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令和元年第365回定例会(第8号10月 8日)

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  1. 愛媛県議会 2019-10-08
    令和元年第365回定例会(第8号10月 8日)


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    令和元年第365回定例会(第8号10月 8日) 第365回愛媛県議会定例会会議録  第8号 令和元年10月8日(火曜日)   〇出席議員 47名   1番  中 野 泰 誠   2番  西 岡   新   3番  山 崎 洋 靖   4番  菅   森 実   5番  浅 湫 和 子   6番  石 井 智 恵   7番  中 田 晃太郎   8番  大 政 博 文   9番  新 田 泰 史   10番  黒 川 理惠子   11番  欠     番   12番  欠     番   13番  武 井 多佳子   14番  田 中 克 彦   15番  西 原   司   16番  塩 出   崇
      17番  高 橋 英 行   18番  松 下 行 吉   19番  川 本 健 太   20番  帽 子 大 輔   21番  大 石   豪   22番  宇 高 英 治   23番  欠     番   24番  欠     番   25番  菊 池 伸 英   26番  古 川 拓 哉   27番  兵 頭   竜   28番  大 西   誠   29番  松 尾 和 久   30番  福 羅 浩 一   31番  三 宅 浩 正   32番  西 田 洋 一   33番  欠     番   34番  欠     番   35番  木 村   誉   36番  笹 岡 博 之   37番  鈴 木 俊 広   38番  石 川   稔   39番  梶 谷 大 治   40番  徳 永 繁 樹   41番  高 山 康 人   42番  渡 部   浩   43番  戒 能 潤之介   44番  欠     番   45番  欠     番   46番  越 智   忍   47番  横 田 弘 之   48番  毛 利 修 三   49番  赤 松 泰 伸   50番  本 宮   勇   51番  西 原 進 平   52番  中 畑 保 一   53番  明 比 昭 治   54番  岡 田 志 朗   55番  森 高 康 行   ―――――――――― 〇欠席議員 なし   ―――――――――― 〇欠  員 なし   ―――――――――― 〇出席理事者  知事          中 村 時 広  副知事         神 野 一 仁  公営企業管理者     兵 頭 昭 洋  政策推進統括部長    八 矢   拓  総務部長        高 橋 正 浩  企画振興部長      金 子 浩 一  スポーツ・文化部長   高 石   淳  防災安全統括部長    福 井 琴 樹  県民環境部長      岸 本 憲 彦  保健福祉部長      山 口 真 司  営業本部長       八十島 一 幸  経済労働部長      田 中 英 樹  農林水産部長      田 所 竜 二  土木部長        杉 本   寧  会計管理者出納局長   菅   豊 正  教育長         三 好 伊佐夫  副教育長        武 智 俊 和  人事委員会委員長    安 藤   潔  公安委員会委員長    渡 部 智磨子  警察本部長       篠 原 英 樹  監査委員        永 井 一 平  監査事務局長      山 本 亜紀子   ―――――――――― 〇出席事務局職員  事務局長        東 野 政 隆  事務局次長       八 塚   洋  参事総務課長      松 本 賢 固  参事議事調査課長    西 田 洋 一  政務調査室長      入 舩   理  議事調査課主幹     二 神 裕 志   ―――――――――― 〇本日の会議に付した事件  定第87号議案ないし定第100号議案、 定第105号議案ないし定第110号議案  請願  定第111号議案ないし定第114号議案  議発第3号議案ないし議発第5号議案  継続調査承認の件  議員派遣の件      午前11時 開議 ○(西田洋一議長) ただいまから本日の会議を開きます。  本日の会議録署名者岡田志朗議員越智忍議員を指名いたします。   ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) この際、報告いたします。  決算特別委員会は9月26日に委員会を開き、互選の結果、委員長に鈴木俊広議員、副委員長に兵頭竜議員を選任いたしました。   ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) これから、定第87号議案令和年度愛媛一般会計補正予算ないし定第100号議案、定第105号議案ないし定第110号議案及び請願を一括議題とし、各委員長から審査の経過と結果を報告願うことにいたします。  まず、総務企画委員長に報告を願います。 ○(松下行吉議員) 議長 ○(西田洋一議長) 松下行吉議員   〔松下行吉議員登壇〕 ○(松下行吉総務企画委員長) (拍手)報告いたします。  当委員会に付託されました議案の審査結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりでありまして、いずれも原案のとおり可決決定されました。  以下、審査の過程において論議された主な事項について、その概要を申し上げます。
