兵庫県議会 > 2019-03-20 >
平成31年議会運営委員会( 3月20日)
平成31年 2月第343回定例会・速報版(第10日 3月20日)

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  1. 兵庫県議会 2019-03-20
    平成31年 2月第343回定例会・速報版(第10日 3月20日)


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    最終取得日: 2019-06-22
    平成31年 2月第343回定例会・速報版(第10日 3月20日) 平成31年2月第343回定例会 会議録第1801号            第343回(定例)兵庫県議会会議録(第10日)                          平成31年3月20日(水曜日)           ─────────────────────────                                  平成31年3月20日 午前11時開議    第1  (平成30年度関係)        第181号議案ないし第186号議案         委員長報告         討    論         表    決    第2  (平成31年度関係)        第50号議案、第51号議案         知事提案説明         表    決    第3  請   願         委員長報告         討    論         表    決
       第4  意見書案第114号ないし意見書案第121号    第5  常任委員会の閉会中の所管事務調査報告    第6  議会運営委員会の閉会中の継続調査          ──────────────────────────                 本日の会議に付した事件    日程第1  (平成30年度関係)          第181号議案ないし第186号議案    日程第2  (平成31年度関係)          第50号議案、第51号議案    日程第3  請   願    日程第4  意見書案第114号ないし意見書案第121号    日程第5  常任委員会の閉会中の所管事務調査報告    日程第6  議会運営委員会の閉会中の継続調査          ──────────────────────────                  出  席  議  員   (84名)    1 番  入  江  次  郎         46 番  和  田  有 一 朗    2 番  樽  谷  彰  人         47 番  野  間  洋  志    3 番  樫  野  孝  人         48 番  北  川  泰  寿    4 番  松  井  重  樹         49 番  永  田  秀  一    5 番  下  地  光  次         50 番  藤  原  昭  一    6 番  奥  谷  謙  一         51 番  山  本  敏  信    7 番  五  島  壮 一 郎         52 番  黒  川     治    8 番  中  田  慎  也         53 番  小  西  隆  紀    9 番  村  岡  真 夕 子         54 番  松  本  隆  弘    10 番  門  間  雄  司         55 番  石  川  憲  幸    12 番  川 井 田  清  信         56 番  藤  田  孝  夫    13 番  水  田  裕 一 郎         57 番  長  岡  壯  壽    15 番  伊  藤     傑         58 番  加  田  裕  之    16 番  幣  原  み  や         59 番  伊  藤  勝  正    17 番  山  口  晋  平         60 番  谷  井  い さ お    18 番  谷  口  俊  介         61 番  越  田  浩  矢    19 番  福  島  茂  利         62 番  黒  田  一  美    20 番  吉  岡  た け し         63 番  小  池  ひろのり    21 番  天  野  文  夫         64 番  石  井  秀  武    22 番  坪  井  謙  治         65 番  関  口  正  人    23 番  島  山  清  史         66 番  中  野  郁  吾    24 番  向  山  好  一         67 番  い そ み  恵  子    25 番  高  橋  みつひろ         68 番  ね り き  恵  子    26 番  門     隆  志         69 番  住  吉  寛  紀    27 番  大  前  は る よ         70 番  徳  安  淳  子    28 番  庄  本  え つ こ         71 番  前  田  と も き    30 番  き  だ     結         72 番  迎  山  志  保    31 番  丸  尾     牧         73 番  栗  山  雅  史    32 番  小  西  彦  治         74 番  石  井  健 一 郎    33 番  掘  井  健  智         75 番  岸  本  かずなお    34 番  上  野  英  一         76 番  松  田  一  成    35 番  竹  内  英  明         77 番  野  口     裕    36 番  あ し だ  賀 津 美         78 番  戸 井 田  ゆうすけ    37 番  し の 木  和  良         79 番  岡     つ よ し    38 番  北  条  やすつぐ         80 番  浜  田  知  昭    39 番  安  福  英  則         81 番  藤  本  百  男    40 番  盛     耕  三         82 番  森  脇  保  仁    41 番  春  名  哲  夫         83 番  大  谷  