令和 5年 2月 定例会本会議 第八号 三月十七日(
金)◯議員出欠状況(出席八十四人 欠席〇人 欠員四) 一番
中川誠太議員(出席) 二番
前田将臣議員(〃) 三番
牛尾治朗議員(〃) 四番 坂
こうき議員(〃) 五番
魚森ゴータロー議員(〃) 六番
角谷庄一議員(〃) 七番
三橋弘幸議員(〃) 八番
西元宗一議員(〃) 九番
松浪ケンタ議員(〃) 十番
塩川憲史議員(〃) 十一番 須田 旭議員(〃) 十二番
奥谷正実議員(〃) 十三番
西村日加留議員(〃) 十四番 山田けんた議員(〃) 十五番 野々上 愛議員(〃) 十六番
内海公仁議員(〃) 十七番 石川たえ議員(〃) 十八番
冨田忠泰議員(〃) 十九番 うらべ走馬議員(〃) 二十番
西川訓史議員(〃) 二十一番 原田
亮議員(〃) 二十二番 原田こうじ議員(〃) 二十三番 中井もとき議員(〃) 二十四番
奥田悦雄議員(〃) 二十五番 中野 剛議員(〃) 二十六番 みよしかおる議員(〃) 二十七番
中川嘉彦議員(〃) 二十八番
岡沢龍一議員(〃) 二十九番
山本真吾議員(〃) 三十番
上田健二議員(出席) 三十一番 永井公大議員(〃) 三十二番
前田洋輔議員(〃) 三十三番 中川あきひと議員(〃) 三十四番 おきた浩之議員(〃) 三十五番 紀田 馨議員(〃) 三十六番 いらはら勉議員(〃) 三十七番 欠員 三十八番 欠員 三十九番
河崎大樹議員(〃) 四十番
泰江まさき議員(〃) 四十一番
西林克敏議員(〃) 四十二番
松浪武久議員(〃) 四十三番
広野瑞穂議員(〃) 四十四番
植田正裕議員(〃) 四十五番 笹川 理議員(〃) 四十六番
横山英幸議員(〃) 四十七番
杉江友介議員(〃) 四十八番 徳村さとる議員(〃) 四十九番
金城克典議員(〃) 五十番
橋本和昌議員(〃) 五十一番
藤村昌隆議員(〃) 五十二番
中村広美議員(〃) 五十三番
山下浩昭議員(〃) 五十四番
大橋章夫議員(〃) 五十五番
肥後洋一朗議員(〃) 五十六番
内海久子議員(〃) 五十七番
加治木一彦議員(〃) 五十八番
八重樫善幸議員(〃) 五十九番
杉本太平議員(〃) 六十番
徳永愼市議員(〃) 六十一番
しかた松男議員(〃) 六十二番 欠員 六十三番 西 惠司議員(出席) 六十四番
西野修平議員(〃) 六十五番
川岡栄一議員(〃) 六十六番
大山明彦議員(〃) 六十七番
垣見大志朗議員(〃) 六十八番 林 啓二議員(〃) 六十九番
和田賢治議員(〃) 七十番
富田武彦議員(〃) 七十一番
中野稔子議員(〃) 七十二番
坂上敏也議員(〃) 七十三番
中谷恭典議員(〃) 七十四番
久谷眞敬議員(〃) 七十五番 鈴木 憲議員(〃) 七十六番 西田 薫議員(〃) 七十七番 森 和臣議員(〃) 七十八番 欠員 七十九番
松本利明議員(〃) 八十番
西野弘一議員(〃) 八十一番
土井達也議員(〃) 八十二番
三田勝久議員(〃) 八十三番 大橋一功議員(〃) 八十四番 岩木 均議員(〃) 八十五番
横倉廉幸議員(〃) 八十六番
三浦寿子議員(〃) 八十七番
三宅史明議員(〃) 八十八番 奴
井和幸議員(〃) ~~~~~~~~~~~~~~~◯議会事務局 局長 松井芳和 次長兼
総務課長事務取扱 大河内隆生 兼
議会秘書長事務取扱 議事課長 杉山智博 参事 佐藤 実
~~~~~~~~~~~~~~~◯議事日程 第八号 令和五年三月十七日(金曜日)午後一時開議 第一 二〇二五年大阪・
関西万博推進特別委員会の報告及び廃止の件 (二〇二五年大阪・
関西万博推進特別委員会委員長報告、採決) 第二 議案第一号から第十九号まで、第二十二号から第百三号まで、報告第一号及び第二号(「令和五年度大阪府
一般会計予算の件」ほか百二件) (各
常任委員会委員長報告、討論、採決) 第三 請願第四十三号から第四十七号まで(「平野高校・かわち野高校・美原高校の存続及び
府立学校条例の
抜本的見直し等を求める件」ほか四件) (
関係常任委員会委員長報告、採決) 第四 委員会の
継続調査事件 (各
委員長報告、採決) 第五
議員提出議案第五号から第八号まで(「
大阪府議会定例会の回数に関する条例一部改正の件」ほか三件) (提出者の説明省略、
委員会付託省略、採決) 第六 意見書案第一号から第九号まで(「オンライン本会議の本格実現を求める意見書」ほか八件) (提出者の説明省略、
委員会付託省略、
採決) ~~~~~~~~~~~~~~~◯本日の会議に付した事件 第一 日程第一の件 第二 日程第二の件 第三 日程第三の件 第四 日程第四の件 第五 日程第五の件 第六 日程第六の件
~~~~~~~~~~~~~~~午後一時開議
○議長(森和臣) これより本日の会議を開きます。
-------◇-------
○議長(森和臣) 議事に先立ち、一言申し上げます。 府議会においては、
新型コロナウイルス感染症の予防及び拡大防止を図るため、引き続き三密の回避、手指消毒、換気の徹底を行ってまいります。 マスクの着用につきましては、政府のマスク着用の考え方の見直しを受け、個人の判断に委ねることといたしましたので、議員、理事者、
報道関係者各位並びに傍聴されます皆様には、御理解、御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 なお、演壇での発言につきましては、発言を分かりやすくするためマスクを外して行っていただきますようお願いいたします。
-------◇-------
○議長(森和臣) 日程第一、二〇二五年大阪・
関西万博推進特別委員会の報告及び廃止の件を議題といたします。 本委員会の報告書は、配付のとおりであります。 (報告書は巻末に
掲載) ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(森和臣) これより委員長の報告を求めます。徳村さとる二〇二五年大阪・
関西万博推進特別委員会委員長。
◆二〇二五年大阪・
関西万博推進特別委員会委員長(徳村さとる) 二〇二五年大阪・
関西万博推進特別委員会委員長の徳村さとるでございます。 本委員会は、二〇二五年大阪・関西万博の成功に向けて、効果的な推進方策について
調査研究等を行うことを目的として、令和元年五月に設置され、約四年の間に委員会及び
委員協議会を合計十二回開催してきました。 この間、委員会等では、機運醸成の取組や
インフラ整備計画をはじめとした
関連事業計画など、主に万博の取組に関する現状について、理事者等から説明を聴取するとともに、質疑を通じて様々な課題を掘り起こし、多角的な観点から議論を重ねてきました。 中でも、令和四年六月には、翌月に万博開催千日前のイベントを控えていたことから、さらなる機運醸成の取組を中心に、理事者と議論を深めました。 また、同年十二月には、万博の実施主体である
