7 配付した
参考資料 別紙のとおり
8 議事の
経過概要 別紙のとおり
議事の
経過概要
開会宣告 10時00分
《
土木交通部所管分》
1 議第104号 令和5年度滋賀県
一般会計補正予算(第4号)のうち
土木交通部所管部分について
(1)
当局説明 渡辺土木交通部次長
(2)質疑、
意見等
◆
柴田清行 委員
単独土木施設災害復旧事業費について、6月および7月の大雨による
被災箇所云々と記載されていますが、どのぐらいの雨が降ったのですか。
◎岡田
流域政策局流域治水政策室長 6月2日に豪雨があり、安雲川で時間45ミリメートル、累計で176ミリメートルを観測しています。
また、6月28日、29日は、椿坂で時間51ミリメートル、中河内で累計185ミリメートルを記録しています。
◆
柴田清行 委員 1年前の豪雨では、1時間雨量100ミリメートルを記録したと記憶していますが、その
影響プラス今年の雨により河川や道路にこのような被害があったのですか。
◎岡田
流域政策局流域治水政策室長 昨年8月にも豪雨があり、それによる
被災部分は、
災害復旧の採択を受けて対応を行っています。
なお、今年の雨によって被災した箇所は、別途の手当てを行っています。
◆
柴田清行 委員 今回、雨量的には多賀町や甲賀市のほうがたくさん降っています。私は滋賀県の北のほうに住んでいますが、これほどの費用がかかるような雨が降ったとは思っていません。それなのにこのような費用がかかるということは、昨年の水害の影響もあって崩れやすくなっていたのですか。
◎岡田
流域政策局流域治水政策室長 過年度からの雨の積み重ねもあるかもしれませんが、災害の対応は、基準に基づき、それぞれの雨に対して採択を受けるなどして対応するものと考えています。
○
海東英和 委員長 そのことの確認、立証は、難しい部分もあると思います。
◆
柴田清行 委員 この
災害現場にも入りましたが、昨年崩れた付近も今回崩れているように思うので、そのような認識があるのかを聞いています。
◎山崎
流域政策局長 災害復旧として今回
補正予算を計上している部分には、令和4年8月
被災箇所の増破への対応もありますので、委員御指摘のような箇所もあると御理解いただければと思います。
◆
柴田清行 委員 この
事業費について、起債をしています。この事業に該当しているかは分かりませんが、国の
直轄河川が関係する場合、国に対して負担を求めることはできないのですか。
◎山崎
流域政策局長 県が管理している部分は、当然、県が
補正予算を計上します。例えば、
中河内木之本線などで
増額補正を計上しています。国の
直轄河川での
災害復旧については、必要であれば国に予算を求めていきたいと考えています。
◆
菅沼利紀 委員 資料1−3の2ページ目の443番について、
施工箇所の欄に甲賀市夏見と記載されていますが、湖南市夏見の間違いですか。
◎西川
道路保全課長 湖南市夏見です。申し訳ございませんでした。訂正をお願いします。
○
海東英和 委員長 甲賀市を湖南市に訂正をお願いいたします。
◆
菅沼利紀 委員 期間が長いほうが先を読みづらいと思います。
債務負担行為の
期間設定と
予算限度額の考え方にルールはありますか。特に期間が長いもののほうが値上がりする可能性が高いと思います。
◎草川
監理課長 計算式として確立したものはありませんが、前年度等の
繰り越し率を基に、
見込み額を算出して計上しています。
◆
菅沼利紀 委員
債務負担行為は、時間がかかる事業を予約、担保する要素が強いと思っていますが、単年度で予算を確保して実施することが大切です。
債務負担行為で予算を固定することは、財政の圧迫にもつながるのではないかと思いますので、
債務負担行為を圧縮することが大切だと思います。
◎辻
技術管理課長 道路事業、
河川事業ともに実施できるものは単年度で行いますが、例えば
道路事業では一連の区間の工事が二、三年にまたがることや、
河川事業では非出水期の秋から春の間にしかできない工事など、どうしても年度をまたぐ事情もあります。委員御指摘のとおり、単年度で完了することが望ましいのですが、
施工箇所や施工時期の実情もあり、精査して
必要最小限の
債務負担行為を計上しています。
現場に応じて、引き続き
債務負担行為により執行したいと思います。
○
海東英和 委員長 債務負担行為で国の
補正予算等に対応する場合もありますし、積雪期など様々な事情もあると思いますので、適切、有効に執行するようお願いします。また、国の
補正予算については、積極的な活用をお願いします。
