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令和元年第366回定例会(第6号12月11日)

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  1. 愛媛県議会 2019-12-11
    令和元年第366回定例会(第6号12月11日)


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    令和元年第366回定例会(第6号12月11日) 第366回愛媛県議会定例会会議録  第6号 令和元年12月11日(水曜日)   〇出席議員 46名   1番  中 野 泰 誠   2番  西 岡   新   3番  山 崎 洋 靖   4番  菅   森 実   5番  浅 湫 和 子   6番  石 井 智 恵   7番  中 田 晃太郎   8番  大 政 博 文   9番  新 田 泰 史   10番  黒 川 理惠子   11番  欠     番   12番  欠     番   13番  武 井 多佳子   14番  田 中 克 彦   15番  西 原   司   16番  塩 出   崇
      17番  高 橋 英 行   18番  松 下 行 吉   19番  川 本 健 太   20番  帽 子 大 輔   21番  大 石   豪   22番  宇 高 英 治   23番  欠     番   24番  欠     番   25番  菊 池 伸 英   26番  古 川 拓 哉   27番  兵 頭   竜   28番  大 西   誠   29番  松 尾 和 久   30番  福 羅 浩 一   31番  三 宅 浩 正   32番  西 田 洋 一   33番  欠     番   34番  欠     番   35番  木 村   誉   36番  笹 岡 博 之   37番  鈴 木 俊 広   38番  石 川   稔   40番  徳 永 繁 樹   41番  高 山 康 人   42番  渡 部   浩   43番  戒 能 潤之介   44番  欠     番   45番  欠     番   46番  越 智   忍   47番  横 田 弘 之   48番  毛 利 修 三   49番  赤 松 泰 伸   50番  本 宮   勇   51番  西 原 進 平   52番  中 畑 保 一   53番  明 比 昭 治   54番  岡 田 志 朗   55番  森 高 康 行   ―――――――――― 〇欠席議員 1名   39番  梶 谷 大 治   ―――――――――― 〇欠  員 なし   ―――――――――― 〇出席理事者  知事          中 村 時 広  副知事         神 野 一 仁  副知事         八 矢   拓  公営企業管理者     兵 頭 昭 洋  総務部長        高 橋 正 浩  企画振興部長      金 子 浩 一  スポーツ文化部長   高 石   淳  防災安全統括部長    福 井 琴 樹  県民環境部長      岸 本 憲 彦  保健福祉部長      山 口 真 司  営業本部長       八十島 一 幸  経済労働部長      田 中 英 樹  農林水産部長      田 所 竜 二  土木部長        杉 本   寧  会計管理者出納局長   菅   豊 正  教育長         三 好 伊佐夫  副教育長        武 智 俊 和  人事委員会委員     大 内 由 美  公安委員会委員長    曽我部 謙 一  警察本部長       篠 原 英 樹  監査委員        永 井 一 平  監査事務局長      山 本 亜紀子   ―――――――――― 〇出席事務局職員  事務局長        東 野 政 隆  事務局次長       八 塚   洋  参事総務課長      松 本 賢 固  参事議事調査課長    西 田 洋 一  政務調査室長      入 舩   理  議事調査課主幹     二 神 裕 志   ―――――――――― 〇本日の会議に付した事件  定第115号議案ないし定第130号議案、定第101号議案ないし定第104号議案  請願  定第131号議案ないし定第133号議案  議発第6号議案及び議発第7号議案  継続調査承認の件      午前11時 開議 ○(西田洋一議長) ただいまから、本日の会議を開きます。  本日の会議録署名者に戒能潤之介議員、毛利修三議員を指名いたします。   ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) これから、定第115号議案令和年度愛媛一般会計補正予算ないし定第130号議案、定第101号議案ないし定第104号議案及び請願を一括議題とし、各委員長から審査の経過と結果を報告願うことにいたします。  まず、総務企画委員長に報告を願います。 ○(松下行吉議員) 議長 ○(西田洋一議長) 松下行吉議員   〔松下行吉議員登壇〕 ○(松下行吉総務企画委員長) (拍手)報告いたします。  当委員会に付託されました議案の審査結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりでありまして、いずれも原案のとおり可決決定されました。  以下、審査の過程において論議された主な事項について、その概要を申し上げます。  まず第1点は、障がい者雇用の促進についてであります。  このことについて一部の委員から、精神障がいや知的障がいの方々に採用を広げたことも含めて、障がい者雇用の状況はどうかとただしたのであります。  これに対し理事者から、障がい者雇用率算定誤り発覚以降、精神障がいや知的障がいの方々への採用対象の拡大やチャレンジオフィスの開設など、新たな取り組みを行いながら積極的に雇用促進を図っており、知事部局では、これまでに雇用率算定上の人数換算で新たに54名を雇用するなど、来年度の雇用率達成に向けて、しっかりと進めているところである。  また、新たな雇用者については、身体、精神、知的全ての種別の方々を雇用しており、試験により優秀な人材が確保できているとともに、職場定着に向けて、障がい者雇用の手引の作成・配付や職場研修の実施、相談窓口の設置などにも取り組んでいる旨の答弁がありました。  第2点は、集落実態調査についてであります。