公益社団法人二〇二五年
日本国際博覧会協会をお招きし、会場整備をはじめ、機運醸成の取組や運営等について活発な議論を交わしました。 その結果、万博の開催、そして成功へとつなげていくため、会場の整備等の着実な推進など五項目について具体的な提言等を取りまとめるに至りました。 知事はじめ理事者におかれましては、万博の開催に向けたさらなる機運醸成や着実な
準備活動等について、関係機関との緊密な連携の下、本報告書の提言等も踏まえつつ、取組を進められるようお願いをいたします。 最後に、本委員会の役割は一旦終えることになりましたが、今後、万博の取組が本格化することから、成功に向け、引き続き
大阪府議会として理事者と共に取り組んでいく必要があることを申し添えて、本委員会の報告といたします。御清聴ありがとうございました。
○議長(森和臣) 以上で報告は終わりました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(森和臣) お諮りいたします。本
特別委員会は、ただいまの委員長の報告のとおり、その目的を終了いたしましたので、これをもって廃止することに御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議なし」)
○議長(森和臣) 御異議なしと認めます。よって、二〇二五年大阪・
関西万博推進特別委員会は、廃止することに決定いたしました。
-------◇-------
○議長(森和臣) 日程第二、議案第一号から第十九号まで、第二十二号から第百三号まで、報告第一号及び第二号 令和五年度大阪府
一般会計予算の件外百二件を一括議題といたします。 各
常任委員会の
審査報告書は、配付のとおりであります。 (
審査報告書は巻末に掲載)
○議長(森和臣) 委員長の口頭報告は、省略いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(森和臣) これより討論に入ります。 通告により
横山英幸議員を指名いたします。
横山英幸議員。
◆(
横山英幸議員) 大阪維新の
会大阪府議会議員団の横山英幸です。 今定例会に上程されている諸議案等について、我が会派の態度と意見を表明します。 本日の本会議が、第十九期議員にとって最後となります。この四年間、
新型コロナウイルス感染症の対応に明け暮れた日々と言っても過言ではありません。この間、御尽力いただいた医療機関、
高齢者施設、教育機関など、多くの皆様に改めて感謝と御礼申し上げます。 また、強力なリーダーシップを発揮された
藤井健康医療部長の下、
コロナ対応の最前線で日夜御尽力いただきました
健康医療部の皆さんをはじめ、
コロナ対応に当たっていただいた全ての府職員の皆様に、敬意と感謝を申し上げます。 現在、
新規感染者数は、一日数百人となり、落ち着きを取り戻しつつありますが、重症化される方々も少なからずおられます。また、現在は、五類感染症への移行に向けた準備期間ですが、この疾病がなくなったわけではなく、今後、流行や衰退を繰り返すことも考えられます。 これまでの対応に御苦労された中で得られたノウハウや、行政と民間の垣根を超えて強化されたつながりを生かし、流行の兆しを見逃すことなく、次なるパンデミックや危機事象に備えつつ、超高齢社会を見据えた医療体制の整備も着実に進めていただくことを求めておきます。 また、大きな打撃を受けた経済や観光などについても回復の兆しを見せていますが、その動きを適切に捉え、効果的な対策を講じていただくようお願いいたします。 これまで長期間、府は徹底した行財政改革に取り組んできた結果、来年度には減債基金の復元が完了する見通しとなりました。厳しい改革に取り組んできた成果でありますが、今後、これまでの施策を精査いただき、規律ある財政運営を堅持しながらも、新たな大阪の成長、発展に向けた取組も着実に進めていただくよう、強く要望いたします。 次に、市町村局が設置されてから、間もなく一年を迎えます。 我が会派では、
基礎自治機能の充実強化について、知事をはじめ関係部局と議論を重ねてきました。
常任委員会では、市町村合併に関する
特別委員会の設置を求める質疑もありました。 急激な人口減少と高齢化が見込まれる現在、今後の
自治体財政運営はますます厳しくなることが予想されます。
府内市町村と一体となり、将来像を明確に持ち、議論の見える化及び具体化を求めておきます。 知事が示されている
次期大阪府知事選の公約の一つに、本来、高校における教育は無償であるべきとありますが、我が会派も主張を同じくしております。 さきの代表質問では、知事からも、子どもへの教育は本人の可能性を高めるだけでなく、最終的には社会全体に還元されるとの答弁がございました。全くそのとおりです。多額の財源が継続して必要であるなど大きな課題もありますが、実現に向けての協力を惜しみません。
統一地方選挙の結果を踏まえ、一日も早く実現できるよう、着実な検討、準備をお願いいたします。 次に、二〇二五年大阪・関西万博の開催に向けて申し上げます。 大阪・関西万博は、コロナの危機を乗り越え、百五十か国に及ぶ国々の英知が結集され、未来への希望を世界に示すものです。 とりわけ、日本の将来を支える多くの
子どもたちが未来社会を体験し、将来への夢や希望を抱くきっかけとなる有意義な経験を得るものです。一人でも多くの
子どもたちが万博を体験できるように、無償招待の実現や修学旅行先となるインセンティブの検討等、スピード感を持った対応を求めておきます。 前回の万博開催から半世紀以上を経て、科学の進歩によって世界の国々は身近になり、日本を訪れる外国人の数も飛躍的に増えました。世界共通の課題解決を目指し、二〇二五年の大阪・関西万博を成功させ、いのち輝く未来社会の実現に向け、残りの時間を着実に準備してくださるようお願いいたします。 次に、日本の成長を牽引する副首都大阪の実現に向けて申し上げます。 今回示されている副
首都ビジョンの改定案は、大阪から新しい国の形に変えていかなければ、日本の明るい未来はないという強い決意の下、拠点分散、分権型の新しい国への転換を目指し、数値目標を掲げるなど、チャレンジングな内容となっております。 次の四年間は、万博をインパクトにした
ライフサイエンスなど成長分野のイノベーションや、IR開業に合わせた観光産業の振興、
国際金融都市に向けた大胆な規制緩和策の導入など、大阪のさらなる成長を促し、大阪が副首都の役割を担っていくには重要な時期となります。 大阪経済の成長にとって、企業の皆様が大阪に本社や事業所を置き、大阪で
ビジネス活動を活発に行っていただくことが重要であり、現在、府が課している
法人超過課税に関して議論すべき時期に来ていると考えます。 新たな副
