滋賀県議会 > 2024-06-20 >
令和 6年 6月定例会議(第2号〜第8号)−06月20日-01号
令和 6年 6月定例会議(第2号〜第8号)−06月20日-目次

  • "実証"(/)
ツイート シェア
  1. 滋賀県議会 2024-06-20
    令和 6年 6月定例会議(第2号〜第8号)−06月20日-01号


    取得元: 滋賀県議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-17
    令和 6年 6月定例会議(第2号〜第8号)−06月20日-01号令和 6年 6月定例会議(第2号〜第8号)                 令和6年6月定例会議会議録(第2号)                                        令和6年6月20日(木曜日)           ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 議事日程 第1号                                         令和6年6月20日(木)                                         午 前 10 時 開 議  第1 会議録署名議員指名  第2 議第88号から議第97号まで(令和年度滋賀一般会計補正予算(第1号)ほか9件)(知事提出)           ────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  第1 日程第1の件  第2 日程第2の件           ────────────────────────────── 会議に出席した議員(43名)    1番   谷  口  典  隆       2番   田  中  英  樹    3番   谷     成  隆       4番   小  河  文  人    5番   菅  沼  利  紀       6番   桐  田  真  人
       7番   岩  崎  和  也       8番   野  田  武  宏    9番   森  重  重  則       10番   田  中     誠    11番   河  村  浩  史       12番   柴  田  栄  一    13番   中  山  和  行       14番   赤  井  康  彦    15番   河  井  昭  成       16番   佐  口  佳  恵    17番   小  川  泰  江       18番   田  中  松 太 郎    19番   清  水  ひ と み       20番   井  狩  辰  也    21番   本  田  秀  樹       22番   柴  田  清  行    23番   重  田     剛       24番   白  井  幸  則    25番   村  上  元  庸       26番   桑  野     仁    27番   周  防  清  二       28番   海  東  英  和    29番   加  藤  誠  一       30番   目  片  信  悟    31番   有  村  國  俊       33番   川  島  隆  二    34番   奥  村  芳  正       35番   駒  井  千  代    36番   木  沢  成  人       37番   清  水  鉄  次    38番   大  野  和 三 郎       39番   角  田  航  也    40番   冨  波  義  明       41番   九  里     学    43番   今  江  政  彦       44番   中  沢  啓  子    45番   節  木  三 千 代           ────────────────────────────── 会議に欠席した議員(なし)           ────────────────────────────── 会議に出席した説明員               知事              三 日 月  大  造               教育長             福  永  忠  克               選挙管理委員会委員長      吉  田  清  一               人事委員会委員長        池  田  美  幸               公安委員会委員長        大  塚  良  彦               代表監査委員          河  瀬  隆  雄               副知事             江  島  宏  治               副知事             大  杉  住  子               知事公室長           小  林  雅  史               総合企画部長          松  田  千  