岡山県議会 > 2022-09-29 >
09月29日-07号

  • 債権放棄(/)
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  1. 岡山県議会 2022-09-29
    09月29日-07号


    取得元: 岡山県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    令和 4年 9月定例会          ◎ 令和4年9月岡山県議会定例会会議録  第7号〇 令和4年9月29日(木曜日)                  議  事  日  程                   午前10時開議第1 議第80号~議第83号(上程、知事の提案理由の説明)第2 発議第3号意見書案~発議第6号意見書案第3 委員長報告第4 採決第5 委員会の閉会中の継続調査及び審査の件      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                  本日の会議に付した事件日程第1 議第80号~議第83号(上程、知事の提案理由の説明)日程第2 発議第3号意見書案~発議第6号意見書案日程第3 委員長報告日程第4 採決日程第5 委員会の閉会中の継続調査及び審査の件      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~        午前10時開議 ○議長(加藤浩久君)  皆さん、おはようございます。 これより本日の会議を開きます。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 議第80号~議第83号(上程、知事の提案理由の説明) ○議長(加藤浩久君)  日程に入ります。 まず、議第80号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第4号)、議第81号人事委員会委員選任同意について、議第82号公安委員会委員任命同意について、議第83号土地利用審査会委員任命同意について、以上4件を一括して議題といたします。 知事から、提案理由の説明を求めます。 知事伊原木隆太君。   〔 知事 伊原木隆太君 登壇 〕 ◎知事(伊原木隆太君)  ただいま追加上程されました諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、予算案件につきましては、国の物価・賃金・生活総合対策本部において、地方創生臨時交付金の拡充が決定されたことなどから、本県においても、これに呼応した措置を講じることとし、所要額を計上しております。 その結果、今回の補正予算額は、一般会計において165億2,200余万円の増額であります。 補正後の一般会計予算額は、歳入歳出それぞれ7,882億4,200余万円であります。 一般会計歳入予算の主な内容につきましては、国庫支出金164億900余万円を増額するなど、所要の補正措置を講じるものであります。 一般会計歳出予算の主な内容につきましては、新型コロナウイルス感染症対策推進費129億600余万円、産業労働総合対策費20億6,100万円などを計上しております。 次に、人事案件につきましては、人事委員会委員のうち1名が令和4年10月12日をもって、また、公安委員会委員のうち1名及び土地利用審査会委員が令和4年10月10日をもって、それぞれ任期満了となることに伴う後任委員の選任及び任命についてのものであります。 いずれも、お手元議案所載の方々を最適任と存じまして、選任及び任命の御同意をいただきたく、提案申し上げた次第であります。 以上、今回提案いたしました諸議案につきまして、その概要を申し上げた次第であります。 何とぞ、慎重御審議の上、適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(加藤浩久君)  お諮りいたします。ただいま議題となっております4議案のうち、議第80号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第4号)については、お手元に配付の「議案付託表」のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託することとし、人事案件の議第81号人事委員会委員選任同意について、議第82号公安委員会委員任命同意について、議第83号土地利用審査会委員任命同意についての3件は、いずれも委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕 ○議長(加藤浩久君)  御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 委員会開催のため、暫時休憩いたします。        午前10時4分休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~        午前10時23分再開 ○議長(加藤浩久君)  休憩前に引き続き会議を開きます。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 発議第3号意見書案~発議第6号意見書案 ○議長(加藤浩久君)  まず、発議第3号から発議第6号に至る意見書案4件を一括して議題といたします。 職員に件名等を朗読させます。   ~~~~~~~~~~~~~~~   〔 職員朗読 〕発議 番号件   名提 出 先提 出 者3私学助成制度の堅持及び充実強化に関する意見書案内閣総理大臣 総務大臣 財務大臣 文部大臣 衆議院議長 参議院議長総務委員会衆議院小選挙区選出議員の選挙区の改定案に関する意見書案内閣総理大臣 総務大臣 衆議院議長 参議院議長総務委員会精神障害者への交通運賃等割引制度の適用を求める意見書案内閣総理大臣 厚生労働大臣