かんすけ    42 番  高  橋  し ん ご         84 番  北  浜  み ど り    43 番  内  藤  兵  衛         85 番  大  豊  康  臣    44 番  上  田  良  介         86 番  原     吉  三    45 番  原     テツアキ         87 番  釜  谷  研  造          ──────────────────────────                  欠  席  議  員   (なし)          ──────────────────────────                  欠        員   (3名)          ──────────────────────────                  事務局出席職員職氏名  局長       林     省  吾      議事課副課長 水  島  豪  士  次長       大  谷  俊  洋      議事班長   西  野  幸  治  議事課長     澤  瀬  修  一          ──────────────────────────                説明のため出席した者の職氏名  知事                           井 戸  敏 三  副知事                          金 澤  和 夫  副知事                          荒 木  一 聡  公営企業管理者                      石 井  孝 一  病院事業管理者                      長 嶋  達 也  防災監                          早 金    孝  技監                           伊 藤  仁 志  会計管理者                        松 田  直 人  企画県民部長                       山 口  最 丈  政策創生部長                       水 埜    浩  女性生活部長                       松 森  章 子  健康福祉部長                       山 本  光 昭  福祉部長                         柏    由紀夫  産業労働部長                       片 山  安 孝  農政環境部長                       藤 澤  崇 夫  環境部長                         秋 山  和 裕  県土整備部長                       濱    浩 二  まちづくり部長                      奥 原    崇  企画財政局長                       藤 原  俊 平  財政課長                         江 口  友 之  財政課副課長兼予算班長                  鯉 渕    薫  選挙管理委員会委員長                   立 石  幸 雄  教育委員会教育長                     西 上  三 鶴  教育委員会事務局総務課長                 八 木  康 文  公安委員会委員                      三 宅  知 行  警察本部長                        西 川  直 哉  警察本部総務部長                     西 影  正 明  人事委員会委員長                     太 田  和 成  監査委員                         平 野  正 幸   ──────────────────        午前11時0分開議 ○議長(松本隆弘)  ただいまから本日の会議を開きます。
     日程に先立ち、ご報告申し上げます。  公安委員会委員長から、人事異動により、本日新たに任命された西影正明警察本部総務部長に議事説明を委任した旨、報告がありました。  よって、同部長に本日の会議に説明のため出席を求めておきましたのでご了承願います。  この際、同部長をご紹介申し上げます。  西影正明警察本部総務部長。  紹介を終わります。  次に、本日、知事から議案2件が提出されました。よって議案は、お手元に配付いたしておきましたから、ご了承願います。  次に、本日、意見書案8件が提出されました。よって、その案文は、お手元に配付いたしておきましたから、ご了承願います。  以上で報告は終わりました。  これより日程に入ります。   ────────────────── ◎日程第1   平成30年度関係    第181号議案ないし第186号議案 ○議長(松本隆弘)  日程第1、平成30年度関係、第181号議案ないし第186号議案を議題といたします。  この際、ご報告申し上げます。  総務、健康福祉、産業労働、農政環境、建設、文教、警察の各常任委員会に付託いたしました議案につきましては、いずれも審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決定した旨、それぞれの委員長から文書をもって議長宛て報告書が提出されておりますので、ご了承願います。  委員長報告に対する質疑については、通告を受けておりませんから、これを終局いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、発言を許します。  いそみ恵子議員。   〔いそみ恵子議員登壇〕 ○(いそみ恵子議員)  私は日本共産党県会議員団を代表し、上程中の議案のうち、第181号議案、第184号議案、第186号議案、以上3件について、反対し、以下主な理由を述べます。  まず、第181号議案「平成30年度兵庫県一般会計補正予算」についてです。  今回の繰り越しには、東播磨南北道路、浜坂道路、園田西武庫線など、不要不急の道路関連事業が含まれているからです。  東播磨南北道路は、2004年から2014年までの約10年間で南工区が整備されました。南工区は、総延長5.2キロメートルのうち75%に当たる3.9キロメートルが高架区間です。  これまでも述べてきましたが、高架区間は特殊技術を必要とする、橋梁上部工事を伴いますが、県内で橋梁上部工事を施工できる業者は1社しかなく、高規格道路を施工した実績はないとのことです。  