申しわけございません、再度一ページに戻っていただきまして、(三)職の
見直しでございます。まず、1)の
部分、
教育次長につきまして、
教育長を支える職であることを明確にするために、名称を副
教育長に改めることといたします。なお、これは知事部局において部長の下に置かれております次長の職との違いを明確にするという意味もございます。続きまして、2)の
部分、理事につきましても、教育に関する重要な
事務を掌理することという職務
内容を明確化するために、名称を教育監に改めることといたします。
最後に、三、実施時期でございますが、
平成三十年四月一日、来年度当初からといたしております。
説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
29
◯川端耕一委員長 説明は終わりました。これより
質疑を行います。何か
質疑はございませんか。大橋
委員。
30 ◯大橋克己
委員 特に、特別支援課が新設されるということでございますけれども、インクルーシブ教育の推進については、主にどこがしっかりと推進することになりますか。
31
◯川端耕一委員長 日高総務課長。
32
◯日高総務課長 これは
特別支援教育課が中心となりまして、関係各課、例えば高校教育課、
義務教育課と連携しながら進めていくという形になると思います。
33
◯川端耕一委員長 そのほかに
質疑はございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者がある〕
34
◯川端耕一委員長 ほかにないようですので、以上で本件の
質疑を終わります。
次に、「
福岡県立学校施設長寿命化計画(個別
施設計画)の
策定について」を
議題といたします。
執行部の
説明を求めます。松永
施設課長。
35 ◯松永
施設課長 それでは、
福岡県立学校施設長寿命化計画について御
報告いたします。
初めに、
資料といたしまして、A4、一枚物の
概要、それと
計画本体をお配りしておりますが、恐れ入ります、
計画本体の一ページをお願いしたいと思います。それの下のほうに、本
計画の位置づけということで図をお示ししておりますけれども、全国的に公共
施設等の
老朽化対策が
課題となっておりまして、国におきましてインフラ長寿命化
基本計画が
策定されました。それによりまして、地方公共団体は、その行動
計画であります総合
管理計画及び個別
施設計画を
策定するとされたところであります。とりわけ、
本県の
県立学校施設の
老朽化問題につきましては、県議会のほうからも厳しい財政状況は理解するが、一刻の猶予も許されない状況であり、早急に対応する必要があるとの指摘を再三いただいてきたところでございます。本
計画は、こうした状況を踏まえまして、昨年三月に
策定されました
福岡県公共
施設等総合
管理計画に基づきまして、
県立学校施設の維持
管理の方針を示す個別
施設計画として、三月十九日、教育
委員会会議の
議決を経まして
策定したものでございます。
それでは、その
内容につきまして、A4、一枚物、「
福岡県立学校施設長寿命化計画概要について」に沿って
説明をさせていただきます。
初めに、一、
計画策定の背景、目的についてでございます。
県立学校施設の多くが、今後二十年間で一斉に改築時期を迎えることとなりまして、これを踏まえまして、本
計画は
平成三十八年度までを
計画期間といたしまして、
県立学校施設の長寿命化の方針等を定めるものでございます。
続きまして、二、
県立学校施設の現状等についてでございます。
県立学校施設につきましては、築三十年以上の
施設面積が全体の約六割を占め、今後、改築年度の集中により
整備費が大幅に増大するとともに、年度ごとの
整備費が大幅に変動することが見込まれております。また、自己保全の考えに基づき維持
管理を行ってきましたことから、
老朽化が顕在化するまで対策を講じることができてないという状況がございました。
こうした現状を踏まえまして、三、
学校施設整備の方針についてでございます。長寿命化が困難な
施設につきましては、築五十年を目安に改築を行うとともに、それ以外の
施設につきましては、予防保全の改造工事を実施しまして、目標使用年数を最大八十年として長寿命化を図ってまいります。
四、長寿命化の実施
計画についてでございますが、具体には築年数、これまでの大規模改造工事の実施状況を踏まえまして、
施設の目標年数を八十年、六十五年、五十年として長寿命化に取り組んでまいります。これによりまして、
施設の良好な状況を維持しながら、
整備費の縮減と年度間の平準化を図りまして、本年度を含め
平成三十八年度までの十年間の
整備費の見込み額は、総額で一千百五億七千八百万円を見込んでおるところでございます。
