• "集中対策期間"(/)
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  1. 広島県議会 2021-02-03
    2021-02-03 令和3年生活福祉保健委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和3年生活福祉保健委員会 本文 2021-02-03 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 135 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯質疑柿本委員選択 2 : ◯答弁医療介護人材課長選択 3 : ◯質疑柿本委員選択 4 : ◯答弁医療介護人材課長選択 5 : ◯質疑柿本委員選択 6 : ◯答弁医療介護人材課長選択 7 : ◯質疑柿本委員選択 8 : ◯答弁医療介護人材課長選択 9 : ◯質疑柿本委員選択 10 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 11 : ◯質疑柿本委員選択 12 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 13 : ◯質疑柿本委員選択 14 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 15 : ◯要望質疑柿本委員選択 16 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 17 : ◯質疑柿本委員選択 18 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 19 : ◯要望質疑柿本委員選択 20 : ◯答弁総括官健康危機管理)) 選択 21 : ◯質疑柿本委員選択 22 : ◯答弁総括官健康危機管理)) 選択 23 : ◯要望柿本委員選択 24 : ◯質疑(竹原委員) 選択 25 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 26 : ◯要望(竹原委員) 選択 27 : ◯質疑(西本委員) 選択 28 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 29 : ◯要望質疑(西本委員) 選択 30 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 31 : ◯要望質疑(西本委員) 選択 32 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 33 : ◯要望質疑(西本委員) 選択 34 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 35 : ◯要望(西本委員) 選択 36 : ◯質疑(井原委員) 選択 37 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 38 : ◯質疑(井原委員) 選択 39 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 40 : ◯質疑(井原委員) 選択 41 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 42 : ◯質疑(井原委員) 選択 43 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 44 : ◯質疑(井原委員) 選択 45 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 46 : ◯質疑(井原委員) 選択 47 : ◯答弁(健康福祉局長) 選択 48 : ◯質疑(井原委員) 選択 49 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 50 : ◯質疑(井原委員) 選択 51 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 52 : ◯質疑(井原委員) 選択 53 : ◯答弁総括官健康危機管理)) 選択 54 : ◯質疑(井原委員) 選択 55 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 56 : ◯質疑(井原委員) 選択 57 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 58 : ◯質疑(井原委員) 選択 59 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 60 : ◯質疑(井原委員) 選択 61 : ◯答弁総括官健康危機管理)) 選択 62 : ◯質疑(井原委員) 選択 63 : ◯答弁総括官健康危機管理)) 選択 64 : ◯質疑(井原委員) 選択 65 : ◯答弁総括官健康危機管理)) 選択 66 : ◯質疑(井原委員) 選択 67 : ◯答弁(健康福祉局長) 選択 68 : ◯質疑(井原委員) 選択 69 : ◯答弁(健康福祉局長) 選択 70 : ◯質疑(井原委員) 選択 71 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 72 : ◯質疑(井原委員) 選択 73 : ◯答弁総括官健康危機管理)) 選択 74 : ◯意見(井原委員) 選択 75 : ◯質疑(日下委員) 選択 76 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 77 : ◯要望質疑(日下委員) 選択 78 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 79 : ◯要望質疑(日下委員) 選択 80 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 81 : ◯要望(日下委員) 選択 82 : ◯質疑(中原委員) 選択 83 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 84 : ◯意見・質疑(中原委員) 選択 85 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 86 : ◯質疑(中原委員) 選択 87 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 88 : ◯質疑(中原委員) 選択 89 : ◯答弁(健康福祉総務課長) 選択 90 : ◯質疑(中原委員) 選択 91 : ◯答弁(健康福祉総務課長) 選択 92 : ◯要望質疑(中原委員) 選択 93 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 94 : ◯要望質疑(中原委員) 選択 95 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 96 : ◯質疑(中原委員) 選択 97 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 98 : ◯質疑(中原委員) 選択 99 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 100 : ◯質疑(中原委員) 選択 101 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 102 : ◯要望質疑(中原委員) 選択 103 : ◯答弁(地域福祉課長) 選択 104 : ◯質疑(中原委員) 選択 105 : ◯答弁(地域福祉課長) 選択 106 : ◯質疑(中原委員) 選択 107 : ◯答弁(地域福祉課長) 選択 108 : ◯質疑(中原委員) 選択 109 : ◯答弁(地域福祉課長) 選択 110 : ◯質疑(中原委員) 選択 111 : ◯答弁(地域福祉課長) 選択 112 : ◯要望(中原委員) 選択 113 : ◯質疑(辻委員) 選択 114 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 115 : ◯要望質疑(辻委員) 選択 116 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 117 : ◯質疑(辻委員) 選択 118 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 119 : ◯要望質疑(辻委員) 選択 120 : ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長選択 121 : ◯質疑(辻委員) 選択 122 : ◯答弁総括官健康危機管理)) 選択 123 : ◯要望質疑(辻委員) 選択 124 : ◯答弁医療介護人材課長選択 125 : ◯意見・要望(辻委員) 選択 126 : ◯意見(竹原委員) 選択 127 : ◯意見(井原委員) 選択 128 : ◯質疑柿本委員選択 129 : ◯答弁(地域包括ケア・高齢者支援課長) 選択 130 : ◯要望柿本委員選択 131 : ◯質疑(日下委員) 選択 132 : ◯答弁(健康対策課長) 選択 133 : ◯質疑(日下委員) 選択 134 : ◯答弁(健康対策課長) 選択 135 : ◯要望(日下委員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 8 会議の概要  (1) 開会  午後2時45分  (2) 記録署名委員の指名        柿 本 忠 則        竹 原   哲  (3) 付託議案    臨県第1号議案「令和2年度広島県一般会計補正予算(第10号)中所管事項」を議題   とした。  (4) 当局説明(付託議案の説明)    健康福祉局長が報告事項(1)について、別紙資料1により説明した。  (5) 付託議案に関する質疑・応答 ◯質疑柿本委員) PCR検査に関連して質問させていただきます。  まず1点目でございますが、このたび80万人を対象にPCR検査を集中実施するということでありましたが、一番肝腎な医療従事者に対してのPCR検査の進捗具合はどのようになっていますでしょうか。 2: ◯答弁医療介護人材課長) 医療従事者に対するPCR検査でございますが、これまで対象となる50医療機関のうち、検査機器や試薬を購入し自施設で検査を実施している施設が16施設、それから民間の検査機関への委託により実施している施設が25施設でございまして、合計で50施設のうち41医療機関において検査が実施されているところでございます。 3: ◯質疑柿本委員) 50施設がある中で、まだ41施設しかできていない、さらには、僕も現場の声を聞きますけれども、PCR検査のキットとかの体制はあっても、実際にはなかなか時間がなくて受けていなかったり、100%実施できていない状況と聞いております。この41機関での関係者への実施状況についてはいかがでしょうか。 4: ◯答弁医療介護人材課長) 対象者につきましては、各病院の状況に応じてリスクや感染状況に応じて、また、勤務の状況等に応じて各医療機関で選定していただいて、受けていただいているところでございます。ほとんどが各医療機関で唾液検体を採取しているということでございますので、そこまで医療従事者に対する負担もかからない形で検査ができているものと認識しております。 5: ◯質疑柿本委員) 41施設では、対象とする感染リスクのある医療従事者全てにPCR検査ができているという認識でよろしいのでしょうか。 6: ◯答弁医療介護人材課長) 先ほど申しましたが、医療機関において対象者を選別していただいているところでございますので、そちらの医療機関の従事者100%ができているという状況ではございません。 7: ◯質疑柿本委員) 医療機関が選別する対象者につきましては、全てできているという認識でよろしいでしょうか。 8: ◯答弁医療介護人材課長) 医療機関のほうで選んでいただくということですので、希望者も含めてですけれども、そういう形で医療機関が選んだ方は全部できていると認識しております。
    9: ◯質疑柿本委員) 続いて、PCR検査拡大について、今日も様々な議員から質疑がありましたけれども、少しかいつまんで詳細について教えていただければと思っています。  まず、PCR検査の継続なり規模をどう判断するかについての質疑がありましたが、この判断をする意思決定はどういった会議体でされるのか。それと、例えば1週間後にそういった会議をやるとか、スケジュール感について今提示できるものがあれば、お示しいただければと思います。 10: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 8日以降の集中対策の決定をするに当たりましては本部員会議というものを予定しております。これは、8日以降どうするかを決定するところでございます。今後、対策を継続していくかどうかにつきましては、やはり指標についての専門家の御意見を頂きながら、あるいはその他の指標についての観察をしながら、総合的に判断していくことになろうかと考えております。総合的な判断に当たりましては、県の中で検討させていただくところではございますけれども、発表させていただく場としては、今後、本部員会議になると想定されます。 11: ◯質疑柿本委員) 要は、このPCR検査の継続とか縮小・拡大については本部員会議にて決定するということだろうと思っていますが、先ほどお伝えしたように、今後、8日以降、どれぐらい置きに本部員会議を開催していくのか、その辺の具体的なスケジュールはどうでしょうか。 12: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 現時点におきまして、会議体を開くサイクルにつきましては、決定しておりません。もちろん数値、指標について随時観測しながら、適切な時期に判断できる材料が整い次第開催するという流れになろうかと考えております。 13: ◯質疑柿本委員) 今後のスケジュール等は未決定ということでありますが、続いて、今日も多く質疑がございました、いわゆる行政機関、学校、そしてエッセンシャルワーカーと言われるような様々な企業体、業種がございます。その中で、例えば企業においては、BCPの計画に基づいて受けていただくとか、SNSで発信だとかポスティングをするだとかお願いの部分が非常に強いような印象を受けました。企業も行政も学校もですけれども、受け方をある程度示していかなければ、単独で受けると、陽性者、その濃厚接触者が次々に出て、休業が長期に及びます。指標も今後つくって示していくようにおっしゃっていましたけれども、具体的にどのような形で進めていこうと考えられていますでしょうか。 14: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 今まさにそこを詰めさせていただいているところでございまして、事業者の方々、県民、市民の方に御案内するに当たりまして、注意ポイントを同時にお示しさせていただきながら御案内することを考えております。 15: ◯要望質疑柿本委員) 先日、県内のある企業の会長が、自身がコロナにかかったということで、社会的にもしっかりとそういった認識を持って受けていただくような仕組みづくりというか、認知が必要だと本人が出演されて言われるということもございました。ただ、やはり皆さん、自身がかかったときの影響だとか、いろいろな機能が停滞してしまうのではないかという部分が、一番受けるに当たって難しいところかと思っています。それをもう少し明確に、こんな形で受けて、そうなった場合でも最小限に抑え込めるというような、丁寧な示し方が住民及び事業者に対して私は必要だと思っておりますので、決定次第早急にお示しいただくことを要望させていただきます。  続いて、知事がマスコミ宛てに1月29日、PCR検査の集中実施ということで説明されました。その資料の中に、PCR検査実施の効果試算というものが示されました。この中で、感染者の数は、受検者の0.8~1.2%を乗じた程度の人数だということでした。これに付随して、亡くなられる方や重症になる方、中等症になられる方、それと医療費の抑制効果といった様々なデータが出てきましたが、これはまだ説明を受けておりませんけれども、具体的なデータの根拠をお示しいただければと思います。 16: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 先日知事が発表させていただいた資料の中の効果試算の中に、3種類ほどその効果として示させていただいたものがございます。医療費の抑制効果、県民所得への影響、それから総消費額への影響だと思います。  その中の医療費抑制効果でございますが、今回の検査の集中実施により発見した感染者が1人に感染を広げると仮定して、それを放っておいたらさらに感染を広げていたという仮定を基に、食い止めた患者数を試算しております。その患者数に、現在の実績で重症、中等症、それから軽症ごとに、それぞれ異なる平均日数に医療費相当を掛け、さらに陽性率は0.8~1.2%で、それによって幅がございますが、次なる患者が生まれなかったということで、医療費抑制効果11~19億円と試算したところでございます。  県民所得については2~4億円との試算を示させていただきました。こちらにつきましては、患者となられた方が県民所得の平均の所得を得ておられて、それが一定期間入院し、得られないであろう収入を積算したものでございます。  最後に県民総消費額でございますが、こちらは、海外の統計データでの論文を参考に用いらせていただきました。あくまで参考値として捉えているものではございますけれども、全く行動制限を取らなかった場合に消費にどれだけ影響があるかという研究がございます。その中で、5~7%ぐらいの幅で影響があるという研究結果がございます。それを広島県内の状況に当てはめた場合の影響額ということで、出させていただいたものであります。 17: ◯質疑柿本委員) いろいろな指標ないしデータに基づいて算出されたということですが、この中で、死亡とか重症とか、かなり重要な算出をしています。コロナの感染対策で行政、議会共に、県民の命を落とさせないということと、経済を早めに元どおりにしていくといった議論をしています。ただ、我々がPCR検査のヒアリングを受けたとき、3回ともこのような命に関わることについて説明がなかったと思います。やはり議会でも、県民の命を守るのが最優先なので、この規模の方が亡くなられないのであれば当然やってしかるべきだと思っております。ここを早急に示していただきたかったわけでありますけれども、そこら辺についていかがでしょうか。 18: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 御説明が不十分で、伝えるタイミングを逃しておりました。大変遅くて申し訳ございません。確かに我々が通常実施させていただく検査につきましては、命に関わるものでございます。コロナという疾病にかかって、命を落とされる方が広島県内でも90名を超えている現状がございます。そうした中で、感染を徹底的に抑えて、次なる患者が生まれる可能性を断ち切るという意味でも、この提案をさせていただいたところでございます。この検査をやって、次なる感染の連鎖を低く抑えることが、県民の皆様の命を守ることにもつながると確信しておりますので、よろしくお願いいたします。 19: ◯要望質疑柿本委員) やはり行政、議会のお仕事は、県民の生活、命を最優先に守ることだと私は思っております。そういったことは、是が非でも協力しながらやっていきたいというスタンスでございますけれども、80万人に対して28万人しかいないとはいっても、これだけの方の命を救う可能性があるということをもっと県民や市民の方にしっかり情報発信していただければと思います。  今回の大規模検査は、ワクチン接種の次ぐらいに大きな、他県にない検査ではないかと思っております。本来であれば、具体的に、どのようなスキームでどのような事業者にアプローチしてどのように進めていくのか、もっとこの委員会で議論できるような資料とかが実際必要ではないかと思っております。