南工区は、総工事費279億円のうち、約55%に当たる約153億円が橋梁上部工事に充てられ、JV共同事業体を含め、その全てを県外業者が受注しています。  浜坂道路もこれまで指摘したとおり、同様の傾向です。  今、行うべき公共工事は、不要不急の大型公共工事ではなく、地元建設業者も直接受注できる防災・減災型公共工事を中心に行うべきです。  河川整備率59%、土砂災害警戒区域の整備率26%と遅れている減災、防災、老朽型の公共工事こそ必要です。  また、園田西武庫線は、三菱電機敷地内を含め、尼崎市内を東西に走る道路で、総事業費約198億円かけて整備するもので、今後、整備を進める東園田側では、用地問題などで住民合意が得られていないなどの問題を抱えています。  この事業については、三菱電機の敷地用地買収や物件移動の補償費などで約124億円にも上り、総事業費の約6割が三菱電機関連に充てられていることなど、そもそも事業そのものに反対です。  以上、いずれも繰り越ししてまで進める必要はありません。  次に、第184号議案「平成30年度兵庫県営住宅事業特別会計補正予算」についてです。  本議案には、伊丹市の県営野間住宅などの整備事業の明許繰越が含まれています。  野間住宅は、第4期ということで、最終となりますが、管理戸数はもともと9棟390戸あり、それが3棟316戸となり、74戸削減されることになります。  低廉な家賃で住宅を提供する県営住宅の役割がますます高まっている中、管理戸数を減らすことに反対です。  最後に、第186号議案「損害賠償請求控訴事件に係る出訴」についてです。  重度の知的障害者である原告が兵庫県西宮警察署の警察官らによって同署に連行された上、その取り調べをするとともに、DNAを採取されました。  その際、合理的な配慮をしなかったことが違法であるとの主張により、兵庫県に対し、損害賠償請求の裁判が起こされました。  本議案は3月13日の判決により原告の請求が一部認められ、11万円の損害賠償金が発生していることを県が不服として控訴しようとするものです。  しかし、裁判の判決文において警察によるDNAの採取について、原告がプライバシー及び遺伝情報という抽象概念の内容及び価値を理解する能力を欠いていたことは明らかである。したがって、原告はその当時自己の遺伝情報を提供することの意味を理解する能力を有していなかったというほかはないとして、違法な捜査と言わざるを得ないと断じています。  また、同行した父親がDNA採取に対し、同意の意向を示したとされていますが、判決文では父親が原告の法定代理人、成年後見人ではなかった以上、そのことをもって本件採取につき法的に有効な同意があったということはできないとし、本件採取それ自体が違法であると判断される以上、その際に原告に対して、合理的な配慮がされたか否かについては、判断するまでもないとされ、合理的な配慮が欠けていたいと断じています。  この判決による判断は妥当であり、県は判決を受け入れ、原告を控訴すべきではありません。  県警は、障害者に対する取り調べ等において、障害者権利条約に基づいた合理的配慮を行うべきです。  よって、第186号議案には賛同できません。  以上、議員各位のご賛同をお願いし、私の討論を終わります。  ご清聴、ありがとうございました。 ○議長(松本隆弘)  以上で、通告に基づく討論は終わりましたので、これをもって討論を終局いたします。  続いて表決に入ります。  表決については、議事の都合により分離して採決いたします。  ただいま上程中の議案のうち、平成30年度関係、第181号議案、第184号議案、第186号議案、以上3件を一括採決いたします。  本案は、起立により採決いたします。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の議員は、ご起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(松本隆弘)  起立多数であります。  よって、本案は、いずれも原案のとおり可決されました。  次に、上程中の議案のうち、平成30年度関係、第182号議案、第183号議案、第185号議案、以上3件を一括採決いたします。  本案は、委員長報告のとおり可決することにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本隆弘)  ご異議ないと認めます。  よって、本案は、いずれも原案のとおり可決されました。   ────────────────── ◎日程第2   平成31年度関係    第50号議案、第51号議案 ○議長(松本隆弘)  次は、日程第2、平成31年度関係、第50号議案、第51号議案を一括議題といたします。  これより上程議案に対する知事の説明を求めます。  井戸知事。   〔井戸知事登壇〕 ○知事(井戸敏三)  ただいまは今回提案いたしました補正予算及び繰越予算等の議案について、ご議決をいただき、厚くお礼申し上げます。  特に単独事業として実施します3事業については、その所期の目的を果たすべく、また繰越事業については、極力その執行の促進を図ります。  議員の皆様には、引き続きのご指導とご支援をお願いします。  ただいま上程になりました同意人事に関する議案2件について、ご説明いたします。  まず、人事委員会の委員の選任の同意です。  人事委員会の委員、太田和成氏には、来る3月31日付をもって辞任したいとの申し出がありました。  このため、後任者について、慎重に選考しました結果、新たに現会計管理者松田直人氏を適任者と考え選任いたしたく、同意を求めるものです。  次に、監査委員の選任の同意です。  監査委員のうち、識見を有する者から選任しておりました平野正幸氏には、来る3月31日付をもって辞任したいとの申し出がありました。  このため、後任者について、慎重に選考しました結果、新たに現東播磨県民局長四海達也氏を適任者と考え選任いたしたく、同意を求めるものです。  どうぞよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(松本隆弘)  知事の提案説明は終わりました。  この際、お諮りいたします。  ただいま上程中の議案につきましては、同意人事に関する案件でありますので、議事の順序を省略し、直ちに表決に入りたいと思います。  これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本隆弘)  ご異議ないと認めます。  よって、直ちに表決に入ります。  平成31年度関係、第50号議案「人事委員会の委員の選任の同意」、第51号議案「監査委員の選任の同意」以上、2件を一括採決いたします。  本案は、起立により採決いたします。  原案に同意することに賛成の議員は、ご起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(松本隆弘)  起立多数であります。  よって、本案は、いずれも原案に同意することに決しました。   ──────────────────
