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12月21日-08号

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  1. 岡山県議会 2022-12-21
    12月21日-08号


    取得元: 岡山県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    令和 4年11月定例会          ◎ 令和4年11月岡山県議会定例会会議録  第8号〇 令和4年12月21日(水曜日)                  議  事  日  程                  午前10時開議第1 議第113号~議第115号(上程、知事の提案理由の説明)第2 発議第8号条例案第3 委員長報告第4 採決第5 委員会の閉会中の継続調査及び審査の件      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                  本日の会議に付した事件日程第1 議第113号~議第115号(上程、知事の提案理由の説明)日程第2 発議第8号条例案日程第3 委員長報告日程第4 採決日程第5 委員会の閉会中の継続調査及び審査の件      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~        午前10時開議 ○議長(加藤浩久君)  皆さん、おはようございます。 これより本日の会議を開きます。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 議第113号~議第115号(上程、知事の提案理由の説明) ○議長(加藤浩久君)  日程に入ります。 まず、議第113号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第7号)、議第114号教育委員会委員の任命同意について、議第115号収用委員会委員の任命同意について、以上3件を一括して議題といたします。 知事から、提案理由の説明を求めます。 伊原木隆太君。   〔 知事 伊原木隆太君 登壇 〕 ◎知事(伊原木隆太君)  ただいま追加上程されました諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、予算案件につきましては、10月下旬~11月中旬にかけて発生した高病原性鳥インフルエンザに係るまん延防止対策等について、所要の補正措置を講じるものであります。 その結果、今回の補正予算額は、一般会計において13億6,600余万円の増額であります。 補正後の一般会計予算額は、歳入歳出それぞれ8,184億2,000余万円であります。 一般会計歳入予算の内容につきましては、繰入金7億5,500余万円、国庫支出金6億1,000余万円を増額する所要の補正措置を講じるものであります。 一般会計歳出予算の内容につきましては、家畜伝染病予防事業費13億6,600余万円を計上しております。 債務負担行為につきましては、発生農場等に対する利子補給について、新たに債務を負担しようとするものであります。 次に、人事案件につきましては、教育委員会委員のうち1名が令和4年12月31日をもって、また、収用委員会委員のうち2名が令和5年1月15日をもって、それぞれ任期満了となることに伴う後任委員の任命についてのものであります。 いずれも、お手元議案所載の方々を最適任と存じまして、任命の御同意をいただきたく、提案申し上げた次第であります。 以上、今回提案いたしました諸議案につきまして、その概要を申し上げた次第であります。 何とぞ慎重御審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(加藤浩久君)  お諮りいたします。ただいま議題となっております3議案のうち、議第113号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第7号)については、お手元に配付の「議案付託表」のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託することとし、人事案件の議第114号教育委員会委員の任命同意について、議第115号収用委員会委員の任命同意についての両件は、いずれも委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕 ○議長(加藤浩久君)  御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 委員会開催のため、暫時休憩いたします。        午前10時4分休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~        午前10時17分再開 ○議長(加藤浩久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 発議第8号条例案 ○議長(加藤浩久君)  まず、発議第8号条例案を議題といたします。 職員に件名を朗読させます。   ~~~~~~~~~~~~~~~   〔 職員朗読 〕発議 番号件   名提 出 先提 出 者8岡山県議会の保有する個人情報の保護に関する条例案  議会運営委員会   ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤浩久君)  お諮りいたします。発議第8号条例案については、提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕 ○議長(加藤浩久君)  御異議なしと認めます。よって、本案は提案理由の説明を省略することに決定いたしました。 本案は会議規則第40条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 委員長報告 ○議長(加藤浩久君)  次に、発議第7号及び委員会で審査を終了した諸案件全部を一括議題といたします。 委員長の報告を求めます。 総務委員会委員長上田勝義君。   