     まず第1点は、会計年度任用職員制度についてであります。  このことについて一部の委員から、来年4月からの制度変更の目的とその背景はどうかとただしたのであります。  これに対し理事者から、会計年度任用職員制度は、臨時・非常勤職員の適正な任用及び勤務条件を確保するため、地方公務員法の改正により一般職の任用制度として創設されたもので、現在、臨時職員や日々雇用職員特別職非常勤として勤務している職員の多くが、令和2年4月から本制度に移行することとなり、期末手当や昇給制度の導入、非常勤職員の休暇制度の充実などにより、一定の処遇改善を図ることとしている。  また、任用に当たっては、雇用の透明性を確保するため、一定年数ごと公募試験を実施する予定であるが、受験資格に制限は設けないこととしており、公募試験の結果次第では継続した雇用が可能となるほか、事務補助においては新たにパートタイムを設定するなど、多様な働き方を提供することで優秀な人材を確保したい旨の答弁がありました。  第2点は、働き方改革推進事業費についてであります。  このことについて一部の委員から、この事業の具体的な取り組み内容と目的はどうかとただしたのであります。  これに対し理事者から、庁内の課室それぞれで処理を行っている人事、服務、給与等の総務系事務のうち、本庁職員の年末調整や臨時職員の給与など、27事務を集約化し、外部委託することとしている。  働き方改革は、少子高齢化に伴う労働力人口の減少や、仕事と育児・介護の両立へのニーズ等が高まる中で、県においても喫緊の課題となっており、長時間労働の是正や多様で柔軟な働き方を実現するとともに、限られた人員で県政の重要課題に即応するため、定型的な業務は、最新IT技術等を活用して省力化、自動化する一方、外部委託等により、事務の簡素化・効率化を図り、これにより生じた労力や時間を政策立案機能の強化や行政サービスの充実につなげていきたい旨の答弁がありました。  第3点は、サイクリストのさらなる誘客に向けた交通機関との連携についてであります。  このことについて一部の委員から、現状での課題と今後の方向性はどうかとただしたのであります。  これに対し理事者から、サイクリストに周遊してもらうためには、自転車をいかに搬送するかという課題があり、県としては、サイクリングに適した地域までの移動手段となる交通機関との連携が必要と考え、今年度から新たな取り組みとして、交通機関から企画提案を募集し、現在4社とタイアップした事業を実施しているところである。  このうち伊予鉄グループとの連携では、自転車専用ラックを設置したバスを仕立て、四国一周サイクリングコースを7区間に分割して実施するツアーを企画し、先般、初回の出発セレモニーを行ったところである。  今後はさらに、交通機関との連携を図り、サイクリストの利便性の向上に取り組みたい旨の答弁がありました。  このほか、県財政の今後の見通し、高等教育の無償化、個人番号カード利用環境整備事業、低床式路面電車整備事業人口減少対策などについても論議があったことを付言いたします。  以上で報告を終わります。(拍手) ○(西田洋一議長) 次に、環境保健福祉委員長に報告を願います。 ○(松尾和久議員) 議長 ○(西田洋一議長) 松尾和久議員   〔松尾和久議員登壇〕 ○(松尾和久環境保健福祉委員長) (拍手)報告いたします。  当委員会に付託されました議案の審査結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりでありまして、いずれも原案のとおり可決決定されました。  以下、審査の過程において論議された主な事項について、その概要を申し上げます。  第1点は、気候変動適応策の推進についてであります。  このことについて一部の委員から、昨年12月に施行された気候変動適応法に基づき、今後、県は気候変動への適応にどう取り組むのかとただしたのであります。  これに対し理事者から、愛媛県環境審議会の審議を踏まえ、今年度末を目途に愛媛県気候変動適応計画(仮称)を策定するため、現在、気候変動に関する県内外の影響や適応策の事例のデータ収集等基礎調査を実施している。  新たな計画には、ブラッドオレンジの産地化やひめの凜の開発など、これまで取り組んできた高温耐性品種導入促進はもとより、豪雨や台風に対する防災・減災対策の強化や分散型電源の普及拡大、生物多様性への影響調査やマラリアなどの熱帯性感染症対策等、幅広い分野にわたる適応策の推進に向けた実効性の高い内容を盛り込むこととし、今後、気象庁を初めとした国や市町、関係機関等とも緊密に連携しながら、オール愛媛による取り組みを一層推進していきたい旨の答弁がありました。  第2点は、外国人介護人材受入支援事業についてであります。  このことについて一部の委員から、外国人介護人材受入支援事業の具体的な内容はどうかとただしたのであります。  これに対し理事者から、本事業においては、中国の教育機関や送り出し機関等とのパイプを活用し、留学生の掘り起こしや円滑な受け入れに向けた調整等を行うことができる事業者を公募で選定した上で、当該事業者に仲介役となるコーディネーターを配置し、中国の教育機関や県内の養成施設等からの情報収集等を行うとともに、現地の留学生候補者の面談などを実施する予定としている。  さらには、留学生候補者向けに本県の魅力等をPRできる動画制作も行うなど、外国人介護人材受け入れ拡大を図りたい旨の答弁がありました。  第3点は、幼児教育・保育の無償化への対応についてであります。  このことについて一部の委員から、幼児教育・保育の無償化について、認可外保育施設への対応はどうかとただしたのであります。  これに対し理事者から、幼児教育・保育の無償化に伴い、認可外保育施設では、保育の必要性の認定を受けた子供については、3歳児から5歳児は月額3万7,000円まで、ゼロ歳児から2歳児は住民税非課税世帯において月額4万2,000円までの利用料が無償化となる。  また、無償化後5年以内に指導監督基準を満たせば、その後も無償化の対象となることから、毎年実施する県の立入調査等において、指導監督基準に適合するよう指導するとともに、施設からの要望に応じて認可施設への移行に向けた指導・助言も行い、認可外保育施設の質の確保に努めていきたい旨の答弁がありました。  