    ◎日程第3   請  願 ○議長(松本隆弘)  次は、日程第3、請願であります。  委員会に審査を付託いたしました請願のうち、第71号、第72号、第74号ないし第79号、以上8件を一括議題といたします。  この際、ご報告申し上げます。  総務、健康福祉、産業労働、文教の各常任委員会に付託いたしました請願につきましては、それぞれの委員長から審査結果の報告があり、これを一覧表としてお手元に配付いたしておりますから、ご了承願います。  委員長報告に対する質疑については、通告を受けておりませんから、これを終局いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、入江次郎議員。   〔入江次郎議員登壇〕 ○(入江次郎議員)  日本共産党議員団を代表して、請願第72号、第74号ないし79号について、不採択ではなく採択を求め、請願第66号、第73号については、結論を出さないのではなく、採択を求めて討論を行います。  請願第72号「日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める意見書提出の件」についてです。  2017年7月、国連会議は核兵器禁止条約を国連加盟193カ国のうち63%に当たる122カ国の賛成で採択しました。  人類史上初の核兵器禁止条約の採択は日本の被爆者をはじめ核兵器のない世界を求める世界各国と市民社会の多年にわたる共同の取組が結実した文字どおり歴史的な壮挙です。  条約の前文では、核兵器の非人道性を厳しく告発し、国連憲章、国際法、国際人道法に照らして、核兵器は違法だという太い論理が述べられています。  また、条約の中身でも核兵器の開発、実験、生産、保有、使用の禁止、そして何よりも核兵器による威嚇までもが禁止されています。  核兵器の使用の威嚇という点では、核兵器保有国や同盟国は核抑止力論という議論を唱えています。これはいざというときには、核兵器を使うぞという脅しによって安全保障を図ろうという考え方です。  しかし、核抑止力論に対して国連会議では、さまざまな角度からの批判が集中しています。  例えば、オーストリアの代表は、核兵器が安全保障にとって有益なら、多くの国が核兵器を持てばより安全な世界になるということになる。全ての国が持てば、一番安全ということになる。しかしそんな議論は通じるはずがない。核兵器は少ないほうが、そして何よりもないほうが世界にとって一番安全なのだと述べています。  まさにここにこそ真理があるのではないでしょうか。  核兵器禁止条約が核抑止力論という核兵器にしがみつく最大の口実を禁止したことは大きな意義を持つと考えます。  核兵器禁止条約は、抜け穴を許すことなく、核兵器の全面的禁止とともに核兵器に悪の烙印を押すものとなりました。  核兵器は非人道的で反道徳的なものであるだけでなく、ついに人類史上初めて違法なものとなりました。  また、国内・県内でも請願要旨にあるように、広島、長崎の被爆者が核兵器を禁止し、廃絶する条約を結ぶことを全ての国に求めますとするいわゆる被爆者国際署名は、政治信条の違いを超えて広がり、兵庫県でも井戸知事とともに26市長、12町長が賛同しています。  県議会でも、2017年12月、世界の恒久平和と核兵器廃絶を希求する兵庫県宣言を全会派一致で採択しました。  この立場から、日本政府に対して、核兵器禁止条約に署名、批准し、被爆国として核兵器全面禁止のために真剣に努力するよう求める本請願の採択を求めます。  次に、請願第74号「幼児教育・保育の無償化、待機児童解消、保育士の処遇改善のための必要な措置を求める意見書提出の件」についてです。  請願要旨にもあるように、今年10月から幼児教育・保育の無償化が実施されますが、対象は3歳から5歳児が中心で、ゼロ歳、2歳児については住民税非課税世帯のみが対象で、この拡充が求められます。  給食費はこれまで公定価格に組み込まれ、保育料として払っていたものが保育無償化に伴って今年10月からは実費払いに切り替えられ、無償化の対象外になります。  全国の認可保育所の90%以上が加入する全国保育団体連絡会などは、食への取組は教育、保育の大切な役割だと無償化を求めています。  さらに、保育の最低基準を満たす認可保育所の増設や保育士確保の上で急がれる保育士の処遇改善が求められています。  無償化によって、それらが後継に追いやられないかという懸念も請願要旨にもあるとおりです。  そして、これらの財源を消費税に求めていることも問題です。  施策を充実させようと思えば、今後消費税を上げ続けることになります。  日本共産党は、社会保障の財源については、所得の低い人ほど負担が重い消費税増税分を充てるのではなく、さまざまな優遇税制によって実質課税率が10.6%にまで低くなっている大企業の法人税実質課税率を中小企業並みに引き上げること、株の売買で多額の資産を築いている超富裕層に対し、証券課税を欧米並みの30%に引き上げて税収を確保する提案をしています。  幼児教育・保育の無償化、待機児童解消、抜本的な保育士の処遇改善のための必要な措置を求める本請願に賛同し、採択を主張いたします。  次に、請願第75号「後期高齢者の窓口負担原則1割の継続を求める意見書提出の件」について、採択を主張します。  請願の要旨にもあるように、高齢者は現在でも経済的理由で受診を差し控えるという状況があります。  総務省の平成29年家計調査では、夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯では、生活費が実収入より約5万5,000円不足し、貯金を取り崩して生活していることが伺えます。  また、本請願を出された兵庫県保険医協会が2015年12月に行った受診実態調査によると、この半年間に経済的理由によると思われる治療の中断があったかという問いに対して、あったと答えた割合は医科、歯科合わせた全体で48%にもなり、前回2010年の調査37%と比較すると、10ポイント増加しています。  