〔 26番 上田勝義君 登壇 〕 ◆26番(上田勝義君)  総務委員会に付託されました議案11件及び請願1件に対する審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、予算案の議第84号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第5号)は、防災・減災緊急対策事業費10億円や新型コロナウイルス感染症対策推進費7億1,200余万円等を増額する一方、予備的に計上していた岡山県時短要請協力金等を減額することにより、差引き総額26億2,300余万円を減額補正するものであり、歳入予算は、繰入金16億1,500余万円などを増額する一方、国庫支出金32億2,700余万円などを減額する所要の補正措置を講ずるものであります。 本委員会関係分は、歳入予算全般と歳出予算のうち、私立学校における電気料金の負担軽減に要する経費6,200余万円など、総額2億6,200余万円を増額補正するほか、警察本部伊福町庁舎の空調設備改修工事に要する経費等について新たに債務を負担しようとするもの、そのほか地方債補正に関してであります。 事件案件は当せん金付証票の発売についてなど2件、条例案は個人情報の保護に関する法律施行条例など3件であります。 また、議第105号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第6号)は、国において「物価高克服経済再生実現のための総合経済対策」として成立した補正予算に呼応したもので、総額303億1,400余万円を増額補正するものであり、歳入予算は、国庫支出金174億3,600余万円、県債119億6,500余万円を増額するなど、所要の補正措置を講ずるものであります。 本委員会関係分は、歳入予算全般と歳出予算のうち、私立幼稚園等送迎用バス安全装置改修等への支援に要する経費3,300余万円など、総額1億3,100余万円を増額補正するほか、繰越明許費補正として、国の経済対策に伴う私学助成費3,300余万円など、総額5,600余万円を繰り越すもの、そのほか地方債補正に関してであります。 また、岡山県営電気事業会計及び岡山県営工業用水道事業会計においても、所要の補正措置を講ずるものであります。 次に、条例案は、岡山県職員給与条例等の一部を改正する条例1件であります。 このほか、議第113号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第7号)は、本県において発生した高病原性鳥インフルエンザまん延防止対策等に要した経費13億6,600余万円を増額補正するものであり、歳入予算は、国庫支出金6億1,000余万円、繰入金7億5,500余万円を増額するなど、所要の補正措置を講ずるものであります。 本委員会関係分は、歳入予算全般であります。 本委員会は、去る16日及び本日の本会議休憩中に開催し、関係当局者の出席を求め、議第100号の条例については、関係する委員会の意見を聴取するなど、慎重に審査を行いました結果、これら議案11件については、いずれも適切妥当または必要やむを得ない措置と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。 また、請願1件につきましては、お手元に配付いたしております審査結果報告書のとおり措置すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(加藤浩久君)  環境文化保健福祉委員会委員長市村仁君。   〔 25番 市村 仁君 登壇 〕 ◆25番(市村仁君)  環境文化保健福祉委員会に付託されました議案8件及び請願陳情3件に対する審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、予算案の議第84号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第5号)のうち、本委員会関係分は、環境文化部関係で、県立美術館の管理運営に要する経費などについて所要の補正措置を講じるもので、総額6,400余万円を増額補正するものであります。 また、保健福祉部関係で、物価高騰の影響を受けている医療機関等への支援に要する経費などについて所要の補正措置を講じるもので、総額27億5,100余万円を増額補正するものであります。 債務負担行為補正は、環境文化部関係で、おかやま旧日銀ホール管理運営委託など2件、保健福祉部関係で、岡山県南部健康づくりセンター管理運営委託の1件について、新たに債務を負担しようとするものであります。 事件案件は、おかやま旧日銀ホール指定管理者の指定についてなど2件であります。 条例案は、岡山県新進美術家育成支援基金条例の一部を改正する条例など3件であります。 次に、予算案の議第105号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第6号)のうち、本委員会関係分は、環境文化部関係で、自然環境整備交付金を活用した国立公園等の利用施設の整備に要する経費などについて所要の補正措置を講じるもので、総額2,400余万円を増額補正するものであります。 また、保健福祉部関係で、妊娠及び出生届出時に行う妊産婦への経済的支援等に要する経費などについて所要の補正措置を講じるもので、総額21億7,000余万円を増額補正するものであります。 繰越明許費補正は、環境文化部関係について、1事業1,300万円を繰り越すものであります。 また、岡山県国民健康保険事業特別会計においても所要の補正措置を講じるものであります。 本委員会は、去る16日に開催し、関係当局者の出席を求め、慎重に審査を行いました結果、これら議案8件は、いずれも適切妥当または必要な措置と認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 また、請願陳情3件につきましては、お手元に配付いたしております審査結果報告書のとおり措置すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(加藤浩久君)  産業労働警察委員会委員長河野慶治君。   〔 13番 河野慶治君 登壇 〕 ◆13番(河野慶治君)  産業労働警察委員会に付託されました議案4件及び陳情1件に対する審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、予算案の議第84号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第5号)のうち、本委員会関係分は、産業労働部関係について、電気料金等の上昇に伴い一般管理費等を増額する一方、予備的に計上していた岡山県時短要請協力金を減額することにより、差引き総額52億6,500余万円を減額補正するものであります。 