前回の委員会でも、スキームがよく分からないまま80万人を対象にという報道が先走りましたけれども、こういった大規模なことをするに当たって、委員会で議論があれば、意見等を踏まえた対策ないし運用ができたと思っておりますが、そこら辺についていかがでしょうか。 20: ◯答弁総括官健康危機管理)) このたびのPCR検査集中実施につきまして、1月14日に知事が記者会見しまして、県民の皆様にお知らせいたしました。その後、我々も、事業の概略を詰めながら、予算を詰めながら議会へお願いするというスケジュールを含めて進めてまいりました。そういったスケジュールの中で、現時点に来ているという状況でございます。そして、今日、明日の臨時議会で予算を御承認いただけましたら、さらに詰めて、今後、2月中旬からの実施に向けて計画を立てて、改めてまた議会へお示しし、御協議いただきたいと思っております。 21: ◯質疑柿本委員) また次の議会で、どういったスキームかが出てくるということですか。 22: ◯答弁総括官健康危機管理)) 次の議会といいますか、この臨時議会で予算を認めていただきましたら、その次の機会を捉えまして協議をまたお願いしたいと思います。 23: ◯要望柿本委員) すみません、日程的なところがちょっと分からないのですけれども、それなりの予算をかけて大規模PCR検査を県民に対してお願いするのは、行政としても非常に重要な決断だと思っています。そういったことであれば、ぜひこういった委員会の中で、スキームを含めて議論しながら、最大限効果が出るようにやっていく必要があるのではないかと思っております。引き続き、適宜情報を頂きながら、皆さんで議論しながら進めて、最大限の効果が出るように努めていただければと思います。 24: ◯質疑(竹原委員) PCR検査の集中実施事業について伺います。  今回の大規模PCR検査については、効果を疑問視する声が多く上がっておりますけれども、その中に、移動を制限せずに集中検査を行うことについて効果が薄いのではないかといった意見もあります。海外の集中検査の効果を参考にしたと知事も言われておりますけれども、ロックダウンできる海外とは環境が全く異なっております。日本の場合は移動の制限を強制できず、検査した翌日にほかの人から感染してしまうことも十分に想定されております。そうしたことからも、大規模PCRを実施するにしても、感染状況が小康状態となっている今のタイミングでの実施ではなく、感染が拡大傾向のタイミングで実施することが効果的ではないかとも考えられます。この点につき、なぜこのタイミングであるのかというのをお伺いいたします。 25: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 今、竹原委員から小康状態という言葉がございました。現在、人口10万人当たりの1週間の新規報告数を指標で見ますと、広島県では6を少し超えたあたりで、広島市におきましては7~8ぐらいと承知しております。この数値を少し振り返ってみますと、12月の頭にはその数字に既に達していたというような状況にございます。言い換えますと、12月の少し感染状況が悪化してきたと思われている時期に今まさにいるというところでございまして、まだまだ数字としては高いと認識しております。  こうした中で、積極的な疫学調査によって感染を抑え込んでいける水準である警戒基準値というのを一つの参考となる指標としております。その水準に抑えるように、やはり今しっかりと数字を下げていくために、PCR検査の集中実施が必要だと考えております。ですので、今まさに必要な時期であると認識しております。 26: ◯要望(竹原委員) 先ほどの質疑において、知事も健康福祉局長も検査の趣旨について力強い答弁をしておられました。今回の大規模PCR検査は、全国でも例のない取組になると思います。検査の実施により県内の感染拡大の抑制だけではなく、医療費の削減効果も期待でき、この時期だからこそ得られる疫学的なデータは今後必ず生かさなければいけないし、生かされると思っております。今回提案されている集中対策の延長及び大規模PCR検査については、様々な意見が寄せられているところではありますけれども、実施するからにはしっかりと取り組んでいただき、県民に向けて、なぜ今実施するのか、その効果や必要性を客観的なデータや専門家の意見をしっかりと示して丁寧に説明し、明確で理解しやすい形で行っていただきたいと思います。  あわせて、大規模PCRの実施については、検査後の対応に不備があると大きな混乱を招くおそれがあると考えております。このため、あらかじめ関係機関と十分調整を行っていただき、特に陽性が判明した方に必要な医療や療養先を適切に提供できるような体制を確保していただきたいと思います。学校や勤務先等において陽性者が出た場合、大変混乱すると思います。例えば職場等では、復職について明確な基準を周知していただく等、それぞれが適切に対応できるよう調整いただき、万全な体制で臨んでいただきたいと思います。  加えて、区ごとの検査の期間を決めて実施されようとしております。陽性者が多くなると、受け入れる医療機関や濃厚接触者の追跡を行う保健所がパンクしてしまうなど、様々なところでパニックになることも考えられます。そうした状況を見極めながら、混乱しないよう事業を進めていく必要があると思います。実施期間にあまり固執することなく、無理が生じないよう柔軟に対応していただくことも併せて要望いたします。 27: ◯質疑(西本委員) それでは、何点か質問させていただきたいと思います。  大規模PCR検査の検査数ということで、まずお尋ねしたいと思います。  PCRの検査について、これまでの1日の平均検査数の実績は約1,500件と聞いております。このたびの大規模検査においては、1日約8,000件はしないと、実際には検査の実施見込みに到達しないという中で、PCRの検査体制が本当に準備できているのか、お尋ねします。  また、その実施要領についてお聞かせいただければと思います。 28: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 1日8,000件とお示しさせていただいている件数でございますけれども、できる限りプール方式を採用させていただく方向で考えております。その方法を取っていただける事業者ということで呼びかけさせていただいているところでございます。この中で、件数につきまして今確認しているところでございまして、それがおおむねできそうだというところでございます。  検査機関における検査能力を上げるため、検査回数を高めていって、1日に検査できる件数を上げていただくように御対応いただけるかどうかということも含めて動いていただいているところでございます。そういった中で、1日8,000件を実現していこうと思っております。 29: ◯要望質疑(西本委員) 今答弁いただいた中で、非常に不確定な要素がたくさんあります。そういった中で、検査が目的ではなくて、検査後の感染拡大防止をいかにするかというところにしっかりと目を向けていただいて、必ず体制をしっかり整えていただきたいと思います。  検査による陽性者の発生は、2,300~3,800人程度と説明がありましたけれども、この陽性者の待機場所は基本的にはホテルとお聞きしております。ホテルの空き数等はお聞きしておりますけれども、ホテルの対応、待機の状況といったところを含めて本当に収容できるのか、実現可能性をお聞かせいただきたいと思います。 30: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 新たに感染者として見つけられる数として、2,300~3,900人とお示しさせていただいたところでございます。この方は、もちろん1日に見つかるわけではないということでございます。おおむね1か月の中で、陽性者、それから感染者として療養が必要な状態になるということでございます。その方を仮に毎日100人見つけた場合であったとしても、受け入れられるだけのホテルを確保していくべく、陽性率が実際にはどのぐらいか確かめながら、必要に応じて準備させていただく用意はしております。  一方、入院が必要な症状が現れる方もおられます。どうしてもホテルに入れない家庭の御事情もあろうかと思います。全ての方がホテルに入られるということではないかもしれませんが、必要な方は、ホテルに入っていただくべく準備しております。 31: ◯要望質疑(西本委員) 感染拡大防止ということで、しっかりと準備していただきたいと思います。  検査をした後、ホテルで待機ということもあろうと思いますけれども、いずれにしても、この方の御家族に対して生活面での変化が余儀なくされるわけであります。例えばそうなったときに、子供を預けるときはどうするとか、そういった準備の周知ができているのか、その辺についてお聞かせいただきたいと思います。 32: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 子供を預ける、あるいは子供を残せないというような、いろいろな御家庭の御事情があろうかと思います。そうした御家庭の御事情を把握した保健所から、市町の児童部門と連携を図りまして、どういった方法が取れるか、例えば御親族の中で子供を預かっていただく方法が取れないかというような情報共有をしながら、方法を模索しているところでございます。こうした中で、やむを得ず、やはり御自宅でないと難しい方が実際におられますので、そういった方には療養のしおりをお渡しして、御家庭の中での感染対策がきちんと取れる方法をお示しさせていただきます。 33: ◯要望質疑(西本委員) この件についても、やはりまだ準備不足で、実際には、検査を始める時点で、その御家庭または検査を受ける方に対して、どういうふうに対応するのだと、そして、そのケーススタディーをしっかりと示して、家庭におられる方の負担をできるだけ取り除いて検査が受けられるように準備していただきたいと思います。  最後の質問になりますけれども、陰性の場合でも、感染しない、感染させないことが重要であります。そのために、家庭内や職場での感染予防を徹底するという御説明がありました。非常に大事なことで、せっかく陽性のあぶり出しをして対応をしっかりしても、陰性者のほうで発生するようでは、せっかくの取組が無駄になっていきます。