首都ビジョンを羅針盤に、
オール大阪で目標達成に向け、全力で取り組んでいただきますようお願いします。その中でも、大阪の成長発展には、府市一体で様々な政策や改革に取り組むことが必要不可欠です。これからも、府市一体で政策を推進していくことを求めます。 また、我々議員団としても、これまでに取り組んでまいりました議会改革を引き続き推し進め、オンライン本会議の導入など、新しい時代にふさわしい議会の在り方を追求してまいります。 最後に、今月末をもって御勇退される理事者の皆様におかれましては、長年にわたり府政の発展に御尽力され、職責を全うされましたことに、心から感謝と敬意を申し上げます。次のステージにおいても、ますます御活躍されますことを御祈念いたします。 以上、今定例会に上程されている
知事提出議案等につきまして、全て賛成であることを表明し、我が会派の討論といたします。 今期最後の定例会となります。議員各位にはこれまでの御指導に感謝申し上げますとともに、いかなるステージにおりましても、大阪の明日を思い、共に進んでまいりましょう。御清聴ありがとうございました。
○議長(森和臣) 次に、
中野剛議員を指名いたします。
中野剛議員。
◆(
中野剛議員)
公明党大阪府議会議員団の中野剛でございます。 今議会に出されております令和五年度大阪府
一般会計予算の件をはじめとする諸議案の採決に当たり、我が会派を代表して意見と態度を申し述べます。 最初に、原油価格・
物価高騰対策としての府立学校の
給食費無償化についてであります。 府立学校に通う子どもの保護者等が負担する
学校給食費を無償とする事業については、来年度の当初予算案には計上されていません。 我が会派は、昨日、国による追加の
物価高騰対策等を見据えた緊急要望を
吉村知事宛てに提出しました。地方への交付金の追加交付があれば、速やかに府立学校の
給食費無償化等に充てることを強く求めます。 次に、中小企業に対する支援についてです。
コロナ関連融資の大部分を占めるゼロゼロ融資については、無利子期間及び当初設定した据置期間の終了に伴い、今後、元本返済の本格化が予想されます。
商工労働常任委員会で、今後の
返済本格化も見据え、
伴走支援型資金を継続するなど、
府内中小企業者の
資金繰り支援に取り組んでいく旨答弁がありましたとおり、
コロナ関連融資の返済に係る負担に対する金融面での支援について、しっかりと取り組んでいただきますようお願いします。 次に、中小企業の賃上げの実現についてです。 物価上昇を上回る中小企業の賃上げの実現については、知事から、中小企業の賃上げが円滑に行えるように、国や経済団体に働きかけをしていくとの答弁がありました。知事が旗振り役となり、賃上げの流れが中小企業にも広がるようお願いします。 次に、地震・津波対策に係る取組と、被害想定の見直しについてです。
南海トラフ巨大地震の発生確率が高まる中、地震・津波対策の推進は喫緊の課題です。 被害想定により把握した避難者数、被害の規模などを踏まえ、今後の府の防災・減災に向けた具体的な取組を
府地域防災計画及び
次期アクションプランに反映し、大阪府全体の
災害対応力のさらなる強化に向け、より一層取り組んでいってください。 加えて、現在示されている副
首都ビジョンの改定に当たっては、
災害対応力の強化を明確に掲げるべきであり、成案化の際にはぜひとも反映いただくよう、強く要望いたします。 次に、
医療的ケア児支援センターの設置についてです。 福祉部長からは、関係機関との連携調整を担う
医療的ケア児支援センターを本年四月中に設置予定との答弁がありましたが、
医療的ケア児への支援は身近な地域で必要な支援が行われるべきであることから、二次
医療圏域ごとに
医療的ケア児支援センターを設置することが望ましいと考えております。令和六年度以降の運用について検討をお願いします。 次に、府立学校における
医療的ケア通学支援事業についてです。 教育長から、
医療的ケア児支援センターの設置を契機として、さらに本事業の周知を図ることで
医療的ケア児の家族支援や事業者の確保につながるよう、関係機関との連携を一層深めていく旨の答弁がありましたとおり、しっかりと取り組んでください。 次に、
府立高等学校の再編整備についてです。 募集停止を公表された学校については、これまで地域等から様々な要望が出されてきました。 教育長からは、募集停止校の決定に当たって、志願状況に加え、教育課程や教育活動といった学校の特色、さらに地域の特性も勘案した上で総合的に判断していく旨の答弁がありましたが、地域の実情を十分に踏まえた検討を行うとともに、学校数を減ずることを目的とするのではなく、
子どもたちの教育環境や内容がより充実する再編整備となるよう求めます。 次に、不登校対策についてです。 これからの大阪を支え、将来を担う
子どもたちをサポートするために、学校現場における教員以外の心理や福祉の専門家である
スクールカウンセラーや
スクールソーシャルワーカー等のさらなる配置の充実をはじめとする
教育相談体制の構築等、府が積極的に進めていくことが必要であると考えます。 知事からは、今後、その状況も見極めながら、専門家の配置等、市町村の取組を支援し、
子どもたちを支えていくとの答弁がありましたが、盤石な大阪の未来を構築するため、教育現場へ積極的に予算措置をしていただくことを強く求めます。 次に、アートによる都市格向上についてです。 今年度の府の
モデル事業として、Study:
大阪関西国際芸術祭二〇二三の
アートフェアで、
海外ギャラリーの誘致が試行的に取り組まれています。 多くの人でにぎわったことから、アートへの関心の高さがうかがえるとともに、人が動く仕掛けとして、地域経済の活性化に寄与するものと認識しています。
総務常任委員会で、来年度は国内外から人や投資を呼び込むという観点で、アートを活用してどのような取組ができるかなど、引き続き検討を進めていく旨答弁がありましたが、
大阪関西国際芸術祭の開催等を通じて、アートを大阪の都市格の向上につなげていただきますようお願いいたします。 次に、万博に向けた
スポーツツーリズムの推進についてです。 スポーツと旅行、観光を掛け合わせた
スポーツツーリズムを推進することは、交流人口の拡大を図り、活力あるまちづくりを進める上で必要です。万博に向け、スポーツの持つ力で万博の機運醸成を図るとともに、大阪の人とまちの成長を牽引できるよう、しっかりと取り組んでください。 次に、外国人材に関する取組についてです。 今まさに、万博を見据え、大阪に多様な人材を呼び込むとともに、大阪に来られた外国人が幸せに暮らせるまちにすることが求められています。事業を各部局が進めるに当たり、その羅針盤となる取組の方向性を策定することは大きな意義があります。 今後、参画団体との合意形成に努め、早期に取組の方向性を策定いただきたいと思います。取組の
