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07月06日-04号

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  1. 徳島県議会 2020-07-06
    07月06日-04号


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    最終取得日: 2023-06-17
    令和 2年 6月定例会   令和二年六月徳島県議会定例会会議録(第四号) 令和二年七月六日    午前十時三分開議      出席議員計三十七名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     増  富  義  明 君     二  番     立  川  了  大 君     三  番     井  下  泰  憲 君     四  番     福  山  博  史 君     五  番     原     徹  臣 君     六  番     北  島  一  人 君     七  番     梶  原  一  哉 君     八  番     仁  木  啓  人 君     九  番     東  条  恭  子 君     十  番     浪  越  憲  一 君     十一 番     大  塚  明  廣 君     十二 番     山  西  国  朗 君     十三 番     岩  佐  義  弘 君     十四 番     須  見  一  仁 君     十五 番     井  川  龍  二 君     十六 番     古  川  広  志 君     十七 番     高  井  美  穂 君     十八 番     長  池  文  武 君     十九 番     吉  田  益  子 君     二十 番     岡     佑  樹 君     二十一番     元  木  章  生 君     二十二番     岡  田  理  絵 君     二十三番     南     恒  生 君     二十四番     岩  丸  正  史 君     二十五番     寺  井  正  邇 君     二十六番     黒  崎     章 君     二十七番     扶  川     敦 君     二十八番     達  田  良  子 君     二十九番     喜  多  宏  思 君     三十 番     重  清  佳  之 君     三十一番     嘉  見  博  之 君     三十二番     岡  本  富  治 君     三十三番     杉  本  直  樹 君     三十四番     西  沢  貴  朗 君     三十五番     臼  木  春  夫 君     三十六番     庄  野  昌  彦 君     三十七番     山  田     豊 君   ────────────────────────  出席職員職氏名     事務局長     市  原  俊  明 君     次長       和  田  茂  久 君     議事課長     大  屋  英  一 君     政策調査課長   佐  金  由  美 君     議事課副課長   高  杉  康  代 君     政策調査課副課長 日  下  栄  二 君     議事課課長補佐  新 居 崎  美  鈴 君     議事課主査兼係長 谷  本  か ほ り 君     議事課係長    幸  田  俊  樹 君     議事課主任    小  泉  尚  美 君     議事課主任    尾  崎  亮  平 君   ────────────────────────  列席者職氏名     知事       飯  泉  嘉  門 君     副知事      後 藤 田     博 君     副知事      福  井  廣  祐 君     政策監      瀬  尾     守 君     企業局長職務代理者企業局副局長              林     泰  右 君     病院事業管理者  香  川     征 君     政策監補兼政策創造部長              北  川  政  宏 君     危機管理環境部長 志  田  敏  郎 君     経営戦略部長   久  山  淳  爾 君     未来創生文化部長 板  東  安  彦 君     保健福祉部長   仁 井 谷  興  史 君     商工労働観光部長 黒  下  耕  司 君     農林水産部長   松  本     勉 君     県土整備部長   貫  名  功  二 君     会計管理者    近  藤  理  恵 君     病院局長     勢  井     研 君     財政課長     岡     航  平 君     財政課副課長   藤  坂  仁  貴 君   ────────────────────────     教育長      榊     浩  一 君   ────────────────────────     人事委員長    祖  川  康  子 君     人事委員会事務局長桑  原  孝  司 君   ────────────────────────     公安委員長    藤  井  伊 佐 子 君     警察本部長    根  本  純  史 君   ────────────────────────     代表監査委員   近  藤  光  男 君     監査事務局長   三  好  誠  治 君   ────────────────────────  議 事 日 程   第四号 令和二年七月六日(月曜日)午前十時開議 第一 議案自第二号至第十九号、計十八件及び請願                       (委員長報告)                       (議   決) 第二 請願閉会中継続審査の件        (議   決) 第三 議案自第二十号至第二十三号、計四件  (議   決) 第四 議第一号               (議   決) 第五 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続調査の件                       (議   決)   ──────────────────────── ○議長(寺井正邇君) これより本日の会議を開きます。   ──────────────────────── ○議長(寺井正邇君) まず、熊本県における豪雨によりお亡くなりになられた方々に心からお悔やみを申し上げますとともに、被害を受けられた皆様方に対しまして心からお見舞いを申し上げます。 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 まず、議長会関係について申し上げます。 去る七月一日、東京都において全国都道府県議会議長会の各委員会及び役員会が開催され、地方行政上の当面する課題について協議を行った次第であります。 次に、監査委員から、本年六月に実施した現金出納検査の結果について、議長宛て報告書が提出されておりますので、御報告いたしておきます。 次に、知事から、お手元に御配布のとおり、議案の提出通知がありましたので、御報告いたしておきます。 次に、お手元に御配布のとおり、議員提出議案が提出されておりますので、御報告いたしておきます。 諸般の報告は以上であります。   ──────────────────────── ○議長(寺井正邇君) これより本日の日程に入ります。 日程第一、「議案第二号・令和二年度徳島県一般会計補正予算(第三号)より第十九号に至る計十八件及び請願」を議題といたします。 以上の各件に関し、各委員長の報告を求めます。 総務委員長浪越憲一君。   (浪越議員登壇) ◎総務委員長浪越憲一君) おはようございます。 総務委員長報告を申し上げます。 本委員会は、付託されました議案及び請願について審査いたしました結果、付託議案については、全て原案のとおり可決すべきものと決定し、請願については、お手元に御配布の「請願審査報告書」のとおり決定いたしました。 以下、審査の過程におきまして議論のありました事項、あるいは理事者に対し、検討または善処方要請いたしました事項について、その概要を申し上げます。 最初に、公安委員会関係について申し上げます。 まず、高齢運転者対策についてであります。 本件に関し、委員から、ことし初の交通死亡事故多発警報が去る六月十一日に発令され、現在も予断を許さない状況である。また、本県は、六十五歳以上の高齢運転者が事故の当事者となることが多いが、高齢運転者交通事故防止に向けた取り組みはどうなっているのかとの質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 実車による体験、実践型の交通安全指導運転適正相談窓口設置等運転免許の自主返納、信号灯器のLED化等交通安全施設の整備など、総合的な取り組みを進めている。また、六月二日に成立した改正道路交通法においては、七十五歳以上で一定の違反歴のある方に対する運転技能検査の導入や、サポカー限定免許制度の導入など、高齢運転者対策の充実強化が盛り込まれたところであり、関係機関等と連携の上、改正法の円滑な施行に向け取り組んでまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、警察活動のみならず、関係機関、団体の取り組み、地域や家庭における教育など、県民一人一人が思いやりや譲り合いといった安全意識を高めることが何よりも重要である。関係機関等と連携し、重層的な交通事故防止の対策を推進してほしいとの要望がなされたのであります。 このほか、   あおり運転の厳罰化について   留置施設等新型コロナウイルス感染防止対策について   徳島県警察・地域警察再編計画について等々の議論がなされた次第であります。 