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  1. 福岡県議会 2018-03-23
    平成30年 文教委員会 本文 開催日: 2018-03-23


    取得元: 福岡県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-07
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1    平成三十年三月二十三日(金曜日)    午 前 十 一 時 三 十 五 分 開 議 ◯川端耕一委員長 おはようございます。それでは、定足数に達しておりますので、ただいまから文教委員会を開きます。  本日は、お手元配付いたしております審査日程により残余の議事をとり行います。  また、報告事項、「教育庁本庁組織機構改革について」及び「福岡県立学校施設長寿命化計画策定について」を日程に追加しております。御了承願います。  なお、執行部より提出されました議案及び報告事項資料をお手元配付しております。御了承願います。  また、第二四号議案については、お手元配付のとおり、人事委員会から同意する旨の意見が提出されておりますので、申し添えます。  それでは、請願審査を行います。本委員会に付託されております請願は、お手元配付一覧表のとおり、継続審査中のもの十二件であります。  請願番号第二号の三の二、「子育てへの県支援充実を求める請願」外十一件を一括して議題といたします。  この際、何か質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 2 ◯川端耕一委員長 特にないようですので、これらの請願質疑を終わります。  それでは、これらの請願についてはどのような取扱いにいたしましょうか。      〔「継続審査」と呼ぶ者がある〕 3 ◯川端耕一委員長 ただいま伊豆委員から継続審査という意見がありましたが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 4 ◯川端耕一委員長 御異議がありませんので、継続審査と決定いたします。  以上で、請願審査を終わります。  次に、議案審査を行います。  第二四号議案福岡職員特殊勤務手当に関する条例及び福岡職員給料調整額に関する条例の一部を改正する条例制定について」所管分議題といたします。
     執行部説明を求めます。木原教育企画部長。 5 ◯木原教育企画部長 それでは、第二四号議案福岡職員特殊勤務手当に関する条例及び福岡職員給料調整額に関する条例の一部を改正する条例制定についてを御説明いたします。  この議案は、給料調整額に係る教育委員会所管分につきまして、文教委員会に分割して付託されております。別冊委員会資料によって説明をさせていただきたいと思っておりますので、恐れ入りますが、お手元委員会資料附箋一、十ページをお開きいただきたいと思います。  まず、一の改正理由についてでございますが、人事委員会報告に鑑み、本県教職員の給与の調整額見直しを行うものでございます。  次に、二の改正概要につきましては、学校教育法施行規則の一部改正により、高等学校及び中等教育学校後期課程において、平成三十年度から通級による指導が実施できるようになったことから、通級による指導を担当し、特別支援教育に直接従事する職員に対し、新たに給料調整額が措置できるよう対象職員勤務箇所を見直すものでございます。  三の施行期日につきましては、学校教育法施行規則施行日に合わせまして、平成三十年四月一日としております。  説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 6 ◯川端耕一委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。  何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 7 ◯川端耕一委員長 特にないようですので、以上で第二四号議案所管分に対する質疑を終了いたします。  次に、第二五号議案福岡県公の施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について」所管分議題といたします。  執行部説明を求めます。木原教育企画部長。 8 ◯木原教育企画部長 第二五号議案福岡県公の施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定について、教育委員会所管分につきまして御説明申し上げます。  別冊委員会資料により説明をさせていただきますので、恐れ入りますけれども、委員会資料附箋二、二十一ページをお開きいただきたいと思います。福岡県立ふれあいの家北筑後につきましては、施設老朽化や近隣の類似施設の状況、さらには福岡行政改革大綱を踏まえまして、平成三十年十月一日をもって廃止することとしたものでございます。  なお、施行期日につきましては、本施設利用予約が四カ月前からできることなどを勘案し、利用者が混乱しないよう十月一日としたものでございます。  説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 9 ◯川端耕一委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。  何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 10 ◯川端耕一委員長 特にないようですので、以上で第二五号議案所管分質疑を終了いたします。  