3
◯秋田章二委員長 説明は終わりました。これより
質疑を行います。
何か
質疑はありませんか。
〔「ありません」と呼ぶ者がある〕
4
◯秋田章二委員長 特にないようですので、以上で、
本件の
質疑を終わります。
次に、「
平成三十年度
九州国立博物館の
特別展について」を
議題といたします。
執行部の
説明を求めます。
上田九州国立博物館室長。
5
◯上田文化振興課長兼
九州国立博物館室長 では、
平成三十年度の
九州国立博物館の
特別展について御
説明いたします。
資料の三ページをお願いいたします。来年度は、この三つの
特別展を予定しております。
まず、五月十九日から、「至上の
印象派展ビュールレ・コレクション」を
開催いたします。本展は、スイスの
実業家ビュールレが収集した
西洋美術作品の中から、ルノワールの「
イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」や、四メートルを超えるモネ晩年の大作「睡蓮の池、緑の反映」など、
フランス近代絵画の名品六十四点を紹介する
展覧会です。参考として
パンフレットをお配りしております。
次に、十月二日から、「
大倉集古館展」を
開催いたします。
日本で
最初の
私立美術館であります
大倉集古館所蔵の
日本・東洋の珠玉の古
美術品や、
横山大観などによる
近代日本画の中からえりすぐった名作を御紹介いたします。
続きまして、来年一月二十九日から、「
京都・
醍醐寺─
真言密教の宇宙─」を
開催いたします。
京都の
醍醐寺に伝わる
本尊薬師三尊像を初めとする
仏教美術のほか、
豊臣秀吉による醍醐の
花見ゆかりの品々など、華やかな
近世美術を紹介します。
次に、
文化交流展・
特別展示について御
説明いたします。下の表をごらんください。四階の常設の
文化交流展示室におきましては、定期的に
陳列替えを行っておりますが、その中で、テーマを決めて行う
特集陳列を
特別展示と位置づけております。来年度は、「茶の湯を楽しむ
博多文琳と
黒田家の茶道具」など九回の
開催を予定しております。
なお、ここで
資料にはございませんが、今年度の
入館者数の
状況について簡単に御
報告いたします。今年度の
入館者数につきましては、来年度に改めて御
報告させていただきますが、一月末現在で六十九万二千七百四十六人の方に御来館いただいております。このうち、
特別展につきましては、四月から六月にかけて
開催しました「
タイ~仏の国の
輝き~」は五万六千人余、七月から九月にかけて
開催しました「
世界遺産ラスコー展」が十一万八千人余、十月、十一月に
開催しました「新・
桃山展」が八万七千人余となっております。
また、お
手元に
パンフレットをお配りしておりますが、今年度
最後の
特別展であります「王羲之と
日本の書」が二月十日から
開催されます。
委員の
皆様には、御観覧いただけましたら幸いでございます。
今後とも、魅力ある
展示や多彩なイベントを
開催いたしまして、一層の
来館者サービスに努めてまいりたいと考えております。
説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
6
◯秋田章二委員長 説明は終わりました。これより
質疑を行います。
何か
質疑はありませんか。
平井委員。
7
◯平井一三委員 最後に
来館者数の御
報告をいただきました。何年か前、ちょうど台湾の故
宮博物院展が終わった後ぐらいに、私、議会で質問したことあるんですけど、そのときに、目標は毎年百万を大きく見据えてやっていこうというふうな
意思はあるというような答弁いただきました。それに向けて、いろんな皆さんが来るような
特別展を企画する、あるいはその
特別展をなかなか常に
来場者を呼べるようなものができないのであろうということで、それを補うような形のために、
子供たち、あるいは
小中学校、
学校の修学旅行であるとか、
県内の
学校から見に来てもらうような形、そういうふうなものを続けていくことによって、大人になって、もう一回来ようというふうなリピーターをつくっていこうとかいうことでの
取り組みをお願いした
経緯があったんですけど、そのような
取り組みが
現状でどうなっているのか、少し
効果が出てきているのか。
それから
あと、ことしは今、約七十万ぐらいで、百万、ちょっといかないんじゃないかなというふうな気がしていますけど、去年
あたりはどうだったかというのもあわせて教えていただけますか。
8
◯秋田章二委員長 上田九州国立博物館室長。
9
◯上田文化振興課長兼
九州国立博物館室長 まず、
入館者数、昨年度でございますが、
平成二十八年度は百六万七千人余の
入館者がございました。百万人を超えたところでございます。
それともう一点、
最初の
学校や
子供たちの
関係でございますが、昨年度は、
学校単位で、お申し込みの上でお越しになった
学校が