方向性策定後は、具体的な施策についてしっかり議論した上で取り組んでいただきますようお願いいたします。 次に、児童生徒に向けた万博の機運醸成の取組についてです。
万博推進局では、大阪の
子どもたちの無料招待の実現に向けて、対象範囲や無料とする手法などについて、関係部局と議論を重ねているとのことです。私立学校に通う生徒や府外から通う生徒も含め、できるだけ多くの
子どもたちが不公平な扱いとならないように検討を進めてください。 加えて、会期前から世界各国の文化に触れるよいきっかけとなることから、府としても
府内市町村が参加しやすい制度となるようお願いいたします。 さらに、
ボランティア募集の広報を万博の機運醸成と併せて行うことで、相互の盛り上がりにつながっていくと思いますので、連携して実施していただきますよう求めておきます。 次に、女性職員の管理職への登用についてです。 女性職員の管理職への登用状況は、現状が一二・七%ということで、令和七年度末に二〇%とする目標達成に向けて非常に厳しい状況だと思います。いかにして、女性職員に管理職として活躍してもらうかが重要な課題だと思います。 実際に女性が管理職となるために、制度面の整備とともに、女性職員の昇任意欲を向上させる取組をしっかりと行っていただきますようお願いいたします。 最後、
新型コロナウイルス感染症の五類感染症への移行についてです。
新型コロナウイルス感染症については、五月八日に五類感染症への位置づけがなされる予定であり、原則として全ての医療機関が対応する一般医療に移行することから、施設等については、
協力医療機関等における治療対応をはじめとする感染症への対応力が極めて重要となります。 五類への移行に伴い、
新型コロナ感染症対策の何が変わるのか、府民等に分かりやすい広報を周知していただきますようお願い申し上げます。 以上、るる申し上げましたが、今議会に出されております諸議案については全て賛成であることを表明し、我が会派の討論とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。
○議長(森和臣) 次に、中井もとき議員を指名いたします。中井もとき議員。
◆(中井もとき議員)
自由民主党大阪府議会議員団の中井もときでございます。 採決に先立ちまして、今定例会に提案されております諸議案等につきまして、我が会派の意見と態度を表明させていただきます。 最初に、今後の大阪の成長に向けた取組について意見を申し述べます。 生活必需品の値上がりは、とどまるところを知らず継続しており、府民の生活は非常に厳しくなっています。インフレ率を超える賃上げが求められていますが、大阪府の一人当たりの所得や雇用者報酬、世帯当たりの一か月間実収入や年間収入は、他府県と比べてまだまだ低迷しています。これらの指標を見ると、大阪経済は低成長から抜け出せておらず、府民の生活が豊かになったとは言い難いと思います。 我が会派の代表質問で、知事からは、よくなった点や明るい兆しを御答弁いただきましたが、経済は様々な経済指標から総合的に判断しなければなりません。 成長した側面があることも事実かもしれませんが、行政にとって都合の悪い指標から目を背けることなく、今後も全庁一丸となって、大阪府の成長に向けて最大限の努力をしていただきますようお願いをしておきます。 次に、営業時間短縮協力金の返還と今後の方針について意見を申し述べます。 府では、
新型コロナウイルス感染症の蔓延防止に協力いただいた飲食店等に対し、約六十一万五千件、約八千三百億円の営業時間短縮協力金が支給されました。 我が会派はこれまで、速やかな支給を行う一方で、不正が疑われる案件については、厳格な審査と毅然とした対応で臨むべきであることを訴えてきたところでございます。 代表質問での商工労働部長の御答弁で、現在、約三億七千万円が返還手続中であるということが判明いたしました。回収できなければ全て府民の負担となってしまいますので、その債権回収については、府は責任を持って全て回収するように、しっかりと取り組んでいただきますようお願いをしておきます。 次に、高等学校等の授業料無償化等について意見を申し述べます。 我が会派は、今定例会に、高等学校等の授業料無償化等を推進する条例一部改正を提案させていただきました。 予算の裏づけがないなどの理由で残念ながら否決されてしまいましたが、提案内容であります、令和五年度から府民である全ての生徒が平等に学校選択に資することができるよう、世帯の年収目安である九百十万円未満の壁を撤廃し所得制限をなくすること、府民である生徒が府外に所在する私立の高等学校等に在籍する場合も無償化の対象とすることといったことは、府内在住の私立高校を志望する生徒、保護者の切なる願いでもあります。 知事は、御答弁で、所得や子どもの人数に関係なく、公立、私立ともに高校授業料は無償化したい、教育は無償であるべきという社会に少しでも近づけたいとおっしゃられました。 我が会派も、この知事の考えには全て賛同しておりますが、現状の計画では、本年、令和五年四月に入学する
子どもたちは、この無償化の対象外となってしまいます。 しかし、完全無償化に関する各種数字の算出は、十月一日に在籍している生徒数を基にしているとのことでありますので、早急に制度設計を進めれば、今年度入学の
子どもたちに対しても、遡って適用することが可能ではないでしょうか。 多くの府民が、私学の完全無償化を待ち望んでいます。ぜひ、早急に制度設計を行い、本年四月に入学する
子どもたちも無償化の対象としていただきますようお願いをいたします。 次に、私立高等学校経常費補助金について意見を申し述べます。 私立高校の教育の質の維持向上を図るとともに、建学の精神に基づき、社会のニーズに対応した特色、魅力ある独自の教育を行えるよう、十分な支援を行うことが重要ではありますが、私立高校を運営する上で必要不可欠な経常費補助金の補助単価は、国の財源措置額を大幅に下回るものであり、全国ワースト二位となっております。このことから、私学の団体からは教育水準が保てなくなるとの切実な声を聞いております。 代表質問において、教育長からは、大阪府として経常費補助金とともに授業料無償化制度を運用し、私立高校の振興を図っているとの御答弁をいただきましたが、大阪の私立高校の経常収支差額比率は、平成二十七年を山にして、この間下がり続けております。全国と比べても収支が厳しい状況になっています。 授業料を無償化することが私立高校の経営に資するという状況ではないということを御認識していただき、経常費補助金を国の財源措置水準まで復元するという最低限の支援をよろしくお願いを申し上げます。 