愛媛県議会 2019-12-11
令和元年第366回定例会(第6号12月11日)
令和元年第366回定例会(第6号12月11日) 第366回
愛媛県議会定例会会議録 第6号
令和元年12月11日(水曜日)
〇
出席議員 46名
1番 中 野 泰 誠
2番 西 岡 新
3番 山 崎 洋 靖
4番 菅 森 実
5番 浅 湫 和 子
6番 石 井 智 恵
7番 中 田 晃太郎
8番 大 政 博 文
9番 新 田 泰 史
10番 黒 川 理惠子
11番 欠 番
12番 欠 番
13番 武 井 多佳子
14番 田 中 克 彦
15番 西 原 司
16番 塩 出 崇
17番 高 橋 英 行
18番 松 下 行 吉
19番 川 本 健 太
20番 帽 子 大 輔
21番 大 石 豪
22番 宇 高 英 治
23番 欠 番
24番 欠 番
25番 菊 池 伸 英
26番 古 川 拓 哉
27番 兵 頭 竜
28番 大 西 誠
29番 松 尾 和 久
30番 福 羅 浩 一
31番 三 宅 浩 正
32番 西 田 洋 一
33番 欠 番
34番 欠 番
35番 木 村 誉
36番 笹 岡 博 之
37番 鈴 木 俊 広
38番 石 川 稔
40番 徳 永 繁 樹
41番 高 山 康 人
42番 渡 部 浩
43番 戒 能 潤之介
44番 欠 番
45番 欠 番
46番 越 智 忍
47番 横 田 弘 之
48番 毛 利 修 三
49番 赤 松 泰 伸
50番 本 宮 勇
51番 西 原 進 平
52番 中 畑 保 一
53番 明 比 昭 治
54番 岡 田 志 朗
55番 森 高 康 行
――――――――――
〇
欠席議員 1名
39番 梶 谷 大 治
――――――――――
〇欠 員 なし
――――――――――
〇
出席理事者
知事 中 村 時 広
副知事 神 野 一 仁
副知事 八 矢 拓
公営企業管理者 兵 頭 昭 洋
総務部長 高 橋 正 浩
企画振興部長 金 子 浩 一
スポーツ・
文化部長 高 石 淳
防災安全統括部長 福 井 琴 樹
県民環境部長 岸 本 憲 彦
保健福祉部長 山 口 真 司
営業本部長 八十島 一 幸
経済労働部長 田 中 英 樹
農林水産部長 田 所 竜 二
土木部長 杉 本 寧
会計管理者出納局長 菅 豊 正
教育長 三 好 伊佐夫
副教育長 武 智 俊 和
人事委員会委員 大 内 由 美
公安委員会委員長 曽我部 謙 一
警察本部長 篠 原 英 樹
監査委員 永 井 一 平
監査事務局長 山 本 亜紀子
――――――――――
〇
出席事務局職員
事務局長 東 野 政 隆
事務局次長 八 塚 洋
参事総務課長 松 本 賢 固
参事議事調査課長 西 田 洋 一
政務調査室長 入 舩 理
議事調査課主幹 二 神 裕 志
――――――――――
〇本日の会議に付した事件
定第115号議案ないし定第130号議案、定第101号議案ないし定第104号議案
請願
定第131号議案ないし定第133号議案
議発第6号議案及び議発第7号議案
継続調査承認の件
午前11時 開議
○(
西田洋一議長) ただいまから、本日の会議を開きます。
本日の
会議録署名者に戒能潤之介議員、
毛利修三議員を指名いたします。
―――――――――――――――――
○(
西田洋一議長) これから、定第115
号議案令和元
年度愛媛県
一般会計補正予算ないし定第130号議案、定第101号議案ないし定第104号議案及び請願を一括議題とし、各委員長から審査の経過と結果を報告願うことにいたします。
まず、
総務企画委員長に報告を願います。
○(
松下行吉議員) 議長
○(
西田洋一議長)
松下行吉議員
〔
松下行吉議員登壇〕
○(
松下行吉総務企画委員長) (拍手)報告いたします。
当委員会に付託されました議案の審査結果は、お手元に配付されております
委員会審査報告書のとおりでありまして、いずれも原案のとおり可決決定されました。
以下、審査の過程において論議された主な事項について、その概要を申し上げます。
まず第1点は、障がい者雇用の促進についてであります。
このことについて一部の委員から、精神障がいや知的障がいの方々に採用を広げたことも含めて、障がい者雇用の状況はどうかとただしたのであります。
これに対し理事者から、障がい
者雇用率の
算定誤り発覚以降、精神障がいや知的障がいの方々への採用対象の拡大や
チャレンジオフィスの開設など、新たな
取り組みを行いながら積極的に
雇用促進を図っており、知事部局では、これまでに
雇用率算定上の人数換算で新たに54名を雇用するなど、来年度の
雇用率達成に向けて、しっかりと進めているところである。