そういった意味で、どのような内容で陰性の方の感染予防を徹底されるのか、お聞かせいただきたいと思います。 34: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 今回、数万人に及ぶ多くの方に受検していただきますが、やはり陽性、陰性いずれの方につきましても、今後、長くコロナにはお気をつけいただきたいところでございます。今、集中対策をお示しさせていただいている中で、家庭での感染予防対策について事細かく注意点を書かせていただいております。受検いただく方々に個別に資料を御説明、あるいは提示できるところで広くお示しできるように考えたいと思っております。 35: ◯要望(西本委員) 徹底してやっていただきたいと思います。様々な質問をさせていただきましたけれども、今の状況としては、まだ、2月中旬からスタートと言いながらも、不確定なところがあります。そうはいいながら、しっかりと準備していただきたいと思います。繰り返しになりますけれども、この事業については、検査後の感染拡大防止の取組を徹底することで事業効果の発揮ができるものと考えております。見えなかった陽性者を見えるようにし、徹底した感染拡大防止の取組を実施することで感染の拡大を抑え、効果が発揮できるものと期待しております。  これも要望になりますけれども、実施時期について、陽性者が多い時期にこの事業を実施すると、対応の規模が増し、負担が相当大きくなると考えると、うまくいかないところもあろうかと思います。感染者の発生数が減っている今、この時期に懸命に徹底して実行することで、感染拡大防止を成功させていただきたいと思います。大変な状況でありますけれども、期待を込めて感染拡大の防止をお願いします。 36: ◯質疑(井原委員) すみません、先ほど本会議場でお尋ねしたので、重複を避けたいと思うのですけれども、まず確認させてください。  80万人PCR検査をやる上で、いつというのは、この予算が成立し、できる限り早くしたいということで、遅くとも3月いっぱいぐらいがめどなのでしょう。どこでというのは、各区の中で四、五か所でやる。それと、事業者の唾液検査は、その事業所でまとめていただいて検査するということでいいのですよね。 37: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 今、御指摘のあった方法での実施を考えております。 38: ◯質疑(井原委員) その結果、出てくる可能性のある陽性者が2,300~3,900人の方々だということですが、これはプール方式で、検査の基本的な数は5単位でいいでしょうか。 39: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 今予定しております一度にする検体数としては、5を予定しています。 40: ◯質疑(井原委員) それと、各区における4ないし5か所というのは、既に確保されているでしょうか。 41: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 現在、会場につきまして調整を図っているところでございます。 42: ◯質疑(井原委員) 直ちにということの中で、今調整を図っているのなら、いつまで調整するのですか。 43: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 2月中旬に開始するべく調整を図らせていただいております。開始できるというのは、県民の皆さん、市民の皆さんに御案内できるのが、それより少しでも早くということでございます。 44: ◯質疑(井原委員) 今、屋内の施設で行おうとしていること、ないしは誰がするにしても、人員の配置も、直接検査の対応をされる方も車の移動整理をする方も、そして何より、その受ける方々のしっかりとした情報の整理が要ります。プール方式でやるのですから、万が一そこで陽性が分かれば再検査が要りますよね。再検査しないのですか。そこをはっきりしてください。 45: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) プール方式での検査の方法は、5検体を一度に検査します。その中で陽性反応が出た場合には、その5検体をばらばらにして、それぞれの検体について検査するという方法を取ります。これは、一度集めさせていただいた個人の検体を2回抽出できるような形で、改めて検体を出しに来てくださいということなく、一度お預かりした検体で2回目までできるようにします。 46: ◯質疑(井原委員) そうして例えば発見された陽性者の方々を、先ほどの本会議によりますと、局長は自動的に振り分け、トリアージしないと言いましたよね。 47: ◯答弁(健康福祉局長) 先ほどの私の答弁に続いて、補足説明させていただきます。  今、広島市におきましては、市の医務課の方がそれぞれの陽性となった患者の状況を見ながら、入院が必要か、外来が必要か、そのままホテル療養かという判断をしていただいております。それをもってトリアージと言うかどうかは別にして、そういうやり方をしておりますので、そこで振り分けた患者をそれぞれ必要な医療機関につないでいるという状況でございます。 48: ◯質疑(井原委員) そうすると、それぞれの保健所は、広島市もありますが、呉市もあれば、また福山市もあるでしょう。今回の集中検査では、広島市内の方々はもちろんですが、該当する区の事業所に勤務される方々もその対象になっているわけです。そうすると、そこに陽性者が出ると、その方の居住場所の保健所が所管するのですね。 49: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) はい、おっしゃるとおりでございます。 50: ◯質疑(井原委員) そうすると、この80万人のPCR検査を大規模にやるということについての仕組みだとか方法論とか連絡方法とかシステムは、それぞれの保健所に既に協議をしてあるということでいいですね。 51: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) これまでも、発見された患者を医師の観察、判断を基に入院あるいはホテルへ振り分けているという仕組みは、ほかの市域において同じくしておりますので、それは変わらずさせていただく予定でございます。 52: ◯質疑(井原委員) これほど大規模にやった上に、医務課の方々にそれを判断するだけの体力的部分があるのでしょうか。通常の行政検査も当然並行していくわけです。発生した接触者の部分についての検査をやりながら、この大規模をやるわけです。それが保健所として十分対応できると確認はできているのでしょうか。 53: ◯答弁総括官健康危機管理)) 最大28万人受検された場合に陽性者が最大で3,600人、1日当たり100人程度と今見積もっておりますが、こちらのメインとなりますのはやはり広島市になってきます。その中で、やはり就業者の方は広島市以外の方もおられるとは思っております。広島市メインで考えて広島市との調整はしてきておりまして、最大100人という形での体制は、年末の休業時から整えてあるということで確認しております。 54: ◯質疑(井原委員) そこで、12月にホテルの体制を取るのだと。ところが、ホテルの契約が終了して、そのまま契約ができずに10日間にわたってホテルが欠如した。800人以上の待機者を出してしまった。このことは忘れていませんね。こういうことがたった2か月前に起きたにもかかわらず、今確実にできるという論拠はどこにあるのでしょう。 55: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) ホテルのほうで今契約しているところが1,038室となっております。そして、このたびの集中検査に当たりまして、最大1,400室確保するべく調整は進めてきております。必要に応じての正式な契約ということも確実性が上がってきているところで、ホテルの確保は今めどがつきつつあるという状況であります。 56: ◯質疑(井原委員) この大規模のPCR検査の最大の危惧で、皆さんおっしゃっているのは、勢いをきちんと保ったまま、区域の全体をいかに速やかに検査できるかということです。一月も二月もかかってやるのだったら、しなくてもいいとみんな言っているのです。当たり前の話です。極端に言えば、今日陽性でなくても明日陽性になるかも分からない。そこまでやろうとすると、とんでもない、できもしないから、少なくとも1週間、10日のうちには全部やってしまおうというぐらいの勢いがなかったら、この大規模は何の意味もなさない。そして、聞いてみれば、区ごとに別々にゆっくりやっていくのですよね。聞き及ぶところによると、まず中区から始まるのですね。そのスタートの部分については、もう決まっているのですか。 57: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 今の御質問は、場所という意味ではなく、区の順序でございますか。 58: ◯質疑(井原委員) いや、検査対象区域を区という単位で決めるとすれば、その順番は、第1番目、中区からスタートするということでいいのでしょうか。 59: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 対象、順番を含めて今調整中でございます。 60: ◯質疑(井原委員) 要するに何も決まっていないに等しいわけですよ。聞き及んだところによると、各区に5か所程度整備する施設が決まっていないところがいっぱいあるみたいです。いまだに一生懸命電話して、いろいろなところを探し回っているという話が聞こえてきます。こんなことで県民の皆さんが安心して、この方向にいったらコロナウイルス感染症を制圧できるという自信が十分に持てるだろうか。  今日もちょっと申し上げたけれども、歓楽街で1万人検査をやるといって、結局何もしなかった。それで、新天地の診療所をつくった。いつの間にかPCRセンターに変わっていた。今、診療所としての機能はありませんというのでしょう。そんなことでどうするのですか。誰も信用しないですよ。介護施設、医療機関のPCR検査をする。検査機器は入れ、10分の10で補助した。けれども、検査をするための様々な人的な要素を含めて破綻が起きたら結局できない。