その報告書の概要を
委員会資料に基づきまして御報告させていただきます。
資料の十六から十九
ページに報告書の概要を示しております。報告書は、
福岡県観光の現状と課題、
福岡県観光振興に必要となる
施策、
福岡県の財政
状況、新たな財源確保のあり方、そして、宿泊税の制度設計の五つの項でまとめられております。
十六
ページをお願いいたします。観光振興に係る財源を検討するに当たりまして、そのベースとなります
福岡県観光の現状と課題、これにつきまして入国外国人数、宿泊者数、旅行者の周遊
状況、観光消費額の
状況などの概況が整理されております。また、県が実施いたしました外国人旅行者への調査や市町村へのヒアリングの結果などを踏まえまして、観光振興の課題として観光客の受入環境の充実、地域住民の生活に与える影響の軽減、観光消費額単価の向上と整理されております。
次
ページをお願いいたします。観光振興に係ります広域自治体である県の役割、そして基礎自治体であります市町村の役割及び観光振興に必要な
施策として主なものの概要イメージが整理されております。
資料右側、市町村が果たすべき役割といたしまして、地域の観光資源の磨き上げや受入環境の充実、旅行者が地域住民の生活に与える影響の緩和と整理されております。
一の地域の観光資源の磨き上げや受入環境の充実といたしまして、市町村は、自然、歴史、文化等の地域の観光資源に最も近い基礎自治体として、地域で観光に携わる方々と連携、協力し、資源を発掘し、磨き上げていく。また、個々の観光施設におけます受入環境を整備すること。二の旅行者が地域住民の生活に与える影響の緩和といたしましては、旅行者来訪によって生じる住民生活への影響や課題について、現場に近い市町村が把握した上で、住民と協議をしながら、その地域に最も適切な解決を見出すこと。このように二点が求められると整理されております。
続きまして、県が果たすべき役割といたしまして、
資料左側に示しておりますが、広域的な観点からの観光振興
施策の実施、観光地づくりの核となる組織体制の強化、そして、市町村が実施する観光振興
施策への財政的
支援と整理されております。広域的な観点からの観光振興
施策の実施についてでございますが、観光は、広域性を有することから、市町村の観光の
取り組みをつなぐコーディネーター的な役割が県には期待されている。取り組むべき
施策のイメージとして、広域観光ルートの整備、旅行者の広域的周遊を促す観光案内サービスや多言語対応コールセンターなど、受入環境の充実などを上げられております。
二の観光地づくりの核となる組織体制の強化です。観光を
推進する組織づくりと、その組織の中で、中核人材の育成と継続的な確保が重要であるとされ、取り組むべき
施策のイメージとして、DMOの設立
支援、戦略的な
施策実施のためのデータ整理、観光人材の確保や育成に向けた
支援などを上げられております。
三の市町村が実施する観光振興
施策の財政的
支援です。県が実施いたしました調査によると、市町村は観光振興の
取り組みの財政的
支援を県に対して求めているという結果でございました。市町村は、観光振興により地域を活性化しようとしておりますが、総じて財政が厳しい
状況にあります。これらを踏まえ、県では、県内市町村の観光振興の
取り組みを
支援し、県全体の観光の底上げを図るために、安定性、継続性のある財源を確保した上で、市町村が実施する観光
施策への財政的
支援の充実を図るべきであると整理されております。こうした役割分担の考え方に基づきまして、観光振興
施策に係る事業規模について、県が主体となり
推進する事業分として約十八億円、市町村主体事業分として県事業と同規模の十八億円と見込まれております。事業概要と事業規模は、あくまでも現時点でのイメージとして示されたものでございます。
次の
ページをお願いいたします。
福岡県の財政
状況ですが、
福岡県財政改革プラン二〇一七に基づき、人件費の抑制、事務事業の見直し、社会保障費の増加の抑制などの改革を実行されているところですが、社会保障費や公債費など義務的経費の増大により、改革措置を行っても厳しい財政
状況が継続する見込みであり、新たな観光財源を基礎財源から安定的かつ継続的に確保することは難しいという財政
状況の概要が示されておりました。
こうした
状況を鑑みまして、四の新たな財源確保のあり方について、負担を求める対象、財源確保の手法、課税対象とする観光行動の検討が行われ、その結果といたしまして、宿泊行為への課税が適当という結論に結ばれております。
次の
