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07月09日-04号

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  1. 徳島県議会 2021-07-09
    07月09日-04号


    取得元: 徳島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-17
    令和 3年 6月定例会   令和三年六月徳島県議会定例会会議録(第四号) 令和三年七月九日    午前十時三分開議       出席議員計三十六名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     増  富  義  明 君     二  番     立  川  了  大 君     三  番     井  下  泰  憲 君     四  番     福  山  博  史 君     五  番     原     徹  臣 君     六  番     北  島  一  人 君     七  番     梶  原  一  哉 君     八  番     仁  木  啓  人 君     九  番     東  条  恭  子 君     十  番     浪  越  憲  一 君     十一 番     大  塚  明  廣 君     十二 番     山  西  国  朗 君     十三 番     岩  佐  義  弘 君     十四 番     須  見  一  仁 君     十五 番     井  川  龍  二 君     十六 番     古  川  広  志 君     十七 番     長  池  文  武 君     十八 番     吉  田  益  子 君     十九 番     岡     佑  樹 君     二十 番     元  木  章  生 君     二十一番     岡  田  理  絵 君     二十二番     南     恒  生 君     二十三番     岩  丸  正  史 君     二十四番     寺  井  正  邇 君     二十五番     黒  崎     章 君     二十六番     扶  川     敦 君     二十七番     達  田  良  子 君     二十八番     喜  多  宏  思 君     二十九番     重  清  佳  之 君     三十 番     嘉  見  博  之 君     三十一番     岡  本  富  治 君     三十二番     杉  本  直  樹 君     三十三番     西  沢  貴  朗 君     三十四番     臼  木  春  夫 君     三十五番     庄  野  昌  彦 君     三十六番     山  田     豊 君   ────────────────────────  出席職員職氏名     事務局長     田  中     稔 君     次長       島  田  浩  寿 君     議事課長     大  屋  英  一 君     政策調査課長   佐  金  由  美 君     政策調査課副課長 郡     公  美 君     議事課副課長   奥  田  理  悦 君     議事課主査兼係長 谷  本  か ほ り 君     議事課主査兼係長 一  宮  ル  ミ 君     議事課係長    小  泉  尚  美 君     議事課係長    幸  田  俊  樹 君     議事課主任    築  山     優 君   ────────────────────────  列席者職氏名     知事       飯  泉  嘉  門 君     副知事      福  井  廣  祐 君     政策監      瀬  尾     守 君     企業局長     黒  下  耕  司 君     病院事業管理者  北  畑     洋 君     政策監補兼政策創造部長              板  東  安  彦 君     危機管理環境部長 谷  本  悦  久 君     経営戦略部長   仁 井 谷  興  史 君     未来創生文化部長 上  田  輝  明 君     保健福祉部長   伊  藤  大  輔 君     商工労働観光部長 梅  田  尚  志 君     農林水産部長   森  口  浩  徳 君     県土整備部長   貫  名  功  二 君     会計管理者    近  藤  理  恵 君     病院局長     新  居  徹  也 君     財政課長     岡     航  平 君     財政課副課長   藤  坂  仁  貴 君   ────────────────────────     教育長      榊     浩  一 君   ────────────────────────     人事委員長    祖  川  康  子 君     人事委員会事務局長勢  井     研 君   ────────────────────────     公安委員長    森     秀  司 君     警察本部長    小  澤  孝  文 君   ────────────────────────     代表監査委員   近  藤  光  男 君     監査事務局長   三  好  誠  治 君   ────────────────────────  議 事 日 程   第四号       令和三年七月九日(金曜日)午前十時開議 第一 議席の一部変更 第二 議案自第一号至第二十号(除く第十九号)、計十九件及び請願                       (委員長報告)                       (議   決) 第三 請願閉会中継続審査の件        (議   決) 第四 議案自第二十一号至第二十四号、計四件 (議   決) 第五 議第二号               (議   決) 第六 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続調査の件                       (議   決)   ──────────────────────── ○議長(岩丸正史君) これより本日の会議を開きます。   ──────────────────────── ○議長(岩丸正史君) まず、静岡県熱海市における土石流によりお亡くなりになられた方々に心からお悔やみを申し上げますとともに、被害を受けられた皆様方に対しまして心からお見舞いを申し上げます。 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 まず、総務委員会委員長及び副委員長の互選結果について申し上げます。 去る六月二十五日、委員長に井下泰憲君、副委員長に黒崎章君が互選された旨、報告がありましたので、御報告いたしておきます。 次に、議長会関係について申し上げます。 去る七月七日、全国都道府県議会議長会の各委員会がウェブ開催され、地方行政上の当面する課題について協議を行った次第であります。 次に、本県選出の関西広域連合議会議員三名から、お手元に御配布のとおり、関西広域連合議会に関する報告がありましたので、御報告いたしておきます。 次に、知事から、お手元に御配布のとおり、議案の提出通知がありましたので、御報告いたしておきます。 次に、お手元に御配布のとおり、議員提出議案が提出されておりますので、御報告いたしておきます。 次に、東条恭子君から、去る六月二十四日の本会議における発言の一部について訂正したい旨の申出があり、議長において許可しておきましたので、御報告いたしておきます。 諸般の報告は以上であります。    ──────────────────────── ○議長(岩丸正史君) これより本日の日程に入ります。 日程第一、「議席の一部変更」を行います。 議員の欠員に伴い、議席の一部変更を、お手元に御配布の「議席変更表」のとおり行います。   ──────────────────────── ○議長(岩丸正史君) 次に、日程第二、「議案第一号・令和三年度徳島県一般会計補正予算(第四号)より、第十九号を除き、第二十号に至る計十九件及び請願」を議題といたします。 以上の各件に関し、各委員長の報告を求めます。 総務委員長・井下泰憲君。   (井下議員登壇) ◎総務委員長(井下泰憲君) 総務委員長報告を申し上げます。 本委員会は、付託されました議案及び請願について審査いたしました結果、付託議案については、全て原案のとおり可決すべきものと決定し、請願については、お手元に御配布の「請願審査報告書」のとおり決定いたしました。 以下、審査の過程におきまして議論のありました事項、あるいは理事者に対し、検討または善処方要請いたしました事項について、その概要を申し上げます。 最初に、公安委員会関係について申し上げます。 まず、県内の薬物犯罪情勢についてであります。 本件に関し、委員から、近年の報道を見ると、ゲートウェイドラッグと言われる大麻や危険ドラッグなどに対する若者の抵抗感が薄れているように感じている。こうした風潮を放置すると、将来ある若者に対する薬物犯罪のさらなる蔓延につながっていくのではないかと危惧するが、県警察では薬物犯罪根絶に向けどのように取り組んでいくのかとの質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 薬物は、乱用者個人の生命、身体、精神をむしばむのみならず、乱用者が凶悪事件や重大事故などの二次犯罪を引き起こすことがあるほか、薬物の密売が暴力団などの犯罪組織の資金源になるものと承知しており、薬物の末端乱用者の検挙、上位組織の突き上げなどの捜査に当たるとともに、県民の皆様が薬物犯罪の重大性を認識し、薬物を使用しないよう、関係機関と緊密な連携の上、広報啓発活動を推進している。引き続き、検挙と予防の両面から総合的に薬物犯罪根絶に向けた取組を進めてまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、時代や社会情勢の変化などにより、犯罪情勢も刻々と変化しているので、こうした変化に対応しながら、薬物犯罪根絶に向けた取組を進めていただきたいとの要望がなされたのであります。 このほか、   特殊詐欺被害防止対策等について   男性職員の育児休業の取得について   交通安全教育等について   交番・駐在所員の安全対策について等々の議論がなされたのであります。 次に、経営戦略部・監察局関係について申し上げます。 まず、既存ストックの有効活用の状況についてであります。 本件に関し、委員から、「未知への挑戦」とくしま行動計画には、社会貢献活動や経済活動に資するため既存ストックの有効活用を図るとあるが、現状はどのようになっているのかとの質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 本県は、平成二十六年度に公共施設等総合管理計画を策定し、既存施設の思い切った用途転換や付加価値を高める改修による再生を図っているところである。活用例として、旧海部病院の新型コロナウイルス感染症に対応した宿泊療養施設への転用のほか、今年度秋に開館予定のあすたむらんど徳島四季彩館を活用した木のおもちゃ美術館など、全庁的に公有財産の有効活用に取り組んでいる。 今後も、県自らの効果的な活用はもとより、公共団体間での相互利用など、幅広い利活用を促進し、既存施設のさらなる有効活用に努めてまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、万代埠頭もにぎわっており、街のにぎわいを取り戻すためのよい活用例である。今後とも、さらなる有効活用に努めていただきたいとの要望がなされたのであります。 このほか、   個人県民税の税収等の現状と今後の見通しについて   県職員のテレワークの実施状況について   公益通報制度について等々の議論がなされた次第であります。 次に、政策創造部関係について申し上げます。 