     このことについて一部の委員から、先日発表された平成30年度集落実態調査について、どう分析しているのか。また、今回の結果を踏まえ、どう対策を講じるのかとただしたのであります。  これに対し理事者から、平成25年度の前回調査に比べ、人口減少、高齢化が一層急速に進行していることが明らかになり、大変厳しい状況に直面していることを改めて認識している。  今後は、移住者や地域おこし協力隊など外部人材の誘致や、市町・住民主体による集落活性化の支援など、これまでの取り組みを深化させるとともに、都市住民が継続して地域とかかわっていく関係人口の拡大に向けた仕組みづくりについても検討するなど、集落の持続的な維持、活性化を図っていきたい旨の答弁がありました。  第3点は、しまなみ海道への誘客促進に向けた今後の取り組みについてであります。  このことについて一部の委員から、先般、しまなみ海道ナショナルサイクルルートに指定されたが、本県側への誘客促進に、今後、どう取り組んでいくのかとただしたのであります。  これに対し理事者から、しまなみ海道エリアの本県側における豊かな自然や色濃く残る伝統文化は、愛媛ならではの魅力と捉えている。今回のナショナルサイクルルートの指定を契機に、しまなみ海道をさらにステージアップさせるため、特に、来島海峡大橋にスポットを当てた取り組みを展開するなど、地元市町とも連携しながら、本県側への誘客促進に努めていきたい旨の答弁がありました。  このほか、森林環境税、職員の採用及び人材の育成、男性職員の育休取得促進過疎地域における買い物弱者支援等、県内大学との連携などについても論議があったことを付言いたします。  最後に、請願について申し上げます。  請願第6号については、請願者から取り下げ願の提出がありましたので、これを承認いたしました。  以上で報告を終わります。(拍手) ○(西田洋一議長) 次に、環境保健福祉委員長に報告を願います。 ○(松尾和久議員) 議長 ○(西田洋一議長) 松尾和久議員   〔松尾和久議員登壇〕 ○(松尾和久環境保健福祉委員長) (拍手)報告いたします。  当委員会に付託されました議案の審査結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりでありまして、いずれも原案のとおり可決決定されました。  以下、審査の過程において論議された主な事項について、その概要を申し上げます。  まず第1点は、食品ロスの削減についてであります。  このことについて一部の委員から、食品ロス削減のための取り組みはどうかとただしたのであります。  これに対し理事者から、ことし、食品ロス削減推進法が成立し、食品ロス削減は社会全体で取り組む課題とされたところである。  県は、これまでも食品ロス削減のため、3010運動の普及や食べきり宣言事業所の登録等に取り組むほか、外食機会が多い年末年始を控え、松山市と合同で街頭キャンペーンを実施したところである。さらに、家庭系食品ロス削減対策強化のため、食品小売店を推進店として登録する制度の創設や食べきりアイデアレシピの募集を実施したほか、10月には全市町で飲食店等を対象とした食べきり運動推進店登録制度をスタートしたところであり、今後とも、こうした取り組みを周知することで意識の醸成を図り、もったいないの精神により、オール愛媛食品ロス削減対策を行いたい旨の答弁がありました。  第2点は、市町の国土強靱化地域計画策定支援についてであります。  このことについて一部の委員から、市町の地域計画策定状況と県の支援状況はどうかとただしたのであります。  これに対し理事者から、国土強靱化基本法に基づき、平成28年3月に県地域計画を策定するとともに、研修会の開催等により、県内市町地域計画策定を支援してきたが、策定しているのは1市のみで、全国的にも策定が進んでいない状況である。  国では、市町村における計画策定国土強靱化取り組みを一層促進させるため、8月に推進方針を示し、地域計画に基づき実施する国の補助金・交付金事業の一部について優先採択や要件化等を検討している。  県では、さまざまな災害に対応できる公共基盤等の整備による国土強靱化の推進が重要であることから、市町長に対して地域計画策定の必要性を説明するとともに、策定ノウハウを提供するなど、市町の支援に努めており、今後とも、市町の地域計画策定が迅速かつ円滑に推進できるよう、一層支援していきたい旨の答弁がありました。  第3点は、介護人材の確保についてであります。  このことについて一部の委員から、外国人材を含む介護人材の確保にどう取り組んでいるのかとただしたのであります。  これに対し理事者から、11月1日現在で、外国人の介護人材経済連携協定により3法人9施設で45人、在留資格介護での就労に向けた介護福祉士を目指す留学生を2校で5人、技能実習制度により159人を受け入れている。  