• "一大変革"(/)
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  1. 島根県議会 2013-03-15
    平成25年_地方分権・行財政改革調査特別委員会(3月15日)  本文


    取得元: 島根県議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-17
    島根県議会会議録検索 検索結果一覧へ戻る 検索をやり直す (このウィンドウを閉じます) 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成25年_地方分権行財政改革調査特別委員会(3月15日)  本文 2013-03-15 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 10 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯森山委員長 選択 2 : ◯藤原政策企画局長 選択 3 : ◯森山委員長 選択 4 : ◯赤松総務部長 選択 5 : ◯森山委員長 選択 6 : ◯新田政策企画監 選択 7 : ◯森山委員長 選択 8 : ◯森山委員長 選択 9 : ◯事務局松島書記選択 10 : ◯森山委員長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: ◯森山委員長  おはようございます。ただいまから地方分権行財政改革調査特別委員会を開会いたします。  小沢委員さんがちょっとまだのようでございますけども、あとの皆さん方おそろいのようでございますので始めたいと思います。  本委員会平成23年6月に設置されてから、これまで2年間にわたり委員皆様方、また、執行部皆様方に御協力をいただきながら地方分権行財政改革について慎重に審議を進めてまいりました。いよいよ今回が任期最後委員会となりましたので、よろしくお願いをしたいと思います。  それでは所管事項について執行部から説明を受けたいと思いますが、説明に先立ちまして当委員会に関係する部局長からあいさつを受けたいと思います。  藤原政策企画局長。 2: ◯藤原政策企画局長  それでは、政策企画局を代表して一言あいさつを申し上げます。  この特別委員会は、今年度中に最終報告が行われるということになっておりまして、先ほど森山委員長からは本日が最後委員会であるとのお話がございました。森山委員長を始め、委員皆様には適宜適切に御指導賜り、この2年間本当にありがとうございました。  さて、地方分権をめぐる最近の動きでございますが、先週の金曜日、8日ですけれども地域主権戦略会議が廃止され、総理を本部長とする地方分権改革推進本部が設置されました。今後、この推進本部において地方分権改革は進められることとなります。県としましては、引き続き国や関係団体状況を注視しながら対応してまいります。  本日は、地方分権改革動きについて御説明させていただきます。委員皆様には、引き続きよろしくお願いいたします。 3: ◯森山委員長  赤松総務部長。 4: ◯赤松総務部長  総務部を代表いたしまして、一言あいさつを申し上げます。  2年間にわたりまして森山委員長を始め、各委員皆様方には大変丁寧な御指導をいただきましてありがとうございました。私ども総務部でございますが、本委員会調査事項のうち主に行財政改革というような部分を担当をさせていただいたというふうに考えておるところでございます。行財政改革につきましては、県の財政健全化基本方針に基づきまして皆様方の御指導を得ながら取り組んでいるところでございますが、大きく言って2つの観点で努力をしてきたというふうに考えておるところでございます。  2つと申しますと、まず1点目が県自体努力、2点目が国における改革への対応という2つの側面があるというふうに考えておるところでございます。この2年間でございますが、国における動きというものが県の想定の範囲内におさまるようなものであったために、私ども県努力の結果が県財政健全化に結びついていくというようなことになった。すなわち財政健全化方針方向に沿った結果というふうになったと考えておるところでございます。しかしながら現在の国の状況等々を見ますと、国及び地方を取り巻く財政状況というのは悪化をしておりますし、また、国における財政制度にかかわる改革といたしましては、消費税増税というようなものに伴う財政改革というものが想定をされているというふうに考えておるところでございます。  今後につきましては、引き続き県自体として皆様方の御指導を得ながら努力をするとともに、国の制度改革に対しましては、これまた議会皆様と一緒に県の必要な意見を述べていくというような必要があるというふうに考えておるところでございます。いずれにいたしましても、議会皆様の御指導を得ながら、今後県としての永遠の課題でございます財政改革行政改革を進めないといけないと思っておりますのでよろしくお願いいたします。2年間、ありがとうございました。 5: ◯森山委員長  ありがとうございました。