まず、徳島県過疎地域持続的発展方針案についてであります。 本件に関し、委員から、本方針は、三つの国難への対応と、DX、GXの推進という五つの重点事項を掲げるなど、県及び市町村の過疎地域持続的発展計画を策定する上の指針となるものである。県内市町村が過疎事業対策債をはじめとする支援措置を活用できるよう、スピード感を持って取り組むとともに、県庁一丸となって力強く推し進めていただきたいとの要望がなされたのであります。 このほか、   県内のWi-Fi環境の整備状況について   マイナンバーカードの健康保険証利用に係る状況について等々の議論がなされた次第であります。 最後に、未来創生文化部関係について申し上げます。 まず、とくしま記念オーケストラ事業についてであります。 本件に関し、委員から、とくしま記念オーケストラ事業については、これまでも県議会において議論が重ねられ、新たな事業の展開や、県の外部に設置した基金を廃止した上での透明性の高い条例設置の基金への見直し、また徳島県文化振興財団の事務改善がなされたところである。県においては、今後とも、見直してきた方向性を誤ることなく、県民の信頼が回復できるよう、県民目線に立ち、県民を主役とした文化振興に取り組んでいただきたいとの要望がなされたのであります。 このほか、   徳島文化芸術ホール(仮称)の整備及び運営について   新青少年センター整備に係る委託契約について   東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック事前キャンプにおける新型コロナウイルス感染症対策について等々の議論がなされた次第であります。 以上、審査の概要を申し上げまして、総務委員長報告とさせていただきます。   ──────────────────────── ○議長(岩丸正史君) 経済委員長・北島一人君。   (北島議員登壇) ◎経済委員長(北島一人君) 経済委員長報告を申し上げます。 本委員会は、付託されました議案について審査いたしました結果、全て原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、審査の過程におきまして議論のありました事項、あるいは理事者に対し、検討または善処方要請いたしました事項について、その概要を申し上げます。 最初に、農林水産部関係について申し上げます。 まず、ターンテーブルの取組についてであります。 本件に関し、委員から、コロナ下において、ターンテーブルの設置目的である県産品の販路拡大及び情報発信について、どのような取組を行ってきたのかとの質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 コロナ下におけるニーズに対応し、ランチやテークアウトメニューの開発及び販売、産地直送の野菜を中心に、県産品を取りそろえたマルシェの強化に取り組んだ結果、令和二年度の飲食・物販部門における施設利用者数及び売上額、県産食材の仕入額が目標を上回ることができた。また、SNSを活用し、マルシェでの販売物品や県産食材、ランチやテークアウト弁当のメニューの情報などをリアルタイムに発信するとともに、運営事業者独自のネットワークを活用して、メディアへのアプローチを積極的に行ったところ、人気テレビ番組や映画等で紹介されるなど、徳島の魅力発信につながった。 さらに、県内の方々にも知っていただくため、県産食材を使ったターンテーブルのレシピを給食用にアレンジして学校給食に活用するとともに、家庭でもターンテーブルのメニューを活用いただけるよう、県広報紙に料理レシピを連載していく予定である。 このような取組を通じて、ターンテーブルが本県の情報発信と交流の拠点として最大限に効果が発揮できるよう、また県民の皆様が実感できるよう、全力で取り組んでまいる。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、引き続き、県内の生産者と連携し、継続した食材の提供や新たな県産品の発掘などに取り組み、アフターコロナを見据えた販路拡大を一層進めていただくとともに、いろいろなことにチャレンジし、ターンテーブルを核として、徳島県をもっとPRしてもらいたいとの要望がなされたのであります。 次に、鳥獣被害対策及びジビエ活用についてであります。 本件に関し、委員から、ジビエ活用については、捕獲処理、加工流通、消費、広報などといった一貫した取組が必要であると考えるが、処理加工施設がない県東部・南部沿岸地域における施設の整備、また消費や販路の拡大及びハンターの育成について、どのように取り組んでいくのかとの質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 現在、阿南市、佐那河内村、牟岐町の三地区において、処理加工施設整備に向けた協議が行われている。阿波地美栄まつりなどのキャンペーンのほか、レトルト商品をはじめとした加工品の開発支援を行い、新たな需要の開拓や販売促進に取り組むなどとともに、狩猟者の確保のため、ベテランハンターと連携し、若いハンターや狩猟免許を取得しているものの実際には狩猟していない方に対し、技術を承継する研修を実施するなど、新たなハンターを掘り起こし、捕獲に力を注いでまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、処理加工施設の整備から消費まで一貫した取組を進めていただくとともに、鳥獣被害の防止の観点からも、適正な鳥獣の個体数管理とジビエの活用にしっかりと取り組んでもらいたいとの要望がなされたのであります。 このほか、   農林水産部における令和二年度繰越明許費確定額について   農福連携について   農山漁村未来創造事業の運用について   ため池及び農地への太陽光パネルの設置について等々の議論がなされた次第であります。 次に、商工労働観光部関係について申し上げます。 まず、DXの推進についてであります。 本件に関し、委員から、DXの推進には人材の育成が非常に重要であり、早急に進めていくべきと考えるが、県はどのような支援を行っているのかとの質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 平成長久館において、DX人材の育成を重要なテーマに位置づけ、職階に応じて体系づけた研修を実施するとともに、企業のデジタル投資を促進するための支援制度として、業界や地域のモデルとなる先進的な取組を実施する小規模事業者に対する生産性革命推進事業費補助金に加え、DX実装のための設備投資や研究開発を支援する新たな融資制度であるDX促進資金を創設したところであり、DXに取り組む企業をワンストップでサポートするとくしまDX推進センターを開設し、県内中小企業の競争力強化をバックアップしてまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、DX人材育成のため、経営者のリーダーシップの下、会社一丸となってDXに取り組めるよう、平成長久館でしっかりと研修を行うとともに、DX推進センターが中小・小規模事業者ワンストップ相談機能をしっかりと発揮してほしいとの要望がなされたのであります。 このほか、   企業BCPの策定状況及び策定支援に向けた取組について   「もっと!とくしま応援割」について   観光地における人流調査について   第十一次徳島県職業能力開発計画について   株式会社コート・ベール徳島について   カーボンニュートラルの取組について等々の議論がなされた次第であります。 以上、審査の概要を申し上げまして、経済委員長報告といたします。   ──────────────────────── ○議長(岩丸正史君) 文教厚生委員長・大塚明廣君。   (大塚議員登壇) ◎文教厚生委員長(大塚明廣君) 文教厚生委員長報告を申し上げます。 本委員会は、付託された議案及び請願について審査いたしました結果、付託議案については、全て原案のとおり可決すべきものと決定し、請願については、お手元に御配布の「請願審査報告書」のとおり決定いたしました。 以下、審査の過程におきまして議論のありました事項、あるいは理事者に対し、検討または善処方要請いたしました事項について、その概要を申し上げます。 最初に、教育委員会関係について申し上げます。 まず、公立高等学校における入学者選抜方法の改善についてであります。 本件に関し、委員から、令和五年度から変更される入学者選抜の具体的な検討内容やスケジュールについて質疑がなされたのであります。 これに対して、理事者から、 現在の入学者選抜については、確かな学力を重視し、生徒の個性を生かすことを狙いとして、特色選抜、連携型選抜及び一般選抜により実施している。そのうち、特色選抜については、運動系に比べて文化系の募集人数が少ないことや、スポーツ拠点校や指定校以外の各校に有力選手が分散しているなどの課題が指摘されているため、新たに学識経験者や学校関係者などを委員とする公立高等学校入学者選抜方法改善検討委員会を設置し、特色選抜を中心とした選抜方法の改善について検討することとしている。 この検討委員会については、七月から九月にかけて会議を開催し、委員からの意見や改善策に事務局としての検討を加え、十月下旬に、現中学校二年生が対象となる令和五年度の公立高等学校入学者選抜の基本方針として公表したい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、対象となる子供たちが特色選抜の制度をしっかりと活用し、入学試験に備えることができるよう、学校、保護者、県民に対し、できるだけ早く公表していただきたいとの要望がなされたのであります。 このほか、   通学路の安全対策について   校則の見直しについて等々の議論がなされた次第であります。 次に、保健福祉部・病院局関係について申し上げます。 まず、ワクチン接種についてであります。 本件に関し、委員から、職域接種における新規の申請が一時休止される中、本県における職域接種及び大規模集団接種並びに市町村へのワクチン供給の影響等について質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 職域接種については、国から承認された徳島大学をはじめとする複数の会場において接種が開始されるとともに、トラック協会とバス協会が合同実施を予定するなど、様々な取組が広がっている。また、アスティとくしまにおける大規模集団接種については、七月十五日までには高齢者等への二回目接種を終える予定であり、保育士や教職員等に対して、夏休み中の接種完了に向けて取り組んでまいりたい。 一方、市町村へ今週中に高齢者人口の二回分を上回るワクチンが供給されることになっており、市町村に対しては、接種記録システムによる在庫確認を適切に行うように助言するとともに、国に対しては、必要なワクチンの供給に支障を来すことがないよう申入れを行っているところである。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、ワクチン必要数が確保できていることを発信するとともに、市町村や様々な団体を支援し、希望者が確実に早く接種できるよう努めていただきたいとの要望がなされたのであります。 次に、医療機関、高齢者施設等における検査体制についてであります。 本件に関し、委員から、新たな変異株によって感染拡大が懸念される中、クラスター対策や感染者の早期発見などに対しどのように取り組むのかとの質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 高齢者施設等において感染者が確認された場合には、全ての入所者や職員に対し検査を実施するとともに、クラスターが発生した場合には、当該施設及び同一地域に所在する類似施設の従業員等に対して、プール方式の検査を活用し、一斉検査を実施している。また、政府の基本的対処方針において、医療機関や高齢者施設等の従業員に対し抗原簡易検査キットを配布することが示されたところであり、積極的に活用いただけるよう働きかけるなど、今後も感染者の早期発見とクラスターの発生予防に取り組んでまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、従来からあるプール方式のPCR検査に加え、抗原簡易検査キットを十分に活用し、高齢者施設等クラスター対策に取り組んでいただきたいとの要望がなされたのであります。 