7 配付した
参考資料 別紙のとおり
8 議事の
経過概要 別紙のとおり
議事の
経過概要
開会宣告 11時37分
《
琵琶湖環境部所管分》
1 議第21号
滋賀県
森林整備支援等基金条例案について
(1)
当局説明 廣瀬森林政策課長
(2)質疑、
意見等
◆
加藤誠一 委員 基金条例は
琵琶湖環境部では
譲与税を受けるだけです。
県民税は
税政課で担当しています。そうしますと、今までの
県民税でやっている
事業と、この基金でやる
事業、どちらの
事業なのかという話になることがありますので、
税政課としっかりと連携をして、今までの県の
条例である
県民税と、この基金を使う
事業が、きちんと県民にわかるような形で整理して、今後県民の
皆さんにPRをしてほしいと思います。
◎廣瀬
森林政策課長 譲与税でもって実施する
事業と、
県民税で実施する
事業をきちんと整理をして、県民の
皆さんにわかりやすく説明する形で整理をしていきたいと思っております。
◆
九里学 委員 これは、
資金積み立ての
基金造成なので
一定理解はするのですが、この
条例をつくる前に、それぞれ13市6町の森林や山があるところとないところで、首長から何か
意見がありましたか。
◎廣瀬
森林政策課長 各市町にこの
県民税の見直し、あるいは新年度から配分される
譲与税の
使い方につきまして、国の
考え方にも沿って説明をさせていただきました。
やはり森林の多い市町は、山の整備に関する財源がふえることはありがたいことだとおっしゃっておられますが、一方で、まだ
都市部につきましてはどういう
使い方をするのかとおっしゃっておられます。
都市部にも配分されるので、
滋賀県の
森林整備につながるような形をいろいろと考えてほしいという御
意見を頂戴しております。
(3)採決 賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した。
2 議第38号
滋賀県
琵琶湖総合開発資金管理事業特別会計条例を廃止する
条例案について
(1)
当局説明 白井琵琶湖政策課長
(2)質疑、
意見等 なし
(3)採決
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決した。
3 議第50号
滋賀県立近江富士花緑公園の設置および管理に関する
条例の一部を改正する
条例案について
(1)
当局説明 廣瀬森林政策課長
(2)質疑、
意見等 なし
(3)採決 賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した。
4 議第60号
ふるさと滋賀の
野生動植物との共生に関する
条例の一部を改正する
条例案について
(1)
当局説明 安田自然環境保全課長
(2)質疑、
意見等
◆
海東英和 委員 この
条例の改正によって、
滋賀県でどのように植物が守られる効果が強化されるのですか。
◎安田
自然環境保全課長 大きなもので、一つは改正の内容で言いますと(3)に当たります、生息・
生育地保護区における
保護対象希少種の
捕獲等の規制です。
3ページの参考の③に、現在10カ所を生息・
生育地保護区に指定しております。1番のハリヨのように魚類を対象としているものもありますけれども、多くは
植物等を
保護対象種として保護区の設定をしております。この生息・
生育地保護区におきまして、右の欄の
保護対象種とされております
植物等について、今回
捕獲等の規制をかけて、原則禁止することになりますので、まずこの保護区においての
盗掘等のおそれにきちんと対応したいと考えております。
植物の関係で言いますと、大きくかかわりますのはこの点と、
あと保護増殖事業の
実施主体の拡大で、
民間レベルで植物の
保護増殖事業をされている方は余りおられませんけれども、例えばその地域で絶滅の危惧があるような
指定希少野生動植物種につきまして、きちんと育てて
保護増殖を図りたいということがあった場合には、この(4)の
実施主体の拡大ということで適正な実施を図っていただくことで、より保護の推進に資すると考えております。
◆
海東英和 委員 先ほど、この
条例のところで説明すると言われたと思うのですけれども、
エリアとしては
湖東エリアとか湖北の
エリアです。今、
比良比叡トレイルとか
高島トレイルとか、山に多くの人を迎えて楽しんでもらって、逆に
自然保護も図ろうという政策が取られています。そういうところに来た
人たちがこのリストに載るほどではないけれども、例えばカタクリとかトクワカソウを盗掘して持って帰ったりする、それを県民の人が制止するためにこういう
条例があるからだめだと言いたいと言っておられるわけです。
そういうことを県がもう少し押し出してもらわないと、マナーのいい
滋賀県の山へ迎えるということと同時に、
滋賀県は
環境が厳しいこと、
環境を守るために県民が頑張っているのだと言ってきたのに、