このほか、特定外来生物セアカゴケグモ等への対応、県内市町の防災行政無線整備支援西日本豪雨災害の検証を踏まえた市町との連携、県立医療技術大学における県内就職等の状況、ドクターヘリ運航実績等などについても論議があったことを付言いたします。  最後に、請願について申し上げます。  当委員会に付託されました請願1件については、願意を満たすことができないとして、不採択と決定いたしました。  以上で報告を終わります。(拍手) ○(西田洋一議長) 次に、農林水産委員長に報告を願います。 ○(高橋英行議員) 議長 ○(西田洋一議長) 高橋英行議員   〔高橋英行議員登壇〕 ○(高橋英行農林水産委員長) (拍手)報告いたします。  当委員会に付託されました議案の審査結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりでありまして、いずれも原案のとおり可決決定されました。  以下、審査の過程において論議された主な事項について、その概要を申し上げます。  まず第1点は、赤石五葉松の盆栽等の輸出についてであります。  このことについて一部の委員から、赤石五葉松の盆栽等のEU向け輸出支援について、具体的にどう取り組むのかとただしたのであります。  これに対し理事者から、EU等で盆栽の人気が高まっている現状を踏まえ、国の補助事業を活用し、国内有数の産地である東予東部地域赤石五葉松輸出促進を目指すこととした。  具体的には、赤石五葉松輸出振興組合が取り組む植物検疫条件に対応できる圃場の共同設置や、県産品である菊間瓦を活用した栽培土の研究のほか、海外展示会への出展やバイヤーの招聘等を支援することとしている。将来的には、現地において常時販売できる展示施設設置支援も検討することとしており、生産から流通、販売に至るEU向け盆栽輸出のための産地づくりを支援することで、栽培や育成に係る管理体制の再構築を促し、産地の維持・発展を図りたい旨の答弁がありました。  第2点は、農山漁村における女性活躍のための環境整備についてであります。  このことについて一部の委員から、女性が活躍しやすい環境づくりや、加工品の生産、販売を目指す女性の起業支援にどのように取り組んでいるのかとただしたのであります。  これに対し理事者から、平成28年3月に策定した第4次愛媛県農山漁村女性ビジョンに基づき、農家女性が活躍しやすい環境の整備に向けて、ワーク・ライフ・バランスに配慮した家族経営協定の締結を推進している。本年3月末時点で1,170協定が締結されており、引き続き、研修会や交流会を開催するなど、農家女性の活躍に向けた関係者の理解促進や社会的機運の醸成に取り組むこととしている。また、地方局・支局単位で、加工技術商品力向上のための講座や、食品衛生法に関する学習会を開催しているほか、農業普及指導員による経営管理や組織の若返り等のきめ細かな支援を行うなど、女性起業家の育成を図っている旨の答弁がありました。  第3点は、アコヤガイ稚貝の大量へい死についてであります。  このことについて一部の委員から、今回の大量へい死について、原因究明や強い親貝づくり母貝養殖業者等への支援にどう取り組むのかとただしたのであります。  これに対し理事者から、原因については、赤潮、水温、餌、感染症、近親交配による貝の弱体化など多方面から可能性を考える必要性があり、先般、設置されたアコヤガイい死対策協議会において、専門家の力をかりながら原因究明を進めていく。また、近親交配による貝の弱体化は、アコヤガイには常について回る問題であり、他県や国とも協力しながら、強い貝づくり取り組みを強化していく。支援策については、後年の真珠生産への影響を最小限にとどめるため、水産研究センター等で稚貝生産や餌用プランクトンの供給体制を整えている。さらに、母貝養殖業者等に対しては、現在調査中の被害状況や経営状況を見きわめながら、今後、支援の必要性も含めた対策のあり方を検討していく旨の答弁がありました。  このほかに、病害虫による農作物被害の状況と対策、農林水産業の国際化に向けた支援、航空レーザー測量の林業への活用、スリランカからの技能実習生等受け入れ豚コレラ対策などについても論議があったことを付言いたします。  以上で報告を終わります。(拍手) ○(西田洋一議長) 次に、経済企業委員長に報告を願います。 ○(古川拓哉議員) 議長 ○(西田洋一議長) 古川拓哉議員   〔古川拓哉議員登壇〕 ○(古川拓哉経済企業委員長) (拍手)報告いたします。  当委員会に付託されました議案の審査結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりでありまして、いずれも原案のとおり可決決定されました。  以下、審査の過程において論議された主な事項について、その概要を申し上げます。  まず第1点は、外国クルーズ船誘致促進事業についてであります。  このことについて一部の委員から、今後、どういった誘致をしていくのか。また、クルーズ船のツアーにおける県内周遊にどう取り組むのかとただしたのであります。  これに対し理事者から、ダイヤモンドプリンセスは、来年も4回寄港する見込みとなっているが、本県のおもてなしや観光地等クルーズ船関係者から高い評価を得ており、再来年以降の働きかけについては、ダイヤモンドプリンセスなど欧米豪からの乗客が多い中大型船や、富裕層の多い高級小型船の誘致に取り組んでいきたい。  また、県内周遊については、ことしは初寄港ということもあり、多くのツアーが松山市内の観光を中心に企画されていたが、次回以降については、限られた時間の中で県内周遊ができるよう、旅行会社等に対して提案や観光資源のPRを行っていきたい旨の答弁がありました。  第2点は、消費税率引き上げによる影響等についてであります。  このことについて一部の委員から、県内企業への影響はどうか。また、キャッシュレス決済の導入に関する県の対応はどうかとただしたのであります。  これに対し理事者から、経済指標から見ると、高額商品の駆け込み需要の動きは、前回の引き上げ時よりも弱く、影響は限定的と考えられるが、県内主要企業に対する影響調査では、日用品関連を中心に、税率引き上げ後の売り上げ減少による悪影響が懸念されるとの回答も寄せられており、引き続き金融機関経済団体など関係機関と連携してしっかり対応していきたい。  