    国土交通大臣 衆議院議長 参議院議長環境文化 保健福祉 委員会6台湾の世界保健機関(WHO)へのオブザーバー参加を求める意見書案内閣総理大臣 外務大臣 厚生労働大臣 内閣官房長官 衆議院議長 参議院議長環境文化 保健福祉 委員会   ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤浩久君)  お諮りいたします。発議第3号から発議第6号に至る意見書案4案は、いずれも提案理由の説明を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕 ○議長(加藤浩久君)  御異議なしと認めます。よって、意見書案4案は、いずれも提案理由の説明を省略することに決定いたしました。 発議第3号から発議第6号に至る意見書案4案については、会議規則第40条第2項の規定により、いずれも委員会の付託を省略いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 委員長報告 ○議長(加藤浩久君)  次に、委員会で審査を終了した諸案件全部を一括議題といたします。 委員長の報告を求めます。 総務委員会委員長上田勝義君。   〔 26番 上田勝義君 登壇 〕 ◆26番(上田勝義君)  総務委員会に付託されました議案7件及び請願・陳情5件に対する審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、予算案の議第66号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第3号)は、高齢者福祉施設等従事者に対する集中的な検査や休日診療体制確保等に要する経費について、総額21億2,300余万円を増額するものであり、歳入予算は、国庫支出金21億500余万円を増額する所要の補正措置を行うものであります。 本委員会関係分は、歳入予算全般歳出予算のうち、公共交通利用促進のためのお試し乗車券配布等に要する経費2億2,100余万円を増額補正するものであります。 また、議第80号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第4号)は、物価高騰の影響を受ける中小企業等への支援や重点医療機関における病床の確保等に要する経費について165億2,200余万円を増額補正するものであり、歳入予算は、国庫支出金164億900余万円など、総額165億2,200余万円を増額する所要の補正措置を行うものであります。 本委員会関係分は、歳入予算全般に関してであります。 次に、条例案は、職員の定年等に関する条例等の一部を改正する等の条例など5件であります。 本委員会は、去る26日及び本日の本会議休憩中に開催し、関係当局者の出席を求め、議第76号の条例については、関係する委員会の意見を聴取するなど、慎重に審査を行いました結果、これら議案7件については、いずれも適切妥当または必要な措置と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。 また、請願1件、陳情4件及び委員会発議案2件につきましては、お手元に配付いたしております審査結果報告書等のとおり措置すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(加藤浩久君)  環境文化保健福祉委員会委員長市村仁君。   〔 25番 市村 仁君 登壇 〕 ◆25番(市村仁君)  環境文化保健福祉委員会に付託されました議案2件及び陳情3件に対する審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、予算案の議第66号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第3号)のうち、本委員会関係分は、環境文化部関係で、第79回国民スポーツ大会冬季大会に向けた準備経費本県選手強化費用などについて所要の補正措置を講じるもので、総額2,400余万円を増額補正するものであります。 保健福祉部関係は、診療・検査医療機関休日診療体制の確保に要する経費などについて所要の補正措置を講じるもので、総額11億1,600余万円を増額補正するものであります。 また、議第80号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第4号)のうち、本委員会関係分は、保健福祉部関係で、重点医療機関における空床確保料相当額の補助に要する経費などについて所要の補正措置を講じるもので、総額129億600余万円を増額補正するものであります。 本委員会は、去る26日及び本日の本会議休憩中に開催し、関係当局者の出席を求め、慎重に審査を行いました結果、これら議案2件は、いずれも適切妥当な措置と認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 また、陳情3件及び委員会発議案2件につきましては、お手元に配付いたしております審査結果報告書等のとおり、それぞれ措置すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(加藤浩久君)  産業労働警察委員会委員長河野慶治君。   