それから、一般事件案が10件ございまして、まず101号議案は、財産処分でございます。もと畜産試験場の斐川分場の跡地を、町の方に売却をしたいという内容でございます。
102号議案は、訴えの提起でございますが、これは昨年の3月、隠岐の沖合で貨物船アイガー号の重油流出事故がございました。これの関連で、県も原状回復等に経費を要しておりますので、船主等を相手といたしまして訴訟提起をいたしたいという内容でございます。
1ページおめくりいただきまして、3ページ目をお願いいたします。103号、104号は、それぞれ契約の新たな締結の議案でございます。105号、106号は、既に締結いたしております契約の変更につきまして、議決をお願いする内容でございます。
それから、専決をいたしました案件で、報告をし、承認を求める案件が4件ございまして、歳出関連は、平成14年度、昨年度の一般会計補正予算でございまして、県債、交付税等の額の確定に伴いまして、最終的な補正を専決で処分をさせていただいておりますので、この3件につきまして報告いたしまして、承認をお願いする案件。それから4件目は、県税条例の一部改正でございまして、地方税法の改正に伴いまして4月1日付で施行をする必要がございました法人県民税、ゴルフ場利用税の規定の整備、あるいは不動産取得税につきましての軽減措置の創設等につきまして、これを専決処分をさせていただいておりますので、御報告をし、承認を求める案件でございます。
4ページ目をお願いいたします。報告案件が9件ございまして、上の方にございます7件は、予算の昨年度から本年度への繰り越しの計算書の御報告でございます。
それから報告第12、真ん中辺、8件ございますが、これは2,500万円以下の軽微な契約変更につきまして、変更契約の締結の御報告をするということでございます。
それから、13番目の報告、専決処分の事故による損害賠償でございますが、1件500万円未満の少額の事故につきまして、これも専決の状況を御報告をするという内容でございます。
以上が議案の概要でございまして、あわせまして補正予算の概要につきましても簡単に御説明をさせていただきたいと思います。
資料の5ページをおめくりいただきたいと思います。本年度の当初予算は、統一地方選挙を控えまして、冒頭書いてございましたように、いわゆる骨格予算として編成をいたしましたけれども、新規事業でございましても、早急な対応が必要なもの、求められるものにつきましては、積極的に措置をいたしております。したがいまして、今回のいわゆる肉づけ予算の概要につきましても、当初でもともと補正扱いにしようといった新規の政策事業、それから課題をかなり絞り込みまして、政策企画会議で認められた事業、これにつきまして編成をしようという考え方に立ちまして編成をいたしております。真ん中、書いてございますように、本県の財政事情は極めて厳しいものがございますので、事業につきましては、真に必要なもの、緊急性が認められるものについて精査をいたしました結果、下の表に書いてございますとおり、6月補正の額は、29億9,500万円余、昭和62年以降で現知事になりまして以降で見まして、最も小さい規模の6月補正となります。補正後の一般会計の規模は、Aの欄にございます6,299億円余となりまして、前年比で2%減という規模となっております。
6ページをごらんいただきたいと思います。歳入歳出の概略でございますが、歳入面では上に書いてございますように5款の地方交付税、この網かけのところが今回の補正でございます。あるいは15款の県債、これは県単の道路、歴博等の整備の意味合いの財源でございますが、こういったものが主な財源となっております。
歳出面では、額的に大きゅうございますのは、6款、農林水産業費、8款の土木費、これはいずれも
農道、あるいは道路の整備などがかなりな部分を占めております。それから教育費、これは歴史民俗博物館の整備費等でございますが、額的にはこういったものを中心といたしまして29億9,500万円余という規模になっております。
また、個別の事業につきまして、ごく簡単にざっと御説明をさせていただきたいと思います。
済みませんが、10ページまで飛んでいただけますでしょうか。その間はちょっと省略させていただきます。10ページ、各分野ごとに御説明をいたします。まず、環境問題でございますが、3,000万円、産廃処理の安全・信頼確保推進事業費でございまして、これは関係団体と連携いたしまして、不法投棄しました産業廃棄物を迅速に処理できるような基金を造成しようという内容でございます。