このほか、   次世代シーケンサーの導入について   マダニ対策について   国民健康保険料後期高齢者医療保険料及び介護保険料の減免措置について   補助金により購入した医療機器について   富岡東中学校・高等学校における教職員の検体回収について等々の議論がなされた次第であります。 以上、審査の概要を申し上げて、文教厚生委員長報告といたします。   ──────────────────────── ○議長(岩丸正史君) 県土整備委員長・立川了大君。   (立川議員登壇) ◎県土整備委員長(立川了大君) 県土整備委員長報告を申し上げます。 本委員会は、付託されました議案について審査いたしました結果、全て原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、審査の過程におきまして議論のありました事項、あるいは理事者に対し、検討または善処方要請いたしました事項について、その概要を申し上げます。 最初に、企業局関係について申し上げます。 まず、駐車場事業会計についてであります。 本件に関し、委員から、駐車場事業の決算状況及び今後の見通し、利用増に向けた取組について質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 藍場町地下駐車場については、そごう徳島店の閉店やあわぎんホールの利用中止等により、松茂駐車場についても、高速バスの運休などにより、利用台数は大幅な減少となった。このため、駐車場収入が大幅に減少し、指定管理者への支援として納付金の減額措置を講じた結果、駐車場事業会計の決算は約三千二百万円の赤字となっている。 今年度は、あわぎんホールでの阿波おどりやアミコビルへの新たな出店など、徳島駅前のにぎわい回復が期待できる状況になっており、こうした変化に注視しつつ、アフターコロナを視野に入れ、県民ニーズを的確に捉えるための調査を実施したいと考えている。 今後も、効率的な駐車場経営に努めるとともに、指定管理者と一体となり、さらなるサービス、利便性の向上に取り組み、県民に求められる駐車場として運営してまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、しばらくの間、新型コロナウイルス感染症の影響は続くものと思われるが、独立採算制の中で、駐車場サービスをしっかりと継続できるよう、アフターコロナを見据え、今後のニーズや状況の変化に敏感に対応し、安定経営に取り組んでいただきたいとの要望がなされたのであります。 このほか、   電気事業会計の決算概要について   自然エネルギー自給率向上の取組について等々の議論がなされた次第であります。 次に、危機管理環境部関係について申し上げます。 まず、徳島プレミアム生活衛生クーポンについてであります。 本件に関し、委員から、本クーポンの販売結果及び販売方法、また今後の予定について質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 生活衛生四業種への支援として、県民の利用促進策となるクーポンを販売開始したところ、六万セットが即日完売となり、多くの県民から本事業の趣旨に御賛同いただけたものと受け止めている。 本事業の販売方法については、生活衛生四業種の早期支援を目的としていることから、緊急性、即効性を考慮し、先着順としたところであるが、購入意思を持ちながら購入できなかった方が生じたことについては、事前予約制の導入や併用を検討するなど、短期間であっても公平性を確保する必要があると改めて認識した。 今後、本クーポンの換金が開始されることから、各店舗の利用状況をはじめ、事業の進捗状況を把握するとともに、四業界への意見聴取も含めて、事業効果の検証を進めてまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、今後、より一層公平な手法で販売すべきと思われるので、今回得られた教訓をしっかりと県政に生かしていただきたい。また、生活衛生四業種の事業継続、雇用維持、そして各店舗の感染防止対策につながるよう、引き続き取り組んでいただきたいとの要望がなされたのであります。 このほか、   新型コロナウイルス感染拡大対策について   (仮称)那賀・海部・安芸風力発電事業について   危機管理調整費について   海岸漂着物対策について等々の議論がなされた次第であります。 次に、県土整備部関係について申し上げます。 まず、JR牟岐線への新駅設置に係るアンケート調査についてであります。 本件に関し、委員から、本アンケートについて、どのような施設にどういった形で実施していくのか。また、アンケート結果はいつ頃までに取りまとめるのかとの質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 今回のアンケートは、新駅の利用者を予測するために行うものであり、新ホールの利用者向け及び周辺施設の利用者向けの二種類を実施する。新ホールの利用者アンケートは、ホール完成後の交通手段として新駅の需要を把握するものであり、県内外を問わず幅広い方に回答していただけるよう、県ホームページへの掲載及びアンケート用紙を配布したいと考えている。周辺施設の利用者アンケートは、新駅の設置による新たな利用や利用駅の変更ニーズを把握するものであり、徳島駅、阿波富田駅の乗客、周辺公共施設への通勤・通学者などに対して調査票を配布する予定である。 アンケート結果については、調査終了後、直ちに集計し、分析に取りかかりたいと考えており、できるだけ早く結果を取りまとめ、九月議会で報告できるよう取り組んでまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、多くの県民から回答が得られ、新駅のニーズをしっかりと把握できるよう、丁寧に進めていただきたいとの要望がなされたのであります。 このほか、   吉野川橋アンダーパスについて   河川整備について等々の議論がなされた次第であります。 以上、審査の概要を申し上げまして、県土整備委員長報告といたします。   ──────────────────────── ○議長(岩丸正史君) 以上をもって、委員長の報告は終わりました。 これより、ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、発言を許可いたします。 この際、申し上げます。 質疑につきましては、会議規則第五十三条において、「議題外にわたり、又はその範囲を超えてはならない」及び「自己の意見を述べることができない」旨、規定されております。 また、登壇回数は三回、質疑時間は申し合わせにより二十分程度以内となっておりますので、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。 三十六番・山田豊君。   (山田議員登壇) ◆三十六番(山田豊君) 私は、ただいま総務委員長報告がありましたけれども、それに対する質疑を行います。 その中で、とくしま記念オケ関連では、委員長報告の中で、県民目線で県民主役の文化振興を図るという報告もされておりました。それについての質疑になるわけですけれども、井下委員長が、六月三十日の総務委員会において、我が会派の達田議員が県民目線での記念オケ疑惑について委員外質問を行った際、僅か十五分の間に四回にわたって質問を遮りました。私も長く議員をしておりますけれども、こんな異常な委員会運営は初めてです。 そこで、井下総務委員長にお伺いします。 達田議員のどの発言を問題として四回も質問を中断させたのか、具体的に御答弁ください。 答弁によって、再問いたします。   (井下議員登壇) ◎総務委員長(井下泰憲君) 山田議員さんの、どの発言を問題としたのかとの質問がありましたので、答弁させていただきます。 まず、今質問いただいて、ちょっと認識が違うなという点がございましたので、この機会に県民の皆様にも今回の件をよく知っていただきたいと思いまして、しっかり説明させていただきます。 七月七日の徳島新聞にも、本議会は事実を解明する本気度が感じられないとの記事がありました。まず、今回、四回止めたとのことですが、まず私は、失言に対し止めた覚えは一切ございません。 六月十五日の議会運営委員会にて説明がありましたが、そもそも今回の一連の話は、六月七日に読売新聞で報じられた記事と六月八日に行われた扶川議員の記者会見がスタートと記憶しております。その後、六月十五日の議会運営委員会、議会をスムーズに運営するための話合いの場で、扶川議員から、閉会日に緊急質問をしたいとの申出があり、それを決める中において、三つのポイントがあったと承知しております。 一つ、議会運営に関する申し合わせにおいて、刑事確定訴訟記録の取扱いには前日の正午までに議長に届出をすることとなっている点、二つ目、そもそもこの記録は議会で議論するという理由で入手されたものなのかという点、三つ目、刑事確定訴訟記録法六条にある、保管記録を閲覧させることで関係人の名誉または生活の平穏を著しく害する行為をしてはいけないとの点、この三つから、六月十五日の議会運営委員会では、今後、正式に入手したもので議論しましょうということになったと承知しております。そのとき、緊急質問を提案されました扶川議員も、東京地検に直接当たって聞いてみます、分かりましたと話されております。 これに基づいて、六月三十日の総務委員会では、全ての委員に対し、十分慎重に御審議をと私からお願いしたにもかかわらず、新聞報道されまして問題となっているのはとの達田議員からの御発言がありましたので、私のほうから、刑事確定訴訟記録の内容については十分気をつけてくださいと言わせていただきました。私が止めたようなことをおっしゃっておるのですが、委員会においては、小休中の発言ややり取りは質疑時間には含まれておらず、達田議員の質問に対し、理事者からそれぞれ答弁があり、その質問が議員個人の判断と責任で適正に行われたと私は承知しております。 そもそも、今回、新聞報道と言えば何でも大丈夫なような勝手な解釈がなされているように私は思います。新聞社がこの刑事確定訴訟記録を報道するという理由で入手しているのであれば、報道機関においてもそのように記述されてはどうでしょうか。そうでなければ、報道したことも、その報道を基に議会で議論することも、果たしてこの議会の場でやっていいことなのでしょうか。そこの部分が私はクリアにならない限り、総務委員長として、総務委員会での規範意識を尊重した判断はこれまでもこれからも変わりないということだけお伝えさせていただきます。   (山田議員登壇) ◆三十六番(山田豊君) 今、委員長からの答弁がありました。私、それを聞いていて、二つの論点があるんかなというふうに思いました。 その一つが、総務委員会が開かれたとき、総務委員長は、私はこう思ったというふうな発言ですけれども、私自身が、問題なのは、実は本会議では代表・一般質問で複数人から記念オケ問題についての発言がありました。当事者に関する当時の訴訟記録を基に新聞報道がされているという発言、六月九日、十日と関連記事が連日掲載、記念オケ開催に当たり実際に払った金額より高い見積書、請求書を県職員が作成したのか、政策参与として元代表を任命した知事に再調査を求めるなどの発言もありました。達田県議も、音楽プロダクションの見積書や請求書の作成を県側が代行し経費の水増し請求をする仕組みが県や財団の一職員の判断でできるはずはないと、飯泉知事、あなたの指示ではなかったかなどと質問しました。 問題はここです。その際、議長が、発言した議員の質問を制したことはあったでしょうか。井下委員長や自民党の議員はじめ本会議に出席していた議員各位から異論が出ましたか。それが委員会審議ではどうして問題になるのかと、全く筋が通りません。 改めて、井下委員長に伺います。 あなたの判断は、議長の判断と矛盾します。井下委員長は、議長の判断を否定するのかどうか、明確な答弁を求めます。 