小中学校四百四十校、三万一千八百人余の小中学生がお
見えになっておりまして、この数字は、ここ数年、やや上昇、キープしているところでございます。また、新しい
取り組みとしましては、今年度から、
遠隔地で、なかなか九博に来にくいような
学校の生徒さんに、バスの
借り上げ料などを負担してお
見えいただくという
取り組みを九博と
教育委員会と
公益財団法人の
九州国立博物館振興財団共催で行いまして、今年度は、二十七校の
学校がお
見えいただいております。
10
◯平井一三委員 ありがとうございます。いろいろ取り組んでいただいているということであります。
あと、
開館時間とか、
あと休館日なんかの工夫もやっていただいているようなことでございますけど、その
あたりの
状況はどうですか。
11
◯上田文化振興課長兼
九州国立博物館室長 開館時間につきましては、今年度四月から、
夜間開館を始めました。金曜日と土曜日の夜の
開館を夜八時まで延長する
取り組みを行っております。
入館の
状況なんですが、
夜間開館日の前後の
入館者数のうち、
夜間開館日の約九%が
夜間開館の時間帯に
入館いただいているということで、
入館した方には、ゆっくり観覧できてよかったというような感想をいただいているところでございます。
12
◯平井一三委員 わかりました。以上です。
13
◯秋田章二委員長 ほかにございませんか。
田辺委員。
14
◯田辺一城委員 一点だけ、
外国人の
来場ってどういう傾向にあるかわかりますか。
15
◯秋田章二委員長 上田九州国立博物館室長。
16
◯上田文化振興課長兼
九州国立博物館室長 厳密に
外国人の方をカウントすることはしておりませんが、
外国語の
音声ガイドを使っている方の数値で算出しますと、現在、約三%程度の方がお
見えになっているのではないかと思われます。この割合は、年々増加しているところでございます。
17
◯田辺一城委員 先般、
タイ議連で
バンコクを訪問した際に、
バンコク国立博物館も行かせていただきました。
東京国立博物館の
所蔵品がもちろん一番多いんですけれども、九国からも四点、
所蔵品を出していただいていて、
タイのほうでも
日本文化に対する
関心が高まっているということは
現地でもおっしゃっておられたし、
福岡に来られる東南アジアの方もふえていますので、そういう方が、自国で
関心を持った方が
九州国立博物館にも
関心を持つというところも生まれてくるんだろうなというのを
現地で感じましたので、
多言語対応を今やられている
部分もあると思いますが、しっかりフォローできるように、また今後も頑張っていただけたらと思います。よろしくお願いします。以上です。
18
◯秋田章二委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
19
◯秋田章二委員長 ほかにないようでございますので、以上で、
本件についての
質疑を終わります。
次に、
議題にはありませんが、その他として何かございませんか。
渡辺委員。
20
◯渡辺勝将
委員 タイ領事館の件で
お話をお聞かせいただきたい。
タイ領事館の話で、昨日だったと思いますけれども、
報道等で、
領事館の話が決まったというような
報道を耳にしたところであります。きょう、この
特別委員会が
開催をされておりますけれども、まず、
議題にも上がっていないということもあります。この辺の
経緯について、少しお聞かせいただきたいと思います。
21
◯秋田章二委員長 高崎地域課長。
22
◯高崎地域課長 福岡県への
タイ総領事館誘致につきましては、
議長、また
タイ友好議員連盟の
先生方はじめ
議員の
先生方に大変御尽力いただきまして、大変感謝申し上げます。このたび、
現状でございますけれども、一月十六日に、
タイ政府によりまして、
福岡県への
総領事館誘致が
閣議決定されたということでございます。そして、現在、両国の
政府間において
手続が進められているという
状況でございます。
本日、実は、まさに今朝ですけれども、
タイの副
首相を初めとする
訪問団が
福岡県にお
見えになっております。本日十二時から、
ソムキット副
首相、それと
知事、
議長、
会派代表の
議員の
皆様方による会談、そして
昼食会なども行われることとなっております。また、明日九日の午後には、
ソムキット副
首相御自身による
記者会見も予定されております。そういった中で、
総領事館設置について、また新しい情報、また進展があるというような
可能性もあると思いますので、そういったときにはまた
委員の
皆様方にもお知らせさせていただきたいと思っております。
23
◯渡辺勝将
委員 今の
お話を聞くと、今のところ、まだいろんなことで完全に決まってはいないというようなところと、その中で、この
委員会ではまだ
報告ができる状態ではないというふうな形の認識でよろしいですか。
24
◯高崎地域課長 タイの
政府の中での
