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07月28日-04号

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  1. 徳島県議会 1998-07-28
    07月28日-04号


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    平成10年 6月定例会   平成十年六月徳島県議会定例会会議録(第四号) 平成十年七月二十八日    午前十時三十九分開議      出席議員計四十一名          (その番号・氏名左のとおりである)     一  番     岡  本  富  治 君     二  番     藤  田     豊 君     三  番     橋  本  弘  房 君     四  番     大  西  章  英 君     五  番     長  池  武 一 郎 君     六  番     森  本  尚  樹 君     七  番     谷     善  雄 君     八  番     山  田     豊 君     九  番     久 次 米  圭 一 郎 君     十  番     庄  野  昌  彦 君     十一 番     冨  浦  良  治 君     十二 番     樫  本     孝 君     十三 番     来  代  正  文 君     十四 番     猿  瀧     勝 君     十五 番     竹  内  資  浩 君     十六 番     長  尾  哲  見 君     十七 番     福  山     守 君     十九 番     吉  田  忠  志 君     二十 番     北  島  勝  也 君     二十一番     杉  本  直  樹 君     二十二番     佐  藤  圭  甫 君     二十三番     亀  井  俊  明 君     二十四番     遠  藤  一  美 君     二十五番     柴  田  嘉  之 君     二十六番     児  島     勝 君     二十七番     原     秀  樹 君     二十八番     川 真 田  哲  哉 君     二十九番     俵     徹 太 郎 君     三十 番     大  田     正 君     三十一番     榊     武  夫 君     三十二番     平  岡  一  美 君     三十三番     四  宮     肇 君     三十四番     近  藤  政  雄 君     三十五番     湊     庄  市 君     三十六番     木  村     正 君     三十七番     元  木     宏 君     三十八番     中  谷  浩  治 君     三十九番     大  西     仁 君     四十 番     阿  川  利  量 君     四十一番     谷  口     修 君     四十三番     木  内  信  恭 君   ────────────────────────  出席職員職氏名     事務局長     西  本  辰 年 男 君     次長       林     祐 次 郎 君     議事課長     西  成  忠  雄 君     調査課長     西  尾  昶  二 君     議事課課長補佐  渡  部  荘  三 君     調査課課長補佐  森  住  孝  義 君     議事係長     日  関     実 君     事務主任     島  尾  竜  介 君     同        堀  部     隆 君     同        香  川  和  仁 君     主事       吉  成  浩  二 君   ────────────────────────  出席速記者氏名     速記者      大  野  直  子 君   ────────────────────────  列席者職氏名     知事       圓  藤  寿  穂 君     副知事      猪  野     積 君     出納長      坂  本  松  雄 君     企業局長     須  見  照  彦 君     総務部長     三  村     亨 君     企画調整部長   牧  田     久 君     保健福祉部長   辰  巳  真  一 君     環境生活部長   飛  田  昌  利 君     商工労働部長   塚  田  桂  祐 君     農林水産部長   野  田  浩 一 郎 君     土木部長     桂  樹  正  隆 君     財政課長     平  川     薫 君     財政課課長補佐  市  川  義  博 君   ────────────────────────     教育委員長職務代理者              原  田  弘  也 君     教育長      青  木  武  久 君   ────────────────────────     人事委員長    小  出  博  己 君     人事委員会事務局長篠  原  啓  之 君   ────────────────────────     公安委員長    齋  藤  義  人 君     警察本部長    宮  越     極 君   ────────────────────────     代表監査委員   大  和     恒 君     監査事務局長   井  内  孝  明 君   ────────────────────────  議 事 日 程   第四号   平成十年七月二十八日(火曜日)午前十時三十分開議 第一 議案自第一号至第二十二号、計二十二件及び請願・陳情                       (委員長報告)                       (議   決) 第二 請願・陳情閉会中継続審査の件     (議   決) 第三 議案第二十三号            (議   決) 第四 議自第三号至第五号、計三件      (議   決) 第五 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続調査の件                       (議   決)   ──────────────────────── ○議長(俵徹太郎君) これより本日の会議を開きます。   ──────────────────────── ○議長(俵徹太郎君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 まず、議長会関係等について申し上げます。 去る七月十五日、七月十六日、七月二十二日に東京都において全国都道府県議会議長会役員会及び全国都道府県議会議長会定期総会等が開催され、「地方財政の充実強化について」を初め、地方行政上の諸問題について協議を行い、関係方面に善処方を要望いたした次第であります。 また、離島振興対策都道府県議会議長会総会等の諸会合にも出席いたした次第であります。 次に、監査委員から、本年六月に実施した定期監査の結果について、議長あて報告書が提出されておりますので、御報告いたしておきます。 次に、知事から、お手元に御配布のとおり、議案の提出通知がありましたので、御報告いたしておきます。   ──────────────────────── △財第273号  (参照)                          財第273号                      平成10年7月28日 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿                徳島県知事 圓 藤 寿 穂   平成10年6月徳島県議会定例会の議案について(提出)  このことについて,別添のとおり提出します。 第 23 号 公安委員会委員の任命について   ──────────────────────── ○議長(俵徹太郎君) 次に、お手元に御配布のとおり、議員提出議案が提出されておりますので、御報告いたしておきます。 次に、去る六月三十日の会議における杉本直樹議員の質問に対する答弁書が、お手元に御配布のとおり提出されておりますので、御報告いたしておきます。   ──────────────────────── △杉本直樹議員の質問に対する回答について  (参照)                          地第162号                      平成10年7月15日 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿                徳島県知事 圓 藤 寿 穂     杉本直樹議員の質問に対する回答について(送付)  平成10年6月30日の徳島県議会定例会において質問のありましたことについて,次のとおり回答いたします。   ────────────────────────          答   弁   書 問 過疎対策推進会議の協議内容など具体的な事項についてはどのようなものか。 答 過疎地域の振興につきましては,過疎地域活性化特別措置法に基づき,過疎地域活性化方針及び計画を定め,国,過疎町村と連携をとりながら各種過疎対策事業を実施しております。   徳島県過疎対策推進会議につきましては,庁内各部局間の緊密な連携を図るために設置し,過疎地域活性化方針及び計画の策定や過疎対策事業を行う場合などに審議,調整を行うこととしておりまして,最近開催した会議における協議内容としましては,   ・過疎地域活性化方針の原案決定   ・過疎地域活性化計画の策定   ・過疎対策事業調書(過疎台帳)の作成   ・過疎対策の現況について   ・過疎対策事業の推進について  等の審議,調整となっております。   今後におきましても,県と関係町村一体となりまして,過疎地域の活性化のために努力してまいりたいと考えております。   ──────────────────────── ○議長(俵徹太郎君) 次に、教育委員長からお手元に御配布のとおり、本日の会議を欠席いたしたい旨の届け出がありましたので、御報告いたしておきます。 なお、代理として原田教育委員長職務代理者が出席する旨、通知がありましたので、御報告いたしておきます。   ──────────────────────── △教管第165号  (参照)          欠   席   届                         教管第165号                      平成10年7月28日 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿          徳島県教育委員会委員長 齊 藤 晴 男  病気療養のため,平成10年7月28日の本会議に出席することができませんので,お届けします。  なお,代理として委員長職務代理者 原田弘也 を出席させますのでよろしくお願いします。   ──────────────────────── ○議長(俵徹太郎君) 諸般の報告は以上であります。   ──────────────────────── ○議長(俵徹太郎君) これより本日の日程に入ります。 日程第一、「議案第一号・平成十年度徳島県一般会計補正予算(第一号)より、第二十二号に至る計二十二件及び請願・陳情」を議題といたします。 以上の各件に関し、各委員長の報告を求めます。 総務委員長・樫本孝君。   (樫本議員登壇) ◎総務委員長(樫本孝君) おはようございます。総務委員長報告を申し上げます。 本委員会は、付託されました議案及び請願・陳情について審査いたしました結果、付託議案については、すべて原案のとおり可決または承認すべきものと決定し、請願については、お手元に御配布の「請願審査報告書」のとおり決定いたしました。 以下、審査の過程におきまして議論のありました事項、あるいは理事者に対し検討または善処方要請いたしました事項について、その概要を申し上げます。 最初に、公安委員会関係について申し上げます。 まず、警察官の増員の問題についてであります。 本件について、委員から、明石海峡大橋の開通による京阪神との直結については、本県発展に大きな期待がある反面、犯罪の流入、交通事故の増大等、非常に心配されるところであることから、明石海峡大橋開通後の犯罪情勢と交通情勢及び今後の予測と対応について、また四国縦貫自動車道の整備に伴う高速道路交通警察隊の体制等について質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 明石海峡大橋開通後の犯罪情勢については、自動販売機荒らしを初めとして、窃盗犯の発生がやや増加傾向にあり、鳴門警察署を中心に特別捜査班を編成し多数を検挙しているところであるが、今後もこういった広域犯罪の増加が予想される。 また、明石海峡大橋開通後の交通情勢については、大鳴門橋での一日の平均交通量が前年の約二倍に増加し、県内への流入車両が大幅に増加しており、これに伴い交通事故の発生は、増加の傾向を示している。交通安全特別運動、県民の交通安全意識を呼び起こす「ウェイクアップ・セーフティ作戦」等を展開してきたが、今後とも必要な対策を積極的に実施していく。 また、高速道路交通警察隊は、現在三十七名の体制であるが、高速道路が徳島─川之江間に延伸する平成十一年度末には六十名程度の体制が必要である。との答弁がなされた次第であります。 これに対し、委員から、警察官一人当たりの業務負担が非常に大きくなっており、警察官の増員の要請の意見書を提出してはどうかとの提案があり、協議の結果、「警察官の増員に関する意見書」を発議し、別途、議長あて提出いたしておきましたので、趣旨御理解の上、御賛同賜りますようお願いを申し上げます。 また、関連して、最近、増加傾向にある外国人犯罪、少年非行、廃棄物問題についても論議がなされ、委員から十分な対応を図るよう要望する発言がなされた次第であります。 このほか、  建設業法違反事件のその後の状況について  警察の食糧費の概要と情報公開について  阿波踊り期間中の警備体制と暴走族の取り締まりについて  発光ダイオード型信号機の増設について等の論議がなされた次第であります。 次に、総務部関係について申し上げます。 まず、県税収入の状況についてであります。 本件について、委員から、今日の厳しい経済情勢のもと、県税の徴収状況及び今年度の見通しについて質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 平成九年度の県税収入の決算見込み額は、景気低迷による法人関係の税収の減少等により、平成八年度より二億八千九百万円余り、率にして〇・四%の減収となっている。 また、今年度の見通しについては、現在算定調査を実施しているところであるが、厳しい状況であると考えている。との答弁がなされた次第であります。 これに対し、委員から、県税収入の動向等を見きわめ、来年度の予算を編成する場合において、留意するよう要望する発言がなされた次第であります。 このほか、  東京事務所等県外の事務所に勤務する職員の名刺の公費負担について  町議会議員の除名処分に係る審決について  補正予算後における県債残高の見込みと公債費比率について  日産生命問題に対する県の対応について  情報公開の取り組みについて等の論議なされた次第であります。 最後に、企画調整部関係について申し上げます。 まず、大鳴門橋遊歩道建設に伴う問題についてであります。 本件について、委員から、大鳴門橋遊歩道の安全性、採算性について質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 大鳴門橋遊歩道の安全性については、風洞実験により支障がないとの結論を得ている。また、採算性の問題について、その前提となる料金収入や管理体制等については、今後の設置管理条例等の制定作業の中で決まっていくものと考えるが、平成八年度に実施した採算性調査によれば、維持補修費も含めて十分採算がとれるものである。との答弁がなされた次第であります。 このほか、  明石海峡大橋開通後の徳島─大阪線の利用状況について  徳島空港の不法駐車の対策について等の論議がなされた次第であります。 以上、審査の概要を申し上げまして、総務委員長報告といたします。   ──────────────────────── △総務委員会審査報告書  (参照)   総務委員会審査報告書 本委員会に付託された議案を審査の結果、次のとおり決定しましたから、徳島県議会会議規則第七十七条第一項の規定により報告します。   平成十年七月二十八日               総務委員長 樫 本   孝 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿議案番号付  託  事  項審査結果備考第一号平成十年度徳島県一般会計補正予算(第一号)  第一条第一表 歳入歳出予算補正中   総務部   企画調整部   公安委員会に関するもの  第二条第二表 地方債補正原案可決  第四号徳島県吏員恩給条例等の一部改正について原案可決  第五号徳島県税条例の一部改正について原案可決  第六号災害による県税の減免に関する条例の一部改正について原案可決  第七号低開発地域工業開発地区内における県税の課税免除に関する条例及び過疎地域内における県税の課税免除に関する条例の一部改正について原案可決  第八号農村地域工業等導入指定地区内における県税の課税免除に関する条例の一部改正について原案可決  第九号徳島県議会の議員の選挙における選挙公報の発行に関する条例の一部改正について原案可決  第十号徳島県議会の議員及び徳島県知事の選挙における自動車の使用及びポスターの作成の公営に関する条例の一部改正について原案可決  第十四号町の境界変更について原案可決  第十五号大鳴門橋遊歩道建設工事の委託契約について原案可決  第十九号小松島警察署庁舎新築工事のうち建築工事の請負契約について原案可決  第二十一号平成九年度徳島県一般会計補正予算(第四号)の専決処分の承認について  第一条第一表歳入歳出予算補正   歳入中   総務部
