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  1. 滋賀県議会 2023-03-08
    令和 5年 3月 8日予算特別委員会土木交通・警察・企業分科会−03月08日-01号


    取得元: 滋賀県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-15
    令和 5年 3月 8日予算特別委員会土木交通警察企業分科会−03月08日-01号令和 5年 3月 8日予算特別委員会土木交通警察企業分科会       予算特別委員会 土木交通警察企業分科会調査報告書                                開会 9時59分 1 開催日時      令和5年3月8日(水)                                閉会 11時22分                         (休憩 10時38分〜10時56分) 2 開催場所      第二委員会室 3 出席した委員    桑野分科会長中村分科会長             白井委員目片委員富田委員成田委員九里委員、             今江委員(欠席:杉本委員) 4 出席した説明員   西村企業庁長鶴代警察本部長および関係職員 5 事務局職員     中村主査福野主任主事 6 会議に付した事件  別紙次第書のとおり
    7 配付した参考資料  別紙のとおり 8 議事経過概要   別紙のとおり   土木交通警察企業分科会に依頼された調査経過概要につき、別紙のとおり報告いたします。                  議事経過概要 開会宣告  9時59分 《警察本部所管分》 1 議第1号 令和5年度滋賀一般会計予算のうち警察本部所管部分について (1)当局説明  鶴代警察本部長和田会計課長 (2)質疑意見等目片信悟 委員  地域見守りカメラ設置促進事業について、10台の防犯カメラを無償貸付けしているということですけれども、これまでどれぐらい設置されましたか。また、今後どのような形で増設していくつもりですか。  ゾーン通学路対策事業ですが、この予算で大体何か所のゾーン30を整備できますか。また、ゾーン30の整備によりどのような効果がありましたか。検証された結果があれば一度お聞かせいただければと思います。 ◎寺師 生活安全部首席参事官  現在、設置している防犯カメラ合計数は652台です。主な内訳としましては、補助事業として、平成24年に15台、平成25年以降に15台、無償貸付け事業として、平成28年に50台、平成29年に5台、令和3年度に6台、令和4年度に6台設置しています。  今後の方針ですが、現在652台の防犯カメラ設置しているところですが、当然機械ですので耐用年数等があります。一部取り外しが必要になってくるものもありますので、そういったことや県下の犯罪情勢を勘案しながら、あるいは今回お願いをしておりますデジタルサイネージや音声等の装置といった状況を踏まえながら、その都度防犯カメラ設置について検討していくことになろうかと思います。 ◎今井 交通規制課長  ゾーン30につきましては、県内に39か所ございます。今回新しくゾーンを設けるような予定はございません。この39カ所のゾーン内で道路標示等整備を行っていく予算でございます。何をするかといいますと、例えば令和4年度においては、オーバーハング柱15本、道路標識400本、道路横断歩道47キロメートル分、本数ですと約1,000本分を更新しています。その効果でございますが、事故の件数についての手元の資料はございませんが、速度的な抑制などは図られていると考えています。 ◆目片信悟 委員  防犯カメラですけれども、この間から様々な事件があって、これまでから設置している分はしっかりと維持管理をしてもらうのに加えて、やはり逃走経路とかいろいろな部分で新しく情報が必要になってくるとするなら、地域の安全確保につながっていくこともあるので、来年度以降、増設に向けての要望もいただければこちらとしてもありがたいと思います。  ゾーン30について、来年度予算には入っていないということですけれども、高齢者とか子供とかいろいろな安全対策という部分で増やしていく方向なのか、今後導入するエリアが想定されているのかどうかだけ教えてください。 ◎今井 交通規制課長  ゾーン30につきましては、今後も増やしていく形ではありますが、自治会が中心になってきますので、自治会合意形成を得ながら進めていく必要がございます。来年度ではないのですが、2年後ぐらいに、栗東市のほうで1か所設置する方向で進めているところです。 ◆成田政隆 委員  非行被害防止教室オンライン化事業に関してお伺いしたいのですが、Zoomを使っての双方向でするのか、いろいろなものの配信だけを行うのか詳細を教えていただければと思います。 ◎民徳 少年課長  Zoomを使った双方向性のものでございます。GIGAスクール構想学校整備された端末を活用し、各警察署からもつないで非行防止教室ができるようにしたいと思っております。 ◆成田政隆 委員  Zoomで実施するということは参加する学校数などが制約されると思います。小中高等学校のどの辺り対象に、大体どのぐらいの学校数を想定されているのかお伺いしたいと思います。 ◎民徳 少年課長  市町の小中学校についてはほとんど端末整備されていると聞いております。要望に応じてですが、今後Zoomを入れてやっていきたいと思っています。Zoomですので保護者の方も見られるという形になります。 ◆成田政隆 委員  具体的に何校というのは、募集した上で決定されるような形になるのか教えていただければと思います。 ◎民徳 少年課長  学校数は小、中、高、特別支援学校で大体400校ですが、ほとんどの学校端末整備されていると聞いております。まだ整備されていない学校もあると聞いていますが、それは僅かですので、おおむね全ての学校事業ができると思います。全ての学校に配信できるかについては、学校の事情に合わせてになりますが、今回は短時間でも受講できますので、より利用しやすくなると思っています。 ◆成田政隆 委員  子供たちを何人か集めて学校警察署とで実施するのではなくて、様々な学校に参加してもらい警察署とやり取りをするイメージでよろしいのでしょうか。いろいろな学校を一気に集めて実施されるのか、その辺り具体的に教えていただければと思います。 ◎民徳 少年課長  Zoomのライセンスを取得し、学年単位でも、学級単位でもできるようにしたいと考えています。全部の学校に配信することは技術的には可能ですけれども、今のところは考えていないです。 ◆成田政隆 委員  これからいろいろな形で学校とやり取りしながら、どれだけの学校数クラス数対象にするのか、具体的に検討されると思います。今度、県のほうで子供向けポータルサイトを開設されますので、相手方の部分はなかなか難しいかもしれませんが、どういった内容をやり取りしたかというところをポータルサイトの中でアーカイブとして残していくと、後からそれを見て参考にしていただけるような取組もできると思います。多くの子供たちがそういったものを見ていただく中で、非行被害防止などに寄与するように頑張っていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆白井幸則 委員  犯罪被害者等への支援強化事業について、SATOCOのことかと思いますけれども、相談件数がすごく増えていると聞いていまして、連携しているおうみ犯罪被害者支援センターのほうも相談が多くなり過ぎて、スタッフ不足に困っていると聞いています。SATOCO相談件数は最近どのような状況ですか。連携しているおうみ犯罪被害者支援センター市町連携協定を順番に結んでいるということですけれども、なかなかうまく進まずに困っているということも聞いております。19市町のうちどこまで進んでいるのか、そしてどういう支援をしているのかを教えてください。  そしてもう一つ、警察官の増員ということで、その準備を今から進めていくわけですけれども、僕は物すごく歓迎していますし、大賛成です。一方、県民皆さんがこのことを歓迎してくれるのかどうかについては、もしかしたらあまり歓迎されていないのではないかという危機感もあります。基本的には100%信頼していただいていると思うのですけれども、中には最近の新聞報道で、日野町の事件のことであったり、湖東病院の西山さんの件であったり、いかがなものかという疑問を持たれている方もすごく多いのではないのかと感じています。彦根市でも交番であってはならない事件が起こっています。ですので、人を増やすに当たっては、もう一度気を引き締めて、そういういい面もあれば、もしかしたらそういうリスクもあるのではないかという問いも絶えず持ってほしいと思います。昨年の懲戒処分は1名だったと聞いていますけれども、やっぱり公平なルールの中でルールをきちっと守るという指導も十分していかなければならないと思いますので、その辺り準備についても併せて教えてほしいと思います。 ◎荒堀 警察県民センター所長  おうみ犯罪被害者支援センターでの相談受理件数ですが、令和4年12月末現在で2,154件と把握しております。  市とおうみ犯罪被害者支援センターとの連携について、警察のほうで全てを把握しておりませんが、大津市、甲賀市から始まりまして、草津市、栗東市などとの連携を順次進めていると聞いております。 ◎鶴代 本部長  常に県民の方々からの期待信頼に応えていくような業務運営をしていかないといけないというのは、本当に御指摘のとおりでございます。警察自体がそういう信頼の上に成り立っていると考えております。引き続き、捜査活動強化の中で、適正な捜査を実施するため、捜査員捜査能力向上等をしっかりと指導していくことについて、引き続き留意をしながら進めていきたいと考えています。もちろん捜査活動だけではなく、あらゆる警察活動について、そうしたところも常に留意しながら、緊張感を持って県民期待信頼に応える運営をしっかりと行っていけるように進めてまいりたいと思っていますので、引き続き、いろいろな御指導、御指摘も頂きながらしっかり取り組んでまいりたいと考えております。 ◆白井幸則 委員  おうみ犯罪被害者支援センター連携することによって、いろいろな相談業務などが円滑に進むのではないかと思いますので、各市町との連携が進むように支援をしていただくよう要望しておきます。  今の本部長のメッセージを聞き、僕もちょっと安心しましたが、県民皆さんの安心にもつながると思いますので、ぜひそういった発信をしていただければと思います。何よりも今おっしゃった信頼の上に警察は成り立っています。捜査にかかわらず、警察業務全てにおいて信頼を損ねるようなことがあれば、小さなことであっても全体に関わってくる大きなことになりますので、交通規制であったり、信号機設置であったり、いろいろなことから信頼を築き上げていくという姿勢であってほしいと思います。それを損ねるようなことがあれば、我々は厳しく正させてもらわないといけないことになるかと思いますので、そこはまた協力し合いながらお願いしたいと思います。 ◆今江政彦 委員  しっかり取締りをしていただいていることもあり、横断歩道で停止するドライバーが、以前に比べ随分増えてきており、1つの成果だと思います。ただ、横断歩道場所によっては片方からの視界が悪く、運転手から歩行者が見えずに、片方が止まり、片方が気づかないという場面を私も結構経験しています。例えば近江八幡市役所の前の横断歩道ですと、歩行者を感知して点灯するような設備がありますし、市町連携しながらになりますが、横断歩道防犯灯設置しているところもあります。予算関係もあるとは思いますが、特にカーブになったところに横断歩道があると、いきなり目の前に歩行者がいるというようなことがありますので、危険箇所を点検いただきたいと思います。先ほど申し上げたように、防犯灯は市なり県のほうでも対応できると思いますので、要望ということでよろしくお願いしたいと思います。 休憩宣告 10時38分 再開宣告 10時56分 《企業庁所管分》 2 議第15号 令和5年度滋賀工業用水道事業会計予算   議第16号 令和5年度滋賀水道用水供給事業会計予算 (1)当局説明  西村企業庁長松宮企業庁次長 (2)質疑意見等目片信悟 委員  燃料高騰影響はあまり受けていないのですか。 ◎杲 経営課長  電力価格高騰は相当影響しておりまして、令和4年度と比較いたしましても動力費が1.9倍と倍近くになっています。 ◆目片信悟 委員  額はどうなっていますか。 ◎杲 経営課長  動力費について、工業用水道事業は、令和4年度当初予算で1億7,700万円ほどでしたが、令和5年度当初予算で3億2,000万円と倍近くになっておりますし、水道用水供給事業は、令和4年度当初予算で5億3,000万円でしたが、令和5年度当初予算で10億円を超えることになっております。トータルでは令和4年度当初予算が7億円強でありましたのが、令和5年度当初予算で13億4,000万円強となっておりますので、相当大きい額になっております。 ○桑野仁 分科会長  令和5年度も給水事業所数が58事業所で、前年度と同じ事業所数になっていますけれども、今後増えていく可能性はありますか。 ◎杲 経営課長  我々もこれは大きな課題ということで取り組んでおりまして、できるだけ既存企業受給水量も増やしていただきたいですし、今まで使っておられない企業も使っていただきたく、あらゆる努力をしたいと思っております。県庁企業立地推進室とも連携しておりますし、我々もここ数年やっていなかったのですけれども、主要な管路の近くにある企業で水をたくさん使っておられそうなところ、地下水を使っておられるようなところにアンケート調査をしまして、受水の見込みがありそうなところに企業訪問しているところです。目に見えて来年度から増えるというのは今のところないですけれども、これまでの営業努力によるものなのか、いろいろなところから相談等がございます。場所を探しているというような話ですとか、もし移転したらというような話が企業立地推進室ですとか我々のところにきますので、可能性を探りつつ、できる限り拡大していきたいと思っております。