次に、府立高校の再編整備について意見を申し述べます。 十年前に策定されました再編整備計画では、五年間で七校程度の募集停止でしたが、本年一月に公表された新たな再編整備計画案では、五年間で九校程度の募集停止を公表することとされており、募集停止の数が拡大しています。今後は、今まで以上に中学校卒業者数が減少していくとの見込みです。このままいくと、際限なく府立高校がなくなるのではないかと危惧しております。 実際に、今現在、三年連続定員割れしている府立高校は、近いうちに廃校になるのではないかといううわさが広まり、それが原因で入学者数がさらに減少するという負の連鎖に陥っています。 私立高校の無償化が拡充されようとしていますが、今こそ改めて、府立高校の役割を定義するべきときではないでしょうか。際限なく募集停止を進めるのではなく、定員割れの学校にてこ入れを行い、教育内容を充実させて生徒を集められるよう汗をかくなど、しっかり支援していただきますようお願いをいたします。 次に、いじめ対策への取組について意見を申し述べます。 昨年の九月議会におきまして、我が会派より、いじめから
子どもたちを守る条例を提出いたしましたが、残念ながら議論されることもなく否決されてしまいました。 一方、国は、令和五年度より
モデル事業として、学校外からのアプローチによるいじめ解消の仕組みづくりに向けた手法の開発・実証を実施し、成果を全国展開することとしています。大阪府もこの
モデル事業に申請するべきではないかと代表質問で問いましたけれども、残念ながら申請は考えていないとの知事の御答弁でした。 大阪府だけではなく、全国的にもいじめの問題は深刻度が増すばかりであります。大阪府のいじめの件数は、前年度と比べると、小学校は一八・一%、中学校は七・九%、府立高校においては一〇・六%も増加しています。 被害生徒側の希望により、第三者委員会による再調査が可能ではありますが、まずは国の
モデル事業に取り組み、その成果を他府県とも共有しながら、導入の可否に向けた検討を行うことが重要だと考えます。国の事業に申請することについて、ぜひとも再考していただくことを要望しておきます。 次に、IR誘致の賛否を大阪府知事選挙と同日に問う住民投票の実施について意見を申し述べます。 今議会で我が会派から、知事選に併せてIRの住民投票を行う条例提案をいたしましたが、残念ながら否決されてしまいました。代表質問でも、知事から、住民投票を実施する意義は見いだし難いとの御答弁をいただいたところです。 我が会派も、令和四年二月定例会におきまして、IR関連の議案に対し賛成の態度を表明し、議決されたことの重みは重々感じておりますし、現在も会派としてその決断に変わりはありません。 しかし、議決された当時と比べると、現在、IRを取り巻く環境、状況は大きく変化しています。府民の皆さんの十分な理解がない状況の中で、目前に知事、府議会議員選挙が行われます。そこに併せて住民投票を実施すれば、単独で実施するよりも費用をかけずに府民の声を改めて聞くことができます。 IRは、大阪の将来を左右するほどの巨大プロジェクトであります。将来に禍根を残さないよう、慎重に御判断をいただきますようお願いをいたします。 以上、るる申し上げましたが、今定例会に提出されております知事提出議案については全て賛成であることを表明し、我が会派の討論といたします。御清聴ありがとうございました。
○議長(森和臣) 以上で、通告による討論は終わりました。 これをもって討論は終結いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(森和臣) これより議案につきまして採決に入りたいと思いますが、議事の都合により分離して採決いたします。 ………………………………………
○議長(森和臣) まず、議案第一号、第九十五号及び第九十八号の三件を一括して起立により採決いたします。 以上の議案に対する各
常任委員会委員長の報告は、原案のとおり可決であります。 以上の議案につきまして、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、御起立願います。 (賛成者起立)
○議長(森和臣) 起立多数であります。よって、以上の議案三件は、原案のとおり可決されました。 ………………………………………
○議長(森和臣) 次に、議案第二号から第五号まで、第七号、第十三号、第十七号、第二十五号、第三十七号、第四十一号、第四十三号、第四十七号、第四十九号、第六十九号、第八十五号、第八十七号、第九十四号、第九十六号、第九十七号、第百号、第百一号及び第二号報告の二十二件を一括して起立により採決いたします。 以上の議案に対する関係
常任委員会委員長の報告は、原案のとおり可決、承認であります。 以上の議案につきまして、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、御起立願います。 (賛成者起立)
○議長(森和臣) 起立多数であります。よって、以上の議案二十二件は、原案のとおり可決、承認することに決定いたしました。 ………………………………………
○議長(森和臣) 次に、議案第六十六号及び第七十一号から第七十三号までの四件を一括して起立により採決いたします。 以上の議案に対する関係
常任委員会委員長の報告は、原案のとおり可決であります。 以上の議案につきまして、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、御起立願います。 (賛成者起立)
○議長(森和臣) 起立多数であります。よって、以上の議案四件は、原案のとおり可決されました。 ………………………………………
○議長(森和臣) 次に、第百三号議案 大阪府収用委員会委員の任命について同意を求める件を採決いたします。 お諮りいたします。本議案は、これに同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議なし」)
○議長(森和臣) 御異議なしと認めます。よって、第百三号議案は、これに同意することに決定いたしました。 ………………………………………
○議長(森和臣) 次に、残余の議案七十三件を一括して採決いたします。 残余の議案に対する各
常任委員会の委員長の報告は、原案のとおり可決、承認であります。 お諮りいたします。残余の議案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議なし」)
○議長(森和臣) 御異議なしと認めます。よって、残余の議案七十三件は、原案のとおり可決、承認することに決定いたしました。
-------◇-------