ノーマークではないですか。そういうことについて聞いているのです。それで頑張ってほしいという声を関心を持っておられる県民や京都の植物の
関係者から聞いています。結構貴重な植物が山の中にあると言われているのです。
滋賀県は植物の南限と北限がまじっているでしょう。だから大変多様な植物があるのです。だから
滋賀県はもう少し明確な態度をこの
条例で出してくれると、期待しているのです。どういう罰則や規制があるのかとお問い合わせもあったので、もう一遍明確に答えてください。
◎安田
自然環境保全課長 まず、
種単位で県内全面的に捕獲を禁止するものとして、この資料の2ページの
参考①の
指定希少野生動植物種というものがあります。これ以外にも当然絶滅のおそれのある種はありますので、この追加的な
指定希少野生動植物種への指定につきましては、県の中で
検討会を設けて毎年その種の生息の状況とか、
盗掘等も含めた
捕獲圧の状況も踏まえて、追加的にその指定の種をふやしていくという方針で検討しておりますので、どういうところでどういう危機に瀕しているのかという情報をしっかりと把握をした上で、まずこの
指定希少種の指定をしていくことが1点です。
あとはこの
参考③にあります生息・
生育地保護区につきましても、もちろんこれで終わりではなくて、希少な
生息環境がある場合には今後も追加をしていきたいと考えておりますので、こういったこの
条例上の手当がきちんとできるように現場の声もしっかりと聞いた上で対応していきたいと思っておりますので、またぜひどういうところでどういう種が危機に瀕しているという情報は我々も取り寄せたいと思っていますし、
委員の方からも教えていただければと思っております。
◆
海東英和 委員 その発想はおかしいと思います。「やまの健康」と知事が言われているのでしょう。ということは、健康な山を守ったらいいのではないですか。危機に瀕したり、病気になったものだけを守る
条例ではいけないわけです。
それで、
愛好者などの守りたいという人はもっと守ってくれと言われているわけですから、そういう声が届いていないとおかしいです。
以前、ニュージーランドの
国立公園を見せてもらったら、「撮ってよいのは写真だけ、残してよいのは足跡だけ」というのがキャッチフレーズでした。
琵琶湖は
国定公園ですから、こういう形で守ったらどうかと提案して、御検討を願いたいです。
条例にもそういうものを盛り込んだらどうかと思います。
◎安田
自然環境保全課長 あらゆる植物、もちろん
国内種、外来種含めて
滋賀県にはたくさんの動物もそうですけれども、植物があります。その中で、今、
条例としては特に絶滅のおそれのあるものについて、これは種の保存法に基づき、国でも200種ほど指定がされていますが、それに加えて特に
滋賀県で守るべき大切な生き物については、この
指定希少野生動植物種で追加的な規制をしているものです。
まずは、しっかりとこれを県内の危機に瀕した植物に対応して指定をきちんとしていくことが一つと思います。
それから、
条例上の規制以外に、県民の皆様や、県外から来られる方々への
滋賀県の
生物多様性の状況を御理解いただくことも当然大事だと思っております。それにつきましては、先ほど少し予算のところでふれさせていただきました
希少野生動植物種の
調査監査指導員を県内で20名ほどお願いして、現場を見て回っていただいております。
まだまだ足りない部分があるかと思いますので、そういった形での
普及啓発も含めて、しっかりと考えていきたいと思います。
(3)採決
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決した。
5 議第65号
滋賀県
琵琶湖流域下水道事業の
設置等に関する
条例の一部を改正する
条例案について
(1)
当局説明 田本下水道課長
(2)質疑、
意見等 なし
(3)採決 賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した。
休憩宣告 12時02分
再開宣告 13時02分
6 議第82号 契約の締結につき議決を求めることについて(
琵琶湖流域下水道湖西浄化センター汚泥処理設備改築更新工事)
議第83号 契約の締結につき議決を求めることについて(
琵琶湖流域下水道湖西浄化センター受変電設備他
改築更新工事)
(1)
当局説明 田本下水道課長
(2)質疑、
意見等 なし
(3)採決 議第82号
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決した。
議第83号
全員一致で原案のとおり可決すべきものと決した。
7 議第87号
琵琶湖流域下水道湖南中部処理区の管理に要する経費について
関係市町が負担すべき金額を定めることにつき議決を求めることについて
議第88号
琵琶湖流域下水道湖西処理区の管理に要する経費について関係市が負担すべき金額を定めることにつき議決を求めることについて