また、警察本部関係について、電気料金等の上昇に伴う経費やG7倉敷労働雇用大臣会合警備の準備に要する経費など、総額2億8,000余万円を増額補正するものであります。 債務負担行為補正は、岡山県岡山リサーチパークインキュベーションセンターについて、指定管理者制度による管理運営委託に要する経費についてなど2件であります。 事件案件は、久米産業団地への企業立地に伴う公有財産の処分についてなど2件であります。 次に、議第105号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第6号)のうち、本委員会関係分は、労働委員会関係について、職員の給与改定に要する経費として、総額60万余円を増額補正するものであります。 また、産業労働部関係について、職員の給与改定に要する経費や「おかやまハレ旅応援割」について、制度を見直した上で、年明け以降も利用期間を延長し、県内需要喚起を図るおかやまハレ旅キャンペーン事業の経費等として、総額41億5,100余万円を増額補正するものであります。 また、警察本部関係について、職員の給与改定に要する経費として、総額2億2,900余万円を増額補正するものであります。 繰越明許費補正は、物価高の克服及び地域経済の再生へ向けた支援に要する経費として、総額1億9,000余万円を繰り越すものであります。 本委員会は、去る16日に開催し、関係当局者の出席を求め、慎重に審査を行いました結果、これら議案4件は、いずれも適切妥当または必要やむを得ない措置と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。 また、陳情1件につきましては、お手元に配付いたしております審査結果報告書のとおり措置すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。
    ○議長(加藤浩久君)  農林水産委員会委員長福島恭子君。   〔 15番 福島恭子君 登壇 〕 ◆15番(福島恭子君)  農林水産委員会に付託されました議案7件及び陳情1件に対する審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、議第84号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第5号)のうち、本委員会関係分は、土地改良区が管理する農業水利施設電気料金高騰に対する支援などを増額する一方、国庫補助事業内示額確定に伴う減額などにより、差引き総額4億5,200余万円を減額補正するものであります。 繰越明許費補正は、防災・減災緊急対策事業など7件において、総額7億9,900余万円を繰り越すものであります。 議第85号は、岡山県営食肉地方卸売市場特別会計において、物価高騰に伴い9,100余万円を増額補正するものであります。 また、事件案件の議第89号は、県営土地改良事業等に対する市町村の負担金額等を定めるものであります。 次に、議第105号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第6号)のうち、本委員会関係分は、職員給与改定に要する経費や原木供給体制の維持・拡大に要する経費など、総額11億6,600余万円を増額補正するものであります。 繰越明許費補正は、漁港漁場整備事業など10件において、総額11億1,600余万円を繰り越すものであります。 債務負担行為は、大佐ダム地区小水力発電設備の更新工事に要する経費1件でございます。 また、岡山県営食肉地方卸売市場特別会計及び岡山県造林事業等特別会計においても、それぞれ所要の職員給与改定に要する経費を増額補正するものであります。 次に、議第113号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第7号)のうち、本委員会関係分は、高病原性鳥インフルエンザまん延防止対策及び農家への経営支援に要する経費13億6,600余万円を増額補正するものであります。 債務負担行為は、家畜疾病経営維持資金利子補給金に要する経費1件でございます。 本委員会は、去る16日及び本日の本会議休憩中に開催し、関係当局者の出席を求め、慎重に審査を行いました結果、これら議案7件は、いずれも適切妥当または必要やむを得ない措置と認め、全会一致をもって、原案を可決すべきものと決しました。 陳情1件につきましては、お手元に配付いたしております審査結果報告書のとおり措置すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(加藤浩久君)  土木委員会委員長山本雅彦君。   〔 16番 山本雅彦君 登壇 〕 ◆16番(山本雅彦君)  土木委員会に付託されました議案6件及び陳情1件に対する審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、予算案についてであります。 議第84号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第5号)のうち、本委員会関係分は、道路整備事業費などの補助公共事業費を増額する一方、単独公共事業に係る経費を減額することなどにより、差引き総額7億1,400余万円を減額補正するものであります。 債務負担行為については、工事発注平準化のため、単県公共土木事業で新たに債務を負担しようとするものなど12件であります。 繰越明許費補正については、適正な工期を確保するため、砂防関係事業など19事業で、総額42億100余万円を翌債設定するものであります。 また、岡山県港湾整備事業特別会計においても、所要の補正措置を講ずるものであります。 次に、事件案件は、土木関係建設事業に対する市町村負担金についてであります。 次に、条例案は、岡山県土木関係手数料徴収条例の一部を改正する条例についてであります。 次に、議第105号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第6号)のうち、本委員会関係分は、国の総合経済対策に呼応し、防災・減災、国土強靱化の推進など、安全・安心の確保のため、道路整備事業費などの補助公共事業に係る経費など、総額223億4,900余万円を増額補正するものであります。 繰越明許費補正については、適正な工期を確保するため、河川激甚災害対策特別緊急事業など13事業で、総額191億1,600余万円を翌債設定するものであります。 