ページをお願いいたします。宿泊行為への課税が適当とされた上で、その制度設計についての検討が行われました。納税義務者及び免税点につきましては、先行自治体の事例も参考としながら、免税点を設けないことが適当である。また、ホテル、旅館、簡易宿所、民泊と特区民泊の宿泊者を対象とすべきという提言がされております。次に、税率につきましては、受益の程度、簡素な制度設計、観光振興
施策の事業規模、先行自治体と比較した納税者の負担感などの観点で検討が行われ、税率区分を設けず、一律の税率とすることが適当であり、税率は一律二百円とすることが適当とされました。徴収方法、特別徴収義務者につきましては、宿泊事業者等とすることが適当とされております。課税を行う期間についても検討がされ、税制度のあり方を五年ごとに慎重に検討すること。ただし、制度開始当初は三年程度で検証することが適当とされております。税の制度案としましては、十九
ページ表頭左図のとおり、こちらが原則ということになっております。原則といたしまして、県税として一人一泊当たり一律二百円を課税する。また、表の右でございますが、市町村が課税自主権に基づき宿泊税を導入する場合には、宿泊者に過重な負担が生じないよう、右図のように、当該市町村内の県の税額を減額するという特例措置を検討するなど、慎重な検討が必要ではないかという参考案が例示されております。なお、宿泊税に関する制度設計につきましては、総務部において報告書で示された内容を基本に検討が行われているところでございますので、念のため申し添えます。
説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。
34
◯堤 かなめ委員長 説明は終わりました。
これより
質疑を行います。
なお、ただいま
執行部から説明がありましたとおり、宿泊税に関する制度設計につきましては、総務部において報告書で示された内容を基本に検討が行われているところであり、所管の総務企画地域振興
委員会で調査が行われておりますので、念のため申し添えておきます。
何か
質疑はございませんでしょうか。
阿部委員。
35
◯阿部弘樹委員 宿泊税の問題について、
福岡市との関係が取りざたされていますが、
福岡市の宿泊税の制度案について説明をお願いいたします。
36
◯堤 かなめ委員長 神代観光政策課長。
37 ◯神代観光政策課長
福岡市におきましても、
福岡市宿泊税に関する調査検討
委員会が十月三日から開催されまして、三回
委員会が開催されております。そして、十一月二十八日の日に
委員長から副市長に対して提言がされております。その内容でございますが、課税客体につきましては、納税義務者ですが、これにつきましては、県と同様に、旅館業法に規定するホテル、旅館、簡易宿所、そして住宅宿泊事業法に規定する住宅宿泊、いわゆる民泊ですね、住宅宿泊事業者が営む施設となっております。徴収方法につきましても、県と同様に特別徴収ということで、旅館業等を営む者から徴収するとなっております。免税点については設けないということになっております。そして、税率でございますが、一人一泊について、宿泊料金が二万円未満については二百円、二万円以上については五百円ということになっております。
以上が
福岡市の宿泊税の制度でございます。
38
◯阿部弘樹委員 福岡市との実務者同士の協議が始まっていると
知事は答弁されていましたが、現在の協議の
状況と、互いの主張について説明をお願いします。
39 ◯神代観光政策課長 宿泊税の協議でございますが、十一月二十一日に第一回目を開催しております。これまで二回の協議を行っております。協議の中で、
福岡市からの意見でございますが、九州のゲートウェイ機能の強化、MICEの充実など、独自に取り組んでいる。また、地方自治の原則は、基礎自治体優先であり、二重課税は二重行政を招き、税の原則である簡素性に反するとともに事業者の負担にもなる。このことから、二重課税は避けるべきである。したがって、
福岡市内では、県は課税すべきではないという意見を述べられております。これに対しまして県からは、九州のゲートウェイ機能を担います
福岡空港等の整備、そして、九州誘客に取り組む九州観光
推進機構の運営に多額の負担をしていること、地方自治法の原則では、広域にわたる観光行政は県が取り組むべき行政課題であり、県は県全体の観光の底上げを図るために
施策に取り組む、二重課税そのものが二重行政を招くものではなく、互いの
施策が最大の効果を発揮するように調整する、税額は原則二百円でありますが、市が課税する場合は、納税者の負担を軽減するため、