〔 13番 河野慶治君 登壇 〕 ◆13番(河野慶治君)  産業労働警察委員会に付託されました議案3件及び陳情1件に対する審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、予算案の議第66号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第3号)のうち、本委員会関係分は、産業労働部関係で、旅行割引事業の実施に合わせて、子供を同伴する旅行者に対して観光クーポンを発行することで、子育て世代本県旅行へのインセンティブを付与し、誘客及び周遊観光の促進を図る「おかやまハレ旅キャンペーン事業」に要する経費などについて、総額2億6,000余万円を増額補正するものであります。 また、議第80号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第4号)のうち、本委員会関係分は、産業労働部関係で、県内中小企業競争力強化生産性向上のための省エネ設備等への更新に対する補助に要する経費などについて、総額20億6,100万円を増額補正し、全額繰り越すものであります。 次に、事件案件は、調停の合意及び権利の放棄についての1件であります。 本委員会は、去る26日及び本日の本会議休憩中に開催し、関係当局者の出席を求め、慎重に審査を行いました結果、これら議案3件は、いずれも適切妥当または必要やむを得ない措置と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。 また、陳情1件につきましては、お手元に配付しております審査結果報告書のとおり措置すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(加藤浩久君)  農林水産委員会委員長福島恭子君。   〔 15番 福島恭子君 登壇 〕 ◆15番(福島恭子君)  農林水産委員会に付託されました議案2件に対する審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、予算案の議第66号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第3号)のうち、本委員会関係分は、肥料コストの低減に取り組む農業者に対する適正な施肥に必要となる機械整備肥料価格高騰分の一部支援など、総額3億4,200余万円を増額補正するものであります。 繰越明許費補正は、林道整備事業など5件において、総額4億1,200余万円を繰り越すものであります。 次に、議第80号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第4号)のうち、本委員会関係分は、飼料原料価格の高騰の影響を受けている畜産農家に対する飼料購入費の支援や飲食店で使用できるプレミアム付食事券追加発行に要する経費など、総額15億5,500余万円を増額補正するものであります。 本委員会は、去る26日及び本日の本会議休憩中に開催し、関係当局者の出席を求め、慎重に審査を行いました結果、これら議案2件は、いずれも適切妥当な措置と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(加藤浩久君)  土木委員会委員長山本雅彦君。   〔 16番 山本雅彦君 登壇 〕 ◆16番(山本雅彦君)  土木委員会に付託されました議案4件に対する審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、予算案の議第66号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第3号)のうち、本委員会関係分は、岡山後楽園にぎわい創出魅力向上に要する経費として、1,000余万円を増額補正するものであります。 繰越明許費補正は、適正な工期を確保するため、道路整備事業など13事業において、総額58億2,700余万円を繰越しするものであります。 また、岡山県港湾整備事業特別会計においても、所要の補正措置を講ずるものであります。 事件案件は、工事請負契約の締結についてのもの1件であります。 次に、条例案は、都市計画法に係る開発行為の許可の基準に関する条例の一部を改正する条例の1件であります。 本委員会は、去る26日に開催し、関係当局者の出席を求め、慎重に審査を行いました結果、これら議案4件は、いずれも必要または必要やむを得ない措置と認め、全会一致をもって原案を可決すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(加藤浩久君)  文教委員会委員長渡辺知典君。   〔 14番 渡辺知典君 登壇 〕 ◆14番(渡辺知典君)  文教委員会に付託されました議案2件に対する審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、予算案の議第66号令和4年度岡山県一般会計補正予算(第3号)についてでありますが、本委員会関係分は、新型コロナウイルス感染症対策として、県立学校におけるICTを活用した授業環境高度化に資する機器整備に要する経費など、総額1億4,700余万円を増額補正するものであります。 