次に、第三一号議案福岡公立大学法人評価委員会条例の一部を改正する条例制定について」を議題といたします。  執行部説明を求めます。野田私学振興青少年育成局長。 11 ◯野田私学振興青少年育成局長 それでは、第三一号議案福岡公立大学法人評価委員会条例の一部を改正する条例制定について説明申し上げます。説明はお手元委員会資料によって行わせていただきます。  委員会資料附箋番号三番、四十二ページをお願いいたします。まず、一の改正理由でございますが、地方独立行政法人法の一部改正により所要規定整備を行うものでございます。  次に、二の改正概要でございます。まず、(一)でございますが、現行条例において公立大学法人業務実績に関する評価を決定しようとするときに、あらかじめ同法人に対して意見の申し立ての機会を付与するなどの規定を設けておりますが、法の改正により、条例に引用している法の条項及び文言を改めるものでございます。  続きまして、(二)についてでございますが、法改正により公立大学法人業務評価方法が同一の条項規定されたことにより、条例に定める中期目標期間にかかる業務実績に関する評価を決定しようとする場合の準用規定が不要となりますので、これを削除するものでございます。  最後に、三の施行期日でございます。法改正平成三十年四月一日から施行されることから、平成三十年四月一日としております。  説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 12 ◯川端耕一委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 13 ◯川端耕一委員長 特にないようですので、以上で第三一号議案質疑を終了いたします。  次に、第三二号議案福岡青少年健全育成条例の一部を改正する条例制定について」を議題といたします。  執行部説明を求めます。野田私学振興青少年育成局長。 14 ◯野田私学振興青少年育成局長 それでは、第三二号議案福岡青少年健全育成条例の一部を改正する条例制定について御説明申し上げます。説明はお手元委員会資料によって行わせていただきます。  委員会資料附箋番号四番、四十四ページをお願いいたします。まず、一の改正理由でございますが、青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律の一部を改正する法律制定により、携帯電話端末等における青少年有害情報閲覧防止措置に関する規定整備されたことを踏まえまして、条例により設けられております携帯電話インターネット接続役務提供事業者等及び保護者義務について、従来の青少年有害情報フィルタリングサービスに加えまして、青少年有害情報フィルタリング有効化措置に係るものを加えるほか、所要規定整備を行うものです。  二の改正概要でございますが、まず改正内容の上の欄、契約時の保護者義務についてでございますが、現行規定フィルタリング有効化措置を講じない場合の正当な理由書提出義務を加えるものでございます。  次に、その下の欄、契約時の事業者等義務についてでございます。現行規定に三点追加をしております。一点目が、フィルタリング有効化措置必要性等に関する説明及び説明書交付義務を加えるもの。二点目が、フィルタリング有効化措置を講じない場合の正当な理由書を保存する義務を加えるもの。三点目が、事業者等がこれらの義務規定に違反した場合、勧告、公表の対象に加えるものでございます。  最後に、三の施行期日ですが、公布の日から施行することとしております。  説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 15 ◯川端耕一委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 16 ◯川端耕一委員長 特にないようですので、以上で第三二号議案質疑を終了いたします。  次に、第五〇号議案福岡県立学校職員定数条例及び福岡市町村立学校職員定数条例の一部を改正する条例制定について」を議題といたします。  執行部説明を求めます。木原教育企画部長。 17 ◯木原教育企画部長 第五〇号議案福岡県立学校職員定数条例及び福岡市町村立学校職員定数条例の一部を改正する条例制定について御説明申し上げます。  説明につきましては、別冊委員会資料によって行いたいと考えておりますので、恐れ入りますけれども、お手元委員会資料附箋の五、百三十八ページをお開きいただきたいと思います。  まず、一の改正理由は、児童生徒数変動等に伴い職員定数を改めるものでございます。  条例改正概要は、二の改正概要のとおりでございます。  それでは、具体的な内容についてでございます。同じく資料の百四十ページ、平成三十年度県立学校教職員条例定数比較表案をお開きいただきたいと思います。この表は、職員定数につきまして、学校区分及び職種ごと平成二十九年度定数平成三十年度定数案を比較したものでございます。県立学校における主な変動要因は、高等学校学級減特別支援学校学級増でございます。県立学校を合計いたしますと十八人の増となりまして、平成三十年度定数案では八千百四十人となっております。  続きまして、委員会資料百四十一ページの平成三十年度市町村立学校教職員条例定数比較表案をお開きいただきたいと思います。市町村立学校における主な変動要因につきましては、小学校学級増、中学校学級減及び特別支援学校学級増等でございます。