      公安委員会に関するもの   及び歳出  第二条第二表地方債補正承  認  第二十二号徳島県税条例の一部改正に係る専決処分の承認について承  認     ──────────────────────── ○議長(俵徹太郎君) 経済委員長・湊庄市君。   (湊議員登壇) ◎経済委員長(湊庄市君) 経済委員長報告を申し上げます。 本委員会は、付託された議案及び請願・陳情について審査いたしました結果、付託議案については、すべて原案のとおり可決または承認すべきものと決定し、請願については、お手元に御配布の「請願審査報告書」のとおり決定いたしました。 以下、審査の過程におきまして論議のありました事項、あるいは理事者に対し検討または善処方を要請いたしました事項について、その概要を申し上げます。 最初に、商工労働部関係について申し上げます。 まず、中小企業対策についてであります。 引き続く経済不況の中、厳しい経営環境にある本県中小企業の事業活動を積極的に支援していく必要があるとの観点から、新たに実施される中小企業向け金融対策に関し、拡大された融資枠の内容及び信用保証協会との連携の状況について質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 拡大した融資枠は、今回創設する「緊急経営支援資金」に対応するためのものであり、この資金は、従来の制度では必要とされた担保を要しない無担保融資制度であること。また、信用保証協会経営基盤強化を図るため、出捐金の増額を行うこととし、今回の制度を含めたリスクの高い保証に対応できるようにしている。との答弁がなされた次第であります。 これに対し、委員から、保証承諾の審査には厳しい判断を必要とするものと考えるが、信用保証協会とも連携し、一社でも多くの企業を助けるため、弾力的に制度を運用してもらいたいと要望する発言がなされた次第であります。 また、この問題に関連して、  信用保証協会への保証申し込みに対する保証承諾の状況と保証を受けられなかった企業のその後の経営状況の把握について  企業の倒産件数、金額及び雇用情勢について  中小企業の経営指導の強化について等の論議もなされた次第であります。 このほか、  阿波十郎兵衛屋敷の充実について  県観光協会関係施設等の案内標識の整備について  全国大会等の誘致について  美馬町に整備中の野外交流の郷の進捗状況について  観光拠点施設整備支援事業について  滞在・交流人口の増加に向けての取り組みについて  まぜのおかの利用料金等について  きとうむらの経営状況について等の議論がなされた次第であります。 次に、農林水産部関係について申し上げます。 まず、グリーンツーリズムの推進についてであります。 本件に関し、委員から、本県で現在行われているグリーンツーリズムは、都市部の住民を農村に招き、農家に短期間滞在し、農作業の体験等を行っているだけで、まだ緒についたばかりであるので、今後は県費補助制度等により、受け入れ農家等の負担を軽減するなど積極的に推進するよう要望する発言がなされた次第であります。 これに対し、理事者から、 平成八年度に県単独事業としてグリーンツーリズム促進事業を創設し、既存の国の補助事業や融資制度も活用しながら、市町村や受け入れ農家を支援してきているが、支援制度等の一層の活用を図り推進していきたい。との答弁がなされた次第であります。 これに対し、委員から、ハード・ソフト両事業を組み合わせて、今後の発展に向け積極的な取り組みを行うよう要望する発言がなされた次第であります。 このほか、  和歌山県との漁業調整問題について  農産物の有機栽培の認証制度の整備・充実について  過疎地域振興計画の見直しについて  地場産品供給拠点の整備について  中山間地域の農業振興について  県営土地改良事業の実施状況について  林地開発の許可状況について  全国食文化交流プラザ事業の誘致について  広域基幹林道の整備について  建設業法違反事件について等の論議がなされた次第であります。 最後に、地方労働委員会関係では、地方労働委員会委員の報酬の見直しについて等の論議がなされた次第であります。 なお、トンネル工事現場等において、多数の労働者がじん肺に罹患し、今なお苦しんでいる状況にあるため、じん肺患者の救済とじん肺予防対策等の充実を求める意見書の提出を求める提案があり、協議の結果、「じん肺患者の救済とじん肺対策の充実に関する意見書」を発議し、別紙議長あて提出いたしました。 また、政府においては、食料・農業・農村に関する新たな基本法を制定すべく基本問題調査会を設置し、本年夏ごろに予定している答申に向けて国民各層からの意見を求めているところでありますが、農業者が希望と誇りを持って取り組める農業等の実現を図るため、農業・農村の再構築と持続的な発展の実現等を求める意見書の提出を求める提案があり、協議の結果、「新たな農業基本法の制定に関する意見書」を別紙議長あて提出いたしておきましたので、さきの意見書とあわせて趣旨御理解の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。 以上、審査の概要を申し上げまして、経済委員長報告といたします。   ──────────────────────── △経済委員会審査報告書  (参照)   経済委員会審査報告書 本委員会に付託された議案を審査の結果、次のとおり決定しましたから、徳島県議会会議規則第七十七条第一項の規定により報告します。   平成十年七月二十八日               経済委員長 湊   庄 市 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿議案番号付  託  事  項審査結果備考第一号平成十年度徳島県一般会計補正予算(第一号)  第一条第一表 歳入歳出予算補正中   商工労働部   農林水産部に関するもの原案可決  第二号平成十年度徳島県中小企業近代化資金貸付金特別会計補正予算(第一号)原案可決  第十六号広域農道喜来南川トンネル建設工事の請負契約について原案可決  第二十号不動産の取得について原案可決  第二十一号平成九年度徳島県一般会計補正予算(第四号)の専決処分の承認について  第一条第一表 歳入歳出予算補正   歳入中   農林水産部に関するもの承  認     ──────────────────────── ○議長(俵徹太郎君) 文教厚生委員長・岡本富治君。   (岡本議員登壇) ◎文教厚生委員長(岡本富治君) 文教厚生委員長報告を申し上げます。 本委員会は、付託されました議案及び請願・陳情について審査いたしました結果、付託議案については、すべて原案のとおり可決または承認すべきものと決定し、請願・陳情については、お手元に御配布の「請願・陳情審査報告書」のとおり決定をいたしました。 以下、審査の過程におきまして議論のありました事項、あるいは理事者に対し検討または善処方を要請いたしました事項について、その概要を申し上げます。 最初に、教育委員会関係について申し上げます。 まず、公立中高一貫教育についてであります。 本件について、委員から、国において学校制度の複線化を目的に、平成十一年度の導入を目指し進められている中高一貫教育に対する本県の取り組み状況について、質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 中高一貫教育の導入については、昨年六月の国の中央教育審議会の答申において打ち出され、さきの通常国会において学校教育法に関する所要の改正が行われたところであり、現在では宮崎県の全寮制中高一貫教育校「五ケ瀬中学・高校」において、唯一実施をされている。今後、本県の学校制度においても、その導入が考えられるが、現在は県教育委員会内において調査・研究に着手したところであり、今後さらに検討を深めるとともに、本年六月に設置された県教育振興審議会においても各般にわたる議論がなされると考えている。との答弁がなされたわけであります。 これに対し、委員から、全国的にも中高一貫教育は望ましい姿であるとの方向で議論が進められており、本県においても、導入について前向きの姿勢で検討が行われるよう強く要望がなされた次第であります。 このほか、  中学校におけるいじめや登校拒否の状況と取り組みについて  同和対策を推進する団体からの要求に対する姿勢について  徳島市内の中学校で発生した生徒の暴力事件を教訓とした今後の生徒指導のあり方について  自然や人とのふれあいを基本とした今後の教育のあり方について  学校給食における食材及び食器の安全性等について  今後における学校教育の方針について  青少年の健全育成を促進する自主的グループの育成について  子供会活動の活性化対策について  総合選抜制度の廃止について等の論議がなされた次第であります。 次に、環境生活部関係について申し上げます。 まず、文学館・書道美術館(仮称)の建設についてであります。 本件について、委員から、文学館・書道美術館の建設に当たっては、その立地場所を含め十分な議論が必要であるとの観点から、知事公舎の建設予定地であった工業試験場跡地を立地場所とした理由、同施設の規模及び資金計画等について質疑がなされたのであります。 これ対し、理事者から、 文学館・書道美術館の立地場所については、本会議や委員会における質疑や提言及び基本構想検討委員会における議論等を踏まえ、公共交通機関の利用が容易で、青少年や高齢者が参集しやすい条件を有する場所に早期に実現をすべきであるとの観点から、工業試験場跡地に決定したところである。 この決定に伴い、同跡地で予定していた知事公舎の建設については見送られることとなるが、財政状況等を踏まえ、引き続き検討されることとなると伺っている。また、施設の規模、資金計画等については、現在検討を進めているところであり、本年十二月議会において、その概略を報告したい。との答弁がなされた次第であります。 これに対し、本委員会としては、県政の重要課題である文学館・書道美術館及び同施設建設に伴う知事公舎の問題に関して、知事の政治姿勢を確認し、審議に反映させるべきであるとの意見が集約され、正・副委員長において、知事にその姿勢を確認したところ、知事より、文学館・書道美術館の立地場所を工業試験場跡地に決定したことについては、交通至便で、県民はもとより県外からも来てもらえる同施設を早期に完成をさせたい。また、これに伴う知事公舎の問題については、財政状況を勘案しつつ当分の間は現在の知事公舎で執務を行うこととしたい。文学館・書道美術館の規模については、今後の県議会における議論等を踏まえ決定することとし、資金計画については、交付税措置のある地域総合整備事業債等を活用し、財政の負担が少なくなるように努力したいとの見解が示された次第であります。 これに対し、委員から、県債残高が約六千億円という状況の中で、県単事業で実施をされる文学館・書道美術館の建設により、本県の財政はさらに硬直化することが懸念されるところであり、同施設の建設について今後とも十分な議論が必要であるとの発言がなされた次第であります。 このほか、  学校給食等で使用しているポリカーボネート製食器の環境ホルモン溶出検査等について  一般廃棄物焼却施設における焼却温度の把握について  容器包装リイサクル法施行に伴う本県の取り組みについて  県における地球温暖化防止行動計画について等の論議がなされた次第であります。 最後に、保健福祉部関係について申し上げます。 まず、障害者交流プラザ(仮称)の建設についてであります。 本件について、委員から、障害者のあらゆる分野における社会活動への参加を促進するために、障害者の活動と交流の拠点整備を早期に進める必要があるとの観点から、障害者交流プラザの建設スケジュール及び同施設の管理運営体制について質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 障害者交流プラザの建設を進めるに当たっては、本年二月に策定した基本構想に基づき、今年度において、すべての障害者が障害の種別を超え、効果的に利用できるよう具体的事業内容を検討するとともに、立地場所を決定することとしており、その後基本設計、実施設計を行いたいと考えている。 また、施設の管理運営については、障害者施策推進協議会において審議され、民間法人等への委託方式が適当であるとの意見をいただいたところである。との答弁がなされた次第であります。 これに対し、委員から、立地場所については、障害者が利用することを十分に考慮し、交通の利便性がよい場所を選定するとともに、障害者の自立と社会参加を早期に実現するため、施設整備に鋭意努力を要望する発言がなされた次第であります。 このほかに、  徳島県障害者施策長期計画の積極的な推進について  学童保育に対する支援強化について  県立中央病院改築推進委員会の審議状況について  バリアフリー住宅の建設に対する支援について  小規模通所作業所に対する支援について等の論議がなされた次第であります。 以上、審査の概要を申し上げまして、文教厚生委員長報告といたします。   ──────────────────────── △文教厚生委員会審査報告書  (参照)   文教厚生委員会審査報告書 本委員会に付託された議案を審査の結果、次のとおり決定しましたから、徳島県議会会議規則第七十七条第一項の規定により報告します。   平成十年七月二十八日             文教厚生委員長 岡 本 富 治 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿議案番号付  託  事  項審査結果備考第一号平成十年度徳島県一般会計補正予算(第一号)  第一条第一表 歳入歳出予算補正中   保健福祉部   環境生活部   教育委員会に関するもの原案可決  第十一号徳島県介護支援専門員実務研修受講試験手数料徴収条例の制定について原案可決  第十二号徳島県保健婦、助産婦、看護婦及び准看護婦修学資金貸与条例の一部改正について原案可決  第二十一号平成九年度徳島県一般会計補正予算(第四号)の専決処分の承認について  第一条第一表 歳入歳出予算補正   歳入中   保健福祉部に関するもの承  認     ──────────────────────── ○議長(俵徹太郎君) 土木委員長・原秀樹君。   (原議員登壇) ◎土木委員長(原秀樹君) 土木委員長報告を申し上げます。 本委員会は、付託されました議案、請願・陳情について審査いたしました結果、付託議案については、すべて原案のとおり可決または承認すべきものと決定いたしました。 以下、審査の過程におきまして論議のありました事項、あるいは理事者に対し検討または善処方要請いたしました事項について、その概要を申し上げます。 最初に、土木部関係について申し上げます。 まず、建設業法違反事件への厳正な対応についてであります。 委員会冒頭、理事者から、 今回の事件で摘発を受けた三建設業者については、聴聞を行った上で許可の取り消しを行う方針である。また、当該建設業者に関連する六業者については、十八カ月の指名停止または当分の間、指名回避の措置を行ったところである。との報告を受け、委員から、関連業者のうち特定の業者においては、平成九年度に請け負った二十一件の県工事に関し、最長九カ月に上る工期の延伸があったという事実にかんがみ、関連業者に対する調査の状況及び今後の処分の方針について質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 関連業者については、現在、建設業の許可要件である経営業務の管理責任者及び専任技術者の実態について、鋭意調査を行っているところである。今後、事実確認を終え次第、順次聴聞を実施し、許可の取り消しも念頭に置いた適正な処分を行ってまいりたい。との答弁がなされた次第であります。 さらに、委員から、不正は徹底的に追及するという観点から、今回の事件にかかわる業者以外の建設業者についても調査を行い、不正な業者は許可を取り消すといった強い姿勢で臨むよう要望する発言がなされた次第であります。 また、これに関連し、  不正があった場合の報告の徹底など再発防止について  関連業者に係る一括下請の調査の実施及び今後の一括下請防止策について  経営事項審査における施工体制台帳の提出について  摘発を受けた業者との工事請負契約を解除した場合の下請業者の保護について等の論議がなされた次第であります。 次に、小松海水浴場の再開についても論議がなされ、委員から、来年度の再開に向けて、徳島市にさらなる協力を行うよう県当局に要請する発言がなされた次第であります。 また、吉野川第十堰の改築問題に関し、  吉野川第十堰改築事業の着工時期について  現堰における深掘れ対策、せき上げ対策及び老朽化対策について  吉野川第十堰建設事業審議委員会の意見集約に係る附帯条件について  二十一世紀環境委員会のアンケート結果について  県民の意見を聞く場の設定について  現堰が損壊した場合と堤防が破堤した場合との比較についてなどの論議がなされた次第であります。 このほか、  経営事項審査の審査基準日の固定化について  施工実績を重視した業者の指名について  経営事項審査制度の改正概要について  のり面工事業者の適正な指名について  地元雇用を確保する観点からの県工事の発注について  吉野川橋北詰めアンダーパス部の冠水対策について  国道・幹線県道の除草及び維持管理のしやすい道路の設計について  今切港小松海岸の活用についてなどの論議がなされた次第であります。 次に、企業局関係について申し上げます。 まず、社会経済情勢の変化に対応した新たな事業の展開についてであります。 本件について、委員から、企業局は独立採算制のもと現在四つの事業を行っているが、企業局が設置された当時との状況の変化にかんがみ、企業局の使命と今後の事業展開の方向について質疑がなされたのであります。 これに対し、理事者から、 地方公営企業は、民間ベースでは採算性の確保が難しい事業であっても、県民福祉の向上のために極めて重要な事業については、長期的な視点に立ち採算性があればその対象となるものと考えている。今後とも新しい事業分野で県民福祉の向上に資するものがあれば、既存の事業にとらわれることなく積極的に取り組んでまいりたい。との答弁がなされたのであります。 これに対し、委員から、今後の事業展開においては、  スクラップ・アンド・ビルドの視点を持つこと  前例にとらわれないこと  県に対する社会的要請の強い分野について踏み込んでいく姿勢を持つことなどを考慮するよう要望する発言がなされるとともに、  総合管理センターにおける太陽光発電施設の設置について  土地造成事業及び駐車場事業の見直しについて  県西部への工業団地の造成について  企業債を活用した下水道事業及び廃棄物処理事業に対する取り組みについてそれぞれ論議がなされた次第であります。 このほか、  風力発電に対する取り組み状況ついて  総合管理センターの建設目的及び建設後の業務体制について  県外からの大型バスに対応した駐車場事業について  平成九年度工業用水道事業会計の収益的収入の減収の理由について  吉野川北岸工業用水道及び阿南工業用水道の未売水対策について  西長峰工業団地に係る収支について  企業債の未償還残高の状況及び今後の発行の方針について等の論議がなされた次第であります。 以上、審査の概要を申し上げまして、土木委員長報告といたします。   ──────────────────────── △土木委員会審査報告書  (参照)   土木委員会審査報告書 本委員会に付託された議案を審査の結果、次のとおり決定しましたから、徳島県議会会議規則第七十七条第一項の規定により報告します。   平成十年七月二十八日               土木委員長 原   秀 樹 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿議案番号付  託  事  項審査結果備考第一号平成十年度徳島県一般会計補正予算(第一号)  第一条第一表 歳入歳出予算補正中   土木部に関するもの原案可決  第三号平成十年度徳島県公用地公共用地取得事業特別会計補正予算(第一号)原案可決  第十三号徳島県祖谷渓有料道路通行料金徴収条例の廃止について原案可決  第十七号久尾宍喰浦線緊急地方道路整備工事塩深トンネルの請負契約について原案可決  第十八号県営住宅(石井曽我団地八号棟)新築工事のうち建築工事の請負契約について原案可決  第二十一号平成九年度徳島県一般会計補正予算(第四号)の専決処分の承認について  第一条第一表 歳入歳出予算補正   歳入中   土木部に関するもの承  認     ──────────────────────── ○議長(俵徹太郎君) この際、申し上げます。 総合交通対策特別委員会及び同和・人権・環境対策特別委員会に付託してありました請願・陳情につきましては、お手元に「請願・陳情審査報告書」を配布してありますので、委員長報告は省略いたします。 以上をもって、各委員長の報告は終わりました。 これより、ただいまの委員長及び委員会の報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(俵徹太郎君) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 八番・山田豊君。   