福岡市内の税額は百円とする、こういった意見を述べております。引き続き、こういった論点で実務者同士の協議をしっかり積み重ねていきたいと考えております。
40
◯阿部弘樹委員 今の答弁を聞く限り、このまま協議が進むのか心配になります。妥結できると考えていらっしゃいますか。
41 ◯神代観光政策課長 先ほど申し上げましたとおり、十一月二十一日から二回開いております。互いに理解を深められるようにしっかり協議をしてまいり、妥結に向けて頑張ってまいりたいと思っております。
42
◯阿部弘樹委員 実務者協議をしっかり重ね、協議を頑張るということはわかりましたが、いつ協議が妥結し、いつ条例を提案するのか、見通しを示してもらいたいと思います。
43 ◯神代観光政策課長 先ほど申し上げましたとおり、私どもといたしましては、実務者協議をしっかり積み重ねて、お互いが理解できるように努めてまいりたいと思っております。現段階では、協議の
状況を踏まえて、条例の提案の時期についても総務部のほうともしっかり協議をしながら考えてまいりたいと思っております。
44
◯阿部弘樹委員 事務方が実務協議で互いの主張をしていることはわかりましたし、協議妥結に向けて大変苦労されているということは受けとめております。しかし、実務者間で協議を調えるのは、このままでは難しいのかなと感じる次第でございます。この問題は、県民はもちろん、事業者の方々など各層からさまざまな意見があり、早急に結論を出さなければいけない問題だと考えております。そこで、知事はどう考え、この問題の解決にどう臨もうとしているのか、改めて
知事の決意を伺いたいと思いますので、当
委員会への
知事の出席の取り計らいを
委員長にお願いしたいと思います。
45
◯堤 かなめ委員長 阿部委員から
知事に対して出席要請がありましたので、
委員の皆様にお諮りいたします。
知事に対し、出席要求を行うことに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
46
◯堤 かなめ委員長 それでは、そのように決定いたします。
知事の都合もあろうかと思いますので、この際、しばらく休憩いたします。
再開は、放送をもってお知らせいたします。
午 後 一 時 四 十 二 分 休 憩
午 後 二 時 二 十 分 再 開
47
◯堤 かなめ委員長 それでは、再開いたします。
休憩前に引き続き、議事を進めます。
阿部委員の
知事に対しての
質疑を行います。
知事に入室願います。
委員各位には、しばらくお待ち願います。
〔
知事入室〕
48
◯堤 かなめ委員長 それでは、これより
阿部委員の
知事に対する
質疑を行います。
阿部委員、どうぞ。
49
◯阿部弘樹委員 一昨年十月、議員提案により成立した観光王国九州とともに輝く
福岡県観光振興条例で、
知事は観光振興に必要な財源の確保に取り組む、と規定されました。これを受け、観光振興財源検討会議が今年度設置され、議論の結果、検討会から、宿泊税の導入が望ましいとした上で、その制度設計案が示されました。また、十一月一日、トップ会談が行われ、この会談を受け、現在、県と市の実務者間で協議が進められていると
商工部から説明がありました。事務方の皆さんが大変苦労されているのは理解していますし、その努力に敬意を表したいと思います。
しかし、説明を聞く限り、なかなか
進捗しないように受け取られました。県と市との宿泊税の課税については、県民はもちろん、事業者の方々からなど各層からさまざまな御意見があると報道されています。
知事はどういう結果が望ましいと考えていらっしゃるのかお聞かせ願いたいと思います。
50
◯堤 かなめ委員長 小川知事。
51 ◯小川
知事 御指摘のありました検討会議におきましては、
本県が新たに取り組むべき観光
施策、その観光振興財源の確保策といたしましては、宿泊税の導入が適当であること、また、宿泊税を導入する場合の税制について基本的な考え方をおまとめいただきました。また、市町村が課税自主権に基づき宿泊税を導入する場合には、県の税額を減額し、当該市町村には交付金を配分しない、そういう特例措置を講ずる案も御提示いただいたところでございます。この報告書は、今後の県と市町村が一体となった
本県の観光のさらなる振興という観点から、大きな道筋を示していただいたものと考えております。この案を軸にいたしまして、県の宿泊税の検討を進めていきたいと考えております。
52