さらにもう一点、実は刑事記録の内容に踏み込むおそれがあるから止めたやに聞いております。また、今の発言の中でもそういうふうな発言がありましたけれども、前代未聞、耳を疑うような答弁です。 引き続き、この点で二点お伺いします。 一つ目は、おそれがあるからということは、現実に問題となる発言があったわけではない、こういう理解でいいんですか。 二つ目に、おそれがあるからという理由で議員の質問を遮ることが委員長の職権として許されるとお考えですか。 明確な答弁を求めます。 ○議長(岩丸正史君) 山田議員に申し上げます。徳島県議会会議規則第五十三条第三項において、質疑に当たっては自己の意見を述べることができない旨規定されておりますので、御注意いたします。   (井下議員登壇) ◎総務委員長(井下泰憲君) ルールを守りましょう。 もう一度言わせていただきます。本会議において、そして委員会において、結果的に、発言した議員の方がいらっしゃいます、新聞報道を基にということで。これについては、各議員の責任と、その発言に対しての責任をしっかり持っていただけたらいいなと思っております。 委員会においては、私は委員長として、委員会の秩序を保持するために、プライバシー、また法律を守る、そういう観点から、委員長としての判断で委員会運営をさせていただきました。 そもそも、この刑事訴訟記録に関する本議会のルールでございますが、平成十六年に山田議員の一般質問での刑事確定訴訟記録を引用した御発言が懲罰動議の対象となり、その後にこの取扱いに関するルールができたと伺っております。覚えていらっしゃいますか。そのときにも、このプライバシーに関するところの扱いに関しては、かなり慎重に審議されたと私は思っております。 それに基づいて、委員長として、委員会運営にしっかりと携わらさせていただいておりますので、山田議員の質問の意図も分かりませんし、そもそもルールを守るところから始めていただきたいと、そのように思っております。   (山田議員登壇) ◆三十六番(山田豊君) 今、答弁がありましたけれども、明確な回答はなかったですね。 特に、私自身が委員長に再度聞きたいのは、さっき言ったように、本会議の質問ですね。達田議員の質問は、改めてそのことを問うたわけです。で、本会議の質問、さっきるる説明しました。自民党の議員さんもほかの議員さんも記念オケ問題をやった。この時点では、議長からの異論は、またそういうことについても全くなかったわけです。また、井下さんを含めて、そういうことはなかった。 しかし、それが突然、委員会へ入って、私も経営戦略の委員会で記念オケ問題を質疑しましたけれども、それはいいとして、そのときは全然問題になりませんでした。達田議員になってから初めて、四回にわたって中断させられた。これについては、質問時間を維持したというものの、これは明らかに質問の流れを断ち切るわけですから、私は委員会運営に大きな問題があるというふうに思います。 いずれにしても、議長の判断と委員長判断との矛盾について、最後、質疑を行います。御答弁をよろしくお願いします。 ○議長(岩丸正史君) 山田議員に申し上げます。ただいまの発言は、自己の意見を述べており、徳島県議会会議規則第五十三条第三項に違反しておりますので、御注意いたします。   (井下議員登壇
    ◎総務委員長(井下泰憲君) 県民の皆様に知っていただくいい機会だと私は思っております。山田議員のように、ルールを無視して、思い込み、自分の感覚で全て物事を勝手につくっていくのはやめていただきたいと思います。 何度も言いますが、議会において、また総務委員会において発言されたのは、これは議員の自分たちの責任の上で発言されていると私は承知しております。その上で委員会運営をしていく、そこのルールに基づいて私はやらせていただいておりますので、さきの六月十五日の議会運営委員会で説明がありましたように、何度も言いますが、まずは前日の正午までに議長に届出をすること、そして、議会で議論するという理由でそもそも記録が入手されたかどうかが分からないこと、そして、個人のプライバシーを守る、この三つの観点から、ここがクリアにならない限り、総務委員長としては、委員会でこのことを慎重に取り上げてください。取り上げてはいけませんとは私は申しておりませんので、実際に達田議員は最後まで恐らく質問し切ったと思います。それに対する相手の方からのリアクションはどうなのか分かりませんが、そこは議員個人の判断でやっていただきたいと、これからもそうは思います。 ただ、総務委員会においては、ここのルールが明確にならない限り、いつまでも、慎重に審議するようにと注意させていただきますので、その点は御了承ください。 ○議長(岩丸正史君) 以上をもって、通告による委員長報告に対する質疑は終わりました。 これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次、発言を許可いたします。 二十七番・達田良子君。   (達田議員登壇) ◆二十七番(達田良子君) 私は、日本共産党を代表して、議案第一号には反対の立場で、請願第十三号及び請願第十四号は不採択ではなく採択するべきとの立場で討論いたします。 議案第一号は、令和三年度徳島県一般会計補正予算(第四号)です。今回も、マイナンバー推進のための予算三千三百万円が計上されています。 マイナンバーは、社会保障、税、災害対策の三分野で、個人情報の特定、確認ができるようにする仕組みで、取得は任意です。二〇一六年一月の交付開始から五年半以上たちますが、個人情報漏えいの危惧も強いので、なかなか普及が進みません。 国のマイナポイント事業や県独自のポイント上乗せなどの特典をつけて、取得の推進を図ってきました。県内では、今年五月三十一日現在で申請率四一・二%、交付率三三・二%になったということです。 今回も、総務省が実施する自治体マイナポイントモデル事業に参画し、今後の全国展開に向けた実証を行う事業で、内容は、キャッシュレスサービスのシステム改修により、本県の施策実施に応じた効果的なポイント付与ということです。具体的には、消防団活動応援、学びの手帳、健康づくり応援の三分野で、それぞれ五百円のポイントを一回に限りつけるというものです。 菅政権は、マイナンバーカードの全国民取得を、デジタル政府、デジタル社会構築の大前提として、行政手続、年金や公金の給付、学校教育での活用、各種免許や国家資格証など、生活のあらゆる分野でマイナンバーカードを使ったデジタル化を進めようとして、二〇二二年度末にほぼ全国民に行き渡ることを目指すとしています。しかし、度重なるマイナンバー漏えい事件、ネットを介した大きな被害も起きています。誤操作などのヒューマンエラーによる情報漏えいリスクもあり、ネット社会の進化の中で、悪質な犯罪を防ぐ完全なセキュリティー構築は不可能です。 情報は、流出してしまってからでは取り返しがつきません。情報漏えいや犯罪被害を防ぐ手だても保証もない中で、県民の安心・安全は守れないという立場から、本予算案には賛成できません。 次に、請願第十三号は、とくしま記念オーケストラ事業に係る事務処理の疑念解明を求める請願及び請願第十四号は、とくしま記念オーケストラ関連の全ての事業について、あらゆる手だてを講じて徹底的に調査し、真相を解明することを求める請願です。この二つの請願について、不採択ではなく採択するべきという立場で討論いたします。 記念オケ事業をめぐっては、七年間で約十一億五千万円もの多額の公金の投入がされましたが、事業費の流れや積算根拠の不透明さ、元音楽プロダクション代表を県の政策参与に登用するなど、数々の問題点が浮かび上がっていました。議会では、これらの問題が度々取り上げられてきましたが、知事は、民間業者間の取引、また、事業は適正に行われたと、繰り返し答弁してまいりました。まだまだしかし、解明がされておりません。 請願の内容によると、このたび新聞各社の報道で、これらの答弁が虚偽であった可能性が出てきたので、明らかにするよう求めるというものです。報道によれば、同事業の演奏会や旅費など経費の見積書や請求書を、プロダクション元代表に代わって県などが作成し、元代表にメールで送信し、元代表は押印して提出していたというのです。 元代表は、見積書や請求書は書いたことがないと供述し、しかもそのやり取りを示すメールが元代表のパソコンに残っているなど、県がほぼ丸抱えで事務処理を行っていた様子が報じられている、このことを指摘しております。しかも、プロダクションが演奏家に支払った一人当たり…… ○議長(岩丸正史君) 達田議員に申し上げます。刑事確定訴訟記録の引用に当たっては、事前に議長へ届け出ることとなっておりますので、発言に当たっては御注意されるようお願いいたします。 ◆二十七番(達田良子君) はい。この引用に当たってはといいますけれども、請願書の内容をそのまま申し上げております。 続けさせていただきます。 県職員がその取引に深く関与していた疑いが生じているのではないかというものです。これら報道が事実であれば、これまでの県の説明が虚偽であったことになるので、議会と県民を愚弄する重大な問題であり、この問題をきっちりと解明してほしいという請願の内容です。 知事は、この本会議でも、事業実施に当たり書類作成に便宜を図り、実際より高額に設定した背任罪などに該当するのではないかという批判があったが、そうした事実疑いがあれば、東京地検特捜部の捜査で、一事業者の脱税事件にとどまらず、私や県職員へのおとがめがあったはずだと答弁されました。また、部長の答弁も、県の担当者や事業の実施主体である財団に法令等に抵触する行為があったとはされておらず、事業の執行に問題はなかったとされています。 しかし、東京地検によって立件されなかったからといって、事業が適正に執行されたことの証明にはなりません。そこで、県行政の監視役としての県議会が、二つの請願の趣旨を重く受け止めて、全容解明のために力を尽くすべきです。 請願第十三号が求めているのは、一、とくしま記念オーケストラ事業に関し、県職員らが音楽プロダクション元代表に代わって見積書や請求書を作成したと報じられている問題について、県は緊急に事実関係を調査し、県民に報告すること、二、必要によっては百条委員会を設置する等、手立てを尽くし、全容解明まで県議会としても徹底的に議論すること、この二点を求め、また請願第十四号は、とくしま記念オーケストラ関係の全ての事業について、あらゆる手立てを講じて徹底的に調査し、真相を解明することを求めています。これらの項目を採択し、県議会は、手だてを尽くして全容解明を行っていくべきと考えます。 なお、先ほどの質疑でもございましたけれども、私が総務委員会で発言した発言に対しては止めていないという御答弁がありました。本会議での発言、そして本会議での御答弁に関して県の考えを問う内容の質問をしているのに、臆測によって制止したという委員会運営の在り方に、強く抗議するものです。 県議会がこの二つの請願を採択されるよう、議員各位の賢明な御判断をお願いして、討論を終わります。 ○議長(岩丸正史君) 三十五番・庄野昌彦君。   (庄野議員登壇) ◆三十五番(庄野昌彦君) 私は、ただいま議題となっております請願第十三号及び請願第十四号については、不採択に賛成の立場から討論を行います。 そもそもこれらの請願二件は、新聞各社の報道内容を根拠に提出されていますが、私が幾つかの新聞報道を見たところ、関係者が東京地検に開示請求して入手した資料であるとか供述調書、さらには刑事確定訴訟記録といった記載がございます。ということは、どなたかが何らかの理由で東京地検に請求し入手された刑事確定訴訟記録の記載内容を根拠に記事が書かれたものと推測されます。 各新聞社の報道における関係者が全て同一人物かどうかは分かりませんが、仮に新聞報道の情報源が刑事確定訴訟記録であるならば、報道機関による二次利用、そしてこのたびの請願者による三次利用になると推測されます。 刑事確定訴訟記録の取扱いについて、県が弁護士や検察庁に相談したところ、被告事件が終結した後、閲覧期限である三年を超えて公開するという行為は明らかに法の趣旨に反する、検察庁に申請のあった目的以外の使用は認めていないとの見解が示されているようであります。 このたびの請願二件については、報道がきっかけとしながらも、第三者が別の目的で閲覧、謄写した刑事確定訴訟記録に基づくものであり、法的な問題が払拭できない以上、刑事確定訴訟記録と思われる資料に記載の内容を基に議会で議論することは避けるべきであると考えます。