次に、未来創生文化部関係について申し上げます。 まず、新型コロナウイルス感染症の影響下におけるスポーツ団体等の活動状況についてであります。 本件に関し、委員から、新型コロナウイルス感染拡大を受け、県内各種スポーツ大会の開催や県外遠征の自粛が余儀なくされていたが、五月十四日には、スポーツイベント再開のためのガイドラインが示されたところである。また、同月二十五日、緊急事態宣言が解除されたことから、今後は、競技の再開に向け、検討準備を進めるとともに、今年度中止となった県の高等学校総合体育大会についても、必要な感染防止対策をとりながら、代替大会の開催に向けて頑張ってほしいとの要望がなされたのであります。 このほか、   新型コロナウイルス感染拡大によるワールドマスターズゲームズ二〇二一関西開催への影響について   待機児童解消取り組みについて   児童養護施設について等々の議論がなされた次第であります。 次に、経営戦略部監察局関係について申し上げます。 まず、新型コロナウイルス感染症に係る補正予算の追加編成についてであります。 本件に関し、委員から、新型コロナウイルス感染症対策として、それぞれのフェーズに応じて必要な対策を行うための総額四百三十三億円の補正予算を着実に執行し、第二波、第三波への備えをしっかりと行うとともに、県民の暮らしと命を守り、業と雇用を守る観点から、国の二次補正予算に対応した追加の補正予算を迅速に編成してほしいとの要望がなされたのであります。 このほか、   米軍機の低空飛行への対応について   新型コロナウイルス感染症防止対策における感染者情報の公表について等々の議論がなされた次第であります。 最後に、政策創造部関係について申し上げます。 まず、新型コロナウイルス感染症の影響下の移住施策についてであります。 本件に対し、委員から、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う地方移住への関心の高まりを捉えた移住交流施策について質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 地方創生局を中心とした関係部局の若手職員によるとくしまリスタート戦略タスクフォースを設置し、現状の移住交流施策に関する課題やウィズコロナに対応した新しい施策について検討し、とくしまリスタートプログラムを策定することにより、これを今後の施策に反映してまいりたい。また、県内に点在するリタイアインフラの利活用の研究もあわせて行い、研究結果を踏まえるなど、今、高まりつつある地方回帰の機運を逃すことなく、とくしま回帰を推進してまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、移住希望者のニーズをうまく取り込み、本県がリスタートの地として選ばれるよう、全庁一丸となって移住交流施策に取り組んでほしいとの要望がなされたのであります。 このほか、   EBPMモデル研究事業報告書における賃金と転出者数の相関関係について   阿南市特別職指定条例に係る審査申し立てへの対応について等々の議論がなされた次第であります。 以上、審査の概要を申し上げまして、総務委員長報告といたします。   ──────────────────────── ○議長(寺井正邇君) 経済委員長・南恒生君。   (南議員登壇) ◎経済委員長(南恒生君) 経済委員長報告を申し上げます。 本委員会は、付託されました議案について審査いたしました結果、全て原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、審査の過程におきまして議論のありました事項、あるいは理事者に対し、検討または善処方要請いたしました事項について、その概要を申し上げます。 最初に、商工労働観光部関係について申し上げます。 まず、WITH・コロナ「新生活様式導入応援助成金についてであります。 本件に関し、委員から、問い合わせや意見を踏まえ、申請の際の事業者の負担軽減にどのように努めているのか。また、現在はどのような申請状況であるかとの質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 現在、県内三十六カ所に申請受付の窓口を構えているところであるが、受け付け開始に先立って県庁に設置したがんばる事業者応援センターには、連日、百五十件を超える問い合わせが寄せられており、これらの問い合わせやいただいた意見を踏まえた上で申請要領を作成するなど、提出書類の簡略化に努めてきたところである。 また、六月二十二日時点での申請受付件数は八十七件、約三千六百万円となっている。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、より多くの事業者の方に活用してもらえるよう、制度及び相談窓口の広報について工夫するとともに、助成対象期間の延長を検討するなど、柔軟な対応に努めてもらいたいとの要望がなされたのであります。 次に、阿波おどりについてであります。 本件に関し、委員から、本年夏の阿波おどりについて、県内各地で中止が決定されているところであるが、秋の阿波おどりはどのように考えているのか。また、四百年の歴史を誇る伝統芸能阿波おどりと徳島のブランド地鶏阿波尾鶏のコラボレーションによる取り組みの実施について提案するが、どのように考えるかとの質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 今後、新型コロナウイルス感染拡大の状況も踏まえながら、新しい生活様式に則して、秋の阿波おどりをどのように実施できるか、検討を行ってまいりたい。 また、今後、ブランド地鶏阿波尾鶏消費拡大イベントの際に阿波おどり連が参加するなどの取り組みについて、関係団体はもとより、農林水産部と連携しながら検討を行ってまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、新しい生活様式を踏まえ、どのような方法がよいか考えていただき、実現に向けて頑張ってもらいたいとの要望がなされたのであります。 このほか、   徳島県民限定!とくしま観光キャンペーンの利用促進について   雇用調整助成金の利用推進について   障がい者の雇用促進について   テレワーク普及や東京一極集中是正を見据えた企業誘致の取り組みについて   そごう徳島店閉店による退職者の再就職について等々の議論がなされた次第であります。 次に、農林水産部関係について申し上げます。 まず、ターンテーブルの運営状況及び今後の取り組みについてであります。 本件に関し、委員から、昨年度は前年度と比較して赤字が減少し、数値目標を達成していることについて、どのように分析しているのか。また、今後どのように取り組んでいくのかとの質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 昨年七月のリニューアル以降、県産食材にこだわったメニューの見直しやさまざまな企画を展開したことにより、施設の利用者数売り上げともに大きく増加した。さらに、商談会の開催や、近隣飲食店への県産食材のあっせん、紹介などに取り組んだ結果、利用者数や県産食材仕入れ額などの成果指標を全て達成した。 今後は、ウィズコロナにおける新たなニーズである家庭での消費拡大も見据えながら、新鮮な食材を提供するマルシェ機能を拡充するとともに、飲食店向けの営業拠点として、徳島の食をPRできるよう、運営事業者とともにしっかり取り組んでまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、メディアをうまく利用した情報発信を行うとともに、首都圏ニーズに対応した新しい展開も視野に、施設の設置目的が果たされるよう、より一層の取り組みを続けてもらいたいとの要望がなされたのであります。 このほか、   「かんきつ人材育成にぎわい交流拠点」施設の愛称募集について   阿波ふうど新規販売チャネル開拓事業の概要と取組状況について   災害時の食料確保について   外来生物による被害と対策について等々の議論がなされた次第であります。 以上、審査の概要を申し上げまして、経済委員長報告といたします。   ──────────────────────── ○議長(寺井正邇君) 文教厚生委員長須見一仁君。   (須見議員登壇) ◎文教厚生委員長須見一仁君) 文教厚生委員長報告を申し上げます。 本委員会は、付託されました議案及び請願について審査いたしました結果、付託議案については、全て原案のとおり可決すべきものと決定し、請願については、お手元に御配布の「請願審査報告書」のとおり決定いたしました。 以下、審査の過程におきまして議論のありました事項、あるいは理事者に対し、検討または善処方要請いたしました事項について、その概要を申し上げます。 最初に、保健福祉部病院局関係について申し上げます。 まず、生活福祉資金貸付制度における特例貸付についてであります。 本件に関し、委員から、新型コロナウイルス感染拡大の影響により収入が減少した世帯に生活資金を貸し付ける当該制度について、従来制度と比較して利用状況はどうなっているのか。また、今後、制度の活用を希望する県民の方々がふえると考えられるが、どのように対応するのかとの質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 本県における特例貸付の申請件数は、緊急小口資金及び総合支援資金において、対象者の拡大や制度の運用の緩和が行われたことから、前年度と比較して大幅に増加している。 また、必要とする方に必要な支援が届くことが何よりも重要であることから、この制度をさらに活用していただけるよう、新型コロナウイルス対策のポータルサイトや新聞広告、テレビコマーシャルの活用等、情報発信、周知に力を注ぎ、生活の後押しをしてまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、支援が必要な人に情報が届き、利用してもらえるよう、あらゆる方法でPRするとともに、窓口の体制を強化していただきたいとの要望がなされたのであります。 