また、新たな雇用者については、身体、精神、知的全ての種別の方々を雇用しており、試験により優秀な人材が確保できているとともに、職場定着に向けて、障がい者雇用の手引の作成・配付や職場研修の実施、相談窓口の設置などにも取り組んでいる旨の答弁がありました。
第2点は、
集落実態調査についてであります。
〔
兵頭竜議員登壇〕
○(
兵頭竜スポーツ文教警察委員長) (拍手)報告いたします。
当委員会に付託されました議案の審査結果は、お手元に配付されております
委員会審査報告書のとおりでありまして、いずれも原案のとおり可決決定されました。
以下、審査の過程において論議された主な事項について、その概要を申し上げます。
まず第1点は、
愛媛人物博物館についてであります。
このことについて一部の委員から、
愛媛人物博物館の概要と
利用状況はどうか。また、
利用促進に向けてどのように取り組んでいるのかとただしたのであります。
これに対し理事者から、当博物館は、平成3年度に生涯
学習センターの併設施設として愛媛県ゆかりの偉人を顕彰することを目的に開館し、現在178名の人物について展示しており、平成30年度には1万3,725人の来館者があり、そのうち小学生が1,083人、中学生が345人、高校生が161人であった。
また、
教育委員会を通じて、遠足など小中学校の行事での利用を働きかけてもらうほか、開館30周年となる令和3年度に向けて、新たな
人物展示の候補者を12名選定したところであり、利用者の増加に向け、
指定管理者と連携してPRを進めていきたい旨の答弁がありました。
第2点は、文化財の防火対策についてであります。
このことについて一部の委員から、沖縄県の首里城の火災を受け、県内の文化財の防火対策の状況はどうかとただしたのであります。
これに対し理事者から、本年4月に発生したフランスのノートルダム大聖堂の火災を受け、県内の国宝・重要文化財建造物の管理状況等について緊急調査を実施した結果、自動火災報知設備及び消火器具の未設置はなく、あわせて、国が作成した防火対策ガイドラインの活用を所有者に促したところである。
さらに、首里城の火災を受け、改めて防火管理等の注意喚起を行うとともに、現在、県指定文化財の管理状況を調査している。
また、昨年、松山市内の神社で県及び市町の文化財担当者や市消防局による防火訓練を行い、初期対応の手順等を確認、共有したほか、えひめ文化財防災マニュアルを作成・配布するなど、防火、防災意識の高揚を図っている旨の答弁がありました。
第3点は、誤認逮捕の再発防止に向けた
取り組み状況についてであります。
このことについて一部の委員から、
取り組みをしっかりと報告し、
情報発信することが県民の安心と信頼回復につながると思うが、再発防止にどう取り組んでいるのかとただしたのであります。
これに対し理事者から、誤認逮捕の再発防止対策に基づき、指示文書の発出、全ての警察署に対する巡回指導、捜査主任官研修会、警察学校での教養等により、捜査幹部及び捜査員に対し、緻密かつ適正な捜査の推進及び客観的証拠に基づく心情に配慮した適正な取り調べ、鑑定に関する指導・教養を実施し、犯人性に関する捜査及び裏づけ捜査の徹底並びに捜査幹部のチェック機能の強化を図っている。
また、警察署の通常逮捕予定事件については、各署から警察本部に全件報告させた上で事前審査を行っているほか、鑑定方法及び内容に関する事前検討並びに鑑定結果に対する事後検討を実施し、鑑定結果の趣旨等について正しく認識させるため、全捜査員に対する指導を強化しており、引き続き、県民の信頼回復に応えてまいりたい旨の答弁がありました。
このほか、ジュニアアスリート発掘事業の総括と
スポーツ医科学の活用、愛顔感動ものがたり発信事業の実施、県立高校における産業教育の
取り組み、県立学校の非構造部材の耐震化、ながら運転の現状等、違法薬物事件の検挙状況などについても論議があったことを付言いたします。
以上で報告を終わります。(拍手)
○(
西田洋一議長) 次に、決算特別委員長に報告を願います。
○(鈴木俊広議員) 議長
○(
西田洋一議長) 鈴木俊広議員
〔鈴木俊広議員登壇〕
○(鈴木俊広決算特別委員長) (拍手)報告いたします。
定第101号議案平成30
年度愛媛県歳入歳出決算の認定についてないし定第104号議案の審査を付託されました当委員会は、11月6日に総括審査等を行ったほか、議長を通じて各常任委員会へ部局別調査を依頼するなど、厳正かつ慎重に審査を行いました。