○議長(森和臣) 日程第三、請願第四十三号から第四十七号まで、平野高校・かわち野高校・美原高校の存続及び
府立学校条例の
抜本的見直し等を求める件外四件を一括議題といたします。 関係
常任委員会の
審査報告書は、配付のとおりであります。 (
審査報告書は巻末に
掲載) ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(森和臣) これより請願の採決に入りたいと思いますが、議事の都合により分離して採決いたします。 ………………………………………
○議長(森和臣) まず、請願第四十三号、第四十四号第一項、第三項から第九項まで及び第四十五号から第四十七号までの五件を一括して起立により採決いたします。 以上の請願に対する関係
常任委員会委員長の報告は、不採択であります。 以上の請願につきまして、採択することに賛成の方は、御起立願います。 (賛成者起立)
○議長(森和臣) 起立少数であります。よって、以上の請願五件は、不採択とすることに決定いたしました。 ………………………………………
○議長(森和臣) 次に、請願第四十四号第二項を起立により採決いたします。 本請願に対する健康福祉
常任委員会委員長の報告は、不採択であります。 本請願につきまして、採択することに賛成の方は、御起立願います。 (賛成者起立)
○議長(森和臣) 起立少数であります。よって、請願第四十四号第二項は、不採択とすることに決定いたしました。
-------◇-------
○議長(森和臣) 日程第四、委員会の
継続調査事件を議題といたします。 各
常任委員会及び議会運営委員会の調査報告書は、配付のとおりであります。 (調査報告書は巻末に掲載)
○議長(森和臣) お諮りいたします。本件は、各委員長の報告のとおり、さらに閉会中継続調査とすることに御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議なし」)
○議長(森和臣) 御異議なしと認めます。よって、本件は、各委員会において、さらに閉会中継続調査とすることに決定いたしました。
-------◇-------
○議長(森和臣) 日程第五、
議員提出議案第五号から第八号まで、
大阪府議会定例会の回数に関する条例一部改正の件外三件を一括議題といたします。 お諮りいたします。以上の議案は、会議規則第三十七条第三項の規定により、提出者の説明を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議なし」)
○議長(森和臣) 御異議なしと認め、そのように決定いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(森和臣) 議案に対する質疑は、通告がありませんので、質疑なしと認めます。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(森和臣) お諮りいたします。以上の議案は、会議規則第三十七条第三項の規定により、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議なし」)
○議長(森和臣) 御異議なしと認め、そのように決定いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(森和臣) 討論は、通告がありませんので、討論なしと認めます。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(森和臣) これより
議員提出議案につきまして採決に入りたいと思いますが、議事の都合により分離して採決いたします。 ………………………………………
○議長(森和臣) まず、
議員提出議案第五号及び第八号の二件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。以上の議案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議なし」)
○議長(森和臣) 御異議なしと認めます。よって、以上の
議員提出議案二件は、原案のとおり可決されました。 ………………………………………
○議長(森和臣) 次に、議員提出第六号議案
大阪府議会委員会条例及び
大阪府議会議会運営委員会条例一部改正の件を起立により採決いたします。 本議案につきまして、原案のとおり決定することに賛成の方は、御起立願います。 (賛成者起立)
○議長(森和臣) 起立多数であります。よって、議員提出第六号議案は、原案のとおり可決されました。 ………………………………………
○議長(森和臣) 次に、議員提出第七号議案
大阪府議会会議規則一部改正の件を起立により採決いたします。 本議案につきまして、原案のとおり決定することに賛成の方は、御起立願います。 (賛成者起立)
○議長(森和臣) 起立多数であります。よって、議員提出第七号議案は、原案のとおり可決されました。
-------◇-------
○議長(森和臣) 日程第六、意見書案第一号から第九号まで、オンライン本会議の本格実現を求める意見書外八件を一括議題といたします。 お諮りいたします。以上の意見書案は、会議規則第三十七条第三項の規定により、提出者の説明を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議なし」)
○議長(森和臣) 御異議なしと認め、そのように決定いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(森和臣) 意見書案に対する質疑は、通告がありませんので、質疑なしと認めます。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(森和臣) お諮りいたします。以上の意見書案は、会議規則第三十七条第三項の規定により、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議なし」)
○議長(森和臣) 御異議なしと認め、そのように決定いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(森和臣) 討論は、通告がありませんので、討論なしと認めます。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(森和臣) これより意見書案第一号 オンライン本会議の本格実現を求める意見書、第二号 アスベスト被害を抑える対策の強化を求める意見書、第三号