次に、新型コロナウイルス感染症に関する対応についてであります。 本件に関し、委員から、今後、冬場にかけて想定される、新型コロナウイルス感染症と見分けのつかない発熱症状のある風邪やインフルエンザの流行に対し、どのように対処していくのか。また、今後の感染拡大に備えた臨時外来を活用する可能性はあるかとの質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 新型コロナウイルスの全国的な感染拡大を受けて、各医療機関では、患者の動線や待合室、診察室を分けるといった対応が既になされている。国においては、こうした動線の確保やレイアウト変更などを補助する医療機関等への支援に係る二次補正予算が成立しており、県としても、国の予算を活用した補正予算を編成してまいりたい。 また、臨時外来については、今後、地域性や患者の発生状況を見ながら、郡市医師会に開設をお願いしてまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、県民一人一人に情報が届くよう、ありとあらゆる手段で県民の皆様方に周知していただきたいとの要望がなされたのであります。 このほか、   令和元年度地方独立行政法人徳島県鳴門病院の決算について   とくしまコロナお知らせシステムについて   県内における看護師の確保について等々の議論がなされた次第であります。 次に、教育委員会関係について申し上げます。 まず、本県のオンライン教育環境の整備についてであります。 本件に関し、委員から、国のGIGAスクール構想及び本県の地方創生臨時交付金を活用した整備の内容はどうなっているのか。また、その教育効果や児童生徒学習活動を推進するための取り組みはどのようなものかとの質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 国が推進するGIGAスクール構想では、義務教育段階児童生徒に対し、一人一台のタブレット端末を整備するとともに、県内全ての学校に高速大容量の通信ネットワークを整備することとなっているが、本県ではこれに加え、地方創生臨時交付金を活用して、県立高等学校及び特別支援学校高等部の生徒への一人一台のタブレット端末を整備することとしている。 また、こうした環境が整備されることにより、双方向授業を初め、国内外における学校、研究機関のさまざまな人材リソースの活用など、多様な学習活動や一人一人の学習状況に応じた支援の充実が可能となり、全ての児童生徒に対する個別最適化された学びの実現につながる。また、今後、教育長をトップとする新たな推進本部を立ち上げ、一人一台端末を活用した授業の改善、指導力の育成などについて体系的にまとめ、全教員に対する研修を実施し、令和三年度から円滑な授業実施に取り組んでまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、本県におけるGIGAスクール構想の実現に向け、推進本部を立ち上げる取り組みに大いに期待する。新型コロナウイルス感染症の再流行に備え、有事の場合でも学校と家庭がシームレスにつながり、学びの継続性が確保できるよう、早急に対応していただきたいとの要望がなされたのであります。 このほか、   県立学校生JR利用状況調査について   新しい生活様式の実践に伴う教職員の負担軽減について   学校における臨時休業について   総合寄宿舎等における衛生対策について   教職員の働き方改革について等々の議論がなされた次第であります。 以上、審査の概要を申し上げまして、文教厚生委員長報告といたします。   ──────────────────────── ○議長(寺井正邇君) 県土整備委員長・岩佐義弘君。   (岩佐議員登壇) ◎県土整備委員長(岩佐義弘君) 県土整備委員長報告を申し上げます。 本委員会は、付託されました議案について審査いたしました結果、全て原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以下、審査の過程におきまして議論のありました事項、あるいは理事者に対し、検討または善処方要請いたしました事項について、その概要を申し上げます。 最初に、県土整備部関係について申し上げます。 まず、建設工事従事者就労環境の改善に向けた計画についてであります。 本件に関し、委員から、建設工事従事者就労環境の改善に向けた計画の内容及びスケジュールはどうなっているのかとの質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 計画の内容については、安全や健康の確保として、墜落・転落災害の防止対策、建設現場におけるリスクマネジメントの推進など、処遇の改善として、週休二日の推進などの働き方改革の推進、新型コロナウイルス感染防止の観点から、新しい生活様式を取り入れた職場環境の改善など、就労環境全体の改善を目的とした計画としたい。また、徳島労働局といった国の機関や業界団体、女性や若者の従事者を含めた計画策定検討委員会を七月から開催し、県土整備委員会での審議やパブリックコメントを経て、今年度中の策定を目指してまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、担い手不足という課題を解決するために、これからの建設産業を担う方々に寄り添った対応をしていただきたい。現場の建設工事従事者に焦点を当て、災害復旧や県土強靱化に大きな役割を果たしている建設産業の担い手確保につながるよう、しっかりと取り組んでいただきたいとの要望がなされたのであります。 このほか、   新広域道路交通ビジョン及び新広域道路交通計画について   新たな海上交通実証運航事業について   旧徳島市文化センター跡地の県有地に係る対応について   主要地方道鳴門公園線の人身事故について   徳島駅周辺のまちづくりについて等々の議論がなされた次第であります。 次に、企業局関係について申し上げます。 まず、駐車場事業会計についてであります。 本件に関し、委員から、新型コロナウイルス感染症の影響や阿波おどりの中止、そごう徳島店の撤退後の影響を踏まえた運営方針の検討状況について質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 昨年度の松茂駐車場の利用台数は、令和元年七月に実施した駐車料金値下げの効果もあり、本年一月までは順調に推移していたが、新型コロナウイルス感染症の影響により高速バス利用者が激減し、大幅な減少となった。また、藍場町地下駐車場は、駅前商業施設の利用者減少や阿波おどりの二日間の中止に加え、新型コロナウイルス感染症の影響により、大幅な減少となったが、駅前エリアの駐車場として不可欠であることから、新型コロナウイルス感染症の収束状況を踏まえ、指定管理者と連携しながら運営方針を検討するとともに、今年度は、駐車場の照明灯のLED化やエレベーターの更新、パーキングパーミット区画の拡充など、さらなる利便性、サービスの向上に取り組んでまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、新型コロナウイルス感染症の影響やそごう徳島店の撤退後の状況も見据え、健全経営に向けしっかり取り組むよう要望がなされたのであります。 このほか、   容量市場への参加について等々の議論がなされた次第であります。 最後に、危機管理環境部関係について申し上げます。 まず、新型コロナウイルス感染症の発生についてであります。 本件に関し、委員から、六例目となる新たな感染者が発生したが、対象となる業種や濃厚接触が疑われる方に対して、具体的にどのような対策を行っているのかとの質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 感染が確認された業種の事業者に対しては、とくしまスマートライフ宣言の実践を初め、従業員の健康管理の徹底、顧客の連絡先の確認、国が推進する新型コロナウイルス接触確認アプリの活用、県が運用するとくしまコロナお知らせシステムの導入などの対応を求める文書を各店舗に送付し、感染拡大の防止に取り組んでまいりたい。 また、濃厚接触が疑われる方に対しては、帰国者・接触者相談センターに御相談をいただくよう呼びかけてまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、人権に配慮しながら、濃厚接触者の特定が早くできるよう、しっかりと対策をし、今後、クラスターが発生しないように、感染拡大を防止する最大限の努力をしていただきたいとの要望がなされたのであります。 このほか、   危機管理調整費について   とくしまアラートの発動基準について   避難所運営について等々の議論がなされた次第であります。 以上、審査の概要を申し上げまして、県土整備委員長報告といたします。   ──────────────────────── ○議長(寺井正邇君) この際、申し上げます。 防災・感染症対策特別委員会に付託いたしてありました請願につきましては、お手元に「請願審査報告書」を御配布いたしてありますので、委員長報告は省略いたします。 以上をもって、委員長の報告は終わりました。 これより、ただいまの委員長及び委員会の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(寺井正邇君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 二十八番・達田良子君。   (達田議員登壇) ◆二十八番(達田良子君) 私は、日本共産党を代表して、請願第九号、ひとりひとりを大切に、ゆきとどいた教育を求める請願について、不採択ではなく採択するべきとの立場で討論いたします。 