春               総務部長            岡  田  英  基               文化スポーツ部長        東  郷  寛  彦               琵琶湖環境部長         中  村  達  也               健康医療福祉部長        山  田  忠  利               子ども若者部長         村  井  泰  彦               商工観光労働部長        林        毅               農政水産部長          中  田  佳  恵               土木交通部長          波 多 野  真  樹               会計管理者           谷  口  義  博               企業庁長            藤  原  久 美 子               病院事業庁長          正  木  隆  義               警察本部長           中  村  彰  宏           ────────────────────────────── 議場に出席した事務局職員               事務局長            箕  浦  宏  昌               議事課長            一  丸  裕  介               議事課参事           内  田  吉  行           ──────────────────────────────   午前10時8分 開議議長有村國俊) これより、令和6年6月定例会議を開きます。  本定例会議の期間は、本日から7月12日までの23日間といたします。  直ちに本日の会議を開きます。    ──────────────── △諸般報告議長有村國俊) 日程に入るに先立ち、諸般報告をいたします。  地方自治法規定に基づき、出納検査報告書専決処分報告書令和年度滋賀繰越明許費繰越計算書令和年度滋賀県事故繰越し繰越計算書および公益法人等経営状況説明書が、また、地方公営企業法規定に基づき、令和年度滋賀公営企業繰越計算書がそれぞれ提出されましたので、お手元に配付いたしておきました。  次に、本定例会議説明員として、お手元に配付いたしておきました文書のとおり、あらかじめ出席を求めておきましたので、御了承願います。    ──────────────── ○議長有村國俊) これより日程に入ります。    ──────────────── △会議録署名議員指名議長有村國俊) 日程第1、会議録署名議員指名を行います。  本定例会議会議録署名議員には、   7番  岩 崎 和 也 議員   29番  加 藤 誠 一 議員指名いたします。    ──────────────── △議第88号から議第97号まで(令和年度滋賀一般会計補正予算(第1号)ほか9件)(知事提出) ○議長有村國俊) 日程第2、議第88号から議第97号までの各議案一括議題といたします。  これより、上程議案に対する提出者説明を求めます。 ◎知事三日月大造) (登壇)皆さん、おはようございます。本定例会議もどうぞよろしくお願いいたします。  まず、防災対策について申し上げます。  本年も既に出水期に入っております。例年より遅れておりますが、そろそろ梅雨入りも想定されます。全国各地で大雨による災害は年々激甚化、頻発化しており、いつ起こるか分からない自然災害から県民皆様の生命と財産を守るため、意識、知識、組織、あらゆる面で常に緊張感を持って災害への備えに万全を期してまいります。  先月、保護司をお務めになられていた方が殺害されるという大変痛ましい事件大津市内において発生いたしました。亡くなられた新庄博志さんは、長年保護司として活動いただいていただけでなく、平成30年からは滋賀更生保護事業協会事務局長に就任され、行政機関とのかけ橋としても再犯防止事業推進に御尽力いただいていた方でございました。  深く哀悼の意を表しますとともに、これまで進めてまいりました更生保護再犯防止取組に停滞や後退が生じないよう、また、関係者対象者等に偏見や差別が及ばないよう、国、関係機関連携しながら、共生社会づくりに向けた取組を着実に進めてまいりたいと存じます。  それでは、6月定例会議開会に当たりまして、県政運営に対する私の思い等を述べさせていただきます。  本年度は、世界の動向に目を向け、社会の変化に対応し、改めて水の恵みや災いにも心を寄せながら、悩みや苦しみに直面しても、みんなで助け合い、未来につないでいく、「ともにいきる」という思いを大事にしてまいりたいと考えております。  一つ一つの大切な命を大事にしながら、一人一人誰もが自分らしく、お互い慈しみ、支え合っていけるよう、心と体の健康である、ひとの健康、人と人との関わり合い、交わり合いである、社会経済の健康、土台となる自然の健康を保ち、高めていく健康しが2.0の取組を、5本の柱、2つ重点テーマとして、さらに充実させてまいります。  まず1つ目の柱、「子ども子ども子ども」について申し上げます。  