よって、これら二つの請願は不採択とすべきであります。 なお、とくしま記念オーケストラ事業にかかわらず、議会における県政全般についての公平かつ公正な審議に基づく監視、評価を否定するものではないことを申し添えさせていただき、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(岩丸正史君) 二十六番・扶川敦君。   (扶川議員登壇) ◆二十六番(扶川敦君) 私は、請願第十三号及び請願第十四号を採択すべきだという立場で討論いたします。 両請願は、いずれもとくしま記念オーケストラ事業に関し、今回マスコミ各社が報道で指摘した疑問点について、徹底した調査と真相解明を県及び県議会に求めるものであります。 まず申し上げたいのは、今回指摘されている疑問点は、これまでにない新しい内容であり、県政を点検する県議会として看過することはできないということであります。 県は従来、県が事業委託した県文化振興財団及びその下請業者と、脱税が発覚した音楽プロダクションとの関係は、それぞれ民民、民間同士の関係であり、県として関与していないと説明しておりました。ところが、今回指摘されたのは、県庁の本庁の職員あるいは財団に出向した県職員が、音楽プロダクションに代わって、項目のみならず金額まで入れた見積書や請求書を作成し、同プロダクションがこれをそのまんま財団に請求していたという内容でありました。 もしこれが事実であれば、従来の県答弁が虚偽であったことになります。しかも、その金額は、同プロダクションから楽団員らに対し実際に支払っていた金額より大きかったというのですから、これが事実であれば、元音楽プロダクション代表がたった一人の会社でありながら、どのようにして脱税事件の対象となった巨額の利益を上げることができたのかという、従来より県議会でも疑問視されてきた同事業におけるお金の流れを解明する大きな手がかりになります。請願が、今回指摘した新たな問題点を放置せず、県議会に真相究明をしてほしいと求めているのは、当然であります。 次に申し上げたいのは、今回指摘された内容の重大さであります。報道された内容が事実であれば、私は、第一に、県職員による背任、第二に、地方自治法違反、第三に、地方公務員法違反、第四に、徳島県の公務員倫理に関する条例違反の疑いが生じるのではないかと思います。六月八日の私の記者会見でも、そのように感想を申し上げました。 これに対して知事は、六月二十四日の本会議における嘉見議員への答弁の中で、先ほども御紹介がありましたが、仮にそうした事実あるいは疑いさえあれば、東京地検特捜部の捜査により、一部業者の脱税事件にとどまらず、私や県職員へのおとがめがあったはずであり、一切なかったことから、当該事業が適正に執行されていることを言わば東京地検特捜部に証明をいただいたものと、このようにも考えられると、反論されました。 しかし、検察が起訴や訴追をしなかったことをもって、それが犯罪事実がなかったという証明にはなりません。例えば、知事の後援会関係者が、県内で開かれたお祭りの会場で会費と称する寄附行為を行った事案がありました。これは私自身が告発させていただきましたが、このとき徳島地検が下した不起訴処分は、嫌疑なしではなく、起訴猶予、すなわち犯罪事実は認められるが起訴するほどではないという趣旨の判断でありました。 このように、明確に告発された場合であっても、その場合ですら、おとがめなしイコール犯行の事実なしという証明にはなりません。 ○議長(岩丸正史君) 扶川議員に申し上げます。ただいまの発言は、議題外にわたっておりますので、御注意いたします。 ◆二十六番(扶川敦君) はい。まして今回の場合、実際に記録を見れば、東京地検が脱税事件の起訴に集中して捜査していたことが明らかになるはずですが、私が指摘した法や条例それぞれに違反がなかったか、地検がきちんと検証したかのように勝手に決めつける知事の答弁は、徳島県の公務員倫理に関する条例への違反に関して触れていないことはさておくとしても、あまりにも安直で、事の重大さを覆い隠す詭弁にしか私には聞こえませんでした。 御承知のように、今回請願を提出した県民の一人が、この問題に関し、県職員を背任で刑事告発しました。その結果、起訴となれば、確かにそれにより、問題の重大性が司直の手によって証明されることになるでしょう。しかし、繰り返し申し上げますが、たとえ刑法上罪に問われなくても、自動的に県政運営上無視できるような軽微な問題になるわけではありません。 業者に代わって県職員が金額を定めた見積書や請求書を全て作成されていたなどと指摘されている点、これだけを取っても、委員会で達田議員が議論されていたように、ほかに同様の事例はなかったのか、さらに実態の解明の議論が必要であり、県政運営上看過できない重大な問題に違いないと私は思います。したがって、この点からも、両請願は誠に的を射た要望を含んでおります。 さらに申し上げたいのは、議会として議論がいまだ尽くされていないことです。 今議会の本会議や委員会の議論を振り返れば、県の答弁は、職員による見積書や請求書の作成を認めない一方で、技術的助言はすることはあると言ってみたり、演奏会への支払いを含め、金額の上乗せは当たり前であるかのように言ってみたり、具体性がなく曖昧で、到底納得できるような内容ではありませんでした。これまでの報道をベースとする議論だけでは十分解明し切れない問題が残されているのは明らかであります。 この点、昨日の議会運営委員会でも確認されましたとおり、今後、正規の手続を踏んで東京地検から刑事確定記録を入手できれば、これを基に議論することについては、全会派とも異議がなかったと思います。私自身は、おまえ勝手にやれだというふうな言い方されましたけども、入手した資料により質疑をしたかったのであります。そうすることに違法性はないと考えておりました。 しかしその後、事務局からも、申し合わせによれば、本人が取得した刑事確定記録でないと使えないというような説明も受けたことがあり、単に検察庁に了解を取るだけでは足りないと考え、改めて正式に検察庁に請求することといたしました。 そこで、私たち護民官と日本共産党及び新しい県政を創る会の三会派が共同で、現在、東京地方検察庁に刑事確定記録の閲覧謄写を申請中であります。記録が入手され次第、九月には県議会全体で、ぜひそのときは知事も御一緒に議論を深めようではありませんか。それまでいてほしいんですけど。 ○議長(岩丸正史君) 扶川議員に申し上げます。ただいまの発言は、議題外にわたっておりますので、御注意いたします。 ◆二十六番(扶川敦君) はい。あともう少しお聞きください。 両請願が求めているのは、まさにそのように県議会として真相を究明していく姿勢であり、この点からしても、両請願を不採択にする理由は全くありません。 最後に申し上げたいのは、この問題の解明が県民の強い関心を呼んでいるという事実であります。だからこそ、今回、同様の内容の請願が二つの団体の関係者から提出されたのであります。 何よりも、先ほども、主人公である県民という言葉が総務委員会の報告でありましたが、主権者県民の声をしっかり受け止める意味で、両請願は採択するべきであります。 以上、請願第十三号及び請願第十四号を採択するべきだという考えを申し述べました。議員各位の御賛同をお願いして、討論といたします。 ○議長(岩丸正史君) 二番・立川了大君。   (立川議員登壇) ◆二番(立川了大君) 私は、ルールを守って討論させていただきます。 私は、請願第十三号及び請願第十四号を不採択とすることに賛成の立場で討論いたします。 とくしま記念オーケストラ事業に関しては、県議会において、平成二十九年六月以降、二年近くにわたり、会派を問わず、様々な角度から厳しく追及し、その都度、徹底した調査と報告を求めてきたことにより、県民を主役とした新たな文化振興施策の展開や、県の外部に設置した基金を廃止した上での透明性の高い条例設置の基金の設置、徳島県文化振興財団の事務改善などを実現してきたのであります。 今回、疑惑とされる内容についても、法的な問題点に配慮しつつ、総務委員会において、我が会派の委員から県に対し、県議会の責務として真偽を問いただしたところ、具体的には委員から、当時この事業を進めるに当たり、事務局的機能を担う徳島県文化振興財団に対し、県から指示することはなかったのか、また、財団に派遣していた県職員が事務の全部を行っていたのではないかとの質問に対し、財団が担う事務局的機能については、総合調整や音楽事業の実施に関するノウハウのある財団の判断に基づき、財団の事業として進められたものであり、県から職員を派遣していたが、あくまでも財団のスタッフとして事務を実施していたのであり、派遣された県職員が主体的に行っていたものではないとの回答がございました。 また、演奏会の経費や見積りについて、県や財団の職員が関わり、過大な積算や特別な便宜を図っていたという事実はないか、また、民間同士の契約であるというこれまでの県の説明と矛盾があるのではないかと質問し、過大な積算をしていたという事実は全くなく、経費に対して一定の利率を上乗せするのはビジネスとして当然で、妥当な金額であったと認識していること、また、財団が業務を進めるに当たって、一般業務としての事業者への技術的支援や助言などを適切に行ってきたものと確認したとのことである。さらに、県として改めて調査を行ったのかとの質問には、念のために県から財団に確認したところ、財団が民間事業者間の契約行為に関与するような指示を県から受けたこともないし、財団職員が関与したこともないとの明確な回答を得たとのことであります。 このように、県行政のチェック機関として、でき得る限りの議論がされてきたわけでございますが、一方的に、求めるイメージと違うからといって、議論が尽くされていないとし、さらなる手段を弄するのは、ただのパフォーマンスにすぎないのであります。 刑事確定訴訟記録については、記載内容が真実かどうかは、必ずしもその全てが担保されたものであると言えないことや、誰が適法に入手したのか、また検察庁からどのような制約が付されているのかといった情報を基に、議会として、より高い規範意識も視野に入れ、本会議や委員会の場での使用の可否を慎重に判断する必要がございます。その情報がないままに安易に使用することは許されないものであり、法に基づき活動している我々議員が不確かな情報をうのみにし、法的な問題が払拭できていないにもかかわらず請願の紹介議員として名を連ねることは、驚きを禁じ得ません。 また、昨日行われた議会運営委員会では、請願紹介議員であられる東条議員より、刑事確定訴訟記録がない中で現時点でこの問題を取り上げるのはやはり難しいと思いますと御発言があったと聞き及びますが、少なくとも昨日の時点で本当にそのようにお考えなのであれば、当然御賛同いただけるものと強く確信しております。 疑惑があるというならば、議会運営に関する申し合わせを遵守し、かつ、しっかりとした証拠を示すべきであり、そうなれば、我が会派としても当然、追及の手を緩めることなく、議論を深める所存であります。 以上の点を踏まえ、本請願を不採択とすることに賛成であります。議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、また、記念オケ問題の追及が駄目なんではないんです。議会運営ルールの問題であるということを申し添え、私の討論を終わります。 ○議長(岩丸正史君) 以上をもって、通告による討論は終わりました。 これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 まず、「議案第一号・令和三年度徳島県一般会計補正予算(第四号)」を起立により、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、可決であります。 これを委員長報告のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(岩丸正史君) 起立多数であります。 よって、本件は、原案のとおり可決されました。 この際、お諮りいたします。 