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06月14日-01号

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  1. 岡山県議会 2021-06-14
    06月14日-01号


    取得元: 岡山県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    令和 3年 6月定例会          ◎ 令和3年6月岡山県議会定例会会議録  第1号〇 令和3年6月14日(月曜日)                  議  事  日  程                  午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期決定の件第3 議第66号~議第86号,諮第1号及び報第6号(上程)第4 知事の提案理由の説明第5 永年在職議員表彰の件      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                  本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員指名日程第2 会期決定の件日程第3 議第66号~議第86号,諮第1号及び報第6号(上程)日程第4 知事の提案理由説明日程第5 永年在職議員表彰の件      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~        午前10時開会 ○議長(神宝謙一君)  皆さん,おはようございます。 ただいまより令和3年6月岡山県議会定例会を開会いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(神宝謙一君)  本日の会議を開きます。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(神宝謙一君)  日程に入ります。 まず,会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は,会議規則第129条の規定により,山本雅彦君,波多洋治君,山田総一郎君を指名いたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会期決定の件 ○議長(神宝謙一君)  次に,会期決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は,本日から7月5日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕 ○議長(神宝謙一君)  御異議なしと認めます。よって,会期は22日間と決定いたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △諸般の報告 ○議長(神宝謙一君)  この際,諸般の報告をいたします。 中国5県議会正副議長会議の結果について,監査委員からの報告,地方自治法第180条第1項の規定による専決処分事項について及び令和2年度繰越計算書についてでありますが,これらはその概要書または写しをお手元に配付しておりますので,御覧願います。 以上で諸般の報告を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 議案第66号~議第86号,諮第1号及び報第6号(上程) ○議長(神宝謙一君)  次に,議第66号令和3年度岡山県一般会計補正予算(第6号)から議第86号高齢者障害者等移動等円滑化の促進に関する法律に基づく信号機,道路標識及び道路標示の基準を定める条例の一部を改正する条例まで21件,諮第1号退職手当支給制限処分に係る審査請求について及び報第6号知事の専決処分した予算について,以上23件を一括議題といたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程4 知事の提案理由の説明 ○議長(神宝謙一君)  知事から,提案理由の説明を求めます。伊原木隆太君。   〔 知事 伊原木隆太君 登壇 〕 ◎知事(伊原木隆太君)  本日は,皆様御多用のところ御参集いただきまして,誠にありがとうございました。 今回提案いたしました諸議案の説明に先立ちまして,当面する県政の課題について申し述べ,県議会及び県民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 まず初めに,新型コロナウイルス感染症について申し上げます。 2回目の緊急事態宣言は3月に解除されましたが,感染力が強いとされる変異株への置き換わりが進んだことなどによって,全国に感染が急拡大し,翌4月には,一部都府県を対象に再度緊急事態宣言が行われるなど,まさに第4波と言うべき状況となりました。 