採決の結果、歳入歳出決算及び工業用水道事業、病院事業の各会計決算は、いずれも全員賛成をもって認定するとともに、電気事業会計についても、全員賛成をもって、利益剰余金の処分について原案のとおり可決し、同会計の決算は認定することに決定いたしました。
以下、審査の過程において論議された主な事項について、その概要を申し上げます。
第1点は、ふるさと納税についてであります。
このことについて一部の委員から、近年のふるさと納税の推移はどうか。また、制度の推進について、県の考え方はどうかとただしたのであります。
これに対し理事者から、平成30年度の寄附の状況は、通常分が3,162件で約4,100万円、災害支援分が3,266件で約6,900万円、全体では6,428件で約1億1,000万円。29年度以前は通常分のみで、29年度が約2,690万円、28年度が約4,140万円、27年度が約2,340万円となっている。
また、ふるさと納税は、財源確保の有効な手段の一つとして捉えており、このことは、
県内市町にとっても同様である。
県としては、
県内市町の
取り組みを阻害しないよう配慮しながら制度の普及推進に努める一方、返礼品に「愛」あるブランド産品をそろえるなど、本県へのふるさと納税に対する魅力の向上にも取り組んでいる旨の答弁がありました。
第2点は、伊予の媛貴海プレミアム化推進事業についてであります。
このことについて一部の委員から、本事業で販路拡大に取り組んでいるが、今後、媛貴海と媛スマをどうすみ分けて販売していくのかとただしたのであります。
これに対し理事者から、愛媛県産養殖スマについては、一定の基準を満たしたものが伊予の媛貴海として販売されてきたが、それ以外のものは単にスマとして取り扱われていたことから、生産者、漁協、小売店などから愛媛県産養殖スマを包括する新たなネーミングを望む声があった。
このため、今後のスマの生産拡大を見据え、伊予の媛貴海をトップブランドとし、愛媛県産養殖スマの総称を媛スマと決定したところであり、今後、生産者の意見を踏まえながら、新たに設立する媛スマ普及促進協議会で販売戦略をしっかりと検討していきたい旨の答弁がありました。
第3点は、
中小企業等グループ施設等復旧支援事業、いわゆるグループ補助金についてであります。
このことについて一部の委員から、平成30年度予算額約286億円に対し、約273億円を繰り越して活用するとのことだが、当事業をどのように評価しているのかとただしたのであります。
これに対し理事者から、平成31年2月末までに161事業者、約20億6,000万円の交付決定を行い、そのうち、年度内に事業を完了した125事業者と、一部の事業を完了した7事業者に対し約13億円の支払いを完了し、残りの約273億円を今年度に繰り越して事業を継続している。
グループ補助金の執行に当たっては、事業者からの申請に漏れがないよう、現地オフィスが一緒に手続を行う等最大限の支援を行っているものの、復興はこれからであるため、引き続き、被災企業に寄り添った対応をしていきたい旨の答弁がありました。
このほか、元気な集落づくり推進事業、ドローンの安全管理及び活用、地域へリポート整備支援事業、病院事業会計の平成30年度決算、とべ動物園魅力向上戦略推進事業、えひめ愛顔のジュニアアスリート発掘事業、キャリア教育・就労支援充実事業などについても、活発な論議があったことを付言いたします。
なお、次年度の決算特別委員会で対応状況の報告を求める項目につきましては、各常任委員会から提出された項目の候補をもとに協議した結果、お手元に配付の一覧表のとおり決定いたしました。
以上で報告を終わります。(拍手)
○(
西田洋一議長) 以上で各委員長の報告を終わりました。
―――――――――――――――――
○(
西田洋一議長) お諮りいたします。
各委員長報告に対する質疑を省略することに賛成の議員は、起立を願います。
〔賛成者起立〕
○(
西田洋一議長) 起立多数。着席を願います。
起立多数と認め、そのとおり決定いたします。
―――――――――――――――――
○(
西田洋一議長) お諮りいたします。
請願第6号日米貿易協定の国会承認は行わないことを求めることについては、委員長報告のとおり取り下げを承認することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
西田洋一議長) 異議ないものと認め、そのとおり決定いたします。
―――――――――――――――――
○(
西田洋一議長) お諮りいたします。
知事から、定第131号議案愛媛県収用委員会委員の任命につき同意を求めることについてないし定第133号議案が提出されましたので、日程を変更追加して、一括上程付議することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
