• 持続可能な(/)
ツイート シェア
  1. 滋賀県議会 2023-02-08
    令和 5年 2月 8日総務・企画・公室常任委員会−02月08日-01号


    取得元: 滋賀県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-15
    令和 5年 2月 8日総務企画公室常任委員会−02月08日-01号令和 5年 2月 8日総務企画公室常任委員会              総務企画公室常任委員会 会議要録                                開会 10時21分 1 開催日時      令和5年2月8日(水)                                閉会 11時38分                         (休憩 10時35分〜10時38分) 2 開催場所      第一委員会室 3 出席した委員    周防委員長冨波委員長             重田委員清水(ひ)委員塚本委員細江委員、             大野委員 4 出席した説明員   東総合企画部長河瀬総務部長および関係職員 5 事務局職員     仲井課長補佐辻主任主事 6 会議に付した事件  別紙次第書のとおり
    7 配付した参考資料  別紙のとおり 8 議事経過概要   別紙のとおり                  議事経過概要 開会宣告  10時21分 《総務部所管分》 1 離島振興法の改正に伴う計画の策定について (1)当局説明  萩原市町振興課長 (2)質疑意見等清水ひとみ 委員  新計画案方針島民200名の維持目標として策定されるとのことですが、現在の世帯数人口、200名の維持目標とした根拠を教えてください。 ◎萩原 市町振興課長  令和4年度現在の人口は239人、世帯数は127世帯です。現在の人口推計では2035年には181人となる見込みです。国の離島振興施策に関する調査では、200人を切ると加速度的に人口減少が進むという結果も出ていますので、近江八幡市とも議論しながら、やはり200人をなんとか維持していこうということでこの目標を設定しました。 ◆清水ひとみ 委員  200名の根拠はよく分かりました。現在は127世帯ということですが、沖島だけに限らずいろいろ地域独居世帯が増えていくので、世帯数を増やす努力もこの計画に基づいて取り組んでいただきたいと思います。何かお考えがあればお聞かせください。 ◎萩原 市町振興課長  委員御指摘のとおり世帯数を増やすことは大事視点考えています。島外人材を前向きに受け入れようという姿勢島民のみなさんに見られましたので、今回の計画では、沖島を出ていった方に戻ってきてもらうという視点だけはなく、移住者も受け入れる視点も持っています。独居老人の見守りも非常に大事視点思いますので、空き家を活用しながらどのようにして世帯を増やしていくのかを沖島のみなさんと議論していきたいと考えています。 ◆重田剛 委員  沖島にはもともと800人以上が住んでいました。今は小学校だけですが中学校もありました。私は時々沖島を訪れますが、2035年に181人という人口推計よりも厳しいものになるのはないかと思います。高齢化が非常に進んでいて、若い世代の人たちは島を出て同じ近江八幡市内の別の場所に暮らしておられます。このまま沖島に住む人がいなくなってしまうのはないかと思うのですが、新計画案の4点の基本方針にあるように、やはり県と近江八幡市がしっかりと連携しながら、なんとか島が存続していける施策をやっていかないといけません。このまま高齢者が亡くなられることによる人口自然減少が目に見えています。今住んでおられる方が高齢になってお亡くなりになることは仕方がないことです。やはり今の段階でこれ以上人口が減らないようにしていくためには、新た住民として沖島に住んでくださる方を増やしていくことを考えないといけないと思いますので、その辺をよろしくお願いします。 ◎萩原 市町振興課長  コロナ禍以前は観光沖島を訪れる方が年々増加していましたので、島民の方とお話をしていると島外の方を受け入れることについてはかなり前向きに考えてくださっています。空き家調査にも非常に協力的、空き家の活用についても御理解いただいていますので、近江八幡市や島民のみなさんと協力しながら、できることは頑張ってやっていこうという話をしています。委員のおっしゃるとおり、もともと沖島に住んでおられた方が近くのまちにおられて、アンケート結果では沖島のことに非常に関心を持っておられますので、そういった方々ともできるだけ連携を取りながら取り組んでいきたいと考えています。 2 滋賀過疎地域持続的発展計画の改定について (1)当局説明  萩原市町振興課長 (2)質疑意見等  なし 休憩宣告  10時35分 再開宣告  10時38分 《総合企画部所管分》 3 関西広域連合第5期広域計画最終案)について (1)当局説明  野原企画調整課広域連携万博推進室長 (2)質疑意見等重田剛 委員  いろいろことを書いてくださっていて、例えば広域防災の分野では「『災害は必ず起きる』という視点を追記」とありますが、やはり災害に備えての広域連携をしっかりとやっていただきたいと思います。  