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  1. 福岡県議会 2018-12-14
    平成30年 文教委員会 本文 開催日: 2018-12-14


    取得元: 福岡県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-07
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1    平成三十年十二月十四日(金曜日)    午 前 十 一 時 零 分 開 会 ◯川端耕一委員長 それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから、文教委員会を開会いたします。  当委員会において審査を要します案件等は、お手元に配付いたしております付託議案一覧表及び付託請願一覧表のとおり、議案三件及び請願十七件であります。  これらの審査を、お手元配付審査日程案のとおり取り進めたいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 2 ◯川端耕一委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたします。  なお、執行部により提出されました議案及び所管事務調査に関する資料をお手元に配付いたしております。御確認願います。  また、第一六九号議案については、お手元配付のとおり、人事委員会から同意する旨の意見が提出されておりますので、申し添えます。  それでは、本日の議事をとり行います。  まず、請願の審査を行います。  本委員会に付託されております請願は、お手元配付の一覧表のとおり、新規付託のもの五件、継続審査中のもの十二件であります。  まず、新規付託の請願の審査を行います。  請願番号第一九号の一「教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願」を議題といたします。  本請願の内容は、お手元配付の写しのとおりであります。  この請願について、何か質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 3 ◯川端耕一委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。  それでは、本請願については、どのような取り扱いにいたしましょうか。      〔「継続」と呼ぶ者がある〕
    4 ◯川端耕一委員長 ただいま、中尾委員から継続審査という意見がありましたが、いかがでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 5 ◯川端耕一委員長 御異議がありませんので、継続審査と決定いたします。  次に、請願番号第一九号の二「教育費負担公私間格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める私学助成に関する請願」を議題といたします。  本請願の内容は、お手元配付の写しのとおりであります。  この請願について、何か質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 6 ◯川端耕一委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。  それでは、本請願については、どのような取り扱いにいたしましょうか。      〔「継続」と呼ぶ者がある〕 7 ◯川端耕一委員長 ただいま、中尾委員から継続審査という意見がありましたが、いかがでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 8 ◯川端耕一委員長 御異議がありませんので、継続審査と決定いたします。  次に、請願番号第一九号の三の一「私立幼稚園認定こども園をはじめとした幼児教育の充実と発展のための請願」を議題といたします。  本請願の内容は、お手元配付の写しのとおりであります。  なお、本委員会に付託されました箇所は、第一項、第二項、第三項、第四項に関する事項についてであります。御確認願います。  この請願について、何か質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 9 ◯川端耕一委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。  それでは、本請願については、どのような取り扱いにいたしましょうか。      〔「継続」と呼ぶ者がある〕 10 ◯川端耕一委員長 ただいま、中尾委員から継続審査という意見がありましたが、いかがでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 11 ◯川端耕一委員長 御異議がありませんので、継続審査と決定いたします。  次に、請願番号第一九号の四「教育格差をなくし、子どもたちにゆきとどいた教育を求める請願」を議題といたします。  本請願の内容は、お手元配付の写しのとおりであります。  この請願について、何か質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 12 ◯川端耕一委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。  それでは、本請願については、どのような取り扱いにいたしましょうか。      