また、岡山県流域下水道事業会計においても、所要の補正措置を講ずるものであります。 本委員会は、去る16日に開催し、関係当局者の出席を求め、慎重に審査を行いました結果、これら議案6件は、いずれも適切妥当または必要やむを得ない措置と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。 また、陳情1件につきましては、お手元に配付いたしております審査結果報告書のとおり措置すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(加藤浩久君)  文教委員会委員長渡辺知典君。   〔 14番 渡辺知典君 登壇 〕 ◆14番(渡辺知典君)  文教委員会に付託されました議案4件及び請願陳情21件に対する審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、予算案の議第84号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第5号)についてでありますが、本委員会関係分は、県立学校における電気料金高騰に対する保護者負担等の軽減として、全日制高等学校管理運営費など、総額4億4,900余万円を増額補正するものであります。 また、債務負担行為は、岡山県生涯学習センター管理運営委託など2件であります。 次に、事件案件は、岡山県生涯学習センター指定管理者の指定についてなど2件であります。 次に、予算案議第105号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第6号)についてでありますが、本委員会関係分は、感染流行下における学校教育体制整備事業など、総額12億1,100余万円を増額補正するものであります。 繰越明許費補正は、国の経済対策に伴うもの6件、総額5億3,500余万円です。 本委員会は、去る16日に開催し、関係当局者の出席を求め、慎重に審査を行いました結果、これら議案4件は、いずれも適切妥当な措置または必要やむを得ない措置と認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 また、請願陳情21件につきましては、お手元に配付いたしております審査結果報告書のとおり措置すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(加藤浩久君)  決算特別委員会委員長大塚愛君。   〔 18番 大塚 愛君 登壇 〕 ◆18番(大塚愛君)  決算特別委員会に付託されました議第97号令和3年度岡山県歳入歳出決算の認定について及び事業成果に対する審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず初めに、予算編成状況についてであります。 本県では、厳しい行財政改革に全庁挙げて取り組んできましたが、依然として厳しい財政運営が続いています。その中で、令和3年度当初予算においては、「第3次晴れの国おかやま生き活きプラン」の行動計画期間初年度となることから、「生き活き岡山」の実現に向けて、必要な分野や事業へ予算を振り向けるとともに、新型コロナウイルス感染症を契機とする社会の大きな変化などの喫緊の課題への対応や、平成30年7月豪雨災害からの復旧・復興の実現に向けた施策に着実に取り組み、本県の持続的な発展に結びつけるための予算編成とすることを基本方針とされました。 以上により編成された当初予算額は、一般会計において7,598億2,598万余円で、対前年度当初予算比1.8%の増加、特別会計においては4,201億1,630万余円で、対前年度当初予算比7.4%の減少となりました。 また、補正予算は、新型コロナウイルス感染症に対応する医療提供体制の整備や地域経済の維持と事業の継続のための支援など、新型コロナウイルス関連経費として1,200億円を超える額の補正措置が講じられたものであります。 次に、決算状況についてであります。 一般会計及び特別会計を合わせた歳入決算総額は、1兆3,569億2,458万余円で、対前年度比4.83%の増加、歳出決算総額は1兆3,263億3,371万余円で、対前年度比5.56%の増加、歳入歳出差引き額は305億9,086万余円で、前年度に比べ、74億3,569万余円、19.55%の減少となりました。 なお、翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は、263億6,595万余円の黒字で、これから前年度の実質収支額を差し引いた単年度収支額は、82億2,167万余円の赤字であります。 県債発行額は、臨時財政対策債354億8,102万余円を含め、総額912億836万余円で、年度末現在高は1兆3,910億134万余円となり、前年度末現在高と比べ、79億1,704万余円減少しています。 普通会計の財政指標については、前年度に比べ、財政力指数は0.02398ポイント悪化、実質公債費比率は0.2ポイント改善、経常収支比率は7.8ポイント改善し、自主財源比率は1.7ポイント改善となりました。 次は、一般会計の決算に表れた主な特徴についてであります。 歳入では、県債、財産収入等が減少したものの、地方交付税、県税、国庫支出金、繰越金等が増加したため、前年度に比べ、791億1,248万余円、9.53%の増加となりました。 歳出では、災害復旧費等が減少したものの、総務費、商工費等が増加したため、前年度に比べ、836億9,971万余円、10.32%の増加となりました。 本委員会は、閉会中も度々委員会を開催し、部局別に関係当局者の出席を求め、説明を聴取するとともに、監査委員から審査意見を聴取し、去る1日に、最終審査を行いました。 審査結果につきましては、予算の執行、財産の管理及び基金の運用は、おおむね適正になされているものと認められ、次の要望・指摘事項を申し述べ、議第97号令和3年度岡山県歳入歳出決算の認定につきましては、全会一致で認定すべきものと決しました。 まず、要望事項ですが、財政健全化への取組と新型コロナウイルス感染症社会情勢等の変化を踏まえた行財政改革の推進についてであります。 本県では、これまでの行財政改革の取組の成果を維持しつつ、過去3度にわたり策定した「岡山県行財政経営指針」に基づき、効率的・効果的な行政運営、歳出適正化、歳入確保、将来の財政負担への備え等に努めており、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は、令和2年度の97.2%から89.4%に大きく改善しています。