閣議決定はされておりますので、
タイ政府の中で、
総領事館を設置するというような
意思決定はされております。その後で、
タイの
政府と
日本国政府との間で事務の
手続がございますので、その完了を待つ必要がございます。
25
◯渡辺勝将
委員 この件については、公表できる
タイミングになりましたら、
委員会のほうにもしっかりと
報告をしていただきたいと思います。これは要望でお願いします。
26
◯秋田章二委員長 ほかに。
武藤委員。
27
◯武藤英治委員 二点お尋ねしたいと思います。
先月、
知事、
議長、各
会派代表者なんかと私も
インド・デリーに行ってまいりました。それで、配られたのが、この
リーフレットでありました。我々には
日本語であった。この
リーフレットについてお尋ねしたいので、担当はどなたでしょうか。我々には
日本語であったけど、当然、
インド、
相手に対しては
英語の
リーフレットになっていますか。
28
◯秋田章二委員長 武濤国際局長。
29
◯武濤国際局長 はい、
英語のものを配付いたしました。
30
◯武藤英治委員 これ、いつつくったの。
31
◯武濤国際局長 二〇一三年でございます。
32
◯武藤英治委員 何部。それで、
英語版もあれば
日本語版もあれば、何版があるか、その辺を教えてください。
33
◯武濤国際局長 済みません、今、
手元にそのデータはございませんけれども、後ほど調べまして御
報告したいと思います。
34
◯武藤英治委員 何部つくって、四年半ぐらいか、どれぐらいお配りしたのか。それもわからん。
35
◯武濤国際局長 済みません、そこも含めまして、後ほど御
報告したいと思います。
36
◯武藤英治委員 これ、
QRコードが親切についているので、私も見てみました。ところが、ひどいものになったら三十回しか見られていない。一番多くて二百四十一回。費用対
効果の問題もあるし、この辺、どう認識されます。これも後ほどですか。
37
◯武濤国際局長 確かに御指摘のとおり、その
再生回数が少ない、見られている
回数が少ないということになるかと思います。そういった点につきましては、もっと周知していく、PRしていく努力が必要かと認識しております。
38
◯武藤英治委員 四年半ぐらいの間に、いろんな変化も
福岡県にも起きている。例えば、これを見たら、アムステルダムに飛んでいる、になっているんですよ。ない。ヘルシンキは載っていない。当然、変化しますよね。あるいは、見ておると、
知事が麻生さんが出てくるんですよ。これ配って、外国の、デリーの市長さんが見たら、あっ、
知事が違うなと思われるんじゃないのと。もう少し刷新をする努力。刷新のことをまず、そのお考えを聞きましょう。
39
◯武濤国際局長 委員からも御指摘ありましたように、こういった
パンフレットや、ユーチューブなどのデジタルコンテンツといいますか、そういったものにつきましては、費用対
効果というものを十分考えていかないといけないとは認識しております。その中で、
パンフレットにつきましても、どういうふうに改善していくか、あるいはそういったデジタルの映像等につきましても、どういったふうにしていくかということにつきましては、費用対
効果のところを踏まえて改善、どういったことができるかというのを考えていきたいと思っております。
40
◯武藤英治委員 この何年間か、こういう
インド、あるいは
インドネシアとかいろいろ行ってみて、結局、これで反応は余りないということは、この数字が示していると思うんですよね、三十何回しか見られておらんというのは。机の上に置いておっても、別にこれについての
説明は余りなかった。もっとやっぱり他国と交流するに当たって、置いておって見てくださいという、時間さえあれば、ビジュアルなもので、これが
福岡だと、クロスロード
福岡だというようなものを用意しないと、向こうも忙しい、こっちも遠路行く、そういう中で、
効果は薄いんじゃないかと。
インドからどれだけ行ったかなんて私は見きらんけど、どこから来たなんていうのはわかりませんけど、もっとやっぱり
効果を考えないともったいないような気がする。いろんな会合に出て、読んでくださいよりも、見てくださいのほうが早いんじゃないか。その
部分をもっと工夫しないと。同じものでもいいですよ。見てもらったら、おもしろいぞと、
QRコードで宣伝するかもしれない。そういう
効果というのは考えらんなと思って今回、
インドから帰ってきました。
これを四年、五年同じものを使っている。データも違いがある。
福岡の変化もある。これの刷新と、もっとああいう会議では、ビジュアルに開始冒頭に十分なり二十分のものを必ず見てもらうと。それも、予算等の
関係がありましょうけど、刷新をしながらやっていかないと、行くだけでも大変なお金かかっているはずなんですよ。
知事、
議長、各
会派代表、そしてまたそれに伴う行政職の方、こういう一回の