議第89号
琵琶湖流域下水道東北部処理区の管理に要する経費について
関係市町が負担すべき金額を定めることにつき議決を求めることについて
議第90号
琵琶湖流域下水道高島処理区の管理に要する経費について関係市が負担すべき金額を定めることにつき議決を求めることについて
(1)
当局説明 田本下水道課長
(2)質疑、
意見等
◆
海東英和 委員 全て同意いただいているということだけれども、同意しないという選択肢はあるのですか。
◎田本
下水道課長 事前に調整、協議をさせていただきますので、御
意見がある場合にはそこで協議させていただいて、できるだけ同意いただけるように調整を図ってまいります。
◆
海東英和 委員 同意しなくても、県は執行できるのですか。
◎田本
下水道課長 こちらの
負担金につきましては、法律に基づき、各市町の
意見を聞いた上で県議会で議決を得ることになっております。基本的に各市町に同意をいただいた上で、議会にお諮りするのが通常の流れかと考えております。
○
杉本敏隆 副
委員長 消費税ですけれども、これは
特別会計が入ってきて、この
消費税を国へ納める必要はないのですよね。
◎田本
下水道課長 この
下水道の
使用料等、今回いただきますこの
負担金につきましても
税込みで、
消費税がかかった額で頂戴をしているので、最終的には市民の皆様や、各市町に御負担いただくことになりますけれども、基本的には
税込みで全て計上して国にも納める形です。
○
杉本敏隆 副
委員長 消費税として国に納めるわけですか。
(2)論点
ホームページの
掲載内容の詳細については、
委員長に一任された。
18
一般所管事項について
○
杉本敏隆 副
委員長 1点だけお願いします。
一般質問でも以前取り上げたのですけれども、
建設残土の問題で、一つは長浜市
鳥羽上町の山の中での
建設残土の崩落について、その後どのように対応されたのかお伺いします。
もう一つは、最近三重県でオリンピックの
施設整備で出てきた残土をかなり山に積まれたことが問題になって、三重県では
条例制定の動きがあるのですけれども、法律の整備が
滋賀県でも必要だと思いますが、御
意見をお聞かせください。
◎青山
循環社会推進課廃棄物対策室長 長浜市
鳥羽上町の
残土崩落についてのその後の対応ですけれども、昨年7月7日に
環境事務所職員および
循環社会推進課職員が
現地確認を実施しております。
その結果、
コンクリートがらの混入は少量であることから、廃棄物処理法により撤去の命令を行うのは困難な状況であると考えられました。このため、8月16日に
環境事務所職員が公社から事情を聞くとともに現地の整地、整形等を行う際には
コンクリートがらを分別して適正に処理することを指導しているところです。
また、残土
条例の関係ですけれども、残土
条例につきましては地理的な条件、あるいは土地利用上の条件などが地域によって大きな差異が生じているために必要とされる市町において、それぞれ
条例等に対応されることが望ましく、現時点において県の
条例は必要ないという考えに変わりはありません。
一方、今
委員から御指摘がありましたように、
建設残土の問題が全国各地で起こっていること、さらには県境を超えた残土の移動も問題になっていること、あるいは
条例を制定しても罰則上限が法律より弱いこともありまして、残土を規制するためには法整備が有効であると考えられます。
このため、県といたしましても建設発生土の適正処理に関する法律制定に向けた都道府県のネットワークに参加して、情報収集に努めているところです。
◆
佐野高典 委員 冒頭、部長から謝罪の言葉があったわけですが、今回、子メーターのいろいろな問題の不祥事や、あるいは昨年、湖南中部の
処理場で配管が老朽化によって崩落して、
琵琶湖へ流れたことがありました。
こういうことを見ていくと、それぞれの原因は老朽化であったり、いろいろなことが絡んでいるのですが、どうも
下水道事業等についてもたるみがあるのではないかと言わざるを得ないようなことがあります。簡単な原因ではありますが、それが気づけなかったことでいろいろな事故が発生しました。その辺をやはり十分に気をつけてやっていただかないと、行政はいろいろな面から指導する立場にあるのだから、指導する立場がそんな不祥事を起こしているようなことでは話になりません。県民の信頼が得られないと思いますので、この辺はしっかりともう一遍気合いを入れて物事に当たっていただくことが必要であろうと思います。もう答えは要りません。
19 食品ロスの削減に向けた更なる取組を求める
意見書(案)について
(1)質疑、
意見等 なし
(2)
意見書(案)の取り扱いについて
案文配布の文書のとおりとし、
委員会として提出することに決定された。また、字句等の整理については、
委員長に一任された。
20
委員長報告について
委員長に一任された。
閉会宣告 14時35分
県政記者傍聴:毎日
一般傍聴 :なし...