介護施設についてもできていないので、改めてまたやるという話です。この80万人ができるぐらいなら、医療機関だとか介護施設を最初に全部やるべきです。あくまでも任意の話であるにしても、少なくとも全部ができることを最低限の条件に、初めてスタートできるのだと思うのです。  80万人と言った。予算が通り次第速やかにやります。でも順番は決まっていません。その施設も確定できていませんということになるのです。なぜなら、施設が確定できていないのだから、そこにおける交通の誘導員すらまだ発注していないと思うのです。いつやるのですか。付け加えて言うならば、今、何をやられているかというと、もうワクチンが向こうから迫ってきている。今日もニュースで、2月の中旬に間に合わせましたとやっていました。今もう2月です。PCR検査の施設すらまともに準備できていなくてワクチンの話をしてどうするのだと、みんな不安になります。このことについては明確なお答えをいただきたいと思いますが、いかがでしょう。 61: ◯答弁総括官健康危機管理)) ただいま計画の決まっているところを示しなさいというお話がございました。我々も議会の議決をいただきまして、速やかに計画を明らかにし公表という形でお示ししたいと考えております。現時点で我々も、各区の順番でありますとか各区の中での検査会場といったところは想定し、そして計画を立てながら進めて、場所も確実性が高まっている状況でございます。そういったところを現時点では公表できると考えていないということで、今のような答弁になっているところでございます。 62: ◯質疑(井原委員) どこそこでという話は置くとしても、少なくとも、現実に確保できていますということだけください。 63: ◯答弁総括官健康危機管理)) 100%ではございませんけれども、確保できております。 64: ◯質疑(井原委員) 100%でないというのは、どう理解するのですか。今は100%でない。では、95%とはどういうことだろう、ひょっとしたら30%かも分からない話ではないですか。それは目標ですか。 65: ◯答弁総括官健康危機管理)) 会場につきましては、我々とその施設の管理者との調整を進めております。そして今後、それを実際に決めて公表ということになりましたら、また地元の調整といったものもございます。そういったスケジュールを立てながら進めているところであります。 66: ◯質疑(井原委員) よく分かりました。要するに、期限を守れないということですよね。この期間は本当にいいかげんな話だと思うのです。いかに住民に物を言わない、教えない、秘密裏にやって最後のところでぱかんと出そうということではどうにもならないです。誰も信用しない。  検査のことで言うと、物すごく皆さんが心配しているのは、本当にみんな受けてくれるだろうかということです。ある程度のパイで検査をしない限り、この効果は絶対何もないわけです。今多くの人たちが言っていますよ。大きくうなずかれたから言うけれども、では、局長、少なくとも3分の2以上の方が検査を受けるという数字についてしっかり責任を取れますね。 67: ◯答弁(健康福祉局長) こちらでただいま想定しておりますのは4割の方で、3分の2という数字の根拠はよく分からないのですけれども、今こちらで御提案しております4割という目標に近づけるよう、様々な手を尽くしていきたいと考えております。 68: ◯質疑(井原委員) では、少なくとも4割は確実にやると言うのですね。 69: ◯答弁(健康福祉局長) 繰り返しで恐縮ですが、4割に達するよう最善を尽くしていきたいと考えております。 70: ◯質疑(井原委員) 4割を努力目標という格好だと理解しますけれども、それでは進まないのです。いち早くPCR検査を80万人やると記者会見場であれだけのことを表明して、あれから何日たっていますか。もうはるかですよ。一番緊急を要することがこれほど遅いのか、このままの体制で困らないのかということです。その上、期間が1か月半延びて、PCR検査をすることの実際的な効果も疑わしく思う。その上、県民の方々が十分に賛意を示して積極的に参加してくれるかどうかも、非常に疑わしいということです。それなのに、フェーズはまだ危ないところにあるからとおっしゃる。  そこで、最後に1つだけお尋ねしますけれども、こんな状況でなぜ飲食業の営業時間を1時間延ばしたのですか。営業は8時を9時にし、アルコール提供は7時を8時にし、そして1日当たりの補償4万円を2万円にした、根本的な理由はどこにありますか。 71: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 集中対策で示しております時短要請は、県民の皆様の経済活動に規制を加えるという極めて重い措置だと思っております。感染状況が高い水準ではありますが、一定の改善の兆しがあるという中で、極めて重い経済活動への規制はできる限りするべきではないという考え方の下に、一定程度緩めていく。ただ、一度に緩めてしまうと感染が再拡大してしまうということを考えまして、時間の1時間繰下げという提案をさせていただいているところでございます。 72: ◯質疑(井原委員) 申し訳ないけれども、商売が分かっていないですよ。ここの8時を9時にすると何が起きますか。繁華街、歓楽街で人が徐々に出始めるのです。やる側の事業者からすれば、9時までだから非常に営業時間としては中途半端です。それで幾つかの店が開いてくると人が集まり始めて、その人たちがにぎわいを一部創出し始める。それを見ていると、やっぱりやらなくてはいけないと事業者が始めるのです。現に緩めて爆発したところもあると言いながら、そうやって1時間延ばすことに何の意味があるのか。その上、4万円を2万円にするという論拠はどこにあるのですか。国の制度が全てを物語るしかないみたいな言い方をしてしまうと、県の独自性は何もないのではないですか。  個人的に言わせていただくと、ここはもう2週間頑張って、根絶やしにするというのが一番正解になるのかと思っていますけれども、片方でPCR検査をあれだけのお金をかけて、検査費用だけで10億円、人とか機材を考えたら、10億円では全然済まないです。この具体的な金額の積み重ねは今日も何も出ていない。出すべきでしょう。場所の確保、人の確保、物の確保、様々な媒体に対するアナウンスの費用、それを全部積み上げて予算を立てるのではないですか。全く合理的な論拠が何もない。変な言い方になるかも分かりませんけれども、ワクチンがどんどん出始めたら、いつの間にかこのPCR検査は終わるのでしょう。流川と薬研堀の1万人ローラーと結果同じことです。何もしないうちに終わる。そんなことは決してないですよね。 73: ◯答弁総括官健康危機管理)) このPCR集中検査につきましては、2月の中旬に実施ということで計画が本当に今、だんだんと詰まってきていて、実施してまいります。  そして、先ほどのワクチンとの関係もございましたけれども、ワクチンのほうも今準備を進めているところで、2月に医療従事者の先行実施、そして3月に医療従事者の優先実施、そして3月下旬が高齢者というのが国から示されているスケジュールでございます。そちらとのダブりというものは一部ございますけれども、このPCRの集中検査は、広島市の状況を徹底的に抑え込んで無症状者の方を見つけて、ホテル療養をしていただき、感染者を限りなく減らしていくといったことで、後々の医療負担の軽減、そして経済の回復につなげていきたいと考えております。 74: ◯意見(井原委員) 最後にしますけれども、まさに二兎追う者は一兎をも得ずという話です。感染経路を断つには、要するに人の流れと接触をなくすことが一番でしょう。片方で集中検査をして無症状の人を引っ張り出そうとして、でも検査の場所もよく分からない、決まっていない。今日は3日です。予算が成立したら直ちにと言いながら何もできていない。  今日もちょっと申し上げたけれども、DXという言葉があまりに似合わない県だったから、こんなものなのです。何の準備もできていない。例えばこのPCR検査を受けた方を、各保健所を通じて自治体の中で共通認識できるフレームはつくってありますか。もう既にそういうシステムがありますか。その後行われるであろうワクチンの接種を含めてデータとして一元化して、個人情報を保護しながらできるシステムがどこにあるのですか。それを持たずしてこのことを語るべきではないでしょう。あまりにも制度として脆弱過ぎる、稚拙過ぎると指摘して、終わります。  休憩 午後3時49分  再開 午後3時54分 75: ◯質疑(日下委員) 広報、アナウンスの仕方ですけれども、個別のポスティングというお話がございました。中区を考えてみましても、独居の高齢者の方がとても多いのです。ポスティングで入れても、なかなか御覧にならない方が多いのではないかと非常に心配しております。そして、PCR検査の会場がどこになるか分からないのですが、行きたくてもなかなかそこに出向けない高齢者も出てくるのではないかと思いますが、例えばそういった方にも、事業者と同じように検査キットを送ったりとか、高齢者への対応は、受検率を上げるために丁寧にやる必要があるのではないかと思います。  また、もっと言えば、町内会の皆さんによる高齢者のところへの声かけがあってさらに受検率が増えていくのではないかと思いますが、その辺の高齢者への受検率を高めるための対応はどういったことを考えておられますか。 76: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 高齢の方につきましては、今考えている会場までお越しいただく、あるいはキットを受け取っていただくのは難しいということもお聞きしております。そうした方々が、できるだけ身近な場所で検体を取るキットを受け取れるようなオプションも同時に考えさせていただこうと思っております。こうした中で、やはり多くの方に検査に参加していただきやすい環境をつくらせていただこうと思っております。 77: ◯要望質疑(日下委員) ぜひ受検ができるような環境をお願いしたいと思います。