本県におきましても,会社の寮,高齢者施設等クラスターが複数発生し,また,4月から,新規感染者が急増したため,県民等に対し,夜間の不要不急外出自粛や岡山市中心部の飲食店等への営業時間の短縮などについての協力要請を行ってまいりましたが,感染拡大が止まらないことから,先月16日から31日までの間,本県が緊急事態措置区域とされました。これに伴い,県民に対する日中を含めた不要不急外出自粛への協力要請県内全域飲食店等に対する,営業時間の短縮や酒類,カラオケ設備提供取りやめの要請,大規模集客施設に対する営業時間の短縮要請などを行い,併せて事業者に対して協力金を支給することといたしました。 緊急事態措置の開始後,新規感染者数減少傾向となったものの,医療提供体制は依然として厳しい状況が続いたことなどから,今月20日までの期間延長が決定されたところであります。 引き続き,緊急事態宣言の解除に向けて,県民や事業者に対し,協力を要請するとともに,今後,第三者認証制度の導入により,飲食店における感染防止対策の推進と,安心して利用できる環境の整備を図ってまいりたいと考えております。また,職場や医療機関等に対する感染防止対策の徹底と感染管理専門家による予防研修により,クラスター発生の抑止を図ってまいります。 医療提供体制につきましては,入院が必要な中等症以上の患者用として最大492床の病床を確保するとともに,重症病床逼迫時には,岡山市立市民病院の一部病床を重症病床に転換する取組や,隔離解除されたものの引き続き入院が必要な患者の受入れを行う「後方支援医療機関」の確保などにより,病床の効率的な活用を図ってまいります。また,軽症または無症状の患者用として,宿泊療養施設1施設を追加し,計404室を確保したところであり,今後とも,患者の症状に応じた適切な医療提供体制の確保に努めてまいります。 ワクチン接種につきましては,各市町村において先月17日から高齢者向け接種が順次開始され,現在,早期の完了に向け,接種が本格化しているところであります。 こうした中,一日も早く県民の皆様への接種が完了するよう,県営集団接種会場を設置,運営するとともに,予診や接種などに当たる医療スタッフ広域調整など,引き続き医療関係団体と連携し,市町村の支援に取り組んでまいります。 中小企業等への支援につきましては,現在,1月から3月の売上げが減少した事業者に対し,「岡山県飲食店等一時支援金」による支援を実施しているところでありますが,4月以降の外出自粛要請や営業時間の短縮要請の影響を受け,厳しい経営状況が続く事業者について,対象期間を延長し,引き続き支援に取り組んでまいります。 雇用対策につきましては,県内大学における新規学卒者就職決定率は前年を下回り,今後の企業の採用動向も不透明な状況にあることから,先般,県内経済団体に対し要請を行い,積極的な正社員採用などを行っていただくようお願いしたところであります。 また,県外学生も参加しやすい,オンラインによる就職面接会の開催などを通じ,本県への人材還流と定着に取り組んでまいります。 さらには,一時的に事業の縮小を余儀なくされた企業と人手不足の企業との間での在籍型出向を促進するため,専用の支援サイトを構築したところであり,雇用の維持に向けた取組を強化してまいります。 改めまして,最前線で対応されている医療従事者など関係の皆様に,深く感謝申し上げます。 また,県民の皆様,事業者の皆様には,これまでも感染拡大防止に多大な御協力をいただいてきたところでありますが,日常生活と,活力ある社会経済活動を一刻も早く取り戻していくため,引き続き御理解,御協力をお願いいたします。 次に,平成30年7月豪雨災害からの復旧・復興についてであります。 発災から間もなく3年を迎え,これまでおおむね9割の方が応急仮設住宅から退去されるなど,生活再建に向けた着実な進展が見られますが,いまだ応急仮設住宅での生活を余儀なくされる方に対し,引き続き一人一人の状況に応じた支援に努めてまいります。 また,公共施設等については,現在,被災箇所原形復旧工事がおおむね完了しており,小田川3支川などの改良復旧についても,早期の工事完了に向け,事業を推進してまいります。 今後とも,被災地の状況を踏まえながら,復旧・復興の取組を着実に進めてまいります。 4月から,「第3次晴れの国おかやま生き活きプラン」がスタートいたしました。本格的な人口減少長寿社会が到来する2040年頃を見据え,20年後,30年後も発展し続ける岡山を目指し,今後4年間,教育の再生と産業の振興を大きな柱として,県民の皆様に「岡山はよくなった,岡山に住んでいてよかった」と実感していただけるよう,各種施策を進めてまいります。 また,感染症を契機としたデジタル化の進展や地方分散の流れなど,社会の変化や経済の回復に的確に対応するとともに,市町村をはじめ様々な主体との連携を図りながら,プラン基本目標である,全ての県民が明るい笑顔で暮らす「生き活き岡山」の実現に向け,全身全霊で取り組んでまいります。 