県外国人介護人材支援センターでは、関係団体等で構成する連携会議で意見交換を行うとともに、介護施設等を対象に受け入れ制度等の研修や個別相談会を実施したほか、年明けには外国人介護人材同士が交流する場を設ける予定である。マッチング支援モデル事業では、現在、各養成校から中国人留学生受け入れ方針等情報収集を行い、3月に現地合同説明会を開催するよう調整している。また、国内の人材確保には、今年度から若年層向けテレビCMユーチューブ等情報発信を開始しており、介護人材の確保につなげたい旨の答弁がありました。  このほか、県自転車安全利用促進条例の一部改正、伊方発電所2号機の廃止措置計画審査状況、愛媛県無料低額宿泊所自殺対策、幼児教育・保育の無償化実施に係る便乗値上げなどについても論議があったことを付言いたします。  以上で報告を終わります。(拍手) ○(西田洋一議長) 次に、農林水産委員長に報告を願います。 ○(高橋英行議員) 議長 ○(西田洋一議長) 高橋英行議員   〔高橋英行議員登壇〕 ○(高橋英行農林水産委員長) (拍手)報告いたします。  当委員会に付託されました議案の審査結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりでありまして、原案のとおり可決決定されました。  以下、審査の過程において論議された主な事項について、その概要を申し上げます。  まず第1点は、CSF(豚コレラ)等の防疫対策についてであります。  このことについて一部の委員から、CSF等に対する防疫対策の強化について、具体的な取り組みはどうかとただしたのであります。  これに対し理事者から、関東圏でのCSF発生や韓国でのASF(アフリカ豚コレラ)の発生を踏まえ、県内全ての養豚場での野生イノシシ侵入防護柵の整備や防鳥ネット、消毒設備の設置を支援するとともに、殺鼠剤によるネズミの防除指導など、野生動物を介したウイルスの侵入防止対策に取り組むこととしている。  また、水際対策を強化するため、空港での靴底消毒マット常設化等に加え、家畜保健衛生所へのCSF検査キットの配備による迅速な検査体制の整備等も行うこととしており、今後も、高いレベルでの警戒態勢を維持し、CSF等発生防止に努めたい旨の答弁がありました。  第2点は、アコヤガイ稚貝等のへい死対策についてであります。  このことについて一部の委員から、へい死原因究明状況はどうか。また、真珠母貝、真珠養殖業者に対する支援にどう取り組むのかとただしたのであります。  これに対し理事者から、へい死原因については、高水温や餌不足のほか、感染症の可能性も排除できないため、水産研究センターや国の研究機関で検査を実施しているほか、近親交配による貝の弱体化についても、愛媛大学等と協力して解析を進めることとしている。県としては、生産者が安心して事業継続できるよう、スピード感を持って対応したいと考えているが、原因究明には、なお時間を要するとの専門家の指摘もあり、慎重かつ丁寧に検討していきたい。  また、事業者への支援については、水産研究センターで緊急に生産した約100万個の稚貝を無償配布したほか、漁業者緊急支援資金の償還延長や漁業近代化資金融資枠拡大による経営支援を行うこととしており、今後も関係市町と連携して、被害の最小化に努めたい旨の答弁がありました。  第3点は、ひめの凜の販売状況についてであります。  このことについて一部の委員から、今年度デビューしたひめの凜の販売状況と来年度に向けた取り組みはどうかとただしたのであります。  これに対し理事者から、ひめの凜は11月6日から販売を開始し、現在、県内の200店舗以上のスーパーなどで販売されている。最上位ランクのプレミアムクオリティーの売れ行きは、価格帯が同じ新潟県産コシヒカリの5倍以上と、米の新商品としては異例の売れ行きと聞いており、また、先日のえひめ・まつやま産業まつりでの試食アンケートにおいても、食味の評価や認知度がとても高かった。  来年度は、作付面積を64haから100haに拡大するとともに、さらなるファンを獲得できるよう、生産面での品質確保も徹底しながら、生産・販売の両面で戦略的に取り組みたい旨の答弁がありました。  このほか、今年度の真珠生産の見通し、一次産業女子農業体験ツアー、農作物の防除体制、輸出に向けた国際認証の取得促進、県産材の増産の取り組みなどについても論議があったことを付言いたします。  以上で報告を終わります。(拍手) ○(西田洋一議長) 次に、経済企業委員長に報告を願います。 ○(古川拓哉議員) 議長 ○(西田洋一議長) 古川拓哉議員   〔古川拓哉議員登壇〕 ○(古川拓哉経済企業委員長) (拍手)報告いたします。  当委員会に付託されました議案の審査結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりでありまして、いずれも原案のとおり可決決定されました。  以下、審査の過程において論議された主な事項について、その概要を申し上げます。  まず第1点は、UIJターン就職の促進についてであります。  このことについて一部の委員から、UIJターン就職の促進にどう取り組んでいるのか。また、情報発信の方法と具体的内容はどうかとただしたのであります。  これに対し理事者から、平成29年度に東京と大阪に設置したふるさと愛媛Uターンセンターにおいて、職業相談や職業紹介、就職セミナーを行っているほか、昨年度創設した中核産業人材確保支援制度による、県内企業に就職した学生への奨学金返還支援ジョブカフェ愛workと連携したインターンシップや企業と学生の交流会等の開催にも取り組んでいる。  また、ことし7月から開始したLINE公式アカウントを活用して、県内外で開催する合同説明会インターンシップ、企業と学生との交流会等の情報を発信しており、本アカウントへの登録数をふやすため、県立学校の同窓会ホームページへの掲載や県外に進学した学生等へ周知している旨の答弁がありました。  