市町村立学校を合計しますと二百十人の増となりまして、平成三十年度定数案では一万六千二十四人となっております。  説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 18 ◯川端耕一委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。  何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 19 ◯川端耕一委員長 特にないようですので、以上で第五〇号議案質疑を終了いたします。  次に、第六七号議案福岡青少年健全育成総合計画福岡青少年プラン)の策定について」を議題といたします。  執行部説明を求めます。野田私学振興青少年育成局長。 20 ◯野田私学振興青少年育成局長 それでは、第六七号議案福岡青少年健全育成総合計画福岡青少年プラン策定につきまして御説明申し上げます。  議案につきましては、議案その三の百三十四ページでございます。また、議案別冊計画骨子及び計画案の全体版をお手元配付をしておりますが、説明につきましては委員会資料について御説明申し上げます。  委員会資料附箋番号六番、百六十三ページをお願いいたします。まず、一の提案理由でございます。福岡青少年健全育成総合計画策定に当たり、基本構想等計画骨子について、福岡行政に係る基本的な計画を議会の議決事件として定める条例により、県議会の議決を求めるものでございます。  続きまして、二の基本構想(一)の計画策定趣旨でございます。社会情勢の変化や課題に対応した青少年健全育成を推進するため、今後の本県青少年育成方策基本となる新たな福岡青少年健全育成総合計画策定するものでございます。  (二)の計画の性格でございます。一つ目が、福岡青少年健全育成条例第八条第一項に基づく青少年健全育成のための総合計画として策定するものでございます。二点目として、県政推進の指針である福岡総合計画分野別計画として策定するものでございます。三つ目として、子ども若者育成支援推進法第九条第一項における都道府県子ども若者計画として位置づけるものとしております。  (三)の基本理念でございます。家庭、学校、地域、企業、行政、それぞれが責任を果たしながら、連携して社会全体で青少年を育む福岡県を目指すとしております。  (四)の目指す青少年像につきましては、現プランと同様、豊かな心と志を持つたくましい青少年としております。  (五)の対象とする青少年範囲でございますが、現状を踏まえまして、乳幼児期子どもから三十歳未満としております。なお、ひきこもりや若年無業者など、課題によっては範囲を拡大することとします。  三の計画期間は、平成三十年度からの五年間としております。  百六十四ページ、次のページをお願いいたします。四の基本的な施策につきましては、百六十四ページに記載しているとおりでございます。  以上がこの計画概要でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 21 ◯川端耕一委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 22 ◯川端耕一委員長 特にないようですので、以上で第六七号議案質疑を終了いたします。  これで、本委員会に付託されました全議案質疑を終了いたします。  それでは、知事等に対する保留質疑がございませんので、引き続き議案採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 23 ◯川端耕一委員長 御異議がありませんので、議案採決を行います。準備のため、しばらく休憩いたします。委員の皆様はそのままお待ち下さい。      〔暫 時 休 憩〕 24 ◯川端耕一委員長 再開いたします。それでは、これより議案採決を行います。  まず、採決方法についてお諮りいたします。  採決は一括して行いたいと思いますが、御異議ございませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 25 ◯川端耕一委員長 御異議がありませんので、そのようにとり行います。  それでは、先ほど本委員会審査いたしました第二十四号議案所管分、第二十五号議案所管分、第三十一号議案、第三十二号議案、第五〇号議案及び第六十七号議案の以上六件について、原案のとおり可決することに賛成の委員は御起立願います。      〔賛 成 者 起 立〕 26 ◯川端耕一委員長 起立多数であります。  よって、第二四号議案所管分外五件は、いずれも原案のとおり可決されました。  これで議案採決を終わります。  以上で、本委員会に付託されました議案についての審査は全て終了いたしました。  なお、採決いたしました議案に関する委員長報告につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 27 ◯川端耕一委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたします。  次に、報告事項に入ります。「教育庁本庁組織機構改革について」を議題といたします。  執行部説明を求めます。日高総務課長。 28 ◯日高総務課長 それでは、来年度当初から施行いたします教育庁本庁組織機構改革について御説明をいたします。  資料は、七番の附箋がついております「教育庁本庁組織機構改革について」と表題をつけております二枚物の資料となります。