それから、過疎地域があるのは滋賀県だけはなく、他府県にも過疎地域があると思いますので、過疎地域をなんとかする知恵関西広域連合で出し合ってもらいたいと思います。 ◎野原 企画調整課広域連携万博推進室長  関西広域連合では主に地震災害における広域連携を取っています。東日本大震災熊本地震においてもそうでしたが、ふだんから横の連携を密にしながら、何かあったときにはしっかりと対応できるように広域防災局を中心として取り組んでいく必要があると思っています。  それから、関西広域連合は12の府県市で構成されますが、京阪神の都会と言われる地域とそれ以外の地方と言われる地域がありますので、それぞれの地域強みを生かした上で関西全体が発展していけるように、今回の計画にもその辺は書き込まれていると思っています。 ◆重田剛 委員  去年も長浜市で福井県と連携した広域防災訓練もやってくださったので、そこはしっかりできていると思いますし、さらに強固にしていただきたいと思います。  過疎地域の件については、例えば観光キャンペーンで三都物語といった取組をされていますが、それを滋賀県も含めた関西広域でやっていただけると、コロナ禍の厳しい状況の中でも関西全体が元気になると思いますので、その辺をよろしくお願いします。 4 滋賀県立高等専門学校整備に係るPPP/PFI手法導入可能性調査結果について   滋賀県立高等専門学校基本構想1.0(原案)について (1)当局説明  礒谷総合企画部管理監 (2)質疑意見等重田剛 委員  施設整備費は約101億円の想定ですが、今の状況から考えると恐らくさらに増えると思います。今年の春に開校する徳島県の神山まるごと高等専門学校では定員40人に対して396人が受験されて44人に合格通知を出したそうです。日本全国、また海外からも受験されたとのこと、非常に魅力高等専門学校あり、滋賀県の高等専門学校もそのよう高等専門学校になることを期待しますが、神山まるごと高等専門学校は私立の高等専門学校ので、財源に関しても企業版ふるさと納税を活用して21億円の寄附を集めて、1期生の約200万円の授業料寄附で賄うことを銘打っています。滋賀県の高等専門学校もそういった魅力を打ち出していかないと神山まるごと高等専門学校のようにはうまくいかないと思いますが、寄附をどのように集めるのかなど、財源について具体的に教えてください。 ◎礒谷 総合企画部管理監  資料3の19ページに外部資金等で5,000万円と記載していますが、その辺については企業一緒につくるプラットホームの中でどういうことができるのかを考えていきたいと思います。現段階寄附目標額を持ち合わせているわけはありませんが、建設費用もさることながら、どちらかというと建設後の運営の中で企業には奨学金を出してもらい、学生奨学金を出してもらった企業に就職するようことを、いろいろ方からの御意見も伺いながら考えていきたいと思っています。おっしゃっていただいた視点は非常に大事ですので、特にいろいろところと共創する姿勢を持ちながら、その中で検討を重ねて魅力ある高等専門学校にしていきたいと思います。 ◆重田剛 委員  少子化が進む中で生徒の獲得が非常に厳しい時代です。そんな中、知事がいつもおっしゃっている滋賀らしさを出していかないと生徒は集まらないと思います。神山まるごと高等専門学校技術者の養成というよりは起業家を育てるというコンセプトで、学生男女比も半分ずつでバランスが非常にいいです。神山まるごと高等専門学校定員は40人でしたが、滋賀県の高等専門学校定員は120人ですので、定員を埋めるためには魅力ある高等専門学校をつくっていかないと厳しいのはないかと思います。神山まるごと高等専門学校はホームページも他の高等専門学校とは違う個性的ものになっています。やはり人目を引くよう教育内容広報をしないとそれほど甘くはないと思いますので、よろしくお願いします。 ◎礒谷 総合企画部管理監  広報も非常に大事と思っています。特に子供学校、親に対する広報に来年度から取り組んでいきたいと思っています。その中でどうすれば魅力的になるのかを考えていきたいと思いますが、公立として滋賀県がつくる高等専門学校ですので、技術者を輩出するというこれまでの高等専門学校の役割がやはりベースになると思います。その中でどういうことが滋賀県の高等専門学校としての魅力となるのかをこの資料の中では示したつもりですが、さらにその部分を膨らませていきたいと思いますし、高等専門学校を引っ張っていただける教員選定を進める中で、教員意見も伺いながらよりよいものとなるように検討を進めたいと思います。委員の御意見を十分に踏まえて今後検討を進めていきたいと思います。 ◆塚本茂樹 委員  今年度、本委員会県外行政調査大阪公立大学工業高等専門学校沖縄工業高等専門学校を訪問しましたが、アドミッションポリシーやディプロマポリシーはどの高等専門学校も同じようことが書いてありました。一番大事ことは学び内容カリキュラムポリシーです。高等専門学校を受験しようと思う子供は、15歳から専門的学びができるという高等専門学校強みは当然承知しています。それ以外の令和らしさや滋賀らしさを受験生に対してしっかりと訴えかけることが重要です。高等専門学校幾つもありますので、その中から選んでもらおうと思うと、滋賀県立高等専門学校でしか学べないカリキュラムにする必要があります。