第2点は、松山−ソウル線の維持・拡充に向けた取り組みについてであります。  このことについて一部の委員から、日韓関係の悪化が続く中、観光客の増大に向け、路線の維持・拡充にどのように取り組んでいるのかとただしたのであります。  これに対し理事者から、松山−ソウル線の搭乗率は、韓国からのインバウンド客の減少により、9月は63%、10月は67.8%と厳しい状況が続いている。  県では、インバウンド客の回復に向け、8月にブロガーの招請、11月には韓国旅行会社を対象とした視察ツアーや商談会を実施するとともに、旅行商品造成への支援を拡充したところ、早速、商品造成の動きが出てきている。  今後も、日韓関係の動向を見きわめながら、旅行雑誌社の招請やポップアップストアによるPR等、インバウンド誘客に取り組むとともに、アウトバウンド対策も強化し、松山−ソウル線の維持・拡充を図っていきたい旨の答弁がありました。  第3点は、県立病院における災害派遣医療チーム、いわゆるDMAT活動状況についてであります。  このことについて一部の委員から、県立病院におけるDMAT配備状況やこれまでの活動実績はどうか。また、本年10月の台風19号による災害対応のため、県立中央病院看護師DMATとして、福島県で活動したとのことであるが、今回の活動内容やそれを踏まえ、今後どのように生かしていくのかとただしたのであります。  これに対し理事者から、中央、今治、新居浜の3県立病院に合計9チームを配備し、これまでに東日本大震災や熊本地震、昨年の西日本豪雨災害等に出動している。  今回の台風19号では、福島県本宮市で、看護師1人が、情報収集支援業務の調整を行うロジスティックチーム隊員として活動し、帰県後、災害時の患者の避難は容易ではなく、日ごろから準備をしておくことが重要であるとの報告を受け、県立4病院で共有し、今後の訓練等に生かしていきたい旨の答弁がありました。  このほか、中小企業に対する働き方改革の支援、中国向け越境EC事業今治地区工業用水道事業の今治市への譲渡、脳死腎移植などについても論議があったことを付言いたします。  以上で報告を終わります。(拍手) ○(西田洋一議長) 次に、建設委員長に報告を願います。 ○(石川稔議員) 議長 ○(西田洋一議長) 石川稔議員   〔石川稔議員登壇〕 ○(石川稔建設委員長) (拍手)報告いたします。  当委員会に付託されました議案の審査結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりでありまして、いずれも原案のとおり可決決定されました。  以下、審査の過程において論議された主な事項について、その概要を申し上げます。  まず第1点は、公共下水道における浸水被害対策についてであります。  このことについて一部の委員から、県内の公共下水道では、浸水被害の備えとして、どのような取り組みを行っているのかとただしたのであります。  これに対し理事者から、本県には、38カ所の下水処理場があり、中には浸水被害を受けるおそれのある箇所に立地している処理場もあるが、対策には大規模な施設改修を伴い、膨大な費用と時間が必要となるため、ハード整備による対策は難しいと考えている。  このため、当面の対策として被害に遭っても業務を継続できるよう、BCPの策定が急務と考えており、現在の地震時想定に加え、水害時も想定したBCPの策定を進めることとし、先般、市町に対する説明会を開催し、策定方法などを指導したところである。  県としては、水害時BCPの早期策定を市町に促し、被災しても適切な初動対応や早期復旧に着手できる体制の構築に向け支援していきたい旨の答弁がありました。  第2点は、河川改修等防災対策についてであります。  このことについて一部の委員から、近年、地球温暖化により激甚化する豪雨災害等を踏まえ、想定外の事態に備えた対策に取り組むべきと考えるがどうかとただしたのであります。  これに対し理事者から、国の有識者会議でも、気候変動により雨量や流量が増加することなど、将来を見据えた計画を策定すべきであるとの意見がある一方で、河川改修やダムによるハード整備だけでは限界があると考えている。  このため、避難支援等ソフト対策、さらには、洪水浸水想定区域等におけるまちづくりのあり方も含め、総合的な治水対策について検討を進めていく必要があると考えている旨の答弁がありました。  第3点は、大規模災害による被災者への公営住宅の提供についてであります。  このことについて一部の委員から、ことしの台風19号などにより被災された県外の方からの公営住宅等に関する入居募集問い合わせ入居状況はどうかとただしたのであります。  これに対し理事者から、県では、台風19号により住宅が被災し、継続的な居住が困難となった方を対象として、県営住宅や県職員、教職員住宅市町営住宅の合計166戸に加え、善意の民間住宅3戸の入居募集を行っており、現時点では募集への問い合わせが1件だけであるが、引き続き、相談を受け付けている。  また、東日本大震災の被災者については、県営住宅に4戸5名が入居中である旨の答弁がありました。  このほか、岩城橋建設工事に係る請負契約の変更、海岸漂着ごみの対応、県内道路の改良状況などについても論議があったことを付言いたします。  以上で報告を終わります。(拍手) ○(西田洋一議長) 次に、スポーツ文教警察委員長に報告を願います。 ○(兵頭竜議員) 議長 ○(西田洋一議長) 兵頭竜議員
