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  1. 広島県議会 2018-12-05
    2018-12-05 平成30年総務委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成30年総務委員会 本文 2018-12-05 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 11 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯質疑佐藤委員選択 2 : ◯答弁財産管理課長選択 3 : ◯質疑佐藤委員選択 4 : ◯答弁財産管理課長選択 5 : ◯質疑佐藤委員選択 6 : ◯答弁財産管理課長選択 7 : ◯質疑佐藤委員選択 8 : ◯答弁財産管理課長選択 9 : ◯質疑佐藤委員選択 10 : ◯答弁総務局長選択 11 : ◯要望佐藤委員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 7 会議の概要  (1) 開会  午前10時30分  (2) 記録署名委員の指名        日 下 美 香        安 井 裕 典  (3) 当局説明   1) 総務局長報告事項(1)について、別紙資料1により説明した。   2) 地域政策局長が報告事項(3)について、別紙資料3により説明した。   3) 財産管理課長報告事項(2)について、別紙資料2により説明した。  (4) 質疑・応答 ◯質疑佐藤委員) 旧広島陸軍被服支廠の件で質問させていただきます。保存改修に向けた調査を行ったということでしたけれども、この建物活用方法について、どういった議論がされてきたのか、お伺いします。 2: ◯答弁財産管理課長) 旧広島陸軍被服支廠につきましては、竣工が大正2年でございまして、その後、被服支廠として使われておりましたが、昭和27年に国との交換によりまして、県の財産になりました。その後は県立広島工業高校の校舎の一部や、日本通運の倉庫などとして使用されておりましたが、平成9年以降は特段の利活用はなく今日に至っております。 3: ◯質疑佐藤委員) 平成9年以降使用されていないということですが、それ以降、どうするかという議論は今回が初めてなのか、以前にも有識者会議のようなものを開くなどして議論していたのか、お伺いします。 4: ◯答弁財産管理課長) 平成9年以降、利活用されておりませんが、その後、博物館構想ということも検討されておりました。しかし、こちらにつきましても種々の事情から中止されました。 5: ◯質疑佐藤委員) 要するに、この建物を今後どうするか決まっていなかったということだと思います。今回、保存するという方向でこれから進めていくということだと思います。資料には保存改修で1棟当たり4億円、耐震改修だと1棟当たり12~33億円と書かれていますが、今後は保存改修をするということでよろしいですか。 6: ◯答弁財産管理課長) 建物安全性等調査平成29年度に実施し、保存改修をする場合には1棟当たり約4億円、耐震改修では、例えば建物の3分の1程度の部分耐震補強すれば12億円、1棟全部を耐震補強すれば33億円の経費が見込まれるということが判明しました。こういった結果や建物劣化状況などを踏まえて、保存改修に向けた取り組みを進めていきたいと考えており、その方針に基づいて、今年度、具体的な補修方法検討をしたところでございます。まずは保存改修取り組みを進めてまいりたいと考えております。 7: ◯質疑佐藤委員) ということは、耐震化を実施するかについてはまだ決めていないということだと思うのですが、今回の計画の中では建物建物の間に平和学習ができるようなスペースを設けて、そこに新たな建物を建てるとなっています。耐震化ができていない建物そばにそういった施設をつくり、その周りを見学するというのは安全上問題ないのでしょうか。 8: ◯答弁財産管理課長) まず、全体的な安全性という意味で言えば、耐震補強できておりませんので、大きな地震が万一発生すれば、倒壊するリスクは高いというのは去年の調査でも出ています。そういったことも踏まえて、今回、追加で安全対策検討しております。これは耐震補強ではございませんが、特に西側の市道や民地に隣接している部分について何らかの補強対策を講じられないか、検討中でございます。 9: ◯質疑佐藤委員) 今の話を聞くと、少し計画が中途半端ではないかと思います。本当にこの建物平和学習等に使いたいのであれば、徹底的に耐震工事をして、外だけではなく中にも入れるぐらいのものをつくるべきではないでしょうか。外から眺めるだけの建物にするのであれば、余り効果がないように思います。また、ブロック塀そばを歩くのも危険という状況であるにもかかわらず、建物そばで学習するというのはすごく危険だと思います。それならなおさら本当に平和学習に使えるように、徹底的にお金をかけて耐震工事をすれば、新たな平和学習の場所として注目されるのではないかと思うのですが、そういった考えはないのでしょうか。 10: ◯答弁総務局長) この被服支廠は、非常に大きい被爆建物で、現在使われていないわけですが、被爆の記憶を残すという観点で保存改修を行います。今、劣化が進んでいますので、それをとめるための工事をします。その上で、平和学習の場としても活用することを考えております。
     一方で、今お話がありましたように、中まで使うということになりますと、昨年度検討調査を行った結果、30億円以上のお金がかかるということがわかりました。もちろんそれに見合う効果はあると思いますけれども、30億円という額はやはり非常に大きいものでございます。建物の中に入って利用する頻度と30億円という額を考えたときに、今の時点でそれだけのお金をかけることは適当ではないと考え、劣化防止に向けた取り組みを進めていくという方針とし、今年度さらにその手法を検討する調査を行っているところでございます。  建物西側壁面の補強等の追加安全対策に関しては検討が必要ですが、今回の調査結果によれば、3~4億円弱あれば保存改修が可能ということですので、さらにこの内容について詰めさせていただいて、来年度予算に向けてどのようにしていくか、決定したいと考えております。 11: ◯要望佐藤委員) 30億円を高いと思うか安いと思うかは考え方の違いだと思います。30億円かけてやるまでもないと思われるのであればやらないでしょうし、逆に30億円かけてでもやるべきだと思われる方もたくさんおられるのだと思います。県の考え方があると思いますが、私自身は30億円かけてでもやるべきだと思っています。どういう形にするかは別ですけれども、1棟当たり30億円なので4棟に実施すれば約100億円かかるということを考えれば、1棟だけ中に入れるようにするなど、やり方は幾らでもあると思います。今、広島市だけでなく、広島県が平和行政に力を入れ始めています。それならば、なおさらこの施設は県にとって重要な施設になるのではないかと思います。この施設に対する取り組みで、県民が県のやる気を判断するのではないかと思います。今回はとりあえず保存改修するということですけれども、今後、さらにこの施設を平和学習、または原爆の記憶の継承における重要な施設とするのであれば、とことん取り組んでいただきたいと思っておりますので、そのことについては要望とします。  (5) 閉会  午前11時 発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...