訪問団、十人、十五人必ずなります。そうしたら、何千万かかかるんですよ。その時間の使い方として、
効果を考えるならば、もっとよりよい方法というのをぜひ考えていただきたい。そうしなければ、黙っておれば、来年もこれを使っているかもしれない。それじゃあ
福岡の本当のPRにならないんじゃないかと。
タイムリーな話を、さっきの
議題にあった
ラグビーワールドカップが
福岡であるんだよ、こんなことでもいいし、いろんなスポーツ
大会がありますよ。オリンピックは東京だけど、
福岡市は国際水泳の
大会も計画していますよね。いろんなものがあるじゃないですか。そんなものをやっぱり
タイムリーに載せていかないと、誰も見ないというような感じじゃないかなと。興味を引かないと。ぜひ多くの人が
福岡に興味を持つようなものを考えていただきたい。いかがですか。
41
◯武濤国際局長 確かに他部局でもいろんな
取り組みをされていまして、イベントもあります。そういったものにつきましても、他部局でのPR、そういったものも含めまして、どういったことができるかということについては相談してまいりたいと思っております。
42
◯武藤英治委員 相談はいいですけれども、相談の受け手はどうなるのかと。相談はしたけれど、なんじゃいけません。著作権があるのかどうかわからないけれども、他部局のものを編集するだけだったら、予算ということを言えば、そんなにコストがかからないはず。もう少し、縦割りの行政じゃなくて、部局を超えてやるべきことじゃないかと、そう思います。
二点目です。昨年末だったか、今のブラジルの山田大使は来福というか、帰福というか、されましたよね。県庁を訪ねられたのですか。
43
◯武濤国際局長 お訪ねいただきました。
44
◯武藤英治委員 どなたがお会いになられました、対応されました。新聞記事が出たじゃないですか。その内容は覚えておられますか、山田さんのインタビュー記事。山田大使は
福岡出身なんですよ。私の後輩なんですけれども、お父さんは西新で産婦人科をなさっていたんですよ。私の長男は、そこでオギャーと生まれたんですよ。それはいいとして、だから来福か帰福かという表現したんだけど、その記事の内容を私から言いましょう。
福岡県は大変すばらしい国際交流をなさっている、特に、海外県人会との交流は
日本でもナンバーワンだろうと。その中で、県費留学生制度というものを守り続けて、大変な成果を上げていると、こういう内容でした。きょう、持ってきていないけど。
それで、その県費留学生制度を中心としてお尋ねをしたいんです。始まって何年になりますか。それも私が答えましょう。五十二年目に入っていると思います。私は行政のほうにずっと、五十周年で何かメモリアル的なことをやろうやと。はい、やりますと、相談しますと。その相談というのがあってなかったので、たまたま二年前にメキシコであった
福岡県人会世界
大会がその五十周年の年だったんですよ。そして、そこで開かれた代表者会議で何が決議されたか。局長、わかります、覚えています。
45
◯武濤国際局長 これだけの県費留学生、実績ございますので、そういったものに対しての記念の何がしかのものをつくっていきたいということを宣言されたと思っております。
46
◯武藤英治委員 つくっていきたいというよりも、
福岡県に対して、やってくれという要望決議であったと思います。県人会が主体ではなくて。当然、うちから出してもらわないとできないと、そういう要望であったと思います。今、各県人会見渡しましたら、県費留学生のOBが会長になったり、役員になったり、中心メンバーになっているところ、幾らもあって、本当に
日本と、
福岡と海外とを結ぶかけ橋を立派に務めているなと私は思います。熊本の地震、あるいは今度の朝倉の大水害、そのときも全員がそろってボランティアに行くというような気持ちを持った留学生、来ているんですが、私も当然同行しました。来年、世界
大会を
福岡で開きます。五十周年の記念事業は何をするのか、議論はなされているのでしょうか。
47
◯武濤国際局長 これにつきましては先ほど
委員も述べられましたけれども、メキシコ
大会で、次回が
平成三十一年ですけれども、世界
大会を母県
福岡でやると。その中で、そうした県費留学生制度の五十周年を記念した事業につきましても、その
大会に合わせて行うということで、内容の検討にこれから入っていこうと考えております。
48
◯武藤英治委員 冒頭申し上げた山田大使の話をなぜ出したかというと、例えば、もう県費留学制度をやっていない宮崎県でも、すばらしいものを五十周年につくってあるんです。記念誌を。こんなもの、時間かかりますよ。検討に入るという、県人会の協力がないと。決議をしたのだから、当然協力するという思いを海外の方、
福岡県人はお持ちなんですよ。こっちからのアプローチがおくれると、いいものできるんだろうかと。そのことを含めて、ぜひ今度の世界
大会に向けて、早く準備会なり、実行
