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令和 4年 9月定例会議(第10号〜第16号)−09月20日-01号
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  1. 滋賀県議会 2022-09-20
    令和 4年 9月定例会議(第10号〜第16号)−09月20日-01号


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    最終取得日: 2023-05-14
    令和 4年 9月定例会議(第10号〜第16号)−09月20日-01号令和 4年 9月定例会議(第10号〜第16号)                 令和4年9月定例会議会議録(第10号)                                        令和4年9月20日(火曜日)           ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 議事日程 第1号                                         令和4年9月20日(火)                                         午 前 10 時 開 議  第1 会議録署名議員の指名  第2 議第110号から議第137号まで(令和4年度滋賀一般会計補正予算(第4号)ほか27件)(知事提出)           ────────────────────────────── 本日の会議に付した事件  第1 日程第1の件  第2 日程第2の件           ────────────────────────────── 会議に出席した議員(43名)    1番   菅  沼  利  紀       2番   桐  田  真  人    3番   井  狩  辰  也       4番   本  田  秀  樹    5番   柴  田  清  行       6番   重  田     剛
       7番   清  水  ひ と み       8番   河  井  昭  成    9番   佐  口  佳  恵       10番   小  川  泰  江    11番   黄 野 瀬  明  子       12番   松  本  利  寛    13番   杉  本  敏  隆       14番   田  中  松 太 郎    15番   角  田  航  也       16番   塚  本  茂  樹    17番   山  本     正       18番   大  橋  通  伸    19番   駒  井  千  代       20番   中  村  才 次 郎    21番   白  井  幸  則       22番   村  上  元  庸    23番   桑  野     仁       24番   周  防  清  二    25番   海  東  英  和       26番   加  藤  誠  一    27番   竹  村     健       28番   目  片  信  悟    29番   有  村  國  俊       31番   富  田  博  明    32番   細  江  正  人       33番   川  島  隆  二    34番   奥  村  芳  正       35番   木  沢  成  人    36番   清  水  鉄  次       37番   大  野  和 三 郎    38番   冨  波  義  明       39番   江  畑  弥 八 郎    40番   成  田  政  隆       41番   九  里     学    43番   今  江  政  彦       44番   中  沢  啓  子    45番   節  木  三 千 代           ────────────────────────────── 会議に欠席した議員(1名)    30番   岩  佐  弘  明           ────────────────────────────── 会議に出席した説明員               知事              三 日 月  大  造               教育長             福  永  忠  克               選挙管理委員会委員長      世  古     正               人事委員会委員長        曾  根     寛               公安委員会委員長        高  橋  啓  子               代表監査委員          藤  本  武  司               副知事             江  島  宏  治               副知事             大  杉  住  子               知事公室長           中  嶋     毅               総合企画部長          東        