本請願では、教職員の過密労働解消、貧困と格差が広がる中での教育の機会均等の保障、ユニバーサルデザインの考え方による学校施設づくり、教育費の保護者負担軽減、児童生徒の心のケアや学びの支援など、教育にとって重要な内容が多岐にわたって取り上げられており、全て採択にするべき内容と考えます。特にその中から、今日的な優先課題であるコロナ感染症防止策についての項目について述べたいと思います。 請願項目⑨では、コロナ感染症防止対策として、密を解消するために小中学校の一クラスの学級定員数を減らすよう国に働き掛けること、また教職員増を国に働き掛けることというもので、子供や教職員の命と健康を守る上で大変重要な課題です。 政府の専門家会議は、新しい生活様式として、身体的距離の確保を呼びかけ、人との間隔はできるだけ二メートル--最低一メートルと言われておりますが--あけることを基本としています。 文部科学省が五月二十二日に発表した衛生管理マニュアル「学校の新しい生活様式」では、八・三メートル四方の教室に二メートルの間隔をとった場合の図が示されましたが、これによると、一クラス二十人程度の人数に抑えることが必要になります。 徳島県内の公立小中学校のクラスの状況をお聞きしますと、少子化で児童数が少なくなっているとはいえ、昨年度の統計で、二十一人以上のクラスは、小学校千九百六学級中九百四十七学級、中学校では八百一学級中五百二十六学級だったということでした。私は、身体的距離の確保がさらに取りにくいであろうと思われる三十人以上のクラスについて、比較的児童数が多い徳島市の場合を調査してみましたが、三十人以上の学級は、小学校で百五十七クラス、中学校で百二十八クラスありました。 小中合わせて、二十一人以上は五四%を超えている、そして三十人以上学級もこのように非常に多いということで、とても身体的距離がとれるとは言えないと思います。私たち県議会におきましても、委員会席などで間隔をあける工夫をしているのに、学校では、一メートル離しておけばいいだろう、それもできなければできる範囲でいいという対策でいいのでしょうか。 身体的距離の確保を新しい生活様式の重要な柱として、今、社会全体で取り組み、あらゆる場面で人との間隔をとった生活が当たり前になってきております。子供たちが最も長い時間を過ごす学校で、それをしっかりと保障するべきです。そのためには、教員の大幅増が必要です。 国の第二次補正予算による教員の加配は、全国の小中学校で三千百人ですから、全く足りません。正規の授業を行う資格がある教員の大幅増、徳島県では少なくとも千三百人以上の増員が、感染拡大防止の上でも必要不可欠だと考えるものです。 本請願は、ウィズコロナの時代における重要な提言であり、県議会は本請願を採択し、国や県のしっかりとした取り組みを求めるべきと考えます。議員各位の御賛同をお願いし、討論を終わります。(拍手) ○議長(寺井正邇君) 以上をもって、通告による討論は終わりました。 これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 まず、「議案第二号・令和二年度徳島県一般会計補正予算(第三号)より第十九号に至る計十八件」を起立により、採決いたします。 以上の十八件に対する委員長の報告は、可決であります。 これを委員長報告のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(寺井正邇君) 起立全員であります。 よって、以上の十八件は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、請願を採決いたします。 まず、「請願第九号の二・ひとりひとりを大切にするゆきとどいた教育について」を起立により、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、不採択であります。 これを委員長報告のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(寺井正邇君) 起立多数であります。 よって、本件は、委員長報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。 次に、「請願第九号の三・ひとりひとりを大切にするゆきとどいた教育について」を起立により、採決いたします。 本件に対する委員会の報告は、不採択であります。 これを委員会の報告のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(寺井正邇君) 起立多数であります。 よって、本件は、委員会の報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。 次に、「請願第九号の一・ひとりひとりを大切にするゆきとどいた教育について」を起立により、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、不採択であります。 これを委員長報告のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(寺井正邇君) 起立多数であります。 よって、本件は、委員長報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。   ──────────────────────── ○議長(寺井正邇君) 次に、日程第二、「請願閉会中継続審査の件」を議題といたします。 防災・感染症対策特別委員会から、お手元に御配布のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。   (「なし」と言う者あり)
    ○議長(寺井正邇君) 討論なしと認めます。 これより「請願第一号の三・ひとりひとりを大切にするゆきとどいた教育について」を起立により、採決いたします。 本件は、委員会から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(寺井正邇君) 起立多数であります。 よって、本件は、継続審査と決定いたしました。   ──────────────────────── ○議長(寺井正邇君) 次に、日程第三、「議案第二十号・令和二年度徳島県一般会計補正予算(第四号)より第二十三号に至る計四件」を議題といたします。 以上の四件について、提出者の説明を求めます。 飯泉知事。   (飯泉知事登壇) ◎知事(飯泉嘉門君) 本日、追加提出いたしました案件は、令和二年度徳島県一般会計補正予算案初め四件であります。 初めに、このたびの熊本県南部における豪雨によりお亡くなりになられた皆様の御冥福をお祈りいたしますとともに、被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げる次第であります。 今後の被害拡大が懸念される中、県では、国の派遣要請に即応し、昨日早朝、医師、看護師、業務調整員から成るDMATロジスティックチーム三名を派遣したところであり、早速、現地でDMATの指揮調整や活動支援の任に当たっているところであります。 また、全国知事会におきましても、七月四日早朝の大雨特別警報発令と同時に、災害対策都道府県連絡本部を立ち上げ、国や九州知事会との連携のもと、昨日時点で、熊本県庁及び熊本県内五市町村に対し、近隣五県から計二十二名の職員を派遣するとともに、関西広域連合におきましても、熊本県庁にリエゾン二名を派遣し、情報収集や応援職員のニーズ把握に努めているところであります。 今後とも、全国知事会初め国や関西広域連合との連携を密にし、早期復旧に向けた支援を展開いたしてまいります。 加えて、県内におきましても、このたびの大雨はもとより、本格的な台風シーズンを見据え、県民の皆様方の安全・安心の確保に向け、しっかりと対応を進めてまいります。 次に、一般会計補正予算案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 新型コロナウイルス感染症につきましては、去る六月二十六日、本県で六十六日ぶりとなる六例目の感染者が確認され、現時点でのクラスターや市中感染は確認されていないものの、依然予断を許さない状況にあることから、PCR検査の対象を臨時的に拡大し、特に濃厚接触者に対しては、検査を受けていただくよう促すとともに、感染の不安がある方も帰国者・接触者相談センターに相談をいただくよう広く呼びかけるなど、感染状況の把握に全力で取り組んでいるところであります。 こうした状況のもと、新型コロナウイルス感染拡大の第二波、第三波に備える緊急対応予算として、去る六月十二日に成立した国の第二次補正予算に即応し、医療提供体制や検査体制の強化、中小企業や農林漁業者などの事業継続支援、学校の感染防止対策や学習支援の強化、あらゆる危機事象への即応など、四つの柱から成る総額二百二十一億円の補正予算案を編成いたしたところであります。 また、今回の財源につきましては、全国知事会からの政策提言により大幅に増額された地方創生臨時交付金や緊急包括支援交付金を最大限活用し、歳入の大部分を国費により確保いたしたところであります。 まず、一つ目の柱「暮らしと命を守る」では、医療・福祉サービス従事者への五万円から二十万円の慰労金の支給を初め、医療機関や介護・障がい福祉施設、薬局などに対し、施設整備やかかり増し経費の補助、支援金の支給などにより、感染拡大防止対策を強力に支援し、医療・福祉提供体制のさらなる強化を図ってまいります。 また、PCR検査体制につきましては、県保健製薬環境センターに新たに全自動型の検査装置を導入するほか、県内公立・公的医療機関に、四月補正による二台を含め、計十一台の検査装置を整備し、手術やお産の際の安全確保を初め、院内感染防止を徹底していただき、あわせて県からの検査依頼にも適宜対応をいただくことといたしております。 これらに加え、発症後一定期間について、検査の有効性が確認されている抗原検査を、救急搬送時やクラスター発生時に活用することにより、検査体制を大幅に強化いたしてまいります。 