11ページをお願いいたしたいと思います。少子高齢化問題でございまして、まず1番最初に書いてございます200万円につきましては、しまね高齢社会振興ビジョン21の普及啓発のための事務経費でございます。
この下の段にございます少子化対策の推進事業、1,000万につきましては、ふるさと島根定住財団を通じまして、下に書いてございますような子育ての取り組みに関して支援を行っていこうといったような内容でございます。
続きまして、12ページをお願いいたしたいと思います。少子高齢化の続きでございますが、上の方が子育て応援キャンペーン事業費200万円でございまして、そこに書いてございますような子育て支援フォーラムといったものを開催するといった経費等でございます。
それから下にございます新規施策、第3子以降保育料軽減事業費8,230万円でございますが、これは第3子以降の3歳未満児の保育料を市町村と協調いたしまして軽減をしようという事業でございまして、下の方に書いてございますが、いわゆる第4階層以下、所得が比較的低い方につきましては、国の基準の3分の1まで、それから比較的所得が高い方につきましては国の基準の半分まで、この保護者負担を軽減しようということでございまして、御議決いただきましたら市町村とも協議をいたしましてこの10月から実施をいたしたいという内容でございます。
続きまして、13ページをお願いをいたします。地域の活性化に関連してでございます。冒頭にございます地域プロジェクト推進費3,000万円は、地方機関が部局横断的に地域活性化ですとか、地域振興の事業に取り組むための予算でございます。
それから真ん中の地域公共ネットワーク構築支援交付金は、制度の創設でございまして、今回金額的に数字には出てまいりませんが、光ファイバー網を県内に構築をしていくというための財政支援について、制度を創設をしようという内容でございます。
それから13ページ、一番下の航空ネットワーク推進事業費5,000万円でございますが、これは出雲-名古屋便につきまして、現在、1日1便の体制でございますが、これを複便化をして路線の存続を図っていこうというための実験運航を支援しようという経費でございます。
14ページ、新行政システムにつきまして、地域プロジェクト推進費、これは先ほどと重なります。再掲でございますので、省略をさせていただきたいと思います。
15ページをお願いいたします。産業振興・雇用の創出という問題に関しましては、まず上の方にございます地域アグリビジネス支援事業費として2億円を新たに計上をいたしております。この内容は従前の生産基盤の整備というのはもとよりでございますが、これから流通・販売まで一体となって、いわゆるビジネスとして成り立っていく農業を支援していこうというための補助事業で、助成をしようというための経費でございまして、2億円でございます。
下の東京拠点の整備事業費1億5,200万円余でございますが、これは長年計画しておったものでございますが、適当な物件が見つかりまして、首都圏に島根の魅力をアピールする県産品の販売、飲食、いわゆるインフォメーションデスクといった拠点施設を設置をしようという経費でございます。
16ページをお願いいたしたいと思います。上の方にございます新産業創出プロジェクト1,900万円余でございますが、これは、そこに書いてございますような新機能材料、あるいは新エネルギー応用製品といった新たな製品を開発をいたしまして、新たな産業興しをしていこうと、このための研究開発等に要する経費でございます。
下にございます総合的企業立地促進事業費でございますが、これは企業立地をした場合の助成金の制度につきまして、そこに書いてございますように、対象業種をその他の製造業、一般まで広げる、あるいは雇用の要件を緩和するといったようなことで制度の拡充を図ろうという内容でございます。
17ページ、同様に企業の立地関係で、貸付金の制度がございます。資金融資事業費でございますが、これにつきましてもそこに書いてございますように、新規の雇用の要件を緩和をいたしまして、現在よりも多くの企業が支援を受けられるようにしていくという内容でございます。
18ページ、お願いいたします。人材の育成に関連いたしまして、高等技術校再編整備推進費が230万円でございますが、これは職業訓練施設、職業能力開発施設でございます県西部の浜田、益田の両高等技術校につきまして、統合整備をするというための計画を策定をするための経費でございます。
19ページをお願いいたします。IT施策の推進でございまして、一番上にございます電子自治体の推進事業費5,288万円と債務負担行為をお願いいたしておりますけれども、これはいわゆる電子申請など、いわゆる電子県庁の実現に向けました汎用受け付けシステム等の開発に関して市町村と共同で取り組もうとする内容でございます。