条例案は、岡山県教育関係手数料徴収条例の一部を改正する条例1件です。 本委員会は、去る26日に開催し、関係当局者の出席を求め、慎重に審査を行いました結果、これら議案2件は、いずれも適切妥当な措置または必要な措置と認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(加藤浩久君)  決算特別委員会委員長大塚愛君。   〔 18番 大塚 愛君 登壇 〕 ◆18番(大塚愛君)  決算特別委員会に付託されました議第70号令和3年度岡山県営電気事業会計における剰余金の処分及び決算認定について、議第71号令和3年度岡山県営工業用水道事業会計における剰余金の処分及び決算認定について及び議第72号令和3年度岡山県流域下水道事業会計決算認定について、以上の議案3件に対する審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、電気事業会計についてでありますが、発電実績につきましては、渇水月が多かったことなどが影響し、総供給電力量は2億100余万キロワットアワーとなり、前年度に比べ3.8%の減となっています。 一方、収支の状況ですが、事業収益については、販売電力量の減少などにより、前年度に比べ4.6%の減、27億4,900余万円、事業費用については、旭川発電所構築物修繕費の減少などにより、前年度に比べ2.4%の減、21億9,900余万円となっています。 これにより、当期純利益は、対前年度比12.5%減の5億5,000余万円を計上しています。 次に、工業用水道事業会計についてであります。 基本使用水量は、前年度に比べ0.2%減の日量54万1,570立方メートルとなっており、また、実給水量は、前年度に比べ3.2%増の1日当たり47万2,717立方メートルとなっています。 一方、収支の状況は、事業収益給水収益の増加などにより、前年度に比べ1%増の35億8,100余万円、事業費用は電気代の高騰などにより、前年度に比べ9.5%増の29億9,300余万円となっています。 これにより、当期純利益は、対前年度比27.6%減の5億8,700余万円を計上しています。 次に、流域下水道事業会計についてであります。 処理水量は、前年度に比べ0.5%減の6,900余万立方メートルとなっています。 一方、収支の状況は、事業収益流域関連市町からの流域下水道管理費負担金単価改定に伴う本年度負担金の増加などにより、前年度に比べ3.1%増の54億8,600余万円、事業費用は、減価償却費の減少などにより、前年度に比べ0.1%減の55億6,100余万円となっています。 これにより、当期純損失は、対前年度比70%減の7,400余万円を計上しています。 なお、本事業は、官庁会計から企業会計へ令和元年度から移行し、地方公営企業法財務規定を適用しているところであります。 以上が各事業の経営状況及び決算の概要です。 決算審査に当たりましては、当局から説明を聴取し、予算は議決の趣旨に沿って適切に執行されたか、各事業が経済性の発揮並びに公共の福祉増進という基本原則に従って適切に運営されたかなどに重点を置き、慎重に審査を進めました。 本委員会は、去る6日に採決を行いましたが、各事業はおおむね適正な運営がなされ、決算も適正に処理されており、決算認定等議案3件は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決及び認定すべきものと決しました。 なお、審査の過程において、各事業の性格や在り方、経営の改善合理化策などについて踏み込んだ意見が述べられましたので、本委員会はこれらを要約し、次の指摘、要望をいたします。 なお、昨年度に引き続いて要望する内容もありますので、真摯に受け止め、前向きな検討をお願いします。 まず、公営企業全般にわたっての改善合理化についてであります。 公営企業は、公共の福祉を増進するという公共性の観点からは、安定した経営体制の確立が求められるとともに、事業経営の視点からは、経済性が要求されるところであり、規制緩和の進展や循環型社会への転換等社会経済情勢が大きく変化する中、中長期的な見通しに基づき、一層の改善・合理化に努めていただくよう求めます。 次に、電気事業会計についてであります。 電力システム改革の進展による新たな負担増への対応や、再生可能エネルギーとしての環境価値など、付加価値を最大限に生かした売電方法の確立といった、将来にわたり事業を安定的に継続できる経営体制の確立が求められております。 そうした中、これまで安定的に黒字経営を継続していることについて評価いたします。 その上で、岡山県企業局経営計画に定められた行動計画取組実績成果等を検証し、PDCAサイクルによる不断の見直しを行うとともに、さらなる脱炭素への取組の検討や既存施設のリニューアルを進めるなど、必要な対応や課題の解決に向けた取組に努めていただくよう求めます。 次に、工業用水道事業会計についてであります。 工業用水基本使用水量は、新型コロナウイルス感染症影響等もあり、前年度より若干減少したものの、配水管等耐震化老朽化対策に積極的に取り組む中、様々なコスト削減により、安定的な黒字経営が継続していることについて評価いたします。 その上で、岡山県企業局経営計画に定められた行動計画取組実績成果等を検証し、PDCAサイクルによる不断の見直しを行うなど、必要な対応や課題の解決に向けた取組に努めていただくよう求めます。 