      〔兵頭竜議員登壇〕 ○(兵頭竜スポーツ文教警察委員長) (拍手)報告いたします。  当委員会に付託されました議案の審査結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりでありまして、いずれも原案のとおり可決決定されました。  以下、審査の過程において論議された主な事項について、その概要を申し上げます。  まず第1点は、愛媛人物博物館についてであります。  このことについて一部の委員から、愛媛人物博物館の概要と利用状況はどうか。また、利用促進に向けてどのように取り組んでいるのかとただしたのであります。  これに対し理事者から、当博物館は、平成3年度に生涯学習センターの併設施設として愛媛県ゆかりの偉人を顕彰することを目的に開館し、現在178名の人物について展示しており、平成30年度には1万3,725人の来館者があり、そのうち小学生が1,083人、中学生が345人、高校生が161人であった。  また、教育委員会を通じて、遠足など小中学校の行事での利用を働きかけてもらうほか、開館30周年となる令和3年度に向けて、新たな人物展示の候補者を12名選定したところであり、利用者の増加に向け、指定管理者と連携してPRを進めていきたい旨の答弁がありました。  第2点は、文化財の防火対策についてであります。  このことについて一部の委員から、沖縄県の首里城の火災を受け、県内の文化財の防火対策の状況はどうかとただしたのであります。  これに対し理事者から、本年4月に発生したフランスのノートルダム大聖堂の火災を受け、県内の国宝・重要文化財建造物の管理状況等について緊急調査を実施した結果、自動火災報知設備及び消火器具の未設置はなく、あわせて、国が作成した防火対策ガイドラインの活用を所有者に促したところである。  さらに、首里城の火災を受け、改めて防火管理等の注意喚起を行うとともに、現在、県指定文化財の管理状況を調査している。  また、昨年、松山市内の神社で県及び市町の文化財担当者や市消防局による防火訓練を行い、初期対応の手順等を確認、共有したほか、えひめ文化財防災マニュアルを作成・配布するなど、防火、防災意識の高揚を図っている旨の答弁がありました。  第3点は、誤認逮捕の再発防止に向けた取り組み状況についてであります。  このことについて一部の委員から、取り組みをしっかりと報告し、情報発信することが県民の安心と信頼回復につながると思うが、再発防止にどう取り組んでいるのかとただしたのであります。  これに対し理事者から、誤認逮捕の再発防止対策に基づき、指示文書の発出、全ての警察署に対する巡回指導、捜査主任官研修会、警察学校での教養等により、捜査幹部及び捜査員に対し、緻密かつ適正な捜査の推進及び客観的証拠に基づく心情に配慮した適正な取り調べ、鑑定に関する指導・教養を実施し、犯人性に関する捜査及び裏づけ捜査の徹底並びに捜査幹部のチェック機能の強化を図っている。  また、警察署の通常逮捕予定事件については、各署から警察本部に全件報告させた上で事前審査を行っているほか、鑑定方法及び内容に関する事前検討並びに鑑定結果に対する事後検討を実施し、鑑定結果の趣旨等について正しく認識させるため、全捜査員に対する指導を強化しており、引き続き、県民の信頼回復に応えてまいりたい旨の答弁がありました。  このほか、ジュニアアスリート発掘事業の総括とスポーツ医科学の活用、愛顔感動ものがたり発信事業の実施、県立高校における産業教育の取り組み、県立学校の非構造部材の耐震化、ながら運転の現状等、違法薬物事件の検挙状況などについても論議があったことを付言いたします。  以上で報告を終わります。(拍手) ○(西田洋一議長) 次に、決算特別委員長に報告を願います。 ○(鈴木俊広議員) 議長 ○(西田洋一議長) 鈴木俊広議員   〔鈴木俊広議員登壇〕 ○(鈴木俊広決算特別委員長) (拍手)報告いたします。  定第101号議案平成30年度愛媛県歳入歳出決算の認定についてないし定第104号議案の審査を付託されました当委員会は、11月6日に総括審査等を行ったほか、議長を通じて各常任委員会へ部局別調査を依頼するなど、厳正かつ慎重に審査を行いました。  採決の結果、歳入歳出決算及び工業用水道事業、病院事業の各会計決算は、いずれも全員賛成をもって認定するとともに、電気事業会計についても、全員賛成をもって、利益剰余金の処分について原案のとおり可決し、同会計の決算は認定することに決定いたしました。  以下、審査の過程において論議された主な事項について、その概要を申し上げます。  第1点は、ふるさと納税についてであります。  このことについて一部の委員から、近年のふるさと納税の推移はどうか。また、制度の推進について、県の考え方はどうかとただしたのであります。  これに対し理事者から、平成30年度の寄附の状況は、通常分が3,162件で約4,100万円、災害支援分が3,266件で約6,900万円、全体では6,428件で約1億1,000万円。29年度以前は通常分のみで、29年度が約2,690万円、28年度が約4,140万円、27年度が約2,340万円となっている。  また、ふるさと納税は、財源確保の有効な手段の一つとして捉えており、このことは、県内市町にとっても同様である。  県としては、県内市町取り組みを阻害しないよう配慮しながら制度の普及推進に努める一方、返礼品に「愛」あるブランド産品をそろえるなど、本県へのふるさと納税に対する魅力の向上にも取り組んでいる旨の答弁がありました。  第2点は、伊予の媛貴海プレミアム化推進事業についてであります。  このことについて一部の委員から、本事業で販路拡大に取り組んでいるが、今後、媛貴海と媛スマをどうすみ分けて販売していくのかとただしたのであります。  