〔「継続」と呼ぶ者がある〕 13 ◯川端耕一委員長 ただいま、中尾委員から継続審査という意見がありましたが、いかがでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 14 ◯川端耕一委員長 御異議がありませんので、継続審査と決定いたします。  次に、請願番号第一九号の五「すべての子どもたちに「ゆきとどいた教育の保障を求める」請願」を議題といたします。  本請願の内容は、お手元配付の写しのとおりであります。  この請願について、何か質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 15 ◯川端耕一委員長 特にないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。  それでは、本請願については、どのような取り扱いにいたしましょうか。      〔「継続」と呼ぶ者がある〕 16 ◯川端耕一委員長 ただいま、中尾委員から継続審査という意見がありましたが、いかがでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 17 ◯川端耕一委員長 御異議がありませんので、継続審査と決定いたします。  次に、継続審査中の請願番号第二号の三の二「子育てへの県支援充実を求める請願」外十一件を一括して議題といたします。  この際、何か質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 18 ◯川端耕一委員長 特にないようですので、これらの請願の質疑を終わります。  それでは、これらの請願については、どのような取り扱いにいたしましょうか。      〔「継続」と呼ぶ者がある〕 19 ◯川端耕一委員長 ただいま、中尾委員から継続審査という意見がありましたが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 20 ◯川端耕一委員長 御異議がありませんので、継続審査と決定いたします。  次に、議案審査を行います  本委員会に付託されております議案は、お手元配付付託議案一覧表のとおり、議案三件であります。  まず、第一六九号議案「福岡県公立学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  執行部の説明を求めます。辰田教育総務部長。 21 ◯辰田教育総務部長 それでは、第一六九号議案、福岡県公立学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。議案は、お手元の議案その二、四十九ページから七十二ページまででございますが、具体的な説明につきましては、別冊の委員会資料によって御説明いたします。恐れ入ります、お手元の委員会資料、付箋一、五十二ページ、第一六九号議案関係資料をお開きください。  まず、一の改正の理由についてでございます。人事委員会の勧告に鑑みまして、本県公立学校職員給料表、期末・勤勉手当等の改定を行うものでございます。  次に、二の改正の概要についてでございます。まず、月例給につきまして、給料表の給料月額を平均〇・一%を引き上げ、期末・勤勉手当につきましては、勤勉手当を〇・一月分引き上げるとともに、平成三十一年度以降の六月期と十二月期の支給月数を均等に配分することとするものでございます。また、宿日直手当につきましては、一回の宿日直勤務につき支給される手当の額を二百円引き上げ、通勤手当につきましては、国及び民間の状況を勘案し、自家用車等使用者に係る通勤手当額を平均で千円引き下げるものでございます。なお、通勤手当引き下げにつきましては、通勤距離が長い職員ほど引き下げ額が大きくなりますことから、遠距離通勤をせざるを得ない職員への影響を考慮いたしまして、平成三十二年三月三十一日までの間、引き下げ額の上限を三千円とする経過措置を実施することとしております。  次に、三の施行期日についてでございます。条例の公布の日から施行し、平成三十年四月一日にさかのぼって適用することとしております。なお、通勤手当につきましては、平成三十一年一月一日、期末・勤勉手当のうち、平成三十一年度以降の支給月数均等配分につきましては、平成三十一年四月一日の施行としております。以上で、第一六九号議案についての説明を終わります。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 22 ◯川端耕一委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 23 ◯川端耕一委員長 特にないようですので、以上で、第一六九号議案の質疑を終了いたします。  次に、第一六一号議案「平成三十年度福岡県一般会計補正予算(第二号)」所管分を議題といたします。  執行部の説明を求めます。辰田教育総務部長。 24 ◯辰田教育総務部長 それでは、引き続き、第一六一号議案、平成三十年度福岡県一般会計補正予算第二号の教育委員会所管分について御説明いたします。お手元の平成三十年度補正予算に関する説明書を使って御説明をいたします。二番の付箋をつけております九十九ページをお開き願います。  この補正予算は、ただいま御説明いたしました福岡県公立学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例等に基づきまして、給与関係経費を増額するとともに、その他県政上必要な経費についてお願いするものでございます。  まず、九十九ページから百五ページにかけまして、右端の説明欄に給与改定と記載されている項目につきましては、教育委員会関係職員給与改定に伴います職員費でございまして、一項教育総務費から七項保健体育費までの総額で十二億六千六百八十万七千円の増額となっております。  