〔西沢議員出席、出席議員計四十二名となる〕   (山田議員登壇) ◆八番(山田豊君) 私は、日本共産党を代表して、「議案第一号・平成十年度徳島県一般会計補正予算」及び「議案第十五号・大鳴門橋遊歩道建設工事の委託契約について」の二件に反対の立場で、請願・陳情については、陳情二百十五号、二百十七号を採択に反対の立場で、請願百四十九号、百五十六号、二百十九号、二百二十五号、二百二十九号、二百三十号及び陳情二百五号、二百七号、二百九号を不採択に反対の立場で討論をいたします。 まず、「議案第一号・平成十年度徳島県一般会計補正予算」ですが、国の総合経済対策に呼応し、公共事業関連経費など社会資本の整備充実のために、過去にも例を見ない三百八十四億円余りを計上したものです。 反対の第一の理由は、国言いなりの公共事業中心の景気対策は、既に失敗が明白になっているという点です。本当に景気対策を真剣に考えるなら、後に述べる県財政の状況を真剣に考え、県民の要望に根差した生活密着型の公共事業に厳選し、社会保障や福祉、中小企業支援にもっと予算を組むべきです。 第二に、今回の補正予算の中には、公共事業のむだ遣いと指摘され、県民からも批判が上がっている広域基幹林道大川原旭丸線、また県民から本当に必要な事業かと疑問が上がっている徳島東部や二期広域農道の整備事業、多くの農家の皆さんも、そういうお金があれば中山間地の振興や農作物の価格補償などをやってくれという意見が相次いでおります。県民が主人公の県政を目指す立場から、こういう県民の強い批判のある予算には反対をいたします。 第三に、さきの総務委員会で、県財政について伺いましたが、県債残高がこの補正予算を含め九八年度末見込みで、六千八百三十三億四千五百万円、県民一人当たり実に八十二万円にも膨れ上がっております。さらに、公債費比率が警戒ラインの一五%を超え、九七年度末は見込みとして一五・九%になる本県の財政状況からしても、県単独事業でないから地方交付税で措置されるんだといっても、過去七回も八回もそういう国言いなりで、借金をして公共事業に予算をつぎ込んだことが県財政を破局的な状況に追いやったと考えます。県財政健全化の点からも同意できません。 以上の点から第一号議案に反対をいたします。 次に、「議案第十五号・大鳴門橋遊歩道建設工事の委託契約について」ですが、この議案に反対する理由は、採算性への疑問です。 私は、観光振興を進める点ではその必要性も感じておりますけれども、しかし今の本県の厳しい財政状況を考えると、採算性等の見通しがつかない事業に県民の税金を投入することには同意できません。今回の「うずの道」の建設費は十四億円余と言われていますが、採算性の検討にはこの建設費がカウントされていません。採算性の検討が建設費を除く維持管理費だけを対象にしていますけれども、それだけでも十年余りしか採算の見通しが立たないと、こういう状況です。 観潮船などの地場の業者にも深刻な不安の声が渦巻いています。また、この事業は、長年検討されてきましたけれども、神戸の展望施設が建ち上がること等もあって、計画が中断される。部長の答弁によりますと、論議が下火になったという経過もありました。採算性の見通しもないこの事業に、県民の税金を投入することには反対ですし、それを本四公団に委託契約することも同意できません。 次に、請願・陳情の主な点について討論をいたします。 まず、請願第二百二十九号は、徳島市丈六町の産業廃棄物処理施設の公害に関する請願です。 徳島市丈六町の産業廃棄物中間処理施設徳島機械センターがこの五年間操業する中で、丈六町民に多大な被害を与えています。私も現地で住民の皆さんから直接伺いましたけれども、煙を吸って気分が悪くなり、救急車で運ばれた。煙や粉じんの影響で窓があけられないなど深刻な影響が出ております。 また、住民の不安の強いダイオキシン調査にしても、私も直接現場に立ち会いましたけれども、燃やすものも日常的に燃やしているものではなく、さらにダイオキシンが最も発生しやすい立ち上げ、立ち下げ時を意識的に外して、高温になってから調査を始めるなど、到底客観的にダイオキシンの調査をするのではなく、意識的に低く低く数値を抑えようという意図がありありと見えたずさんな調査でした。私もこの問題を環境委員会で指摘しましたけれども、環境整備課も再調査を業者に要請すると、こういう答弁のように、住民の不安と怒りをますます高める調査になっております。このことからも、丈六町でも多くの住民がこの請願に賛同し、九月三十日で操業の更新許可を出さないことを強く要望しております。 また、最近になって仙台地裁で画期的な判決がありました。決定がなされております。宮城県の民間の産廃中間処理施設から、排出されるダイオキシン類によって、健康が侵されるおそれがあるとして、周辺住民が施設の操業差しとめの仮処分を求めた申し立てに対して、七月の二十四日、仙台地裁は操業中の産廃施設の差しとめの決定を下しました。 この宮城県の施設は、丈六町と同じように木くず等を処理する施設となっております。決定では、まず第一に、毎日の立ち上げ、立ち下げ時に八百度以上の燃焼温度が確保されず、高濃度のダイオキシン類を発生させる結果となること。さらに、連続投入装置を備えていないこと、さらに、廃棄物の移動撹拌を行う装置がない固定式バッチ炉であること。性能、構造の欠陥を指摘して設置を認めた宮城県の安全対策の不備を結果的に指摘する形になっております。この判決の趣旨や県民の安全・健康・福祉を向上させる県の仕事、地方自治の精神を優先させることからも、この請願は採択すべきであります。 次に、請願第二百三十号は、日産生命保険被害者の救済を求めるものです。 県議会議員の家族の中にも、また県職員の家族の中にも被害者がおられます。それもそのはずで、昨年四月に破綻した日産生命保険は、県内でも阿波銀、香川、高知、愛媛銀行が競って募集し、中でも阿波銀は約一万一千件の契約件数になり、全国三位という状況ですから、県民に深刻な被害を与えております。 被害者の多くが銀行を信用して、しかも日産生命の名前すら知らされずに銀行の商品と思い込まされて契約をしています。また、提携銀行は保険募集で莫大な利益を得ています。それだけに今回の被害者救済があいまいにされるなら、今後も第二、第三の被害者が生まれる可能性が非常に大です。 既に新潟県では県も事態の重要性を認識し、県が調停の手続を開始しております。苦情処理委員会というのを設けて、こういうふうなことを立ち上げております。本県でも、こういう新潟県の例に見習って被害者の実態調査、被害者救済を国に要望すること、県の指定銀行である阿波銀にみずから勧誘の実態を明らかにし、納得のいく解決を図ることなどを求めるこの請願も当然採択すべきであります。 次に、請願第二百二十五号は、組織的犯罪対策法の制定に反対する意見書の採択を求めるものです。 一九九七年六月二十六日、東京高裁は我が党の当時国際部長であった現参議院議員の緒方氏宅の、神奈川県警の組織的盗聴を厳しく断罪しました。しかし、警察は一切謝罪しないばかりか盗聴した事実さえも認めておりません。 このような警察の中に基本的人権をないがしろにする体質があること、また憲法で定められたプライバシーの権利、通信の秘密に対する重大な侵害につながり、令状主義の原則にも違反するこの組織的犯罪対策法、この法の制定に反対する意見書を求めるこの請願は当然採択すべきであります。 最後に、陳情第二百十五号、二百十七号、二百七号、二百九号について討論します。 これは文学館・書道美術館の立地場所をそれぞれ求めるものですが、基本構想検討委員会が昨年七月からわずか五回で結論を出すなど、県民の合意が図られたとはとても言えない状況です。先ほど指摘した県の厳しい財政状況からしても、拙速を避けて県民の納得いく結論を得るためにも、採択あるいは不採択ではなく継続審議にし、問題点を整理し、県民合意を図るべきだと考えます。 請願・陳情の主なものについて討論をしました。議員各位の御賛同をお願いして討論を終わります。 ○議長(俵徹太郎君) 十七番・福山守君。   (福山議員登壇) ◆十七番(福山守君) ただいま山田議員から「請願第二百二十五号・組織的犯罪対策法について」を採択すべきであるとの立場からの討論がありましたが、私はこれに反対し、同法の早期制定を強く求める立場から討論を行います。 私たちは、日常生活をする上においては、暴行、傷害、窃盗などと比べて組織犯罪というものは直接身近に感じられないのが実感でございます。 最近、地下鉄サリン事件などの凶悪事件を引き起こしたオウム真理教や、激増してきております集団密航などの外国人による犯罪、ひいては暴力団などによる組織的犯罪などの情勢は極めて深刻化している現状であります。 また、高度な情報化の進展により、組織犯罪が携帯電話や転送電話などハイテク通信を利用して行われるものが多く、特に暴力団に代表される犯罪組織などは、従来の捜査手法では組織の末端を摘発できても、中枢部まで行き着くには相当な困難が伴う実態であることを聞き及んでおります。 こうした中で、アメリカを初め諸外国の多くでは、マフィアなどによる組織犯罪への対応が極めて切実な問題であったことなどを背景として、早くから組織犯罪に対応できる法律がつくられております。 しかし、個人の罪を追及していくことが建前となっている我が国においては、組織犯罪に対する有効な法律がなく、これに対応し切れなくなってきているのが現状と言えます。 それに通信の傍受に関して言えば、アメリカでは厳格な要件のもとで裁判官の令状により数多くの通信傍受がなされているとのことでありますが、裏を返せばそれだけ多くの組織犯罪が存在し、しかもそのほとんどが検挙または未然に防止されたということが言えるのではないでしょうか。この数字を単純に日本の社会に当てはめてみた場合、かなりの数の組織犯罪が検挙もしくは防止されることになり、私たちの安全な社会を脅かしている組織犯罪への不安から解消されるのであります。 取り返しがつかない犯罪は起きることがないとか、現に起こっていないとかのフレーズの上に私たちは少なからずの不幸を経験し、最近ではオウムのテロリズムの洗礼を受けたわけではありませんか。 提出されている請願には基本的人権に対する重大な侵害とか、令状主義に反する憲法違反と称されておりますが、私はイデオロギー論争をするつもりはありませんので、これには触れずにおきますが、本法案は国会の場において慎重な論議が交わされているところであり、特に通信傍受につきましては、これを行える場合が限定され、しかもその手続は極めて厳格であり、裁判官の発付する令状に基づいて犯罪の実行に関連する通信を傍受することになっております。 また、傍受の実施における適正の確保や運用状況の公表などに関する規定も置かれているところであり、犯罪捜査に際しての通信の秘密など憲法で保障されている国民の諸権利を不当に侵害することのないよう配意されております。したがって、信頼する捜査当局の法に基づく厳正な運用の上で組織犯罪との対決にあらゆる方途、手段を尽くすのは国際化社会への強い要請であることを改めて認識し、同法案の早期成立を望む立場からこの請願を不採択とすべきであると考えるものであります。 議員の皆様の御賛同を切にお願い申し上げまして、私の討論を終わります。 ○議長(俵徹太郎君) 以上をもって、通告による討論は終わりました。 これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。   〔谷口議員退席、出席議員計四十一名となる〕 まず、「議案第十五号・大鳴門橋遊歩道建設工事の委託契約について」を起立により、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、可決であります。 これを委員長報告のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、本件は、委員長報告のとおり可決されました。   〔谷口議員出席、出席議員計四十二名となる〕 次に、「議案第一号・平成十年度徳島県一般会計補正予算(第一号)」を起立により、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、可決であります。 これを委員長報告のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、本件は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、「議案第二号・平成十年度徳島県中小企業近代化資金貸付金特別会計補正予算(第一号)より第十四号に至る十三件、第十六号より第二十号に至る五件の計十八件」を起立により、採決いたします。 以上の十八件に対する委員長の報告は、可決であります。 これを委員長報告のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立全員であります。 よって、以上の十八件は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、「議案第二十一号・平成九年度徳島県一般会計補正予算(第四号)の専決処分の承認について及び第二十二号の計二件」を起立により、採決いたします。 以上の二件に対する委員長の報告は、承認であります。 これを委員長報告のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立全員であります。 よって、以上の二件は、委員長報告のとおり承認されました。 次に、請願・陳情を採決いたします。 まず、「請願第二百二十九号・徳島市丈六町の産業廃棄物処理施設について」を起立により、採決いたします。 本件に対する委員会の報告は、不採択であります。 これを委員会の報告のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、本件は、委員会の報告のとおり不採択と決定いたしました。 次に、「陳情第二百五号・県文学館(仮称)の文化の森への立地について、陳情第二百七号及び陳情第二百九号の計三件」を起立により、採決いたします。 以上の三件に対する委員長の報告は、不採択であります。 これを委員長報告のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、以上の三件は、委員長報告のとおり不採択と決定いたしました。 次に、「陳情二百十五号・「文学館・書道美術館」(仮称)の工業試験場跡地への建設について及び陳情第二百十七号の計二件」を起立により、採決いたします。 以上の二件に対する委員長の報告は、採択であります。 これを委員長報告のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、以上の二件は、委員長報告のとおり採択と決定いたしました。 次に、「請願第二百二十五号・「組織的犯罪対策法」について」を起立により、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、不採択であります。 これを委員長報告のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、本件は、委員長報告のとおり不採択と決定いたしました。 次に、「請願第二百十九号・四国セルラー社に対する行政指導等について」を起立により、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、不採択であります。 これを委員長報告のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、本件は、委員長報告のとおり不採択と決定いたしました。 次に、「請願第二百三十号・日産生命保険被害者の救済について」を起立により、採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、不採択であります。 これを委員長報告のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、本件は、委員長報告のとおり不採択と決定いたしました。 次に、「請願第百四十九号・スポーツ振興投票実施法(サッカーくじ法)の導入反対について及び請願第百五十六号の計二件」を起立により、採決いたします。 以上の二件に対する委員長の報告は、不採択であります。 これを委員長報告のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、以上の二件は、委員長報告のとおり不採択と決定いたしました。 次に、「既に採決した請願・陳情を除く請願・陳情」を採決いたします。 本件に対する委員長及び委員会の報告は、お手元に御配布いたしてあります「請願・陳情審査報告書」のとおりであります。 これを委員長及び委員会の報告のとおり決することに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(俵徹太郎君) 御異議なしと認めます。 よって、「既に採決した請願・陳情を除く請願・陳情」は、委員長及び委員会の報告のとおり決定いたしました。   ──────────────────────── △請願審査報告書(総務委員会)  (参照)   請願審査報告書 本委員会に付託された請願は、審査の結果、次のとおり決定しましたから、徳島県議会会議規則第九十四条第一項の規定により報告します。   平成十年七月二十八日               総務委員長 樫 本   孝 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿   (請 願)受理 番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者住所氏名審査結果備考二一九平成一〇  三・五四国セルラー社に対する行政指導等について  四国セルラー社に対する行政指導等について、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。 ① 四国セルラー社に加茂住民の同意を得るよう行政指導し、それでも従わない場合は電波発信の許可をおろさぬよう四国電気通信管理局に要請すること。 ② 電気通信事業法に「携帯電話無線基地局は住民の合意が得られなければ建設できない」という項目を設けるよう国に対して意見書を提出すること。(谷口 修)加茂住民の命と暮らしを守る母の会  代表   永井廣子不採択  二二五六・二二「組織的犯罪対策法」について  「組織的犯罪対策法」の制定に反対する意見書を国に提出願いたい。(山田 豊)日本国民救援会徳島県本部  会長   渡辺倍夫不採択     不採択の理由受理番号件 名 及 び 理 由二一九四国セルラー社に対する行政指導等について  平成十年三月三十一日に、電波法第四条に基づく無線局開設の免許が与えられ、既に運用が行われていることにより、要請及び意見書を提出することは適当でないと考えますので、御要望に沿えません。二二五「組織的犯罪対策法」について  組織的な犯罪に対して適切に対処するためには必要な法案であると考えますので、御要望に沿えません。 △請願審査報告書(経済委員会)    請願審査報告書 本委員会に付託された請願は、審査の結果、次のとおり決定しましたから、徳島県議会会議規則第九十四条第一項の規定により報告します。   平成十年七月二十八日               経済委員長 湊   庄 市 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿   (請 願)受理 番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者住所氏名審査結果備考二二〇平成一〇  五・六新たな農業基本法の制定について  新たな農業基本法の制定に関し、次の事項を求める意見書を国に提出願いたい。 ① 二一世紀に向けた国づくりの基本に、農業・農村を正当に位置づけるとともに、農業・農村の再構築と持続的な発展を実現するため、国民的な理解と合意を形成しながら、新たな「国民的農業観」を確立すること。 ② 農業・農村の多面的機能の位置づけを明確化すること。 ③ 国内農業の持続的発展と食料自給力の向上に向けた各国の取り組みを尊重する農産物貿易ルールの確立に向けた基本姿勢を明確にすること。 ④ 食料自給力の維持・向上を基本とした食糧政策を確立すること。 ⑤ 農業の担い手の確保・育成策と農地流動化の促進による産業としての農業の確立を目指す農業政策を確立すること。 ⑥ 農村の総合的・計画的な整備と中山間地域等の活性化をめざす農村地域政策を確立すること。 ⑦ 食料安全保障政策については国内農業生産を基本とすること。 ⑧ 主要農産物の国内生産量と食料自給率の目標を設定すること。 ⑨ 株式会社の農地取得による農業参入は認めず、農業の担い手は家族農業経営と農業生産法人を基本とし、農業生産法人制度のあり方については、農業・農村の将来ビジョン、農地制度のあり方などの観点を踏まえつつ、慎重に検討すること。 ⑩ 中山間地域の農林業活動を支援する直接支払いも含め制度的支援措置を講じること。(遠藤一美 猿瀧 勝 谷 善雄)阿南市農業委員会  会長  手塚 敬採 択  二二四 の二六・一九桑野川の増水に伴う災害復旧事業について  平成一〇年五月一六日の集中豪雨により、ハウスミカンや胡蝶蘭等の園芸作物、水稲が冠水被害を受けているため、農作物の被害の救済措置について配慮願いたい。(遠藤一美 猿瀧 勝 谷 善雄)桑野地域振興協議会  会長   清水 智   外二七名採 択要送付 要報告二二七六・二四新たな農業基本法の制定について  新たな農業基本法の制定に関し、次の事項を求める意見書を国に提出願いたい。 ① 二一世紀に向けた国づくりの基本に、農業・農村を正当に位置づけるとともに、農業・農村の再構築と持続的な発展を実現するため、国民的な理解と合意を形成しながら新たな「国民的農業観」を確立すること。 ② 安全な食料を安定的に供給するため、食料安全保障政策については国内生産を基本とし、主要農産物の国内生産目標と食料自給率の目標を明確にすること。 ③ 家族経営農業を基本とした多様な農業の担い手の育成と適切な価格・所得政策による経営安定政策の確立を図ること。 ④ 優良農地の継続的な確保と有効利用を図る基本政策を確立するとともに、新たな構造政策の推進体制を整備すること。なお、農地の土地投機対象への道を開くおそれのある、規制緩和の観点からの株式会社の農地取得は認めないこと。 ⑤ 水と緑を守る森林の育成など環境保全対策をはじめ、中山間地域など条件不利地域の活性化と定住条件を整備する基本政策を確立すること。 ⑥ 食料安全保障と地球環境保全のため、各国の持続的な農業生産を相互に尊重する新たな農産物貿易ルールの確立に向けた基本姿勢を明確にすること。(四宮 肇)徳島県農業会議  会長   原田弘也    外二名採 択  二三一六・三〇じん肺り患者の救済とトンネルじん肺根絶について  トンネルじん肺問題解決のための諸施策を実施することを求める意見書を国に提出願いたい。(阿川利量 大西 仁 中谷浩治)
    (藤田 豊 山田 豊)全国トンネルじん肺補償徳島請求団  団長   原田 勝採 択 △請願・陳情審査報告書(文教厚生委員会)    請願・陳情審査報告書 本委員会に付託された請願・陳情は、審査の結果、次のとおり決定しましたから、徳島県議会会議規則第九十四条第一項の規定により報告します。   平成十年七月二十八日             文教厚生委員長 岡 本 富 治 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿   (請 願)受理 番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者住所氏名審査結果備考一四九平成九 六・三〇スポーツ振興投票実施法(サッカーくじ法)の導入反対について  国民スポーツの充実振興と子供たちの健全育成の立場から、スポーツ振興投票実施法の導入反対を求める意見書を国に提出願いたい。(山田 豊)新日本婦人の会徳島県本部  代表者   石躍芳江不採択  一五六六・三〇「サッカーくじ法案」(スポーツ振興投票実施法案)の反対について  青少年への悪影響が避けられないこと等のため、「サッカーくじ法案」反対の意見書を国に提出願いたい。(山田 豊)子どもと教育・くらしを守る徳島県教職員の会  代表世話人   喜多啓二不採択  二三〇平成一〇 六・二六日産生命保険被害者の救済について  日産生命保険被害者を救済するため、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。 ① 県として被害の実態を調査すること。 ② 被害者の救済を求める意見書を国に提出すること。 ③ 県の指定銀行である阿波銀行に対し、自ら勧誘の実態を明らかにし、契約者の納得のいく解決を図るよう要請すること。(山田 豊)日産生命被害者徳島の会  代表世話人   向井敏夫不採択     (陳 情)受理 番号受理 年月日件名・要旨提出者住所氏名審査結果備考二八 の一平成七 八・一〇県立総合文化センターの建設等について  のうち 一 県立海部病院が充実整備されるよう配慮願いたい。徳島県町村議会議長会  会長   山本牧男採 択要送付 要報告二〇五平成一〇 二・一七県文学館(仮称)の文化の森への立地について  県文学館(仮称)については、幅広い県民各層から利用されるものでなくてはならないこと等のため、年間七〇万人余りの人が訪れている文化の森に立地されるよう配慮願いたい。文学館設置をめざす会  会長   高井北杜不採択  二〇七二・一九県文学館・書道美術館(仮称)の文化の森への立地について  県文学館・書道美術館(仮称)については、文化の森に立地することにより、本県にとって大きな観光拠点が誕生すること等のため、当該地域に立地されるよう配慮願いたい。徳島市助任橋  上崎孝一不採択  二〇九二・二五「文学館・書道美術館」(仮称)の文化の森への建設について  「文学館・書道美術館」(仮称)については、文化施設が集積している文化の森に建設することにより、県民が利用する上からも相乗効果が期待できること等のため、当該地域に建設されるよう配慮願いたい。一書会  代表   笹尾忠夫不採択  二一五 三・二「文学館・書道美術館」(仮称)の工業試験場跡地への建設について  「文学館・書道美術館」(仮称)については、工業試験場跡地に建設することにより、列車・バス等のいずれの交通機関においても県下各地から参集しやすいこと等のため、当該跡地に建設されるよう配慮願いたい。徳島文学同好会  会長   赤松則男採 択要送付 要報告二一七 三・四「文学館・書道美術館」(仮称)の工業試験場跡地への建設について  「文学館・書道美術館」(仮称)については、工業試験場跡地に建設することにより、交通機関の中心である徳島駅から徒歩で行けること等のため、当該跡地に建設されるよう配慮願いたい。書道研究双暢会  会長   東 国恵採 択要送付 要報告   不採択の理由受理番号件 名 及 び 理 由一四九スポーツ振興投票実施法(サッカーくじ法)の導入反対について一五六「サッカーくじ法案」(スポーツ振興投票実施法案)の反対について  平成十年五月に、既にスポーツ振興投票実施法(サッカーくじ法)が成立したことにより、本県議会が国に対し、意見書を提出することは、適当でないと考えておりますので、御要望に沿えません。二三〇日産生命保険被害者の救済について  保険会社あるいは銀行に対する指導・監督は、関係業法(保険業法、銀行法)により、国が直接行うこととなっております。  日産生命保険相互会社の経営破綻については、大蔵省により破綻処理策が承認され、受け皿会社である「あおば生命保険株式会社」が既に営業を開始しており、国からは今回の措置は、契約者保護を図る観点からの最善のものであると伺っております。従って、県として被害の実態を調査することは困難であります。  なお、指定金融機関については、県としては公金の取り扱いに関する事務以外の権限は及ばないことになっておりますので、銀行に解決を図るよう要請することは困難であります。  こうしたことから、被害を受けた契約者の方々のお気持ちは十分に理解できますが、御要望に沿えません。二〇五県文学館(仮称)の文化の森への立地について二〇七県文学館・書道美術館(仮称)の文化の森への立地について二〇九「文学館・書道美術館」(仮称)の文化の森への建設について  「文学館・書道美術館」(仮称)については、徳島市中前川町の工業試験場跡地に建設することが適当であると考えておりますので、御要望に沿えません。 △陳情審査報告書(総合交通対策特別委員会)    陳情審査報告書 本委員会に付託された陳情は、審査の結果、次のとおり決定しましたから、徳島県議会会議規則第九十四条第一項の規定により報告します。   平成十年七月二十八日           総合交通対策委員長 柴 田 嘉 之 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿   (陳 情)受理 番号受理 年月日件名・要旨提出者住所氏名審査結果備考四八平成七 一一・二八四国横断自動車道整備事業における大麻比古神社周辺の景観対策について  四国横断自動車道整備事業に関し、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。 ① 大麻比古神社の大鳥居周辺から高速道路を走行する車両が望観されないこと及び同神社の大鳥居周辺に係る高速道路の遮蔽は樹木をもって行い、人工構造物では行わないこと。 ② 同神社の大鳥居については、県内外の氏子崇敬者の浄財によって建立された信仰の対象物であること等のため、四国横断自動車道と同神社大鳥居の位置関係によって、同神社の尊厳が著しく損なわれないよう方策を検討すること。大麻比古神社  宮司   金倉文雄採 択要送付 要報告四九一一・二八四国横断自動車道整備事業における大麻比古神社周辺の景観対策について  四国横断自動車道が大麻比古神社の近傍を通過することにより遮断される参道等について、単なる道路の修景及び公害対策を行なうだけでなく、同神社独特の尊厳を維持し、同神社周辺の景観を損なわないよう配慮願いたい。徳島県神社庁長  多田允一採 択要送付 要報告 △請願審査報告書(同和・人権・環境対策特別委員会)    請願審査報告書 本委員会に付託された請願は、審査の結果、次のとおり決定しましたから、徳島県議会会議規則第九十四条第一項の規定により報告します。   平成十年七月二十八日       同和・人権・環境対策委員長 大 西 章 英 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿   (請 願)受理 番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者住所氏名審査結果備考二二九平成一〇 六・二五徳島市丈六町の産業廃棄物処理施設について  町民の不安を解消し、安心して生活ができるようにするために、徳島市丈六町森の木で徳島機械センターが操業している産業廃棄物中間処理施設の平成一〇年九月三〇日以降の操業更新許可を出さないよう配慮願いたい。(山田 豊 谷口 修)丈六町の「産廃の公害をなくする会」  会長   明本恵一不採択     不採択の理由受理番号件 名 及 び 理 由二二九徳島市丈六町の産業廃棄物処理施設について  現時点におきましては、施設の構造及び維持管理面において、特に不適切な状況がなく、更新許可申請が提出されれば、九月三十日までに法に照らして処理されるものと考えておりますので、ご要望に沿えません。   ──────────────────────── ○議長(俵徹太郎君) 次に、日程第二、「請願・陳情閉会中継続審査の件」を議題といたします。 各委員会からお手元に御配布のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 八番・山田豊君。   (山田議員登壇) ◆八番(山田豊君) 私は、日本共産党を代表して、継続となっています請願・陳情について討論をいたします。 従来から主張してきたものは基本的に省きますが、今回新たに継続となっています請願第二百二十二号及び請願第二百三十二号について、採択せよという立場で討論を行います。 まず、請願第二百二十二号は、阿波町の株式会社カツミョウの産業廃棄物焼却炉に関し、営業許可を出さないことを求めるものです。 この件については、既に阿波町でダイオキシン等の汚染から町を守るために町議会の反対決議も上がっています。また、多くの住民から民家がすぐ隣接し、日開谷川を無断で通行に使用したこと、埋立用土砂に産廃が混入しており、五月二十九日、三十日に試験焼きが行われたときも住民からさまざまな被害が出ており、粗悪な焼却炉で、ダイオキシンの汚染は確実だなどの声が上がっております。つまり当該焼却炉の問題点、本件事業者のマナーについての問題点、その他の問題点等が指摘されております。 先ほども紹介した七月二十四日の仙台地裁の判決や、町議会や多くの町民がこの計画に疑念を持ち反対している状況からして、住民の安全、健康に責任を持つ県として、この請願は当然採択すべきであります。 次に、請願第二百三十二号は、労働時間の男女共通規制を初め、人間らしく働くルールの確立と労働行政の充実を求める意見書の採択を求めるものです。 政府は、経済のグローバル化、世界的競争の激化、活力ある経済の実現などを理由にして、労働基準法の一部を改正する法案を第百四十二通常国会に提出、成立を図ろうとしましたが、衆議院で継続審議となっています。 その内容は、労働時間にかかわっては幾ら残業しても残業代を払わなくてもよい裁量労働制の適用範囲の拡大、一層の不安定な労働を強いる変形労働時間制の要件緩和、雇用契約にかかわっては労働者の短期使い捨て、若年定年制を合法化する有期労働契約期間の上限延長などとなっています。一方、労働者側が強く求めてきた男女共通の労働時間規制の法への明記は見送られております。 また、次期国会に向けては不安定雇用労働者を増大させる労働者派遣事業の対象業務の原則自由化に向けた労働者派遣法の一部改正法案も提出されようとしています。 これらの改正が強行されるならば、労働者は一層の長時間過密労働に追い込まれる危険性が一層高くなります。家族の団らんは消え、子供たちへの教育上の影響も見過ごすわけにはいきません。そして、賃金面や雇用面への影響も大きく懸念され、労働者の生活を圧迫する可能性が高くなるばかりではなく、景気回復の大きな足かせとなることも軽視できません。以上のことから、この請願は採択すべきであります。 議員各位の御賛同をお願いして討論を終わります。 ○議長(俵徹太郎君) 以上をもって、通告による討論は終わりました。 これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。   〔岡本議員退席、出席議員計四十一名となる〕 まず、「請願第九十号・民法の一部を改正する法律の早期制定について」を起立により、採決いたします。 本件については、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、本件は、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、「請願第八十七号・選択的夫婦別姓の導入など民法改正について」を起立により、採決いたします。 本件については、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、本件は、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。   〔岡本議員出席、出席議員計四十二名となる〕 次に、「陳情第百十八号・核兵器廃絶条約の締結促進について及び請願第二百十三号の計二件」を起立により、採決いたします。 以上の二件については、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、以上の二件は、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、「請願第百十二号・国民医療と国民健康保険の拡充について及び請願第百十四号の計二件」を起立により、採決いたします。 以上の二件については、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、以上の二件は、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、「陳情第百四十二号・中学校歴史教科書における「従軍慰安婦」記述の削除について及び陳情第百七十八号の計二件」を起立により、採決いたします。 以上の二件については、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、以上の二件は、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、「陳情第百四十七号・史実に基づいた歴史教育の推進について、陳情第百五十一号より陳情第百五十五号に至る計五件、請願第百五十七号、陳情第百六十号より陳情第百七十一号に至る十二件、陳情第百七十七号、陳情第百八十二号及び請願第百八十六号の計二十二件」を起立により、採決いたします。 以上の二十二件については、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、以上の二十二件は、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、「陳情第百四十五号の一・本州四国連絡橋建設に伴う離職者の雇用対策について及び請願第百九十号の計二件」を起立により、採決いたします。 以上の二件については、各委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、以上の二件は、各委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、「請願第百九十四号・阿南市福井町久保野における産業廃棄物最終処分場の設置計画に伴う対応について及び請願第百九十五号の計二件」を起立により、採決いたします。 以上の二件については、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、以上の二件は、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、「請願第百七十九号・阿南市新野町助道に計画されている産業廃棄物焼却処理施設建設の反対について、請願第百九十三号及び請願第百九十六号の計三件」を起立により、採決いたします。 以上の三件については、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、以上の三件は、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、「陳情第百三十四号・著作物の再販売価格維持制度の存続について」を起立により、採決いたします。 