     それから、無症状で行動範囲が広い若者の方に、どれだけ多く受検していただくかというのが一つの大きな鍵になってくるかと思うのですが、先ほど本会議でも、SNSを使ったり、また、大学関係者に協力してもらったりというお話もございましたが、もう少し何か具体的に考えておられることはありますでしょうか。 78: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 議会で答弁させていただきましたように、大学等とも連携しながら、あるいはSNSとか様々な広報手段を使いたいと思っております。また、大学はもとより、専門学校とか、今通われている方にも届くように、また、大学につきましては、春休みで学校に来ていない方もございます。今、規制等で自宅におられる可能性も高いということもございますので、御自宅に届くものについて見ていただけるように、そちらに届くものを見てくださいということをお知らせできるような方法も考えていきたいと思います。 79: ◯要望質疑(日下委員) 今どちらかというと、PCR検査をして陽性になったらどうしようとか犯人捜しとか、そういった声もある中で、PCR検査を受けることが、決してネガティブなことではなく、人にうつさせないためのボランティアなのだというぐらいのポジティブなメッセージが、特に若い人には必要になってくるのではないかと思います。そういったことも含めて、検査を受けることが多くの人を守ることにつながるという前向きなメッセージをぜひお願いしておきたいと思います。  それから、今回の知事答弁の中に、今、10万人当たりの新規報告者が、広島市で本県独自の警戒基準4人に対して7.5人といったこと、安定的に下回ったらとか、低い水準まで感染レベルを抑え込むことができればという言葉が出てきて、私は、知事のそのお話を聞きながら、どういった状況が安定的に下回った状態だろうか、どういった状態が低い水準だろうかと思いました。人それぞれ頭の中で思い浮かべる様子が違ってくると思うのです。昨日、広島市は10人で、私の中では随分少なくなってきたという感覚ですが、例えば、広島市でも1桁が1週間ぐらい続いたら安定的に下回ったと言える状況なのか、その辺のもうちょっと具体的なイメージはどういうふうに持っておられるか、お伺いします。 80: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 知事説明要旨の中でも、警戒基準値というワードが出てきたと思います。この警戒基準値というのは、人口10万人当たりの1週間の新規報告数が4人という数字でございます。広島市においても広島県においても同様に人口当たりで見たときに4人という数字でございます。安定的にというのは、下回るのが一定程度連続している、それからそれが上向きになってしまうような可能性は、例えば感染経路不明の方の割合が高まってきたであるとか、同時に様々な観測できる指標が幾つかございます。人口当たりの指標が、ある1点において下がったからではなく、その他の指標も同時に見ながらと思っております。  今、日下委員から御指摘のございました1桁が続いたらというところは、感染の経路とかも同時に見ながら、1つの指標のみにおいて判断するのではなく、総合的に判断していくものと考えております。 81: ◯要望(日下委員) 私もですが、県民の皆さんは、やはり毎日感染者数が何人と出たら、少なくなったと感じて、それのみで何となく広島市は感染する人がいなくなったのではないかという感覚を持ちます。今、課長がおっしゃった医療の逼迫具合とか感染経路不明の方とかいろいろな要件があるので、こういうことだから今はまだ駄目ですとか、どうしても人数に注目してしまいますので、県民の皆さんにも、いろいろなことが分かるようなパッケージにしてメッセージを出していただくのが大切かと思います。  私も最初は、もう少なくなったし、学生の皆さんは春休みでもありますし、年度替わりでもありますし、時期をずらしたほうがいいのではないかと思いましたが、先ほど西本委員から、こういった少なくなった今やるのがいいのだという話がありまして、なるほど、そういった視点もあるのかと思ったのですが、いずれにしましても、こういった検査をやると決めたからには、丁寧に、なるべく多くの方に受けてもらって、広島県が先進的に疫学的調査を含めてやったからこそ次につながった、本当にいい検査だったと言っていただけるような検査、手法をぜひお願いしたいと要望して、終わります。 82: ◯質疑(中原委員) 最初に確認しておきたいのですが、今回、議案の中に第3次集中対策として、営業時間の短縮等の期間延長を前提とした協力支援金事業というのがあったのですが、第3次集中対策というのは、時短要請だけではなくて、今日知事が趣旨説明で御説明された4つ全てが第3次集中対策として延長されると理解してよろしいのでしょうか。 83: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 第3次として予定した対策につきましては、予算として提案させていただいている時間短縮のほか、人流の削減でございますとか、あるいは家庭、職場の対策の継続でございますとか、こういったものをパッケージにしたもので今検討しているところでございます。 84: ◯意見・質疑(中原委員) ちょっとそこが今日の説明で曖昧で、時短要請をすることだけのようでした。私のほうにも事業所から問合せがあったので、そこは言い方を考えて、第3次集中対策というのは、今までやってきた集中対策全てが適用されるのだと、もうちょっと的確に伝えなくてはいけないと思います。  それで、この戦略の1番目に飲食の時短がありました。2番目が、接触全般の削減を強化するということで、今課長が言われた外出の半減です。本会議等で、大体人流が20%減ったとか、そういう表現しかなかったのですが、この外出の半減という目標は今回の集中対策でどこまで実現できたのですか。 85: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 人流につきまして、ドコモの携帯電話の位置情報を参考データとして頂いておりまして、現在11エリアにおける人出の状況を昼夜、把握させていただいております。これによりますと、夜間の人出につきましては、前年比6割減となっている一方で、昼間の人出につきましては24%減にとどまっているというところでございます。そういったことから、答弁の中で、昼の削減が20%程度にとどまって、それも課題であるとお答えさせていただいたものでございます。 86: ◯質疑(中原委員) では、出勤の7割減について、私も注意して聞いていたのですけれども、答弁がなかったのですが、これについてはどう把握されていますか。 87: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 出勤の割合につきましては、正確なデータを持ち合わせておりません。お願いしたいということでは、7割減と呼びかけさせていただいておりますが、データとして把握できておりません。 88: ◯質疑(中原委員) 県庁では、ちなみに出勤者の減はどれぐらい実現したのですか。 89: ◯答弁(健康福祉総務課長) 県庁全体については、人事課で押さえておりますが、我々のほうではデータを持ち合わせておりません。申し訳ございません。 90: ◯質疑(中原委員) これでは、この目標を掲げてもしようがないです。実態把握できないけれども、7割減と言い続けて、言う限りは現状ぐらい把握してほしいと思うのです。事業者が、一生懸命テレワークを導入して、本当だったら対面で仕事をしたいけれども、県が言うから7割減らして頑張っている事業所もあると思うのです。一方では、そんなことを考えないで仕事優先でやっている事業所もあるし、また、この県庁すら把握していないというのは、県民にお願いしているのだから、何とかしないといけないと思うのですが、何か手だてはありますか。 91: ◯答弁(健康福祉総務課長) 県庁の数値は一定程度把握しているのですが、データを持ち合わせていない状況で、後ほど報告させていただきたいと思います。 92: ◯要望質疑(中原委員) 県庁もさることながら、市役所とかいろいろあるので、あるいは県からお願いできる事業所はたくさんあると思うのです。やはりそれがどうなったかということぐらいは把握していただきたいと思います。  あと、20時以降の勤務の抑制、飲食以外のデパートの8時までの営業、イベントは5,000人で50%以内、それぞれ県として、イベントとか、店舗の営業とかに要請をかけられていますが、一体どういう状況なのか、把握されていますか。 93: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) イベント等につきましては、確かに1,000人以上を開催される場合について御相談いただき、その中で感染対策をどう取っていただくのかということでの聞き取り、それからアドバイス、どういった方法を取られるかという聞き取りはさせていただいております。小規模なものについて詳細には把握していないところでございますが、一定程度の人数が集まるものにつきまして、随時お問合せいただき、対応させていただいているところです。 94: ◯要望質疑(中原委員) その辺も、やっぱり対策を立てる限りは確認しながらやっていただきたいということです。  あと、他地域への移動の自粛が、一番効果があったという報道があったのです。年末年始の帰省が今回少なくなって、実際に救急車の出動件数が年末年始、例年に比べて減っていたということです。これは帰省された方が少なくなったからだと、広島市の医師会の方だったと思うのですが、分析されていた。つまり、年末年始に感染者が減ったのは、ここが原因ではないのかという指摘があったのです。その辺りはどう分析されていますか。 95: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 帰省につきましては、やはり他県からの移動が伴うものでございますので、帰省の時期を前にして12月中旬ぐらいから、帰省はお控えくださいという呼びかけをさせていただきました。といいますのも、その少し前から県内の感染状況の中で、他県への往来があった方と接触があったという方もおられたことから、帰省についてお控えくださいとお願いしておりました。  帰省といいますと、年末年始だけを想像いたしますが、やはり1月に入って成人の日以降連休のあたりにつきましても帰省はお控えくださいと引き続きお伝えしたところでございまして、そういったことから感染状況の一定程度収束の一因になったと思っております。