続きまして、職員費以外の補正予算について御説明いたします。百二ページをお願いいたします。四項高等学校費でございます。五目学校建設費三億三千二百三十三万四千円の増額は、県立中学校及び高等学校の未設置教室へのエアコンの設置を行うための経費でございます。  百三ページをお願いいたします。五項特別支援学校費でございます。三目特別支援学校建設費七億三千三百九十四万二千円の増額は、県立特別支援学校エアコンの未設置教室への設置及び劣化、機能不全の状態にあるエアコンの更新を行うための経費でございます。  続きまして、百四ページをお願いいたします。六項社会教育費でございます。三目文化財保護費二千七百六十八万一千円の増額は、本年七月豪雨により被害を受けました市、町、個人等が所有する国及び県指定文化財災害復旧に対する県の助成に要する経費や特別史跡太宰府跡災害復旧に対する経費でございます。  続きまして、繰越明許費について御説明いたします。お手元の福岡県議会定例会議案その一に三番の付箋をつけております十三ページをお願いいたします。このたびの補正予算として計上をお願いしております教育委員会所管繰越明許費は、十款教育費、四項高等学校費環境整備費及び五項特別支援学校環境整備費の二件でございまして、合計十億六千六百二十七万六千円でございます。エアコンの設置に当たりましては、来年末までの完了を目指していますので、予算の繰り越しをお願いするものでございます。説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 25 ◯川端耕一委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。森下委員。 26 ◯森下博司委員 説明の二の県立中高エアコンの設置の予算と、百三ページの特別支援学校エアコン設置という環境整備費の件ですが、これを来年の夏まで設置したとして、整備率は何%ぐらいになるんですか。 27 ◯川端耕一委員長 池松施設課長。 28 ◯池松施設課長 今回の補正予算を活用いたしますと、県立中学校特別教室については一〇〇%、特別支援学校についても一〇〇%。高等学校につきましては、特別教室は現在五一・二%ですけれども、これが五一・六%ということになります。 29 ◯森下博司委員 体育館ですが、エアコン設置がおそらくゼロだと思うんですね。これは東京都なんだけれども、今回の補正で一〇〇%近くになる。都立高校の体育館にも、来年の秋までに二十校設置をしますと。そして、向こう三年以内にすべて整備するという目標を立てている。これは体育館のエアコン設置ですよ。うちでゼロというのはわからんでもない、断熱材が入っていないとか、一様に設置するのに予備費がかかり過ぎるということもあるんだけれども、議論をしないということはないんじゃないかと。酷暑というか、当たり前のように夏は暑くて熱中症になる。そして体育館が使えないで、体育授業がなされなかったとも聞いています。それは熱中症の関係だと言っているけれども、そこにエアコンがあればできるんだろうと思うんだけど、僕はすべてに付けてくれとは思わんのだけど、どこかの党みたいに。そうは言わない。だけど、避難所になっている体育館とか、また、騒音がうるさくて締め切らないとできない体育館とか、いろいろ場所場所によって違うと思うんだよね。だから、すべてつけないという議論なのか、今後、そこらあたりの体育館は考えているのか。そこをちょっと聞かせてもらえますか。 30 ◯池松施設課長 委員御指摘のように、現在、体育館のほうに空調が整備されていない。こういったことについては、課題としては認識しております。今回、特別教室等に優先的に整備させていただきました。今後、特別教室については、今回つけた以外の未設置の分については、各学校の利用実態も踏まえながら、今後、整備のあり方について検討していくようにしております。体育館につきましても、課題としては認識しておりますが、先ほど御指摘のように、構造上の問題とか、あとは生徒たちが運動する場所でございますので、設置場所をどうするのかとか、いろんな課題等がございます。そういった視点を踏まえながら、また、利用上の工夫とか、他の熱中症対策をどう講じていくかとか、そういったもろもろを含めながら、その整備のあり方については研究していきたいと考えております。 31 ◯森下博司委員 ことしの七月六日に西日本の土砂災害が起きたときに、実例だけど、門司の県立門司翔館高校で、ここは大規模な避難所として体育館を提供するということで、地域とも決まっていたんだけど、六日の土砂災害のときに住民が大挙して来たんですよ。ところが、体育館にエアコンも何もなくて、あの時、朝九時半過ぎから三十度近くまで温度が上っていて、とてもじゃない体育館は使えないということで、エアコンのついた特別教室に入れようとしたけれども、それは協定を結んでいないということで却下されたわけです。体育館にエアコンがあれば、そのまま住民の避難ができたし、臨機応変に校長先生がやれば済むことだと思うんだけど、今から夏休みに運動部の方が体育館をよく使うとか、いろいろケースが出てくると思うので、すべてゼロじゃなくて、必要だと思うところにはつけていくという、そういう調査費なんかも来年度は予算化して、一度議論をして、各体育館を調査してもいいんじゃないかと思いますが、いかがですか。 32 ◯池松施設課長 調査費の計上につきましては、先ほど門司大翔館高校の事例等の御説明がありましたけれども、いろいろそこら辺の実情を調べさせていただきまして、内部のほうでも検討させていただきたいと思います。 33 ◯森下博司委員 実情を調べるために、きちっとした人が調査するということのほうが大事じゃないですか。それを踏まえて、教育委員会としてどうするかということじゃないですか。