本件については、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、本件は、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、「陳情第百十七号の一・身体障害者施策の拡充等について、陳情第二百二号及び請願第二百十四号の計三件」を起立により、採決いたします。 以上の三件については、各委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、以上の三件は、各委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、「請願第百二十五号・細川内ダムの建設について」を起立により、採決いたします。 本件については、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、本件は、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、「請願第二百二十二号のうち「焼却炉の営業許可を出さないこと。」を起立により、採決いたします。 本件については、委員会から申し出のとおり閉会中継続審査に付することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、本件は、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、「請願第八十二号・徳島北灘線地方道路整備事業における卯辰峠を含む山道部分のトンネル化について」を起立により、採決いたします。 本件については、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、本件は、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。   〔児島議員退席、出席議員計四十一名となる〕 次に、「陳情第二十八号の一のうち「県立富岡東高等学校羽ノ浦分校を一貫した看護教育を目指す独立校とされるよう配慮願いたい。」を起立により、採決いたします。 本件については、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、本件は、委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。   〔児島議員出席、出席議員計四十二名となる〕 次に、「陳情第十二号・定住外国人高齢者及び身体障害者への特別給付金制度の確立について、請願第十七号、陳情第二十二号、陳情第二十八号の二のうち「国道一九五号の未改良部分の改良促進及び長安口ダム沿線の局部改良について配慮願いたい。」、「長安口ダムへの選択取水装置の設置について配慮願いたい。」、請願第四十号、請願第八十八号、陳情第九十二号、請願第百十一号、請願第百十五号、請願第百三十一号、請願第百四十号、請願第二百十八号、請願第二百三十二号の計十三件」を起立により、採決いたします。 以上の十三件については、各委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、以上の十三件は、各委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、「既に採決した請願・陳情を除く請願・陳情」を、採決いたします。 お諮りいたします。 本件は、これを各委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(俵徹太郎君) 御異議なしと認めます。 よって、「既に採決した請願・陳情を除く請願・陳情」は、各委員会から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。   ──────────────────────── △請願・陳情閉会中継続審査申出書(総務委員会)  (参照)   請願・陳情閉会中継続審査申出書 本委員会に付託された請願・陳情を次のとおり閉会中も、なお、継続して審査する必要があると決定しましたから、徳島県議会会議規則第七十五条の規定により申し出ます。   平成十年七月二十八日               総務委員長 樫 本   孝 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿   (請 願)受理
    番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者住所氏名理由四〇平成七 一〇・四本県における食糧費の使途の全容解明等について  本県における食糧費の使途の全容解明等について、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。  のうち ③ 県議会においても情報公開の対象にすること。(山田 豊)徳島県商工団体連合会  会長   岡山重男   外八団体審査未了二一三平成一〇 二・二六核兵器廃絶条約の締結促進について  核兵器廃絶条約の締結を求める意見書を国に提出願いたい。(山田 豊)非核の政府を求める徳島の会  代表世話人   谷口春雄審査未了二一四 三・二米軍機における超低空飛行の中止について  米軍機における超低空飛行については、米軍機には最低安全高度も含めて、航空法の適用が除外されている非常識な特例措置を改め、飛行ルートの公開など適切な措置をとって安全を期することを求める意見書を国に提出願いたい。(山田 豊)徳島県平和委員会  代表理事   東条静一審査未了二二一 六・一阿南市椿町八原毛谷の水路の復旧工事について  平成一〇年五月一六日の大雨により阿南市椿町八原毛谷に所在する水路が決壊し、建設残土が流出しており、農地や簡易水道水源に被害が及ぶおそれがあるため、当該水路の復旧工事が速やかに実施されるよう配慮願いたい。(谷 善雄 猿瀧 勝 遠藤一美)阿南市椿町自治協議会  会長   木本秀之    外五名審査未了   (陳 情)受理 番号受理 年月日件名・要旨提出者住所氏名理由九三平成八  八・五船員の洋上投票実現について  長期航海のため、選挙権の行使が出来ない船員の洋上投票実現を求める意見書を国に提出願いたい。洋上投票実現の会  会長   菅原 雅審査未了一一八平成九  二・三核兵器廃絶条約の締結促進について  核兵器廃絶条約の締結を求める意見書を国に提出願いたい。非核の政府を求める徳島の会  代表世話人   井口貞夫審査未了一二三 の一二・二一広域交流拠点施設の整備について  徳島県新長期計画の地域別重点プロジェクトである県西部のコンベンション機能を中心とした広域交流拠点施設が三好郡内に整備されるよう配慮願いたい。徳島県町村議会議長会  会長   山本牧男審査未了一四五 の一六・二三本州四国連絡橋建設に伴う離職者の雇用対策について  本州四国連絡橋建設に伴う離職者の雇用対策については、大阪湾を中心とした海上輸送に従事する船員はじめ陸上勤務者の雇用不安等を解消するため、離職者数に足る職場の提供と生活できる職場を早急に提示するよう配慮願いたい。全日本海員組合関西地方支部  支部長   津田道夫審査未了二〇四平成一〇  二・二普通地方公共団体における外部監査人への税理士の登用について  普通地方公共団体における外部監査人への税理士の登用については、税理士業界において外部監査マニュアルを策定する等、外部監査受け入れに向けて鋭意努力しているため、本県の外部監査人が税理士の中から選任、登用されるよう配慮願いたい。四国税理士会徳島県支部連絡協議会  会長   川人 勲審査未了 △請願・陳情閉会中継続審査申出書(経済委員会)    請願・陳情閉会中継続審査申出書 本委員会に付託された請願・陳情を次のとおり閉会中も、なお、継続して審査する必要があると決定しましたから、徳島県議会会議規則第七十五条の規定により申し出ます。   平成十年七月二十八日               経済委員長 湊   庄 市 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿   (請 願)受理 番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者住所氏名理由一一一平成八 一一・二八制度融資の改善について  中小企業・商工業者が活気づく商工行政の拡充を図るため、制度融資の改善について、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。  のうち ③ 小口融資の限度額を一〇〇〇万円に引き上げること。(山田 豊)徳島県商工団体連合会  会長   岡山重男審査未了二一一平成一〇 二・二五牟岐町西浦大手海岸における津波防潮堤等の建設について  牟岐町西浦地域は、津波から逃げる場所もなく、南海道大地震では多くの尊い犠牲者を出したこと等のため、大地震にも耐え得る津波防潮堤が西浦大手海岸に新たに建設されるとともに、併せて臨港道路や公園等の周辺整備が行われるよう配慮願いたい。(平岡一美 西沢貴朗)西浦部落会  会長   福岡千年    外三名審査未了二三二六・三〇労働諸法制の改正等について  人間らしく働くルールの確立と労働行政の充実のため、労働諸法制の改正等に関し、次の事項の実現を求める意見書を国に提出願いたい。 ① 時間外・休日・深夜労働の男女共通規制を法制化すること。 ② 一日八時間労働制の原則を崩し、サービス残業を温存する裁量労働制を縮小・廃止すること。 ③ 不規則・過密労働をさらに進める変形労働制の要件緩和を行わず、一ケ月単位変形労働制については、一日・一週の労働時間の上限を設けるなど、変形労働制の規制を強化すること。 ④ 労働者派遣事業の対象業務を拡大せず、派遣事業に対する法的規制を強化すること。 ⑤ 若年労働制の復活、不安定雇用労働者の拡大につながる有期雇用契約期間の上限延長を行わないこと。 ⑥ ILO第一七五号条約(パートタイム労働に関する条約)を批准し、パート労働法を実効あるものに改正すること。 ⑦ 行政改革をすすめるにあたっては、都道府県労働基準局や労働基準監督署、都道府県女性少年室、公共職業安定所など労働分野の行政機構の縮小・解体や国の責任をあいまいにする独立行政法人化を行わず、行政体制の充実を図ること。(山田 豊)労働法制改悪反対徳島連絡会  代表   吉田 浩    外一名審査未了   (陳 情)受理 番号受理 年月日件名・要旨提出者住所氏名理由二四平成七 六・二九国営総合農地防災事業に伴う板野郡吉野町柿原堰からの取水計画反対について  国営総合農地防災事業に伴う板野郡吉野町柿原堰からの毎秒一五トンの取水計画については、当該取水により吉野川の流量が減少して漁業が出来なくなること等のため、第十堰方面、もしくは旧吉野川方面からの取水に設計変更がなされるよう配慮願いたい。吉野川漁業協同組合連合会  代表理事会長   大塚一孝    外七名審査未了二六 七・四那賀川下流域南岸・北岸堰及び大西堰の統廃合計画反対について  那賀川下流域南岸・北岸堰及び大西堰の統廃合計画については、新設堰設置に伴い、同堰上流の水位上昇による護岸の損壊等の問題が懸念されるため、当該計画に係る取水堰が統廃合されないよう配慮願いたい。阿南市十八女町委員会  委員長   前野貞雄    外八名審査未了五七一二・二〇那賀川下流域南岸・北岸堰及び大西堰の統廃合計画反対について  那賀川下流域南岸・北岸堰及び大西堰の統廃合計画については、新設堰設置に伴い、同堰上流の水位上昇による護岸の損壊等の問題が懸念されるため、当該計画に係る取水堰が統廃合されないよう配慮願いたい。国営十八女堰対策協議会  代表者   前野貞雄   外二三名審査未了一〇八 の一平成八 一〇・一五那賀川地区国営総合農地防災事業に伴う上流域周辺の水害防止対策について  那賀川地区国営総合農地防災事業に伴い上流域の阿南市水井町においては、地下水位の上昇により、果樹作物の品質低下等が懸念されるため、当事業による水害防止対策が実施されるよう配慮願いたい。総合農地防災事業対策委員長  中田 昇   外二名審査未了 △請願・陳情閉会中継続審査申出書(文教厚生委員会)    請願・陳情閉会中継続審査申出書 本委員会に付託された請願・陳情を次のとおり閉会中も、なお、継続して審査する必要があると決定しましたから、徳島県議会会議規則第七十五条の規定により申し出ます。   平成十年七月二十八日             文教厚生委員長 岡 本 富 治 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿   (請 願)受理 番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者住所氏名理由一七平成七 六・一三「最低保障年金制度」の創設について  「最低保障年金制度」の創設に関し、次の事項を求める意見書を国に提出願いたい。 ① 全額国庫負担の「最低保障年金制度」を創設し、無年金者や低額の年金者を無くすこと。 ② 「最低保障年金制度」が創設されるまでの間、現在の国民年金(基礎年金)に対する国庫負担を大幅に増額し、できるだけ早く全額とすること。(山田 豊)全日本年金者組合徳島県本部  執行委員長   西木秀治審査未了八八平成八 六・二七国連のクワラスワミ勧告に基づく従軍慰安婦問題の早急な解決について
     従軍慰安婦問題の早急な解決を図るため、国連のクワラスワミ勧告を速やかに受け入れる措置を講ずることを求める意見書を国に提出願いたい。(山田 豊)新日本婦人の会徳島県本部  代表者   石躍芳江審査未了一一二一一・二八国民医療と国民健康保険の拡充について  国民医療と国民健康保険の拡充に関し、次の事項を求める意見書を国に提出願いたい。  のうち ② 建設国保組合を今後とも育成強化すること。(木内信恭 榊 武夫 大田 正) (冨浦良治 庄野昌彦 橋本弘房)全徳島建設労働組合  執行委員長   東 耕夫審査未了一一四一二・三国民医療と国民健康保険の拡充について  国民医療と国民健康保険の拡充に関し、次の事項を求める意見書を国に提出願いたい。  のうち ② 建設国保組合を今後とも育成強化すること。(長池武一郎 山田 豊)全建総連徳島県建設労働組合  委員長   笠井 勅審査未了一一五一二・三郷土文化会館における三五ミリメートル映写機の設置について  本県において、質の高い映画作品はほとんどが未公開であること等のため、豊かな文化都市として、総合芸術である映画の上映が行えるように、郷土文化会館に三五ミリメートル映写機を設置するよう配慮願いたい。(山田 豊 谷口修)徳島でみれない映画をみる会  代表者   篠原和男審査未了一四〇平成九 六・一六看護婦の増員及び夜勤改善について  長時間夜勤・二交替制勤務の導入は、看護婦の健康と人間らしい生活をいっそう困難にすること等のため、次の事項を求める意見書を国に提出願いたい。 ① 国立医療機関における長時間夜勤・二交替制勤務を中止すること。 ② 看護婦確保法・基本指針を厳守し、全ての医療機関に対する長時間夜勤・二交替制勤務の導入を禁止すること。(山田 豊)国立医療を守る中部闘争委員会  代表者   池村明美審査未了一五七六・三〇歴史の事実に基づく歴史教育の推進について  「従軍慰安婦」問題に関する史実を正確に教え伝えることは、世界の人々と信頼して生きていくことに必要不可欠であるため、歴史の事実に基づく歴史教育を推進する議会決議が行われるよう配慮願いたい。(谷口 修)徳島、平和のための行動ネットワーク徳島、平和と人権センター  代表   戎野 博審査未了一八六一〇・三一歴史教科書における「従軍慰安婦」の記述削除の反対について  冷静に過去の歴史の事実と現在の事実とを子供たちに伝え、隣の国の人々や全世界の人々と平和な社会を築くため、歴史教科書における「従軍慰安婦」の事実を削除せず、歴史の事実を教育する議会決議が行われるよう配慮願いたい。(谷口 修)全国労働組合連絡協議会徳島全労協  議長   北野静雄審査未了一九〇一一・六民間保育園に対する県費の助成について  多くの幼児が市町村の枠を越え民間保育園によって補完されているため、一定条件以上のレベルにある民間保育園に対し、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。  のうち ② 研究熱心で優秀な保母や調理員の育成と確保のため、保母・調理員に係る人件費補助を行うこと。 ③ 保育園は安全・清潔であり快適でなければならないため、規模に応じて施設補助を行うこと。(木内信恭 児島 勝 西沢貴朗) (長池武一郎 谷口 修 榊 武夫) (冨浦良治 大田 正 庄野昌彦)民間保育園協会  会長   大泉真二郎審査未了二一二平成一〇 二・二六県立看護大学の設置について  高齢化の進展に伴い、看護サービスの拡充や看護職員の資質向上が必要であること等のため、現県立看護専門学校を昇格し、県立看護大学が設置されるよう配慮願いたい。(木内信恭 谷口 修) (西沢貴朗 阿川利量)発起人会  代表者   中井敏子    外五名審査未了   (陳 情)受理 番号受理 年月日件名・要旨提出者住所氏名理由一二平成七 五・二六定住外国人高齢者及び身体障害者への特別給付金制度の確立について  のうち 一 定住外国人高齢者及び身体障害者への特別給付金制度の確立について、国民年金法の国籍条項撤廃時に、当該年金への加入を認められなかった六十歳以上の高齢者及び二十歳以上の身体障害者に対する救済措置を求める意見書を国に提出願いたい。在日本大韓民国民団徳島県地方本部  団長   金 栄夫審査未了二八 の一八・一〇県立総合文化センターの建設等について  のうち 一 池田町が四国の中心文化都市として地域の文化振興に寄与することができるよう、池田町への県立総合文化センターの早期建設について配慮願いたい。 一 美馬郡内で唯一の公立病院である半田病院の施設及び医療機器を充実し、公的救急医療機関としての機能強化を図るため、県単独高率補助がなされるよう配慮願いたい。 一 県立富岡東高等学校羽ノ浦分校を一貫した看護教育を目指す独立校とされるよう配慮願いたい。徳島県町村議会議長会  会長   山本牧男審査未了七七平成八  六・七難病サロンの設置について  難病患者が、自分で上手に病気をコントロールできるようにすること等のため、病気について勉強ができる資料等を備えた難病サロンが設置されるよう配慮願いたい。(社)日本リウマチ友の会徳島支部  支部長   新田映子審査未了一〇〇九・三〇インスリン依存型糖尿病(小児慢性特定疾患の一疾病)の県費助成について  インスリン依存型糖尿病の子供達は、インスリン注射や食事療法等の厳しい自己管理に加え、低血糖発作等の不安を抱えて生活しているため、子供達が安心して治療継続ができるように、県の制度として可能な限りインスリン依存型糖尿病医療費助成の対象年齢の拡大が行われるよう配慮願いたい。徳島市八万町大坪  東 陽子   外五名審査未了一一七 の一一二・一三身体障害者施策の拡充等について  身体障害者施策の拡充等について、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。  のうち ① 重度心身障害者医療費助成制度を身体障害者手帳三級所持者まで早急に拡大すること。 ④ 身体障害者の県単独事業の諸施策については、他県に比べ相当な遅れがあると思われるので、早急に隣接県同等に引き上げを実施すること。社会福祉法人徳島県身体障害者連合会  会長   原 宗一審査未了一三四平成九 五・三〇著作物の再販売価格維持制度の存続について  独占禁止法に定める著作物の再販売価格維持制度については、消費者保護及び地方都市の言論や表現の多様性の維持にかかわる制度であること等のため、同制度の廃止反対を求める意見書を国に提出願いたい。