それから、真ん中の地域公共ネットワーク構築支援交付金、これは先ほど御説明した内容でございますので、省略をさせていただきます。
このページ一番下のしまねCALS/EC推進事業費1,500万円につきましては、電子入札のシステムの開発について、基本設計を実施するという内容でございます。
最後、20ページ、お願いいたします。その他、いわゆる施設整備等の関連でございますが、上の方のこころの医療センターの整備推進費、これにつきましては方針決定でございまして、県立の湖陵病院の移転改築につきまして、そこに書いてございますような内容でPFIの方式を導入をして整備をしようという方針を決定をいたしております。
それから、下の方の歴史民俗博物館の整備事業費3億4,600万円余につきましては、施設の規模、財政事情をかんがみまして、そこに書いておりますように事業規模の見直し、縮小を行いました上で、18年度オープンに向けまして整備を行うという内容でございまして、展示、情報システムの実施設計費、あるいはくい打ちなどの建物の着工の経費3億4,600万円と16年度以降のそれの建築費の債務負担行為をお願いするという内容になってございます。
それから最後、21ページ、公共事業でございますが、ふるさと
農道2億円、それから新世紀道路ネットワーク整備18億円でございますが、いずれも県単独の
農道道路の整備事業でございまして、合併推進枠につきまして新たに合併推進地域に、重点支援地域に指定されるところの事業量も含めましたところで補正増をお願いをするという内容でございます。
当初提案をいたしております議案は以上のとおりでございます。どうかよろしくお願いいたします。
3: ◯原
委員長
ありがとうございました。
それでは、続きまして本日の全員協議会についてでございます。本日、午後1時から開催されます全員協議会の説明項目でありますが、お手元に配付の次第のとおり、6月定例会に提出予定の議案について、総務部長から説明があります。
また、議長から6月12日に開催されました中国四国九県議会正副議長会議等の報告がございます。
それから3番目でございますが、特別
委員会の設置について、このことにつきましては、議長から
発言がありますのでよろしくお願いいたします。
4:
◯宮隅議長
お手元に配付しておりますとおり、自民党議員連盟から4つの特別
委員会を設置してほしいとの要望がありました。その中で財政健全化調査特別
委員会につきましては、県政上の重要課題を全議員が共通認識を持って、執行部の所管を超えて、横断的かつ中長期的視点に立った責任ある審査をする観点から、議長を除く全議員で構成し、それ以外の特別
委員会につきましては、先例により、おおむね議員定数の3分の1とし、また全議員が一つの特別
委員会に所属するようにしたいとのことでした。つきましては、この特別
委員会の設置要求について御協議いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
5: ◯原
委員長
ありがとうございました。
ただいま議長から御説明がございましたが、御意見、御質疑等ございましたらお願いをいたします。(「いいですか」と呼ぶ者あり)
どうぞ。
6:
◯小室委員
設置要求をして議論をするという流れになるんですか。私もちょっと特別
委員会がどういう手順でできるかというのを必ずしも十分に把握してなかったんですが、こういう手続を踏んでやるということですね。
7: ◯原
委員長
ただ、事前に代表者会で、ある程度の話はしていただいとるはずでございますので、お聞きになっているかどうかは知りませんが、もしお聞きになっていなければ、あるいは、わけてもなおかつ御意見があれば、ここは正式の場でございますので、どうぞおっしゃってください。ここで最終決定いたしませんので。
8:
◯小室委員
そうしますと、1つは、中期、長期、見直しをされるということですので、来年に向けて1年間時間がありますから、集中的に議論をするということは非常にいいことだと思いますし、異例ではありますが全議員というのも一つの考え方かなあというふうに思っておりますが、その趣旨からすると財政を前面に出して議論するというんじゃなくて、どう島根県を変えていくかというか、これからを展望していくかという前向きな、財政の話になると悲しい話ばっかりになってしまいますので、少しそういうこの趣旨が前に出るような
委員会の名称を工夫していただきたいなというのが一つございます。1番に関してはですね。