しかし、令和3年度は、コロナ禍において地方交付税等が増加したことによる影響が大きく、また、依然として全国平均を上回る状況が続いていることから、今後も、改善に向けて積極的に取り組んでいただくよう求めます。 本県の財政状況は、社会保障関係費の累増、県債残高の高止まり、県有施設の老朽化等に加え、物価高騰による行政運営コストの増加も見込まれるなど、引き続き、厳しい状況が続くことが懸念されます。 このため、岡山県行財政経営指針に基づく取組をさらに徹底し、歳出適正化等、不断の改革・改善に取り組むとともに、社会経済情勢等の変化や感染症、大規模災害など、前例のない課題に機動的かつ戦略的に対応できる持続可能な財政構造の確立に取り組んでいただくよう求めます。 財政運営については、さらなる事業の選択と集中の徹底により、限りある財源の効果的な配分を行い、効率的・効果的な執行や県税の徴収強化などの歳入歳出の両面にわたる取組に努めるとともに、地方の安定的な財政運営に必要な地方一般財源総額の確保に向け、国に対し強く働きかけていただくよう求めます。 また、県民の利便性向上及び県行政の効率化を図るため、これまでの業務の実施方法を見直し、全庁を挙げて行政のデジタル化の推進に、さらに積極的に取り組んでいただくよう求めます。 次に、指摘事項についてであります。 1つ目は、収入未済のさらなる解消と歳入確保等についてであります。 一般会計と特別会計を合わせた収入未済額は、28億775万余円であり、前年度に比べ11億6,028万余円、29.2%減少しています。 平成25年3月に制定された「岡山県債権管理条例」に基づく債権管理の徹底や、弁護士委託による債権回収、嘱託弁護士等による職員研修などの取組により、滞納額の縮減が図られており、引き続き、全庁を挙げての債権回収に取り組むことによって、さらなる滞納額の縮減を図り、一層の歳入確保に取り組んでいただくよう求めます。 さらに、遊休財産の売却や有効活用についても、全ての部局が一体となって進めていただくよう求めます。 指摘事項の2つ目は、重要な事業への効果的な予算措置等についてであります。 不用額は、一般会計と特別会計を合わせて総額252億4,420万余円で、前年度に比べ、90億9,133万余円、26.5%減少しています。 不用額の縮減は図られていますが、財政運営が厳しい中で、予算計上した事業がより効果的に執行できるよう、引き続き、努力していただくとともに、執行に伴い生じた予算残額については、適切に補正措置を講じ、県民にとって重要な事業に予算充当できるよう努めていただくよう求めます。 指摘事項の3つ目は、業務委託契約についてであります。 本県では、入札制度全般の改革方針等としての「岡山県入札制度等改革推進計画」に基づき、随意契約から一般競争入札への移行など、契約方式の見直しや特命随意契約の状況を、本県ホームページで毎月公表し、透明性の向上を図るなど、努力をしているところであります。 業務委託契約については、引き続き、県民の生命、財産、安全・安心などに関わる緊急性の高い場合を除き、業務の見直し等により、競争入札への移行を積極的に図るとともに、特命随意契約以外の随意契約にあっても、競争性を確保するとともに、適正な価格で契約がなされることが必要であります。今後とも、予算のより効率的な執行を図るよう、契約方式の公正性、透明性及び競争性の確保に、引き続き、取り組んでいただくよう求めます。 指摘事項の4つ目は、統一的な基準による地方公会計への対応等についてであります。 平成27年1月に、国から地方公共団体に対し、「統一的な基準による地方公会計マニュアル」が示され、本県においても、平成28年度決算分から財務書類を作成し、公表しているところであります。 統一的な基準により作成した財務書類については、類似団体などとの比較により、財政状況をより客観的に分析するとともに、公共施設の老朽化対策等にも活用していただくよう求めます。 また、予算編成や公共施設マネジメントをはじめ、資産の適切な管理などに活用するとともに、県民へ分かりやすい財務情報を提供し、それにより作成した財務書類に基づいた決算審査が適切に行われるよう努力していただくことを求めます。 指摘事項の5つ目は、事業成果に関する調査等についてであります。 部局別の審査の中で、各部局から詳細な説明がなされ、執行部の努力により様々な成果が得られたことが認識できました。 今後とも、包括外部監査や行政評価、公共事業評価など、各種評価結果を真摯に受け止め、施策及び事務事業の見直し・改善に、徹底して取り組んでいただくよう求めます。 事業成果をまとめている主要施策成果説明書の内容については、一定の改善が見られますが、事業を実施した結果、どのような成果・効果が得られたのか、また、どのような課題が見られたのかということについての検証は、今後のよりよい事業への展開のために不可欠であることから、引き続き、PDCAサイクルに即した内容となるよう工夫していただくよう求めます。 以上、要望・指摘事項を申し上げました。 今年度、本委員会では、前年度の委員長報告に係る指摘事項については、取組状況を報告していただきましたが、一部では依然改善されていない状況が見受けられました。引き続き、改善に向けて取り組んでいただき、取組結果については、次年度の決算特別委員会での報告とともに、施策や予算編成に反映させることを強く求めます。 また、会計管理について不断の見直しを行うことにより、不正を未然に防ぐ体制づくりに努めていただくよう求めます。なお、内部統制制度につきましては、引き続き、制度の重要性に対する職員の認識を高めることに努めていただくよう求めます。 今後、公共施設の老朽化が進む中、修繕・更新費は一層の増加が見込まれます。「岡山県公共施設マネジメント方針」に基づき、引き続き、長寿命化と予防保全等の取組を推進するとともに、必要な予算の確保に努めていただくよう求めます。 指定管理者制度については、制度の導入から一定の期間が経過し、相応の知見も蓄積されたことから、指定管理者の更新に当たっては、制度の趣旨を踏まえ、住民のニーズの効率的かつ効果的な実現が、より一層期待できるような施設となるよう、管理運営の在り方について不断の検証を行っていただくよう求めます。 財政運営が厳しい中、県民の安全・安心を第一とし、財政判断において英断され、平成30年7月豪雨災害からの復旧・復興対策及び新型コロナウイルス感染症への対応に、全職員一丸となって全力で取り組んでいただいていることに、深く敬意を表します。今後も、困難を抱えながら厳しい財政状況が予測されますが、行財政改革に着実に取り組み、「生き活き岡山」の実現に邁進されますよう願います。