徳島マスコミ文化共闘会議  議長   内藤富士雄審査未了一四二六・二〇中学校歴史教科書における「従軍慰安婦」記述の削除について  「従軍慰安婦」という言葉は近年になって造られた通俗用語であり、歴史教科書には不適当であること等のため、中学校歴史教科書から「従軍慰安婦」記述の削除を求める意見書を国に提出願いたい。徳島県建国記念の日奉祝会  会長   森下元晴審査未了一四七六・二七史実に基づいた歴史教育の推進について  中学校歴史教科書において「従軍慰安婦」に関する記述が掲載され、子供たちに正しい歴史を伝えることは、国家及び社会の形成者としての必要な資質を養うためにも不可欠であることから、史実に基づく豊かな歴史教育を進めることを求める議会決議が行われるよう配慮願いたい。八の日・平和を守る女たちの会  代表   森口由美子審査未了一五一六・三〇少数者や女性の人権に配慮し、国際的視野に立つ教科書の作成について  少数者や女性の人権に配慮し、国際的視野に立つ教科書の作成について、次の事項を求める意見書を国に提出願いたい。 ① 「従軍慰安婦」問題における女性の存在や憎むべき戦争の事実を誠実に伝えること。 ② 一人一人の個性が尊重される社会を提案し、実現するため、多様な家族像をイメージした教育を行うこと。ウィメンズカウンセリング徳島  代表   河野和代審査未了一五二六・三〇「従軍慰安婦」問題における史実に基づいた歴史教育の推進について  国際化の進むなか、子供を含む私たちは、自国の歴史的事実を認識し、自主的判断力をもって国際社会に対応する必要があるため、「従軍慰安婦」問題に関し、史実に基づいた歴史教育を推進する議会決議が行われるよう配慮願いたい。反核・憲法フォーラム・徳島  代表委員   矢野和友審査未了一五三六・三〇「従軍慰安婦」問題における正しい歴史教育の推進について  次代を担う子供たち等が、勇気を持って歴史の事実と向き合い、日本が侵略戦争によって惨禍を及ぼしたアジアの人々に対して誠実な謝罪と反省に立って、真の和解を実現していく事業を引き継いで行って欲しいため、「従軍慰安婦」問題について正しい歴史教育を推進する議会決議が行われるよう配慮願いたい。徳島県農業協同組合労働組合連合会  執行委員長   満寿川 誠審査未了一五四六・三〇「従軍慰安婦」問題における史実に基づいた歴史教育の推進について  過去の過ちを繰り返さず、アジア太平洋諸国を初めとする世界の人々とともに未来を切り開くこと等のため、「従軍慰安婦」問題に関し、史実に基づいた歴史教育を推進する議会決議が行われるよう配慮願いたい。新社会党徳島県本部  執行委員長   河村洋二審査未了一五五六・三〇史実に基づいた歴史教育の推進について  「従軍慰安婦」問題等については、日本の多くの中学校や高校において満足に取り上げられず、アジアの中高生との間に大きな事実認識の差を生み出しており、二一世紀に大きな禍根を残しかねないことから、真実を見抜く力と勇気を広げていくため、史実に基づいた歴史教育を推進する議会決議が行われるよう配慮願いたい。徳島県教職員組合  委員長   生田治夫    外一名審査未了一六〇 七・一中学校教科書における「従軍慰安婦」の記述削除の反対について  侵略の事実を見つめることが過ちを繰り返さないためにも大切であること等のため、中学校教科書における「従軍慰安婦」の記述削除を求める意見書を国に提出しないよう配慮願いたい。子どもと教育・くらしを守る徳島県教職員の会
     代表世話人   喜多啓二審査未了一六一 七・一真実に基づいた歴史教育の推進について  「従軍慰安婦」問題における過去の過ちを繰り返さないため、真実に基づいた歴史教育を推進する議会決議が行われるよう配慮願いたい。日本婦人会議徳島県本部  議長   高橋玉美審査未了一六二 七・一史実に基づいた歴史教育の推進について  国民が歴史の事実を正しく理解し、正しい理念と判断によって、国際人として、世界の人々と共に生きていくため、教科書に正しく「従軍慰安婦」問題を記述し、史実に基づいた歴史教育を推進する議会決議が行われるよう配慮願いたい。連合徳島退職者団体協議会  会長   奥田 勝審査未了一六三 七・一史実に基づいた歴史教育の堅持等について  「従軍慰安婦」問題を謙虚に受け止め、悲惨な歴史を繰り返さない強い決意を持ち、平和で安全な社会に貢献する愛の心で生きていく人づくり等が求められているため、史実に基づいた歴史教育を堅持し、国際人としての人間を育てる教育を推進する議会決議が行われるよう配慮願いたい。徳島県退職女性教職員協議会  会長   磯田正江審査未了一六四 七・一正しい歴史教育の推進について  「従軍慰安婦」問題においては、自国の行った加害行為にしっかりと向き合うことがアジア各国、太平洋諸国との真の友好関係の確立になるため、歴史的事実に対する誠実な姿勢を表明し、正しい歴史教育を推進する議会決議が行われるよう配慮願いたい。徳島地区労働組合協議会  会長   井原武重審査未了一六五 七・一歴史の事実に基づく歴史教育の推進について  次代を担う子供たち等が、勇気を持って歴史の事実と向き合い、日本が侵略戦争によって惨禍を及ぼしたアジア隣人たちに対し、誠実な謝罪と反省に立った償いを果たし、真の和解を実現していく事業を引き継いでいって欲しいため、「従軍慰安婦」問題について歴史の事実に基づく歴史教育を支持する議会決議が行われるよう配慮願いたい。徳島人権・平和運動センター女性連絡会  代表   高開千代子審査未了一六六 七・一中学校歴史教科書における「従軍慰安婦」の記述削除の反対について  直接教育内容に関する事柄は、本来自由な自主的研究に基づいて決められるべきものであり、議会の多数決などの政治的圧力によって左右されてはならないこと等のため、中学校歴史教科書における「従軍慰安婦」の記述削除を求める意見書を国に提出しないよう配慮願いたい。新日本婦人の会徳島県本部  代表者   石躍芳江審査未了一六七 七・一中学校歴史教科書における「従軍慰安婦」の記述削除の反対について  中学生の知る権利等を否定する中学校歴史教科書における「従軍慰安婦」の記述削除を求める意見書を国に提出しないよう配慮願いたい。憲法を学ぶ徳島女性の会  代表世話人   小川洋子審査未了一六八 七・一史実に基づいた歴史教育の推進について  「従軍慰安婦」制度の事実から目をそらすことなく、二度と過ちをおかさないためにも「従軍慰安婦」の事実を教科書に記述して、子供たちに正しく教えていくことが必要であること等のため、史実に基づいた歴史教育を進める議会決議が行われるよう配慮願いたい。徳島市農協職員労働組合  執行委員長   春田 洋審査未了一六九 七・一中学校歴史教科書における事実に基づく正確な「従軍慰安婦」の記述について  中学校歴史教科書における「従軍慰安婦」記述については、国の方針に従って歴史の事実に基づいた歴史教育を隠すことなく記述・推進する議会決議が行われるよう配慮願いたい。親が教える家庭での性教育  代表   石田邦子審査未了一七〇 七・一歴史の事実に基づく歴史教育の支持について  「従軍慰安婦」問題については、国家による侵略戦争によって、再び惨禍が来ないよう、歴史の事実に基づく歴史教育を支持する議会決議が行われるよう配慮願いたい。メンズリブ徳島  代表   加藤明夫    外一名審査未了一七一 七・一中学校歴史教科書における「従軍慰安婦」の記述削除の反対について  教科書は憲法・教育基本法に基づいて学問研究の成果をもとに自主的判断によって編集されるべきものであるため、中学校歴史教科書における「従軍慰安婦」の記述削除を求める意見書を国に提出しないよう配慮願いたい。徳島県歴史教育者協議会  会長   中内輝彦審査未了一七七八・一三学校歴史教科書における「従軍慰安婦」の記述削除の反対について  「従軍慰安婦」の存在等を子孫に伝え、子孫が同じ過ちを繰り返さないようにすることこそ、私たちの使命であること等のため、「従軍慰安婦」問題を慎重に審議し、中学校歴史教科書における「従軍慰安婦」の記述削除を求める意見書を国に提出しないよう配慮願いたい。徳島弁護士会  会長   早渕正憲審査未了一七八八・一九中学校歴史教科書の「従軍慰安婦」記述削除について  次代を担うべき子供たちに正しい歴史を教え、日本人であることを誇り得る教育を考えるとき、「従軍慰安婦」の記述は不適当であるため、中学校歴史分野全教科書から「従軍慰安婦」に関する記述削除を求める意見書を国に提出願いたい。「徳島聖書研究会」  会長   横山 衛   外一二名審査未了一八二一〇・六中学校歴史教科書における「従軍慰安婦」の記述削除の反対について  次代を担う子供たちがアジアの人々との友好関係を築きあげていくうえで、アジア太平洋戦争の真実を知っておくことは欠かせない条件であること等のため、中学校歴史教科書から「従軍慰安婦」記述の削除を求める意見書を決議しないよう配慮願いたい。生活協同組合とくしま生協  理事長   林 みす子審査未了二〇二一二・二二障害児学級の設置等について  障害児学級で学ぶ子供たちの教育環境を改善し、教育効果を高めるため、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。  のうち ① 障害児学級担当教員を増員すること。 ② 一人でも要望があれば、障害児学級を設置すること。藤の会(障害児学級で学ぶ子を持つ親の会)  代表   高橋博美審査未了 △請願・陳情閉会中継続審査申出書(土木委員会)    請願・陳情閉会中継続審査申出書 本委員会に付託された請願・陳情を次のとおり閉会中も、なお、継続して審査する必要があると決定しましたから、徳島県議会会議規則第七十五条の規定により申し出ます。   平成十年七月二十八日               土木委員長 原   秀 樹 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿   (請 願)受理 番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者住所氏名理由一九平成七 六・一九阿南市福井町椿地川の改修及び下流域周辺の水害防止対策について  阿南市福井町椿地川の改修及び下流域周辺の水害防止対策が検討実施されるよう配慮願いたい。(猿瀧 勝)椿地川周辺水害対策協議会  会長   青木新太郎    外一六名審査未了二一 の二六・二三土木事業の施行について  海部町姫能山地区における洪水等による家屋、農地の被害を防ぐため、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。  のうち ① 大堰上流に溜まるバラスを一・五メートル程度取り除き、その後毎年取り除くこと。 ③ 能山堤下流の樋門を一・五メートル程度に拡張するとともに、同樋門を電動化すること。(平岡一美 遠藤一美 児島 勝) (杉本直樹 西沢貴朗) (岡本富治 谷 善雄)海部町姫能山町内会長  西山勝喜   外九名審査未了八二平成八 六・二一徳島北灘線地方道路整備事業における卯辰峠を含む山道部分のトンネル化について  県道徳島北灘線については、卯辰峠を含む山道部分をトンネル化することにより、徳島と高松を結ぶ産業道路としての役割が増すことが期待される等のため、徳島北灘線地方道路整備事業において当該区域のトンネル化が実現されるよう配慮願いたい。(亀井俊明 吉田忠志 榊 武夫)県道徳島北灘線整備事業北灘西促進期成同盟会  会長   鍋島儀一    外三名審査未了一三一平成九  三・四徳島県営住宅の設置及び管理に関する条例の改正に伴う県営住宅の建設促進等について  徳島県営住宅の設置及び管理に関する条例の改正に伴い、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。  のうち ① 県営住宅を大量に建設・整備すること。 ③ 病気や失業、収入減など、低所得者などへの家賃の減免制度を整備・充実すること。(山田 豊)徳島県生活と健康を守る会連合会  会長   板東光美審査未了二一八平成一〇  三・五運輸省港湾建設局における行政体制の充実について  港湾・空港建設事業を国民の負託に応えた良質で安全・防災に優れたものとするため、運輸省港湾建設局の行政体制の充実を求める意見書を国に提出願いたい。(木村 正 長池武一郎)全運輸省港湾建設労働組合小松島港支部  執行委員長   竹本吉夫審査未了二二三六・一九海部川流域堆積砂利の撤去について  農作物の冠水被害を防ぎ、住民の生活と安全を守るために、海部川に堆積している砂利を取り除き河床の低下が実現されるよう配慮願いたい。(平岡一美 木村 正 遠藤一美) (吉田忠志 児島 勝)海部郡海部町高園町内会  会長   北村孝行    外一名審査未了二二四 の一六・一九桑野川の改修について  住民の生命と財産が保護され、安心して生活ができるようにするため、次の事項の実現について配慮願いたい。 ① 桑野川下流の引堤を早期に完成させること。 ② 桑野川を浚渫すること。(遠藤一美 猿瀧 勝 谷 善雄)桑野地域振興協議会  会長   清水 智   外二七名審査未了二二六六・二三阿南市内各地の雨水の排水対策について  雨水の排水対策を抜本的に講ずるため、次の事項の実現について配慮願いたい。 ① 徳島県管理河川の桑野川、岡川、福井川、椿川及び熊谷川の改修を促進すること。
    ② 打樋川の樋門に設置されている排水ポンプの排水能力を高めること。 ③ 橘町大浦地区に排水ポンプ場を早期に設置すること。 ④ 排水ポンプ場の新増設について、県費補助制度を創設すること。(谷 善雄 猿瀧 勝 遠藤一美)桑野川改修期成同盟会  会長   野々宮文雄     外五名審査未了二二八六・二四海部川流域堆積砂利の撤去について  農作物の冠水被害を防ぎ、住民の生活と安全を守るために、海部川に堆積している砂利を取り除き河床の低下が実現されるよう配慮願いたい。(平岡一美 木村 正 遠藤一美) (児島 勝 杉本直樹 谷 善雄)海部川流域を守る会  会長   鍛治崎郁次   外二三五名審査未了   (陳 情)受理 番号受理 年月日件名・要旨提出者住所氏名理由二平成七 五・一五徳島東部都市計画区域内の市街化調整区域における開発適地の市街化区域への編入について  徳島東部都市計画区域内の市街化調整区域における開発適地については、市街化区域へ編入されるよう配慮願いたい。全日本不動産政治連盟徳島県支部  代表者   古川泰男審査未了三五・一六主要地方道由岐大西線の整備について  主要地方道由岐大西線の整備について、現椿坂トンネルに隣接して第二トンネルの建設が実現されるよう配慮願いたい。椿町自治協議会会長  岡本敬男   外三名審査未了九五・一七文化の森南東斜面山間部一帯における住宅団地造成反対について  文化の森南東斜面山間部一帯約二十町歩の農地及び山林において計画されている住宅団地造成については、その施工により、森林伐採による自然環境破壊、大雨出水時の災害発生等を招くことから、同計画に対する開発許可がなされないよう配慮願いたい。文化の森南東斜面開発反対期成同盟会  代表世話人   中井彰一    外一名審査未了一〇五・二二一級河川江川の改修工事等について  一級河川江川の清流を取り戻すため、次の事項が早急に実現されるよう配慮願いたい。 ① 上流の水源湧水口の汚濁しゅんせつ並びに周辺の改修工事の施工及び生活環境の整備を行うこと。 ② 一級河川江川の起点から清美橋までの間の汚濁しゅんせつ並びに両岸の改修工事の施工及び生活環境の整備を行うこと。江川を清くする会  会長   喜島真市    外四名審査未了一八六・一六主要地方道阿南鷲敷日和佐線及び阿南小松島線の改良促進について  主要地方道阿南鷲敷日和佐線及び阿南小松島線の改良促進について配慮願いたい。加茂谷北岸線改良促進期成同盟会  会長   佐竹正之    外七名審査未了二三六・二九新町川左岸(南内町一丁目)の公園整備について  徳島市南内町一丁目の両国橋から富田橋間の新町川左岸について、次の事項が早急に実現されるよう配慮願いたい。 ① 両国橋から富田橋間における新町川左岸の公園内北側に市道に沿って遊歩道を建設すること。 ② こども交通公園の他地域への移転を図る等の措置を講じ、跡地を一般公園に整備し、広く県民に開放すること。南内町一丁目町内会長  里見泰昭  外二三名審査未了二八 の二八・一〇土木事業の施行について 一 県道新浜勝浦線における徳島市飯谷町日浦から勝浦町今山までの区間の道路新設工事及び今山から中山横瀬橋までの区間の二車線改良整備の早期完成について配慮願いたい。 一 県道石井引田線の整備促進及び上板町と石井町を結ぶ板名大橋架橋の早期着工について配慮願いたい。 一 国道一九五号の未改良部分の改良促進及び長安口ダム沿線の局部改良について配慮願いたい。 一 長安口ダムへの選択取水装置の設置について配慮願いたい。 一 県道土成徳島線の上板町第十堰樋門付近における道路局部改良について配慮願いたい。 一 主要地方道徳島引田線の国道昇格について配慮願いたい。 一 主要地方道津田川島線の整備促進及び同路線の国道昇格について配慮願いたい。 一 県道脇町三谷線における舞中島潜水橋の永久橋への架け替えについて配慮願いたい。 一 県道半田貞光線の改良促進について配慮願いたい。 一 主要地方道美馬塩江線における切久保地区の特改一種事業の早期完成、県境相栗峠付近の未改良区間の整備及び県道十二号線分岐、芝坂地区の人家密集地付近のバイパスによる整備促進について配慮願いたい。 一 国道一九三号の整備改良の促進について配慮願いたい。 一 美馬郡内の国道四三八号及び四九二号の早期整備改良について配慮願いたい。 一 一般国道三二号の香川県境から高知県境までの区間の早期整備について配慮願いたい。 一 主要地方道丸亀三好線の国道昇格について配慮願いたい。徳島県町村議会議長会  会長   山本牧男審査未了二九八・三〇公共事業(収用)にかかる代替地の取得について  公共事業(収用)にかかる代替地の取得について、地域の実情に合わせた開発許可等がなされるよう配慮願いたい。全日本不動産政治連盟徳島県支部  代表者   古川泰男審査未了四二一一・一〇主要地方道志度山川線の改良工事について  主要地方道志度山川線の改良工事については、阿波町役場前から同町商工会館北側へ日本敷物製造㈱徳島工場東側を通り、同町農業協同組合南三叉路から県道船戸切幡上板線へと取り繋ぎ、同町山の神へと改良されるよう配慮願いたい。阿波郡阿波町東柴生  宇津協太郎    外四名審査未了四六一一・一五名西郡石井町藍畑地区における違反建築物の移転等について  名西郡石井町藍畑地区において木工会社が違反建築物を設けて操業しているが、騒音及び粉塵等により周辺の生活環境が破壊されるため、当該会社の操業を即時に中止させるとともに、違反建築物の移転が早期に執行されるよう配慮願いたい。名西郡石井町藍畑  小出一次審査未了五三一二・七県道丸亀三好線仲南三好間の早期改良について  県道丸亀三好線仲南三好間が、道路改良事業の導入により、早期に改良されるよう配慮願いたい。県道丸亀三好線仲南三好間改良推進協議会  会長  香川県仲多度郡仲南町長   近石 勝    外三名審査未了六一平成八 二・二一官民境界確定に伴う立会いの早期実施について  官民境界確定に伴う立会いについては、境界確定協議の申請後二カ月余の期間を要し、不動産業務の遂行上障害となっていること等のため、当該立会いが申請後二週間程度で実施されるよう配慮願いたい。社団法人徳島県宅地建物取引業協会  会長   赤岩 清審査未了六四 三・一土木事業の施行について  のうち 一 県道三ツ木宮倉線の改良促進について配慮願いたい。 一 主要地方道志度山川線の改良促進及び同路線の国道昇格について配慮願いたい。 一 一級河川ほたる川における内水排除ポンプの設置について配慮願いたい。 一 山川町町道奥野井六三七号線及び同一〇号線の県道昇格について配慮願いたい。 一 美馬郡内における県立総合運動公園の設置について配慮願いたい。徳島県町村議会議長会  会長   山本牧男審査未了六八四・一七県道大井南島線の改良及び熊谷川の改修について  阿南市熊谷町シル谷付近の県道大井南島線については、狭隘であるとともに熊谷川等の増水時には通行できないため、当県道の改良及び当河川の改修に取り組まれるよう配慮願いたい。阿南市吉井町委員会  委員長   原  健    外三名審査未了七四五・三一主要地方道志度山川線の改良工事について  主要地方道志度山川線の改良工事については、阿波町役場前から同町商工会館北側へ日本敷物製造㈱徳島工場東側を通り、同町農業協同組合南三叉路から県道船戸切幡上板線へと取り繋ぎ、同町山の神へと改良されるよう再度陳情しますので、配慮願いたい。阿波郡阿波町東柴生  宇津協太郎    外四名審査未了八三六・二四主要地方道志度山川線の改良工事について  主要地方道志度山川線の改良工事については、阿波町役場前から同町商工会館北側へ日本敷物製造㈱徳島工場東側を通り、同町農業協同組合南三叉路から県道船戸切幡上板線へと取り繋ぎ、同町山の神へと改良されるよう配慮願いたい。阿波郡阿波町東原  岩本雅雄   外四名審査未了八四六・二四阿南市小勝・後戸地区公共用地への「簡易保険総合レクセンター」の建設について  阿南市橘湾小勝・後戸地区公共用地に、住民の心身の保養及び健康を増進すること等のため、クワハウスやプール等の整備された約一〇ヘクタールの「簡易保険総合レクセンター」が建設されるよう配慮願いたい。阿南市富岡町トノ町  阿南市長   野村 靖    外一名審査未了九二七・一七紀淡連絡道路建設促進について  太平洋新国土軸の形成等を図るため、紀淡連絡道路の建設について次の事項が実現されるよう配慮願いたい。 ① 紀淡連絡道路の調査を促進し、早期事業化を図ること。 ② 紀淡連絡道路を広域幹線道路として、国道路線に指定すること。 ③ 紀淡連絡道路について、豊富な経験と高度な技術を有する本州四国連絡橋公団の積極的な活用を図ること。 ④ 紀淡連絡道路及び関連する広域道路網の整備推進について、所要の事業費を確保すること。紀淡連絡道路建設徳島県推進協議会