新型コロナウイルス感染症の後遺症の方々の日常を守る取組みの強化を求める意見書、第四号 帯状疱疹ワクチンへの助成並びに定期接種化を求める意見書、第五号 知的障がい者・知的障がい行政の国の対応拡充を求める意見書、第六号 地域のグリーントランスフォーメーション(GX)の促進を求める意見書、第七号 認知症の人も家族も安心な社会の構築を求める意見書、第八号 「特定商取引法平成二十八年改正における五年後見直し規定に基づく同法の抜本的改正」を求める意見書、第九号 鉄道営業法に安全阻害行為等の禁止等の条文整備を求める意見書の九件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。以上の意見書案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」「異議なし」)
○議長(森和臣) 御異議なしと認めます。よって、以上の意見書案九件は、原案のとおり可決されました。
-------◇-------
○議長(森和臣) 以上をもって本日の会議を閉じます。
-------◇-------
○議長(森和臣) これをもって令和五年二月定例会を閉会いたします。午後一時四十六分閉会午後一時四十六分
○議長(森和臣) 引き続き、今期最後の二月定例会の閉会に当たり、御挨拶を申し上げます。 私どもの今任期最後の定例会でございますので、閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 この四年間を顧みますと、一年目の二〇一九年度は令和という新たな時代の幕開けであり、我が国初のG20サミットの大阪開催をはじめ、ラグビーワールドカップの二〇一九年の開催や、百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録など、大阪の魅力、ポテンシャルを世界中に知っていただく多くの明るい出来事がありました。 しかし、その年末に中国で初めて確認された新型コロナウイルスが僅か数か月で世界中に広まり、人類にとって大きな脅威となりました。 我が国においても、緊急事態宣言の発令や医療提供体制の逼迫、学校の長期休校など、国民の日々の生活を揺るがす未曽有の事態となり、以降、今日に至るまで八度にわたる大きな感染の波を受け、そのたびに新たな対応に迫られるなど、まさにコロナと闘ってきた四年間と言えます。 厳しい局面が続く中、知事はじめ職員の皆様には、府民の命と暮らしを守るため、昼夜問わず一丸となって取り組んでいただきました。改めて、府議会を代表し御礼申し上げます。ありがとうございました。 この間、府議会といたしましても、極めて難しいかじ取りが必要でありました。 次々と行うコロナ対策とそれに伴う補正予算案に対して迅速な審議が求められる中、必要な施策が速やかに実行できるよう、定例会だけでなく臨時会においても適切に対応してまいりました。 議会運営においても、感染対策の徹底、オンラインの活用、傍聴席の制限など、これまでにない対応を講じてきました。歴代議長、副議長、議員の皆様、理事者の皆様の御尽力、御協力に敬意と感謝を申し上げますとともに、私自身、いかなる状況下でも二元代表制の一翼を担う府議会が、しっかりとその責任を果たす重要性を改めて認識した次第であります。 また、この四年間、
大阪府議会では、数々の改革が推し進められました。 都道府県議会初のオンライン委員会の開催や、議員定数の削減、長期欠席議員の報酬減額、本会議での一般質問の機会の拡充、ペーパーレス化やCO2排出量の見える化などのカーボンニュートラルの取組など、取り組んだ改革は枚挙にいとまがありません。 さらに、今議会で可決した府民の政治参画の推進に関する条例など、議員提出による政策条例も制定いたしました。これらは、各会派、議員各位の真摯な取組と、御理解、御協力なしにはなし得なかったものであります。 この成果と絶えざる議会改革の精神は、府民の信託を受けて誕生する新たな府議会においても引き継がれていくことを確信しております。 二〇二五年大阪・関西万博の開催まで、いよいよあと二年となりました。来年度からは、パビリオン建設やチケット販売も予定されるなど、開催に向けた活動が本格化していきます。 大阪・関西万博は、コロナ禍に向き合った世界の人々と共にいのちの大切さを再認識し、持続可能な未来社会を実現する大きな転換点としていかなければなりません。そのためには、まず開催地である大阪が一致団結し、世界の方々をお迎えする万全の準備をしっかりと進めていくことが何よりも重要です。万博成功に向けて、共に全力で取り組んでまいりましょう。 最後に、私自身のことになりますが、昨年の五月定例会におきまして
大阪府議会第百十五代議長を拝命し、以来、三宅副議長のお力添えをいただきながら、公平中立な立場から、専心一意、議長の職務に取り組んでまいりました。今日まで円滑な議会運営が実施できたのも、三宅副議長はじめ議員の皆様、理事者の皆様、報道関係者の皆様、格別の御支援と御協力のたまものでございます。深く感謝いたしますとともに、心から御礼申し上げます。 また、今期をもって御勇退されます議員の皆様、御退職される理事者の皆様におかれましては、健康に十分御留意の上、今後も府政を見守っていただき、変わらぬ御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 大阪府の限りなき発展、成長を祈念いたしまして、閉会の御挨拶とさせていただきます。 結びに、面白きこともなき世を面白く、大阪の発展、万博にあり。御清聴ありがとうございました。
○議長(森和臣) 次に、知事から御挨拶があります。吉村知事。
◎知事(吉村洋文) 機会をいただきましたので、御挨拶を申し上げます。 議員の皆様におかれましては、今次定例府議会への提出議案につきまして、御審議の上、御議決を賜り、厚くお礼を申し上げます。 また、この三年間、コロナという未曽有の危機の中、府民の命を、暮らしを守るという観点から、コロナ対策関連予算について、府議会一丸となって御対応いただきましたことに改めてお礼を申し上げます。ありがとうございました。 私は、四年前、大阪都構想を実現させたい、大阪をさらに成長させたい、そういう強い思いを胸に、知事に就任をいたしました。 前者は、住民投票の結果かないませんでしたが、後者については、橋下・松井府政を引き継ぎ、減債基金の復元を進めるとともに、府市一体の成長戦略の下で成長の土台づくりを強力に進めてきました。コロナによるダメージはあったものの、コロナ前の十年間の大阪経済は、それ以前の十年と比較しても着実に成長してまいりました。 この流れを確実なものとし、さらなる成長軌道へ導く起爆剤が大阪・関西万博です。地元開催都市であります大阪府市の責任は重大です。オールジャパンの一員として万博を成功に導くとともに、万博をインパクトとして大阪の持続的な発展、成長に向けて確実に結びつけていかなければなりません。 さらに、人口減少、超高齢化社会が進む中において、我が国が持続的に成長していくためには、未来を担う人づくりが非常に重要です。全ての