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(加藤浩久君)  以上をもって委員長の報告は終了いたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △討論 ○議長(加藤浩久君)  これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 発言時間は10分以内と定めます。 21番氏平三穂子君。   〔 21番 氏平三穂子君 登壇 〕 ◆21番(氏平三穂子君)  日本共産党の氏平三穂子です。 今議会に提案された議第97号、議第98号、また、陳情2件、請願27件につきまして、委員長報告のとおりに決することに反対し、その主なものについて理由を述べます。 議第98号は、国の個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴う条例案件ですが、この国の改定案は、自治体の個人情報保護条例の水準より個人情報の取扱規制が緩くなり、自治体が定める個人情報の本人からの直接収集の原則や思想、信条、病歴などの要配慮個人情報の収集禁止の原則がなくなることが懸念されています。結果、行政が特定の目的のために集めた個人情報が、成長戦略や企業の利益に利用されかねません。また、個人情報保護法制の一元化で、自治体の個人情報保護条例に縛りをかけ、保護の仕組みを切り捨て、自治体の独自策を掘り崩すこととなるのではないでしょうか。情報システムの共同化、集約の推進で、自治体は国が作る鋳型に収まる範囲の施策しか行えないことになりかねません。よって、反対いたします。 次に、請願第46号マイナンバーカードとの一体化に伴う健康保険証廃止に反対することについては、採択を求めます。 健康保険証を廃止し、マイナンバーカードに一体化することで、持ち歩く機会が増え、紛失のリスクも増加し、情報漏えいや第三者による悪用などの懸念が高まることです。しかも、マイナ保険証が便利になるどころか、あまりにも多くの問題が指摘されています。現在、保険証は、切れる前に新しい保険証が自動的に送られていますので、特に手続は要りません。しかしマイナ保険証は、5年ごとに更新が必要です。更新ができていないと、未更新なので使えませんと言われ、医療にかかれません。また、紛失すれば、再発行に1か月程度かかるそうで、その間受診はどうなるのでしょうか。また、マイナ保険証が使える医療機関、薬局は、現時点では3割程度です。全国保険団体連合会が実施したアンケート、全国4,747診療所が回答されていますが、その回答では、「運用する」は26%、「導入しない」、「できない」という回答も14%もあったそうです。 保険団体にお聞きすると、器械の導入に初期費用が50万円から数100万円、その後のメンテナンスなどの負担が大きいこと、また、マイナンバーカードを預かるリスクが高いことなどがあるそうです。また、このシステムにトラブルが起きれば、医療現場に大混乱を生じさせます。 国が健康保険証に手をつけたのは、なかなか普及が進まないことが背景にあります。これは、任意と言いながら、健康保険証をなくし、マイナンバーカードに統合するのは、事実上の強制であり、明らかに法令違反です。断固反対すべきです。 次に、陳情第126号介護保険制度の改善を求めることについても、ぜひ採択をお願いいたします。 まず、最大の問題は、利用料の負担増です。現在、介護認定者の9割が1割負担ですが、これが2割負担になれば、例えば、要介護5で限度額いっぱい在宅サービスを使っている利用者は、現在、3万5,000円ですけれども、7万円を超える負担となります。施設入所の負担も大変となり、施設を退所する、退所を検討するとした声も出されています。 もう一つの問題は、要介護1、2の訪問介護と通所介護を、介護保険サービスから外し、市町村の地域支援総合事業に移行しようとすることです。要介護1、2の方は、決して軽度ではありません。しかも、認知症の方が多く、認知症とその家族の会の皆さんは、ヘルパーさんの支援とデイサービスの利用で、何とか施設に入らず、在宅で暮らせていたのに、これでは在宅で暮らしていけないと、全国的に大きな反対運動を広げておられます。 また、市町村が実施する総合事業は、介護報酬に比べて報酬単価の低いこともあり、総合事業を積極的に引き受ける事業者は多くなく、受皿は乏しいと言えます。市町村によっては、サービスが不足し、受けられない場合も出れば、まさに受給権の侵害となります。その他、ケアプラン作成への自己負担導入、福祉用具貸与制度の販売への転換など、最悪の負担増と言わなければなりません。 厚生労働省は、19日、社会保障審議会の部会で、これらの介護保険改定の結論を来年に先送りする方針を示しました。短期間に20万筆を超える反対署名が集まるなど、世論と運動に追い詰められた結果です。さらに、撤回に追い込むためにも、国に地方からも意見書を提出すべきと思います。 また、文教委員会に提出された請願は、いずれも子供たちの教育環境の改善を求めるものであり、採択を求めます。 特に、請願第47号の教育予算の増額を求めることについては、1万5,795筆の署名とともに提出されたもので、採択すべきと考えます。 政府の予算は、過去最大を更新する一方で、文教予算は削減され続けています。日本の公財政教育支出の対GDP比は2.8%、OECD諸国の中で最低となっています。OECDの平均の4.1%まで引き上げて、行き届いた教育への抜本的な切替えを行っていく体制こそが必要だと考えます。 次に、請願第55号、請願第61号及び陳情第127号の県立高校1人1台タブレット端末購入を公費負担にすることを求めることについて、この3件の同様のものに対し、採択を求めます。 特に、陳情第127号は、高校生の保護者が自主的に署名を集めてこられ、6,985筆を添えて提出されました。物価高騰と長引くコロナ禍で、収入減の世帯が多くなっています。子供たちにも様々な影響を与えています。ぜひ、実施を求めたいと思います。 以上で討論を終わります。 ○議長(加藤浩久君)  これをもって討論を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 採決 ○議長(加藤浩久君)  これより採決に入ります。 まず、議第114号教育委員会委員の任命同意について、議第115号収用委員会委員の任命同意について、両件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。両件はいずれもこれに同意することに御異議ございませんか。   