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1. 福岡県議会 2018-12-01
   平成30年12月定例会（第１日）　本文

   
   取得元: 福岡県議会公式サイト
   最終取得日: 2023-05-07
   ↓ 最初のヒットへ（全 0 ヒット） 1 ＊開会 ◯議長（井上　順吾君）　ただいまから平成三十年十二月第十九回福岡県議会定例会を開会いたします。 ＊会期決定 　会期についてお諮りいたします。 　本定例会の会期は、本日から十二月二十日までの十八日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 　　　　　　　　　　〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 2 ◯議長（井上　順吾君）　御異議がありませんので、会期は十八日間と決定いたしました。 　議事日程はお手元配付の日程表のとおりであります。御了承願います。 　　　　　────────────────────────────────────────── ＊諸般の報告 3 ◯議長（井上　順吾君）　諸般の報告を行います。 　まず、議員の辞職について報告いたします。去る十一月十八日、田辺一城君は古賀市長選挙に立候補されたため、公職選挙法第九十条の規定により、同日をもって議員を辞職されました。 　次に、知事から決算関係報告一件、専決処分報告二件、環境に関する年次報告書、監査委員から監査結果報告六件、出納検査結果報告二件が、それぞれお手元配付のとおり提出されました。 　以上、報告いたします。 ＊議案上程 　このたび、知事から第一六一号議案「平成三十年度福岡県一般会計補正予算」外十九件がお手元配付のとおり提出されましたので、これを一括報告上程いたします。 　　　　　────────────────────────────────────────── 　第一六一号議案　　平成三十年度福岡県一般会計補正予算（第二号） 　第一六二号議案　　平成三十年度福岡県流域下水道事業特別会計補正予算（第一号） 　第一六三号議案　　平成三十年度福岡県工業用地造成事業会計補正予算（第一号）
   　第一六四号議案　　福岡県職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について 　第一六五号議案　　福岡県特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 　第一六六号議案　　福岡県職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について 　第一六七号議案　　福岡県食品の安全・安心の確保に関する条例の一部を改正する条例の制定について 　第一六八号議案　　福岡県国営土地改良事業負担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について 　第一六九号議案　　福岡県公立学校職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について 　第一七〇号議案　　福岡県警察職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について 　第一七一号議案　　工事請負契約の締結について 　第一七二号議案　　工事請負契約の締結について 　第一七三号議案　　工事請負契約の締結についての議決内容の一部変更について 　第一七四号議案　　当せん金付証票の発売について 　第一七五号議案　　大濠公園能楽堂の指定管理者の指定について 　第一七六号議案　　福岡県スポーツ推進計画の変更について 　第一七七号議案　　福岡県犯罪被害者等支援計画の策定について 　第一七八号議案　　福岡県営津屋崎漁港内プレジャーボート係留施設の指定管理者の指定について 　第一七九号議案　　求菩提資料館等の指定管理者の指定について 　第一八〇号議案　　公害審査会委員の任命について 　　　　　────────────────────────────────────────── 4 ◯議長（井上　順吾君）　この際、知事から提案理由の説明を求めます。小川知事。 ＊知事提案理由説明 5 ◯知事（小川　洋君）登壇　本日ここに、第十九回定例県議会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては、御参集をいただき、厚くお礼を申し上げます。 　この議会に提案をいたしております議案は二十件であります。その内訳は、予算議案三件、条例議案七件、工事請負契約の締結に関する議案三件、その他の議案六件、人事に関する議案一件であります。 　まず、予算議案について御説明申し上げます。 　