また、県内の皆様の移動について、同様に、少し移動をお控えくださいと併せてお伝えしておりましたことから、接触の機会が一定程度低減されたということだと考えております。 96: ◯質疑(中原委員) だとすれば、2月21日までの第3次の集中対策期間、他地域への移動を自粛してくださいとしっかりと伝えないといけないと思います。広島市には、外になるべく出ないようにということをこの集中対策で言われていますよね。引き続き2月21日までは、そういう自粛を要請するという県の姿勢は変わらないということでよろしいですか。 97: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 往来についての制限といいますか、自粛を呼びかけるに当たりまして、幾つか水準を変えさせていただいておりました。それは、人口10万人当たりの新規報告数が15人、ステージ3を超えるところと、そうでないところについての呼びかけ方というのは、表現を少し強めにさせていただいているところと、慎重に判断してくださいという言い方をしているところがございます。今回、広島市におきましては、広島市との往来を最大限自粛するという形でこれまで申し上げておりました。広島市の状況は、確かにステージ3の状況ではないということでございますので、一定程度表現としては緩やかにさせていただくほうが適当ではないかと思っております。 98: ◯質疑(中原委員) ということは、広島市とそれ以外の地域の移動というのは、緩めるということでいいのですか。 99: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 最大限自粛するという呼びかけではない方向で考えたいと思います。 100: ◯質疑(中原委員) 今指摘した様々な集中対策の施策は、フレームごとに強くなったり弱くなったりするということです。それは、今回第3次をやるときに一遍整理しないといけないと思うのです。私は広島市民ですから、広島市以外の地域に出るのはやっぱり自粛しないといけないだろう、延長されるならそうなのだろうと思っていたのですけれども、そうでもないということであれば、そこは一旦、新たに第3次が始まる前に整理していただきたいと思うのですが、いかがでしょう。 101: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) この次なる集中対策を決める前には、御説明というかお示しさせていただく機会を持たせていただこうと思います。 102: ◯要望質疑(中原委員) そこは、整理していただきたいと思います。  あと、先ほど柿本委員が医療従事者のPCR検査について質問しましたが、介護従事者の場合は、抗原検査をやるということでかなり前の予算で組んでいたと思うのですが、今の実施状況はいかがですか。 103: ◯答弁(地域福祉課長) 介護施設におけます抗原検査の状況でございますが、高齢者、障害者を有する施設に対しての抗原検査は、12月から県内全域を対象に月1回程度実施しているところでございます。現在の実施状況でありますが、申込みがありました約400施設のうち実数でいくと9割ぐらい、延べでいうと516施設を実施しているところでございます。 104: ◯質疑(中原委員) 今の実数は、全体の介護事業所の中でどれぐらいをカバーしているのですか。もう100%に近いと思っていいのですか。 105: ◯答弁(地域福祉課長) 先ほど言いましたように、実数で言いますと約9割、まだしていないところはあります。 106: ◯質疑(中原委員) これは聞いていいかどうか分からないのですが、その抗原検査の中で陽性が確認された例はあるのですか。 107: ◯答弁(地域福祉課長) 陽性につきましては、個々の分について公表はありませんが、検査の結果、陽性が出ているとは実際受けております。 108: ◯質疑(中原委員) そもそも医療従事者にはPCR検査をして、介護事業所の従業員には抗原検査をするというこの違いは、一体何であるのですか。 109: ◯答弁(地域福祉課長) 違いといいますか、これはこの制度をつくったときの経緯に遡るのでありますけれども、PCR検査はどちらかといいますと最優先でありました医療機関ということもありまして、介護施設はそれを圧迫しないように、民間検査機関のほうに相談しましたら、抗原検査はできるということがありましたので、こちらの方法を採用させていただきました。 110: ◯質疑(中原委員) 介護事業所への抗原検査は、特別養護老人ホームとかに限定されているのです。今ほとんど介護の事業者は、特別養護老人ホームだけではなくてグループホームをやっていたり、デイサービスをやっていたりしているので、特養の従業員は抗原検査をやってくれるけれども、同じようにやっているグループホームの従業員はやってくれないということに現場ではなっているみたいなのです。だから、抗原検査をやるなら、在宅も含めてやっていただけないかという声が非常に強くあったので、これはいかがですか。 111: ◯答弁(地域福祉課長) そういう要望も頂いているのは承知していて、これも前回の委員会でお答えしましたが、この事業の目的が、新型コロナウイルスに感染しますと重症化する可能性が高い高齢者施設、障害者施設において感染が発生した場合、大きな影響が出るということで、早期に陽性者を把握して感染防止を図ること、また、要介護度や障害支援の区分が高い人が入所する施設におきましては、施設から外出する機会が入所者はほとんどないものですから、職員が基本的に持ち込む可能性が高いと考えますので、入所施設の職員を対象としてきております。ですので、それ以外の方につきましては、先ほど委員がおっしゃったように対象ではありませんが、今後、感染状況を鑑みまして、現在は県内5か所でしておりますPCR検査に積極的に誘導するとか、国においても高齢者施設のPCR検査を積極的にするという動きもありますので、国の動向を注視してまいりたいと思います。 112: ◯要望(中原委員) 現場の感覚でいうと、ぜひ進めていただきたい。この際、もう抗原検査ではなくてPCR検査でいいのではないかと思うのです。当時の状況と今の状況は全然変わっていると思いますので、そういうことも含めて検討していただければと要望しておきます。 113: ◯質疑(辻委員) 私からは、まず大規模PCR検査についてお聞きしたいと思うのですが、感染先の検査を待つというような従来の政府のやり方では、鎮静化と再燃の波が繰り返され、感染抑止ができないというのはもう明らかです。そういう点では、感染制御の対策の鍵は、PCR検査の拡大による無症状感染者の発見ということになってくると考えています。この点では、国会で我が党の志位和夫委員長が、PCR検査の抜本的な拡充の下で無症状者を把握する積極的な検査戦略を持つことを国にも求めてきたところです。その点では、広島県が、市内の中区、南区、西区、東区の住民、従業者、約73万人を対象とする大規模検査をすることに非常に賛成したいと思っております。  このコロナの厄介な特徴というのは、無症状感染者が知らず知らずのうちに感染を広げていくということにあるわけで、この点を断ち切ることが大事だと思っているわけです。ノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶 佑氏や山中伸弥氏らの共同声明の提案でも、PCR検査能力の大幅な拡充と無症状感染者の隔離を強化することを提言しておりますが、全くそういうことだと思うわけです。  さらに、国の経済対策諮問会議においても、民間委員の新浪剛史サントリーホールディングスの代表取締役社長が、やはりクラスター対策を中心とするこれまでのような感染対策に限界があったことが明らかになったと語って、対策の抜本的な見直しを表明されたいと主張して、PCR検査の大幅な拡大を求め、感染を早期発見し、隔離することを訴えられました。こういうような立場で、やはり今回の事業がなされてきたと私は受け止めているのですけれども、この点の考え方をお聞きします。 114: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 幾つかの有識者の方がPCR検査の拡充についての御提言、評価をされているのは承知しております。広島県といたしましても、これまで検査によって発見できているものは、積極的疫学調査を通じて、可能性のある人を探して検査していただくことが基本ではございました。そのほか、医療従事者の方とか介護従事者の方にスクリーニング的にやっていただくこともございましたけれども、やはり一般の方につきましては、検査する機会が基本的にはなかったと承知しております。無症状であってもウイルスを持っておられる可能性が否定できない中で、やはり広島市内の感染状況をしっかり抑え込むには、このPCRの集中実施が必要だと考えております。 115: ◯要望質疑(辻委員) そういう点では、ぜひ成功させていただきたい。感染者の数が今下がってきていると先ほどもありましたけれども、そういうときにこそ、やっぱり次に備えて早期に再燃の芽を摘み倒すと、そのための検査等のシステムをつくって、医療体制の整備を進めていくことが大事だと思うのです。その点では、ぜひしっかりと広島県も検査体制を進めて、早期に実施していただきたいと思っております。  そこで、先ほど来ありますけれども、感染者予測では、受検された方の0.8~1.2%の推定で2,300~3,900人が見込まれている。先ほども議論が少し出ていましたけれども、この受入れ態勢はきちんとできていると受け止めていいですか。 116: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 先ほど御答弁申し上げましたように、現在ホテルにつきましては、1,038室を確保して運営させていただいているところでございます。今回対象となられる無症状者、また、軽症者を受け入れる場所としては、多くがホテルであろうと思っております。そうした中で、1,000室では足りないという可能性もございます。2,300~3,900人が間隔を置かずにに発見された場合の受け入れ先として1,000室以上準備しなければならないということに備えて、1,400室までは確保するべく調整して、準備ができるように今整えているところでございます。 117: ◯質疑(辻委員) そうすると、これは大筋見込まれる感染者を十分受け入れる態勢ができていると受け取っていいわけですね。 