説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
36
◯川端耕一委員長 説明は終わりました。これより
質疑を行います。
何か
質疑はございませんか。森下
委員。
37 ◯森下博司
委員 私は
学校本体のことはわからないんだけど、以前、教育
委員会のどなたかと立ち話をしたんだけれども、篠栗の教育センター、あそこも相当
老朽化していて、バリアフリーにもなっていないし、途中の道路も非常に傷んでいるし、少しそこもあわせて、予算のかかることだからあれだけれども、先生方に対しての研修所でもあるので、障がい者の方とか、事故とか病気とかで車椅子で来る先生方も研修におられるんじゃないかと思って、一度行ったときに、これはやっぱりひどいなというふうに、先生方の研修所としての教育環境、これの
老朽化とあわせて改修の見込みとか考えはあるのか、ちょっと聞かせてもらえますか。
38
◯川端耕一委員長 相原高校教育課長。
39 ◯相原高校教育課長 今回、御
説明申し上げた個別の
計画は、
学校に関する
計画で、御指摘の教育センターに関しましては、別途、来年度以降、この個別
施設計画の
策定を進めてまいります。具体的には、三十年度に財産活用課のほうで、教育センターを含めますさまざまな庁舎、出先関係等に関して一括して業者に対しての素案の作成委託というのが行われますので、まずはその中で検討されまして、三十一年度にその
原案を加筆修正行いまして、最終的には三十二年度に
策定していくというようなスケジュールで考えております。その中におきまして、御指摘のような事項も含めて検討をしてまいりますけれども、なお、その
策定までの
期間におきましても、必要な修繕等は実施してまいりたいと思っております。例えば、今年度につきましては、修繕といたしましては、大講義室の手すりの
設置、
管理棟、第一研修棟のスロープの
設置、第二研修棟の
トイレの改修というのもやっております。来年度当初予算におきましても、
トイレの改修を含めておるところでございまして、実際の状況あるいは県民の声等を踏まえながら、順次進めてまいりたいというふうに思っております。
40 ◯森下博司
委員 今回の予特の中でも、
トイレの改修の話が出たと思うんですね。洋式は、私は当たり前と思っているんですけれども、ウォシュレットの時代というか、その域に入っていると思うので、ぜひ研修センターもウォシュレットじゃないといけんという先生もおるんじゃないかと僕は思うので、どうせやるなら、ちょっとウォシュレットトイレも考えて、洋式化はわかりませんが、今は
和式が多いと聞いていたから、ぜひ改修するときはそこも考慮して検討したらどうかと思います。
41 ◯相原高校教育課長 現状、まだ洋式化が済んでおらない
トイレも残ってございますので、そのような中で優先順位をつけつつ、対応のほうを検討してまいりたいと思います。
42
◯川端耕一委員長 ほかに
質疑はございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者がある〕
43
◯川端耕一委員長 ほかにないようですので、以上で本件の
質疑を終わります。
次に、
議題にはありませんが、その他として何かございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者がある〕
44
◯川端耕一委員長 特にないようですので、次に進みます。
「閉会中の調査事項について」お諮りいたします。お
手元配付の案のとおり、十一項目について、閉会中もなお調査を継続することといたしたいと思いますが、御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者がある〕
45
◯川端耕一委員長 御
異議がありませんので、そのように決定し、所定の手続をとることといたします。
次に、「今後の
委員会活動について」でありますが、正副
委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者がある〕
46
◯川端耕一委員長 御
異議がありませんので、そのようにさせていただきます。
最後に、会議録署名
委員を指名いたします。加地邦雄
委員、神崎聡
委員、お二人を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。
以上で、本
委員会の議事は全て終了いたしました。
終わりに、終始熱心に御
審議いただきました
委員各位、御協力いただきました
執行部各位に感謝申し上げ、これをもちまして
文教委員会を閉会いたします。どうもありがとうございました。
午 後 零 時 二 分 閉 会
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