なお、給水料金収入未済額がさらに増加していることから、引き続き、債権管理を確実に行うとともに、累積された滞納額を減少させるため、今年度、簡易裁判所の手続を経て合意された返済計画の着実な履行を推進していただくようお願いいたします。 次に、流域下水道事業会計についてであります。 令和元年度から財務諸表の作成を通じて経営状況を明らかにし、持続可能な運営に努めることで住民サービスを将来にわたり安定的に提供していくため、官庁会計から公営企業会計に移行して3回目の決算となります。 このたび、第9期経営計画及び児島湖流域下水道経営戦略に基づく運営の初年度を終えたところであり、今後は、これら計画の適切な進捗管理、取組の評価・検証等を行うとともに、将来にわたり持続可能な事業となるよう、安定的な経営に努めていただくよう求めます。 最後に、災害発生への取組についてであります。 企業局では、電力・工業用水の供給という県民生活産業活動等に不可欠な事業を行っていることに鑑み、計画的な耐震化老朽化対策を着実に実施するとともに、災害や新型コロナウイルス感染症などのリスクにも対応できるよう、各種訓練の実施などを通じて、危機管理体制を強化し、信頼性の確保に努めていただくよう求めます。 流域下水道事業では、震災対策として、計画的な修繕や改良などはもとより、近年発生している様々な災害や感染症などに対しても事業継続に支障を来すことのないよう、危機管理体制の強化に万全を期すようお願いいたします。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(加藤浩久君)  以上をもって委員長の報告は終了いたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △討論 ○議長(加藤浩久君)  これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 発言時間は10分以内と定めます。 20番須増伸子君。   〔 20番 須増伸子君 登壇 〕 ◆20番(須増伸子君)  日本共産党須増伸子です。 まず、発議第4号衆議院小選挙区選出議員の選挙区改定案に関する意見書案について、賛成の立場で意見を述べます。 小選挙区の下では、意見書にもあるように、少なくない有権者が行政単位地域社会を分断する異常な線引きが押しつけられたり、これからも選挙のたびに不自然な選挙区変更を強いられる問題が起きます。根本には、同制度が選挙権の平等という憲法原則とは矛盾する問題があるのではないでしょうか。そもそも小選挙区制の下では、議席に反映しない、いわゆる死に票が各小選挙区投票の過半数に上るなど、多様な民意を正しく反映できないという問題があります。多様な民意を反映し、民主主義をつくる選挙制度にするよう、国において議論し直す必要があると考えます。 次に、請願第45号日本政府核兵器禁止条約への参加を求める意見書採択を求めることについて、委員長の報告のとおりに決することに反対する立場で、その理由を述べます。 今年6月、核兵器禁止条約の初の締約国会議が行われ、核兵器の非人道性を再確認し、核兵器に依存した安全保障を批判し、条約への参加促進核兵器被害者支援など、条約の内容を実現する方策を盛り込んだウィーン宣言ウィーン行動計画を採択されました。 特に、このウィーン宣言では、核抑止論に対して厳しい批判が行われました。核抑止論は、核兵器が実際に使用されるという脅威、すなわち無数の生命や社会、国家を破壊し、地球規模の破壊的な環境をもたらす危険性に基づいており、その誤りをこれまで以上に浮き彫りにしていると述べられました。これは、ロシアがウクライナ侵略を続け、核兵器使用の威嚇を繰り返し、他の核保有国も核戦力の維持・強化を図る下で、核兵器のない世界に向けての力強いメッセージを発するものとなりました。会議では、被爆者核実験被害者被爆証言を語り、重要な役割を果たされました。 また、アメリカの同盟国であるドイツやノルウェー、ベルギーなどもオブザーバー参加するなど、核条約が無視し得ない現実になっていることを示しました。 しかし、日本政府は、締約国会議オブザーバー参加すらしませんでした。岸田首相は、核不拡散条約(NPT)再検討会議でも、広島、長崎の平和式典でも、核兵器禁止条約にも、核保有国核軍縮撤廃を義務づけるNPT6条にも一言も触れないという、核兵器禁止を求める声に背を向けています。広島、長崎と核の惨禍を体験した戦争被爆国である日本こそ、核兵器の禁止に賛同し、推進の立場に立つことが求められていると思います。 核兵器禁止条約には、これまで、8月15日時点で86か国が署名し、66か国が批准しています。また、日本国内では、639地方議会、岡山県でも20の市町村議会が、日本政府は条約批准の意見書を採択しています。ぜひ、岡山県議会でも意見書の採択をすべきと考え、この請願に賛成します。 以上、討論といたします。 ○議長(加藤浩久君)  これをもって討論を終結いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 採決 ○議長(加藤浩久君)  これより採決に入ります。 まず、議第81号人事委員会委員選任同意について、議第82号公安委員会委員任命同意について、議第83号土地利用審査会委員任命同意について、以上3件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。3件はいずれもこれに同意することに御異議ございませんか。   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕 ○議長(加藤浩久君)  御異議なしと認めます。