そして、75歳以上の患者窓口負担の2割への引き上げについて、患者さんの受診に影響があると思うかとの問いには、受診抑制につながると回答した医科、歯科医療機関は8割に上りました。これが医療機関、開業医の実感だと思います。  高齢者が必要な医療を受けられず、疾病を悪化させることがあっては健康長寿社会、一億総活躍社会は絵に描いた餅になるのではないかと警告する本請願の含意は当然と考えます。  よって、75歳以上、後期高齢者の窓口負担原則1割継続を求める本請願の採択を強く主張します。  次に、請願第76号「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書提出の件」についてです。  アベノミクスによって大企業の内部留保は過去最高になる一方で、働く人の実質賃金も消費支出も低迷したままとなっています。  非正規雇用労働者は、全労働者の4割に達し、労働者の4人に1人が年収200万円以下に陥っています。  2018年会計による地域別最低賃金は、最も高い東京都で時給985円、最も低い鹿児島県では761円で、兵庫県は871円となっています。この賃金だと毎日フルタイムで働いても、月11万円から14万円程度の手取りにしかなりません。これでは健康で文化的な最低限度の生活さえ保障されません。  最低賃金法には、労働者の生活費と賃金を保障し、事業者側への配慮として、通常の事業の支払い能力に応じた支払いを求めています。  また、労働基準法には、労働条件は労働者が人たるに値する生活を営むための必要を満たすべきでなくてはならないとしています。  また、最近の地域間格差は労働力の地方からの流出を招き、地域経済を疲弊させる要因にもなっています。  よって働く人の健康で文化的な生活を保障するためにも最低賃金を1,000円以上に引き上げ、地域間格差をなくし、地域経済活性化のためにも全国一律最賃制度を確立し、併せて中小企業に対しては、負担を軽減するための支援を実現することを求める本請願の含意に賛同し、採択を求めます。  次に、請願第77号、第78号「青年の働き方に関する件」について、同趣旨の請願ですので一括して討論を行います。  近年ブラック企業という言葉が広く知られるようになりましたが、いまだ青年の働く実態は深刻です。  民主青年同盟兵庫県委員会が街頭で行ったアンケート調査でも睡眠時間、食事の時間が取れない、有給休暇が取れないと多くの青年労働者が回答しています。  一方で、働きやすく生活を豊かにするためには、基本給を上げる、最低賃金を1,500円以上にする、残業時間の上限を設けると回答しています。  よって、青年労働者が主体的に労働条件を改善していくことができるよう、労働者の権利に関する広報を青年労働者に周知し、その内容は青年労働者をエンパワーメントする内容とすること。また、県立高校などで、労働者の権利や労働組合について学ぶ授業を実施することなどを求める本請願の採択を求めます。  次に、請願第79号「学校給食の無償化に向けて県の財政支援を求める件」についてです。  本請願は、2015年の内閣府調査により、子供の貧困率が13.9%、7人に1人が貧困の中で暮らし、とりわけひとり親家庭の貧困率は54.6%となるなどの中、子育て支援策として学校給食の無償化が喫緊に求められているとして、県の財政支援を求めるものです。  請願趣旨では、貧困が広がる中、朝食を食べてこない子供が増え、夏休みが明けると子供が痩せているという実態や給食1食分で1日の栄養バランスを支えているというケースも報告されているとし、バランスのとれた栄養豊かな給食は育ちざかりの子供たちにとってかけがえのないものとしています。  戦後、文部省は学校給食費も無償化することが理想としてきており、学校給食法で保護者負担とされている食材費について、自治体等が全額補助することも否定されないことが1947年の事務次官通達でも確認されています。  文科省の2017年度調査では、兵庫県内の佐用町をはじめ、82自治体が無償化に乗り出すなど、無償化は国民、県民の共通した願いになっています。  こうした状況を踏まえ、県としても学校給食無償化に向けた財政支援を行うべきです。  よって、本請願の含意に賛同し、採択を求めます。  次に、請願第66号「日米地位協定の抜本改定を求める意見書提出の件」、第73号「米軍基地負担の軽減と日米地位協定の見直しを求める意見書提出の件」については、結論を出さないのではなく、採択を求め、同趣旨なので、一括して討論を行います。  日米地位協定は、1960年に締結されてから日本政府が改定を提起したことがなく、在日米軍基地のある他国と比較しても異常なほど不平等なものとなっています。  本請願にもあるように、全国知事会は昨年7月27日、日米地位協定の抜本改定を含む米軍基地負担に関する提言を全会一致で採択しました。  提言では、米軍機の低空飛行訓練等についての実態調査、訓練ルートや訓練時期の事前情報の提供、米軍への国内法の適用など、日米地位協定の抜本的見直し、基地の整理・縮小、返還の促進を求めています。画期的なことです。  先月、沖縄で新基地建設の賛否を問う県民投票が行われ、投票総数の7割という圧倒的多数の県民が新基地建設反対の意思を示しました。  同時に新基地建設に賛成した人も含めて、米軍機がいつ落ちてくるかと不安、騒音が激しく赤ちゃんが泣いて寝ないなど、安心して暮らせないという思いを述べています。  本請願にもあるように、現在の日米地位協定では米軍が事故、事件を起こしても、日本側が立入調査することや裁判することができず、住民の命が脅かされている状態を見過ごすことはできません。  兵庫県議会は2003年日米地位協定の見直しを求める意見書を全会一致で採択しています。全国知事会や兵庫県議会の総意、沖縄県民の思いを重く受け止め、日米地位協定の抜本改定の取組を国に意見書を提出することを求める本請願の採択を強く求めます。  以上で、議員の皆様方のご賛同を心よりお願いを申し上げまして、討論を終わります。  ありがとうございました。 ○議長(松本隆弘)  次に樫野孝人議員。   〔樫野孝人議員登壇〕 ○(樫野孝人議員)  神戸志民党樫野孝人です。  請願第72号、74号、75号、76号について、採択を求めて討論いたします。  まず、請願第72号「日本政府に核兵器禁止条約の調印・批准を求める意見書提出の件」ですが、2017年7月7日、国連が核兵器禁止条約を採択し、2019年2月10日現在、条約調印国は70カ国、批准国は21カ国に広がっています。  