     それでは、政策企画局所管事項について政策企画局から説明をお願いいたします。  新田政策企画監。 6: ◯新田政策企画監  失礼します。政策企画局からお配りしておりますワンぺーパーですが、地方分権改革動きについてをごらん願います。12月11日に開催されましたこの特別委員会におきまして、衆議院議員選挙を直前に控えた時点での状況等を報告させていただきました。その後、昨年末には自民党、公明党による連立政権が誕生したことから、地方分権改革がこの後、今後どのように進むのか不透明な部分も多い状況ではありますが、これまでの取り組みのいわば3本柱、これについて新政権の目指す方向等を中心に説明させていただきます。なお、資料の中に網かけをした部分がございますが、法律成立でありますとか国の予算への反映など成果があらわれたという部分網かけをしております。  まず、一番左の列でございますが、義務づけ・枠づけの見直しについてです。これは国が法令によって地方自治体に一定の活動を義務づけているものや、それから手続や基準など、こういったものの枠づけを行っている制度を見直すという取り組みでございますが、これまでに、成立41法律と書いておりますが、第1次一括法が23年の4月に、それから成立160法律と書いておりますが、第2次の一括法が23年の8月に成立したところでございます。  本県におきましては、一括法成立を受けまして平成24年の2月議会、9月議会、11月議会、さらに今議会にそれぞれ改正が必要となる条例を上程し、これまで議決いただいてるところでございます。  国においては左斜め下になりますが、その後、第3次の法案国会に提出されましたが、衆議院解散に伴いましてこれは廃案という状況になっております。国における直近の動きでございますが、内閣においては枠囲いしておりますけれども、地方分権改革推進本部が設置されまして、21年の11月に設置されましたこれまでの地域主権戦略会議は廃止となっております。今月の8日に地方分権改革推進本部初会合が開かれておりますが、この中でも義務づけ・枠づけのさらなる見直しということで議論がされまして、今週の12日には義務づけ・枠づけの第4次の見直しが閣議決定されております。左下のほう記載しておりますとおり、今後、衆議院解散によって廃案になった第3次分の見直し項目も含めまして、今国会への法案提出が予定されている状況でございます。この義務づけ・枠づけにつきましては、資料の頭の部分にも書いております地方分権改革推進委員会のこれまでの累次の勧告に基づいて見直しを順次実施してきたところでもありますので、今後とも地方意見を聞きながら引き続きこうした方向で進められていくものと考えております。  次に真ん中の列、国の出先機関見直しについてでございます。資料のちょうど中央部分に大きい矢印2つ入れております。国において、出先機関事務権限ブロック単位で移譲するための法案検討されておりました。これを受けまして昨年の6月、中国地方知事会においては、関係法案成立することなどを前提に特定広域連合の設立に向けた準備を進めていこう、検討を進めていこうということで5県の知事が合意したところでございます。こうした取り組みを進めてきたところでございますが、大きい矢印の下のほうに記載しておりますように、出先機関改革に関する事務等の移譲に関する法律案は、昨年の11月15日に閣議決定されましたが、翌16日に衆議院解散となりました。したがいまして、この特例法案国会に提出されず宙に浮いたような状態になっております。昨年の12月の衆議院議員選挙における自民党総合政策集の中では、特定広域連合への移管には反対との記載が載りました。また、現在開会中の国会の答弁におきましても、今後地方声等を踏まえてそのあり方を検討していくといった方向性が示されているところでございます。国の出先機関改革につきましては、今後新しい政権がどのような方針で進めるのか不透明でありまして、これまでとは違った切り口で検討が進められる可能性もあるように思われます。