まず、一、機構改革趣旨でございますが、来年度から、本県においても教育委員長教育長が一本化される新たな教育委員会制度に移行することを契機といたしまして、複雑化・困難化した教育課題に対応し得る執行体制に改めるというものでございます。  続きまして、二、機構改革概要でございます。ただいま説明をいたしました機構改革趣旨を具現化するために、部及び課の見直し、そして、教育次長及び理事の職の見直しを行います。  なお、資料の二ページのほうに現行組織機構改革組織本庁組織新旧比較図を掲載いたしておりますので、あわせて御参照いただければと思います。  それでは、一ページ、二の機構改革概要に戻っていただきまして、まず、(一)、部の見直しでございます。現行総務部教育企画部教育振興部の三部体制を、教育総務部及び教育振興部の二部体制に改めることといたします。具体的には、1)の部分になりますが、教育庁官房機能を担っております総務部教育行政総合的企画等に関する事務を担っております教育企画部を統合いたしまして、教育総務部設置いたします。また、2)の部分教育振興部につきましては、現在、学校教育に関する指導を一体的に推進することを担っておりますが、これに現在は教育企画部が担っております公立学校教育制度企画及び社会教育に係る内容を加えることといたします。  次に、部の見直しを踏まえました(二)、課の新設でございます。一点目特別支援教育課設置でございます。特別支援教育推進体制をより強化するため、特別支援教育課を新設いたします。二点目、総務企画課設置でございます。現在の総務課教育行政総合的企画及び調整に関する事務を移管いたしまして、その課名総務企画課に改めます。  そのほか、今回の機構改革に伴う主な事務の移管につきましては、二ページのところに朱書き及び矢印によって記載をいたしております。御確認をいただければと思います。
     申しわけございません、再度一ページに戻っていただきまして、(三)職の見直しでございます。まず、1)の部分教育次長につきまして、教育長を支える職であることを明確にするために、名称を副教育長に改めることといたします。なお、これは知事部局において部長の下に置かれております次長の職との違いを明確にするという意味もございます。続きまして、2)の部分、理事につきましても、教育に関する重要な事務を掌理することという職務内容を明確化するために、名称を教育監に改めることといたします。最後に、三、実施時期でございますが、平成三十年四月一日、来年度当初からといたしております。  説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 29 ◯川端耕一委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。何か質疑はございませんか。大橋委員。 30 ◯大橋克己委員 特に、特別支援課が新設されるということでございますけれども、インクルーシブ教育の推進については、主にどこがしっかりと推進することになりますか。 31 ◯川端耕一委員長 日高総務課長。 32 ◯日高総務課長 これは特別支援教育課が中心となりまして、関係各課、例えば高校教育課、義務教育課と連携しながら進めていくという形になると思います。 33 ◯川端耕一委員長 そのほかに質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 34 ◯川端耕一委員長 ほかにないようですので、以上で本件の質疑を終わります。  次に、「福岡県立学校施設長寿命化計画(個別施設計画)の策定について」を議題といたします。  執行部説明を求めます。松永施設課長。 35 ◯松永施設課長 それでは、福岡県立学校施設長寿命化計画について御報告いたします。  初めに、資料といたしまして、A4、一枚物の概要、それと計画本体をお配りしておりますが、恐れ入ります、計画本体の一ページをお願いしたいと思います。それの下のほうに、本計画の位置づけということで図をお示ししておりますけれども、全国的に公共施設等の老朽化対策が課題となっておりまして、国におきましてインフラ長寿命化基本計画策定されました。それによりまして、地方公共団体は、その行動計画であります総合管理計画及び個別施設計画策定するとされたところであります。とりわけ、本県県立学校施設老朽化問題につきましては、県議会のほうからも厳しい財政状況は理解するが、一刻の猶予も許されない状況であり、早急に対応する必要があるとの指摘を再三いただいてきたところでございます。本計画は、こうした状況を踏まえまして、昨年三月に策定されました福岡県公共施設等総合管理計画に基づきまして、県立学校施設の維持管理の方針を示す個別施設計画として、三月十九日、教育委員会会議の議決を経まして策定したものでございます。  それでは、その内容につきまして、A4、一枚物、「福岡県立学校施設長寿命化計画概要について」に沿って説明をさせていただきます。  初めに、一、計画策定の背景、目的についてでございます。県立学校施設の多くが、今後二十年間で一斉に改築時期を迎えることとなりまして、これを踏まえまして、本計画平成三十八年度までを計画期間といたしまして、県立学校施設の長寿命化の方針等を定めるものでございます。  続きまして、二、県立学校施設の現状等についてでございます。県立学校施設につきましては、築三十年以上の施設面積が全体の約六割を占め、今後、改築年度の集中により整備費が大幅に増大するとともに、年度ごとの整備費が大幅に変動することが見込まれております。また、自己保全の考えに基づき維持管理を行ってきましたことから、老朽化が顕在化するまで対策を講じることができてないという状況がございました。  