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令和 2年第371回定例会(第1号 9月11日)

  • "岡田志朗議員"(/)
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  1. 愛媛県議会 2020-09-11
    令和 2年第371回定例会(第1号 9月11日)


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    令和 2年第371回定例会(第1号 9月11日) 第371回愛媛県議会定例会会議録  第1号 令和2年9月11日(金曜日)   〇出席議員 47名   1番  中 田 晃太郎   2番  山 崎 洋 靖   3番  石 井 智 恵   4番  中 野 泰 誠   5番  西 岡   新   6番  菅   森 実   7番  浅 湫 和 子   8番  大 政 博 文   9番  新 田 泰 史   10番  黒 川 理惠子   11番  武 井 多佳子   12番  田 中 克 彦   13番  西 原   司   14番  塩 出   崇   15番  高 橋 英 行   16番  川 本 健 太
      17番  帽 子 大 輔   18番  大 石   豪   19番  菊 池 伸 英   20番  古 川 拓 哉   21番  兵 頭   竜   22番  松 下 行 吉   23番  宇 高 英 治   24番  大 西   誠   25番  松 尾 和 久   26番  木 村   誉   27番  石 川   稔   28番  梶 谷 大 治   29番  西 田 洋 一   30番  福 羅 浩 一   31番  三 宅 浩 正   32番  徳 永 繁 樹   33番  笹 岡 博 之   34番  鈴 木 俊 広   35番  毛 利 修 三   36番  赤 松 泰 伸   37番  本 宮   勇   38番  高 山 康 人   39番  戒 能 潤之介   40番  渡 部   浩   41番  越 智   忍   42番  横 田 弘 之   43番  西 原 進 平   44番  中 畑 保 一   45番  明 比 昭 治   46番  岡 田 志 朗   47番  森 高 康 行   ―――――――――― 〇欠席議員 なし   ―――――――――― 〇欠  員 なし   ―――――――――― 〇出席理事者  知事          中 村 時 広  副知事         田 中 英 樹  副知事         八 矢   拓  公営企業管理者     山 口 真 司  総務部長        高 石   淳  企画振興部長      金 子 浩 一  スポーツ文化部長   大 北   秀  防災安全統括部長    福 井 琴 樹  県民環境部長      岸 本 憲 彦  保健福祉部長      高 橋 敏 彦  経済労働部長      東 野 政 隆  農林水産部長      馬 越 史 朗  土木部長        葛 原 健 二  会計管理者出納局長   菅   規 行  教育長         田 所 竜 二  副教育長        仙 波 純 子  人事委員会委員長    安 藤   潔  公安委員会委員     増 田 吉 利  警察本部長       篠 原 英 樹  監査委員        高 橋 正 浩  監査事務局長      井 関 浩 一   ―――――――――― 〇出席事務局職員  事務局長        小 坂 泰 起  事務局次長       矢 野   等  参事総務課長      松 本 賢 固  議事調査課長      鳥 生 敬 央  議事調査課主幹     二 神 裕 志   ―――――――――― 〇本日の会議に付した事件  会期決定の件  会議録署名者選任の件  定第102号議案ないし定第120号議案 ┌────────────────┐ │(注)議席番号は、新型コロナウ │ │   イルス感染防止対策として │ │   間隔を空けて着席するため │ │   に設けた議席を含めた臨時 │ │   の番号である。      │ └────────────────┘      午前11時 開会 ○(戒能潤介議長) ただいまから、第371回愛媛県議会定例会を開会いたします。    ――――――――――――――――― ○(戒能潤介議長) 知事から、今議会招集の挨拶があります。   〔中村時広知事登壇〕 ○(中村時広知事) 開会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。  本日、9月定例県議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙の中を御参集いただき、誠にありがとうございます。  本議会におきましては、令和2年度補正予算案をはじめ、当面する県政の諸案件につきまして御審議をいただくこととなっておりますので、適切な議決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  なお、新型コロナウイルス感染症については、これまで県内で33事例114名の方々の感染が確認されており、感染された方々に心からお見舞いを申し上げますとともに、現在も治療を続けておられる方の一日も早い御回復をお祈りいたします。  7月に入り、県内でも散発的に感染者が確認され、夏休みお盆期間には、人の移動による感染の拡大が懸念されておりましたが、7月以降の陽性感染者数全国比較でも少数でございまして、本県は何とか踏みとどまっている状況にあると言えるのではなかろうかと思います。