国においては、昨年決定された子ども未来戦略加速化プランに盛り込まれたヤングケアラーに対する支援や、こども誰でも通園制度の創設などの施策を着実に実行するための、子ども子育て支援法等改正法案が今月5日に成立いたしました。子供施策をさらに一段推進するものとして、大変心強く感じております。  本県におきましても、一人一人主体としての子供社会の一員としての子供未来希望としての子供を大切にする視点を大事にしながら、新たに設置いたしました子ども若者部を司令塔として、医療費助成高校生世代への拡充や、県と市町が共に子供施策充実に向けて取り組むための交付金、本年3月に策定いたしましたしがの学びと居場所の保障プランに基づく支援など、市町とも連携して子供施策を展開してまいります。  特に子供施策の根幹となる(仮称)滋賀子ども基本条例につきましては、子供の権利を守ることを明らかにし、子供意見が尊重され、子供の最善の利益が優先して考慮されるなど、社会全体で子供真ん中に置く取組が広まるよう、年内制定に向けて検討を進めてまいります。  次に、2つ目の柱、ひとづくりにつきましては、社会課題にしなやかに対応し、未来を切り開くひとを育むため、人権、多文化共生を意識しながら、各分野地域を支えるひとづくりを重視した施策を進めているところです。  医療福祉分野農林水産業商工業建設業などにおいて、担い手や後継者等人材確保育成課題となっており、様々な分野の方に参画いただく滋賀産業ひとづくり懇話会等で議論を深め、新規就業者確保定着、女性や外国人材活躍支援、働き方改革やリスキリングに取り組む事業者への支援などにより、本県未来を支えるひとづくりに力を入れてまいります。  県立高等専門学校につきましては、子供に新たな学びの選択肢を提供することで、その後の人生の可能性を大きく広げるとともに、高度専門人材育成し、技術者育成交流のハブとなることで、地域産業社会に貢献する、次代の滋賀に必要不可欠な教育機関考えておりますことから、早期の開校を目指しているところでございます。  公立大学法人滋賀県立大学において整備事業を進めてまいりましたが、全事業者入札辞退を受けて、先月8日に入札手続を中止したところでございます。  その後、事業者へのヒアリングにより、設定した事業費社会の実勢を捉え切れておらず、再算定を行いました結果、整備費で50億円程度という大幅な増額が必要であることが判明いたしました。  また、入札中止により整備スケジュールも厳しい状況であり、開校時期を維持するべく、入札方式PFI方式から、設計、施工を分割する従来の方式に変更することといたしました。  県民皆様には、大幅に事業費増額となること、また、開校時期が維持できるのか多大な御心配をおかけしていることについて、誠に申し訳なく、深くおわび申し上げます。  高等専門学校は、滋賀産業地域を持続的に発展させていくために重要かつ不可欠な教育機関だと考えております。令和10年4月の開校に向けて、引き続き施設整備を進めるとともに、ソフト面でも準備を促進させ、県立高専本県の将来における持続的発展の光となるよう取り組んでまいります。  よろしく御理解、お力添えいただければ幸いに存じます。  次に、3つ目の柱、安全・安心社会基盤健康づくりにつきましては、人が人や社会、自然とつながる場づくりを大切に、こころとからだの健康の両立を目指した取組、誰もが行きたいときに行きたいところに移動ができる環境づくりや、安全・安心に暮らすことができる社会基盤づくり取組推進してまいります。  中でも、THE シガパークとして県内一体的に取り組む公園の魅力向上や、暮らし、なりわいを支える地域公共交通充実につきましては、特に力を入れてまいります。  滋賀未来地域交通について、みんなで考え、議論するワークショップを、来月13日から県内地域開催いたしますほか、民間事業者との協働による自動運転実証、実装に向けた調査なども行い、3月に策定いたしました滋賀地域交通ビジョンで描く姿を実現するための施策具体化を図り、その財源、例えば交通税等につきましても検討を深めてまいります。  そのほか、誰もが健康で生き生きと活躍できる社会に向けて、元気な高齢者を増やしていく取組や、依存症再犯防止、孤独・孤立への対策県民生活経済活動の基礎となる社会インフラ整備維持管理を着実に進めるとともに、防犯、防災力を高める取組も進めてまいります。  また、県立病院におきましては、令和7年1月1日、総合病院小児保健医療センターを統合し、子供から大人まで安心、信頼、満足の得られる高度専門医療の提供を推進したいと考えております。  統合に当たりましては、総合病院こども医療センターを設置するなど、子供真ん中に置いた医療保健サービス充実を図ることとしており、これまで小児保健医療センターが培ってきた子供の命と健康を守る拠点としての機能向上を図り、県民から求められる役割を果たしてまいります。