委員会なりを立ち上げていただきたい。前回、非常にいい
取り組みをしていただきました。この自席で私はお礼を言ったこともある。ただ、やはり特に記念事業を別にするとなれば、準備は容易ではないと考えます。前と同じようなペースでいいよという、別に何かをするんですから。それが代表者会議での決議だったんですから。この辺、ひとつ引き締めて、そういう命題が別にもあるんだということと同時に、参加してくださる世界中の県人会の会員の皆さんは前回以上のものを望まれるはず。そこにはやっぱり知恵や工夫が要ると思います。ぜひ、この時期からもう準備に入らないと。特に記念事業なんていうのは、その年の予算なんかでできるものじゃありません。時間も。手間がかかります。国内じゃないんですから。その辺、よく理解していただいて、真剣に取り組んでいただきたい。準備は決して早くはないと思っています。次年度の予算で何が出てくるのかよくわからないけれども、その辺、予算の裏づけも要る話でしょう。マンパワーも要ります。簡単ではないと思う。ぜひ心して取り組んでいただきたい。決意を聞かせていただきたいと思います。
49
◯武濤国際局長 確かにおっしゃるとおり、準備というのはしっかり取り組んでいかないといけないと認識しております。
平成三十年度には、県が事務局となりまして、センターや海外移住の協会さん等も含めました準備
委員会を立ち上げまして、この
大会、そしてまた県費留学生の方々の記念事業、そういったものをしっかりやれるように、検討に入っていきたいと考えております。
50
◯武藤英治委員 よろしくお願いしたい。終わります。
51
◯秋田章二委員長 ほかにございませんか。加地
委員。
52 ◯加地邦雄
委員 ここでこれを私が発言することがいいかどうかわかりませんけど、たまたま四、五、六と台湾に今度、
知事、
議長はじめ行ってまいりました。その折、四日にたまたま、今回七日にありました地震の予震だろうと思いますけれども、台北のホテルの中で、かなり揺れたんですよ。たまたま六日に帰ってきて七日の朝ですから、我々も助かったわけですけれども、台湾から、今度の北部豪雨のときにも、かなり義援金をいただいたと思います。こういうときにこそ、我々
福岡県としても恩返しをしなきゃいけないと思いますけれども、県としては、何かそういう義援金に関して、どこかで論議をされているのでしょうか。
53
◯秋田章二委員長 武濤国際局長。
54
◯武濤国際局長 現時点で、今、まだ義援金等の検討というのはあってないんですけれども、まずお見舞い状を副総統と弁事処の処長のほうにお出しいたします。それから、
あと弁事処さんのほうで義援金の受け付けをされるということを伺っております。
55 ◯加地邦雄
委員 今度一緒に伺ったときにも、副総統にも御挨拶する機会もありましたし、ぜひやっぱり何らかの
活動をやるべきだろうと思いますので、ぜひ早急に考えていただきたい。要望しておきます。
56
◯秋田章二委員長 要望で。
57 ◯加地邦雄
委員 はい。
58
◯秋田章二委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者がある〕
59
◯秋田章二委員長 ほかにないようでございますので、次に進みますけれども、先ほど
武藤委員から御質問がありまして、担当課長がきょう、
欠席届出ております。
武藤委員の御質問に対しての回答は後日になるかと思いますけど、
委員各位も情報として知りたいことだと思いますので、この
委員全員に御配付、
武藤委員、ようございますか。
60
◯武藤英治委員 いいです。
61
◯秋田章二委員長 していただきたいと思います。お願いします。
次に、「今後の
委員会活動について」お諮りいたします。
今後の
委員会活動については、正副
委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
62
◯秋田章二委員長 御異議ありませんので、そのようにさせていただきます。
また、慣例によりまして、二月定例会において行うことになっております本
特別委員会の
委員長
報告につきましても、正副
委員長に御一任願いたいと思いますが、いかがでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者がある〕
63
◯秋田章二委員長 御異議がありませんので、そのようにさせていただきます。
最後に、会議録署名
委員を指名いたします。武藤英治
委員、大塚勝利
委員、お二人を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。
以上で、本日の
委員会の議事は全て終了いたしました。
本日は、これをもって閉会いたします。どうもありがとうございました。
午 前 十 一 時 四 十 四 分 閉 会
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