それからもう一つは、私は2番目のことはよく承知していなかったんですが、県議会の選挙区とか定数の話が出ていますけども、もちろん合併の話もありますし、それから次の国調があれば、当然減らすこともあるんですが、今段階で議論ができるんかなという感じもしてますので、このことはまた別に議論されたらいかがかなあという感じがしています。これはこれで別に議論しないと、今合併するかどうかもわからんのに、あるいは国調も出ないのに議論ができるんかいなということを2番に関しては感じております。
一々
発言して申しわけないですが、3番の中山間地域の件ですが、せっかく常任
委員会ができて、再編になって、農林と経済
委員会一緒になったわけですから、農林経済でもって、集中的に議論をいただけばいいんじゃないかなあという感じが3番に関してはしているんですよ。あわせて、そのことよりも例えば雇用、産業対策で特別
委員会を設置をして、議論して、1年間なら1年間の間に議会として提言できるものは提言していくというようなことがいいのではないかなあと。中山間地域、間口が広いもんでなかなか結論も出ませんし、それよりも緊急、急がれる課題を集中審議したらどうかという感がしてるんですが、いかがなもんでしょうか。
9: ◯原
委員長
今、御指摘のありました何点かの問題、どの角度から眺めるかという問題にもなろうかなという感じがしておりますし、名称の問題もそれぞれ皆さんもいいたいことあると思うんです、思い入れが。今の地方分権の問題にしても、確かに選挙区、定数のあり方云々等については時期尚早ではないかという考え等もあろうかと思いますが、中にはそうでもないとお考えになる方もあるし、その後の行政改革及び新行政指導等の問題についても既に議論をやらないかんじゃないかという意見もあるわけでございます。また、中山間地域、この問題についても、これからの産業振興、雇用の問題という観点から言えば、これもおっしゃる理由もまた一理あるわけだけども、そのたびに
委員会の構成を変えたんじゃないかというような議論もあって、率直な意見を皆さん方にお尋ねしたいなと、今の私の個人的な見解でありますが、
委員の皆さん方、どうぞ御
発言を願います。
どうぞ。
10:
◯宮隅議長
今、小室
委員から財政健全化及び地方分権、行財政、中山間地域、それぞれにわたって御
発言があったんですが、特にこの財政健全化については、これから三、四年かけて県もしっかりひとつ取り組もうと、こういうことでありましたし、今までの選挙前の行財政改革の特別
委員会で、特にこれらについては熱心に議論を展開していただいた。それを引き継いだ形で今度は財政健全化と行政改革のことについては切り離してひとつやってみようじゃないかという中で、こういう
委員会の名称にしたわけですが、財政健全化についての御指摘のようなこともあるかと思いますが、やはりこの財政健全化をしっかりお互い県議会として執行部の対応をチェックすることによって、また厳しい時期を通り過ぎれば、お互い希望の持てる県の施策のあり方を我々も望んでおりますので、期間限定というような格好でひとつこの財政健全化に向かっての全議員の参加ではありますが、お互い共通認識を持ってもらうということが僕は大事じゃないかとこのように思っております。
それからまた、地方分権、行政改革につきましては、御指摘がありましたように、これから市町村合併が進む中で、まだどうなるかわからんのに議員の定数まで踏み込んだ内容はいかがなものかということでありますが、いずれこのことはすぐ議論の俎上には上がらないにしても、いずれ今の合併問題が進捗し、また国勢調査などをやれば、またいずれ特別
委員会の定数の見直しについての
委員会も設置しなくちゃならんということもいずれあると思いますので、そういう認識の中で、これらを含めて今すぐの議論にはならんにしても、いずれはそういう議論がこの特別
委員会で行われるであろうということで、このようにひとつ掲げさせていただいたらと、このように思います。
それから、中山間地域については、確かにいろいろ言われまして、すそ野が広いじゃないかとか、確かに雇用の問題、無医地区の問題であるとか地産地消の問題であるとか、県道とか
農道の問題であるとか、とにかくU・Iターンの問題であるとか、中山間地域についちゃあ、本当にすそ野が広過ぎて、むしろこれが大変なことだろうと思いますが、その都度やはり議題を絞ってもらって、いろいろ議論を展開していただくということも私は大切ではないかと思いまして、ひとつできたらこの4つの特別