副教育長、ちょっと最後に答えてください。もう終わりますから。 34 ◯川端耕一委員長 吉田副教育長。 35 ◯吉田副教育長 学校施設への空調設備ということでございます。御案内のとおり、大雨、そして災害、それと猛暑、こうしたことが頻発しておりまして、学校施設のあり方というものが新しいステージを迎えていると、期待されているという認識を持っております。今、課長が申し上げましたように、ただ、いろんな課題があります。そしてまた、今私どもは普通教室特別教室へと整備を進めておりますけれども、まだ大きな課題として、このたびの代表質問でもございましたけれども、高等学校普通教室の空調のあり方というのもまた大きな課題として残っております。そうしたものを一つ一つ進めていきながら、その先に委員御指摘の課題もあると思います。そういう認識のもとに、今、課長が申し上げましたけれども、東京都の状況ですとか、それから他県の状況、それから、国の交付金の要望、そして、さらには総務省を初めとする災害関係の事業債の研究、こういったことを総合的にこれから考えてまいりたいと思っております。 36 ◯森下博司委員 今、高校を例に出したんですけれども、小中学校も全く一緒だと思うので、ぜひ体育館につけたいという小中学校があれば、補助金等も県のほうでしっかり考えてあげて、その相談に乗ってあげるということを一つは要望しておきます。私はエアコンはぜいたくとはもう言えない環境になってきたと思っております。そして、どこまで必要なのかという議論はぜひやっていかないと、東京のように、三年後は全部つけてしまうという、財政力といえばそうでしょうけれども、やはり生徒のことを考えているということも一つはあると思うので、ぜひ県教委としてもそこを重く受けとめていただいて、スピード感を持って結論を出してもらいたいと思います。以上です。 37 ◯川端耕一委員長 要望でよろしいですか。 38 ◯森下博司委員 いいです。 39 ◯川端耕一委員長 加地委員。 40 ◯加地邦雄委員 森下委員と並行した意見になると思いますけれども、今、副教育長の話の中にありました、もう学校施設としての学校費用だけでは賄えない時代が来たということですよね。これは一昨年、自民党県議団が、長寿命化の中で十年間で八百億しか予算がないということで、トイレ一つかえられない、私学との格差がどんどんできている。しかし、予算が十年間で一千数百億要るにもかわらず八百億しか県は予算がつけられないという議論の中で、代表質問で、特に中尾委員を初め本当に何度も教育長を責めて、教育長として地域における学校の役割というのは防災拠点ではないかという論議をしましたよね。これは皆さん御存じだと思います。もう学校費用だけでは学校の設備ができないという現状で、今まで五十年で建てかえをしなさいという論議をやって、それが行われていたわけですけれども、国の長寿命化ということで、八十年もたせてくれという時代になったわけですね。その中で教育費予算を取ってくるということは、福祉の予算から取ってこないといかんわけだから、限られた予算でどう県の公立高校なり学校の施設を充実させていくかという論議の中で、もう教育施設としてだけでは予算が取れないということを我々は理解をしたわけです。その中で、防災拠点としての役割、そのかわり校長先生にはきちんと、生徒たちに防災要員としての基礎知識、その教育をしてくれと。そうじゃないと、我々自民党が中央に行くときに、方便だけではいかんと。その学校の設備だけではなくて、そういうお年寄りなり子どもたちのために、高校生なり学生が本当に防災要員としての価値ある存在としての公立高校にならなければ、それは絵に描いた餅だという論議をやりましたよね。そのおかげで八百億を一千百億までふやしました。しかし現実はこういうことです。ですから、そういうことも含めて森下委員は同じことを言われたんだろうと思いますけれども、我々文教委員会はその全体の大きな社会の流れ、そして県における教育費の流れということを理解した上で要望をし、そして、できないならば知恵を出していくということを我々は論議していかなければいけないんではないかと思っていますので、そこを踏まえて、ぜひ前向きに論議をしていただきたいと思います。中尾委員を中心に、去年は教育長を随分責めましたよ。あなたはその認識があるのかと。そして、知事にも質問をし、責めました。そのおかげで文教委員会は力を合せて八百億を一千百億にしたと、そういう実績があります。それも知恵を使ってやったということ。教育委員会の皆さんはその辺は御理解をしていただいているでしょうけれども、しっかり教育現場にもそのことを認識させていただければと思います。以上です。 41 ◯川端耕一委員長 加地委員、意見でよろしいですか。 42 ◯加地邦雄委員 いいです。 43 ◯川端耕一委員長 ほかに質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 44 ◯川端耕一委員長 ほかにないようですので、以上で、第一六一号議案所管分の質疑を終了いたします。  次に、第一七九号議案「求菩提資料館等の指定管理者の指定について」を議題といたします。  執行部の説明を求めます。辰田教育総務部長。 45 ◯辰田教育総務部長 それでは、第一七九号議案、求菩提資料館等の指定管理者の指定について御説明いたします。議案につきましては、議案その二の百十一ページから百十二ページに掲載しておりますが、具体的な説明は委員会資料に沿って行いたいと思いますので、別冊の委員会資料の付箋四番、百十八ページをお願いいたします。  教育委員会におきましては、十施設において、現在、指定管理者制度を導入しておりますが、そのうち本年度末で指定期間が満了いたします四施設につきまして、平成三十一年四月一日から五年間にわたる指定管理者の候補団体を選定いたしましたので、一、提案理由にございますように、今議会において議決をお願いいたすものでございます。