これはひとえに県民並びに事業者皆さんが、日頃から感染回避行動に御協力いただくとともに、県のメッセージも受け止めていただきまして、夏休みお盆期間注意事項、これをしっかりと実践していただいた結果であり、本当に感謝を申し上げたいと思います。  しかしながら、これから迎える秋から冬にかけて、インフルエンザの流行も懸念され、新型コロナウイルス感染症インフルエンザの双方への対処が重要となります。県といたしましては、全庁一丸となって、緊張感を持って対応してまいりますので、一層の御理解と御協力をお願い申し上げまして、開会の御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。    ――――――――――――――――― ○(戒能潤介議長) これから、議事を開きます。  お諮りいたします。  今議会の会期を本日から10月6日までの26日間とすることに異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(戒能潤介議長) 異議ないものと認め、そのとおり決定いたします。  なお、本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。    ――――――――――――――――― ○(戒能潤介議長) 次に、会議録署名者は、会期中議長において指名することに異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○(戒能潤介議長) 異議ないものと認め、そのとおり決定いたします。  本日の会議録署名者岡田志朗議員、横田弘之議員を指名いたします。    ――――――――――――――――― ○(戒能潤介議長) 知事から、定第102号議案ないし定第120号議案及び報告第9号ないし報告第16号の提出がありましたので、報告いたします。  また、前定例会以降の諸般報告は、お手元に配付のとおりであります。    ――――――――――――――――― ○(戒能潤介議長) それでは、定第102号議案令和2年度愛媛県一般会計補正予算ないし定第120号議案を一括上程付議いたします。  なお、関係議案に対する人事委員会及び監査委員の意見は、お手元に配付のとおりであります。  知事の説明を求めます。   〔中村時広知事登壇〕 ○(中村時広知事) このたびの定例県議会におきましては、令和2年度補正予算案をはじめ、当面する県政の諸案件につきまして御審議いただくこととなっておりますので、よろしくお願い申し上げます。  県内で初めて新型コロナウイルス感染者が確認されてから半年が経過いたしました。いまだ収束への道筋が見通せない状況が続いておりますが、昼夜を問わず、県民の命や健康を守るため、献身的に職務に精励されている医療・福祉関係者感染回避行動の習慣化に努めていただいている県民の皆さんに、改めて心から御礼を申し上げます。  本来であれば、今年度はオリンピックイヤーとして、スポーツの熱気に包まれながら、県内でも各種イベントが開催される予定でありましたが、感染拡大に伴って、長い歴史を持つ全国高校野球選手権愛媛大会愛媛マラソンをはじめ、世界中のサイクリストが集うサイクリングしまなみ2020などが中止や延期を余儀なくされ、さらには、学校や職場、地域での活動、行事や御家庭での夏休み思い出づくりに至るまで、様々な影響が生じております。準備を続けてきた関係者や参加を楽しみにしていた皆さんの思いが詰まったイベント等が、この見えない敵によって、予想だにしない事態となりましたことは大変残念でなりませんが、このような状況においても、環境の変化に対応しながら各種活動を続けられている方々に深く敬意を表します。  地域経済立て直しに向けましては、事業者皆さん感染予防を図りながら、知恵と創意工夫を凝らした事業活動を着実に進められており、大変心強く感じております。県においても、県内企業を対象に、無利子・無担保の融資制度をはじめ、3密回避と新たなビジネス展開等を対象としたえひめ版協力金を創設して、事業継続をしっかりと下支えしておりますほか、非対面型のビジネス展開や新たな生活様式に対応した商品・サービスの開発、経営力向上感染予防の実現に向けた設備整備感染予防ガイドライン実践活動などへの支援にも鋭意取り組んでいるところでございます。  また、落ち込んだ県内の観光需要を喚起するため、感染状況に十分留意しながら、本県と近隣県の方々を対象とした県内宿泊旅行代金の割引を実施しており、特に夏の期間中は、多くの県民の皆さんに御利用いただき、地域の魅力の再発見にもつながっているのではなかろうかと考えております。  さらに、農林水産分野においては、牛肉や養殖マダイ等学校給食への提供をはじめ、花卉の需要創出大手量販店等への働きかけやECサイトの活用を通じた県産品の販売促進などに取り組むとともに、スポーツの分野では、日本スポーツマスターズ2020愛媛大会中止等により、活動を制限された各種競技団体や選手の皆さんの活躍の場を提供して、県民の皆さんスポーツの力で盛り上がる愛顔のスポーツフェスティバルを今月から開催しておりますほか、利用者の減少により苦境にある公共交通事業者への支援にも取り組んでおり、鉄道事業者による3密回避に向けた代行バスの運行が開始されたところでございます。  引き続き、感染予防社会経済活動のバランスを取りながら、地域経済立て直しや新たな生活・ビジネス文化スタイルの実践を加速させるとともに、デジタル技術を駆使し、実需の創出はもとより、学校教育デジタル化や県民の健康づくり行政運営スマート化などにも果敢にチャレンジしてまいります。  