これに対し理事者から、愛媛県産養殖スマについては、一定の基準を満たしたものが伊予の媛貴海として販売されてきたが、それ以外のものは単にスマとして取り扱われていたことから、生産者、漁協、小売店などから愛媛県産養殖スマを包括する新たなネーミングを望む声があった。  このため、今後のスマの生産拡大を見据え、伊予の媛貴海をトップブランドとし、愛媛県産養殖スマの総称を媛スマと決定したところであり、今後、生産者の意見を踏まえながら、新たに設立する媛スマ普及促進協議会で販売戦略をしっかりと検討していきたい旨の答弁がありました。  第3点は、中小企業等グループ施設等復旧支援事業、いわゆるグループ補助金についてであります。  このことについて一部の委員から、平成30年度予算額約286億円に対し、約273億円を繰り越して活用するとのことだが、当事業をどのように評価しているのかとただしたのであります。  これに対し理事者から、平成31年2月末までに161事業者、約20億6,000万円の交付決定を行い、そのうち、年度内に事業を完了した125事業者と、一部の事業を完了した7事業者に対し約13億円の支払いを完了し、残りの約273億円を今年度に繰り越して事業を継続している。  グループ補助金の執行に当たっては、事業者からの申請に漏れがないよう、現地オフィスが一緒に手続を行う等最大限の支援を行っているものの、復興はこれからであるため、引き続き、被災企業に寄り添った対応をしていきたい旨の答弁がありました。  このほか、元気な集落づくり推進事業、ドローンの安全管理及び活用、地域へリポート整備支援事業、病院事業会計の平成30年度決算、とべ動物園魅力向上戦略推進事業、えひめ愛顔のジュニアアスリート発掘事業、キャリア教育・就労支援充実事業などについても、活発な論議があったことを付言いたします。  なお、次年度の決算特別委員会で対応状況の報告を求める項目につきましては、各常任委員会から提出された項目の候補をもとに協議した結果、お手元に配付の一覧表のとおり決定いたしました。  以上で報告を終わります。(拍手) ○(西田洋一議長) 以上で各委員長の報告を終わりました。   ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) お諮りいたします。  各委員長報告に対する質疑を省略することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 起立多数。着席を願います。  起立多数と認め、そのとおり決定いたします。   ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) お諮りいたします。  請願第6号日米貿易協定の国会承認は行わないことを求めることについては、委員長報告のとおり取り下げを承認することに異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(西田洋一議長) 異議ないものと認め、そのとおり決定いたします。   ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) お諮りいたします。  知事から、定第131号議案愛媛県収用委員会委員の任命につき同意を求めることについてないし定第133号議案が提出されましたので、日程を変更追加して、一括上程付議することに異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(西田洋一議長) 異議ないものと認め、そのとおり決定いたします。  知事の説明を求めます。   〔中村時広知事登壇〕 ○(中村時広知事) ただいま上程されました議案について説明させていただきます。  収用委員会委員の加地雅臣氏は令和2年2月3日をもって任期満了となりますが、同氏は司法書士としての専門的知識を生かし、収用案件に適正な判断をいただくなど、収用委員会の運営に欠かせない人材であるため再任したいと存じます。  同じく、収用委員会委員の松井直人氏が令和2年2月3日をもって任期満了となりますので、土木部用地課長や県土地開発公社専務理事を歴任され、用地補償業務に精通しておられます徳本泰久氏を新たに委員に任命したいと存じます。  また、収用委員会予備委員の佐賀山誠氏が令和2年2月3日をもって任期満了となりますので、土木部用地課長などを歴任され、用地補償実務の経験や専門的知識を有している佐川義則氏を新たに予備委員に任命したいと存じます。  以上、適切な議決をよろしくお願いいたします。 ○(西田洋一議長) お諮りいたします。  以上の議案に対する質疑及び委員会付託は省略することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。  全員起立と認め、そのとおり決定いたします。   ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) お諮りいたします。  横田弘之議員から、議発第6号議案「労働者協同組合法」の早期制定を求める意見書、田中克彦議員外3名から、議発第7号議案首相主催の「桜を見る会」疑惑に関する真相解明を求める意見書が提出されましたので、日程を変更追加して、一括上程付議することに異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(西田洋一議長) 異議ないものと認め、そのとおり決定いたします。  お諮りいたします。  議発第6号議案は、お手元に配付のとおりでありますので、本件に対する説明は省略することとし、議発第7号議案の説明に移ることに異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(西田洋一議長) 異議ないものと認め、そのとおり決定いたします。  