2018年12月5日の第73回国連総会本会議では、核兵器禁止条約の調印、批准の促進を呼びかける決議を賛成126、反対41の大差で採択し、決議には53カ国が共同提案国に名を連ね、国連加盟国の3分の2が賛成しています。  広島・長崎の被爆者の核兵器を禁止し、廃絶する条約を結ぶことを全ての国に求めるとの署名に兵庫県でも県知事はじめ26市長、12町長が賛同していますので、当然採択を求めます。  次に、請願第74号「幼児教育・保育の無償化、待機児童解消、保育士の処遇改善のための必要な措置を求める意見書提出の件」ですが、年収200万円以下のワーキングプア1,100万人のうち、女性が7割を占めており、特に子育て世代やシングルマザーの多くは大変な経済的困難を抱えています。  今回、幼児教育・保育の無償化が進むことは大いに評価していますが、多くの会派も現状で満足しているわけではないと思います。  もっと充実していってほしいという県民の気持ちに素直に私はお答えしたいので採択を求めます。  次に、請願第75号「後期高齢者の窓口負担原則1割の継続を求める意見書提出の件」ですが、高齢夫婦無職世帯は貯金を取り崩して生活しており、貯金なし世帯も15.1%に上ります。  県下、医療機関の2015年受診実態調査では、8割の医療機関が75歳以上の患者窓口負担を2割へ引き上げると、受診抑制につながると回答しており、75歳までみんなが普通に働く社会になれば、窓口負担を2割まで引き上げてもよいかもしれませんが、現状では、これ以上窓口負担を引き上げるべきではないと思います。  次に、請願第76号「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書提出の件」については、一昨日の本会議の私の反対討論を見てくれていたかのように、昨日の日経新聞の一面トップでもデービッド・アトキンソン氏の主張を引用した記事が掲載されていました。  過去20年間の時給を見ると、日本は9%減り、主要国で唯一のマイナス、イギリスは87%、アメリカは76%、フランスは66%、ドイツは55%も増え、韓国は2.5倍になっています。  日本の平均年収はアメリカを3割下回っているとのこと、低賃金を温存するから生産性の低い仕事の効率化が進まない、付加価値の高い仕事への転換も遅れ、賃金が上がらない、貧者のサイクルから抜け出せていないと書かれていました。  少子高齢化の日本にとってGDPの維持、つまり生産性の向上は必要不可欠だと思います。  人口が減っても日本のGDPを維持するために1人当たりGDPを増加させ、県民の所得水準や生活水準、生産性を政策目標の中核に据えるべきです。  地域別最低賃金は、最も高い東京都で時給985円、兵庫県では871円、毎日フルタイムで働いていも月11万円から13万円にしかなりません。  安倍首相も最低賃金を加重平均で1,000円を目指すと宣言しているのですから、中小企業への助成や単価改善につながる施策と同時に最低賃金を改善し、日本の生産性を上げ、1人当たりGDPを向上させていくべきだと私は思います。  以上の理由で請願第72号、74号、75号、76号について、採択を求めます。  これが本当に本当に最後の討論になりますので、議員各位のご賛同を何とぞよろしくお願いいたします。 ○議長(松本隆弘)  以上で、通告に基づく討論は終わりましたので、これをもって討論を終局いたします。  続いて表決に入ります。  表決については、議事の都合により分離して採決いたします。
     ただいま上程中の請願のうち、第72号を起立により採決いたします。  本請願を採択することに賛成の議員は、ご起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(松本隆弘)  起立少数であります。  よって、本請願は、不採択とすることに決しました。  次に、上程中の請願のうち、第74号を採決いたします。  本請願を採択することに賛成の議員は、ご起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(松本隆弘)  起立少数であります。  よって、本請願は、不採択とすることに決しました。  次に、上程中の請願のうち、第75号を採決いたします。  本請願を採択することに賛成の議員は、ご起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(松本隆弘)  起立少数であります。  よって、本請願は、不採択とすることに決しました。  次に、上程中の請願のうち、第76号を採決いたします。  本請願を採択することに賛成の議員は、ご起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(松本隆弘)  起立少数であります。  よって、本請願は、不採択とすることに決しました。  次に、上程中の請願のうち、第79号を採決いたします。  本請願を採択することに賛成の議員は、ご起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(松本隆弘)  起立少数であります。  よって、本請願は、不採択とすることに決しました。  次に、上程中の請願のうち、第77号、第78号、以上2件を一括採決いたします。  本請願を採択することに賛成の議員は、ご起立願います。   〔賛成者起立〕 ○議長(松本隆弘)  起立少数であります。  よって、本請願は、いずれも不採択とすることに決しました。  次に、上程中の請願のうち、第71号を採決いたします。  本請願を採択することにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本隆弘)  ご異議ないと認めます。  よって、本請願は採択することに決しました。   ────────────────── ◎日程第4   意見書案第114号ないし意見書案第121号 ○議長(松本隆弘)  次は、日程第4、意見書案第114号ないし意見書案第121号を一括議題といたします。  意見書の案文は、それぞれお手元に配付いたしておきましたが、念のためその件名を議事課長に朗読させます。   