行政のデジタル化の推進につきましては,今年度,総務部にデジタル推進課を新設し,全庁的なデジタル推進委員会の設置や,民間人材であるDX推進ディレクターの配置など,推進体制の整備を図ったところであります。 こうした体制の下,先日,100を超える行政手続についてオンライン化を実施したほか,デジタルディバイドの解消に向け市町村との連携組織を設置したところであり,引き続き行政のデジタル化に意欲的に取り組んでまいります。 次に,第3次生き活きプランに掲げる3つの重点戦略に沿って,御説明申し上げます。 まず,「教育県岡山の復活」についてであります。 学ぶ力の育成につきましては,先月,全国学力学習状況調査県独自調査を実施したところであり,今後,調査結果の分析を行い,子供たちの学力の着実な定着や学ぶ意欲の向上につなげてまいります。 県立学校におけるGIGAスクール構想の推進につきましては,高等学校の生徒1人1台端末を,今年度から新たに35校で導入したところであります。さらに,ICT支援員の重点的な巡回支援によるサポート体制の強化や,授業改善につながる実践的な研修,ICTの効果的な活用に向けた研究など,児童生徒ICTを主体的に活用し,情報活用能力を身につけることができるよう取り組むとともに,今後,1人1台端末導入による効果の検証を進めてまいります。 徳育・体育の推進につきましては,近年,小学生を中心に低下傾向にある子供の体力向上のため,外部人材の活用や,子供たちが自ら立てた目標の達成に挑戦し,個々の伸びを評価・検証する取組の拡充等により,運動への意欲を高め,運動習慣の定着につなげてまいります。 長期欠席や不登校につきましては,学校の組織的対応や専門家の活用等を推進するとともに,学校とのつながりを切らないよう,ICTを活用した支援を別室指導実践研究校において行い,その効果を検証してまいります。 少年非行対策につきましては,学校警察連絡室取組等により昨年の非行率が過去最低となるなど,各種施策の成果が現れているところであります。引き続き,教育委員会や県警察と連携し,非行防止教室挨拶運動等の取組による少年非行防止に努めてまいります。 続きまして,「地域を支える産業の振興」についてであります。 まず,企業誘致につきましては,昨年度,19件の誘致が決定し,400億円の投資を呼び込み,400人を超える新たな雇用を創出するなどの成果を上げております。市町村が行う産業団地開発に対する無利子貸付制度なども活用しながら,引き続き,企業の誘致と県内企業投資促進に努めてまいります。 中国横断自動車道岡山米子線の4車線化につきましては,県議会の皆様をはじめ,関係者が一丸となって要望活動に取り組んだ結果,3月に,賀陽インターチェンジから有漢インターチェンジ間の事業許可がなされ,県内区間が全て4車線に整備されることとなりました。 引き続き,沿線市町と連携しながら,全区間の早期完成を,国や西日本高速道路株式会社に働きかけてまいります。 美作岡山道路につきましては,3月に,吉井インターチェンジから英田インターチェンジ間が新規に国の補助事業として採択され,未供用の全区間で補助事業化されることとなりました。 引き続き,沿線市町と連携し,早期の全線開通に向け着実に事業を推進してまいります。 企業の「稼ぐ力」の強化につきましては,中小企業におけるAIやIoT活用の有用性を広く周知するとともに,デジタル化に向けた設備導入等への補助や人材育成のための研修など,デジタル技術を活用した生産性向上の取組を支援してまいります。 11月に開催予定の「おかやまテクノロジー展2021」につきましては,オンラインも活用するなど,感染状況を注視しながら,開催に向けて準備を進めているところであり,引き続き,新たなビジネスチャンスの創出や企業の競争力強化に取り組んでまいります。 観光振興につきましては,令和4年度のデスティネーションキャンペーンに向け,来月からプレキャンペーンを展開し,新しい旅のスタイルに対応した,滞在型観光プラン体験型コンテンツなど,岡山ならではの魅力ある旅を県内外に発信し,国内誘客早期回復を図ってまいります。 自然公園につきましては,3密を避けて利用しやすいという大きな利点があることから,観光客の受入れに関わる人材育成コロナ対策を踏まえたPR方法の研修を実施するとともに,国の国立公園満喫プロジェクトと連携した園地等の整備を行い,さらなる誘客を図ってまいります。 ブランド化に取り組んでいる「晴苺」につきましては,首都圏での2シーズン目の販売において,出荷量は昨年の2倍以上と順調に拡大し,その品質も,引き続き高い評価を受けております。 今後,東京市場へのさらなる安定供給に向けた産地の生産拡大首都圏向けのPRを行い,年間を通じた「くだもの王国おかやま」のブランド確立につなげてまいります。 豚熱対策につきましては,3月に本県が豚熱ワクチン接種推奨地域に指定されたことに伴い,先月上旬までに県内全ての飼養豚に対し,1回目のワクチン接種を終えたところであります。 今後とも,継続的に接種を行うとともに,野生イノシシに対する検査を強化するなど,関係機関が一丸となり,豚熱の発生防止に努めてまいります。 