さらに、収入の減少や子育て負担の増加により困難な状況にあるひとり親家庭に対し、一世帯五万円、第二子以降お一人につき三万円の臨時特別給付金を支給するとともに、生活福祉資金貸付金につきまして、新型コロナの影響に伴う特例貸付の受け付けが九月末まで二カ月間延長され、さらに貸付期間につきましても三カ月間延長されたことから、必要となる貸付原資の積み増しを行い、きめ細やかな家庭への経済的支援を行ってまいります。 二つ目の柱「業と雇用を守る」では、本県が全国に先駆けて創設した融資額連動型、一〇%・最大百万円の中小・小規模事業者向け新型コロナ対応!企業応援給付金を初め、飲食業や旅館業、理容業、美容業など向け生活衛生関係営業者応援給付金、さらには新型コロナ対策農林漁業者応援給付金につきまして、事業者の皆様方に積極的に御活用いただき、今定例会開会日に先議をいただきました八億七千万円を含め、現行十四億二千万円の予算により、事業の継続支援を強力に展開いたしているところであります。 特に、企業応援給付金につきましては、制度の浸透により、六月中旬以降、融資の急増に連動し、給付金の執行額も大幅に伸びており、七月三日時点で千五百九十三件、約十二億七千万円の申請をいただき、現在、一日約五千万円のペースで申請額が増加しているところであります。同様に、農林漁業者応援給付金につきましても、申請件数、給付額ともに着実に増加し、予算を上回るペースで執行額が伸びていることから、両給付金合わせ十七億八千万円を増額させていただき、総額三十二億円の本県独自の給付金によりまして、中小・小規模事業者や生活衛生関係営業者、さらには農林漁業者の皆様方の事業継続を全力で支援いたしてまいります。 三つ目の柱「学びを支える」では、学校における感染防止対策強化に向けた備品購入や、効果的な家庭学習支援のための教材購入など、各学校独自の感染防止対策や学習保障の取り組みを強力に支援いたしますとともに、臨時休業による学習のおくれを取り戻す補習などを実施し、子供さんたちの学びをサポートする学習指導員の配置、中止となった運動部活動全国大会の代替大会開催に向け、大会運営経費や感染防止対策経費の助成による大会開催の支援などにより、教育現場における感染症対策と学びの保障の両立をしっかりと図ってまいります。 四つ目の柱「あらゆる危機事象に即応」では、四月補正でお認めをいただきました二十億円の危機管理調整費につきましては、国の緊急対策や新たに生じる事態に即応するため、有効に活用させていただいているところであり、遠隔教育に対応するための県立高校生など一人一台端末の整備に十億円、県民限定!とくしま観光キャンペーン初め県内観光の促進に三億九千六百万円、災害時の避難所への活用に向けたホテル、旅館などの改修補助に六千万円など、約十五億円の執行を予定させていただいているところであります。 このため、今後、国の予備費十兆円への即応を初め、クラスター発生による急激な感染拡大にも機動的に対応することができるよう、執行予定額見合いの十五億円を増額させていただきまして、四月補正時の二十億円を確保することにより、執行の透明性に留意した上で、刻一刻と変化する情勢に、より一層的確に対応いたしてまいります。 以上により、今回の補正額は二百二十一億一千八百二万八千円、補正後の予算額は五千四百六十七億六千二百九十二万五千円となり、一議会の補正予算として、肉づけ補正時以外では私の知事就任以降最高となる三百二億円の事業規模となったところであります。 今後、これまでにお認めをいただきました予算の執行とあわせ、新型コロナウイルス感染拡大の第二波、第三波を迎え撃つ万全の体制をしっかりと構築するとともに、社会経済活動レベルの段階的引き上げに向け、新しい生活様式・スマートライフを全県実装し、新型コロナを初め感染症に強いスマートな徳島の創造に全力で取り組んでまいる次第であります。 次に、予算以外の案件といたしまして、第二十一号議案は、教育委員会委員の任命について、第二十二号議案は、公安委員会委員の任命について、第二十三号議案は、収用委員会委員及び予備委員の任命について、それぞれ議会の御同意をお願いするものであります。 議員各位におかれましては、原案どおり御賛同賜りますよう、どうぞよろしくお願いを申し上げる次第であります。 ○議長(寺井正邇君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(寺井正邇君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 以上の四件については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(寺井正邇君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(寺井正邇君) 討論なしと認めます。 これより採決に入ります。 まず、「議案第二十号・令和二年度徳島県一般会計補正予算(第四号)」を起立により、採決いたします。 本件は、これを原案のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(寺井正邇君) 起立全員であります。 よって、本件は、原案のとおり可決されました。 次に、「議案第二十一号・教育委員会委員の任命について」を起立により、採決いたします。 本件は、これに同意することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(寺井正邇君) 起立全員であります。 よって、本件は、これに同意することに決定いたしました。 次に、「議案第二十二号・公安委員会委員の任命について」を起立により、採決いたします。 本件は、これに同意することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(寺井正邇君) 起立全員であります。 よって、本件は、これに同意することに決定いたしました。 次に、「議案第二十三号・収用委員会委員及び予備委員の任命について」を起立により、採決いたします。 本件は、これに同意することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(寺井正邇君) 起立全員であります。 よって、本件は、これに同意することに決定いたしました。   ──────────────────────── ○議長(寺井正邇君) 次に、日程第四、「議第一号・米国軍用機の低空飛行中止を求める意見書」を議題といたします。 本件に関し、提出者の説明を求めます。 四番・福山博史君。   (福山議員登壇) ◆四番(福山博史君) 私は、提出者を代表いたしまして、ただいま議題となっております「議第一号・米国軍用機の低空飛行中止を求める意見書」について、提案理由の説明を行います。 本県議会は、これまでも、本県上空での米軍機による低空飛行訓練に関して、県民の皆様の生命、財産を守る立場から、再三にわたり、国に対して低空飛行の中止を求める意見書を提出し、関係機関に強く要請してきたところであります。 しかしながら、米軍機と見られる航空機の低空飛行訓練の目撃情報が、昨年度は五十七日と大幅に増加するとともに、夜間の飛行訓練に関する目撃情報も寄せられるなど、周辺地域の皆様に強い恐怖と不安を与え、その生活を脅かしております。 本年度においても、七月一日現在で、既に昨年度の同時期を超える十八日の目撃情報が寄せられており、特に我々がその安全性に強い懸念を抱くオスプレイの目撃情報も、近年増加の傾向にあります。 さらに、平成三十年十二月の高知県沖の事故調査で明らかにされた手放し操縦や飛行中の読書などの不適切な行為は、重大事故につながりかねず、県民の不安と懸念は一層強まっております。 よって、国において、住民の皆様の平穏な生活を乱し不安や懸念を抱かせるような米軍機の低空飛行訓練が実施されないよう対処することなど、県民の生命や財産をしっかりと守るため、県議会として国に対し強く要請するものであります。 以上、提案理由の説明といたします。 ○議長(寺井正邇君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(寺井正邇君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 本件については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(寺井正邇君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(寺井正邇君) 討論なしと認めます。 これより「議第一号・米国軍用機の低空飛行中止を求める意見書」を起立により、採決いたします。 本件は、これを原案のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(寺井正邇君) 起立全員であります。 よって、本件は、原案のとおり可決されました。   ──────────────────────── ○議長(寺井正邇君) 次に、日程第五、「常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続調査の件」を議題といたします。 お諮りいたします。 本件は、これを各委員会から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(寺井正邇君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。   ──────────────────────── ○議長(寺井正邇君) 以上をもって、今期定例会の会議に付議されました事件は、全て議了いたしました。   ──────────────────────── ○議長(寺井正邇君) 知事から挨拶があります。 飯泉知事。   (飯泉知事登壇) ◎知事(飯泉嘉門君) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し述べさせていただきます。 今定例会も、本日、最終日を迎えましたが、議員各位におかれましては、県政各般にわたり終始熱心に御審議を賜り、提出いたしました議案につきましては全て原案どおり御決定をいただき、まことにありがとうございます。 