よって、3件はいずれもこれに同意することに決定いたしました。 次に、請願第45号を起立により採決いたします。 本件に対する委員長の報告は不採択であります。 本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(加藤浩久君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、本件は委員長の報告のとおり決定いたしました。 次に、ただいままでに議決いたしました議案3件、請願1件を除く諸案件全部を一括して採決いたします。 お諮りいたします。諸案件のうち、発議案4件についてはいずれも原案のとおり、その他の諸案件は全て委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕 ○議長(加藤浩久君)  御異議なしと認めます。よって、諸案件のうち、発議案4件についてはいずれも原案のとおり可決、その他の諸案件は全て委員長の報告のとおり決定いたしました。 お諮りいたします。ただいま意見書4件が可決されましたが、その字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕 ○議長(加藤浩久君)  御異議なしと認めます。よって、字句、数字、その他の整理につきましては議長に委任することに決定いたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 委員会の閉会中の継続調査及び審査の件 ○議長(加藤浩久君)  次に、委員会の閉会中の継続調査及び審査の件を議題といたします。 各常任委員会と議会運営委員会委員長から、会議規則第76条の規定により、お手元に配付いたしております「閉会中の継続調査・審査事件一覧表」のとおり閉会中の継続調査及び審査の申出があります。 まず、陳情第35号を起立により採決いたします。 本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(加藤浩久君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、陳情第34号を起立により採決いたします。 本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(加藤浩久君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、陳情第1号を起立により採決いたします。 本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(加藤浩久君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、陳情第10号を起立により採決いたします。 本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(加藤浩久君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、本件は委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、陳情第9号及び陳情第83-1号の両件を一括して起立により採決いたします。 両件はいずれも委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔 賛成者起立 〕 ○議長(加藤浩久君)  御着席願います。 起立多数であります。よって、両件はいずれも委員長から申出のとおり閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。 次に、お諮りいたします。ただいま議決いたしました陳情6件を除く諸案件は全て委員長から申出のとおり閉会中の継続調査及び審査に付することに御異議ございませんか。   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕 ○議長(加藤浩久君)  御異議なしと認めます。よって、諸案件は全て委員長から申出のとおり閉会中の継続調査及び審査に付することに決定いたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤浩久君)  以上をもって今期定例会の議事は全て終了いたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △知事の挨拶 ○議長(加藤浩久君)  この際、知事の御挨拶がございます。知事伊原木隆太君。   〔 知事 伊原木隆太君 登壇 〕 ◎知事(伊原木隆太君)  閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 県議会の皆様におかれましては、提案いたしました諸議案につきまして、終始熱心に御審議いただき、それぞれ適切な議決を賜りまして誠にありがとうございました。 今議会を通じていただきました県政各般にわたる貴重な御意見につきましては、今後の県政に十分反映させてまいりたいと存じます。 新型コロナウイルス感染症につきましては、県民の皆様の御理解と御協力により、現在、新規感染者数、病床使用率共に減少傾向にあり、BA.5対策強化期間を前倒しで終えることができました。 