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕 ○議長(加藤浩久君)  御異議なしと認めます。よって、両件はいずれもこれに同意することに決定いたしました。 次に、議第97号令和3年度岡山県歳入歳出決算の認定について及び議第98号個人情報の保護に関する法律施行条例の両件を一括して起立により採決いたします。 両件に対する委員長の報告は可決または認定であります。 両件はいずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(加藤浩久君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、両件はいずれも委員長の報告のとおり決定いたしました。 次に、請願第46号、請願第53号、請願第57号、請願第58号、請願第59号、請願第62号及び陳情第126号、以上7件を一括して起立により採決いたします。 7件に対する委員長の報告はいずれも不採択であります。 7件はいずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(加藤浩久君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、7件はいずれも委員長の報告のとおり決定いたしました。 次に、請願第54号及び陳情第128号の両件を一括して起立により採決いたします。 両件に対する委員長の報告はいずれも不採択であります。 両件はいずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(加藤浩久君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、両件はいずれも委員長の報告のとおり決定いたしました。 次に、請願第47号、請願第48号、請願第49号、請願第50号、請願第51号、請願第55号、請願第56号、請願第60号、請願第61号、陳情第127号、陳情第129号、陳情第130号、陳情第131号及び陳情第132号、以上14件を一括して起立により採決いたします。 14件に対する委員長の報告はいずれも不採択であります。 14件はいずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(加藤浩久君)  御着席ください。 起立多数であります。よって、14件はいずれも委員長の報告のとおり決定いたしました。 次に、請願第52号を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(加藤浩久君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、本件は委員長の報告のとおり決定いたしました。 次に、ただいままでに議決いたしました議案4件、請願17件、陳情7件を除く、諸案件全部を一括して採決いたします。 お諮りいたします。諸案件のうち、発議案2件についてはいずれも原案のとおり、その他の諸案件については全て委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕 ○議長(加藤浩久君)  御異議なしと認めます。よって、諸案件のうち、発議案2件についてはいずれも原案のとおり可決、その他の諸案件は全て委員長の報告のとおり決定いたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 委員会の閉会中の継続調査及び審査の件 ○議長(加藤浩久君)  次に、委員会の閉会中の継続調査及び審査の件を議題といたします。 各常任委員会と議会運営委員会の委員長から、会議規則第76条の規定により、お手元に配付いたしております「閉会中の継続調査・審査事件一覧表」のとおり、閉会中の継続調査及び審査の申出があります。 まず、陳情第35号を起立により採決いたします。 本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(加藤浩久君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、陳情第34号を起立により採決いたします。 本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(加藤浩久君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、陳情第1号を起立により採決いたします。 本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(加藤浩久君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、陳情第10号を起立により採決いたします。 本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(加藤浩久君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、陳情第9号及び陳情第83-1号の両件を一括して起立により採決いたします。 両件はいずれも委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(加藤浩久君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、両件はいずれも委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、お諮りいたします。ただいま議決いたしました陳情6件を除く諸案件は全て委員長から申出のとおり閉会中の継続調査及び審査に付することに御異議ございませんか。   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕 ○議長(加藤浩久君)  御異議なしと認めます。よって、諸案件は全て委員長から申出のとおり閉会中の継続調査及び審査に付することに決定いたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤浩久君)  以上をもって今期定例会の議事は全て終了いたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △知事の挨拶 ○議長(加藤浩久君)  この際、知事の御挨拶がございます。