各施設の候補団体につきましては、二、内容に記載しております。今回の選定に関しましては、四施設とも指定管理の現状などを踏まえまして、公募ではなく、個別に選定を行いまして、それぞれ現在の指定管理者が引き続き管理を継続するという内容になっております。施設ごとの選定結果につきましては、百十九ページ以降に記載しております。このうち九州歴史資料館の分館に当たります百十九ページの求菩提資料館、百二十ページの甘木歴史資料館、百二十一ページの柳川古文書館につきましては、いずれも開館以来、地域と深い関わりの中で運営された経緯等を踏まえまして、各施設が設置されております豊前市、朝倉市、柳川市をそれぞれ候補団体としています。なお、評価につきましては、いずれの市におきましても、県と一体となった調査研究や職員の文化財に対する高い専門性といった点などを挙げております。
     続きまして、百二十二ページの福岡県立総合射撃場でございます。こちらは、過去の鉛害を踏まえました環境対策につきまして地元住民の方との調整を円滑に行うなど、県と共同して取り組んできた実績に鑑み、現在の指定管理者である公益財団法人福岡県スポーツ振興センターを候補団体と指定をしております。評価につきましては、各関係団体との連携による射撃競技力向上や周辺環境に配慮した運営を行う取り組みなどを高く評価しております。説明は以上でございます。よろしく御審議をお願いいたします。 46 ◯川端耕一委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 47 ◯川端耕一委員長 特にないようですので、以上で、第一七九号議案の質疑を終了いたします。  これで、本委員会に付託されました全議案の質疑を終了いたします。  それでは、知事等に対する保留質疑がありませんので、引き続き、議案の採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 48 ◯川端耕一委員長 御異議がありませんので、議案の採決を行います。  準備のためしばらく休憩いたします。委員の皆様はそのままお待ちください。      〔暫時休憩〕 49 ◯川端耕一委員長 再開いたします。  それでは、これより議案の採決を行います。  まず、採決の方法についてお諮りいたします。  採決は、一括して行いたいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 50 ◯川端耕一委員長 御異議がありませんので、そのようにとり行います。  それでは、第一六一号議案所管分、第一六九号議案及び第一七九号議案の以上三件について、原案のとおり可決することに賛成の委員は御起立願います。      〔賛成者起立〕 51 ◯川端耕一委員長 起立多数であります。よって、第一六一号議案所管分外二件は、いずれも原案のとおり可決されました。  これで、議案の採決を終わります。  以上で、本委員会に付託されました議案についての審査はすべて終了いたしました。  なお、採決いたしました議案に関する委員長報告につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 52 ◯川端耕一委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたします。  次に、所管事務調査に入ります。  「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題の現状について」を議題といたします。  執行部の説明を求めます。一色義務教育課長。 53 ◯一色義務教育課長 平成二十九年度の生徒指導上の諸課題の現状について御報告させていただきます。  それでは、付箋番号五番の資料をごらんください。まず、義務教育課から本県公立小中学校分の報告をさせていただきます。一ページ目をごらんください。  まず、一の暴力行為の発生状況です。下の欄にありますとおり、児童生徒千人当たりの発生件数は、小中学校とも全国を下回っておりますが、特徴的なところでは、次の欄にありますとおり、小学校の対教師暴力が増加していること、また、小中学校とも生徒間暴力が増加していることです。これらについては、ほとんどが軽微な事案ではございますが、感情のコントロールや、自分の気持ちをうまく表現できない児童生徒が増加していることも一因として考えられます。  次に、二のいじめの認知状況についてでございます。上の欄にありますとおり、認知件数につきましては小中学校ともに大幅に増加しておりますが、この増加につきましては、各学校がいじめ防止対策推進法で定められた定義に基づき、初期段階のものも含めて積極的に認知した結果でございます。いじめは、どの子ども、どの学校でも起こり得るとの危機意識を持ち、軽微な事案も見逃さず解決を図るという、国全体の方針に基づくものでございます。  なお、下の欄にありますとおり、児童生徒千人当たりの認知件数については、小中学校ともに全国を下回っておりますが、上の欄、いじめの認知学校数の割合については、小中学校ともに増加しており、全国を上回っております。  最後に、三の長期欠席の状況です。上の欄の長期欠席の児童生徒数について、経済的な理由によるものはございませんが、小中学校ともに、不登校その他によるものが増加しております。このその他につきましては、保護者の教育に対する考え方、理解、無関心等により欠席が多くなったりするなど、家庭の事情によるものが大半でございます。なお、下の欄にありますとおり、不登校につきましては、児童生徒千人当たりの数は全国を下回っており、上の欄、不登校からの復帰率も小中学校とも全国より高い数値となっております。  