○(
本宮勇委員) 関連して、
世界遺産登録に向けて
四国4県で連携をとっておるということですが、その組織はどういったメンバーで、どういう形で開かれておるのかお伺いしたいんですけれども。
○(まなび
推進課長)
世界遺産登録推進協議会でございますが、構成員といたしましては、
四国4県、それから札所のある
関係市町、国の機関としましては中
四国農政局、
四国地方整備局、
四国運輸局等、それから大学としましては、国立大学
協議会の5つの大学に
四国大学、徳島文理大学を加えた7つの大学、それから
四国八十八カ所霊場会、経済団体といたしましては、
四国経済連合会、
愛媛経済同友会もその中に入っておりますけれども、あとNPO法人等を含めまして97団体で構成しております。
その中で、普遍的
価値の証明を担当する部会、資産の保護措置を担当する部会、それから
受け入れ体制の整備をする部会、お接待
文化の継承部会、それプラス普及啓発部会の5つの部会の体制を組んでやろうということで、お接待
文化の継承部会がまだ未設置でありますけれども、現在は4つの部会を設置して、大学等の先生方を呼んで
研究会を
開催するなど、
四国全体として
協議会で検討を進めているところでございます。
○(
本宮勇委員) 会長はどなたがやられているんですか。
○(まなび
推進課長)
四国経済連合会の会長です。
○(
本宮勇委員)
四国のそれぞれの立場の人がほとんど入って、部会もつくってやられておると。そして
四国経済連合会の会長が
協議会の会長を務めていただいておるということで、組織的には非常にすばらしい組織ができていると思うんですけれども、やはり97団体も入るとどうしてももたれ合いみたいになって、さっき言われていた
四国4県持ち回りでシンポジウムを開く、これはいいことではあるんですけれども、やはり本当に
世界遺産登録に向けていろいろ課題があるわけなので、体制はいいんだけれども、現実的にはここが責任を持ってやるんだというような、例えば四経連の会長が、私が何が何でも
世界遺産登録に向けて先頭で走るんだというような形になっておるのか。そうだろうと僕自身は思うんですけれども、よく
四国は一つというんですけれども、もう一つ、
四国一つ一つなんていう言葉もあるわけです。だからこの
世界遺産登録に向けて、本気を出すためにはもっと積極的に取り組んでもらいたいと思います。
○(まなび
推進課長)
四国4県の担当者が部会ごとに定期的に集まって協議を進めておりますが、先般、
文化庁からの助言もございまして、4県の担当者が熊野古道の
世界遺産センター等と一緒に、熊野古道の視察と意見交換を実施いたしました。そういったさまざまな場面の中で、特に4県担当者がスクラムを組んでやっていくんだという意識がありますので、
事務局は香川県が中心でございますけれども、そういった
機会をふやしていって、4県が一緒になってやれるような方向で進めてまいりたいと考えております。
○(
本宮勇委員) 意気込みを聞けて本当にありがとうございます。何としても実現するんだという強い気持ちをまず担当者が持っていただいて、それで
協議会としてもそういう気持ちでこれまで以上に取り組んでもらいたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
○(
古川拓哉委員長) ほかにありませんか。
○(
明比昭治委員) 今、
福井国体が開かれていますね。これから後半戦ということであさってから私も応援に行こうと思うんだけど、
状況はどうですか。
○(
競技スポーツ課長)
福井国体は、御存じのように大変な悪天候の中スタートしまして、現在、前半がまだ終了していません。
競技によっては、弓道のように決勝進出の8チームが全て優勝というような変則的な運営をしたところも一部ありますが、きのうまでで獲得し確定した得点ということでいいますと、天皇杯が22位でございます。それから皇后杯は11位で健闘しております。今後は、ボートなどの得点がまだ確定しておりませんので、これに上積みされていく形になろうかと思うんですが、まだまだ厳しい戦いが続く
状況にあります。
選手はとにかく本
大会に出ればやはり勝ちたいという強い気持ちを持って臨んでいただいておりますので、我々としては現地に入ってひたすら応援し、サポートできるところは精いっぱいやっていきたいと思っております。
○(
古川拓哉委員長) ほかに質問はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○(
古川拓哉委員長) それでは、質疑等もないようですので、採決を行います。
定第100
号議案平成30年度
愛媛県一般会計
補正予算(第5号)中、歳出第10款及び第11款
関係分を議題とし、本件を原案のとおり可決することに賛成の
委員は挙手を願います。
〔全員挙手〕
○(
古川拓哉委員長) 全員挙手と認めます。
よって、定第100
号議案は原案のとおり可決決定いたしました。
以上で、
スポーツ・
文化部の
議案の
審査を終了いたします。
なお、あす4日は午前10時に開会し、
教育委員会及び警察本部の
議案の
審査を行います。
以上をもちまして、本日の
スポーツ文教警察委員会を閉会いたします。
午前10時48分 閉会...