このほど設置されました地方分権改革推進本部での検討も今後進められていくようでございますので、本県として、また中国地方知事会としても当面は国の動向をよく注視していくことになるものと考えております。  最後に一番右の列、一括交付金化についてでございます。一括交付金は国から地方へのひもつき補助金を廃止して、基本的に地方が自由に使える一括交付金にするという取り組みでございまして、平成23年度の国の予算地域自主戦略交付金として創設されたものです。資料右下のほうになりますが、今般、新政権において編成されました国の平成25年度予算案においては地域自主戦略交付金は廃止ということになりまして、各省庁の交付金に移行する一方で地方意見を反映した形に改めることとされております。具体には各担当省庁の予算に計上した上で、一つには交付金のメニューを事業別から政策目的別に改めて大くくり化していくといった方針でありますとか、事業の着実な実施に必要な予算の総額を本年度の補正予算も含めて確保するといった方針が示されております。網かけをしておりますけれども、平成25年度の公共事業におきましては地域自主戦略交付金の廃止による財源も含めまして、前年度から7,200億円余の増額といったような措置が行われているところでございます。今後具体の制度設計が明らかになってまいりますので、地方意見を反映した形になっていくものかというような点も含めまして動向をよく注視していきたいというふうに考えております。以上でございます。 7: ◯森山委員長  ありがとうございました。  それでは、ただいまの説明に対して質疑、御意見があればお願いいたします。ございませんか。  それでは、ないようでございますので、以上で所管事項の調査を終わります。執行部皆様方には、御退席いただいて結構でございます。ありがとうございました。  委員皆様方には、引き続き協議事項がありますのでいましばらくお待ちください。                 〔執行部退席〕 8: ◯森山委員長  それでは、委員間協議に入ります。当委員会の審査及び調査期限が3月31日までとなっておりますことから、最終日の本会議において行う最終報告について御協議をいただきたいと思います。前回の委員会で、委員長報告案の修正につきましては正副委員長に一任をいただいておりますので、皆様方からいただいた意見を踏まえてお手元に修正案をお配りしておりますので、事務局から修正箇所について説明をさせていただきます。  お願いします。 9: ◯事務局松島書記)  それでは御説明いたします。調査テーマに基づきます本委員会委員長報告案につきましては、前回2月21日の委員会の場で読み上げをさせていただきました。その際、主に3点について御意見がございました。1つは、義務づけ・枠づけの見直しに関し県が定める条例に関するもの。2つ目は、道州制に関し地方六団体の意見を踏まえるというもの。3つ目は、近年の経済情勢をどう捉えるのかというものでございました。これらの御意見と先ほどの執行部の報告にもありました最近の国の動向を書き加え、お手元の委員長報告案を朱書き修正をしております。以下、大きく修正した段落を中心に読み上げをさせていただきます。  まず、2ページ目をごらんいただきたいと思います。義務づけ・枠づけの見直しに関する部分でございます。2ページ目の真ん中以下、「こうした認識のもと」の下のあたりでございますが読み上げをさせていただきます。  第1に、義務づけ・枠づけの見直しについては、これまで国が法令で規定していた事務の実施方法等を条例で定める仕組みにするなど、地方の裁量性を高めるものでありますが、平成23年度において2次にわたる一括法成立により本県においても施設・公物設置管理の基準について条例制定・改正が行われ、一部には本県の実情を踏まえ独自の基準が定められたところであります。また、今月に入り第4次の見直しが閣議決定され、廃案となった第3次分の見直し項目も含め、今国会への法案提出が予定されております。  続きまして、3ページ目をごらんいただきたいと思います。国の出先機関改革に関する部分でございます。一番最後の段落、4段落目を読み上げます。  これまで進められてきた国の出先機関改革は、平成19年、自民党政権下で設置された地方分権改革推進委員会の勧告の流れをくむものでありますが、国の最近の動きとしては、国の出先機関に関しては、今後、地方声等を踏まえそのあり方を検討していきたいとの方向性が示されているようであり、新政権でのこの問題の取り扱いを注視していく必要があります。