◯阿部弘樹委員 検討会議の案を軸に進めていきたいという知事の決意がありました。我々も、現在県が検討を進めている案により宿泊税が実現されることが望ましいと考えており、
知事の考えを応援するものであります。
しかし、交渉事には相手があり、また、県民の皆さんや宿泊事業者の皆さんなども不安を抱いていると報道もあります。このような点を考えると、いたずらに
福岡市との協議を長引かせるわけにはいきません。少しでも早く議論の妥結を導き出すことも県の責任ではないでしょうか。県内市町村、そして、県の観光振興の財源確保のために、
福岡市との交渉に当たっては柔軟性を持って協議に臨んでいただきたいと、そう要望し、私の質問を終わらせていただきます。
〔発言する者がある〕
53
◯堤 かなめ委員長 武藤委員。
54
◯武藤英治委員 今の質問も
知事の答弁も可とするところであります。
福岡市の幹部とこの宿泊税の問題を議論したら、
福岡市議会は、議員の提案で、議会の提案で条例が通ったと。それに基づき急いでやったんですという、本音かどうかわからん答えが返ってくる。最初に申し上げた質問も、そのまとめの論旨も可とします。
知事の答弁も可といたします。そうした場合に、我々観光を所管する
委員会としては、ここに出席している議員、あるいは欠席者がおりますが、議員全員、大いに応援をするという立場をとるのは当然ではないか。議会の行政のという問題ではなくて
福岡県の問題であると。県民の代表である二元代表制における一方の
知事と我々議会が、まさに車の両輪として前に進むような環境をつくり、努力すべきだろうと今の議論を聞いていて感じました。
委員長、ぜひこの
委員会はもとより、議会全体がこの問題について一丸となって取り組むと、一心同体だという、
知事も私どもも残された任期はわずかでありますが、その後のことは抜きにして、今取り組むべき喫緊の課題であろうかと思います。これを
委員長に宣言せよと言っても無理かもしれんけど、そういう意思統一をすべきではないかと、この
委員会において
委員の皆様にも申し上げたい。
以上です。
55
◯堤 かなめ委員長 武藤委員の御意見、しっかり承りました。
以上で、
知事に対する
質疑を終わります。知事は退席されて結構でございます。
56 ◯小川知事 どうもよろしくお願い申し上げます。
〔
知事退室〕
57
◯堤 かなめ委員長 それでは、次に進みます。
ほかに
質疑はございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
58
◯堤 かなめ委員長 ほかにないようですので、以上で
所管事務調査を終わります。
次に、議題にはありませんが、その他として何かありませんでしょうか。
武藤委員。
59
◯武藤英治委員 ワールドカップについて質問したい。時間も経過しておりますので、簡潔に申し上げます。
きのう、おととい、土曜、日曜、大変興味深いことがあって、今朝は三時に起きて録画したものを見ました。ラグビーの試合です。四年前を思い起こしてほしいんです。私は、イングランド大会、ぜひ今度の
福岡でのゲームに反映したいと思って一人でイングランドに行きました。いろんなことを見聞させてもらいました。そのときに参考
資料にしたのは何だろうかということです。課長、今、一番熱心にラグビーの放映をしているテレビ局はどこでしょう。無理して言わんでもいいよ。お答えします。ジェイ・スポーツ、間違いなく。花園大会全試合とか、大学ラグビー全試合とか、トップリーグ全試合とか、南半球、北半球のそれぞれのリーグ戦も全試合やっている。三年半ぐらい前に私はジェイ・スポーツをずっと見ていたので、チェックした。開催地のコマーシャルというか、宣伝、案内ですよ。グラスゴーという町があれば、こんな町だ、こんな特徴がある、ロンドンから何時間だと、こんなのがずっとあっているんですよ。日本が対戦する都市の、こんなのを活用しなきゃいけないと思うんですよ。極端に言えば、
福岡県がスポンサーになってでもジェイ・スポーツを通じて全世界に発信してもらうような、そんな
取り組みをしてほしい。全くわからない町もありました、初めて聞くような。それを見ることによって、よし、ここに行こうと、試合の前後にはこういう観光をしようと、周遊をしようと、そういう思いになるんですよ。この間のコカ・コーラの向井さんの講演も聞かれたでしょう。あれに通ずるものがあると思うんです。発信がなければ受信はないんです。どうやってその発信を促すかということをぜひお考えいただきたい。行こうと思う人間は、そのときに興味を抱くんです。旅の楽しみは、行く前と当日と帰ってきてからとよく言われます。今その行く前の段階に来ています。ただ、