〔議事課長朗読〕   ………………………………………………  意見書案第114号 我が国の領土・領海及び海洋資源を守る体制整備を求める意見書  意見書案第115号 小児用筋電義手の普及に向けた対策を求める意見書  意見書案第116号 UR(都市再生機構)賃貸住宅ストックの活用を求める意見書  意見書案第117号 妊婦が安心できる医療提供体制の充実を求める意見書  意見書案第118号 拡大治験制度の利用促進に向けた対策を求める意見書  意見書案第119号 放課後児童クラブの充実を求める意見書  意見書案第120号 外国人等による我が国の安全保障上重要な土地の取得及び利用を制限するための早急な法整備を求める意見書  意見書案第121号 インフルエンザ感染防止対策強化とワクチン安定供給体制の充実を求める意見書   ……………………………………………… ○議長(松本隆弘)  お諮りいたします。  ただいま報告いたしました意見書案については、この際、議事の順序を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。  これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本隆弘)  ご異議ないと認めます。  よって、さように決します。  これより表決に入ります。  意見書案第114号ないし意見書案第121号を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本隆弘)  ご異議ないと認めます。  よって、本案は、いずれも原案のとおり可決されました。  続いてお諮りいたします。  ただいま可決されました意見書の取扱については、議長にご一任いただきたいと思います。  これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本隆弘)  ご異議ないと認めます。  よって、さように決します。   ────────────────── ◎日程第5   委員会の調査報告 ○議長(松本隆弘)  次は、日程第5、委員会の調査報告についてであります。  各常任委員会の閉会中の所管事務調査結果について、それぞれの委員長から会議規則第77条の規定に基づき、報告書が提出されました。よって、その写しをお手元に配付いたしておきましたから、ご了承願います。   ────────────────── ◎日程第6   議会運営委員会の閉会中の継続調査 ○議長(松本隆弘)  次は、日程第6、議会運営委員会の閉会中の継続調査に関する件を議題といたします。  議会運営委員会の調査事項について、当該委員長から会議規則第75条の規定により、お手元に配付いたしております申し出一覧のとおり、閉会中、継続調査をいたしたい旨の申し出がありました。  お諮りいたします。  議会運営委員長より申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決してこ異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本隆弘)  ご異議ないと認めます。  よって、さように決します。   ────────────────── ○議長(松本隆弘)  以上で本日の日程は終わりました。  お諮りいたします。  今期定例会に付議された案件は全て議了いたしましたので、閉会いたしたいと思います。  これにご異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松本隆弘)  ご異議ないと認めます。  よって、第343回定例兵庫県議会は、これをもって閉会いたします。        午前11時43分閉会   ………………………………………………
    ◎議長挨拶 ○議長(松本隆弘)  閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  今期定例会は、去る2月15日に招集され、本日まで34日間にわたる会期でありました。その間に審議されました案件は、一般会計、特別会計、公営企業会計、併せて約3兆7,800億円の平成31年度当初予算をはじめ、県民の安全安心を支える社会基盤整備の推進をはじめとする平成30年度補正予算、条例、事件決議、同意人事案件など多数の重要案件でありました。  議員各位の終始極めて慎重かつ熱心なご審議によりまして、適切、妥当な結論をもって全ての議案が議了できましたことを大変うれしく存じます。  特に、予算特別委員会の委員各位には、膨大な予算案並びに行財政運営方針の変更案について、連日しかも長時間にわたり精力的に審査賜りました。  知事をはじめ当局各位の議会審議に寄せられました真摯なる態度に深く敬意を表しますとともに、審議の過程で議員各位から述べられました意見等につきましては、今後の県政執行に十分反映されますことを強く望むものであります。  顧みますと、私たち議員一同は平成27年4月の一般選挙においてそれぞれ県民の負託を受け、自来、振鈴の響きのもと、ともに議場に集い、ともに議論を闘わせ、ともに県政の枢機に携わる中で、瞬くうちに歳月は流れ、間もなく4年の任期の満了を迎えようとしております。  平成27年は、戦後70年であり、昨年は県政150周年、そして平成の時代も残すところ40日余り、5月には改元という多くの節目となる4年間でありました。  この間の県政は、相次ぐ自然災害への対応に備え、社会基盤整備の推進、人口対策と地域の元気づくりを柱とする地域創生、医療や福祉施策の充実、11年間にわたる行財政構造改革の総仕上げなどに取り組んでまいりました。  県議会としてもこの間、執行機関と真摯な議論を交わし、県政発展と県民福祉の向上に尽力してまいったところであります。  また、議会基本条例の理念を具体化するため、この4年間は議会改革に努め、監視機能を充実し、政策提言機能を強化してまいりました。  その結果、本会議における審議を充実させ、中小企業の振興に関する条例をはじめ、3件の議員提案政策条例を制定してきたところであります。  より県民に開かれた議会となるよう、閉会中常任委員会の地域開催や県議会、サテライトゼミの開催、広報の充実とともに、親子傍聴席の設置、インターネット中継への手話通訳の導入などにも取り組みました。  そして今年度、これらの取組に対する検証を実施し、次期議会に申し送るべき事項の取りまとめを行い、県議会の更なる機能の充実に向けて積極的な議論を行ったところです。  昨年策定されたひょうご2030年の展望、行財政運営の方針のもと、すこやか兵庫を目指す取組がこれから本格化してまいります。  6月から始まる新たな議会におきましても、これまでの議会改革の取組を礎として、議員一人一人が不断の努力を重ね、議会が県民を代表し、県の意志決定を担う議事機関として、その機能を最大限に発揮することを祈念するものであります。  いよいよ県議会議員の選挙も目前に迫ってまいりました。