勝               総務部長            河  瀬  隆  雄               文化スポーツ部長        谷  口  義  博               琵琶湖環境部長         高  木  浩  文               健康医療福祉部長        市  川  忠  稔               商工観光労働部長        浅  見  裕 見 子               農政水産部長          宇  野  良  彦               土木交通部長          門  間  俊  幸               会計管理者           辻  本     誠               企業庁長            西  村  信  雄               病院事業庁長          正  木  隆  義               警察本部長           鶴  代  隆  造           ────────────────────────────── 議場に出席した事務局職員               事務局長            箕  浦  宏  昌               議事課長            吉  田     亮               議事課主幹           川  畑     元           ──────────────────────────────   午後1時47分 開議 ○副議長清水鉄次) これより、令和4年9月定例会議を開きます。  本定例会議期間は、本日から10月14日までの25日間といたします。  直ちに本日の会議を開きます。    ──────────────── △諸般の報告 ○副議長清水鉄次) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  地方自治法規定に基づき出納検査報告書専決処分報告書令和3年度滋賀土地開発基金運用状況調書滋賀事務適正化内部統制評価報告書および公益法人等経営状況説明書が、また、地方独立行政法人法規定に基づき公立大学法人滋賀県立大学業務の実績に関する評価結果説明書および公立大学法人滋賀県立大学の第3期中期目標期間終了時に見込まれる業務の実績に関する評価結果の説明書が、また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定に基づき健全化判断比率および資金不足比率説明書が、また、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定に基づき令和3年度「滋賀教育委員会事務の点検・評価」に関する報告書が、また、滋賀スポーツ推進条例規定に基づき第2期滋賀スポーツ推進計画に基づく施策実施状況説明書が、また、一般社団法人滋賀造林公社の健全な経営の確保のための県の特別な関与に関する条例規定に基づき一般社団法人滋賀造林公社令和3年度中期経営改善計画に関する経営評価結果説明書が、また、滋賀流域治水推進に関する条例規定に基づき滋賀流域治水に関する施策実施状況説明書が、また、滋賀行政に係る基本的な計画の策定等を議会の議決事件として定める条例規定に基づき滋賀基本構想実施状況説明書が、それぞれ提出されましたので、お手元に配付しておきました。  次に、本定例会議説明員として、お手元に配付いたしておきました文書のとおり、あらかじめ出席を求めておきましたので、御了承願います。    ──────────────── ○副議長清水鉄次) これより日程に入ります。    ──────────────── △会議録署名議員の指名 ○副議長清水鉄次) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会議会議録署名議員には、   4番  本 田 秀 樹 議員   28番  目 片 信 悟 議員 を指名いたします。    ──────────────── △議第110号から議第137号まで(令和4年度滋賀一般会計補正予算(第4号)ほか27件)(知事提出) ○副議長清水鉄次) 日程第2、議第110号から議第137号までの各議案を一括議題といたします。  これより、上程議案に対する提出者説明を求めます。 ◎知事三日月大造) (登壇)皆様、お疲れさまでございます。今定例会議もどうぞよろしくお願いいたします。  説明に先立ちまして、台風大雨による災害につきまして、一言申し上げます。  一昨日18日に、非常に強い勢力を保ったまま鹿児島県に上陸いたしました台風14号は、激しい風雨により、九州地方を中心に大規模な停電を発生させたほか、浸水被害土砂災害などをもたらしています。  また、先月3日からの大雨では、東北地方北陸地方を中心に、本県でも県北部において、猛烈な雨による被害が発生しております。  まずは、これらの災害により亡くなられた方々とその御遺族に対しまして、心より哀悼の意をささげますとともに、負傷された方々被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。  