今後の対応でございますが、暴力行為に対しては、警察等の関係機関とも連携し、組織的に毅然とした指導を徹底するとともに、良好な人間関係を築くための社会的スキルを高める教育活動の充実を図ってまいります。また、いじめ、不登校への対応につきましては、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー等を活用し、児童生徒理解に基づく適切な対応ができるよう、心理面や家庭環境面も含めた総合的な教育相談の体制の構築を図るとともに、教職員研修を充実させ、生徒指導上の諸課題に対する教職員の資質向上を図ったり、また全家庭へリーフレットを配布するなどにより、早期発見、早期対応にしっかりと取り組んでまいります。公立小中学校については、以上でございます。 54 ◯川端耕一委員長 田中高校教育課長。 55 ◯田中高校教育課長 続きまして、県立高校の状況でございます。資料の二枚目をお願いいたします。  一番上の段、一の暴力行為の発生状況でございます。発生状況については、四年連続で減少をしております。また、生徒千人当たりの発生件数も全国を下回っておりまして、全体として落ち着いた状況が維持されております。  次に、二のいじめの認知状況でございます。県立高校におきましても、認知件数、認知学校数とも前年度から増加をしております。これは、各種研修会や学校訪問等を通して積極的ないじめの認知と早期発見、早期対応を図るよう、各学校を指導した成果があらわれつつあるものと考えております。  次に、三の長期欠席の状況についてでございます。長期欠席の生徒数の合計は、上から六段目の二重線で囲まれたところですが、継続して減少をしております。ただ、不登校生徒数については、前年度から増加をしております。この要因は、これまで欠席の理由が二つ以上にまたがる場合は「その他」に計上することとなっておりましたが、今回から調査の精度を上げるため、主たる理由を一つ特定するよう調査方法が変更されておりまして、不登校の要素が含まれるものをその他から不登校に移行した結果でございます。今年度のその他につきましては、ほぼ家庭の事情ということになっております。また、不登校生徒が増加する一方で、その生徒が再び登校できるようになった復帰率につきましては、全国を大きく上回っている状況でございます。  最後に、四の中途退学者の状況についてでございます。全国と比較して低い水準を維持しておりますが、本年度は十一年ぶりに増加に転じております。増加の主な理由としましては、一年次で進路変更による退学が増加したことによるものでございます。これらの今後の対応についてでございますが、まず、暴力行為に対しましては、日ごろから警察等と緊密な連携をとりまして、早期解決を図るとともに、生徒の規範意識を高める取り組みにより未然防止に取り組んでまいりたいと考えております。いじめに関しましては、軽微な事案も見逃さず、危機意識を持って積極的に認知をするように指導してまいります。また、不登校、中途退学への対応につきましては、本年度からスクールソーシャルワーカーを四人増員したところでございまして、スクールカウンセラー、訪問相談員とあわせて校内の教育相談体制の充実を図るとともに、中学校との連携によって入学者の意欲の向上に努めてまいりたいと考えております。説明は以上でございます。 56 ◯川端耕一委員長 古閑私学振興課長。 57 ◯古閑私学振興課長 続きまして、私立小・中・高等学校の生徒指導上の諸課題の現状について御報告いたします。三ページをお願いいたします。  私立小中学校における現状についてでございます。一の暴力行為の発生状況でございますが、多くが生徒間暴力でありますが、そのほとんどが手で相手の体を突いた等の軽微な事案でございます。千人当たりの発生件数では、小学校、中学校ともに全国と比べ下回っております。  次に、二のいじめの認知状況についてでございます。中学校における認知学校数の割合及び千人当たりの認知件数は、全国と比べて上回っております。これは、各学校がいじめの未然防止、早期発見、早期解決に向けて、軽微なものについても積極的にいじめを認知した結果と考えられます。  三の長期欠席の状況についてでございます。公立学校と同様、今回より調査方法が変更されたことから、その他が減少し、不登校児童生徒数が増加しております。千人当たりの不登校児童生徒数は、全国と比べ、小学校では下回っており、中学校では上回っております。不登校児童生徒の復帰率は、小学校、中学校ともに全国と比べ上回っております。  次の四ページをお願いいたします。私立高等学校における現状でございます。一の暴力行為の発生状況についてでございます。多くが生徒間暴力でありますが、発生件数が多かった学校に確認したところ、相手を強く押すなど、けがが一切ないようなものも暴力行為として、小さなトラブルのうちから指導するようにしているとのことであります。千人当たりの発生件数は、全国と比べ上回っております。  二のいじめの認知状況についてでございます。認知件数、認知学校数ともに大きな変化はなく、千人当たりの認知件数は全国と同数であります。  三の長期欠席の状況についてでございます。長期欠席生徒数は、小中学校と同様に、その他が減少して、不登校児童生徒数が増加しており、不登校生徒の復帰率は全国と比べ低く、千人当たりの不登校生徒数は全国を上回っております。  四の中途退学者の状況についてであります。中途退学者数及び中途退学率は、前年度とほぼ同数となっております。現状については以上でございますが、私学における諸課題の解決に向けた取り組み状況についてでございます。