今後とも、コロナ禍がもたらす様々な変革の波を的確に捉え、前進する気概を持って、オール愛媛体制でこの難局を乗り切ってまいる所存でありますので、議員各位をはじめ、県民の皆さんの御理解、御協力をよろしくお願い申し上げます。  それでは、ただいま上程されました議案の概要について説明をいたします。  今回の補正予算は、財政の先行きが不透明で厳しい状況の中ではありますが、引き続き新型コロナウイルス感染症への対応に万全を期するとともに、最優先課題である西日本豪雨災害への対応をはじめ、県民の安全・安心を確保するため、道路や河川等の整備などの防災・減災対策県単独で積極的に推進するほか、現下の政策課題に的確に対応することとした次第であります。  以下、その概要について説明をさせていただきます。  第1は、新型コロナウイルス感染症への対応についてであります。  まず、医療・検査体制等の充実として、福祉施設で感染が確認された場合でもサービスを継続することができるよう、施設間で相互応援を行うえひめ福祉支援ネットワークの円滑な運用を図るため、応援職員を派遣する法人に対して協力金を支給するとともに、妊産婦に対する分娩前PCR検査自己負担を無償化するため、検査を実施する医療機関支援金を支給することといたしました。この協力金及び支援金の財源については、多くの個人や法人から寄せられました寄附を積み立てた新型コロナウイルス感染症対策応援基金を活用するとともに、また、ここに新たに寄せられた寄附を同基金に積み増しすることといたしました。  また、今後の季節性インフルエンザの流行も視野に入れ、医療圏域ごと検査体制をさらに強化するため、地域の医師会の御協力をいただきながら、ドライブスルー方式などによるPCR検査体制医療圏域ごとに構築するほか、高齢者福祉施設の個室化への改修を支援することといたしました。  このほか、今後の感染拡大への備えとして、受入れ病床の確保をはじめ、医療従事者への応援手当金の支給や、無症状や軽症の患者を受け入れる宿泊療養施設の借り上げ、深夜に及ぶ長時間勤務等でホテルへの宿泊を余儀なくされている医療従事者への宿泊費の助成、保健所の体制強化など、これら今までに取組をしてまいりましたこの事業を継続するための下半期分の経費を計上することといたしました。  次に、新たな事業展開生活維持への支援として、感染予防社会経済活動に不可欠な衛生用品の、もしものときに備えた県内での安定確保を図るため、県内企業マスク生産設備の導入や、県独自の協力金を活用して開発されました医療用陰圧テント等ウェブ商談による医療機関への販路開拓を支援することといたしました。  また、収入が減少した世帯の資金需要に対応するため、生活福祉資金貸付金の原資を県社会福祉協議会追加補助するとともに、生活困窮者に安定した居住環境を提供するため、住居確保給付金の支給を行うほか、家計が急変した世帯の生徒の負担軽減を図るため、私立専修学校が実施する授業料減免措置に上乗せして支援することといたしました。  第2は、西日本豪雨災害等への対応と防災・減災対策の推進についてであります。  まず、西日本豪雨災害等への対応として、被災規模の大きい市町道や肱川流域の橋梁について、市町からの要請に基づきまして、工事を県が受託して早期復旧等を支援するとともに、被災地域の保育所や特別養護老人ホーム復旧事業に対する国庫負担率が引き上げられたことに伴う市町への追加補助を行うことといたしました。  また、本年7月の豪雨により、大洲市内で発生した地滑りの対策工事や、県立川之石高校の実習園で発生したのり面崩壊復旧工事を実施することといたしました。  次に、県単独緊急防災減災対策事業として、大規模な災害に備えるため、緊急輸送道路等の整備をはじめ、河川、海岸、港湾施設の改修に積極的に取り組むとともに、河川の氾濫を防止するため、土砂の堆積が著しい箇所の河床掘削をさらに推進するほか、土砂災害から県民の命を守るため、崖崩れ防災対策の促進や砂防施設機能強化を行うことといたしました。  第3は、当面する課題への対応についてであります。  平成30年度から3年間にわたって愛・野球博の取組を進めてまいりました。また、野球文化が根づく県民の熱意も高いものがございます。これらが関係者に届き、2022年のプロ野球オールスターゲーム本県開催が実現したところでありますが、機運醸成を図る記念イベント等を実施することといたしております。  また、国民健康保険市町事務負担軽減を図るため、健診予約システム等機能向上に取り組むとともに、県税システムの改修や今後の県政運営に不可欠な財政基盤の強化を図るための積立てを行うほか、大洲・八幡浜自動車道郷高架橋の着実な整備を進めることといたしております。  この結果、今回の補正予算総額は、一般会計で162億2,585万円、特別会計で5,234万円、合計で162億7,819万円でありまして、本年度予算の累計は1兆995億32万円となります。  この補正予算の財源につきましては、国庫支出金、県債などのほか、事業執行に伴う特定財源を充当することといたしております。  以上が補正予算の概要でありますが、このほか、法令の改正等に伴う各種条例の改正及びその他の諸案件も提案させていただいておりますので、適切な議決を賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。    ――――――――――――――――― ○(戒能潤介議長) 以上で本日の日程を終了いたしました。  明12日及び13日は休日のため、14日及び15日は議案調査のため休会いたします。  16日は、午前10時30分から本会議を開きます。  日程は、全議案に対する審議の続行であります。  本日は、これをもって散会いたします。      午前11時19分 散会...