彦根の14社、南部の44社、これに全然満足しておりませんので増やしていきたいと考えております。 ○桑野仁 分科会長  今、目片委員から話があったように、電気代が大分高くなっていると、収入を上げないといけなくなりますので、いつまでこういう状況が続くのかは正直分からない状況ですが、その部分をきっちりと考えていかないといけないと思います。 ◆目片信悟 委員  企業庁であれば、手間賃を払ってでも誘致をするような人を引っ張ってきたらいいのではないですか。契約をしたらインセンティブを与えるようなエージェント契約ができるのではないですか。不動産会社か何かどこにお願いするのかは分からないですが、県庁企業誘致推進室ばかり頼っていては、本当にスピーディーに進めることができるのかと思います。 ◎杲 経営課長  おっしゃるとおりでございまして、企業立地推進室のほうに大きな話はあるかも分かりませんけれども、数としてはそれほどあるわけでもないみたいですし、むしろ我々のほうが細かい話も含めて入っております。また、市町のほうにもいろいろな問合せがあるようですので、市町連携を取って、我々の工業用水を使っていただくような話を、場所の話ですとか、排水のほうをどうするのかというような話とかと併せて我々も考えていきたいと思っております。なかなか営業活動というのが具体的にはできていなかったのですけれども、こちらから各企業へ訪問したりして、できる限り水が枯渇しない、琵琶湖の水の有効性というものを伝えていきたいと思っております。インセンティブについては、優遇制度をつくりましたので、それを理解していただくということぐらいしか今はないですけれども、それも十分理解いただけていないところもありますので、さらに力を入れて伝えていきたいと考えております。 ◆目片信悟 委員  営業に回るだけの人材が豊富にいればいいですけれども、日々の仕事も多く抱えている中で、それこそ足を棒にして回る営業企業庁の中でやるとなると限界があるのかなと思います。別に費用がかかるわけではなく、成功報酬みたいな考え方の中で、いろいろなところに当たりをつけていくというのが本来あってしかるべきだと思います。そういった意味では、例えば宅建団体とかいろいろなところと個別に交渉をしながら情報収集し、成約できたら成功報酬を出しますみたいなところも含めて整理をしたほうがいいのではないですか。企業庁の中だけでやろうと思うとなかなか大変なのかなと思いますが、企業庁ですので、もう少し融通が利くと思います。これからどうなるのか分からないですけれども、収入を増やしていこうと思うのであればもうちょっとやり方を変えるぐらいの勢いでしないといけないと思います。可能な限り外部の力を借りるというのは、これからのあるべき姿だと思います。意見にしておきます。 ○中村才次郎 副分科会長  吉川浄水場工事、工法の変更が必要になり、本当ならこの年度末に完了予定だったものが、1年ずれ込んで工事をやっていただいています。視察も行かせていただいたのですけれども、その進捗状況がどうなっているのか、本当に来年度試運転が終わるかどうかを教えてください。予算に関連して、資材等高騰とかいろいろなことがありますので、その辺り影響はどうなっているのかということも分かったら聞かせてください。あわせて、馬淵浄水場水口浄水場耐震対策令和5年度から始めると承知しているのですけれども、その辺り予定どおり始められるかどうか教えてください。 ◎吉永 浄水課浄水場耐震対策室長  1つ目の、吉川浄水場耐震対策工事進捗状況でございますけれども、今指摘いただいたとおり、公募変更で遅れがありましたが、その後はほぼ計画どおりに進められておりまして、ポンプなど主要な機械設備工事、それから電気設備工事につきましては、据え付けが終わっております。現在、電源ケーブルを敷設する工事を進めているところでございまして、電源がつながった設備から順次個別に動作確認を行うなど、来年度の総合試運転に向けて準備を進めているところでございます。  2つ目資材高騰による影響について、影響は確かにあるのですけれども、予算の範囲内で変更契約をする予定で今動いております。  3つ目馬淵浄水場水口浄水場耐震対策事業についてですけれども、今年度、補強実施設計業務を終えまして、来年度から順次取りかかっていく予定でございます。来年度は馬淵浄水場ろ過地補強工事を進めていきます。そのほかは、設備更新工事に併せて工事を進めていく予定です。 ○中村才次郎 副分科会長  本当にいつ地震が起こるか分からない状況ですので、予定どおり進むことを願っております
    3 分科会長報告について    分科会長に一任された。 閉会宣告  11時22分  県政記者傍聴:なし  一般傍聴  :なし...