また、国では、キャッシュレス決済の比率を2025年までに40%、将来的には80%とする目標を掲げており、県としても、この目標の達成に向けて国や経済団体金融機関等と連携し、県内事業者キャッシュレス決済導入に向けたセミナー等を数回開催するなどして周知を図っている旨の答弁がありました。  第3点は、公立・公的病院の再編統合についてであります。  このことについて一部の委員から、厚生労働省が公表した再編統合の議論が必要である再検証要請対象医療機関県立南宇和病院が含まれているが、今後、どのように対応していくのかとただしたのであります。  これに対し理事者から、県立南宇和病院は、愛南町消防本部による救急搬送の約9割を受け入れており、愛南地域唯一救急告示病院として、24時間365日地域の救急医療を担う重要な医療機関となっていることから、引き続きその役割を果たすとともに、今後も地域住民に対し必要な医療を提供していく。  また、再検証を行う地域医療構想調整会議においても、地域の救急医療等を担う県立南宇和病院の役割や機能について十分に説明していきたいと考えている旨の答弁がありました。  このほか、G20愛媛・松山労働雇用大臣会合の成果、若年者の県内定着に向けた企業誘致取り組み県立病院における消費税率引き上げの影響、肱川発電所更新事業などについても論議があったことを付言いたします。  以上で報告を終わります。(拍手) ○(西田洋一議長) 次に、建設委員長に報告を願います。 ○(石川稔議員) 議長 ○(西田洋一議長) 石川稔議員   〔石川稔議員登壇〕 ○(石川稔建設委員長) (拍手)報告いたします。  当委員会に付託されました議案の審査結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりでありまして、いずれも原案のとおり可決決定されました。  以下、審査の過程において論議された主な事項について、その概要を申し上げます。  まず第1点は、道路防災減災対策事業についてであります。  このことについて一部の委員から、具体的にどのような取り組みを行うのか。また、防災対策に要する費用を当初予算に加え、今回の補正予算にも計上する理由はどうかとただしたのであります。  これに対し理事者から、本事業は、南海トラフ地震等の大規模災害に備え、災害に強い道路網を確保するため、緊急輸送道路や孤立集落が発生するおそれのある道路、津波浸水区域や原発30km圏域内の道路を対象に、斜面崩壊や落石等のおそれのあるのり面の防災対策や、災害発生時の円滑な避難誘導を目的とした舗装補修による減災対策を行うものである。  補正予算では、当初予算以降に豪雨等で被災した箇所の対策に取り組むほか、これまでの防災点検で対策が必要な箇所が2,008カ所と多数あるため、当初予算と補正予算を合わせて、計画的に取り組みたい旨の答弁がありました。  第2点は、災害関連緊急傾斜地崩壊対策事業についてであります。  このことについて一部の委員から、本事業の具体的な内容はどうかとただしたのであります。  これに対し理事者から、ことしの梅雨前線豪雨により7月6日に大洲市新谷の中組B地区において、幅30m、高さ23mにわたってがけ崩れが発生し、人的被害はなかったものの集会所1戸が全壊した。  現地調査をしたところ、崩壊した斜面には依然として不安定な土砂が残っており、今後の降雨により再度がけ崩れが発生するおそれがあることから、緊急的な防災対策工事を実施することとし、今回の補正予算で所要額を計上したものである。  工事内容は、のり枠工を610平米施工するもので、本事業については、既に国から事業採択を受けており、早急に斜面対策を実施したいと考えている旨の答弁がありました。  第3点は、土木部予算執行状況についてであります。  このことについて一部の委員から、現在の執行状況はどうか。また、円滑な執行のためにどう取り組んでいるのかとただしたのであります。  これに対し理事者から、現在、西日本豪雨災害からの復旧・復興を最優先課題として取り組んでおり、今年度は、災害復旧事業に加えて、防災・減災、国土強靱化3か年緊急対策など、県政の重要課題への対応を進めるための予算を確保している。  このため、土木部では、円滑な執行のため、技術者専任要件の緩和などの入札不調対策本庁職員地方局等への派遣など、本庁と出先機関の職員が一丸となって取り組んでおり、上半期の目標執行率80.4%に対し、9月末時点の速報値で78.3%とおおむね順調に進捗していると認識している。  今後も、防災・減災対策を積極的に進めるとともに、9月補正予算も含めた切れ目のない事業執行に取り組んでいきたい旨の答弁がありました。  このほか、三島川之江荷役機械整備工事海岸保全施設防災減災対策事業、とべ動物園魅力向上戦略推進事業などについても論議があったことを付言いたします。
     最後に、請願について申し上げます。  当委員会に付託されました請願第5号は趣旨については理解できるが、現時点で願意を実現する環境にないとして、趣旨採択と決定いたしました。  以上で報告を終わります。(拍手) ○(西田洋一議長) 次に、スポーツ文教警察委員長に報告を願います。 ○(兵頭竜議員) 議長 ○(西田洋一議長) 兵頭竜議員   〔兵頭竜議員登壇〕 ○(兵頭竜スポーツ文教警察委員長) 報告いたします。  当委員会に付託されました議案の審査結果は、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりでありまして、いずれも原案のとおり可決決定されました。  以下、審査の過程において論議された主な事項について、その概要を申し上げます。  まず第1点は、eスポーツの推進についてであります。  このことについて一部の委員から、eスポーツをどのように捉えているのか。また、健全な発展に向けた環境整備が必要と思うがどうかとただしたのであります。  これに対し理事者から、健常者と障がい者が同じ土俵で楽しめる場を提供することができるeスポーツは、共生社会の実現にもつながると認識しており、普及に取り組んでいきたい。  