子どもたちがチャレンジできる教育環境の実現に向けて、未来への投資を充実強化していかなければなりません。 万博を挟む次の四年間は、大阪にとってもまさに正念場です。この重要な局面において、万博を最後までやり遂げる、大阪の明るい未来を担う人材育成を進めていきたい。そのために、もう一度、知事として尽力をしたいと考えています。 府議会の皆様とは、様々な府政の課題について率直な議論を交わすことができました。そのことに感謝を申し上げます。また、今議会で御勇退をされる皆様におかれましては、これまで府政に対し多大な御尽力、御貢献をいただきましたことに、改めて深く敬意を表します。 以上をもちまして、私からの挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(森和臣) 以上をもって終了いたします。午後一時五十八分終了 議長 森 和臣 副議長 三宅史明 議員 中野稔子 議員 坂上敏也 議員 八重樫善幸
△(イメージ)提示資料目次
△(イメージ)
杉江友介議員の代表質問の提示資料
△(イメージ)
杉江友介議員の代表質問の提示資料
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杉江友介議員の代表質問の提示資料
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杉江友介議員の代表質問の提示資料
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杉江友介議員の代表質問の提示資料
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富田武彦議員の代表質問の提示資料
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富田武彦議員の代表質問の提示資料
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富田武彦議員の代表質問の提示資料
△(イメージ)
中村広美議員の代表質問の提示資料
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中村広美議員の代表質問の提示資料
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中村広美議員の代表質問の提示資料
△(イメージ)原田
亮議員の代表質問の提示資料
△(イメージ)原田
亮議員の代表質問の提示資料
△(イメージ)原田
亮議員の代表質問の提示資料
△(イメージ)坂
こうき議員の一般質問の提示資料
△(イメージ)坂
こうき議員の一般質問の提示資料
△(イメージ)坂
こうき議員の一般質問の提示資料
△(イメージ)林啓二議員の一般質問の提示資料
△(イメージ)林啓二議員の一般質問の提示資料
△(イメージ)
松浪ケンタ議員の一般質問の提示資料
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松浪ケンタ議員の一般質問の提示資料
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徳永愼市議員の一般質問の提示資料
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上田健二議員の一般質問の提示資料
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上田健二議員の一般質問の提示資料
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上田健二議員の一般質問の提示資料
△(イメージ)
上田健二議員の一般質問の提示資料
△(イメージ)うらべ走馬議員の一般質問の提示資料
△(イメージ)うらべ走馬議員の一般質問の提示資料
△(イメージ)うらべ走馬議員の一般質問の提示資料
△(イメージ)うらべ走馬議員の一般質問の提示資料
△(イメージ)笹川理議員の一般質問の提示資料
△(イメージ)笹川理議員の一般質問の提示資料
△(イメージ)笹川理議員の一般質問の提示資料
△(イメージ)笹川理議員の一般質問の提示資料
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三宅史明議員の一般質問の提示資料
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杉江友介議員の一般質問の提示資料
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しかた松男議員の一般質問の提示資料
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中谷恭典議員の一般質問の提示資料
△(イメージ)西田薫議員の一般質問の提示資料
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三浦寿子議員の一般質問の提示資料
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松本利明議員の一般質問の提示資料
△(イメージ)議案の議決状況
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△(イメージ)議案の議決状況
△(イメージ)請願の議決状況
△(イメージ)意見書案の議決状況
△(イメージ)説明者職氏名
△(イメージ)説明者職氏名
△(イメージ)配付文書目次
△(イメージ)採択請願の処理経過及び結果報告
△(イメージ)採択請願の処理経過及び結果報告
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△(イメージ)採択請願の処理経過及び結果報告、第1号議案
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△(イメージ)第79・80号議案
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△(イメージ)第81・82号議案
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△(イメージ)第89・90号議案