台風14号につきましては、本県でも、昨日19日に災害警戒本部設置し、市町や各部署との連携の下、今回の台風の襲来に備えてきたところでございます。台風一過の現在、本県では大きな被害報告されておりませんが、判明いたしました被害箇所に対しましては、早急な復旧など、必要な対策をしっかりと講じてまいる所存です。  また、先月の大雨につきましては、高時川が氾濫いたしましたほか、半壊を含む27棟の家屋の床上、床下浸水、土砂崩れなどによる道路被害、河川の護岸欠損琵琶湖岸への流木堆積、農地への土砂流入や農作物の冠水被害等が発生し、県民の生活に大きな影響が及ぶこととなりました。  現在、被災箇所応急対策を進めており、今後、本格的な復旧に向けた取組と併せて、被災された方々への生活再建支援を担う長浜市を支援するため、本定例会議で関連する補正予算案を提出させていただいたところです。  こうした災害から県民皆様の生命と財産を守るため、地域の特性に応じた水害に強い地域づくりを目指し、ハードとソフトの対策が一体となったしがの流域治水などをさらに進めてまいりたいと存じます。  また、引き続き、台風の襲来など風水害が想定されますことから、市町関係機関との連携を緊密にいたしまして、気を引き締めて対応してまいります。  それでは、9月定例会議の開会に当たりまして、提出いたしました諸案件の概要を御説明申し上げますとともに、当面する諸課題につきまして所信を述べさせていただきます。  まず、新型コロナウイルス感染症について申し上げます。  本県新規陽性者数につきましては、8月19日に過去最多の3,281人を記録いたしましたが、最近は減少傾向にあり、1,000人前後で推移している状況です。確保病床占有率につきましては、現在、50%を下回っており、一定落ち着きが確認できる状況になりつつあります。  先月25日には、国から、感染症に基づく医師の届出、いわゆる発生届について、重症化リスクのある方に限定することを可能とする方針が示されました。  しかしながら、本県におきましては、発生届対象外となる方々の症状が悪化した場合などに、こうした方々への支援に影響が見込まれますため、当面の間、全数届出を継続することとしたところです。  一方で、医療機関の負担を軽減する必要がありますことから、検査キット配布陽性者登録センターを9月1日から運用開始いたし、現在のところ1日500名程度の申込みをいただいております。  そうした中で、9月26日からは全国一律で全数届出を見直すという国の新たな方針が示されましたことから、本県におきましても、その方針に沿うこととしたところであり、発生届対象外となる方々に対しましては、必要な支援が提供できるよう取り組んでまいります。  また、ワクチン接種につきましては、オミクロン株に対応したワクチン接種開始が決定されましたことから、市町接種体制を確保するとともに、10月からの接種のピークに対応するため、県の大規模接種会場の再設置などに取り組んでまいります。  県民皆様には、改めて基本的な感染対策の徹底に御協力をお願いするとともに、観光需要の喚起など経済活性化につきましてもしっかり対応することにより、感染対策社会経済文化活動の両立を図ってまいります。  次に、(仮称)滋賀県立高等専門学校設置場所について申し上げます。  昨年11月定例会議において、県立高専設置を表明させていただき、以来、経済界や各市町から多くの熱い期待のお声をいただいてまいりました。  この県立高専は、すべての人と地球を支え続ける技術を磨く学校として、ものづくり企業や特色ある教育機関の集積、豊かな自然といった滋賀ならでは環境の下、情報技術をベースに機械、電気、建設などの工学系学びを掛け合わせた新たな学びを提供するとともに、幅広い教養科目等に基づく対話力人間力の育成などにより、その人の性質や能力をあらゆる面で育成する全人格的陶冶を行う教育機関として、様々な分野で活躍する人材の育成を目指しております。  今般、県立高専設置場所について、外部の有識者の御意見も伺いながら、県内の9市から御提案いただいた内容を慎重に審査いたしました。いずれも大変すばらしい御提案でしたが、その中から野洲市市三宅を選定するという結論に至りました。  この土地は、昭和54年の野洲川放水路の完成により廃川となった旧野洲川跡地で、県有地国有地、合計約15万平方メートルの広さがあり、周辺のものづくり企業の集積、河川や森林といった自然環境など、教育環境実証フィールドとしての魅力と可能性にあふれております。  また、県内外からの交通アクセス利便性とも相まって、これからの滋賀を支える子供たちに新たな学びの選択肢が加わり、技術者同士あるいは将来技術者を目指す人々との新たな交流が生まれることも期待されます。  今後は、令和の時代にふさわしい滋賀らしい高等専門学校として、この魅力ある場所を最大限に生かした教育内容施設整備について引き続き検討を進めてまいります。それと同時に、今回選に漏れた御提案につきましても真摯に受け止め、各市の御意向も伺いながら、高専設置滋賀県全体の活性化の契機となりますよう、産業界地域との連携を進めるとともに、庁内に早急にチームを立ち上げ、県内各地フィールドとする学びや御提案場所有効活用等を共に検討してまいりたいと考えております。  次に、令和5年度当初予算編成について申し上げます。