     会長   岡元大三審査未了一〇四一〇・二徳島県営鳴門陸上競技場の改修について  県営鳴門陸上競技場において、天皇杯等のサッカーの公式戦を開催すること等のため、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。 ① 競技場となる芝生部分の面積を縦一〇六メートル、横六九メートルに拡大するとともに、フィールド内のサッカー競技等に支障となる設備等を移動すること。 ② 観客席を二万席以上にするため、バックスタンドを固定席に改修すること。 ③ 照明装置を一五〇〇ルクス以上に改善すること。徳島県サッカー協会  会長   川端茂夫   外一九名審査未了一〇五一〇・二鳴門陸上競技場の改修について  鳴門陸上競技場については、二〇〇二年のワールドカップ参加チームのキャンプ地として利用されること及び地元サッカーチームがJリーグ二部に昇格すること等のため、当競技場が早期に改修されるよう配慮願いたい。大塚FCヴォルティス徳島サポーターズクラブ  代表   浜口 斉審査未了一〇八 の二一〇・一五県道大井南島線の改良促進について  県道大井南島線の十八女大橋より西側については、狭隘であること等のため、当県道の改良が早期に着工されるよう配慮願いたい。総合農地防災事業対策委員長  中田 昇   外二名審査未了一〇九一一・六土木事業の施行について 一 岡川の河川改修の早期着工について配慮願いたい。 一 一般県道大井南島線の那賀川橋から下大野町までの区間の拡張工事について配慮願いたい。 一 大津田川の河川改修及び大津田橋の架け替えについて配慮願いたい。 一 主要地方道羽ノ浦福井線の早期改良について配慮願いたい。 一 主要地方道阿南鷲敷日和佐線及び主要地方道阿南小松島線の早期改良について配慮願いたい。 一 阿南市中大野町シル谷周辺の一般県道大井南島線の早期改修について配慮願いたい。阿南市西部開発期成同盟会  会長   遠藤一美    外一名審査未了一二三 の二平成九 二・二一土木事業の施行について 一 国道一九三号における木沢村名古ノ瀬から同村沢谷までの区間の改良工事の促進について配慮願いたい。 一 県道板野川島線の早期完成について配慮願いたい。 一 半田町道大藤線の県道昇格及び整備改良促進について配慮願いたい。 一 三好郡内における県立総合運動公園の整備について配慮願いたい。徳島県町村議会議長会  会長   山本牧男審査未了一七三 七・七県道阿南小松島線のバイパス早期着工について  県道阿南小松島線については、阿南市加茂町の樫野石灰工業㈱より同市阿瀬比町間が狭隘等で安全通行に不安な現状にあるため、同県道のバイパスが早期着工されるよう配慮願いたい。県道小松島阿瀬比線バイパス推進委員会  加茂町委員会委員長   西 敏晴    外三名審査未了二〇三平成一〇 一・二一国道一九五号における国道五五号との交差点から橘坂までの道路改良等について  国道一九五号における国道五五号との交差点から橘坂までの阿南第二中学校の通学路区間については、狭隘であるとともに交通量が多く危険であること等のため、当該区間の道路改良等が行われるよう配慮願いたい。橘町地域の安全を守る会  会長   馬着泰資    外四名審査未了二一〇二・二五土木事業の施行について 一 美馬郡内における国道及び県道の交差点改良(右折車線の新設)の促進について配慮願いたい。 一 三好郡東部北岸地域の交通渋滞解消のため、一般国道三二号と連結する主要地方道鳴門池田線の敷地地区におけるバイパスの早期建設について配慮願いたい。徳島県町村議会議長会  会長   田野一二三審査未了 △陳情閉会中継続審査申出書(総合交通対策特別委員会)    陳情閉会中継続審査申出書 本委員会に付託された陳情を次のとおり閉会中も、なお、継続して審査する必要があると決定しましたから、徳島県議会会議規則第七十五条の規定により申し出ます。   平成十年七月二十八日           総合交通対策委員長 柴 田 嘉 之 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿   (陳 情)受理 番号受理 年月日件名・要旨提出者住所氏名理由二八 の三平成七 八・一〇四国横断自動車道高松阿南ルートにおける勝浦郡経由コースの設定等について  のうち 一 四国縦貫自動車道において市場町上喜来字円定付近にインターチェンジが設置されるよう配慮願いたい。徳島県町村議会議長会  会長   山本牧男審査未了四一一〇・一二阿南安芸自動車道の整備促進について  平成九年度予定の明石海峡大橋開通による道路網整備効果を、四国東南地域全体に波及させるため、阿南安芸自動車道が早期に整備・着手されるよう配慮願いたい。徳島県海部郡・高知県安芸郡議長連合会  会長   安岡順作審査未了六四平成八  三・一土木事業の施行について  のうち 一 阿南安芸自動車道の早期整備及び早期着手について配慮願いたい。徳島県町村議会議長会  会長   山本牧男審査未了一九一 の一平成九 一一・一七猪ノ鼻第二トンネル(仮称)の建設を含めた一般国道三二号の地域高規格道路としての整備促進について  一般国道三二号については、高速道路網を活用した沿線地域の発展・活性化及び凍結時等における安全性の確保を図るため、現猪ノ鼻トンネルより低い位置での猪ノ鼻第二トンネル(仮称)の建設を含めた地域高規格道路として整備されるよう配慮願いたい。三好経済同友会会長  内田和利   外七名審査未了二〇八平成一〇 二・二四一般国道一九三号における地域高規格道路の指定について  一般国道一九三号における四国縦貫自動車道の脇町インターチェンジから高松空港に至る区間は、広域交通拠点間を結ぶ質の高い道路整備が望まれているものの、冬季における凍結等安全性に劣るため、当該区間が地域高規格道路に指定され、整備に向けた調査が推進されるよう配慮願いたい。国道一九三号脇町・塩江間整備促進期成同盟会  会長  脇町長   佐藤 淨審査未了 △請願・陳情閉会中継続審査申出書(同和・人権・環境対策特別委員会)    請願・陳情閉会中継続審査申出書 本委員会に付託された請願・陳情を次のとおり閉会中も、なお、継続して審査する必要があると決定しましたから、徳島県議会会議規則第七十五条の規定により申し出ます。   平成十年七月二十八日       同和・人権・環境対策委員長 大 西 章 英 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿   (請 願)受理 番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者住所氏名理由八七平成八 六・二七選択的夫婦別姓の導入など民法改正について  選択的夫婦別姓の導入など民法改正に関し、次の事項を求める意見書を国に提出願いたい。 ① 夫婦の姓について、氏名権は個人の権利であり、選択的夫婦別姓制度を導入することとし、同姓、別姓間の転換は希望する本人の自由選択にすること。 ② 子の姓は出生時に父母の協議で決め、子が一定年齢に達した時点で本人の選択による変更を認めることとし、子の姓の決定を婚姻の要件にしないこと。 ③ 離婚した女子のみに設定している再婚禁止期間は根拠がなく廃止すること。 ④ 非嫡出子の相続を嫡出子と同等とするとともに、婚外子に対する戸籍上の差別的取り扱いも改正すること。(山田 豊)新日本婦人の会徳島県本部  代表者   石躍芳江審査未了九〇 七・二民法の一部を改正する法律の早期制定について  民法の一部を改正する法律について、個人の多様な生き方や異なる価値観を尊重するため、法制審議会の答申にそって、選択的夫婦別姓制度の導入を早期に求める意見書を国に提出願いたい。(原 秀樹 木内信恭 榊 武夫) (大田 正 冨浦良治 庄野昌彦) (長尾哲見 森本尚樹 大西章英) (山田 豊 橋本弘房)選択的夫婦別姓制度導入に賛成する徳島県民の会  世話人   乾 晴美    外二名審査未了一七九平成九 八・二六阿南市新野町助道に計画されている産業廃棄物焼却処理施設建設の反対について  阿南市新野町助道に計画されている産業廃棄物焼却処理施設は、地域住民の生活環境・自然環境に多大な影響を与えること等のため、同施設が建設されないよう配慮願いたい。(遠藤一美 猿瀧 勝 谷 善雄)阿南市新野町振興会  会長   金久健治   外一二名審査未了一九三一二・四阿南市新野町助道における産業廃棄物中間処理施設の設置計画に伴う対応について  阿南市新野町助道における産業廃棄物中間処理施設の設置計画については、地域住民の意向を十分配慮した適正な対応がなされるよう配慮願いたい。(遠藤一美 猿瀧 勝 谷 善雄)阿南市長  野村 靖   外一名審査未了一九四一二・四阿南市福井町久保野における産業廃棄物最終処分場の設置計画に伴う対応について
     阿南市福井町久保野における産業廃棄物最終処分場の設置計画については、地域住民の意向を十分配慮した適正な対応がなされるよう配慮願いたい。(遠藤一美 猿瀧 勝 谷 善雄)阿南市長  野村 靖   外一名審査未了一九五一二・四阿南市福井町久保野地区における産業廃棄物処理場設置許可の絶対反対について  阿南市福井町久保野地区における産業廃棄物処理場設置計画については、当該施設の設置に伴う有害物質の流出等により、福井川流域一帯の水質汚染が拡大し、福井町民の生活を脅かすこと等のため、当該施設の設置が許可されないよう配慮願いたい。(猿瀧 勝)阿南市福井町協議会  会長   宮本賀臣    外一名審査未了一九六一二・四阿南市新野町助道に建設されている産業廃棄物中間処理施設建設の反対について  阿南市新野町助道に建設されている産業廃棄物中間処理施設については、当該施設の設置に伴う周辺地域の大気や水の汚染が農・畜産物に悪影響をもたらすこと等のため、当該施設の建設が中止されるよう配慮願いたい。(遠藤一美 猿瀧 勝 谷 善雄)桑野地域振興協議会  会長   清水 智審査未了二二二平成一〇  六・四株式会社カツミョウの産業廃棄物焼却炉について  ダイオキシン等の汚染から町を守るため、阿波郡阿波町字南谷島にある株式会社カツミョウの産業廃棄物焼却炉に関し、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。 ① 焼却炉の営業許可を出さないこと。 ② 焼却炉を撤去させること。(湊 庄市)阿波の生活環境を守る会  会長   切中義弘審査未了   (陳 情)受理 番号受理 年月日件名・要旨提出者住所氏名理由二二平成七 六・二七市場町大俣原渕地区における産業廃棄物最終処分場の処分業許可取り消しについて  市場町大俣原渕地区において設置されている産業廃棄物最終処分場の処分業許可が取り消されるよう配慮願いたい。阿波郡市場町大俣  板東 進   外九名審査未了一一九平成九  二・三アイドリング禁止条例の制定について  暖気運転の時間を規制するとともに民家付近や道路上でのアイドリングの無駄を省き環境と人に優しい町にするため、アイドリング禁止条例が制定されるよう配慮願いたい。鳴門市撫養町南浜  馬居文子審査未了 △請願閉会中継続審査申出書(水資源・下水道対策特別委員会)    請願閉会中継続審査申出書 本委員会に付託された請願を次のとおり閉会中も、なお、継続して審査する必要があると決定しましたから、徳島県議会会議規則第七十五条の規定により申し出ます。   平成十年七月二十八日        水資源・下水道対策委員長 北 島 勝 也 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿   (請 願)受理 番号受理 年月日件名・要旨 (紹介議員氏名)提出者住所氏名理由一二五平成九 二・二六細川内ダムの建設について  細川内ダムの建設については、那賀川流域の生活用水等の安全確保に欠くことができないため、次の事項が実現されるよう配慮願いたい。  のうち ② 細川内ダムの建設は、県南地域の産業振興の面から必要であることの認識を新たにするため、県南部県民の世論を結集した期成同盟会の結成と県民集会を開催すること。(平岡一美 遠藤一美 木村 正) (児島 勝 岡本富治 長池武一郎) (谷 善雄 猿瀧 勝 西沢貴朗)阿南市長  野村 靖審査未了   ──────────────────────── ○議長(俵徹太郎君) 次に、日程第三、「議案第二十三号・公安委員会委員の任命について」を議題といたします。 お諮りいたします。 本件は、成規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(俵徹太郎君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 これより「議案第二十三号・公安委員会委員の任命について」を起立により、採決いたします。 本件は、これに同意することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立全員であります。 よって、本件は、これに同意することに決定いたしました。   ──────────────────────── ○議長(俵徹太郎君) 次に、日程第四、「議第三号・警察官の増員に関する意見書より第五号に至る計三件」を議題といたします。 お諮りいたします。 以上の三件は、提出者の説明を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(俵徹太郎君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。   (「なし」と言う者あり) ○議長(俵徹太郎君) 質疑なしと認めます。 お諮りいたします。 以上の三件については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(俵徹太郎君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 八番・山田豊君。   (山田議員登壇) ◆八番(山田豊君) 私は、日本共産党を代表して、「議第三号・警察官の増員に関する意見書」について、反対の立場で討論をいたします。 国民の生命、身体、財産の保護という住民の安全に奉仕する警察の責務を不偏不党の立場で果たすために、必要な警察官の確保は私も大いに賛成であります。すなわち刑事・交通・保安警察官の増員強化には賛成でありますけれども、現在の警察は、先ほども指摘した東京高裁で組織的盗聴が行われた事実を厳しく指摘されても、一切謝罪もしない、事実を認めないなど、住民の安全と対立する警備・公安偏重の状況にあり、この警備・公安警察が財政・人事組織の中心となっております。したがって、この警備・公安警察を廃止して、刑事警察などの増員を図るなど抜本的な対策が必要だと考えます。 しかし、このような指摘なしの安易な増員に議第三号はなっているという点から、この議第三号については反対をいたします。 議員各位の御賛同をお願いして討論を終わります。 ○議長(俵徹太郎君) 三十三番・四宮肇君。   (四宮議員登壇) ◆三十三番(四宮肇君) ただいま山田議員から反対討論のございました警察官の増員に関する意見書について、賛成の立場で討論いたします。 本県は、四月五日に県民待望の明石海峡大橋が開通し、さらに来年には四国縦貫自動車道の延伸が予定されているなど、まさに高速交通、大交流の時代に入っており、今後大きな経済効果が期待されております。 こうした社会基盤の整備は、県内治安にも大きな影響を与え、流入交通量の大幅増加をもたらすとともに、交通事故の増大、犯罪の広域化、スピード化傾向は今後ますます進展するものと懸念されます。加えて、さきの付託総務委員会でも論議されましたように、外国人犯罪や少年非行も増加、悪質化の傾向にあり、また社会経済情勢を反映した廃棄物事犯、経済事犯も多発傾向にあるなど、各般にわたって警察需要はますます増大し、警察官の業務負担も過重となっております。 こうした厳しい情勢に適切に対処し、県民が安全で安心して暮らせる社会を確保するためには、県警察の活動に期待するところ非常に大であり、この機会に警察官の増員を図って、警察の体制を整え、良好な治安を維持し、県民の負託にこたえていただくよう望むものであります。 また、警察はあらゆる部門の総合力を発揮して治安の維持を図っているところであり、特定の部門を廃止して体制を整備するとの意見には賛成しかねるところであります。 以上、警察官の増員に関する意見書について、賛成の立場から討論するものであります。 満場の皆様方の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(俵徹太郎君) 二十六番・児島勝君。   (児島議員登壇) ◆二十六番(児島勝君) 四宮議員と重なる部分もありますが、「議第三号・警察官の増員に関する意見書」に賛成の立場で討論をいたします。 昨今の変化の激しい社会情勢、あるいは経済情勢を背景に、治安情勢には厳しいものがあり、県民生活の平穏に不安を感じているところでございます。 交通事故の状況を見てみますと、昨年交通事故でとうとい命を失った方が百名に達し、本年も既に五十二名の方が亡くなられているという厳しい状況にあります。 さらに、犯罪面におきましても、昨年外国人犯罪の検挙件数が過去最高となり、着実に増加しているほか本年に入ってからは強盗事件等重要事件の増加、あるいは県北部を中心とした地域での窃盗事件の急増等、県内治安はますます厳しさを増している状況にございます。 本県は、四月五日の明石淡路鳴門自動車道の開通により、阪神圏と陸路で直結するとともに、高速道路の整備が急速に進展するほか、大交流、大競争の時代を迎え、県警察においては治安の悪化を懸念して特別地域安全運動を展開するなど、犯罪、事故の予防と地域安全の基盤の強化を努めるとともに、発生した犯罪に機敏に対応し、現在のところ比較的に平穏な状況にございます。 