〕 108 ◯西元 健委員長 起立多数であります。よって、第一号議案所管分外十二件は、いずれも原案のとおり可決されました。  これで、議案の採決を終わります。  以上で、当委員会に付託されました議案についての審査はすべて終了いたしました。  なお、採決いたしました議案及び諮問に関する委員長報告につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 109 ◯西元 健委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたします。  次に、議題にはありませんが、その他として何かございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 110 ◯西元 健委員長 特にないようですので、次に進みます。  次に、「閉会中の調査事項について」お諮りいたします。  お手元配付の案のとおり、十項目について、閉会中もなお調査を継続することといたしたいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 111 ◯西元 健委員長 御異議ありませんので、そのように決定し、所定の手続をとることといたします。  次に、「今後の委員会活動について」お諮りいたします。  今後の委員会活動につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 112 ◯西元 健委員長 御異議ありませんので、そのようにさせていただきます。  最後に、会議録署名委員を指名いたします。大島道人委員、川崎俊丸委員、お二人を指名いたします。よろしくお願いします。  以上で、当委員会の議事はすべて終了いたしました。  終わりに、終始熱心に御審議いただきました委員各位、御協力いただきました執行部各位に感謝申し上げ、これをもちまして、総務企画地域振興委員会を閉会いたします。どうもありがとうございました。    午 後 零 時 三 十 二 分 閉 会 Copyright © Fukuoka Prefecture All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...