     今月29日は、明治5年に滋賀県が現在の県域となってから150年という大きな節目を迎え、現在、これまでの滋賀の歴史を学び、先人の努力を振り返る新たな県史編さんに取り組んでいるところであります。  来年度は、県政151年目として、良き祖先となるべく、確かな第一歩を踏み出せるよう、令和5年度当初予算は4つの方向性を持って編成してまいりたいと考えております。  方向性1つ目は、健康しが実現のため、社会の変化や課題に適切に対応する施策構築です。  新型コロナウイルス感染症の拡大や、ロシアのウクライナ侵攻、気候変動問題など、目まぐるしく変化する世界情勢の中で、社会構造は大きく変化しつつあります。  コロナ禍により、つながり希薄化、メンタルヘルスや出生数の減少などの問題が顕在化し、とりわけ子供若者世代は、貴重な学びや体験の機会が損なわれるなどにより、孤独や生きづらさを感じています。  また、原油価格物価高騰や急激に進む円安は、既にコロナ禍経済的に厳しい環境に置かれた県民事業者等をさらに困難な状況に追い込んでいます。  一方で、デジタル化の進展や、未来志向経営革新などの前向きな変化が生まれるとともに、滋賀の強みである自然や歴史文化、人と人とのつながり、利他のこころ三方よしの理念など、お金やモノ以外の新しい豊かさの重要性が再認識されてきているところです。  こうした状況を踏まえ、基本構想で掲げる「未来へと幸せが続く滋賀」の実現のため、コロナ禍で再認識した滋賀の強みを手がかりに、新しい豊かさを追求するとともに、一人一人の不安や孤独、生きづらさに寄り添い、子供たちが将来にわたって幸せと誇りを感じられる健康しがを目指すことといたします。  そのため、政策の方向性として、1つは「子ども子ども子ども」、2つにひとづくり3つ目こころとからだの健康づくり4つ目に安全・安心の滋賀づくり、そして、5つ目に「グリーン・デジタルによる経済社会づくり 〜コロナからの反転攻勢〜」の5つの柱を中心に施策を構築してまいります。  この中でも、「子ども子ども子ども」は特に重視する柱として、長引くコロナ禍など困難な状況にありましても、子供たちの健やかな育ちや学び環境が損なわれることのないよう、子供施策の強化を図ります。子供のために、子供と共に創る県政を目指して、あらゆる政策の起点に子供を置いて、子供の声や思いを尊重し、子供の笑顔を増やし、夢を膨らませられるよう取組を進めてまいります。  また、5つの柱を踏まえつつ、北部振興に取り組んでまいります。  県北部地域は、美しい風景や豊かな自然環境歴史文化など様々な魅力を有し、地理的にも2024年開業予定北陸新幹線敦賀駅に近いなど、高い可能性を有している地域であります。  一方で、本県において過疎地域を最も多く抱え、人口減少高齢化に伴う課題が顕著に現れている地域でありますことから、モデル的に北部地域の振興に取り組むこととし、県全域に波及する効果を生み出してまいりたいと考えています。  このほか、新たな取組として、公募による部局を超えた多様な職員の経験や知見、アイデア等を生かした施策立案も試行してまいりたいと存じます。  次に、方向性2つ目は、新型コロナウイルス感染症原油価格物価高騰等への対応です。  コロナにつきましては、国においては、感染拡大防止社会経済文化活動のバランスを取りながら全数届出行動制限見直し等が進められており、コロナとの付き合い方は、ウィズコロナ、共存とも言える段階に入ったと考えております。こうしたことを踏まえまして、来年度の当初予算におきましては、感染症対策と両立する社会経済文化活動を前提に事業重点化を進めてまいります。  また、物価高騰に対しましては、原材料価格電気料金など様々なコストが増加しておりますが、こうしたコストの増加に対しましては、社会経済情勢や各分野の価格転嫁状況、国の動向等を見極めながら、適切に対応してまいりたいと考えております。  方向性3つ目は、財政健全化推進です。  本年8月に試算いたしました財政収支見通しでは、次期行政経営方針期間中である令和5年度から令和8年度までの4年間の財源不足額を累計で641億円と見込んだところでございます。  こうした状況に対応するため、同期間中における収支改善は喫緊の課題であり、来年度の当初予算編成に当たりましては、特に、例年決算において多額の歳出不用が発生していることを踏まえ、限られた財源を効果的かつ効率的に活用するという観点から、不用額の縮減に向けて取組を進めてまいります。  加えまして、中長期的な観点から公債費の増加を見据えて、公債費適正管理にも取り組んでまいりたいと考えております。  最後に、方向性4つ目は、業務見直し推進です。  社会構造が変化する中で、県民皆様の御要望や御期待に応えるためには、柔軟な発想で新たな仕事にチャレンジすると同時に、限られた人員や財源の中で新たな仕事に対応していくためには、現在の業務について見直しを進めていくことが必要であります。  このため、取り組むべき業務を見極め、継続する業務については、デジタル技術も積極的に活用し、効率化を図るなど、廃止も含めて大胆に業務を見直すことに挑戦してまいりたいと考えております。  私たちを取り巻く環境は、コロナ物価高騰など引き続き厳しい局面が続きますが、これまでの業務見直し、新しいことにチャレンジする好機と捉え、来年度の予算を編成してまいりたいと考えております。  