具体的には、今年度中に開催予定のパラスポーツフェスタにおいて、eスポーツの体験会を開催して、県内の障がいのある方に広くeスポーツを体験し、楽しんでいただく場にしたいと考えている。  また、ゲームに熱中する余り、日常生活に支障を来すことが問題になっているため、特に若年者層について、関係部局等と連携して、1日当たりのゲーム時間を制限するなど生活指導の一環としての対策に取り組んでいきたい旨の答弁がありました。  第2点は、学力向上の取り組みについてであります。  このことについて一部の委員から、全国学力・学習状況調査の結果をどのように捉え、その課題にどう取り組んでいくのかとただしたのであります。  これに対し理事者から、国語、算数・数学は、小中学校ともに全国平均を上回っているが、中学校の英語については、全国平均を若干下回っている。  このため、県教育委員会では、県独自の学力調査等により、資料の読解を通して自分の考えを英語で書く問題を提示するとともに、話す力や聞く力を高める教材を作成、提供しており、今後も取り組みを工夫し、英語学習の充実に努めたい。  また、県独自に学力向上推進主任を全公立小中学校に設置するほか、生活習慣や学習習慣の確立を図る取り組みなども推進しており、今後も確かな学力と望ましい生活習慣の定着を図っていきたい旨の答弁がありました。  第3点は、誤認逮捕の再発防止についてであります。  このことについて、改めて警察本部長から謝罪が行われるとともに、理事者から発生原因の調査結果の報告と再発防止策の説明がありました。  発生原因は、捜査員の思い込みによる判断や裏づけ捜査の不足、画像鑑定など鑑定結果の過大評価、幹部によるチェック不足及び不適切な捜査指揮などであり、これらを踏まえて再発防止策として、客観的な証拠に基づく犯人性の検討と裏づけ捜査の徹底、捜査幹部のチェック機能の強化、警察本部による全ての通常逮捕予定事案の事前審査の実施と、捜査や取り調べに係る指導教養の徹底を図る旨の説明がありました。  この報告を受けて一部の委員から、県警では、過去にも誤認逮捕事案が発生しており、その都度、原因の究明と再発防止策を実行してきたと思うが、このようなことを二度と繰り返さないためにも、今回の再発防止策において重きを置いた点は何かとただしたのであります。  これに対し理事者から、誤認逮捕事案が発生するたびに再発防止策を策定し、教養を行ってきたが、今回の捜査に従事した幹部及び捜査員には十分浸透していなかったことで、本件誤認逮捕事案が発生したものと認識している。このため、県警全体に適正捜査を徹底させることを最重点に、防犯カメラ画像等客観証拠の収集や適正な取り調べの推進等について指示文書や教養資料により明確に指示するとともに、巡回教養や各種会議等での指導教養を強化することとし、同種事案を二度と繰り返さないよう取り組む旨の答弁がありました。  当委員会では、今回の事件が警察に対する信頼を著しく失墜させたものであることから、このような不幸な事件を二度と起こさないよう、委員の総意により、今回の誤認逮捕事件は決してあってはならない重大な誤りであり、委員会として強い憤りと遺憾の意を表明するものであること、このような不幸な事件を二度と起こさないよう組織全体で猛省し、今回の調査により判明した事項に基づき、捜査において思い込みにより犯人を絞り込むことなく証拠に基づいた確実かつ慎重な捜査の実施、緻密かつ心情に配慮した適正な捜査を行うための指導教養の徹底、捜査幹部や警察本部によるチェック機能の強化などの実効性のある再発防止策を組織全体で実行すること、女性の気持ちに寄り添い、丁寧かつ誠意ある対応を継続すること、県民に対し報道発表等丁寧に説明責任を果たすこと、大きく損なわれた県民の県警に対する信頼を一日でも早く回復すべく原点に立ち返り、全ての県民が安全に、そして安心して暮らせるよう強い決意を持って、社会の治安維持や犯罪の抑止に組織一丸となって取り組むことを当委員会として県警に強く求めたところであります。  これに対し理事者から、要請を重く受けとめ、同様の事案を二度と繰り返さないよう、県警挙げて再発防止に取り組むとともに、県民の安全・安心を守るという強い決意のもと、信頼回復に努めたい旨の答弁がありました。  このほか、障がい者スポーツへの取り組み、えひめ名建築発掘発信事業の進捗状況、SNSを活用したいじめ相談えひめほっとLINE、地域に残る歴史資料等の保存への取り組み、自動車交通事故による損害賠償、警察関係事務手数料条例改正などについても論議があったことを付言いたします。  以上で報告を終わります。(拍手) ○(西田洋一議長) 以上で各委員長の報告を終わりました。   ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) お諮りいたします。  各委員長報告に対する質疑を省略することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 起立多数。着席をお願いします。  起立多数と認め、そのとおり決定いたします。   ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) お諮りいたします。  知事から定第111号議案愛媛県副知事の選任につき同意を求めることについてないし定第114号議案が提出されましたので、日程を変更追加して、一括上程付議することに異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(西田洋一議長) 異議ないものと認め、そのとおり決定いたします。  知事の説明を求めます。   〔中村時広知事登壇〕 ○(中村時広知事) ただいま上程されました議案について説明申し上げます。  原昌史前副知事の総務省への復帰に伴い、欠員となっている副知事に政策推進統括部長の八矢拓氏を10月9日付で選任したいと存じます。  