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  1. 滋賀県議会 2018-03-09
    平成30年 3月 9日予算特別委員会文教・警察分科会−03月09日-01号


    取得元: 滋賀県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-14
    平成30年 3月 9日予算特別委員会文教警察分科会−03月09日-01号平成30年 3月 9日予算特別委員会文教警察分科会           予算特別委員会 文教警察分科会調査報告書                                開会 9時59分 1 開催日時      平成30年3月9日(金)                                閉会 10時48分 2 開催場所      第五委員会室 3 出席した委員    高木分科会長加藤分科会長             冨波委員有村委員富田委員野田委員成田委員、             今江委員 4 出席した説明員   鎌田本部長および関係職員 5 事務局職員     是永主査今井主任主事 6 会議に付した事件  別紙次第書のとおり
    7 配付した参考資料  別紙のとおり 8 議事経過概要   別紙のとおり                  議事経過概要 開会宣告  9時59分 《警察本部所管分》 1 議第1号 平成30年度滋賀県一般会計予算のうち警察本部所管部分について (1)当局説明  鎌田警察本部長田中会計課長 (2)質疑、意見等成田政隆 委員  予算特別委員会でもありましたけれども、180ページの県民特殊詐欺から守る安全安心コール事業について、ICTを使ってオートコールされるということで、先ほど銀行タクシー会社等と言っておられたのですが、コンビニに対してはどうされているのでしょうか。結構コンビニから振り込みをされたり、カードを買うことがあると思うのですけれども、そういった対策対応はどうなのでしょうか。あわせて集中架電システムですが、特殊詐欺電話がかかってきたら通報してきてくださいという周知は、どこまでできているのでしょうか。ほかの方の被害を防ぐためにもあなたの力が必要ですという形で周知することによって、かかってきた電話番号集中架電システムを使う取り組みを進めると、さらに効果が上がっていくと思いますが、そういった部分での取り組みがどうなっているのか、2点お伺いしたいと思います。  あわせて、182ページの「おうみ通学路交通アドバイザー事業です。アドバイザー皆さんに御活躍いただいていることに感謝しているのですが、アドバイザーからいただいた問題箇所等のフィードバックとして、例えばガードレールに問題がある場合は道路課との連携になると思うのですけれども、そういった問題箇所対応として、現状、的確に更新等がされているのか、そのあたりをお伺いしたいと思います。 ◎福島 生活安全部主席参事官  1点目のコンビニエンスストアへの通報ですが、こちらは現在、コンビニ協会が県下にありますので、そちらに依頼して協力を願っているところです。また、限定した地域で発生すれば、直ちに連絡して協力いただく形をとっております。  それと、2点目の県民の方に特殊詐欺予兆電話がかかったときに、通報をお願いすることについてですが、これは常時、情報発信や広報、いろいろな啓発等で、そういうことがあれば警察情報を寄せてくださいとやっておりますので、これからも漏れのない情報発信や依頼、協力をお願いしていくところです。 ◎倉田 交通部主席参事官  「おうみ通学路交通アドバイザー事業関係におけるいろいろな課題や問題ですが、それにつきましては、会議等でいろいろな問題箇所についての情報提供をいただいております。このアドバイザーは、教育委員会土木交通部警察本部の三つで委嘱している形になっておりますので、その辺につきましては、そうした会議等で反映させてもらって、各道路管理者にいろいろな安全対策等をお願いしているところです。 ◆成田政隆 委員  コンビニでの被害も大分大きく、店舗もすごくたくさんあると思うのですが、店員もアルバイトなどいろいろな方がおられるので、そういった部分でしっかり周知されるようにやっていただきたいと思います。