最後に、アメリカシカゴへの訪問について御報告申し上げます。  今月10日から13日までアメリカシカゴを訪問させていただき、コロナ禍での中断を経て、3年ぶりに開催されました日本・米国中西部会日米合同会議に出席してまいりました。  日米合同会議におきましては、アメリカ企業日系企業に対しまして、滋賀県に根づく三方よしの精神が目指す社会は、現在、SDGsとして世界が目標としている社会と同じであるとし、三方よしの精神を多くの方々に知っていただくことにより、世界の平和と持続的発展につなげることができるとの提案、発信をしてきたところであります。  また、シカゴ滞在中に、アメリカ企業と個別に面談を行い、本県への投資について強くアピールさせていただく中で、滋賀の有するポテンシャルを御理解いただき、高い関心を持って受け止めていただいたと感じております。  さらに、インバウンドの本格的再開を見据え、滋賀の魅力を示しながらアメリカからの旅行者のニーズを確かめるとともに、多くの方々が御来県いただけるよう、自然豊かな滋賀県で心のリズムを整えていただくシガリズムのプロモーションを私自らが行いました。引き続きびわこビジターズビューロー等と連携しながら、本県への誘客に向けて取り組んでまいりたいと考えております。  加えまして、ミシガン州のグレッチェン・ウイットマー知事と対面による初めての会談を実施いたしました。これまで50年以上の長きにわたって培ってきた交流重要性を改めて共有したところであり、今後は特に若者の交流を充実させることを目指し、戦略的に絆を強めていくことを合意いたしました。  ウイットマー知事には、来年はぜひ滋賀へお越しいただくよう御提案してきたところであり、両知事の強いリーダーシップで持続的な交流へと深化させ、両県州の発展につなげてまいりたいと考えております。  それでは、提出いたしました案件について、御説明申し上げます。  まず、予算案件でございます。  議第110号は、一般会計補正予算案でございまして、原油価格物価高騰への対策として、価格転嫁が困難な事業者への支援のほか、本年8月の大雨により被害を受けた箇所の復旧等のため、31億7,018万9,000円の増額補正を行おうとするものでございます。  議第111号から議第115号までは、特別会計および企業会計補正予算案でございまして、原油価格物価高騰の影響により電気料金上昇等に対応するため、それぞれ増額補正を行おうとするものでございます。  次に、条例案件でございます。  議第116号および議第117号は、地方公務員法の一部改正に伴い、定年の段階的な引上げ等を行うため、議第116号は条例の制定を、議第117号は条例の改正を行おうとするものでございます。  次に、その他の案件です。  議第118号から議第123号までは、一般会計および各特別会計、ならびにモーターボート競走事業など、公営企業会計令和3年度決算について認定を求めようとするもの、議第124号は、契約の締結について、議第125号および議第126号は、契約の変更について、議第127号から議第132号までは、権利放棄について、議第133号から議第135号までは、令和4年度において県が行う建設事業等に要する経費について、関係市町が負担すべき金額を定めることについて、議第136号は、モーターボート競走事業会計未処分利益剰余金の処分について、それぞれ議決を求めようとするものでございます。  最後に人事案件でございます。  議第137号は、公安委員会委員に高橋啓子さんを任命することについて、同意を求めようとするものでございます。  以上、何とぞよろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○副議長清水鉄次) 以上で、提出者説明は終わりました。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案のうち、議第137号議案については、人事案件でありますので、質疑、委員会付託および討論を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    (「異議なし」)  御異議なしと認めます。よって、直ちに採決いたします。  滋賀県公安委員会委員に高橋啓子氏を任命することを同意するに賛成の方は御起立願います。    〔賛成者 起立〕  御着席願います。起立全員であります。よって議第137号議案は、原案のとおり同意することに決定いたしました。    ──────────────── △休会の議決 ○副議長清水鉄次) お諮りいたします。  明21日から25日までは、議案調査等のため休会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。    (「異議なし」)  御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。    ──────────────── ○副議長清水鉄次) 来る26日は、定刻より本会議を開き、上程議案に対する会派代表による質疑ならびに一般質問を行います。  本日はこれをもって散会いたします。   午後2時11分 散会    ────────────────...