引き続き、感染拡大防止のため、ワクチンの接種促進や医療提供体制の確保、検査キット陽性者登録センターの利用促進などを進めてまいります。 また、本県においても、先日から、発生届の対象を限定したところでありますが、全ての方が安心して療養できるよう努めてまいります。 本日、議決いただいた補正予算に基づき、物価高騰の影響を受ける中小企業等への支援、重点医療機関における病床の確保などを進めてまいります。 引き続き、国や市町村等と連携し、県民の命と健康を守り、地域経済の維持・回復に向け、全力で取り組んでまいります。 これから秋の行楽シーズンを迎えるに当たり、岡山芸術交流や秋の幻想庭園の開催などを控えているところであり、来月から始まるおかやま秋旅キャンペーンと合わせて本県の魅力を県内外に広く発信し、地域活性化や観光産業の回復につなげてまいります。 また、11月には、3年ぶりとなるおかやまマラソン2022が開催されます。岡山のまちが各ランナーの晴れ舞台となるよう準備を進めているところであり、県民の皆様、関係者の皆様におかれましては、本大会への御支援をよろしくお願いいたします。 県議会の皆様の格別の御支援と御協力を心からお願い申し上げ、以上、簡単ではございますが、閉会に当たりましての御礼の御挨拶とさせていただきます。   ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(加藤浩久君)  これをもって令和4年9月岡山県議会定例会を閉会いたします。        午前11時1分閉会〇 令和4年9月29日(木曜日)出席議員   1番 秋山 正浩君       2番 鳥井 良輔君       3番 佐古 一太君   4番 松島 幸一君       5番 本山 紘司君       6番 福田  司君   7番 清水  薫君       8番 大橋 和明君       9番 乙倉 賢一君  10番 大森 一生君      11番 小倉  博君      12番 田野 孝明君  13番 河野 慶治君      14番 渡辺 知典君      15番 福島 恭子君  16番 山本 雅彦君      18番 大塚  愛君      19番 高橋  徹君  20番 須増 伸子君      21番 氏平三穂子君      22番 吉田  徹君  23番 中川 雅子君      24番 木口 京子君      25番 市村  仁君  26番 上田 勝義君      27番 小林 義明君      28番 中塚 周一君  29番 江本 公一君      30番 太田 正孝君      31番 池本 敏朗君  32番 小倉 弘行君      33番 加藤 浩久君      34番 遠藤 康洋君  35番 神宝 謙一君      36番 波多 洋治君      37番 柳田  哲君  38番 高原 俊彦君      39番 荒島 俊造君      40番 笹井 茂智君  41番 増川 英一君      43番 蜂谷 弘美君      44番 住吉 良久君  46番 蓮岡 靖之君      47番 伊藤 文夫君      48番 小田 圭一君  49番 渡辺 英気君      50番 内山  登君      51番 小野 泰弘君  52番 河本  勉君      53番 小田 春人君      54番 天野  学君  55番 千田 博通君           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~欠席議員  42番 山田総一郎君      45番 高橋 戒隆君           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~出席した事務局職員  事務局長     高田 哲也           次長       下坂 泰幸  議事課長     安井 誠一           政務調査室長   村上 裕二  議事課長代理   門脇  学           議事課長補佐   難波 喜弘  議事課主幹    栗原 修平           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~説明のため出席した者知事部局  知事       伊原木隆太君          副知事      横田 有次君  副知事      小谷  敦君          公営企業管理者  片山 誠一君  危機管理監    根石 憲司君          総合政策局長   那須 信行君  知事室長     笠原 和男君          総務部長     須江 裕紀君  総務部次長    宮本 由佳君          県民生活部長   池永  亘君  環境文化部長   佐藤 将男君          保健福祉部長   徳本 史郎君  産業労働部長   三浦 智美君          農林水産部長   万代 洋士君  土木部長     筋野 晃司君          出納局長     森下  慎君教育委員会  教育長      鍵本 芳明君          教育次長     浮田信太郎君公安委員会  委員長      服部恭一郎君          警察本部長    檜垣 重臣君  警務部長     牧  丈二君人事委員会  委員長      秋山 義信君          事務局長     佐藤 昌之君監査委員  代表監査委員   浅間 義正君          事務局長     和仁 敏行君選挙管理委員会  委員長      大林 裕一君...