こうした現状を踏まえまして、三、学校施設整備の方針についてでございます。長寿命化が困難な施設につきましては、築五十年を目安に改築を行うとともに、それ以外の施設につきましては、予防保全の改造工事を実施しまして、目標使用年数を最大八十年として長寿命化を図ってまいります。  四、長寿命化の実施計画についてでございますが、具体には築年数、これまでの大規模改造工事の実施状況を踏まえまして、施設の目標年数を八十年、六十五年、五十年として長寿命化に取り組んでまいります。これによりまして、施設の良好な状況を維持しながら、整備費の縮減と年度間の平準化を図りまして、本年度を含め平成三十八年度までの十年間の整備費の見込み額は、総額で一千百五億七千八百万円を見込んでおるところでございます。  説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 36 ◯川端耕一委員長 説明は終わりました。これより質疑を行います。  何か質疑はございませんか。森下委員。 37 ◯森下博司委員 私は学校本体のことはわからないんだけど、以前、教育委員会のどなたかと立ち話をしたんだけれども、篠栗の教育センター、あそこも相当老朽化していて、バリアフリーにもなっていないし、途中の道路も非常に傷んでいるし、少しそこもあわせて、予算のかかることだからあれだけれども、先生方に対しての研修所でもあるので、障がい者の方とか、事故とか病気とかで車椅子で来る先生方も研修におられるんじゃないかと思って、一度行ったときに、これはやっぱりひどいなというふうに、先生方の研修所としての教育環境、これの老朽化とあわせて改修の見込みとか考えはあるのか、ちょっと聞かせてもらえますか。 38 ◯川端耕一委員長 相原高校教育課長。 39 ◯相原高校教育課長 今回、御説明申し上げた個別の計画は、学校に関する計画で、御指摘の教育センターに関しましては、別途、来年度以降、この個別施設計画策定を進めてまいります。具体的には、三十年度に財産活用課のほうで、教育センターを含めますさまざまな庁舎、出先関係等に関して一括して業者に対しての素案の作成委託というのが行われますので、まずはその中で検討されまして、三十一年度にその原案を加筆修正行いまして、最終的には三十二年度に策定していくというようなスケジュールで考えております。その中におきまして、御指摘のような事項も含めて検討をしてまいりますけれども、なお、その策定までの期間におきましても、必要な修繕等は実施してまいりたいと思っております。例えば、今年度につきましては、修繕といたしましては、大講義室の手すりの設置管理棟、第一研修棟のスロープの設置、第二研修棟のトイレの改修というのもやっております。来年度当初予算におきましても、トイレの改修を含めておるところでございまして、実際の状況あるいは県民の声等を踏まえながら、順次進めてまいりたいというふうに思っております。 40 ◯森下博司委員 今回の予特の中でも、トイレの改修の話が出たと思うんですね。洋式は、私は当たり前と思っているんですけれども、ウォシュレットの時代というか、その域に入っていると思うので、ぜひ研修センターもウォシュレットじゃないといけんという先生もおるんじゃないかと僕は思うので、どうせやるなら、ちょっとウォシュレットトイレも考えて、洋式化はわかりませんが、今は和式が多いと聞いていたから、ぜひ改修するときはそこも考慮して検討したらどうかと思います。 41 ◯相原高校教育課長 現状、まだ洋式化が済んでおらないトイレも残ってございますので、そのような中で優先順位をつけつつ、対応のほうを検討してまいりたいと思います。 42 ◯川端耕一委員長 ほかに質疑はございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 43 ◯川端耕一委員長 ほかにないようですので、以上で本件の質疑を終わります。  次に、議題にはありませんが、その他として何かございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者がある〕 44 ◯川端耕一委員長 特にないようですので、次に進みます。  「閉会中の調査事項について」お諮りいたします。お手元配付の案のとおり、十一項目について、閉会中もなお調査を継続することといたしたいと思いますが、御異議ございませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 45 ◯川端耕一委員長 御異議がありませんので、そのように決定し、所定の手続をとることといたします。  次に、「今後の委員会活動について」でありますが、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕 46 ◯川端耕一委員長 御異議がありませんので、そのようにさせていただきます。  最後に、会議録署名委員を指名いたします。加地邦雄委員、神崎聡委員、お二人を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。  以上で、本委員会の議事は全て終了いたしました。  終わりに、終始熱心に御審議いただきました委員各位、御協力いただきました執行部各位に感謝申し上げ、これをもちまして文教委員会を閉会いたします。どうもありがとうございました。    午 後 零 時 二 分 閉 会 Copyright © Fukuoka Prefecture All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...