提出者田中克彦議員の説明を求めます。   〔田中克彦議員登壇〕 ○(田中克彦議員) (拍手)ただいま上程されました議発第7号議案首相主催の「桜を見る会」疑惑に関する真相解明を求める意見書について、提出議員を代表して趣旨を説明いたします。  この問題での世論調査を見ますと、朝日新聞、首相の説明には納得できないが68%、共同通信では、首相の発言を信頼できないが69.2%となっています。毎日新聞12月4日付社説では、公金で催される政府行事が、首相ら政権党の支持者をもてなす事実上の選挙活動に活用されていた疑惑だ。首相がその気になれば真相解明が進むのに説明から逃げるから、さらに疑惑が深まると強調。昨日の愛媛新聞でも、逃げ切りは許されないと厳しく指摘しています。  菅官房長官自身が会見で、残念ながら国民から理解されていないと認めておられるように、説明は尽くされておらず、これで幕引きとはいかない、それが県民・国民の世論だと考えます。  総理大臣主催の桜を見る会は、各界において功績、功労のあった方々を招き、日ごろの労苦を慰労する目的で長年行われてきましたが、それを大きく変貌させてしまったのが安倍政権です。  意見書にもあるように、まず、財政民主主義を無視したものであることです。安倍政権のもと、2014年桜を見る会の支出額は3,005万円で予算の1.7倍にも上り、ことし2019年は、参加者で1万8,000人を超え、支出額は5,520万円と予算の3倍を超える事態になっております。毎年、予算超過を当然のごとく拡大させることは大きな問題です。  第2に、反社会的勢力も桜を見る会に招待されていたという問題です。2015年、悪徳マルチ商法で、それまでも消費者庁から何度も指摘を受けていたジャパンライフ元会長にも桜を見る会への招待状が届き、この招待状を巧みに利用し、結果として被害が拡大したことは否定できない事実です。ジャパンライフ元会長は、総理枠で招待されていたことが濃厚となっております。全国各地で被害者の方が、この桜を見る会に招待されたことを大々的にアピールしていたということ、それを信用してしまったということを証言されております。安倍首相の責任は大変重大です。なぜこのような人物が招待されたのか、名簿を破棄したのでわからないでは済まされない大きな問題です。  第3に、公文書は民主主義の根幹を支える国民共有の財産です。ところが内閣は、野党議員から資料要求のあった1時間後に招待者名簿などを破棄していました。誰が見ても証拠隠滅を図ったものとしか言いようがありません。森友・加計問題などから、公文書管理の重要性があれだけ確認されていたにもかかわらずであります。  官僚と言われる方々、霞が関が、公文書という国民共有の財産を守るよりも、時の権力者へのそんたくを優先するならば、国会という行政監視機能はいよいよ機能しなくなり、まさに日本の民主主義が危機的状況にあると言わなければなりません。  最後に、安倍首相自身にも、桜を見る会前日に安倍後援会が都内ホテルで開いた前夜祭をめぐり、首相の政治団体の収支報告書に記載がないことについても疑惑が残っております。  桜を見る会をめぐる国政の私物化にかかわるさまざまな疑惑を徹底して解明することなくして、公正・公平な行政の回復にはなりません。民主主義という根幹を取り戻し正常に機能させていくためにも、立場の違いを超え、ぜひ地方から声を上げていくことがいよいよ必要だと考えます。  議員各位の御賛同をお願いし、意見書の説明を終わらせていただきます。  御清聴ありがとうございました。(拍手) ○(西田洋一議長) お諮りいたします。  以上の議案に対する質疑及び委員会付託は省略することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。  全員起立と認め、そのとおり決定いたします。
      ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) これから、定第115号議案令和年度愛媛一般会計補正予算ないし定第130号議案及び定第101号議案ないし定第104号議案並びに定第131号議案ないし定第133号議案、議発第6号議案及び議発第7号議案に対する討論は省略し、表決することに異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(西田洋一議長) 異議ないものと認め、表決を行います。  まず、定第115号議案令和年度愛媛一般会計補正予算ないし定第126号議案、定第129号議案及び定第130号議案を一括議題とし、以上の議案をいずれも原案のとおり可決決定することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。  全員起立と認めます。  よって以上の議案は、いずれも原案のとおり可決決定いたしました。  次に、定第127号議案令和元年度土木建設事業の負担金の額の変更について及び定第128号議案を一括議題とし、以上の議案をいずれも原案のとおり可決決定することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 起立多数。着席を願います。  起立多数と認めます。  よって以上の議案は、いずれも原案のとおり可決決定いたしました。  次に、定第101号議案平成30年度愛媛県歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本件を認定することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 起立多数。着席を願います。  起立多数と認めます。  よって本件は、認定することに決定いたしました。  