委員会をこの名称でそれぞれ中身については、その都度、必要に応じての議論を展開していただけりゃいいんじゃないかな、このように思いますのでよろしくお願いいたします。
11: ◯原
委員長
今、議長から補足説明がございましたが、内田さん何ぞ意見がありますか。
12:
◯内田委員
今、このセンテンスで、雇用対策は、私も今度の選挙を通じて、一般の人のにも言ったんですけども、産業のすそ野が非常に狭いということがあるんですよね。一度失業すると、なかなか島根県では職業がもう見つからないと、今の状況がですね。そういう状況があるもんですから、やはり産業のすそ野を広げていくということでも、やっぱり一つの議論ができる場というのがあってもいいんじゃないかなと思うんですけども。
13:
◯宮隅議長
だから今、中山間地域に限っての雇用の問題も、例えば公共事業が減る中で……。
14:
◯内田委員
中山間地に限らずにやっていかないと。
15:
◯宮隅議長
だからあとは、商工関係の常任
委員会もありますので、それはそれとして内田議員の言われる
発言についてはそこでまたいろいろ集中審議もできるんじゃないかと。いずれにしても、ぜひこの4つの特別
委員会の名称で、一応進めていただきたいというのが私の方のお願いです。
16: ◯原
委員長
どうぞ。
17:
◯小室委員
他のことは置いといて、1番の件ですけど、メーンは長期とか中期を見直すに当たって、来年に向けて、議会としてこういう方向がいいじゃないかというようなことを執行部から聞きながら意見を言うと。こういう趣旨だと思うんですよ。それが2年先、3年先まで続くような趣旨のものかなあという感じもしているので、やっぱり特別
委員会というのは集中して議論をして、結論を出していくということも重要だと思いますので。
もう一つは、財政を前面に出した議論をし出すと、まことに悲しい話しか出てこないので、そうではなくて……(「財政に伴うまたいろいろなこともあると思うし」と呼ぶ者あり)財政の議論もあわせてやることは当然なんですが、大事なことは、ただ単に財政の収支を合わせるということではなくて、今、島根にとってどの順番が必要なのかと。それを長期とか中期によって明らかにしようということだと思うんですよ。だから、期間も限定をして、これからの島根のあり方検討会でもないですが、他県でも21世紀何とかかんとか長期ビジョン特別
委員会とかやってるんですよね、こういう時代ですから。そういう厳しい中にも、議会としての優先順位づけを共通認識をつくりながら考えて、執行部側にも提起していくという趣旨の
委員会ならいいかなと。
18:
◯宮隅議長
そういうことを含めて、また新たな
委員長が選出されれば、そのことも含めてひとつ方向性をみんなで協議していただきながら進めていくということでいかがでしょうか。
19: ◯原
委員長
目的を達成されれば解散すりゃあいいことですから、特別
委員会をですね。そのための特定のテーマに基づいて議論する場であるのが特別
委員会ですから。今の財政問題も含めて、将来ビジョンも含めてもう議論を十分し尽くしたと。これで4年間はやれという方向が出れば、中途で私は解散されたらいい性格のもんだという理解はしておりますけれども。
ほかに御意見がございましたら。
20: ◯五百川
委員
委員会の名称については、そういいんじゃないかと思うんだけどね。問題は運営の中で方向づけをきちっとやっていきゃいいじゃないかと思うんだけど。事前に各会派で、例えば特別
委員会に出る人に、おおむねのその会派としての考え方みたいなものを伝えてもらえば、その中で
委員会開催の中で方向づけできるんじゃないかと。タイトルはいいんじゃないかな。こだわらんでも。
21:
◯小室委員
いかにも夢がない。
22: ◯五百川
委員
そらそうだ。財政出してくると夢がなくなるけん。ある程度、輪郭的な話なんかの方が夢が持てると思うけどね。言われるように、確かに優先順位とか、どういう島根をつくっていくかという議論はしなければならんとと思うんだけども……(「ですよね、この
委員会はね」と呼ぶ者あり)そうだと思う。ただ、包括的な名前でいいわね、あんまり細かい話はしなくても。しゃっちょこばるよりも。
23: ◯原
委員長
私らの、
委員長、副
委員長の立場では、きょう結論を出そうとは思っておりませんが、かといって次回に持ち越すほどの内容かなという気がせんでもないんですが、そこら辺はどうですか。
24: ◯五百川
委員
こだわりがありますか。
25:
◯小室委員
名前だけでもちょっと変えてもらいますかね。(笑声)もうちょっと島根県民が、なるほど議会はそういう特別
委員会をつくって、一生懸命やってもらってるんだなあと……。