御審議を通じまして議員各位から賜りました数々の貴重な御意見、御提言につきましては、今後の県政運営に当たり十分配意いたしてまいります。 なお、この際、五点御報告を申し上げたいと存じます。 まず、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、これまで県民や事業者の皆様にお願いしてまいりました感染拡大防止に係る各種要請を段階的に緩和し、社会経済活動を引き上げていく新たな局面--フェーズに的確に対応するため、去る六月十八日、県対策本部を開催いたしたところであります。 この中で、翌六月十九日以降、県をまたぐ移動や夜の街への外出自粛が全国で緩和されることを踏まえ、県民や事業者の皆様方に対し、観光振興やイベント開催制限などに係る段階的緩和の目安をお示しするとともに、社会経済活動や日常生活の回復に向けた取り組みを積極的に進めていただくようお願いいたしたところであります。あわせて、万一の感染拡大に備え、とくしまアラートや新型コロナウイルス対策ポータルサイトなど、県からの最新情報に引き続き十分御注意をいただくようお願いいたしたところであります。 その後、六月二十六日に、県内六例目の感染者が確認され、新たなフェーズに移行したさなかでの感染事例であったことから、県民の皆様方に対し、密着した接客を行う感染リスクが高い店舗については県内外を問わず十分御注意をいただきたいということ、あわせて、国が開発した接触確認アプリCOCOAや、六月三十日から運用を開始いたしました県のとくしまコロナお知らせシステムを御活用いただくなど、感染防止徹底の取り組みをお願いするとともに、感染者、濃厚接触者などへの誹謗中傷については厳に慎んでいただきますよう、強く求めたところであります。 また、六月二十九日には、学識経験者などから成る専門家会議を開催し、とくしまアラートの運用を含め、感染拡大に備えた今後の対応策について、専門家の皆様方から御助言いただいたところであり、引き続き、専門的知見をベースとした感染防止対策をタイムリーに実施いたしてまいります。 さらに、現在、県医師会との連携により、安全でスムーズな検査が実施できる地域外来・検査センターを運営しているところでありますが、次の感染拡大期を見据え、他地域での開設を検討いたしておりましたところ、このたび新たに、県内医療機関から協力のお申し出があり、七月中旬を目途に、第二の検体採取臨時窓口を開設できる運びとなりました。 今後とも、医師、看護師の皆様方はもとより、検体採取に御協力をいただける歯科医師の皆様方を含め、医療関係者、関係団体の力を結集し、拡大兆候が確認された場合には速やかに万全の検査体制をしくことができるよう、人材確保と環境整備の両面から体制強化に努めてまいります。 一方、全国知事会におきましては、六月十九日、新型コロナ対策を担当する西村内閣特命担当大臣とウエブで意見交換を行い、水際対策の強化や入国者情報の提供、経営が厳しい医療機関への積極的な支援、保健所の積極的疫学調査に協力しない場合や施設の使用制限に従わない場合の罰則適用など、実効性を担保する法的措置について、強く申し入れを行ったところであります。 さらに、六月二十二日には、麻生副総理兼財務大臣や自由民主党岸田政務調査会長、公明党石田政務調査会長と直接会談をいたし、近年、頻発化、激甚化する大規模自然災害への備えを初め、新型コロナで傷んだ中山間地域の業や雇用を守る観点から、防災・減災、国土強靱化のための三か年緊急対策を継続し、さらに五年間延長するよう、本県の政策提言をベースとした全国知事会の政策提言を行ったところであります。 加えて、六月二十九日には、地域経済対策について、梶山経済産業大臣とウエブで意見交換し、中小・小規模事業者に対するテレワークを初め、遠隔医療などの基盤となるデジタルトランスフォーメーション加速化への支援、サプライチェーンの多元化や国内回帰の推進、国のGo To キャンペーンが地方の取り組みと相乗効果を発揮することができるよう、制度の詳細を早期に明示をいただくなど、新たな時代の産業振興と経済基盤の維持に向け、緊急提言を行ったところであります。 今後とも、県内での感染拡大防止に万全を期すとともに、県民や事業者の皆様方、市町村の皆様方など現場の声を全国知事会の政策提言へと磨き上げ、タイムリーに打ち出すことで、国と心を一つに、コロナと共生するウィズコロナ時代をしっかりとリードできるよう、全力で取り組んでまいります。 次に、県民限定!とくしま観光キャンペーンにつきまして、緊急事態宣言の全面解除や移動自粛の緩和を踏まえまして、県内観光需要の早期回復に向け、危機管理調整費を活用させていただきまして、六月八日から県民限定で、一人一泊五千円を上限に割り引く宿泊割引制度「とくしま応援割」を開始いたしましたところ、一カ月を待つことなく、県民の皆様方から、予定の一万泊に迫る多くの申し込みをいただいているところであります。 そこで、県民の皆様方からの高いニーズに応えるべく、切れ目なく県内旅行を楽しんでいただき、徳島の魅力を再発見--ディスカバー徳島ではありませんが--いただきますよう、新たに一万泊分を、去る六月二十九日に追加いたしたところであります。 今回の取り組みにより得られた成果を、国が八月にも開始するGo To キャンペーンへつなげ、新型コロナにより深刻な影響を受けた宿泊事業者やバス、タクシー、鉄道など公共交通事業者を強力に支援いたしてまいります。 次に、徳島県科学技術憲章の改定につきまして、打倒コロナに向け、外出自粛を初め、国を挙げて感染拡大防止に取り組む中、テレワークやオンライン教育など、ICTの利活用が大いに注目され、その有用性が広く認識されているところであります。今後のウィズコロナ時代におきましては、AI、IoT、ロボットなど未来技術の実装が加速し、徳島の未来を切り開いていくためにも、これまで以上に科学技術の振興を図ることがまさに不可欠となるところであります。 このため、現行の徳島県科学技術憲章を今年度中に改定することとし、早速、明日七月七日に、産学民官が一堂に会する徳島県科学技術県民会議を開催し、改定作業に着手いたしてまいります。次期憲章につきましては、大阪・関西万博に向けた未来技術の結集、SDGs達成のためのイノベーションの推進、次世代通信インフラBeyond 5Gへの対応など、先駆的な視点を積極的に取り入れることにより、次の十年を見据えた新たな羅針盤へと進化させ、Society5・0の実現にしっかりとつなげてまいります。 次に、消防団員証へのマイナンバーカードの導入につきまして、南海トラフ巨大地震などの大規模災害の発生が懸念される中、地域の消防防災体制の中核として、担い手不足が危惧される消防団の充実強化は極めて重要であります。 このため、全国に先駆け、本年六月から、消防団を支援するプラットフォームとして、県内約一万人の消防団員の団員証にマイナンバーカードを導入し、活動に応じた自治体ポイント付与の仕組みを初め、マイナンバーカードの普及を見据えた取り組みを開始したところであり、団員証の提示により特典が受けられる県内の消防団応援の店についても一層の拡大に努め、地域全体で消防団支援の環境づくりを推進いたしてまいります。 次に、かんきつ人材・にぎわい交流拠点施設の開設につきまして、県議会での御論議を踏まえさせていただき、かんきつ人材の育成、新たな交流の創出、地域活力の向上の三つの機能を兼ね備える新たな拠点施設について、勝浦町に立地する一旦廃止が決まった旧果樹研究所、いわゆるリタイアインフラを活用し、昨年三月から整備を進めてまいりましたが、来る八月二十四日、いよいよグランドオープンする運びとなりました。 また、当該施設がかんきつ産地のシンボルとして、県民の皆様方を初め全国に認知され親しまれるよう、広く愛称を募集したところ、県内外から六百十九点にも上る御応募をいただき、このたび、若手農業者や地元商工関係者にも御参加をいただいた選考委員会を経て、愛称を「かんきつテラス徳島」と決定させていただきました。 今後は、かんきつを核とした農村地域のさらなる活性化に向け、地元勝浦町やJAなど関係機関が一体となって、本県果樹研究のレガシーを受け継ぐかんきつテラス徳島の積極的な活用を推進し、全国に誇るかんきつ交流の聖地となりますよう、しっかりと取り組みを進めてまいります。 最後となりましたが、議員各位におかれましては、ますます御自愛の上、県勢発展のために御活躍いただきますよう心からお祈りを申し上げますとともに、報道関係の皆様方の御協力に対しましても厚く御礼を申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。皆様、どうもありがとうございました。   ──────────────────────── ○議長(寺井正邇君) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 今期定例会は、去る六月十五日以来、二十二日間にわたり、各種提出案件等について終始御熱心に審議を賜り、本日、閉会の運びとなりました。議員各位には、深甚なる敬意と感謝の意を表する次第であります。 また、連日、議会運営に御協力くださいました飯泉知事を初め理事者各位並びに報道機関の皆様方に対しましても、心から御礼を申し上げる次第であります。 さて、今期定例会におきましては、新型コロナウイルス感染症対策を初め、知事の政治姿勢や全国知事会会長としての活動、消費者行政、消費者教育の推進、気候変動対策などの環境問題、さらには地方創生の礎となる県内道路網の整備など、県政各般にわたる諸課題について、活発な議論が展開されたところであります。 知事を初め理事者各位におかれましては、議員各位から表明された数多くの意見や提言を十分に受けとめ、今後の施策に反映されますよう、強く要望する次第であります。 特に、新型コロナウイルス感染症対策に関しましては、医療従事者を初め関係者の御努力に心より敬意を表するところでございますが、今後さらに県民の命や健康を守るため、第二波、第三波の到来に備えるとともに、社会経済活動を押し上げ、地域経済の再生を進めていく必要があり、理事者各位におかれましては、でき得る限りの対応を早急にとられますよう、重ねて要望いたしておきます。 