暴力行為につきましては、各学校では教職員間及び教職員と保護者間の十分な情報交換の上、児童生徒が抱える問題にきめ細かく対応し、児童生徒の人間関係づくり、規範意識の醸成、育成を目指した生徒指導に努めております。  いじめ問題につきまして、いじめ防止対策推進法に基づき、すべての私立学校において学校いじめ防止基本方針を策定して、いじめ防止に取り組んでいるところでございます。県といたしましても、各学校と連携を図りながら、いじめの未然防止、早期発見、早期対応に努めてまいります。  不登校、中途退学防止につきまして、各学校ではスクールカウンセラー等の配置、あるいは面談や家庭訪問等による学校との連携、学力保持のための補講を行うなどにより、不登校、中途退学防止に努めております。また、私学団体において研修会の実施や県内四地域に学習支援センターを設置して、学業不振や学校不適応に悩む生徒に学習の場を提供して、不登校、中途退学防止に取り組んでいるところでございます。センター開設前の平成十八年度、千八百人を超えていた中途退学者数が大きく減少をしております。しかしながら、今なお千人近い生徒が中途退学をしております。県では、本年九月に進路が定まっていない中退者を適切な支援機関につなぐ、福岡県若者自立相談窓口を開設したところであり、引き続き、私学団体等と連携を図るとともに、この窓口を通じて中退者の就学や職業的自立について支援してまいります。説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 58 ◯川端耕一委員長 説明は終わりました。  これより質疑を行います。何か質疑はありませんか。大橋委員。 59 ◯大橋克己委員 公立小中学校における暴力行為の発生状況の報告がありましたけれども、やはり年々増加しているのが気になるところです。内容的には軽微なものが多いということではありますけれども、先ほど分析的なことを言われて、衝動が抑えられないとか、そういうことを言われて、対応としては警察との連携とかおっしゃいましたが、それは起きた後のことでありますので。あと、規範意識の醸成ということも言われましたけれども、規範意識の醸成というのはずっとやってきていることで、その効果があらわれなくて、こういった形で小学校、中学校で毎年少しずつふえてきているという状況をどういうふうに見ていらっしゃいますか。 60 ◯川端耕一委員長 一色義務教育課長。 61 ◯一色義務教育課長 認識でございます。まず一つには、家庭の環境が大きく変わってきたということがございます。一つは、家庭における子どもたちの見取りが弱くなってきているというのが一つ背景としてあります。それは発達障がい等も出ているということも、その一つの証左ではございます。そういう中で、先ほどの警察のこともそうなんですけれども、一つは、毅然とした対応を教員がとっていくということが非常に求められておりまして、そうした抑止力を働きかけていくことの重要性、また、子どもたちがそういった自分の感情をコントロールできないことから、子どもたち一人一人にそういった社会集団の中で活動できるような社会的スキルを身につけていく、そういった訓練を学校教育の中で特別活動等を通じてやっているところでございます。 62 ◯大橋克己委員 それはずっとやってきていることですけれども、それが功を奏さずに毎年ふえてきているということであれば、アプローチの仕方が、もちろん今やっていることも大事かもしれませんけれども、違ったアプローチというか、それこそ寄り添うような教育、抑止力という言葉は余り僕は好きではないんですけれども、抑止力も大切かもしれませんが、保護者も含めて、寄り添うようなアプローチというものも必要かと思いますけれども、そこはいかがですか。 63 ◯一色義務教育課長 まず、学校として教育相談体制をしっかりとつくっていくということとともに、やはり家庭環境の変化ということもございますので、家庭に対する働きかけもしっかりとやっていくことが必要だと考えております。現在、スクールソーシャルワーカー等を配置しておりますけれども、福祉部局とのさらなる連携も図りながら、しっかりと家庭に対する働きかけも含め、県としてしっかり取り組んでまいりたいと思っております。 64 ◯大橋克己委員 いずれにしても、年々増加しているということは非常に気になるところでありますので、もう一度原点に返って、さまざまなアプローチが必要じゃないかと思います。原点に返ってもう一度再考することも必要だと思いますので、ぜひお願いしたいと思います。以上です。要望です。 65 ◯川端耕一委員長 ほかに質疑はございませんか。神崎委員。 66 ◯神崎 聡委員 長期欠席の状況を聞かせてもらいたいんですけれども、この長期欠席の定義を教えてください。 67 ◯川端耕一委員長 一色義務教育課長。 68 ◯一色義務教育課長 一年間の中で三十日以上欠席した者でございます。 69 ◯神崎 聡委員 三十日以上ということなので、三十日以下は長期欠席の中に入らないということですね。ただ、普通、病気等があっても皆勤賞をもらう人もたくさんいると思いますけれども、四、五日とか、それでも多いかなと、一年間ですよ。ということは、二十九日であればここに入っていないと。いわゆる年間通じて一週間以上、そこも非常に問題じゃないかと思うんですね。長期欠席で数字に載っていますけれども、もっと普通の子どもたち、余り欠席しない、それが年間通じて一週間以上欠席というのはどのくらいあるのかということを教えていただきたいのと、それと、これは地域性というのがあるんでしょうか。 70 ◯一色義務教育課長 まず、これは国の調査でございますので、国の調査上には一週間という状況はございません。各学校においては、それぞれの不登校等を減らすための対策として実態把握はしていると思いますけれども、現在、県のほうではデータを持ち合わせていない状況でございます。