資料には「滋賀・びわ湖で培う人間力」とありますが、分かりやすいようぼやっとしているので、その辺を明確に表現してほしいと思います。 ◎礒谷 総合企画部管理監  おっしゃるとおり思います。資料3の6ページにある卒業後のイメージをもう少し明確にしていくことも大事思います。こういうことが学べてこういう道が開けるということを打ち出す必要があると思います。それを具現化するためにこういう教師陣がいるとアピールすることも重要です。そういう教員を探しながら子供、親、学校へのアピールを効果的に行っていきたいと考えています。今回、本部会議の中に何名かの学識経験者にも入っていただいていますので、助言を頂きながら引き続き内容を詰めていきたいと思っています。 ◆塚本茂樹 委員  受験生とその親がどの高等専門学校を受験するのか選ぶときに、その高等専門学校卒業生就職先を気にします。滋賀県立高等専門学校は新設で実績がありませんので、実績のある高等専門学校と比べると生徒を集めることが厳しいと思います。卒業生が出て実績ができてから評価されるものと思いますが、やはり滋賀県立高等専門学校卒業したらこういう人材になれるということをしっかりと打ち出してほしいと思います。受験生やその親の心に刺さるよう高等専門学校あってほしいと思いますので、よろしくお願いします。 ◎礒谷 総合企画部管理監  まだまだ検討中で詰めなければならないことがありますので、教員選定と並行して進めていきたいと思います。 ◆清水ひとみ 委員  進路選択の際に鍵を握っているのは中学校先生方あり、まず先生方滋賀県立高等専門学校で学べることや卒業後のキャリアについて理解していただくためにも教育委員会としっかりと連携を取っていただきたいと思います。私自身の経験から残念に思っていることは、今は塾に通う生徒が多いので塾からの情報が先行してしまうことです。決して成績だけで進学先を決めてしまうことのないように、本当に子供たちのためになる進路指導をしていただきたいと思っています。私の経験上、進学先となる学校を実際に訪問して先生思いを聞かせてもらって、ここなら自信を持って生徒に勧められると思った学校幾つかあるので、滋賀県立高等専門学校ができてからはなく、できるだけ早く中学校先生方に理解を深めてもらうために、検討途中の段階からでも教育委員会連携して先生方への周知に努めていただきたいと思います。 ◎礒谷 総合企画部管理監  来年度に行う広報の予算を要求していますので、民間の知恵も頂きながら広報戦略考えていきたいと思いますし、委員のおっしゃった教育委員会との連携も大事思います。また、市町との連携も大事です。どうすれば中学校先生方子供や親に響くのかという視点を常に持ちながら今後進めていきたいと思います。 ○冨波義明 副委員長  少子化生徒が集まりにくい中で設置する高等専門学校ので、県も市も不退転の決意で取り組まなければならないと思っています。そんな中で各委員からソフト面についての意見がありましたが、私はハード面についてお伺いします。  高等専門学校周辺の様々整備をしていく中で高専設置準備室業務量は大変もの思います。そんな中で、例えば通学路周辺環境整備について、いろいろ課題が出てきていますので、先日の知事との政策協議会でも申し上げましたが、県庁一体となって取り組んでいただかないと現状ではいろいろことが滞っている気がします。都市計画課道路整備課農政課のスペシャリストも含めたハード面での体制もできるだけ早い時期に考えていただきたいと思いますが、どのようにお考えでしょうか。 ◎礒谷 総合企画部管理監  これまで野洲市と一緒周辺自治会等への説明を行った中で頂いた御意見としては、通学路整備周辺まちづくりについてでした。それについては野洲市と連携しながら進めていきたいと思います。  また、県庁一体となって取り組むことは大事と思っています。道路整備課ではありませんが、土木交通部職員高専設置準備室業務を兼務する体制としています。県庁としての大きなプロジェクトですので、私も県庁の各部署をくまなく歩き、情報提供をして協力を得ながら進めていきたいと思います。 ○冨波義明 副委員長  全国から生徒が集まる魅力あるカリキュラムにすると同時に、駅から高等専門学校までのまち雰囲気魅力の一つ思いますので、学び内容がよくてもまち雰囲気がよくないようはいけません。滋賀県のちょうど中央に位置し、新快速も発着するという条件の下で設置される高等専門学校ですので、ハード面についても県庁一体となって取り組んでいただくことを要望しておきます。 ○周防清二 委員長  私からも1点お願いです。資料3の20ページのスケジュールでは、校長コース長教員選定に3年間かかるとなっていますが、校長は早く決めていただきたいと思います。県の思い校長に伝え、校長の新た発想の下よい高等専門学校にしていただきたいと思います。 ◎礒谷 総合企画部管理監  来年度、校長の選任に一定の目途をつけるため、現在検討を始めていますので、早期に校長が選任できるよう努力したいと思います。 5 県史編さん大綱最終案)について (1)当局説明  青山県民活動生活課県民情報室長 (2)質疑意見等  なし 閉会宣告  11時38分  県政記者傍聴:毎日  一般傍聴  :1人...