西田洋一議長) 異議ないものと認め、そのとおり決定いたします。
知事の説明を求めます。
〔中村時広知事登壇〕
○(中村時広知事) ただいま上程されました議案について説明させていただきます。
収用委員会委員の加地雅臣氏は令和2年2月3日をもって任期満了となりますが、同氏は司法書士としての専門的知識を生かし、収用案件に適正な判断をいただくなど、収用委員会の運営に欠かせない人材であるため再任したいと存じます。
同じく、収用委員会委員の松井直人氏が令和2年2月3日をもって任期満了となりますので、土木部用地課長や県土地開発公社専務理事を歴任され、用地補償業務に精通しておられます徳本泰久氏を新たに委員に任命したいと存じます。
また、収用委員会予備委員の佐賀山誠氏が令和2年2月3日をもって任期満了となりますので、土木部用地課長などを歴任され、用地補償実務の経験や専門的知識を有している佐川義則氏を新たに予備委員に任命したいと存じます。
以上、適切な議決をよろしくお願いいたします。
○(
西田洋一議長) お諮りいたします。
以上の議案に対する質疑及び委員会付託は省略することに賛成の議員は、起立を願います。
〔賛成者起立〕
○(
西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。
全員起立と認め、そのとおり決定いたします。
―――――――――――――――――
○(
西田洋一議長) お諮りいたします。
横田弘之議員から、議発第6号議案「労働者協同組合法」の早期制定を求める意見書、田中克彦議員外3名から、議発第7号議案首相主催の「桜を見る会」疑惑に関する真相解明を求める意見書が提出されましたので、日程を変更追加して、一括上程付議することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
西田洋一議長) 異議ないものと認め、そのとおり決定いたします。
お諮りいたします。
議発第6号議案は、お手元に配付のとおりでありますので、本件に対する説明は省略することとし、議発第7号議案の説明に移ることに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
西田洋一議長) 異議ないものと認め、そのとおり決定いたします。
提出者田中克彦議員の説明を求めます。
〔田中克彦議員登壇〕
○(田中克彦議員) (拍手)ただいま上程されました議発第7号議案首相主催の「桜を見る会」疑惑に関する真相解明を求める意見書について、提出議員を代表して趣旨を説明いたします。
この問題での世論調査を見ますと、朝日新聞、首相の説明には納得できないが68%、共同通信では、首相の発言を信頼できないが69.2%となっています。毎日新聞12月4日付社説では、公金で催される政府行事が、首相ら政権党の支持者をもてなす事実上の選挙活動に活用されていた疑惑だ。首相がその気になれば真相解明が進むのに説明から逃げるから、さらに疑惑が深まると強調。昨日の愛媛新聞でも、逃げ切りは許されないと厳しく指摘しています。
菅官房長官自身が会見で、残念ながら国民から理解されていないと認めておられるように、説明は尽くされておらず、これで幕引きとはいかない、それが県民・国民の世論だと考えます。
総理大臣主催の桜を見る会は、各界において功績、功労のあった方々を招き、日ごろの労苦を慰労する目的で長年行われてきましたが、それを大きく変貌させてしまったのが安倍政権です。
意見書にもあるように、まず、財政民主主義を無視したものであることです。安倍政権のもと、2014年桜を見る会の支出額は3,005万円で予算の1.7倍にも上り、ことし2019年は、参加者で1万8,000人を超え、支出額は5,520万円と予算の3倍を超える事態になっております。毎年、予算超過を当然のごとく拡大させることは大きな問題です。
第2に、反社会的勢力も桜を見る会に招待されていたという問題です。2015年、悪徳マルチ商法で、それまでも消費者庁から何度も指摘を受けていたジャパンライフ元会長にも桜を見る会への招待状が届き、この招待状を巧みに利用し、結果として被害が拡大したことは否定できない事実です。ジャパンライフ元会長は、総理枠で招待されていたことが濃厚となっております。全国各地で被害者の方が、この桜を見る会に招待されたことを大々的にアピールしていたということ、それを信用してしまったということを証言されております。安倍首相の責任は大変重大です。なぜこのような人物が招待されたのか、名簿を破棄したのでわからないでは済まされない大きな問題です。