ただいま可決されました議案第一号につきましては、去る六月二十五日に議決されました議案第十九号との関連により、数字の整理が必要であります。 この数字の整理につきましては、会議規則第四十三条の規定により、議長に御一任願いたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(岩丸正史君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 次に、お諮りいたします。 去る六月二十五日に可決されました議案第十九号の議決の結果生じました数字の整理につきましては、会議規則第四十三条の規定により、議長に御一任願いたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(岩丸正史君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 次に、「議案第二号・令和三年度徳島県用度事業特別会計補正予算(第一号)より第十八号に至る十七件及び第二十号の計十八件」を起立により、採決いたします。 以上の十八件に対する委員長の報告は、可決であります。 これを委員長報告のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(岩丸正史君) 起立全員であります。 よって、以上の十八件は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、請願を採決いたします。 まず、「請願第十三号・とくしま記念オーケストラ事業に係る事務処理の疑惑解明を求める請願書及び第十四号の計二件」を起立により、採決いたします。 以上の二件に対する委員長の報告は、不採択であります。 これを委員長報告のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(岩丸正史君) 起立多数であります。 よって、以上の二件は、委員長報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。 次に、請願第十二号のうち、「原則として、教職員をPCR検査の検体採取に当たらせないこと」を起立により、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、採択であります。 これを委員長報告のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(岩丸正史君) 起立多数であります。 よって、本件は、委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。 次に、請願第十二号のうち、「新型コロナウイルス感染症に関わる教職員の業務については安全対策を徹底すること」を起立により、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、採択であります。 これを委員長報告のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(岩丸正史君) 起立全員であります。 よって、本件は、委員長報告のとおり採択とすることに決定いたしました。   ──────────────────────── ○議長(岩丸正史君) 次に、日程第三、「請願閉会中継続審査の件」を議題といたします。 防災・感染症対策特別委員会から、お手元に御配布のとおり、閉会中の継続審査の申出があります。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(岩丸正史君) 討論なしと認めます。 これより「請願第一号の三・ひとりひとりを大切にするゆきとどいた教育について」を起立により、採決いたします。 本件は、委員会から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(岩丸正史君) 起立多数であります。 よって、本件は、継続審査と決定いたしました。   ──────────────────────── ○議長(岩丸正史君) 次に、日程第四、「議案第二十一号・副知事の選任についてより第二十四号に至る計四件」を議題といたします。 お諮りいたします。 以上の四件は、成規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(岩丸正史君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 これより採決に入ります。 まず、「議案第二十一号・副知事の選任について」を起立により、採決いたします。 本件は、これに同意することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(岩丸正史君) 起立全員であります。 よって、本件は、これに同意することに決定いたしました。 次に、「議案第二十二号・教育委員会委員の任命について」を起立により、採決いたします。 本件は、これに同意することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(岩丸正史君) 起立全員であります。 よって、本件は、これに同意することに決定いたしました。 次に、「議案第二十三号・人事委員会委員の選任について」を起立により、採決いたします。 本件は、これに同意することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(岩丸正史君) 起立全員であります。 よって、本件は、これに同意することに決定いたしました。 次に、「議案第二十四号・公安委員会委員の任命について」を起立により、採決いたします。 本件は、これに同意することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(岩丸正史君) 起立全員であります。 よって、本件は、これに同意することに決定いたしました。   ──────────────────────── ○議長(岩丸正史君) 次に、日程第五、「議第二号・徳島県議会会議規則の一部改正について」を議題といたします。 お諮りいたします。 本件は、成規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(岩丸正史君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 これより「議第二号・徳島県議会会議規則の一部改正について」を起立により、採決いたします。 本件は、これを原案のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(岩丸正史君) 起立全員であります。 よって、本件は、原案のとおり可決されました。   ──────────────────────── ○議長(岩丸正史君) 次に、日程第六、「常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続調査の件」を議題といたします。 お諮りいたします。 本件は、これを各委員会から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(岩丸正史君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。   ──────────────────────── ○議長(岩丸正史君) この際、申し上げます。 本日の会議における発言中、不適当な箇所があれば、議長において、後刻議事録を調査の上、適宜措置いたします。   ──────────────────────── ○議長(岩丸正史君) 以上をもって、今期定例会の会議に付議されました事件は、全て議了いたしました。   ──────────────────────── ○議長(岩丸正史君) この際、後藤田博君から挨拶をいたしたい旨の申出がありますので、これを受けることにいたします。 後藤田博君。   (後藤田博君登壇) ◎(後藤田博君) ただいま副知事として選任同意を賜りました後藤田でございます。 今後は、飯泉知事をしっかりと補佐し、全力で県勢発展に取り組みますとともに、新型コロナウイルス感染症、そして人口減少、災害列島、この三つの国難打破に向けまして全力を傾注してまいる所存でございますので、どうか議員各位におかれましては引き続きまして御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いいたします。(拍手)   ──────────────────────── ○議長(岩丸正史君) 知事から挨拶があります。 飯泉知事。   (飯泉知事登壇) ◎知事(飯泉嘉門君) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し述べさせていただきます。 今期定例会も、本日、最終日を迎えましたが、議員各位におかれましては、県政各般にわたり終始熱心に御審議を賜り、提出いたしました議案につきましては全て原案どおり御決定をいただき、誠にありがとうございます。 御審議を通じまして議員各位から賜りました様々な貴重な御提言、御意見につきましては、今後の県政運営に当たり十分配意いたしてまいります。 また、先ほどは、副知事の選任につきまして御同意をいただき、誠にありがとうございます。新型コロナ、人口減少、災害列島、三つの国難打破に向け、引き続き全力を傾注してまいりますので、議員各位の格段の御支援、御協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。 初めに、このたびの梅雨前線に伴う七月一日からの大雨により、静岡県や神奈川県を中心に被害が拡大し、特に静岡県熱海市では、大規模な土石流が発生いたしました。お亡くなりになられた皆様方の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げたいと存じます。 両県での大規模かつ広域災害発生を受けまして、全国知事会では、七月三日、直ちに、私を本部長とする緊急広域災害対策本部を設置するとともに、翌四日には第一回対策本部会議を開催し、中部、関東各ブロック幹事県や副幹事県を中心に、広域応援要請時における迅速な対応など、万全の体制を確保いたしているところであります。 また、今回の災害では、一たび発生すると甚大な被害につながる土石流をはじめ土砂災害に対し、市町村からの的確な避難情報発信の重要性や住民によるハザードマップ確認の必要性が再確認されたところであります。 さらに、七日早朝には、鳥取、島根両県で線状降水帯が相次いで発生し、記録的な豪雨となったことから、直ちに両県知事と連絡を取り合い、以後の対応方針などについて知事間で共有させていただきました。 加えて、本県では、鳥取県との間に危機事象発生時相互応援協定を結んでおりまして、これに基づき、情報収集や氾濫の危険のある河川での排水作業に当たるため、昨日早朝、県職員及び民間事業者計九名を鳥取県に派遣いたしたところであります。 今後とも、被災県と緊密に連携し、被災者の皆様方に寄り添った支援に努めますとともに、本県におきましても、本格的な台風シーズン到来を見据え、県民の皆様方の安全・安心の確保に向け、しっかりと対応いたしてまいります。 なお、この際、三点御報告を申し上げます。 まず、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、県内では、本年四月以降、五月中旬にかけ、従来株に比べ感染力の強いアルファ株--英国で最初に検出された変異株のことでありますが、これによる感染拡大第四波に見舞われたものの、九九%を超える飲食店の皆様方に御協力いただいた、本県初、飲食店への時短要請や、学校部活動の一時休止、帰省前PCR検査受検支援など、徹底した人流抑制及び感染経路の遮断によりまして、五月十七日以降、新規感染者数が十人未満を継続し、さらに六月十九日以降、とくしまアラートの全指標がステージⅠ基準を下回るなど、落ち着きを取り戻しているところであります。 