今回の補正予算は、事業費及び給与費の補正であります。 　事業費につきましては、豪雨災害の復旧、復興に要する経費を措置するほか、子育て支援、教育環境の充実、地域活性化の推進に必要な経費を措置しております。 　給与費につきましては、去る九月十九日、人事委員会から福岡県の職員の給与等に関する報告及び勧告がありましたので、勧告制度の趣旨及び国家公務員に対する国の取り扱い等を勘案をし、総合的に検討をしてまいりました。その結果、勧告どおり、給料表及び期末勤勉手当の引き上げなど給与の改定を実施することといたしました。あわせて、特別職の職員及び県議会議員の期末手当についても、一般職の職員の期末勤勉手当の状況に鑑み、引き上げることとしております。 　これらの結果、補正予算の額は、一般会計で百六億七千三百万円余となり、補正後の一般会計の総額は一兆七千七百十六億五千七百万円余となります。 　一般会計の歳入は、国庫支出金、基金繰入金、県債などを計上しております。 　次に、補正予算の主な項目について御説明申し上げます。 　まず、平成三十年七月豪雨災害の復旧、復興であります。崖崩れや地すべりが発生した箇所の斜面対策工事、河川の改良工事に要する経費を計上するとともに、県営住宅敷地内ののり面、国、県指定文化財の復旧費を措置しております。このほか、昨年七月の九州北部豪雨災害からの復興を加速するため、被災地に広く消費を呼び込み、商工業者の売り上げ回復を支援する復興支援プレミアムつき地域商品券の発行に対する助成費を計上しております。 　次に、子育て支援、教育環境の充実であります。保育所を初め児童福祉施設等における麻疹の感染拡大を防ぐため、施設職員への麻疹の予防接種に対する助成費及び先天性風疹症候群の発生を防ぐため、妊娠を希望する女性等への風疹の予防接種に対する助成費を新たに措置しております。また、県庁舎内に託児施設を整備するための実施設計費を計上しております。さらに、熱中症対策として、県立特別支援学校等へのエアコン設置に要する経費を措置しております。 　次に、地域活性化に向けた取り組みであります。福岡県の空港の将来構想の実現を図り、福岡県はもとより、九州、西日本の発展に寄与していくため、また、民間委託について地元に安心感を与えるとともに、福岡空港が地域の期待する役割を果たしていくためには、本県が公的な立場から、地域の意向を空港運営に適時的確に反映させていくことが重要であります。そのため、福岡国際空港株式会社の経営の場に参画をしていくための出資に要する経費を新たに計上しております。また、来年九月から始まるラグビーワールドカップ二〇一九の成功に向け、ラグビー競技に対する県民の皆様の関心を高め、一層の機運醸成を図るため、ワールドカップに先立ち四月に開催されるワールドラグビー女子セブンズシリーズ北九州大会のＰＲに要する経費を措置しております。さらに、企業誘致促進のため、来年一月から、久留米・うきは工業用地の分譲を開始するに当たり、用地の処分内容について定めることとしております。そのほか、来年六月に開催をされるＧ20福岡財務大臣・中央銀行総裁会議の円滑な進行を確保するための警備に要する経費を新たに計上するとともに、来年四月に行われる予定の知事及び県議会議員の選挙に要する経費を措置しております。 　以上が補正予算の概要であります。 　次に、条例議案について御説明申し上げます。 　まず、福岡県職員、公立学校職員及び警察職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例三件であります。その内容は、人事委員会の報告及び勧告に鑑み、給料表及び期末勤勉手当の引き上げなど、民間給与との較差に基づく給与改定を行うほか、所要の規定の整備を行うものであります。 　そのほか、特別職の職員の期末手当の額の改定を行う条例、福岡県職員の特殊勤務手当の額の改定等を行う条例及び関係法令の一部改正に伴い所要の規定の整備を行う条例二件であります。 　工事請負契約の締結に関する議案は、一級河川遠賀川水系曲川鯨瀬排水機場四号ポンプ機械設備新設工事のほか一件について契約を締結するもの及び福岡県公営住宅吉田団地第三工区建築工事について議決内容の一部を変更するものであります。 　その他の議案は、来年度の当せん金つき証票の発売額、本県が所管する公の施設のうち六施設に係る指定管理者の指定、福岡県スポーツ推進計画の変更及び福岡県犯罪被害者等支援計画の策定について、県議会の議決を求めるものであります。 　人事に関する議案は、福岡県公害審査会委員の任命について、県議会の同意を求めるものであります。 　以上、提出議案の概要について御説明申し上げましたが、いずれの議案も県政運営上緊要なものでありますので、慎重御審議の上、議決くださいますようお願いを申し上げます。 6 ◯議長（井上　順吾君）　知事の説明は終わりました。 ＊表彰伝達 　次に、去る十一月一日、全国都道府県議会議長会表彰内規に基づき、地方自治功労者として表彰されました本県議会議員に対し、これより表彰の伝達を行います。 　表彰の伝達に当たっては、この際議長に御一任願います。なお、この表彰にあわせて議長から記念品を贈ります。 　被表彰者は、お手元配付の被表彰者名簿のとおりであります。 　　　　　────────────────────────────────────────── 7 ◯議長（井上　順吾君）　被表彰者を代表して武藤英治君、登壇を願います。 　　　　　　　　　　〔武藤英治君登壇　井上議長表彰状朗読〕 　　　　　　　表　　　彰　　　状 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　武　　藤　　英　　治　　殿 　あなたは福岡県議会議員として在職三十五年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であり 　ます　よってここにその功労をたたえ表彰します 　　　平成三十年十一月一日 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　全国都道府県議会議長会 　　　　　　　　　　〔井上議長記念品贈呈〕 　　　　　　　　　　〔拍　　手〕 8 ◯議長（井上　順吾君）　ここで、被表彰者に対して知事から記念品の贈呈があります。 　　　　　　　　　　〔小川知事記念品贈呈〕 　　　　　　　　　　〔拍　　手〕 9 ◯議長（井上　順吾君）　この際、代表して武藤英治君から発言がありますので許可いたします。武藤英治君。 ＊武藤議員挨拶 10 ◯八十四番（武藤　英治君）登壇　ただいま表彰を受けました被表彰者を代表いたしまして、御礼を申し上げます。 　全国都道府県議会議長会からの表彰伝達を井上議長よりいただきました。さらにまた、小川知事より記念品を授かりました。私ども被表彰者は、この上ない喜びと、そしてまた新たな決意を持つものであります。 　しかし、全て、勇退をされた先輩議員、そして議場にいらっしゃる現職の議員、さらには執行部の皆さん、多くの皆様に支えられての今日の誉れであろうと思っております。心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。 　議会事務局から、発言をせよ、挨拶をせよと申し入れがありました。五年前もいたしたから再三固辞をいたしました。同期に中村明彦議員、中村議員も三十五年でありますと。そしてまた、立派に議長を務めた後輩議員もいらっしゃいます。そういう思いでお断りをいたしましたら、伝家の宝刀というか、水戸黄門の印籠のごとく、議会の慣例ですと言ってきました。被表彰者の在職が長い年長者が挨拶をするのが慣例であるということで、渋々引き受けました。 　さて、ボーイズ・ビー・アンビシャスという言葉がございます。有名なクラーク博士の言葉であります。非常に短いフレーズではありますが、この後段があると聞いております。一つは、ボーイズ・ビー・アンビシャス・ライク・ディス・オールドマン、私みたいに年はとっておっても志を持っておる、青年たちよ、志を持てという意味だということです。もう一説あります。これは長い文章ですから、英文は私の発音じゃ皆さんに通じんかもと思いまして、和訳文を御披露いたします。皆さん御存じかもしれませんが、お聞きください。少年よ大志を抱け。金銭や私欲を求める大志であってはならない。名声などと呼ばれる泡沫のものを求める大志であってもならない。人としてなすべき全ての本分に対してのものであれ、と。この二つの後段、非常に含蓄の深いものだろうと思います。 　現任期において、生涯現役とおっしゃっておった故吉原太郎議員、お亡くなりになりました。あるいは田中久也先生においては、何と十三回目の挑戦をなさると聞いております。年齢ではありません。そしてまた、富や名声を求めるのではない、本分に生きよという言葉、私ども表彰を受けた者にとりましては、いま一度、胸に刻み、議員の活動を続けてまいりたいと思います。皆が誇り高い福岡県を、発展する福岡県を、安全で安心な福岡県を目指し努力をしていく所存であります。 　最後に、先ほど申し上げました先輩、同僚、執行部、さらに加えて私たちを理解し、協力をしてくださった家族、そしてまた変わらぬ支援、応援をしていただいた後援者、有権者にあわせてお礼を申し上げ、御挨拶といたしたいと思います。まことにありがとうございました。（拍手） 11 ◯議長（井上　順吾君）　以上で表彰の伝達を終わります。 　本日はこれをもって散会いたします。 　　　　　　　　　　午　前　十一時　　三十分　　散　会 Copyright © Fukuoka Prefecture All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...