しかし、明石海峡大橋開通後、確実に犯罪の増加、交通事故の増大といった状況が見られ、今後県内治安の急速な悪化が懸念をされるところであり、この際、県警察官の増員を強力に国に働きかけるとともに、県としても真剣にこの問題に取り組み、県内の治安維持の万全を図る必要があると考えるものであり、警察官の増員に賛成するものであります。 なお、過般の決して風化はしてはならないオウム真理教の一連の事件や、全国各地で発生を見ております集団密入国事件等を見ますときに、機動隊等の集団警備力等の必要性を痛感しており、警察各部門の活動が総合されて治安が維持されているものであると認識をしているところであります。一部に特定の部門を廃止、あるいは縮小するというような意見には決して賛同しかねるところであります。 以上、意見を申し上げ賛成討論といたします。 ○議長(俵徹太郎君) 以上をもって、通告による討論は終わりました。 これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 まず、「議第三号・警察官の増員に関する意見書」を起立により、採決いたします。 本件は、これを原案のとおり決することに御賛成の方は、御起立を願います。   (賛成者起立) ○議長(俵徹太郎君) 起立多数であります。 よって、本件は、原案のとおり可決されました。 次に、「議第四号・じん肺患者救済とじん肺対策の充実を求める意見書及び議第五号の計二件」を採決いたします。 以上の二件は、これを原案のとおり決することに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(俵徹太郎君) 御異議なしと認めます。 よって、以上の二件は、原案のとおり可決されました。   ──────────────────────── △議第三号 警察官の増員に関する意見書 (参照) 議第三号    警察官の増員に関する意見書  右の議案を別紙のとおり徳島県議会会議規則第十四条の規定により提出する。   平成十年七月二十七日          提 出 者      樫 本   孝                     西 沢 貴 朗                     四 宮   肇                     猿 瀧   勝                     平 岡 一 美                     大 西   仁                     福 山   守                     児 島   勝                     榊   武 夫                     森 本 尚 樹  賛 成 者   阿 川 利 量  中 谷 浩 治  遠 藤 一 美   藤 田   豊  竹 内 資 浩  来 代 正 文   近 藤 政 雄  柴 田 嘉 之  亀 井 俊 明   木 村   正  岡 本 富 治  湊   庄 市   元 木   宏  佐 藤 圭 甫  川真田 哲 哉   杉 本 直 樹  原   秀 樹  吉 田 忠 志   谷   善 雄  北 島 勝 也  俵   徹太郎   冨 浦 良 治  庄 野 昌 彦  大 田   正   長 尾 哲 見  長 池 武一郎  大 西 章 英   橋 本 弘 房  谷 口   修  木 内 信 恭   久次米 圭一郎 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿   ────────────────────────    警察官の増員に関する意見書  本県は、平成十年四月五日の神戸・淡路・鳴門自動車道の全線開通により、京阪神圏域と陸路直結となり、さらに、瀬戸中央自動車道、西瀬戸自動車道と高速交通により連結する徳島自動車道も平成十一年の全線開通を目標に延伸工事が進んでおり、大交流、大競争の時代に入っている。  近年、犯罪の広域化、スピード化、国際化は顕著で、また、社会のグローバル化により予測のつかなかった犯罪の現出も見られ、本県においても、平成九年の外国人犯罪は七十六件の検挙と過去最高となったほか、犯罪被疑者に占める京阪神圏域居住者の増加、京阪神圏域との玄関口となった県北東地域において自動販売機荒らし事件が急増する等の変化がみられ、交通面においても、入り込み交通の増加による交通渋滞や交通事故の危険性が増大している。今後、交流、競争の更なる進展に伴い、予測のつかない事件、事故の発生が危惧されるほか、犯罪や交通事故の増加等による加速度的な治安の悪化が懸念されるところである。  他方、本県は、全国平均を上回るスピードで高齢化社会が進んでおり、県民保護の観点に立った地域に根ざした警察活動の推進も重要である。  このように警察需要は増大する一方にあるが、こうした治安情勢に的確に対処するため、本県警察では、業務の合理化、管理部門のリストラによる実働部門の強化、装備資器材の近代化等による内部努力により、高速道路交通警察隊の設置、外国人・組織犯罪対策体制の確立、地域安全対策、銃器・薬物対策や暴力団対策の強化等に努めてきたが、県内治安維持に万全を期するためには、より一層の警察の体制の整備が急務となっている。  よって、政府におかれては、本県のこのような事情を十分勘案され、所要の警察官の増員に特段の配意がされるよう強く要望する。  右、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                  議   長   名  提 出 先    内閣総理大臣    大蔵大臣    自治大臣    国家公安委員長    警察庁長官  協力要望先    衆参両院議長    県選出国会議員   ──────────────────────── △議第四号 じん肺患者救済とじん肺対策の充実を求める意見書 議第四号    じん肺患者救済とじん肺対策の充実を求める意見書  右の議案を別紙のとおり徳島県議会会議規則第十四条の規定により提出する。   平成十年七月二十七日          提 出 者      湊   庄 市                     佐 藤 圭 甫                     柴 田 嘉 之                     亀 井 俊 明                     藤 田   豊                     谷   善 雄                     杉 本 直 樹                     大 田   正                     長 尾 哲 見                     橋 本 弘 房          賛 成 者    提出者を除く全議員 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿   ────────────────────────    じん肺患者救済とじん肺対策の充実を求める意見書  健全で豊かな社会生活を続けていくためには、快適な職場環境の形成を促進し、職場における労働者の安全と健康を確保していくことが重要である。  これまで、じん肺については、作業環境の改善及び健康管理の充実等、国においても各種対策が講じられてきたところであるが、トンネル建設工事現場等における粉じんの吸入により、多数の労働者がじん肺に罹患し、今なお苦しみ続けている現状にある。  なかでも、トンネル建設工事現場におけるじん肺患者は、不十分な予防対策により人為的に発生させられた職業病であり、公共事業によって生み出されたこと等から、じん肺問題は、早急に解決を図るべき重大な社会問題、政治問題である。  よって政府は、じん肺患者の早期救済と新たなじん肺対策の充実を講じられるよう強く要望する。  右、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                  議   長   名  提 出 先    内閣総理大臣    農林水産大臣    通商産業大臣    運輸大臣    労働大臣    建設大臣    自治大臣  協力要望先    衆参両院議長    県選出国会議員   ──────────────────────── △議第五号 新たな農業基本法の制定に関する意見書 議第五号    新たな農業基本法の制定に関する意見書  右の議案を別紙のとおり徳島県議会会議規則第十四条の規定により提出する。   平成十年七月二十七日          提 出 者      湊   庄 市                     佐 藤 圭 甫                     柴 田 嘉 之                     亀 井 俊 明                     藤 田   豊                     谷   善 雄                     杉 本 直 樹                     大 田   正                     長 尾 哲 見                     橋 本 弘 房          賛 成 者    提出者を除く全議員 徳島県議会議長 俵   徹太郎 殿   ────────────────────────    新たな農業基本法の制定に関する意見書  本県の農業は、恵まれた水や肥沃な農地、豊かな自然条件の中で、野菜等の園芸作物を中心として発展し、京阪神地域の食料供給基地として重要な役割を担っている。  しかしながら、近年の農業・農村を取り巻く情勢は大変厳しい状況に置かれており、産業構造の変化や輸入農産物の増加等による価格の低迷、過疎化、高齢化の進行に伴う担い手不足など、多くの課題に直面している。  このような中、農業者が希望と誇りを持って取り組める農業と、誰もが訪れ住みたくなるような生き生きとした農村を実現するためには、中長期的視点に立った食料・農業・農村に関する力強い政策理念の提示が必要である。  よって、政府におかれては、次の事項を基本とした食料・農業・農村に関する新たな基本法を制定されるよう強く要望する。  一 二十一世紀に向けた国づくりの基本に、農業・農村を正当に位置づけるとともに、農業・農村の再構築と持続的な発展を実現するため、国民的な理解と合意を形成しながら新たな「国民的農業観」を確立すること。  一 安全な食料を安定的に供給するため、食料安全保障政策については国内生産を基本とし、主要農産物の国内生産目標と食料自給率の目標を明確にすること。  一 家族経営農業を基本とした多様な農業の担い手の育成と適切な価格・所得政策による経営安定政策の確立を図ること。  一 優良農地の継続的な確保と有効利用を図る基本政策を確立するとともに、新たな構造政策の推進体制を整備すること。なお、農地の土地投機対象への道を開くおそれのある、規制緩和の観点からの株式会社の農地取得は認めないこと。  一 水と緑を守る森林の育成など環境保全対策をはじめ、中山間地域など条件不利地域の活性化と定住条件を整備する基本政策を確立すること。  一 食料安全保障と地球環境保全のため、各国の持続的な農業生産を相互に尊重する新たな農産物貿易ルールの確立に向けた基本姿勢を明確にすること。  右、地方自治法第九十九条第二項の規定により意見書を提出する。   平成  年  月  日                  議   長   名  提 出 先    内閣総理大臣    農林水産大臣    自治大臣  協力要望先    衆参両院議長    県選出国会議員   ──────────────────────── ○議長(俵徹太郎君) 次に、日程第五、「常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続調査の件」を議題といたします。 お諮りいたします。 本件は、これを各委員会から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ございませんか。   (「異議なし」と言う者あり) ○議長(俵徹太郎君) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決定いたしました。   ──────────────────────── △閉会中継続調査申出書  (参照)    閉会中継続調査申出書  本委員会は、次の事件を閉会中もなお継続して調査する必要があると決定しましたので、徳島県議会会議規則第七十五条の規定により申し出ます。   平成十年七月二十八日               総務委員長 樫 本   孝 徳島県議会議長  殿    記 一 事 件 1 行財政対策について       2 徳島県新長期計画の推進について       3 警察施設の整備について 二 理 由 調査未了   ────────────────────────    閉会中継続調査申出書  本委員会は、次の事件を閉会中もなお継続して調査する必要があると決定しましたので、徳島県議会会議規則第七十五条の規定により申し出ます。   平成十年七月二十八日               経済委員長 湊   庄 市 徳島県議会議長  殿    記 一 事 件 1 商工業の振興及び雇用対策について       2 観光振興対策について       3 農林水産業の振興対策について 二 理 由 調査未了   ────────────────────────    閉会中継続調査申出書  本委員会は、次の事件を閉会中もなお継続して調査する必要があると決定しましたので、徳島県議会会議規則第七十五条の規定により申し出ます。   平成十年七月二十八日             文教厚生委員長 岡 本 富 治 徳島県議会議長  殿    記 一 事 件 1 福祉対策の推進について       2 保健医療対策の推進について       3 自然保護の推進について       4 文化振興対策の推進について       5 生涯学習の推進について       6 防災対策の推進について 二 理 由 調査未了   ────────────────────────    閉会中継続調査申出書  本委員会は、次の事件を閉会中もなお継続して調査する必要があると決定しましたので、徳島県議会会議規則第七十五条の規定により申し出ます。   平成十年七月二十八日               土木委員長 原   秀 樹 徳島県議会議長  殿    記 一 事 件 1 道路網の整備について       2 県土保全対策の推進について       3 都市施設の整備について       4 空港・港湾施設の整備について       5 住宅対策について       6 公営企業の経営について 二 理 由 調査未了   ────────────────────────    閉会中継続調査申出書  本委員会は、次の事件を閉会中もなお継続して調査する必要があると決定しましたので、徳島県議会会議規則第七十五条の規定により申し出ます。   平成十年七月二十八日             議会運営委員長 遠 藤 一 美 徳島県議会議長  殿    記 一 事 件 1 議会及び議会図書室の運営について       2 議会の会議規則、委員会に関する条例等について 二 理 由 調査未了   ──────────────────────── ○議長(俵徹太郎君) 以上をもって、今期定例会の会議に付議されました事件は、すべて議了いたしました。   ──────────────────────── ○議長(俵徹太郎君) 知事からあいさつがあります。 圓藤知事。   (圓藤知事登壇) ◎知事(圓藤寿穂君) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 議員各位におかれましては、御多忙中にもかかわりませず終始御熱心に御審議を賜り、提出いたしました議案につきましては、すべて原案どおり御決定をいただき、まことにありがとうございました。 御審議を通じまして議員各位から賜りました数々の貴重な御意見、御提言につきましては、今後の県政運営に当たりまして十分配意するとともに、さらに決意を新たにし、県勢発展のため最大限の努力を傾注してまいる所存であります。 さて、去る十三日に吉野川第十堰建設事業審議委員会におきまして、第十堰は可動堰で改築することが妥当である旨の意見が取りまとめられ、改築に伴う環境の保全や景観への配慮のほか、地元に対する十分な説明を行うことなどの附帯条件とともに、建設省、四国地方建設局長に報告されました。これを受け、去る二十一日には建設大臣から審議委員会の意見を尊重するとの方針が示され、附帯条件についても、環境影響評価について新しい法に基づく手続を実施するなど、順次具体化していく旨の発言があり、事実上、事業実施が認められたところであります。 今後は、審議委員会で取りまとめられました意見が十分反映された可動堰に早期に改築されるよう、建設省に要望してまいりたいと考えておりますので、関係各位のなお一層の御支援をお願いいたします。 終わりになりましたが、報道関係の皆様方の御協力に対しましても厚く御礼申し上げます。 議員各位におかれましては、時節柄ますます御自愛の上、県勢発展のため御活躍されるよう心からお祈りいたしまして、閉会のごあいさつといたします。 どうもありがとうございました。(拍手)   ──────────────────────── ○議長(俵徹太郎君) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 今期定例会は、去る六月二十四日開会以来、三十五日間にわたり終始御熱心に御審議を賜り、本日閉会の運びとなりました。ここに深甚なる敬意と感謝の意を表する次第であります。 また、連日、議会運営に御協力くださいました知事を初め理事者各位並びに報道機関の皆様方に対しましても、心からお礼を申し上げる次第であります。 今期定例会におきましては、地方分権、環境対策、経済対策、また建設業法の施行に関する問題等々、県政各般にわたる重要課題について活発な議論を展開されたところであります。 とりわけ去る四月には明石海峡大橋が開通し、本州と陸路で直結いたしましたが、我が徳島県には大いなる飛躍をする上で本年は非常に重要な意味を持っております。圓藤知事を初め理事者各位におかれましては、今議会の論議を通じて各議員より述べられました意見、提言を十分に尊重されますとともに、みずからが先頭に立って活力ある、そして個性的で魅力ある郷土徳島づくりために邁進されますことを期待してやまない次第であります。 時下、酷暑のみぎりであります。 どうか皆様方におかれましては、十分御自愛の上、県勢発展のため、ますます御活躍賜りますよう心から御祈念を申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。(拍手)   ──────────────────────── ○議長(俵徹太郎君) これをもって、平成十年六月徳島県議会定例会を閉会いたします。      午後零時十分閉会   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  地方自治法第百二十三条第二項の規定による署名者            議  長   俵     徹 太 郎            副 議 長   木  内  信  恭            議  員   岡  本  富  治            議  員   福  山     守            議  員   冨  浦  良  治            議  員   長  池  武 一 郎...