26: ◯五百川
委員
いいネーミングが、夢の持てるようなあれかや。
27: ◯岡本副
委員長
例えて言やあ。
28:
◯小室委員
例えば、これからの島根づくり。(笑声)
29: ◯五百川
委員
特別
委員会かや。
30: ◯岡本副
委員長
それはみんなでやってこと。日常的にやっていること。
31:
◯内田委員
知事も大分言葉遊びされちょうみたいだけん。
32: ◯原
委員長
だけど、本当は今冗談で笑って話してますが、非常に大事な特別
委員会になろうと思っていますよ。だから、別に名称にこだわるとか云々じゃないけども、中身のあるもんにするためには名前なんかいいじゃないかと、それをさっき言われるように、中身を真剣にやろうやということの観点から、結論を出してもらえば、きょう出ないということであれば23日がございますので、その場に譲りますが、さっきも申し上げますように、この4
委員会をきょう立ち上げたらどうだと思いますが、さらになお、疑問点、御意見等があって、きょうは……。
33: ◯島田
委員
いいんじゃないですか、行きましょうや。(笑声)
34: ◯五百川
委員
こだわるかね。いいんだろう。
35:
◯小室委員
私は、こだわっていますが。(
発言する者あり)
36: ◯岡本副
委員長
立ち上げることはいいが、名前がいけん言っている。
37:
◯宮隅議長
ただ名前自体が、特別
委員会としてのちょっと意義が薄れるような名称になっても困るし。
38: ◯原
委員長
全会一致が望ましい姿ですんでね、意見があれば大いに言ってもらわないけませんし。
39: ◯五百川
委員
これは包括的な名前でいいんでしょう。包括的な名前。(「そうですね」と呼ぶ者あり)だから、その都度いろいろできてくるだろうから。
40:
◯宮隅議長
だから新しく選出された
委員長を中心にしっかりそのあたりやってもらって。
41:
◯小室委員
しかし、設置要綱とか、それで決まってしまうわけだから。後から名前変える話じゃないんでは。
42: ◯五百川
委員
要するに、県民にわかりやすいことが必要で。
43:
◯小室委員
委員長さんの方で、少し次回までに御検討いただいて、
委員会そのものはつくるということで、次回いいんじゃないでしょうか。
44: ◯原
委員長
わかりました。それじゃ、今御提示ありますように、細かい点は、次回、23日までに詰めると。基本的にこの4つの特別
委員会を設置することについては御同意をいただいたということでよろしゅうございますね。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
45: ◯原
委員長
それじゃ、そういうふうにさせていただきたいと思います。(「
委員長、関連でちょっと、時間をとるわけじゃないのです」と呼ぶ者あり)
どうぞ。
46:
◯小室委員
こういうことで中海の
委員会をつくらないという方向になりましたので、所管
委員会としては総務
委員会もございますし、農林水産
委員会もございますし、場合によっては土木の方も入っていくのかもしれませんけども、審議の仕方を整理しといていただきたいんですよ。今後どこの
委員会でもやればやれるということなんでしょうけれども、執行部の方も対応に苦慮しておられるようでございますから、メーンは例えば総務
委員会だとか、あとは所管、大橋川に関連するようなことであれば土木だし、もちろん事業主体は農林水産省ですから、農林水産
委員会だというような。ちょっと物の整理を。
47: ◯原
委員長
そういう整理はなるんかいな。すべきかいな、根本的に。それぞれに関係する分野があるわね、今おっしゃった3
委員会ね。
48:
◯小室委員
そうですね。だから必要があれば合同の
委員会を開くというような点もあるかもしれませんし、だから、どこがメーンなのかということも、今どうもはっきりしてなくて、それぞれに。
49: ◯原
委員長
それは、連合審査会はそれぞれの
委員会で一緒にやろうやということでおやりになるわけでしょう、連合審査会の開催の持っていき方としては。その必要性が出てくれば、その時点で提案されればいいんじゃないですか。それぞれの
委員会で議論しといてもらって、やはり、今おっしゃった3つの
委員会で一緒にやろうやということになれば、また再度連合審査会を開きたいと、あれは議運の承認事項。(「ではないです。ありません」と呼ぶ者あり)議運の承認事項じゃない。(「所管
委員会の」と呼ぶ者あり)なら、3つの
委員会がやろうやいうことになれば連合審査会を3つの
委員会の承認のもとに開くわけだね。(「