議員各位と議場でお目にかかれるのも、今任期では本日が最後になるかと存じますが、各位のご精励により、ここに有終の美を飾ることができましたことは、まことに感謝に堪えません。  大方の議員各位には、再び立候補されるやに聞き及んでおりますが、どうぞご自愛の上、ご健闘され、再びこの議場で相まみえられますことを心より祈願いたします。  また、今任期をもってご勇退されます議員各位には、まことに惜別の念を禁じ得ませんが、長年にわたるご精励と県政発展のために尽くされました多大なるご功績に対し、深甚なる敬意を表しますとともに、心から感謝申し上げる次第でございます。  どうか今後ともご健康にご留意いただきまして、県政発展のため、変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますとともに、ますますのご活躍を祈念申し上げます。  この際、一言お礼の言葉を申し上げます。  私と小西副議長は、昨年6月議員各位のご推挙によりまして、栄光と伝統に輝く兵庫県議会の議長、副議長の要職に就任させていただきました。  自来、今日まで議員各位の温かいご理解とご支援をいただき、また、知事をはじめ、当局各位の皆様方のご協力により、円滑な議会運営を図ることができ、もって活発な審議、討議を展開できましたことは、この上ない喜びであり、ここに改めて深く感謝を申し上げます。  最後になりましたが、報道関係各位のご協力に対しまして感謝を申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。  ありがとうございました。   ……………………………………………… ◎知事挨拶 ○知事(井戸敏三)  第343回兵庫県議会の閉会に当たり、一言お礼のご挨拶を申し上げます。  去る2月15日に開会されました今期定例県議会も、松本議長、小西副議長をはじめ議員の皆様のご精励により、ここに滞りなく全議案を議了いただき、厚くお礼を申し上げます。  今議会におきましては、一般会計1兆9,354億円、特別会計1兆5,708億円、公営企業会計2,757億円、併せて総額3兆7,819億円に上る平成31年度当初予算をはじめ、兵庫県行財政運営方針の変更、各種条例など、数多くの議案について連日にわたり、熱心にご審議の上、適切なご議決をいただきました。  特に、予算特別委員会の委員の皆様には、長期間にわたり、予算の審議をいただきましたことに改めてお礼を申し上げます。  本会議、委員会を通じていただきました多くのご意見を今後の県政推進に生かしていきます。  今年度は、県政150周年の大きな節目の年でした。  子供たちがこれからの兵庫を力強く語ってくれた記念式典、地域の未来を創る熱意を県民の皆様とともに共有した県民連携事業、そしてこの16日にフィナーレイベントを開催し、記念事業を締めくくりました。  こうした取組を礎に、2030年の展望で掲げる未来の活力の創出、暮らしの質の追求、ダイナミックな交流・環流の拡大を踏まえながら、11の将来像のもとにリーディングプロジェクトを定め、その推進を通じて具体化、現実化を図り、兵庫の未来を実現していかなければなりません。  平成31年度はその実現に向けて力強くスタートを切る年です。  安全安心な基盤の確保、未来へ続く地域活力の創出、兵庫人材の活躍推進、交流・環流を生むひょうご五国の魅力向上、地域の自立を柱とした施策を積極的に展開し、人口減少、少子高齢化が進む中でも元気と魅力にあふれた新時代のすこやか兵庫を県民の皆様とともに創っていく決意です。  一方、行財政運営については、今年度収支均衡をはじめとした財政運営の目標を達成することができました。  平成31年度は、これまでの取組の成果を生かし策定した新たな行財政運営の枠組みのもと編成した初めての予算となります。  今後ともフローとストック両面の財政指標の目標を踏まえつつ、県民から信頼される適切な行財政運営を推進していきます。  併せて、事業実施に当たっては、早期の事業着手、中小企業への優先発注、効率的かつ効果的な執行に努めてまいります。  平成から新しい時代を迎えようとしています。考えてみますと、平成の30年は災害の多発した時代でした。阪神淡路大震災は災害列島の発端となりました。私たちは、必死に創造的復興を遂げんと努力して今日に至りました。来年1月17日には、25年を迎えます。それだけに絶対に阪神淡路大震災を風化させない、忘れない、伝える、生かす、備えるをテーマに、しっかりと安全・安心社会へのメッセージを発信していきます。  また、長い長いデフレの時代でした。今も解消できていません。それだけに米中経済交渉など、今後の世界の動きに注目していかなければなりません。AIやIoTなど、技術革新を積極的に取り入れて、ものづくり県兵庫の確立を目指そうではありませんか。  人口減少や少子高齢化とともに、人口の東京一極集中も歯どめが掛かりません。今こそ新しい時代には新しい国家システム、中央集権から分権社会への転換を図らなければなりません。  兵庫がこれからの未来を開く先頭を切らねばならないのです。その決意を平成最後のポスト兵庫県150年に当たり示したいと思います。  今後とも議会と緊密な連携を図りながら、県政運営に取り組んでいきますので、議員の皆様のご指導とご支援をよろしくお願いいたします。  さて、議員の皆様は近くその任期を満了されることになります。この4年間のご指導と県政に対する数々のご業績に対して、県民を代表して深く敬意を表し、感謝申し上げます。  この期を最後に県議会を勇退されようと決意されている議員の皆様には、これまでのご活躍を顧みられたとき、感無量のものがあろうかと思います。  この間のご指導に今はただ感謝申し上げます。  本当に長い間、ご指導、ご支援をいただきありがとうございました。  今後とも新しい立場からご活躍いただき、引き続き県政に対するご協力、ご指導をいただきますようお願いします。  そして、ますますのご健勝とご多幸をお祈りしております。  また、今回執行される選挙は、阪神・淡路大震災に伴う選挙期日と議員任期の空白期間を解消する特例法を適用した選挙となります。  再び立候補される議員の皆様には、当選の栄に浴され、再びこの議場において県政発展のためご尽力いただきますよう、強く祈念しております。  ようやく春めいてまいりましたが、寒暖の差の激しい季節です。どうぞご自愛の上、ご活躍をお祈りします。  終わりになりましたが、報道機関のご協力に感謝いたします。  ありがとうございました。          ──────────────────────────...