それと、地域性でございます。まず、地域性はございます。地域によってその動向は違いますが、大変恐縮ですけれども、国の調査において、国が公表しない範囲のデータについては出してはならないと国のほうから言われておりますので、具体の数字はちょっと申し上げられませんけれども、地域性はございます。 71 ◯神崎 聡委員 学校からの積み上げなので、当然把握はされていると思います。したがって、どこの学校の、あるいはどういう地域でこのくらいの長期欠席、あるいは長期欠席に満たないけれども、このくらいの欠席者がいるというところは把握された上で学力調査をずっとやっていますよね、小学校五、六年、中学校一、二、三年と、県も含めてですね。その中で、よく出されている平均には、長期欠席、あるいは長期欠席に近い子どもたちの学力調査も入っているんですか。 72 ◯一色義務教育課長 学力調査についての御質問ですが、学力調査日に欠席をしている場合については、その児童生徒についてはカウントされておりません。 73 ◯神崎 聡委員 勘案されていない、いわゆる入っていないということですけれども、さっき言いましたとおり、二十九日以下の子どもたちが入っているということであれば、この学力と長期欠席、あるいは長期欠席に近い子どもたちというのは、当然、当たり前にというか、やはり学力が低いんだと思うんですね。それが地域性を含んでいるということになってきますと、要は何が聞きたいかというと、この長期欠席の子どもたちの学力調査の結果がどのくらいかというのを見ていくと、本当の学力がどの程度なのかというのがわかるんじゃないのかと。別に切り捨てとかということではなくて、長期欠席してくると当然その学力とか、ほかの面でも低下してくると思われるので、そこの部分を調査されているのかどうなのかお尋ねします。 74 ◯一色義務教育課長 学力調査につきましては、国の学力調査と県の学力調査がございますけれども、それについて、先ほど申しましたが、その実施日にいなければデータはカウントされておりませんし、調査のときに出席していれば、そのデータに入ることになります。各学校においては、学校の学力向上ということで、不登校傾向も含め対応しておるところでございますけれども、その学力を上げていくためにまず必要なことというのは、やはり学習意欲が高まっていくというところもございます。それを見て、まず学校に行きたいと思う、そういう魅力のある学校づくりをしていくことが第一であって、その中で、子どもたちの学習意欲を高めていくことで不登校傾向をとめていくことにもなりますし、また、学力向上にもつながっていくことだと思っておりますので、県としては、まず、学校がきちんと魅力ある学校になっていくような指導をしてまいりたいと思っております。 75 ◯神崎 聡委員 私が言いたいのは、細かい統計が必要と。でないと、漠然と筑豊とか、あるいは福岡教育事務所とか、あるいは学校ごとにつかんでいるかもわかりませんけれども、どういうふうな手を入れなくてはいけないのかというところが見えてこないと思うんです。ですから、細かい統計をきちんととった上で、どこの学校のどこのところが不登校が多いから学力調査で学力が低下しているということであれば、いわゆる授業内容だとか、そういうところを仮に除いた平均をとると高いんじゃないかということも多分浮かび上がってくると思うので、ぜひ細かい調査統計をとって、そして、学力向上なのか、不登校対策なのかというところを、学校ごとにきちんと課題解決に向けて指導していくことが大事だということを申し上げまして、終わらせていただきたいと思います。 76 ◯川端耕一委員長 意見でいいですか。 77 ◯神崎 聡委員 はい。意見です。 78 ◯川端耕一委員長 そのほか質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 79 ◯川端耕一委員長 ほかにないようですので、以上で、本件の質疑を終わります。  次に、議題にはありませんが、その他として何かございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 80 ◯川端耕一委員長 特にないようですので、次に進みます。  「閉会中の調査事項について」、お諮りいたします。  お手元配付の案のとおり、十一項目について、閉会中もなお調査を継続することといたしたいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 81 ◯川端耕一委員長 御異議がありませんので、そのように決定し、所定の手続をとることといたします。  次に、「今後の委員会活動について」、お諮りいたします。  今後の委員会活動については、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 82 ◯川端耕一委員長 御異議がありませんので、そのようにさせていただきます。  最後に、会議録署名委員を指名いたします。中尾正幸委員、原田博史委員、お二人を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。  以上で、当委員会の議事はすべて終了いたしました。  終わりに、終始熱心に御審議いただきました委員各位、御協力いただきました執行部各位に心より感謝を申し上げます。  年末年始にかけて寒い日が続きますが、どうぞ御自愛いただきますよう祈念いたしまして、文教委員会を閉会いたします。  どうもありがとうございました。    午 前 十 一 時 五 十 六 分 閉 会 Copyright © Fukuoka Prefecture All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...