このたびの感染急拡大の封じ込め、その後の感染対策の徹底に御協力いただいている県民や事業者の皆様方、さらには、日夜、医療の最前線で対応いただいている医療従事者の皆様方に対し、心から感謝を申し上げる次第であります。本当にありがとうございます。 本県では、六月二十四日開催の県対策本部におきまして、当時、全国では、沖縄の緊急事態宣言や、東京をはじめ、近隣の京都、大阪、兵庫などでまん延防止等重点措置が継続される中、県内の感染状況をしっかりと見極めた上で、とくしまアラートを約二か月半ぶりに全面解除いたしたところであります。 しかしながら、これらによりまして県内での感染が完全に終息したわけではなく、今後、オリンピック、夏休み、お盆を控え、全国的な人流が増加し、さらにはデルタ株--インドで最初に検出された変異株のことでありますが、流入による感染再拡大の懸念もあることから、県外からの人流の水際対策として、これまで繁華街を対象に実施してきた人流監視を強化し、新たに、県東部、県南部、県西部の主要観光地を監視対象に加えるとともに、県外からやむを得ない事情により帰省される方を対象としたPCR検査の受検支援を実施し、対策をより一層強化いたしたところであります。 次に、新型コロナワクチンの接種につきましては、高齢者向け接種に続き、多くの市町村におきまして、六十四歳以下の皆様方への接種券発送が順次開始されているところであり、基礎疾患を有する方をはじめ、幅広い年代を対象とした一般接種への移行が進んでいるところであります。 また、県が運営するアスティとくしま大規模集団接種会場におきましても、六月十九日から先行実施している保育士や放課後児童クラブ指導員に加え、幼稚園や小中高、特別支援学校教職員への接種を七月二十日から開始いたします。 今後、ワクチン接種を希望される十八歳以上の皆様方への八月末五割以上接種達成に向け、市町村の個別接種や集団接種、県が主導する大規模集団接種、企業や大学などの職域接種の三位一体により、ワクチン接種を強力に推進いたしてまいります。 一方、全国知事会では、六月二十一日に開始されたワクチン職域接種の突然の申請受付の停止、またウガンダから来日したオリンピック選手団で陽性者が発生した際、濃厚接触者の特定が十分なされなかったことによる新たな陽性者の発生などの事態を受け、職域接種については、企業などにおける接種準備が無駄とならないよう、申請済団体の早期承認及び必要ワクチン量の確実な配送、東京オリパラを感染拡大のトリガーとせず、全国知事会からの提言などを踏まえた菅総理の選手入国前後における検査徹底の指示を実現するよう、より強力な感染防止対策の充実徹底など、西村、田村両大臣に既に要請を強くいたしたところであります。 また、昨日、政府対策本部におきまして、東京への緊急事態宣言四度目の発令と、沖縄の宣言の延長、大阪及び首都圏三県のまん延防止等重点措置の延長、京都、兵庫など五道府県の重点措置解除が決定されたことから、従来の期限であった七月十一日、全国知事会緊急対策本部会議を開催し、感染拡大抑止に向けた新たな提言を取りまとめてまいります。 今後とも、徳島県としては、次なる感染拡大の波を可能な限り水際で阻止し、仮に第五波が訪れたとしても、その影響を最小限に食いとどめることができるよう、八月十五日までの第五波早期警戒期間を中心に、必要な対策をちゅうちょなく集中的に実施いたしてまいります。 次に、新次元の消費者行政グローバル展開につきましては、去る七月五日、国の本庁機能を有する恒常的拠点である消費者庁新未来創造戦略本部開設一年の節目にありまして、消費者庁主催の記念シンポジウムが徳島市内で開催されたところであります。 当日は、井上消費者担当大臣も来県され、私も来賓として参加させていただきまして、デジタル社会と消費者行政をテーマに、日本におけるデジタル化への対応や、SDGs先進地である欧州の現状と課題について、各国から最新情報が紹介され、さらに、日本の取り組むべき今後の方向性について、戦略本部の国際消費者政策研究センター長を進行役として、産学官有識者の皆様方による熱心な御論議がなされたところであります。 一昨年九月、徳島におきまして我が国初開催となったG20消費者政策国際会合のレガシーを継承する当シンポジウムの成果をしっかりと踏まえ、カウンターパートを担う本県としても、消費者庁との緊密な連携の下、本年十月開催予定のとくしま国際消費者フォーラム二〇二一を着実に成功へと導き、徳島が世界の消費者政策発展・創造の拠点となりますよう、引き続き全力を傾注してまいります。 次に、あすたむらんど徳島におきましては、開園二十周年記念事業として、徳島木のおもちゃ美術館の整備を鋭意進めておりますが、去る七月一日、美術館のオープンに先立ち、隣接するレストランくつろぎ館を木質化リニューアルいたしたところであります。 県産材をふんだんに使用した館内は、徳島すぎによる壁やサインプレートをはじめ、本県特産のすだち、ニンジン、藍の三つの色をモチーフとしたそろばん型パーティションやテーブル、さらには木目を生かしました渦潮型大型ベンチなどの什器を備え、新たに子育て世代に配慮した授乳室を設けるなど、誰もがくつろいでいただくことのできる癒やしとおもてなしの空間へと生まれ変わっているところであります。 装いも新たとなったくつろぎ館におきましては、来園された皆様方が、趣向を凝らした様々な木製品に触れ、木づかいを体感していただくことで、本年十月、徳島木のおもちゃ美術館オープンに向け、県民の皆様方の機運をしっかりと高めてまいります。 最後となりましたが、議員各位におかれましては、ますます御自愛の上、県勢発展のために御活躍されますよう心からお祈りを申し上げますとともに、報道関係の皆様方におかれましても、厚く御礼を申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。皆様方、本当にどうもありがとうございました。(拍手)   ──────────────────────── ○議長(岩丸正史君) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 今期定例会は、去る六月二十一日開会以来、十九日間にわたり、各種提出案件等について終始御熱心に御審議を賜り、本日、閉会の運びとなりました。議員各位には深甚なる敬意と感謝の意を表する次第であります。 また、連日、議会運営に御協力くださいました飯泉知事をはじめ理事者各位並びに報道機関の皆様方に対しましても、心からお礼を申し上げる次第であります。 さて、今期定例会におきましては、新型コロナウイルス感染症におけるワクチン接種や変異株への対策をはじめ、アフターコロナ時代を見据えた経済再生に向けた今後の取組や、とくしま応援割をはじめとした社会経済活動を活性化させる取組の推進、さらには、知事の政治姿勢や全国知事会会長としての活動など、県政各般にわたる諸課題について、活発な議論が展開されたところであります。 知事はじめ理事者各位におかれましては、議員各位から表明された数多くの意見や提言を十分に受け止め、今後の施策に反映されますよう、強く要望する次第であります。 特に、新型コロナウイルス感染症対策に関しましては、医療従事者をはじめ関係者の御努力に心より敬意を表するところではございますが、今後さらに、県民の命や健康を守るため、第五波の到来に備えるとともに、社会経済活動を押し上げ、本県経済の再生を進めていく必要があり、理事者各位におかれましては、でき得る限りの対応を早急に取られるよう、重ねて要望いたしておきます。 これからますます暑さが本格化すると存じます。どうか皆様方におかれましては、健康に十分留意され、県勢発展のため、一層の御活躍を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。(拍手)   ──────────────────────── ○議長(岩丸正史君) これをもって、令和三年六月徳島県議会定例会を閉会いたします。      午前十一時四十八分閉会   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △令和3年6月関西広域連合議会定例会について                               令和3年7月9日 徳島県議会議長 岩 丸 正 史 殿                       徳島県議会議員 井 川 龍 二                       同       山 西 国 朗                       同       浪 越 憲 一         令和3年6月関西広域連合議会臨時会についてこのことについて、次のとおり報告します。議員提出議案議第1号関西広域連合議会会議規則の一部を改正する規則制定の件原案可決連合長提出議案第8号監査委員の選任について同意を求める件同意 △令和3年6月徳島県議会定例会の議案について(提出)                                   財第164号                                令和3年7月9日徳島県議会議長  岩 丸 正 史 殿                         徳島県知事  飯 泉 嘉 門     令和3年6月徳島県議会定例会の議案について(提出) このことについて,別添のとおり提出します。第 21 号 副知事の選任について第 22 号 教育委員会委員の任命について第 23 号 人事委員会委員の選任について第 24 号 公安委員会委員の任命について △議第2号   徳島県議会会議規則の一部改正について 右の議案を別紙のとおり、徳島県議会会議規則第十四条第一項の規定により提出する。   令和三年七月八日        提 出 者   岡   佑 樹   吉 田 益 子                須 見 一 仁   喜 多 宏 思                岡 本 富 治   嘉 見 博 之                岩 佐 義 弘   井 下 泰 憲                杉 本 直 樹   重 清 佳 之                西 沢 貴 朗   東 条 恭 子  徳島県議会議長   岩 丸 正 史 殿   徳島県議会会議規則の一部を改正する規則 徳島県議会会議規則(昭和五十四年徳島県議会規則第一号)の一部を次のように改正する。 第二条に次の一項を加える。2 前項の規定にかかわらず、議員が出産のため出席できないときは、当該出産の予定日の八週間(多胎妊娠の場合にあつては、十四週間)前の日から当該出産の予定日(議員が出産したときは、当該出産の日)後八週間を経過する日までの範囲内で、出席できない期間を明らかにして、あらかじめ議長に届け出ることができる。附則この規則は、公布の日から施行する。 △議席変更表              議 席 変 更 表議席変更表         282930313233343536                 喜多宏思重清佳之嘉見博之岡本富治杉本直樹西沢貴朗臼木春夫庄野昌彦山田 豊                 192021222324252627                 岡 佑樹元木章生岡田理絵南 恒生岩丸正史寺井正邇黒崎 章扶川 敦達田良子                101112131415161718                 浪越憲一大塚明廣山西国朗岩佐義弘須見一仁井川龍二古川広志長池文武吉田益子                 123456789                 増富義明立川了大井下泰憲福山博史原 徹臣北島一人梶原一哉仁木啓人東条恭子           演   壇   △委員会審査報告書      令和3年6月定例会 総務委員会 審査報告書 本委員会に付託された議案を審査の結果,次のとおり決定しましたから,徳島県議会会議規則第77条第1項の規定により報告します。 