     次に、4つ目の柱、持続可能な社会経済づくりにつきましては、農業、農村を大事にし、農林水産業の営みと農山漁村暮らしを次世代につないでいく取組産業創出中小企業活性化産業立地観光誘客世界とのつながりや、GXDX取組をより一層推進してまいります。  漁業では、特に、琵琶湖重要資源であるアユについて言及させていただきたいと存じます。  御案内のとおり、昨年秋の産卵時の河川水温が高かったことなどから、産卵は平年の約2割となっており、魚群数は平年の2から3割程度で推移しております。  アユ苗漁獲量につきましても、4月以降は回復傾向にありますが、本年1月から3月末までの3か月間は平年の約3割と、近年で最低の漁獲量であった平成29年に次ぐ著しい不漁となりました。  アユ資源量が少ないことから、次のシーズンへの影響も心配されるところであり、アユ資源確保に向けての対策や、関係者への緊急融資対策を講じてまいります。  あわせまして、近年、アユの成長不良など琵琶湖生産力低下が疑われる現象も見られておりますことから、専門家の助言の下、具体的な対策につながる試験研究方向性について検討してまいります。  イノベーションの推進産業創出では、先月8日に、工業技術総合センターで、国内公設試験研究機関で初めて、最新の試験規格に対応した施設となりますデジタル高速無線通信EMC評価ラボを供用開始いたしました。  また、今月10日には、先端半導体技術に関する理解を深め、新たな連携が生まれるきっかけの場としてセミナーを開催するとともに、先端ロボット開発を進める県内スタートアップ企業を視察し、意見交換いたしました。事業者思い意見も踏まえつつ、今後、県といたしましても、将来を見通しながら果敢に取り組まれる新たな挑戦をしっかり後押ししてまいりたいと存じます。  世界とのつながりでは、先月16日から19日まで、大杉副知事を団長とする湖南省訪問団を派遣いたしました。大学との交換留学推進県立高専における連携平和祈念交流への協力について、相互に有意義な取組が展開できるよう意見交換をいたしましたほか、観光プロモーションを行い、現地の旅行業者メディア等に御参加をいただいたところです。  その後、先月30日には、湖南省からの代表団本県にお迎えしたところであり、今後のさらなる交流の深化につなげてまいります。  また、新たなつながりが生まれつつあるオーストリアやインドをはじめ、世界に目を向け、つながりを広げる取組も積極的に志向いたします。  次に、5つ目の柱、自然環境生物多様性の保全・再生につきましては、自然と社会の健全な循環を目指すマザーレイクゴールズ考えに基づき、琵琶湖やそれを取り巻く環境を守り、自然と人とが共生する社会に向けて取組を進めてまいります。  先月19日から21日まで、インドネシア・バリで開催されました第10回世界水フォーラムに参加させていただきました。マザーレイクゴールズの紹介を行いますとともに、世界湖沼デー制定に向けた国際的な協力を呼びかけましたところ、世界水フォーラム成果文書として出された閣僚宣言には、世界湖沼デー制定に向けて、国連総会での決議を目指すことが盛り込まれました。  関連いたしまして、今月5日、6日に実施いたしました政府への提案、要望におきましても、世界湖沼デー制定について、主体的な取組推進上川外務大臣等提案、要望させていただきました。  今後、滋賀県といたしましても、世界湖沼デー実現に向けて、国と連携しながら、国内外の賛同を得るべく、びわ湖の日の活動も含め、機運醸成に取り組んでまいりますとともに、制定後の活動充実を視野に、県民はじめ、世界地域活動主体との連帯の場をさらに強化してまいります。  次に、重点テーマ1つ目県北部地域振興につきましては、取組の2年目となる北の近江振興プロジェクト拡充など、様々な分野から多面的に取り組んでいるところです。  本日からちょうど1か月後の7月20日には、湖西線開通50周年を迎えます。北陸新幹線敦賀駅開業の年とも重なった開通50周年を契機に、改めて沿線市や住民の皆様、そしてJR西日本や関係者と共に、湖西線がさらに地域皆様に愛される鉄道となり、地域振興活性化にもつながるよう、様々な記念事業実施も含め、全力で取り組んでまいります。  また、米原東口駅前県有地および米原市有地について、一体的に活用する事業者米原市と共同で募集してまいりましたが、県内企業代表とするグループを優先交渉権者に決定いたしました。  湖北を代表する企業に御進出いただくことで、雇用創出地域経済活性化、また、隣接地整備予定である東北部工業技術センターとの連携も見込めますことから、米原市をはじめ、県北部地域振興につながるものと考えております。県といたしましても、今後とも主体的に関与、参画してまいります。  重要テーマ2つ目大阪関西万博、国スポ・障スポ開催への着実な取組推進レガシー創出について申し上げます。  大阪関西万博につきましては、本日で開催まで297日となります。先月23日には会場の視察を行い、建築工事の着実な進捗と、開幕が近づきつつあることを実感いたしました。  本県におきましても、多くの方にお越しいただけるよう、展示や催事の準備を進めておりますほか、来月4月の開幕に向け、機運醸成に努めてまいります。  先月30日には、多くの方々と協力しながら、淀川河川敷でのごみ拾いを実施いたしましたが、このようなイベントを定期的に積み重ね、レガシーとしてつなげてまいりたいと考えております。  