以上でございます。  それから、続いて4ページ目をごらんいただきたいと思います。4ページ目はひもつき補助金一括交付金化に関する部分でございます。大きく赤字で修正しております、下から8行目以降を読み上げます。  このひもつき補助金一括交付金化に関しては、新政権において地域自主戦略交付金を廃止し各省庁の交付金等に移行するとともに、各省庁において交付金のメニューを大くくり化するなど地方意見を反映した仕組みに改めるとの方針が示され、新年度予算案ではそのように措置されたところです。  本委員会は今後、新政権において、国庫補助負担金の見直しについて、地方分権のさらなる推進の上から改めて議論が進展していくことを期待するものであります。  続いて8ページ目をごらんいただきたいと思います。道州制に関する部分でございます。8ページ目の1段落目を読み上げます。  平成24年12月16日に実施された衆議院議員総選挙の結果、自公連立政権が国民の大きな信任を得て誕生しました。今月、全閣僚で構成される地方分権改革推進本部が設置されるなどの動きはありましたが、これまでの民主党を中心とした連立政権のもとで検討が進められてきた地方分権を今後どう進めていくのか、新政権のもとで明らかにしてもらわなければなりません。  続いて、4段落目でございます。「しかし」以降でございます。  しかし、一般にイメージされる道州制は、都道府県を廃止し全国を10程度に区分した上で道州という新たな地方自治体を置き、国から広く権限を移譲された事務等を担うというものであり、仮にこうしたことが実現されれば国のあり方を根底から見直す大きな改革であると政府が答弁でも認めるように、単一主権国家である国の統治機構のみならず、この国の形を変えるという一大変革となり、都道府県の存在そのものが問われることとなります。現在、道州制の姿について明確なイメージが共有されていないことなどから、道州制をめぐるさまざまな意見が交わされており、地方六団体の間でも考えの隔たりがあるところです。  今国会に道州制基本法案を提出する考えとの報道もありますが、道州制については中央のみの議論で進められるべきものではなく、地方分権改革の原点に立ち返った上での国民的議論が必要不可欠であることは論を待ちません。  本県としては、今後の道州制に関する国の動向について十分注視するとともに、議会執行部が協力してその是非も含めて道州制に関する県としての意見を整理し、しっかり国へ伝えていく必要があります。  その下の段落は、最近の経済情勢に関する部分でございます。  終わりに、新政権において果敢な経済再生対策がとられ、その確かな効果が期待されているところとはいえ、近年の激変する為替の動向やデフレ不況は本県経済に大きな影響を及ぼしており、国の財政状況も悪化する中にあって、本県も当面厳しい財政運営を行っていかざるを得ないと考えます。今後とも県民生活に配慮しつつ、行財政改革を推進し着実に財政健全化をなし遂げていただきたいと思います。  修正につきましては、以上でございます。なお、読み上げなかった部分にも若干の朱書きがございますが、特に内容に変更のない字句の修正、追加であります。  説明は以上でございます。 10: ◯森山委員長  ありがとうございました。  ただいまの修正案につきまして、何か御意見がございますでしょうか。ございませんか。  それでは、ないようでございますので、御了承いただきましたのでこれを委員長報告とさせていただきます。  本日御協議いただく内容は以上ですが、この際、委員皆様、ありましたら。  それではないようでございますので、一言あいさつを申し上げたいと思います。  委員会委員皆様方には、この2年間、積極的な御審議をいただきましてまことにありがとうございました。  地方分権改革につきましては、先般、内閣府に設置された地方分権改革推進本部の今後の動きや、道州制をめぐる国の動きや、地方六団体の意見などを十分に注視しつつ執行部と協力しながら本県意見を整理し、しっかりと中央に伝えていく必要があろうかと思います。  一方、行財政改革につきましては、県が昨年3月に策定した「今後の財政健全化取り組み方針」で、来年度までの「経過監視期間」が定められております。今後とも、国の動向等を見きわめながらたゆまぬ努力で財政再建に取り組んでいかなければなりません。  いずれの課題につきましても、今後とも皆様方の協力をお願い申し上げます。  以上で、本日の委員会を終わります。ありがとうございました。 発言が指定されていません。 島根県議会本文の先頭へ...