男女共同参画の推進につきましては,新たに企業や経済団体等実務担当者が参画する「オール岡山女性活躍推進プラットフォーム」を8月に設置することとしており,セミナーやグループワーク等を通じて,働きやすい職場環境づくりなど企業等の抱える課題の解決に取り組む人材を育成し,男女が共に活躍できる社会の実現を目指してまいります。 続きまして,「安心で豊かさが実感できる地域の創造」についてであります。 まず,少子化対策の推進につきましては,おかやま出会い・結婚サポートセンターが関わることで結婚の希望をかなえたカップルが,昨年度末で256組と,目標としていた120組を大きく上回る成果を上げております。引き続き,センターを拠点として,多様な出会いの機会を提供することで,一人でも多くの方の結婚の希望がかなえられるよう取り組んでまいります。 防災対策の推進につきましては,災害対策基本法が改正され,市町村が発令する,警戒レベルに応じた避難情報の名称が変更されるとともに,住民の取るべき行動も明確化されたところであり,そうした情報が正しく理解され,適切な避難行動に結びつくよう,市町村等と連携し,周知に取り組んでまいります。 治水対策につきましては,激甚化・頻発化している水害に備えるため,流域のあらゆる関係者が協働して取り組む流域治水を推進しており,3月には,一級水系流域治水プロジェクトを策定・公表したところであります。また,二級水系についても,プロジェクトの策定に向け,協議会を設置したところであり,引き続き,ハード・ソフト両面からの対策を進めてまいります。 暮らしの安全対策につきましては,昨年の刑法犯認知件数が戦後最少を更新いたしました。県民総ぐるみによる犯罪抑止対策を強力に推進した成果によるものと考えております。一方で,コロナ禍の中,昨年の特殊詐欺被害額が5億円を上回り,深刻な状況にあることから,「だまされんのじゃ岡山県・県民運動」を一層強力に展開し,被害の未然防止に努めてまいります。 性犯罪・性暴力被害者支援につきましては,今年度から,夜間休日の相談にも対応するなど,支援体制を強化するとともに,被害者医療費等公費支援を開始したところであります。引き続き,被害者相談窓口の周知を図りながら,適切な支援に努めてまいります。 交通安全対策につきましては,昨年は交通事故死者数人身事故件数等が減少したところであります。 引き続き,関係機関団体等と連携した効果的な広報活動を実施し,全ての道路利用者交通安全意識の向上を図るほか,鬼退治ボックスを活用した,あおり運転をはじめとする悪質ドライバーの取締りを行うなど,県民を交通事故の当事者にさせないための対策を推進してまいります。 移住・定住の促進につきましては,コロナ禍における地方移住の機運の高まりを捉え,移住希望者のニーズに合った情報を効率的かつ効果的に発信するとともに,市町村が行う空き家等の整備を支援するなど,受入れ側環境整備にも積極的に取り組んでまいります。 また,ワーケーションに関する調査・研究を行うことなどにより,関係人口の創出を図ってまいります。 EVシフトにつきましては,2050年のいわゆるカーボンニュートラルの実現に向け,今後,ガソリン車からEV等への転換の加速化が見込まれており,EV等の普及をさらに後押しするため,引き続き,県民試乗モニタ一事業による魅力発信充電環境の整備に向けた支援を進めてまいります。 また,県内企業が急速な環境の変化に的確に対応できるよう,技術開発を推進する人材の育成をはじめ,技術提案力の向上や取引先の多様化等を支援するなど,EVシフトに対応した産業と地域の実現に向けた取組をさらに推進してまいります。 循環型社会形成の推進につきましては,使い捨てプラスチック製品の使用を減らす,ワンウェイプラスチック削減キャンペーンを新たに展開するとともに,全ての県民が海ごみ問題を自らの課題として捉え,海ごみの発生抑制に向けた意識を醸成するため,3大河川流域啓発リレーの実施や市町村経済団体と連携したフォーラムの開催など,広域的かつ効果的な取組を進めてまいります。 おかやまマラソン2021につきましては,2万1,388人のランナーから参加の申込みをいただくとともに,大会を支えるボランティアの登録にも取り組んでおります。 大会開催に当たっては,日本陸上競技連盟が示すガイドライン等を参考に感染防止対策を徹底し,大会に関わる全ての方々にとって,安全で安心なものとなるよう,関係者と一体となって準備を進めてまいります。 情報発信力の強化につきましては,感染症収束後の観光誘客や,移住・定住の促進などの後押しとなるよう,デジタルマーケティングなどの手法も取り入れた戦略的な情報発信を進め,本県の魅力度向上に取り組んでまいります。 次に,今回提案しております諸議案の概要につきまして,御説明申し上げます。 まず,予算案件につきましては,当初予算編成後の情勢の変化に伴い,早急な対応を必要とするものについて,補正措置を講じることとし,所要額を計上しております。 その結果,今回の補正予算額は,一般会計において264億8,200余万円の増額であります。 