また、来年、本県開催いたします「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」につきましては、本日で総合開会式まで465日となり、今年度開催準備をさらに具体化、そして加速化していく1年となります。  先月からは、会場地市町において競技別リハーサル大会が始まっており、今週22日、23日には、県が競技会運営を担いますラグビーフットボール競技大会開催いたします。  本大会に向けた運営の確認や問題点の洗い出しを図りますとともに、地域皆様理解と関心を高め、さらなる機運醸成にもつなげてまいります。  みんなの知恵と力を結集し、全国からの来県者を温かくおもてなしできるよう、開催準備全力を尽くしますとともに、レガシー創出定着に向けた取組を進めてまいります。  こうした施策行財政面から下支えするため、行政経営方針に基づき、歳入歳出両面からの収支改善、業務の見直し効率化に取り組んでいるところです。  ヒトこそが最大経営資源との考えの下、県庁力最大化を図りますとともに、厳しい財政状況を踏まえ、財政の持続可能性確保するため、さらなる財源確保既存事業見直しにより、新たな行政需要に対応していくヒト財源の配分のシフトの取組を強化してまいります。よろしく御鞭撻賜れればと存じます。  以上、本年度最初定例会議に当たり、私の思いを申し上げましたが、最後に、人口減少を見据えた未来へと幸せが続く滋賀 総合戦略改定について申し上げます。  本県総合戦略につきましては、今年度末をもって終期を迎えるところですが、人口減少を取り巻く状況が大きく変化する中、国の総合戦略改定や、昨年末に国立社会保障人口問題研究所が発表した将来推計人口の内容を踏まえ、終期を待たずに改定し、新たな人口ビジョンの策定を進めるとともに、県の最上位計画である基本構想実施計画についても一部改定を進めてまいります。  新たに策定する人口ビジョンでは、結婚、出産、子育て希望実現する環境づくり充実や、県内外から選ばれる滋賀を目指す取組により、産み育てること、人を呼び込むことの両方に対してアプローチするとともに、人口が減少してもなお持続可能な地域をつくることなどを取組方向性として示してまいります。  また、人口増加時代には得られなかったものを享受するという視点も持ち、個々一人一人の存在や選択をより尊重しながら、包摂性寛容性を持った社会をつくること、子育て子供との関わりに前向きな印象を持てるようにすること、教育医療に係る負担を社会的に分かち合っていくことなども大事にしながら、人口減少が進む中でも、未来へと幸せが続く滋賀実現に向けて取組を進めてまいります。  それでは、提出いたしました案件について御説明申し上げます。  まず、予算案件でございます。  議第88号および議第97号は一般会計補正予算案でございまして、議第88号は米原東口周辺まちづくり事業における県土地開発公社からの土地取得アユ不漁に伴う対策に要する経費のほか、国の内示を受けました公共事業費の追加等に係る経費などにより、43億516万3,000円の増額補正を行おうとするもの、議第97号は、県立高専施設整備に向けて設計の着手に要する経費に関し、3億7,909万3,000円の増額補正を行おうとするものでございます。  議第89号は琵琶湖流域下水道事業会計の補正予算案でございまして、建設事業に係る債務負担行為の補正を行おうとするものでございます。  次に、条例案件でございます。  議第90号は、地方税法の一部改正に伴い、法人の事業税、地方消費税等について所要の改正を行うため、議第91号は、産業廃棄物税について、現行制度を継続した上で、今後5年を目途に検討を行うこととするため、議第92号は、国の省令改正に伴い、過疎地域における課税免除の適用期限の延長等を行うため、議第93号は、大麻取締法等の一部改正に伴い必要な規定の整理を行うため、議第94号は、水道法施行令等の一部改正を踏まえ、必要な規定整備を行うため、議第95号は、滋賀県立総合病院滋賀県立小児保健医療センターを統合すること等に伴い必要な規定整備を行うため、議第96号は、滋賀県立柳が崎ヨットハーバーについて、再整備事業実施により新施設を供用すること等に伴い必要な規定整備を行うため、それぞれ改正を行おうとするものでございます。  以上でございます。何とぞよろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○議長有村國俊) 以上で、提出者説明は終わりました。    ──────────────── △休会の議決 ○議長有村國俊) お諮りいたします。  明21日から24日までは、議案調査等のため休会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    (「異議なし」)  御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。    ──────────────── ○議長有村國俊) 来る25日は、定刻より本会議を開き、上程議案に対する会派代表による質疑ならびに一般質問を行います。  本日はこれをもって散会いたします。   午前10時32分 散会    ────────────────...