八矢氏は、7月の本県着任以降、政策推進統括部長として、9月補正予算案の編成や職員採用、災害復興等における国との調整に尽力するとともに、被災地を初め精力的に現地に赴き、県内各地域の政策課題の把握に努めるなど、総務省や岩手県等の自治体での勤務経験を生かし、行政手腕を発揮しており、副知事として適任と考えております。  次に、教育委員会委員の竹本公三氏が本年10月10日をもって任期満了となりますが、同氏は、県立学校長などの経験を生かし、本県教育行政の推進に尽力されており、教育委員会委員として欠かせない人材であるため、再任したいと存じます。  次に、公安委員会委員の渡部智磨子氏が本年10月10日をもって任期満了となりますが、同氏は、委員長として委員会の適正な運営に努められており、公安委員会委員として欠かせない人材であるため、同じく再任したいと存じます。  最後に、土地利用審査会委員につきましては、委員7名全員が本年10月10日をもって任期満了となります。  このうち、大熊伸定氏、吉井稔雄氏、井谷渙郎氏の3名を再任するとともに、新たに愛媛県不動産鑑定士協会会長合田英昭氏、愛媛大学大学院農学研究科准教授鍋嶋絵里氏、JAえひめ女性組織協議会会長真鍋美鈴氏、愛媛県建築士会女性委員会委員長近藤佳代氏の4名を任命したいと存じます。  以上、適切な議決をどうぞよろしくお願いいたします。 ○(西田洋一議長) お諮りいたします。  以上の議案に対する質疑及び委員会付託は省略することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 起立多数。着席を願います。  起立多数と認め、そのとおり決定いたします。   ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) お諮りいたします。  横田弘之議員から、議発第3号議案防災・減災対策国土強靱化の充実強化を求める意見書及び議発第4号議案、田中克彦議員外3名から、議発第5号議案消費税を8%に減税することを求める意見書が提出されましたので、日程を変更追加して、一括上程付議することに異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(西田洋一議長) 異議ないものと認め、そのとおり決定いたします。  お諮りいたします。  議発第3号議案及び議発第4号議案は、お手元に配付のとおりでありますので、以上の議案に対する説明は省略することとし、議員発第5号議案の説明に移ることに異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(西田洋一議長) 異議ないものと認め、そのとおり決定いたします。  提出者田中克彦議員の説明を求めます。   〔田中克彦議員登壇〕 ○(田中克彦議員) ただいま上程されました議発第5号議案消費税を8%に減税することを求める意見書について、提出者を代表して説明いたします。  10%増税が始まった翌日の愛媛新聞には、消費税10%負担増の秋と見出しがうたわれたように、国民にとっては厳しい暮らしの実態に悲鳴が上がっております。  総務省家計調査では、直近1年平均の実質消費支出は年換算で343.4万円であり、8%増税前の2013年平均363.6万円から20万円以上落ち込んでおり、8%増税後、個人消費の落ち込みは回復しておりません。  10月1日に日銀が発表した9月の全国企業短期経済観測調査によりますと、大企業製造業の景況感は3期続けて悪化、6年ぶりの低水準です。昨日、内閣府が発表した8月の景気動向指数も、景気後退の可能性が高いことを示す悪化に下方修正されました。増税で景気の腰折れ現実味との指摘もされています。  意見書でも強調しているように、個人消費や実質賃金など、国が10%増税を2度にわたって延期した時期と比べても、日本経済が下り坂傾向にあることは否定できません。  一方、アベノミクスのもと、資本金10億円以上の大企業の内部留保は440兆円を超えるところにまで膨れ上がりました。株高により巨額の金融資産が集中し、アメリカの経済誌フォーブスが発表した日本の長者番付上位40人の資産は、この7年間で7.7兆円から18.6兆円へとふえております。安倍政権のもとで異次元の金融緩和、大企業への行き過ぎた減税などにより、確かに大企業は潤ってきましたが、地方や労働者にはその恩恵は回ってこず、貧困と格差が広がっています。  この上に所得の低い人ほど税負担が重くなる逆進性の強い消費税10%は、さらに追い打ちをかけることになるのは明らかです。  さらに10%増税と並行し、医療や介護などの分野では、さらなる負担増や給付減の議論がめじろ押しともなっています。  消費税という税金は残念ですが、社会保障に回ったという実感はありません。大企業法人税の税率引き下げや富裕層の優遇税制の穴埋めとなってきたと、昨日の衆議院代表質問でも、立憲民主党の枝野代表も厳しく指摘をされております。  景気が悪くなれば景気対策も視野に入れると安倍政権は言われておりますが、結局、経済の主人公である個人消費を押し上げることにならないことを証明するような発言です。今必要なことは、消費税増税から減税に転換を図ることではないでしょうか。  意見書で指摘させていただいたように、大企業や富裕層には巨額の内部留保や金融資産があり、税金を払う力は十分にあります。大企業の法人税実質負担率は、中小企業の6割程度となっており、これを安倍政権以前の水準に戻すだけでも6兆円程度の財源となります。富裕層優遇の証券税制の是正や所得税最高税率引き上げなども可能なはずです。こうした税制改正こそ正面から議論されるべきと考えます。  私は、将来的には消費税は廃止すべきであるし、急いで5%への引き下げを行い、景気回復への道を進むべきと考えてはおりますが、まずは、財源論や消費税率ではさまざまな御意見があるでしょうが、景気悪化を食いとめていくためにも、地方から増税ではなく8%への減税の声を上げていくことこそが重要だと考えます。  議員各位の御賛同をいただきますよう心から呼びかけさせていただき、提案説明を終わらせていただきます。  御清聴ありがとうございました。(拍手) ○(西田洋一議長) お諮りいたします。  