委員会決議ですから」と呼ぶ者あり)決議でやるわけだね。(「はい」と呼ぶ者あり)だそうですわ。
50:
◯小室委員
いや、まあ流れ等を確認しておいといてもらえばいいです。
51: ◯原
委員長
どうぞ。
52: ◯事務局(佐藤議事調査課長)
基本的には連合審査会というイメージが強うございますけど、基本的には所管
委員会が連合を持つ場合に、その所管
委員会の
委員会が決議申し上げまして、それで関係
委員会の
委員長に申し入れして、受けた方も受けるという形の
委員会決議していただくということで、初めてそこで合意に達して連合審査会を開くと。ただ、その連合審査会は決議機関でございませんので、意見交換という形になります。で、もとの出発点の所管
委員会がその答えを持って最終的に
委員長報告するというのが連合審査会の流れになります。
53: ◯原
委員長
わかりました。
54: ◯原
委員長
整理をしておきますが、今、小室議員さんの方から、中海問題等の問題については、複数の
委員会へまたがる問題であるが、これはどう取り扱うのかと。そういう御指摘といいますか、問題提起がございました。今、事務局が説明いたしますように、これはそれぞれの関係する
委員会の協議において、連合審査会を開くかどうかを決めていただく。そしてその中で意見交換等をやっていただくものであって、決して決議機関ではないということでございましたので、そこら辺は臨機応変に、必要があればそれぞれの
委員会において協議していただくと。したがって、議運に関する事項ではないということを共通認識として持っておきたいということでございます。よろしゅうございますか。
どうぞ。
55:
◯内田委員
そうした場合、3つの
委員会がすべてそうならないと、合同審査会は開かれないということですか。(「そうではないでしょう」と呼ぶ者あり)どこか、1つでも出せばいい。
56: ◯原
委員長
だから2つでやりたいという場合であれば、2つの
委員会がお互いにやるわいうことになれば、それでいいことでしょう。
57:
◯内田委員
ああ、なるほどね。そういうことでしたら、会期的なもんに影響が出る可能性ってあるんですよね。
58: ◯原
委員長
あり得ますでしょうね。
59: ◯岡本副
委員長
それは当然ここでやらないけん。それは議運でやらないけん、日程のことですから。
60:
◯内田委員
議会中にそういう問題が出てくるわけですよね。事前にわかってれば別として。会期はもう先に決めてしまうの。
委員会はみんなばらばらになってしまってるわけだし。
61: ◯原
委員長
だから、当該議会でやるのか、次期の議会でやるのか、そこら辺も含めた、あるいは……(「休会中とか」と呼ぶ者あり)そうそう、それも含めて各
委員会ごとで判断を願うということになると思うんですよ。だから、議運で開いて会期を延ばしてごせなんていう議論にはなりませんよという御理解をしておいてもらえばいいんじゃないかということです。まあ、やってみましょうや。問題が起こりゃ、またここで諮る必要があれば諮ればいいし。虚心坦懐でいきましょう。
他にございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
62: ◯原
委員長
それではないようでございますので、特別
委員会につきましては、以上で終わりたいと思います。
次に、4番目といたしまして、代表質問の日程について。このことにつきましても議長から
発言がありますので、お願いいたします。
63:
◯宮隅議長
前回の議会運営
委員会で代表質問について、自民党議員連盟の質問者数を2人から1人に減らし、質問時間を40分から60分にふやすことを決定したところですが、自民党議員連盟から議会運営の効率化を図る上からも質問と答弁を午前中に一括で実施するため、本会議の開始を午前10時からとしてほしいとの申し入れがありました。会議日程を考慮した場合、自民党議員連盟が午前中、午後を県政クラブとせいふう会で実施することにより、会派を代表しての質問が1日で終了することとなり、すっきりとした議会運営になると考えます。つきましては、質問日の本会議の開始時間については、午前10時30分とする議会運営
委員会の申し合わせを代表質問の日に限って、午前10時から開始するということに改正したらと考えますので、御協議いただくようお願いいたします。
64: ◯原
委員長
ありがとうございました。
ただいま議長から代表質問を行う日については、本会議の開始を10時としたいという提案がございましたが、御意見を伺いたいと思います。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