次に、定第102号議案平成30年度愛媛県電気事業会計決算の認定についてを議題とし、本件を利益剰余金の処分について原案のとおり可決決定し、決算について認定することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。  全員起立と認めます。  よって本件は、利益剰余金の処分について原案のとおり可決決定し、決算について認定することに決定いたしました。  次に、定第103号議案平成30年度愛媛県工業用水道事業会計決算の認定について及び定第104号議案を一括議題とし、以上の議案を認定することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。  全員起立と認めます。  よって以上の議案は、いずれも認定することに決定いたしました。  次に、定第131号議案愛媛県収用委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題とし、本件を同意することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。  全員起立と認めます。  よって本件は、同意することに決定いたしました。  次に、定第132号議案愛媛県収用委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題とし、本件を同意することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。  全員起立と認めます。  よって本件は、同意することに決定いたしました。  次に、定第133号議案愛媛県収用委員会予備委員の任命につき同意を求めることについてを議題とし、本件を同意することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。  全員起立と認めます。  よって本件は、同意することに決定いたしました。  次に、議発第6号議案「労働者協同組合法」の早期制定を求める意見書を議題とし、本件を原案のとおり可決決定することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。  全員起立と認めます。  よって本件は、原案のとおり可決決定いたしました。  次に、議発第7号議案首相主催の「桜を見る会」疑惑に関する真相解明を求める意見書を議題とし、本件を原案のとおり可決決定することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 起立少数。着席を願います。  起立少数と認めます。  よって本件は、否決されました。   ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) お諮りいたします。  お手元に配付のとおり、各委員長から継続調査承認要求書の提出がありましたので、これを承認することに異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(西田洋一議長) 異議ないものと認め、そのとおり決定いたします。   ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) 以上で、今議会に提出されました全議案を議了いたしましたので、議事を閉じます。   ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) 知事から挨拶があります。   〔中村時広知事登壇〕 ○(中村時広知事) 12月定例県議会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。  議員各位には、終始熱心に御審議をいただきまして、まことにありがとうございました。おかげをもちまして、提案させていただきました議案につきましては、全て滞りなく議決を賜りますとともに、人事案件につきましてもそれぞれ御同意をいただき、厚く御礼を申し上げます。  今議会で賜りました御意見や御提言につきましては、今後の県政運営に当たりまして十分に配慮してまいりたいと存じます。  また、先般、災害からの復旧・復興と安全・安心の確保、経済の下振れリスクへの重点支援などを柱とした国の経済対策が策定されたところであり、県といたしましても、本県の実情や現下の経済情勢を踏まえて、適切に対応してまいる所存でありますので、議員各位におかれましても、格別の御支援、御協力をお願い申し上げます。  なお、11月30日から12月1日に、千葉県で開催されましたお米のおいしさを競う国内最大の大会である第21回米・食味分析鑑定コンクールにおいて、西予市の若手農家が出品したひめの凜が、総出品数5,137点の中から最高位部門で見事金賞を受賞しました。  県が16年の歳月をかけて開発し、生産者の皆さんが丹精を込めて育てられたひめの凜が、発売直後、早速このように評価されたことを大変うれしく思いますとともに、引き続き、生産拡大などの取り組みを進め、多くの皆さんに愛されるブランド米としての地位をしっかり確立してまいりたいと思います。  これから本格的な寒さを迎えますが、議員各位におかれましては、一層の御自愛の上、つつがない御越年と御多幸の新年を迎えられますよう祈念いたしまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。   ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) これをもって、第366回愛媛県議会定例会を閉会いたします。      午前11時58分 閉会...