◆
谷口典隆 委員
債務負担行為の436番の
彦根米原線についてお聞きします。
湖東土木事務所の
道路整備アクションプログラムによると、この事業は令和5年から令和9年の間に着工となっていますが、完了時期が未記載です。同工区は、国スポ・障スポの会場の近くです。今回、
債務負担行為を行うので、国スポ・障スポまでに完了するのですか。
◎中島
道路整備課長 彦根米原線の松原工区は、
電線共同溝の整備を行うものです。現在、試掘を実施しており、引き続き工事を推進しています。令和7年春の完成を目標に進めています。
(3)採決
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決した。
2 議第117号 契約の締結につき議決を求めることについて(
神郷彦根線補助道路整備工事)
(1)
当局説明 中島道路整備課長
(2)質疑、
意見等 なし
(3)採決
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決した。
3 議第118号 契約の締結につき議決を求めることについて(
中河内木之本線災害復旧等工事)
(1)
当局説明 上坂流域政策局水源地域対策室長
(2)質疑、
意見等
◆
柴田清行 委員 先ほども質問しましたが、
工事個所が国の
直轄河川なので国に工事を移管するという認識でよいですか。
それから、今年の水害でほとんど一緒の箇所が崩れていますが、そこは含まれているのですか。もし含まれていない場合は、どういった対応をするのですか。
◎上坂
流域政策局水源地域対策室長 1点目ですが、既に去年の工事の中で、
河川管理者として
近畿地方整備局が河川の
復旧工事を行っています。
道が1本しかありませんので、複数の
工事管理とならないよう効率的に工事を行うために、今回、県道の
災害復旧部分を国に委託し、
一括管理で工期の短縮、現場の効率的な管理を目指します。
2点目ですが、今回、県道について委託の中に含めている部分は、令和4年8月の災害で壊れたところの復旧です。委員御指摘の7月の増破に係る部分は、今回の協定には含めていません。
◆
柴田清行 委員 国の
直轄河川なので、国が右岸側の県道の工事をするという認識でいいですか。
それから、今回の水害に対する工事はどこに含まれますか。
◎上坂
流域政策局水源地域対策室長 1点目ですが、今回、委託の中に入っているものは、国の
直轄河川管理区間の県道に対する工事です。
2点目ですが、今年の夏に被災した部分の手当ては、今後の工事で行う予定です。
○
海東英和 委員長 原則論として、国の管理する河川の災害により県道が被害を受けたことに対する工事は、県が費用を持つ必要があるのですか。
◎上坂
流域政策局水源地域対策室長 今回の区間は、河川として国の
直轄管理区間内ですが、
直轄区間内の工事であっても県道の場合は、あくまで滋賀県管理ですので、本来ならば滋賀県が工事をします。
ですが、今回、道が1本しかないこと、
近畿地方整備局が既に河川の
災害復旧工事をしており、複数の
事業者や
管理者が
工事現場に入ることを避けるために委託します。
◆
柴田清行 委員 費用はどうなっていますか。説明を聞く限りでは、県が100%
事業費を出しているように聞こえます。国の
直轄管理区間内河川の水の勢いにより県道が被害を受けているのです。それならば、国に費用をある程度は持ってもらえないのですか。
一般質問でも、どこまでが
直轄区間であり国が管理しているのかを問いましたが、その辺も含めて分かりやすく説明してください。
◎山崎
流域政策局長 災害復旧については、
施設管理者が誰かにより判断します。
この
中河内木之本線は県道であり、
道路管理者は滋賀県です。河川の
護岸部分も直していますが、今回は、あくまでも道路の災害に対しての
復旧工事となりますので、
道路管理者である滋賀県が
災害復旧工事を行います。
ただ、先ほども
上坂室長が説明したとおり、
近畿地方整備局が、この場所で工事をしており、別の
事業者や
管理者が現場に入ると出合い丁場となり、
工程等を組みづらくなるため協定を結びました。
◆
柴田清行 委員 一般的な県道を直すときに、国から費用の約40%をもらえると思うのですが、その費用の考え方でしかこの
災害復旧工事はできないという認識でよいでしょうか。
◎山崎
流域政策局長 災害復旧工事については、決められたルールの中でお金を支払っていくものとなります。
○
海東英和 委員長 国が発注している全体
工事額はいくらですか。