これからますます暑さが本格化すると存じます。どうか皆様方におかれましては、健康に十分に留意され、県勢発展のため、一層の御活躍を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。   ──────────────────────── ○議長(寺井正邇君) これをもって、令和二年六月徳島県議会定例会を閉会いたします。      午前十一時十五分閉会   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △令和2年6月徳島県議会定例会の議案について(提出)                                   財第156号                                令和2年7月6日 徳島県議会議長 寺 井 正 邇 殿                         徳島県知事 飯 泉 嘉 門       令和2年6月徳島県議会定例会の議案について(提出) このことについて,別添のとおり提出します。第 20 号 令和2年度徳島県一般会計補正予算(第4号)第 21 号 教育委員会委員の任命について第 22 号 公安委員会委員の任命について第 23 号 収用委員会委員及び予備委員の任命について △議第1号   米国軍用機の低空飛行中止を求める意見書 上記の議案を別紙のとおり徳島県議会会議規則第14条第1項の規定により提出する。   令和2年7月3日        提 出 者   全 議 員  徳島県議会議長   寺 井 正 邇 殿         米国軍用機の低空飛行中止を求める意見書 本県議会は、これまでも本県上空で米軍機による低空飛行訓練に関して、県民の生命・財産を守る立場から、再三にわたり、低空飛行の中止を求める意見書を提出し、関係機関に強く要請してきたところである。 しかしながら、米軍機と見られる航空機の低空飛行訓練の目撃情報が、昨年度、大幅に増加しており、過去10年程度で最大の57日の目撃情報が県民の皆様から寄せられるとともに、夜間の飛行訓練に関する目撃情報も寄せられるなど、周辺地域の住民に強い恐怖と不安を与え、その生活を脅かしている。 本年度においても、7月1日現在で、既に昨年度の同時期を超える18日の目撃情報が寄せられており、特に、我々がその安全性に強い懸念を抱くオスプレイの目撃情報も近年増加の傾向にある。 加えて、平成30年12月の高知県沖の事故調査で明らかにされた、手放し操縦や飛行中の読書などの不適切な行為は、重大事故につながりかねず、県民の不安と懸念は一層強まっている。 よって、国においては、次の事項が実現されるよう強く要請する。 1 住民の平穏な生活を乱し、不安や懸念を抱かせるような米軍機の低空飛行訓練が実施されないよう対処すること。 2 住民の不安を軽減するため、訓練予定日や飛行ルートなど飛行訓練に関する情報を、国の責任において事前に可能な限り把握し、情報提供を行うこと。 3 安全への懸念を抱かせる飛行中の不適切な行為について、米軍へ綱紀粛正の徹底を申し入れること。 4 国においては、騒音測定器を設置するなど、国の責任において低空飛行訓練の実態を把握すること。 5 米軍機の低空飛行訓練を実施する際に安全性を最大限確保することなどを定めた日米合同委員会の合意事項の遵守について徹底すること。以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。   令和  年  月  日              議 長 名提 出 先  衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣  外務大臣  防衛大臣  内閣官房長官協力要望先  県選出国会議員 △委員会審査報告書      令和2年6月定例会 総務委員会 審査報告書 本委員会に付託された議案を審査の結果,次のとおり決定しましたから,徳島県議会会議規則第77条第1項の規定により報告します。 令和2年7月6日 徳島県議会議長  寺 井 正 邇  殿                       総務委員長  浪 越 憲 一議案番号付託事項審査結果第 2号令和2年度徳島県一般会計補正予算(第3号)  第1条第1表 歳入歳出予算補正中   未来創生文化部に関するもの  第2条第2表 地方債補正原案可決第 5号職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について原案可決第 6号徳島県税条例の一部改正について原案可決第 7号地方活力向上地域内における県税の課税免除等に関する条例の一部改正について原案可決第 8号徳島県控除対象特定非営利活動法人の指定の手続等に関する条例の一部改正について原案可決第 9号徳島県安心こども基金条例の一部改正について原案可決第15号徳島県地方警察職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正について原案可決第16号徳島県地方警察職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について原案可決     令和2年6月定例会 経済委員会 審査報告書 本委員会に付託された議案を審査の結果,次のとおり決定しましたから,徳島県議会会議規則第77条第1項の規定により報告します。 令和2年7月6日 徳島県議会議長  寺 井 正 邇  殿                       経済委員長  南  恒 生議案番号付託事項審査結果第 2号令和2年度徳島県一般会計補正予算(第3号)  第1条第1表 歳入歳出予算補正中   農林水産部に関するもの原案可決第12号徳島県農林水産関係手数料条例の一部改正について原案可決     令和2年6月定例会 文教厚生委員会 審査報告書 本委員会に付託された議案を審査の結果,次のとおり決定しましたから,徳島県議会会議規則第77条第1項の規定により報告します。 令和2年7月6日 徳島県議会議長  寺 井 正 邇  殿                        文教厚生委員長  須 見 一 仁議案番号付託事項審査結果第 2号令和2年度徳島県一般会計補正予算(第3号)  第1条第1表 歳入歳出予算補正中   保健福祉部に関するもの原案可決第10号徳島県保健福祉関係手数料条例の一部改正について原案可決第11号徳島県薬物の濫用の防止に関する条例の一部改正について原案可決第14号徳島県立学校使用料、手数料徴収条例の一部改正について原案可決第17号徳島県病院事業の設置等に関する条例の一部改正について原案可決     令和2年6月定例会 県土整備委員会 審査報告書 本委員会に付託された議案を審査の結果,次のとおり決定しましたから,徳島県議会会議規則第77条第1項の規定により報告します。 令和2年7月6日 徳島県議会議長  寺 井 正 邇  殿                        県土整備委員長  岩 佐 義 弘議案番号付託事項審査結果第 2号令和2年度徳島県一般会計補正予算(第3号)  第1条第1表 歳入歳出予算補正中   危機管理環境部に関するもの原案可決第 3号徳島県危機管理関係手数料条例等の一部改正について原案可決第 4号徳島県生活環境保全条例の一部改正について原案可決第13号徳島県県土整備関係手数料条例の一部改正について原案可決第18号徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場改修工事の請負契約について原案可決第19号徳島県南部健康運動公園陸上競技場整備工事の請負契約について原案可決 △請願審査報告書      令和2年6月定例会 請願審査報告書 本委員会に付託された請願は,審査の結果,次のとおり決定しましたから,徳島県議会会議規則第94条第1項の規定により報告します。 令和2年7月6日 徳島県議会議長 寺 井 正 邇 殿                       総務委員長  浪 越 憲 一受理 番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者 住所氏名審査 結果備考9の1令和2. 6.8『ひとりひとりを大切にするゆきとどいた教育について』  子どもたちのひとりひとりが大切にされ,安心して学べるよう,次の事項について配慮願いたい。 ① 私立高校の高校授業料減免制度の適用を拡大すること。 (山田豊 達田良子 扶川敦)ゆきとどいた 教育をめざす 徳島県連絡会 代表者 山本 正美    外1名不採択                   不採択の理由受理 番号件 名 及 び 理 由9の1『ひとりひとりを大切にするゆきとどいた教育について』  年収が590万円未満の世帯では無償化がなされ,590万円から750万円未満  の世帯は授業料の半額の助成と,制度としてかなり充実したものとなっており,厳し  い県財政状況の中,十分な支援がなされていると考えますので,御要望には沿えません。         令和2年6月定例会 請願審査報告書 本委員会に付託された請願は,審査の結果,次のとおり決定しましたから,徳島県議会会議規則第94条第1項の規定により報告します。 令和2年7月6日 徳島県議会議長 寺 井 正 邇 殿                       文教厚生委員長  須 見 一 仁受理 番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者 住所氏名審査 結果備考9の2令和2. 6.8『ひとりひとりを大切にするゆきとどいた教育について』 子どもたちのひとりひとりが大切にされ,安心して学べるよう,次の事項について配慮願いたい。  ① 教職員の長時間過密労働解消に向け,県独自に正規採用教職員を増やすこと。  ② 小中学校の30人以下学級を実現すること。また,その実現を国に働き掛けること。  ③ さらなる就学援助を拡充すること。  ④ 給付型奨学金制度を拡充すること。  ⑤ 特別支援学校の過大・過密を解消するために学校・学級数を増やすこと。また,その設置基準を策定するよう国に働き掛けること。  ⑥ 全ての県立学校にエレベーターを設置すること。  ⑦ 給食費などの義務教育費無償化を国に働き掛けること。  ⑧ 県下の小学校に英語の専門教諭を配置すること。  ⑨ 新型コロナウイルス感染症防止対策として,密を解消するために小中学校の一クラスの学級定員数を減らすよう国に働き掛けること。    また,教職員増を国に働き掛けること。  ⑩ 児童生徒の心のケアや学びを支援するためにスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを増員するよう国に働き掛けること。  (山田豊 達田良子 扶川敦)ゆきとどいた 教育をめざす 徳島県連絡会 代表者 山本 正美    外1名不採択                   不採択の理由受理 番号件 名 及 び 理 由9の2『ひとりひとりを大切にするゆきとどいた教育について』  ①については,教員の事務作業負担等の軽減を目的としたスクールサポートスタッフ制度が導入され,教員の働き方改革促進に向けて取り組んでいることから,御要望には沿えません。  ②については,小学校1年生から中学校1年生は,少人数学級編制を実施しており,中学校2年生・3年生についても,実質的に少人数学級が実現できていることから,御要望には沿えません。  ③については,実施主体は市町村であり,市町村に対し国からの情報をしっかりと伝える等,適切に対応しているため,御要望には沿えません。  ④については,授業料以外の低所得世帯の教育費負担を軽減する給付金は,年々,支給額が増額されております。また,授業料については,公立高校に通う多くの高校生は実質無償となっていることから,御要望には沿えません。  ⑤については,学校の新設や学級数の増設をしており,適切に対応しているため,御要望には沿えません。  ⑥については,ユニバーサルデザインの推進と,障がいのある生徒の受入れに際して,必要な設備の整備に取り組んでいることから,御要望には沿えません。  ⑦については,学校給食は法律により,食材費などの経費を保護者が負担することになっております。また,経済的理由により,就学が困難であると認められる児童生徒の保護者に対しては,学校給食費を援助する制度や学用品費,修学旅行費等の援助を行う制度が定められていることから,御要望には沿えません。  ⑧については,英語授業の中心となる学級担任の英語指導力の向上や,市町村のニーズに応じて英語専科教員の配置に取り組んでいることから,御要望には沿えません。  ⑨については,各学校において,「新しい生活様式」の実践が行われております。また,感染症対策に活用できるスクールサポートスタッフの増員や,学習の遅れ対応等のための学習指導員の配置について検討しておりますので,御要望には沿えません。  ⑩については,スクールカウンセラーを県内の全ての公立小中学校及び県立学校に配置・派遣できる体制が整備されております。また,スクールソーシャルワーカーについては,学校からの要請による派遣のほか,市町村教育委員会に定期的に派遣する体制が整備されているため,御要望には沿えません。         令和2年6月定例会 請願審査報告書 本委員会に付託された請願は,審査の結果,次のとおり決定しましたから,徳島県議会会議規則第94条第1項の規定により報告します。 令和2年7月6日 徳島県議会議長 寺 井 正 邇 殿                      防災・感染症対策委員長  福 山 博 史受理 番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者 住所氏名審査 結果備考9の3令和2. 6.8『ひとりひとりを大切にするゆきとどいた教育について』
     子どもたちのひとりひとりが大切にされ,安心して学べるよう,次の事項について配慮願いたい。  ① 新型コロナウイルス感染症防止対策として,児童生徒や教職員の命を守るためのマスク,使い捨て手袋,消毒液,非接触型体温計などを全国の学校に十分に備えることができるよう国に働き掛けること。  ② 今後の休校に備えてオンライン授業ができる環境を早急に構築し,家庭のインターネット環境に配慮して貸出しのできるパソコンやタブレットなどを備えることができるよう国に働き掛けること。  (山田豊 達田良子 扶川敦)ゆきとどいた 教育をめざす 徳島県連絡会 代表者 山本 正美    外1名不採択                 不採択の理由受理 番号件 名 及 び 理 由9の3『ひとりひとりを大切にするゆきとどいた教育について』  ①については,国の第1次及び第2次補正予算により,学校における感染防止のための保健衛生用品の購入の支援に必要な経費が措置され,市町村に対し国からの情報をしっかりと伝えるなど,適切に対応しているため,御要望には沿えません。  ②については,県立高校,中等教育学校後期課程,特別支援学校高等部において,児童生徒一人1台の情報端末を令和2年度中に整備する予定であるため,御要望には沿えません。 △閉会中継続調査申出書          令和2年6月定例会 請願閉会中継続審査申出書 本委員会に付託された請願を次のとおり閉会中も,なお,継続して審査する必要があると決定しましたから,徳島県議会会議規則第75条の規定により申し出ます。 令和2年7月6日 徳島県議会議長 寺 井 正 邇 殿                     防災・感染症対策委員長  福 山 博 史受理 番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者 住所氏名理由1の3令和元. 6.8『ひとりひとりを大切にするゆきとどいた教育について』  子どもたちのひとりひとりが大切にされ,安心して学べるよう,次の事項について配慮願いたい。  ① 体育館等の施設を含めた学校関連施設の耐震化率100%を早期に実現すること。  ② 巨大地震による津波に対して子どもたちの安全な避難場所の確保をすること。 (山田豊 達田良子 扶川敦)ゆきとどいた 教育をめざす 徳島県連絡会 代表者  山本 正美   外1名審査未了         令和2年6月定例会 閉会中継続調査申出書 本委員会は,次の事件を閉会中もなお継続して調査する必要があると決定しましたので,徳島県議会会議規則第75条の規定により申し出ます。 令和2年7月6日 徳島県議会議長 寺井 正邇  殿                     総務委員長 浪越 憲一    1 創造的な政策の策定及び推進について    2 広域行政及び広域連携の推進について    3 市町村行財政及び地域振興対策について    4 行財政対策について    5 行政の経営管理について    6 県民生活の向上について    7 県民活動の促進について    8 文化振興対策の推進について    9 交通安全及び防犯対策について         令和2年6月定例会 閉会中継続調査申出書 本委員会は,次の事件を閉会中もなお継続して調査する必要があると決定しましたので,徳島県議会会議規則第75条の規定により申し出ます。 令和2年7月6日 徳島県議会議長 寺井 正邇  殿                     経済委員長 南  恒生    1 商工業の振興及び雇用対策について    2 観光振興対策及び国際戦略の推進について    3 農林水産業の振興対策について         令和2年6月定例会 閉会中継続調査申出書 本委員会は,次の事件を閉会中もなお継続して調査する必要があると決定しましたので,徳島県議会会議規則第75条の規定により申し出ます。 令和2年7月6日 徳島県議会議長 寺井 正邇  殿                   文教厚生委員長 須見 一仁    1 福祉対策の推進について    2 保健医療対策の推進について    3 保健衛生行政の推進について    4 病院事業の経営について    5 学校教育及び社会教育の推進について         令和2年6月定例会 閉会中継続調査申出書 本委員会は,次の事件を閉会中もなお継続して調査する必要があると決定しましたので,徳島県議会会議規則第75条の規定により申し出ます。 令和2年7月6日 徳島県議会議長 寺井 正邇  殿                   県土整備委員長 岩佐 義弘    1 危機管理対策について    2 防災対策の推進について    3 環境対策の推進について    4 交通体系の整備について    5 道路網の整備について    6 県土保全対策の推進について    7 都市施設の整備について    8 港湾施設の整備について    9 住宅対策について    10 公営企業の経営について令和2年6月定例会 閉会中継続調査申出書 本委員会は,次の事件を閉会中もなお継続して調査する必要があると決定しましたので,徳島県議会会議規則第75条の規定により申し出ます。 令和2年7月6日 徳島県議会議長 寺井 正邇  殿                   議会運営委員長 岩丸 正史    1 議会の運営について    2 議会の会議規則,委員会に関する条例等について                     地方自治法第百二十三条第二項の規定による署名者                               議  長    寺   井   正   邇                               副 議 長    岡   田   理   絵                               議  員    山   西   国   朗                               議  員    黒   崎       章                               議  員    吉   田   益   子...