第3に、公文書は民主主義の根幹を支える国民共有の財産です。ところが内閣
府は、野党議員から資料要求のあった1時間後に招待者名簿などを破棄していました。誰が見ても証拠隠滅を図ったものとしか言いようがありません。森友・加計問題などから、公文書管理の重要性があれだけ確認されていたにもかかわらずであります。
官僚と言われる方々、霞が関が、公文書という国民共有の財産を守るよりも、時の権力者へのそんたくを優先するならば、国会という行政監視機能はいよいよ機能しなくなり、まさに日本の民主主義が危機的状況にあると言わなければなりません。
最後に、安倍首相自身にも、桜を見る会前日に安倍後援会が都内ホテルで開いた前夜祭をめぐり、首相の政治団体の収支報告書に記載がないことについても疑惑が残っております。
桜を見る会をめぐる国政の私物化にかかわるさまざまな疑惑を徹底して解明することなくして、公正・公平な行政の回復にはなりません。民主主義という根幹を取り戻し正常に機能させていくためにも、立場の違いを超え、ぜひ地方から声を上げていくことがいよいよ必要だと考えます。
議員各位の御賛同をお願いし、意見書の説明を終わらせていただきます。
御清聴ありがとうございました。(拍手)
○(
西田洋一議長) お諮りいたします。
以上の議案に対する質疑及び委員会付託は省略することに賛成の議員は、起立を願います。
〔賛成者起立〕
○(
西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。
全員起立と認め、そのとおり決定いたします。
―――――――――――――――――
○(
西田洋一議長) これから、定第115
号議案令和元
年度愛媛県
一般会計補正予算ないし定第130号議案及び定第101号議案ないし定第104号議案並びに定第131号議案ないし定第133号議案、議発第6号議案及び議発第7号議案に対する討論は省略し、表決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
西田洋一議長) 異議ないものと認め、表決を行います。
まず、定第115
号議案令和元
年度愛媛県
一般会計補正予算ないし定第126号議案、定第129号議案及び定第130号議案を一括議題とし、以上の議案をいずれも原案のとおり可決決定することに賛成の議員は、起立を願います。
〔賛成者起立〕
○(
西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。
全員起立と認めます。
よって以上の議案は、いずれも原案のとおり可決決定いたしました。
次に、定第127
号議案令和元年度土木建設事業の負担金の額の変更について及び定第128号議案を一括議題とし、以上の議案をいずれも原案のとおり可決決定することに賛成の議員は、起立を願います。
〔賛成者起立〕
○(
西田洋一議長) 起立多数。着席を願います。
起立多数と認めます。
よって以上の議案は、いずれも原案のとおり可決決定いたしました。
次に、定第101号議案平成30
年度愛媛県歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本件を認定することに賛成の議員は、起立を願います。
〔賛成者起立〕
○(
西田洋一議長) 起立多数。着席を願います。
起立多数と認めます。
よって本件は、認定することに決定いたしました。
次に、定第102号議案平成30
年度愛媛県電気事業会計決算の認定についてを議題とし、本件を利益剰余金の処分について原案のとおり可決決定し、決算について認定することに賛成の議員は、起立を願います。
〔賛成者起立〕
○(
西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。
全員起立と認めます。
よって本件は、利益剰余金の処分について原案のとおり可決決定し、決算について認定することに決定いたしました。
次に、定第103号議案平成30
年度愛媛県工業用水道事業会計決算の認定について及び定第104号議案を一括議題とし、以上の議案を認定することに賛成の議員は、起立を願います。
〔賛成者起立〕
○(
西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。
全員起立と認めます。
よって以上の議案は、いずれも認定することに決定いたしました。
次に、定第131号議案愛媛県収用委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題とし、本件を同意することに賛成の議員は、起立を願います。