以上の議案に対する質疑及び委員会付託は省略することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。  全員起立と認め、そのとおり決定いたします。   ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) これから、定第87号議案令和年度愛媛一般会計補正予算ないし定第100号議案、定第105号議案ないし定第110号議案及び請願並びに定第111号議案ないし定第114号議案及び議発第3号議案ないし議発第5号議案を一括議題とし、討論を行います。 ○(武井多佳子議員) 議長 ○(西田洋一議長) 武井多佳子議員   〔武井多佳子議員登壇〕 ○(武井多佳子議員) (拍手)ネットワーク市民の窓の武井多佳子です。  反対討論をいたします。  まず、定第87号議案2019年度愛媛一般会計補正予算(第2号)に反対する理由を申し上げます。  この予算に含まれる地域振興対策費、個人番号カード利用環境整備事業費281万9,000円は、無駄な支出と考えます。消費税10%増税によって落ち込む経済対策の一つとして、マイナンバーカードを使ってポイント還元する事業を啓発する予算ですが、直近で愛媛県全体の普及率は9.9%、県民にとって公平性を欠く事業と言えます。  県下の市町を見ると、高いところは西予市の20.4%、低いところは四国中央市7.1%で、このように普及していない原因は、個人情報の流出に対する根強い懸念があるからです。ポイント還元制度を導入してもマイナンバーカードが普及することは期待できません。  今後、市町ではカードリーダーを設置し、そこに補助員を配置し発行を促すとのことですが、自治体への負担は大きいものと考えます。さらに、事業の中身が十分決まらない中で広報するなど、無理な事業でもあります。一時的なお金のばらまきは、冷え込む景気の根本的解決にはなりません。それよりも、格差貧困が進む今、みんなが安心して暮らせる社会に向けて、所得税、法人税など税制体制のあり方をしっかりと議論することを求めたいと思います。  次に、請願第4号乾式貯蔵に伴う使用済核燃料の長期貯蔵に反対し伊方3号機を廃炉にすることを求めることの不採択に反対をいたします。  この請願は、伊方原発の使用済み燃料プールには11年の余裕があり、乾式貯蔵施設が加わると36年にもなるという資源エネルギー庁の資料のもと、このままでは老朽化した伊方原発を延長して60年間運転することにもなりかねないと懸念し、また、3号機では、ことし12月には初めて使用済みMOX燃料が排出されるが、6月に行われた市民団体による政府交渉の場で資源エネルギー庁の職員が、使用済みウラン燃料に比べ、使用済みMOX燃料は発熱量が高いので、ウランと同じくらいになるには300年以上かかることは事実と発言したことを受けて、伊方原発を長期の核廃棄物置き場としてはならない。さらに550億円もの巨額な費用を特定重大事故等対象施設に投じるより、廃炉を望むというものです。  現在、伊方原発は発電だけではなく、特重施設による建設ラッシュ、その上、使用済みMOX燃料の排出が迫り、乾式貯蔵施設も進行中という、これまでにない状況にあります。例えば、1号機、2号機の廃炉だけでも40年もかかり、その後の安全な管理は全く未知な世界です。乾式貯蔵においては、再処理工場へ搬出するまでの一時的な保管であると繰り返し言われていますが、2021年に再処理工場が稼働できない場合、なし崩し的に愛媛県が最終処分場になるのではないでしょうか。
     県議会において、伊方3号機の稼働について賛否があることは承知しております。しかし、愛媛県は、将来的には原発ゼロを掲げています。その将来を見据える上でも、また、県民の安全という観点からも、県議会として、今、伊方原発に起きている新たな問題に向き合ってほしいという趣旨の県民の声には応えていくべきではないでしょうか。  以上の理由から請願の不採択に反対いたします。  御清聴どうもありがとうございました。(拍手) ○(西田洋一議長) 以上で討論を終局し、表決を行います。  まず、定第87号議案令和年度愛媛一般会計補正予算及び定第108号議案を一括議題とし、以上の議案をいずれも原案のとおり可決決定することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 起立多数。着席を願います。  起立多数と認めます。  よって以上の議案は、いずれも原案のとおり可決決定いたしました。  次に、定第88号議案令和年度愛媛県中小企業振興資金特別会計補正予算ないし定第100号議案、定第105号議案ないし定第107号議案及び定第110号議案を一括議題とし、以上の議案をいずれも原案のとおり可決決定することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。  全員起立と認めます。  よって以上の議案は、いずれも原案のとおり可決決定いたしました。  次に、定第109号議案令和元年度港湾事業の負担金の額の変更についてを議題とし、本件を原案のとおり可決決定することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 起立多数。着席を願います。  起立多数と認めます。  よって本件は、原案のとおり可決決定いたしました。  次に、請願第4号乾式貯蔵に伴う使用済核燃料の長期貯蔵に反対し伊方3号機を廃炉にすることを求めることについてを議題といたします。  本件に対する委員長報告は、不採択であります。  本件を委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 起立多数。着席を願います。  起立多数と認めます。  よって本件は、委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、請願第5号しまなみ海道沿線住民への橋の通行料金の負担軽減に関することについてを議題といたします。  本件に対する委員長報告は、趣旨採択であります。  本件を委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。  