伊原木隆太君。   〔 知事 伊原木隆太君 登壇 〕 ◎知事(伊原木隆太君)  閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 県議会の皆様におかれましては、提案いたしました諸議案につきまして、終始熱心に御審議いただき、それぞれ適切な議決を賜りまして誠にありがとうございました。 今議会を通じていただきました県政各般にわたる貴重な御意見につきましては、今後の県政に十分反映させてまいりたいと存じます。 新型コロナウイルス感染症につきましては、感染拡大が続き、医療への負荷が高まってきております。そのため、昨日、「岡山県医療ひっ迫警報」を発令いたしました。県民の皆様には、基本的な感染対策の徹底、体調不良時に備えた検査キットや解熱鎮痛薬等の準備、適切な受診への協力、ワクチンの早期接種をお願いしているところであり、引き続き、県民の皆様の御理解と御協力をいただきながら、感染拡大防止に全力を尽くしてまいります。 経済対策につきましては、国の総合経済対策に呼応して追加提案いたしました補正予算に基づき、市町村が実施する出産・子育て応援交付金事業への支援、おかやまハレ旅応援割の延長、防災・減災、国土強靱化の推進などを進めてまいります。引き続き、国や市町村等と連携し、県民の命と健康を守り、地域経済の維持・回復に向け、全力で取り組んでまいります。 来年度の予算編成につきましては、社会保障関係費の累増や物価高騰による行政運営コストの増加、感染状況等による税収への影響などから、厳しい財政状況が続くものと認識しておりますが、真に必要な分野や事業へ予算を振り向けることで、本県の持続的な発展に結びつけてまいりたいと存じます。 本年もあと僅かを残すのみとなりました。 振り返りますと、昨年に続き感染症との闘いに明け暮れた一年となりましたが、県内では、デスティネーションキャンペーンやおかやまマラソンを開催したほか、10月中旬からは、全国旅行支援や水際対策の緩和が実施されるなど、社会経済活動との両立へ向けた動きも本格化してまいりました。 県議会の皆様方におかれましては、今後とも、県勢発展のため一層御活躍いただきますとともに、健康に十分御留意いただき、新たな年をお迎えくださいますようお祈り申し上げまして、閉会に当たりましての御礼の御挨拶とさせていただきます。   ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤浩久君)  これをもって令和4年11月岡山県議会定例会を閉会いたします。        午前11時17分閉会〇 令和4年12月21日(水曜日)出席議員   2番 鳥井 良輔君       3番 佐古 一太君       4番 松島 幸一君   5番 本山 紘司君       6番 福田  司君       7番 清水  薫君   8番 大橋 和明君       9番 乙倉 賢一君      10番 大森 一生君  11番 小倉  博君      12番 田野 孝明君      13番 河野 慶治君  14番 渡辺 知典君      15番 福島 恭子君      16番 山本 雅彦君  18番 大塚  愛君      19番 高橋  徹君      20番 須増 伸子君  21番 氏平三穂子君      22番 吉田  徹君      24番 木口 京子君  25番 市村  仁君      26番 上田 勝義君      27番 小林 義明君  28番 中塚 周一君      29番 江本 公一君      30番 太田 正孝君  31番 池本 敏朗君      32番 小倉 弘行君      33番 加藤 浩久君  34番 遠藤 康洋君      35番 神宝 謙一君      36番 波多 洋治君  37番 柳田  哲君      38番 高原 俊彦君      39番 荒島 俊造君  40番 笹井 茂智君      41番 増川 英一君      42番 山田総一郎君  43番 蜂谷 弘美君      45番 高橋 戒隆君      46番 蓮岡 靖之君  47番 伊藤 文夫君      48番 小田 圭一君      49番 渡辺 英気君  50番 内山  登君      51番 小野 泰弘君      52番 河本  勉君  53番 小田 春人君      54番 天野  学君      55番 千田 博通君           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~欠席議員   1番 秋山 正浩君      23番 中川 雅子君      44番 住吉 良久君           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~出席した事務局職員  事務局長     高田 哲也           次長       下坂 泰幸  議事課長     安井 誠一           議事課長代理   門脇  学  議事課長補佐   難波 喜弘           議事課主幹    松川 一彦           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~説明のため出席した者知事部局  知事       伊原木隆太君          副知事      横田 有次君  副知事      小谷  敦君          公営企業管理者  片山 誠一君  危機管理監    根石 憲司君          政 策 推 進 監  中村 賢三君  知事室長     笠原 和男君          総務部長     須江 裕紀君  総務部次長    宮本 由佳君          県民生活部長   池永  亘君  環境文化部長   佐藤 将男君          保健福祉部長   徳本 史郎君  産業労働部長   三浦 智美君          農林水産部長   万代 洋士君  土木部長     筋野 晃司君          出納局長     森下  慎君教育委員会  教育長      鍵本 芳明君          教育次長     浮田信太郎君公安委員会  委員長      三村由香里君          警察本部長    檜垣 重臣君  警務部長     牧  丈二君人事委員会  委員長      吉松 裕子君          事務局長     佐藤 昌之君監査委員  代表監査委員   浅間 義正君          事務局長     和仁 敏行君選挙管理委員会  委員長      大林 裕一君...