補正後の一般会計予算額は,歳入歳出それぞれ8,079億1,000余万円であります。 一般会計歳入予算の内容につきましては,国庫支出金264億5,600余万円などを増額する所要の補正措置を講じるものであります。 一般会計歳出予算の主な内容につきましては,産業労働総合対策費263億1,900余万円などを計上しております。 次に,条例案件につきましては,岡山県税条例等の一部を改正する条例など20件であります。 次に,諮問案件につきましては,退職手当支給制限処分に係る審査請求についてのもの1件であります。 最後に,報告案件につきましては,ワクチンの円滑な接種を進めるための接種体制の整備に要する経費など,緊急に対応しなければならない事業に係る予算についてのもの1件で,事情やむを得ず専決させていただきましたので,御報告申し上げ,御承認賜りたいと存じます。 以上,今回提案いたしました諸議案につきましてその概要を申し上げた次第であります。 何とぞ慎重御審議の上,適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。   〔 小田春人君 退場 〕   ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 永年在職議員表彰の件 ○議長(神宝謙一君)  次に,永年在職議員表彰の件を議題といたします。 お諮りいたします。岡山県議会議員として在職30年以上の小田春人君に対し,決議をもってその功労を表彰することとし,その表彰文は議長に一任されたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕 ○議長(神宝謙一君)  御異議なしと認めます。よって,さよう決定いたしました。   〔 小田春人君 入場 〕 ○議長(神宝謙一君)  議長において起草いたしました表彰文を朗読いたします。   〔 小田春人君 起立 〕   ~~~~~~~~~~~~~~~        表 彰 状              小田春人 殿あなたは岡山県議会議員として在職30年に及び永く県政進展のため寄与された功績はまことに顕著であります よって多年の功労に対し表彰します 令和3年6月14日             岡 山 県 議 会   ~~~~~~~~~~~~~~~小田春人君の挨拶
    ○議長(神宝謙一君)  この際,小田春人君から発言を求められておりますので,許可いたします。小田春人君。   〔 53番 小田春人君 登壇 〕 ◆53番(小田春人君)  岡山県内は大分落ち着いてきたとはいえ,新型コロナウイルス禍緊急事態宣言中大変恐縮ではございますが,ただいまは岡山県議会議員在職30年の表彰の決議を賜り,心からお礼を申し上げます。 本表彰制度がつくられて以来12人目ということです。誠に光栄の限りであります。 人生は,偶然の積み重ねとも言われます。偶然のきっかけから人生で最も縁がないと考えておりました政治家の仕事に就きましたのが平成3年,43歳のときです。それだけに,政治家としていかにあるべきか考えました。思案の末に指針としましたのが西郷隆盛の「西郷南洲翁」の一節であります。 「命もいらず,名もいらず,官位も金もいらぬ人は,始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは,艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり」。 もとより西郷隆盛の足元にも及びませんが,この精神だけは決して忘れてはならないと一期一期チャレンジしてまいりました。 さて,人間の究極の幸せは次の4つだと言われております。 人に愛されること,人に褒められること,人の役に立つこと,そして人から必要とされることです。 人間社会において,この幸せの実現に少しでも貢献できることが政治家としての究極の使命ではないでしょうか。それは,世のため人のため,お役に立てる仕事をすることです。誠実謙虚が出発点が私の信条です。ライフワークである教育の充実・振興,中山間地域の振興をはじめ,世のため人のため,お役に立てる仕事をするために,これからも全力で取り組んでまいります。 今日あるのは,後援会はじめ支援者の皆様,知事をはじめ執行部の皆様,議員の先生方,マスコミの皆様など,お世話になった多くの皆様のおかげであります。全ての皆様に感謝を申し上げ,お礼の挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手) ○議長(神宝謙一君)  表彰状の贈呈は,本日の会議散会後,本議場にて行います。   ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(神宝謙一君)  以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △休会の件 ○議長(神宝謙一君)  お諮りいたします。