65: ◯原
委員長
ありませんか。ございませんね。それじゃあそういうことで、代表質問につきましては開会を午前10時とするということで決定させていただきたいと思います。
それから、6月定例会の会議日程案について。会議日程につきましては、前回の議運で決定したところでありますが、質問者が多く前回の日程案ではおさまり切れないため、お手元に配付のとおり変更したいと思います。
詳細につきましては、事務局から説明をさせます。
お願いいたします。
66: ◯事務局(佐藤議事調査課長)
それでは、お手元に第395回
島根県議会日程案という形の資料があると思いますが、会期の18日間は、先ほど
委員長の方から御説明がございましたが、一般質問等の人数が非常に多うございます。現在、代表、一般合わせて21名出ております。通常ですと、これが13名程度でございますが、先ほどの前回の日程では、一般質問日を3日にしておりましたが、どうしても会期の中へおさまりませんので、実は最終日の前の日に議事整理日という日を設けておりましたが、その日をいわゆる特別
委員会の日に充てまして、一般質問日を1日ふやしまして、先ほど申し上げました21名のうち3名が代表ですから、18名の方が一般質問になりますので、その方を4日間の一般質問でやらせていただきたいと思っております。なお、そうしますと、従来7月2日が一問一答等ございましたが、それを3日にずらしまして、あと1日ずつずれていきますので、4日が常任
委員会、7日が常任
委員会、8、9と特別
委員会ということになっております。それから先ほどの御議論ございました特別
委員会の中で、財政健全化調査特別
委員会ですが、常任
委員会いろいろと個々に付託案件を審査されるわけですが、一般論的に財政健全調査特別
委員会というのが仮に設置された場合に、やはり一般論として総括質疑がなされるということを考え合わせますと、そこにありますように、3日の本会議終了後、特別
委員会を設置いただいて、正副
委員長互選後、財政調査特別
委員会は、その後立ち上げていただいた中で御議論いただくという、一応日程案にしております。
なお、備考の方でございますが、基本的には変わってはおりませんのでよろしくお願いをいたします。以上です。
67: ◯原
委員長
ありがとうございました。
今、日程の変更に関して御説明がございましたが、御意見ございますか。やむを得ないかなと思いますが、ないでしょうか。
68:
◯小室委員
活発なことで、結構ではないですか。
69: ◯原
委員長
大変感心しております。
以上で、日程案につきましては、御決定をいただいたということにさせていただきます。
それから6番目、本会議場等の整備につきまして、このことにつきましても事務局から御説明をお願いいたします。
どうぞ。
70: ◯事務局(今井総務課長)
それでは、資料の方をごらんいただきたいと思いますが、まず、本会議場の配置改善についてでございます。これは、議員席の最前列と執行部席の間隔の狭さということ、それと席の高さの差があるということで、この改善につきましては従来から検討されておりましたけれども、今般の議員定数の変更に伴いまして、議員席が1列撤去することが可能になりましたので、その辺に伴いまして議員席の配置がえを行おうとするものでございます。そこに2枚目に図面をつけておりますように、最前列の机3台を撤去いたしまして、そのうち左右2台を最後列の方に移動させます。それから演台前の速記用の机を撤去いたしまして、最前列の机があった箇所の段差を解消、そして必要な箇所のカーペットの張りかえを行いたいと思っております。大体1メーター40センチぐらい間隔が広がるものと考えております。これは15年度の当初予算500万円で執行させていただきたいと思っておりますが、御承認いただければ6月議会閉会後、約1カ月の工期をかけて改修したいと考えております。
もう1点は、議会図書室の改修についてでございます。県議会図書室の充実を図る必要性については、活性化及び改革に関する検討の報告等で御提言いただいているところでございますが、今回2枚目の図面につけておりますように、現在あります政務調査室を自民党議員連盟の応接室の方に移させていただきまして、図書室を従来の、これは平成11年の6月に政務調査室がこの図書室に入ったわけでございますが、それ以前と同じスペースにしまして、閲覧スペースとか資料展示スペース等を確保していきたいと考えております。これは既定予算で対応いたしまして、御承認いただければ速やかに執行させていただきたいと思っております。以上でございます。
71: ◯原
委員長