全員起立と認めます。  よって本件は、委員長報告のとおり決定いたしました。   〔八矢拓政策推進統括部長 退場〕   〔退場する者あり〕   ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) 次に、定第111号議案愛媛県副知事の選任につき同意を求めることについてを議題とし、本件を同意することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。  全員起立と認めます。  よって本件は、同意することに決定いたしました。   ―――――――――――――――――   〔八矢拓政策推進統括部長 入場、着席〕 ○(西田洋一議長) 次に、定第112号議案愛媛県教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題とし、本件を同意することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。  全員起立と認めます。  よって本件は、同意することに決定いたしました。   〔渡部智磨子公安委員会委員長 退場〕   ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) 次に、定第113号議案愛媛県公安委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題とし、本件を同意することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。  全員起立と認めます。  よって本件は、同意することに決定いたしました。   ―――――――――――――――――   〔渡部智磨子公安委員会委員長 入場、着席〕   〔入場する者あり〕 ○(西田洋一議長) 次に、定第114号議案愛媛県土地利用審査会委員の任命につき同意を求めることについてを議題とし、本件を同意することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。  全員起立と認めます。  よって本件は、同意することに決定いたしました。  次に、議発第3号議案防災・減災対策国土強靱化の充実強化を求める意見書及び議発第4号議案を一括議題とし、以上の議案をいずれも原案のとおり可決決定することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。  全員起立と認めます。  よって以上の議案は、いずれも原案のとおり可決決定いたしました。  次に、議発第5号議案消費税を8%に減税することを求める意見書を議題とし、本件を原案のとおり可決決定することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 起立少数。着席を願います。  起立少数と認めます。  よって本件は、否決されました。   ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) お諮りいたします。  お手元に配付のとおり、各委員長から継続調査承認要求書の提出がありましたので、これを承認することに異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○(西田洋一議長) 異議ないものと認め、そのとおり決定いたします。   〔退場する者あり〕   ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) お諮りいたします。  この際、日程に追加して、議員派遣についてを議題とし、本件をお手元に配付のとおり決定することに賛成の議員は、起立を願います。   〔賛成者起立〕 ○(西田洋一議長) 全員起立。着席を願います。  全員起立と認め、そのとおり決定いたします。   ―――――――――――――――――   〔入場する者あり〕 ○(西田洋一議長) 以上で、今議会に提出されました全議案を議了いたしましたので、議事を閉じます。   ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) 知事から、挨拶があります。   〔中村時広知事登壇〕 ○(中村時広知事) 9月定例県議会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。  議員各位には、終始熱心に御審議をいただきまして、まことにありがとうございます。おかげをもちまして、提案させていただきました全ての議案につきまして適切な議決を賜りますとともに、人事案件につきましても、それぞれ御同意をいただき、厚く御礼を申し上げます。  今議会で賜りました御意見や御提言につきましては、今後の県政運営に当たりまして十分に配慮してまいりたいと存じます。  さて、現在開催中のえひめさんさん物語も来月24日のフィナーレまであと2カ月を切りました。先週末、別子銅山を背景に開催したあかがね物語に続き、今後も石鎚山脈を舞台にした山の物語や日本一の紙のまち四国中央市での紙の物語など魅力的なプログラムを展開してまいります。イベントの成功に向け、引き続き、県内外への積極的な情報発信に努めますとともに、お越しいただく皆さんを万全の体制でお迎えし、この地域ならではのプログラムを存分に堪能していただくことで、地域の魅力発信はもとより、イベント後の持続的な地域活性化にもつなげてまいりたいと思います。  また、今月22日には、天皇陛下が御即位を内外に宣明される即位礼正殿の儀が宮中においてとり行われます。議員各位を初め、県民の皆さんとともに心からお喜びを申し上げますとともに、令和の代の平安と皇室のますますの御繁栄を衷心よりお祈り申し上げまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。   ――――――――――――――――― ○(西田洋一議長) これをもって、第365回愛媛県議会定例会を閉会いたします。      午後0時3分 閉会...