〔賛成者起立〕
○(
西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。
全員起立と認めます。
よって本件は、同意することに決定いたしました。
次に、定第132号議案愛媛県収用委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題とし、本件を同意することに賛成の議員は、起立を願います。
〔賛成者起立〕
○(
西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。
全員起立と認めます。
よって本件は、同意することに決定いたしました。
次に、定第133号議案愛媛県収用委員会予備委員の任命につき同意を求めることについてを議題とし、本件を同意することに賛成の議員は、起立を願います。
〔賛成者起立〕
○(
西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。
全員起立と認めます。
よって本件は、同意することに決定いたしました。
次に、議発第6号議案「労働者協同組合法」の早期制定を求める意見書を議題とし、本件を原案のとおり可決決定することに賛成の議員は、起立を願います。
〔賛成者起立〕
○(
西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。
全員起立と認めます。
よって本件は、原案のとおり可決決定いたしました。
次に、議発第7号議案首相主催の「桜を見る会」疑惑に関する真相解明を求める意見書を議題とし、本件を原案のとおり可決決定することに賛成の議員は、起立を願います。
〔賛成者起立〕
○(
西田洋一議長) 起立少数。着席を願います。
起立少数と認めます。
よって本件は、否決されました。
―――――――――――――――――
○(
西田洋一議長) お諮りいたします。
お手元に配付のとおり、各委員長から
継続調査承認要求書の提出がありましたので、これを承認することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
西田洋一議長) 異議ないものと認め、そのとおり決定いたします。
―――――――――――――――――
○(
西田洋一議長) 以上で、今議会に提出されました全議案を議了いたしましたので、議事を閉じます。
―――――――――――――――――
○(
西田洋一議長) 知事から挨拶があります。
〔中村時広知事登壇〕
○(中村時広知事) 12月定例県議会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。
議員各位には、終始熱心に御審議をいただきまして、まことにありがとうございました。おかげをもちまして、提案させていただきました議案につきましては、全て滞りなく議決を賜りますとともに、人事案件につきましてもそれぞれ御同意をいただき、厚く御礼を申し上げます。
今議会で賜りました御意見や御提言につきましては、今後の県政運営に当たりまして十分に配慮してまいりたいと存じます。
また、先般、災害からの復旧・復興と安全・安心の確保、経済の下振れリスクへの重点支援などを柱とした国の経済対策が策定されたところであり、県といたしましても、本県の実情や現下の経済情勢を踏まえて、適切に対応してまいる所存でありますので、議員各位におかれましても、格別の御支援、御協力をお願い申し上げます。
なお、11月30日から12月1日に、千葉県で開催されましたお米のおいしさを競う国内最大の大会である第21回米・食味分析鑑定コンクールにおいて、西予市の若手農家が出品したひめの凜が、総出品数5,137点の中から最高位部門で見事金賞を受賞しました。
県が16年の歳月をかけて開発し、生産者の皆さんが丹精を込めて育てられたひめの凜が、発売直後、早速このように評価されたことを大変うれしく思いますとともに、引き続き、生産拡大などの
取り組みを進め、多くの皆さんに愛されるブランド米としての地位をしっかり確立してまいりたいと思います。
これから本格的な寒さを迎えますが、議員各位におかれましては、一層の御自愛の上、つつがない御越年と御多幸の新年を迎えられますよう祈念いたしまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。
―――――――――――――――――
○(
西田洋一議長) これをもって、第366回愛媛県議会定例会を閉会いたします。
午前11時58分 閉会...