令和3年7月9日 徳島県議会議長  岩 丸 正 史 殿                    総務委員長  井 下 泰 憲議案番号付託事項審査結果第1号令和3年度徳島県一般会計補正予算(第4号)  第1条第1表歳入歳出予算補正中   政策創造部,未来創生文化部に関するもの原案可決第2号令和3年度徳島県用度事業特別会計補正予算(第1号)原案可決第3号職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について原案可決第4号徳島県税条例等の一部改正について原案可決第5号過疎地域内における県税の課税免除に関する条例の一部改正について原案可決第6号地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化を図るための県税の課税免除に関する条例の一部改正について原案可決第7号徳島県青少年センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について原案可決第13号徳島県青少年センター機能移転整備業務の委託契約について原案可決第15号徳島東警察署庁舎整備等PFI事業の特定事業契約の変更特定事業契約について原案可決     令和3年6月定例会 経済委員会 審査報告書 本委員会に付託された議案を審査の結果,次のとおり決定しましたから,徳島県議会会議規則第77条第1項の規定により報告します。 令和3年7月9日 徳島県議会議長  岩 丸 正 史 殿                    経済委員長  北 島 一 人議案番号付託事項審査結果第1号令和3年度徳島県一般会計補正予算(第4号)  第1条第1表歳入歳出予算補正中   商工労働観光部,農林水産部に関するもの  第1条第2表債務負担行為補正原案可決第11号徳島県農林水産関係手数料条例の一部改正について原案可決第12号徳島県中山間ふるさと・水と土保全基金条例の一部改正について原案可決第16号徳島県立木のおもちゃ美術館の指定管理者の指定について原案可決     令和3年6月定例会 文教厚生委員会 審査報告書 本委員会に付託された議案を審査の結果,次のとおり決定しましたから,徳島県議会会議規則第77条第1項の規定により報告します。 令和3年7月9日 徳島県議会議長  岩 丸 正 史 殿                    文教厚生委員長  大 塚 明 廣議案番号付託事項審査結果第1号令和3年度徳島県一般会計補正予算(第4号)  第1条第1表歳入歳出予算補正中   保健福祉部,教育委員会に関するもの原案可決第8号徳島県保健福祉関係手数料条例の一部改正について原案可決第9号徳島県介護福祉士等修学資金貸与条例の一部改正について原案可決第10号介護保険法施行条例の一部改正について原案可決第20号令和3年度徳島県一般会計補正予算(第6号)原案可決     令和3年6月定例会 県土整備委員会 審査報告書 本委員会に付託された議案を審査の結果,次のとおり決定しましたから,徳島県議会会議規則第77条第1項の規定により報告します。 令和3年7月9日 徳島県議会議長  岩 丸 正 史 殿                    県土整備委員長 立 川 了 大議案番号付託事項審査結果第1号令和3年度徳島県一般会計補正予算(第4号)  第1条第1表歳入歳出予算補正中   危機管理環境部に関するもの原案可決第14号一般国道439号道路改築工事落合2号トンネルの請負契約の変更請負契約について原案可決第17号県道の認定について原案可決第18号県道の廃止について原案可決 △請願審査報告書      令和3年6月定例会 請願審査報告書 本委員会に付託された請願は,審査の結果,次のとおり決定しましたから,徳島県議会会議規則第94条第1項の規定により報告します。 令和3年7月9日 徳島県議会議長 岩 丸 正 史 殿                       総務委員長  井 下 泰 憲受理 番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者 住所氏名審査 結果備考13令和3. 6.18『とくしま記念オーケストラ事業に係る事務処理の疑惑解明を求める請願書』  とくしま記念オーケストラ事業に係る事務処理の疑惑解明のため,次の事項を請願する。  ① とくしま記念オーケストラ事業に関し,県職員らが音楽プロダクション元代表に代わって見積書や請求書を作成したと報じられている問題について,   県は緊急に事実関係を調査し,県民に報告すること  ② 必要によっては百条委員会を設置する等,手立てを尽くし,全容解明まで県議会としても徹底的に議論すること  (吉田益子 東条恭子 山田豊 達田良子 扶川敦) 明るい徳島市 をつくる市民 連絡会 代表者 久次米尚武不採択  14令和3. 6.21『とくしま記念オーケストラ関連の全ての事業について,あらゆる手立てを講じて徹底的に調査し,真相を解明することを求める請願』  とくしま記念オーケストラ関連の全ての事業について,県議会はあらゆる手立てを講じて徹底的に調査し,真相を解明すること。 (吉田益子 東条恭子 山田豊 達田良子 扶川敦)記念オーケス トラ疑惑の真 相を明らかに する会 代表者   井上 尚    外2名不採択                   不採択の理由受理 番号件 名 及 び 理 由13『とくしま記念オーケストラ事業に係る事務処理の疑惑解明を求める請願書』  刑事確定訴訟記録については,被告事件が終結した後,閲覧期限である3年を超えて公開する行為が法の趣旨に反するという弁護士の見解,また,検察庁に申請があった目的以外の使用は認めていないという検察庁による見解があります。  当該請願は,報道がきっかけとしながらも,その内容は第三者が別の目的で閲覧・謄写した刑事確定訴訟記録が元になっていると考えられますので,その法的な問題点に鑑み,御要望には沿えません。14『とくしま記念オーケストラ関連の全ての事業について,あらゆる手立てを講じて徹底的に調査し,真相を解明することを求める請願』  刑事確定訴訟記録については,被告事件が終結した後,閲覧期限である3年を超えて公開する行為が法の趣旨に反するという弁護士の見解,また,検察庁に申請があった目的以外の使用は認めていないという検察庁による見解があります。  当該請願は,報道がきっかけとしながらも,その内容は第三者が別の目的で閲覧・謄写した刑事確定訴訟記録が元になっていると考えられますので,その法的な問題点に鑑み,御要望には沿えません。         令和3年6月定例会 請願審査報告書 本委員会に付託された請願は,審査の結果,次のとおり決定しましたから,徳島県議会会議規則第94条第1項の規定により報告します。 令和3年7月9日 徳島県議会議長 岩 丸 正 史 殿                      文教厚生委員長  大 塚 明 廣受理 番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者 住所氏名審査 結果備考令和3. 6.16新型コロナウイルス感染症に関しPCR検査の検体採取を教職員に当たらせないよう求める請願』  これまで感染者が出た学校では,クラスター発生以外の学校においても,校内の消毒作業や駐車場係,PCR検査に関わる補助的業務に教職員が当たってきたが, これらの業務では教職員の安全確保のための対策が徹底されるべきであることから,次の事項について請願する。
     ① 原則として,教職員をPCR検査の検体採取に当たらせないこと  ② 新型コロナウイルス感染症に関わる教職員の業務については安全対策を徹底すること (黒崎章 高井美穂 庄野昌彦 臼木春夫 吉田益子 仁木啓人 東条恭子 長池文武 扶川敦)徳島県教職員 組合 委員長 小原 伸二採択要送付 要報告 △請願閉会中継続審査申出書          令和3年6月定例会 請願閉会中継続審査申出書 本委員会に付託された請願を次のとおり閉会中も,なお,継続して審査する必要があると決定しましたから,徳島県議会会議規則第75条の規定により申し出ます。 令和3年7月9日 徳島県議会議長 岩 丸 正 史 殿                     防災・感染症対策委員長 岡 田 理 絵受理 番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者 住所氏名理由1の3令和元. 6.11『ひとりひとりを大切にするゆきとどいた教育について』  子どもたちのひとりひとりが大切にされ,安心して学べるよう,次の事項について配慮願いたい。  ① 体育館等の施設を含めた学校関連施設の耐震化率100%を早期に実現すること。  ② 巨大地震による津波に対して子どもたちの安全な避難場所の確保をすること。 (山田豊 達田良子 扶川敦)ゆきとどいた 教育をめざす 徳島県連絡会 代表者  山本 正美   外1名審査未了 △閉会中継続調査申出書      令和3年6月定例会 閉会中継続調査申出書 本委員会は,次の事件を閉会中もなお継続して調査する必要があると決定しましたので,徳島県議会会議規則第75条の規定により申し出ます。 令和3年7月9日 徳島県議会議長 岩 丸 正 史 殿                     総務委員長  井 下 泰 憲   1 創造的な政策の策定及び推進について   2 広域行政及び広域連携の推進について   3 市町村行財政及び地域振興対策について   4 行財政対策について   5 行政の経営管理について   6 県民生活の向上について   7 県民活動の促進について   8 文化振興対策の推進について   9 交通安全及び防犯対策について     令和3年6月定例会 閉会中継続調査申出書 本委員会は,次の事件を閉会中もなお継続して調査する必要があると決定しましたので,徳島県議会会議規則第75条の規定により申し出ます。 令和3年7月9日 徳島県議会議長 岩 丸 正 史 殿                     経済委員長 北 島 一 人   1 商工業の振興及び雇用対策について   2 観光振興対策及び国際戦略の推進について   3 農林水産業の振興対策について     令和3年6月定例会 閉会中継続調査申出書 本委員会は,次の事件を閉会中もなお継続して調査する必要があると決定しましたので,徳島県議会会議規則第75条の規定により申し出ます。 令和3年7月9日 徳島県議会議長 岩 丸 正 史 殿                     文教厚生委員長大塚明廣   1 福祉対策の推進について   2 保健医療対策の推進について   3 保健衛生行政の推進について   4 病院事業の経営について   5 学校教育及び社会教育の推進について     令和3年6月定例会 閉会中継続調査申出書 本委員会は,次の事件を閉会中もなお継続して調査する必要があると決定しましたので,徳島県議会会議規則第75条の規定により申し出ます。 令和3年7月9日 徳島県議会議長 岩 丸 正 史 殿                     県土整備委員長 立 川 了 大   1 危機管理対策について   2 防災対策の推進について   3 環境対策の推進について   4 交通体系の整備について   5 道路網の整備について   6 県土保全対策の推進について   7 都市施設の整備について   8 港湾施設の整備について   9 住宅対策について   10 公営企業の経営について     令和3年6月定例会 閉会中継続調査申出書 本委員会は,次の事件を閉会中もなお継続して調査する必要があると決定しましたので,徳島県議会会議規則第75条の規定により申し出ます。 令和3年7月9日 徳島県議会議長 岩 丸 正 史 殿                     議会運営委員長 岡   佑 樹   1 議会の運営について   2 議会の会議規則,委員会に関する条例等について                                                    議  長    岩   丸   正   史                               副 議 長    元   木   章   生                               議  員    浪   越   憲   一                               議  員    庄   野   昌   彦                               議  員    東   条   恭   子...