福岡県がパンフレットをつくって紙を配っても行き届くものでもない。でも、行こうと思う者だったら、そういう特集があったら絶対に見ます、特に初めて行くところだったら。そういう意味で、まだ時間的に間に合います。そういう努力をぜひしてほしい。それは宿泊税じゃないけれど、
福岡県だけじゃなくてもいいんです。熊本、大分と一緒になってもいいんです。そうすれば幅は広がります。アメリカも入る、フランスも入る、イタリアも入る、ウェールズも入ると非常に楽しい話になる。そんな努力をぜひ県の組織
委員会、あるいは国に呼びかけて国の組織
委員会、やはりいかにメディアを活用するかということが私の実体験では大切なことだと思っています。それを見たいんです。興味を持ちたいんです。そこから行動を決めたいんです。ぜひそんなことを考えていただきたいと、今朝私は録画を見ながらそう思いました。いかがでしょうか。
60
◯堤 かなめ委員長 中平
スポーツ振興課長。
61 ◯中平
スポーツ振興課長 実際に試合が始まる前に、この開催地の
福岡のことを知っていただくというのは非常に大事だというふうに思っております。今、開催の準備に向けて、県の開催
推進委員会を設置しまして
取り組みを進めているところであります。ここにはメディアの方々にも
委員としてお入りいただいておりますので、そういったところで議論をしてまいりたいというふうに思いますし、今御指摘がありました日本として盛り上げていくという意味では、組織
委員会のほうにも今いただきました内容について御相談をしてまいりたいと思います。
62
◯武藤英治委員 BSはコマーシャルも安いんですよ。そんなものを使ってでもやるべき価値があるものだろうと。行こうという意思のある人たちは見ます。知らない町、知らない都市に行くんですから、大分も
福岡も熊本もわからないですよ、初めは。そういう中でそんなものが世界で何十億という人が見るワールドカップなんです。それはBSが中心なんです。公共放送ではありません。地上波ではありません、世界的には。その辺を踏まえて、集まった人にお願いするのではなくて、ターゲットを絞って頼まないとできない。ぜひその辺を留意して、与えられたものを食べるんじゃなくて、こっちから食べたいものを言わなきゃだめです。ぜひそういう努力をしていただきたい。それが単にワールドカップの盛り上がりということだけじゃなくて、県行政全体に、あるいは九州の経済に必ずいい結果を生むと私は思っています。ですから、集まった方に言うのではなくて、集めて言うぐらいの話を、前向きな
取り組みをぜひしていただきたいと思います。
63
◯堤 かなめ委員長 よろしいですか。中平
スポーツ振興課長。
64 ◯中平
スポーツ振興課長 今いただきました御意見を踏まえて、しっかり取り組んでまいりたいと思います。
65
◯武藤英治委員 ぜひ実を結びますように要望して終わります。
66
◯堤 かなめ委員長 ほかに何かございませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
67
◯堤 かなめ委員長 ほかにないようですので、次に進みます。
次に、「閉会中の調査事項について」、お諮りいたします。
本件につきましては、お
手元配付の閉会中の調査事項案のとおり、九項目について、閉会中もなお調査を継続することといたしたいと思いますが、御異議ありませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
68
◯堤 かなめ委員長 御異議がありませんので、そのように決定し、所定の手続をとることといたします。
次に、「今後の
委員会活動について」をお諮りいたします。
今後の
委員会活動につきましては、
正副委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
69
◯堤 かなめ委員長 御異議がありませんので、そのようにさせていただきます。
最後に、会議録署名
委員を指名いたします。阿部弘樹
委員、二宮眞盛
委員、お二人を指名いたします。よろしくお願いいたします。
以上で、当
委員会の議事は全て終了いたしました。
最後に、終始熱心に御審議いただきました
委員各位、御協力いただきました
執行部各位に感謝申し上げ、
県民生活商工委員会を閉会いたします。ありがとうございました。
午 後 二 時 三 十 七 分 閉 会
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