118: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) はい、そのとおりでございます。 119: ◯要望質疑(辻委員) そこは、ぜひしっかりと確認して進めていただきたいと思っております。  それから、PCR検査の集中実施ですけれども、受ける側からすれば、陽性になったときに、自分の勤めているところに迷惑をかけるとか、あるいは自ら休まなくてはならないというようなことも出てきたり、事業所そのものも休まなくてはならないというようなことも出てくると思うのです。そういうことに対する補償もやはり考えておくべきではないかと思うのですが、この点についてのそういう別枠的なものを用意するようなことはありますか。 120: ◯答弁新型コロナウイルス感染症対策担当課長) 特別に新たな制度ということではないのですが、各種保険制度があり、勤務されている方の病気によって一定程度休業せざるを得ない場合の傷病手当金というのがございます。今年度5月であったか、国民健康保険におきましても傷病手当金という制度ができ、受給できる体制が整い、保険者において対応が整ったと承知しております。ですので、この制度につきまして当たっていただけるようにお願いしたいと思っています。 121: ◯質疑(辻委員) 傷病手当金はもちろんそうでしょうけれども、それぞれの仕事を休まなくてはならないという方々への補償は、やはり国に対して対応ができるように要望してはどうかと、その辺の検討もしてみたらどうかと思うのですけれども、この点どうですか。 122: ◯答弁総括官健康危機管理)) 先ほど休業となった場合に、各種保険制度の中の傷病手当金というものがございますと答弁いたしました。それに加えて休業補償というところでございますけれども、そういったところについては、我々も他県とも意見交換しながら今後対応について調整していきたいと思います。 123: ◯要望質疑(辻委員) ぜひ国に対して、この辺の検討もするように要望していただきたいと思っております。  それから、この際、医療従事者へのPCR検査のことが先ほどもあり、現在の状況は先ほど報告がありましたが、医療関係者全てにPCR検査を実施していくよう踏み込んではどうかと思うのですけれども、この点はどうでしょうか。 124: ◯答弁医療介護人材課長) PCR検査でございますが、まず基本は、我々としましては、院内における感染症拡大防止の観点から全職員を対象とした定期的な検査を働きかけているところでございます。一方で、様々な事情等において医療機関の中で整理しているという状況でございますので、医療機関の思いを尊重させていただきたいと考えております。 125: ◯意見・要望(辻委員) 医療機関の意見を大いに尊重しながら、やはり感染しないようにという思いを持ちながら従事されている医療・介護の従事者全てへのPCR検査の実施も、この際踏み込んで頑張ってやっていくべきではないかと申し上げておきたいと思います。  そして、この大規模PCR検査は、先ほども言っていますけれども、この際、早期に実施して、本当に感染の芽を絶つという点で、広島県もそういう立場ですから、進めていくようにしっかりやっていただきたいと要望して終わりたいと思います。  (6) 臨県第1号議案に係る表決    臨県第1号議案 … 原案可決 … 全会一致  (7) 臨県第1号議案に対する附帯決議案を議題とした。 126: ◯意見(竹原委員) ただいま臨県第1号議案が原案のとおり可決されましたが、本委員会として附帯決議を付すようお願いいたします。つきましては、附帯決議案を説明させていただきます。  臨県第1号議案、令和2年度広島県一般会計補正予算(第10号)に対する附帯決議案。今回付託された補正予算案において、第3次の集中対策として営業時間の短縮等の期間延長を前提とした協力支援金事業が提案されている。感染拡大を防止するためには、人と人の接触全般の削減の強化を図る必要があるが、一方で、長期にわたる営業時間短縮や外出自粛の要請によって、飲食店はもとより飲食店と取引がある事業者や生産者、ホテル・旅館、観光施設、土産物店、交通事業者など多くの事業者が厳しい経営状況に陥っている。こうしたことから、感染拡大防止のための事業活動等の制限をもたらす要請は、地域経済への影響に配慮して慎重に判断する必要がある。ついては、次の事項を強く要請する。  1、第3次の集中対策により営業時間の短縮を要請する場合にあっては、県下全域の飲食店及びその取引先等への影響を踏まえ、国との連携を含めて、速やかに積極的な対策を講じること。  2、営業時間の短縮や人の往来を制限する要請を検討する際には、地域経済への影響に最大限配慮し、慎重な判断の上、出口戦略を明示し、県民と事業者の理解、協力を求めること。  以上、決議する。 127: ◯意見(井原委員) ただいま提出されました決議案について、若干意見を述べさせていただきます。  そもそもこの決議案にある要請事は、この規制要請をする12月の時点で本来あるべき姿です。逆に営業時間を延ばすという状況の中で、何の意味を持つのだろう。もっと明確に述べるならば、しっかりその時間を含めて、その数値を含めてどうあるべきだという、先ほど来ありますけれども、どこのフェーズでどうなのか、具体的に積極的に規制するならば、その状況の判断をすべき指標を明らかにすることがまずもっての状況であり、その状況を示した後、それと同時に経済的な対策を行う、この両面においてする必要があるだろうと。ここにおいて言われている決議が、何を指すのか、何にどのような方向をつけるのか、そして具体的には何の施策を求めているのかが若干不透明だと思っています。  以上をもって、この決議案には賛成しかねます。  (8) 臨県第1号議案に対する附帯決議案に係る表決    臨県第1号議案に対する附帯決議案 … 附帯決議を付すことに決定 … 賛成多数  (9) 当局説明(新型コロナウイルス感染症に関する事項の説明)   1) 新型コロナウイルス感染症対策担当課長が報告事項(2)について、別紙資料2によ    り説明した。  (10)新型コロナウイルス感染症に関する質疑・応答 128: ◯質疑柿本委員) 県内で延べ4,828名がコロナに感染され、現在も300名を超える方が入院されているということで、この間、私のところにもコロナに感染して、その後どうすればいいのか、たくさん御相談いただきました。  そういった中で、先般、高齢の方でかなり重症の方が入院され、その方が入院しているところが呼吸器のリハビリがないということで、一旦コロナの感染は終わったけれども、その後、一般の病院に行ってリハビリをするということでした。ただ、医師から言われているのが、コロナの影響で、きちんと一人暮らしの生活が送れるか分からない中で、厚生労働省の相談窓口もあり、県もたくさん窓口があります。どこに何を相談していけばいいのか、自分がこの先どうなるのかが見通せないので、どうすればいいのかと相談を受けました。こういったものについてどのように対応されておりますでしょうか。 129: ◯答弁(地域包括ケア・高齢者支援課長) 私どもは地域包括ケアシステムを所管しておりますけれども、高齢者の場合は、特に入院を経ていろいろな機能が元のとおりに戻らない、あるいは低下されることが私どもも懸念しているところでございます。今の御心配も、恐らくそういったところから生じているものと思います。実際のところ、病院に入院された場合には、病院に地域連携室がございます。また、お住まいになっていらっしゃるところには地域包括支援センターがございまして、その両者が連携することによりまして、御本人の希望に沿った生活を送っていただけるように様々な環境を整えている状況でございます。 130: ◯要望柿本委員) 入院された方は本当に不安で、特に御高齢なので、そういったサイトも分からなかったりしています。なかなか病院のほうから積極的にできない部分があるかもしれませんけれども、そういった地域連携室があるのであれば、今後、自分の医療費は誰がどうするのか、自分が仮に少し体に障害等が残ったときに、今後どういったサービスをどういった手順で踏んでいくのかなど、しっかり図式にして、そういった患者が退院されるときに、今後はこういう対応を取っていきますということで、相談されるのを待つのではなくて、プッシュ型と言うのだと思いますけれども、ぜひとも声かけをして、不安のないようにしていただくよう要望したいと思います。 131: ◯質疑(日下委員) 1点だけお伺いします。  当日配付資料5ページの5、取組状況の(5)心の健康対策ですが、コロナ禍で非常に心を病む人が多いとも耳に入っております。前年同月に比べましたら、この相談件数は広島においてはどのようになっておりますでしょうか。 132: ◯答弁(健康対策課長) こちらのコロナ関連の相談につきましては、コロナに合わせて5月25日に開設したところですので、その数字はまだ1年前の数字と比較できる状況にはございませんが、昨年はコロナの影響で全国的に自殺者数が増えたというような状況がございます。自殺で亡くなった方の数字につきましては、警察庁の統計ですけれども、広島県では、令和元年が440人、令和2年では429人と若干の減少という状況でございます。ただ、コロナの現在の影響につきましては、少し後から出てくるものと考えておりますので、引き続きこうしたSNS相談とか電話相談、それからもともとあります自殺対策の相談等を活用して、そういう事態にならないように継続的なフォローをしていきたいと考えております。 133: ◯質疑(日下委員) 男女比は分かりますか。女性が特に自殺が多くなっているのではないかとありました。県におきましては、令和元年より令和2年のほうが少なくなっているということですが、現時点の男女比がざっくりと分かりますか。 134: ◯答弁(健康対策課長) 現在、都道府県別の総人数は出ておりますが、男女比等、また、原因とか、そういう分析につきましては、また近々に情報提供が国のほうからあると思います。現在のところ、まだできておりません。 135: ◯要望(日下委員) 本県の相談の男女比とか状況とかが分かれば、また後日で結構ですので、教えていただければと思います。  (11)閉会  午後4時53分 発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...