議案調査等のため,明日から明後日の2日間休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔 「異議なし」と呼ぶ者あり 〕 ○議長(神宝謙一君)  御異議なしと認めます。よって,2日間休会とすることに決定いたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △質問通告の件 ○議長(神宝謙一君)  この際,念のため申し上げます。 代表質問の通告は本日の午後1時,一般質問の通告は6月17日の午後1時までとなっておりますので,御留意願います。   ~~~~~~~~~~~~~~~ △6月17日の議事日程 ○議長(神宝謙一君)  6月17日の議事日程は,午前10時開議で,自由民主党岡山県議団,民主・県民クラブ及び公明党岡山県議団の代表質問であります。   ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(神宝謙一君)  本日は,これをもって散会いたします。        午前10時37分散会〇 令和3年6月14日(月曜日)出席議員   1番 秋山 正浩君       2番 鳥井 良輔君       3番 佐古 一太君   4番 松島 幸一君       5番 本山 紘司君       6番 福田  司君   7番 清水  薫君       8番 大橋 和明君       9番 乙倉 賢一君  10番 大森 一生君      11番 小倉  博君      12番 田野 孝明君  13番 河野 慶治君      14番 渡辺 知典君      15番 福島 恭子君  16番 山本 雅彦君      17番 小林孝一郎君      18番 大塚  愛君  19番 高橋  徹君      20番 須増 伸子君      21番 氏平三穂子君  22番 吉田  徹君      23番 中川 雅子君      24番 木口 京子君  25番 市村  仁君      26番 上田 勝義君      27番 小林 義明君  28番 中塚 周一君      29番 江本 公一君      30番 太田 正孝君  31番 池本 敏朗君      32番 小倉 弘行君      33番 加藤 浩久君  34番 遠藤 康洋君      35番 神宝 謙一君      36番 波多 洋治君  37番 柳田  哲君      38番 高原 俊彦君      39番 荒島 俊造君  40番 笹井 茂智君      41番 増川 英一君      42番 山田総一郎君  43番 蜂谷 弘美君      44番 住吉 良久君      45番 高橋 戒隆君  46番 蓮岡 靖之君      47番 伊藤 文夫君      48番 小田 圭一君  49番 渡辺 英気君      50番 内山  登君      51番 小野 泰弘君  52番 河本  勉君      53番 小田 春人君      54番 天野  学君  55番 千田 博通君           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~出席した事務局職員  事務局長     高田 哲也           次長       米戸 健浩  議事課長     岡本  聡           政務調査室長   平井 哲哉  議事課長代理   安井 誠一           議事課長補佐   岡崎 将丈  議事課主事    片山 裕介           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~説明のため出席した者知事部局  知事       伊原木隆太君          副知事      菊池 善信君  副知事      横田 有次君          公営企業管理者  片山 誠一君  危機管理監    塩出 則夫君          総合政策局長   伊藤 敦哉君  知事室長     笠原 和男君          総務部長     須江 裕紀君  総務部次長    万代 洋士君          県民生活部長   那須 信行君  環境文化部長   佐藤 将男君          保健福祉部長   西嶋 康浩君  産業労働部長   三浦 智美君          農林水産部長   槙尾 俊之君  土木部長     原田 一郎君          出納局長     森下  慎君教育委員会  教育長      鍵本 芳明君          教育次長     池永  亘君公安委員会  委員長      金子 雅彦君          警察本部長    扇澤 昭宏君  警務部長     牧  丈二君人事委員会  委員長      秋山 義信君          事務局長     佐藤 昌之君監査委員  代表監査委員   山本 督憲君          事務局長     吉田 光宏君選挙管理委員会  委員長      大林 裕一君...