ぜひともオートコール電話だけでなく、今後メールなど、ICTの活用もあれば、アルバイトの方も見て判断できると思いますので、さらに研究を深めていただきたいです。よろしくお願いします。  また、特殊詐欺予兆電話がかかってきた後に通報することについて、結局、何か変な電話がかかってきたと雑談で終わっているケースも多々あると思います。それが実際に、ほかの方の被害を防ぐためにすごく役立つということも、しっかり広報していただいて、こういうシステムが新たに導入されたこともあわせて周知することによって、さらに認識が深まり、抑止力が高まっていくと思いますので、引き続き取り組みを進めていただきますよう、よろしくお願いいたします。  あと、アドバイザーですが、いろいろと予算兼ね合いもあって、問題箇所を言っても通らないケースが多々あると言っておられました。せっかくおうみ通学路交通アドバイザーとして、子供たちのために頑張っていただいていますので、そういった意見ができるだけ反映されるようにバックアップしていただくことによって、さらにアドバイザーの方々も頑張って引き続き取り組んでいただけると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◆今江政彦 委員  180ページの犯罪の起きにくい社会づくり推進事業に関連して、例えば近江八幡ですと、いろいろと人員の関係もあって駅の南口交番設置が難しいため、マモーリくんという民間のボランティアの防犯見守り隊の拠点として詰めてもらっています。それは南口抑止活動に役立っていると思うのですが、駐在所交番だけではなかなか防犯活動が十分ではないと思います。例えば、事業所、店に子供110番のコーンを立てるなど、いろいろなことをやっておられると思うのですが、交番だけではカバーできない部分として、そうしたボランティア活動を支援する予定が今後何かあるのかどうか、今の時点での考えで結構ですので、教えていただけますでしょうか。 ◎福島 生活安全部主席参事官  今、委員から出ましたマモーリくんですが、あれはたしか私が生活安全企画課の補佐をしているときに、ボランティアの集まる場所がないということで、街の常夜灯という計画を立てまして、当時の第1号として近江八幡と長浜に設置しました。その後、大津と東近江につくっているのですが、なかなか経済的に維持していくのが難しい面もあります。そのボランティアとの情報共有については、防犯アドバイザーが3名おりますので、この方たちを割り振りして、週に何回か常夜灯に出向いて、そこで地元ボランティア情報交換をしたり、犯罪抑止について気をつけていただく指導を現在、やっているところです。  結構評判がいい施策ですので、今後広げていけるのであれば広げていきたいのですけれども、何しろやはり地元との兼ね合いがありますので、現在は現状で推移しているところです。 ◆今江政彦 委員  おっしゃるとおり市町協力もあると思いますし、子ども110番のシール1枚で、随分安心感が出てくると思います。県内で活発に活動しておられるグループが、例えば自治会館コミュニティセンター拠点にされるのでしたら、そこに看板を一つ上げるなど、何か地域でやっていることが見えるといいと思います。提案ということで、また今後検討いただきたいと思います。 ◆冨波義明 委員  先ほどもありました特殊詐欺から県民を守ること、あるいは高齢者の振り込め詐欺の件ですけれども、対策強化もあって一定改善傾向があったり、減少傾向があると思っていました。これが思った数字と随分違いましたので、私もびっくりしているのですけれども、改めまして一昨年と昨年の被害金額をお示しいただきたいのと、65歳以上の高齢者が占める割合をお尋ねさせていただきたいと思います。 ◎福島 生活安全部主席参事官  平成28年と平成29年の関係です。昨年の平成29年は、件数が161件で、前年比プラス20件です。被害金額につきましては4億9,500万円で、前年対比でプラス2億4,800万円でした。65歳以上を対象にした高齢者被害ですが、81件で、全体の約50%です。また、高齢者被害金額につきましても約3億6,100万円で、全体の約73%という数字です。 ◆冨波義明 委員  すごい金額でふえています。私も以前、金融機関対応に少しばらつきがあり、例えば郵便局銀行では、同じ金額をおろしたときでも対応が違うという話をさせていただきました。個人情報の問題もあり、その辺も改善が必要と思っていたのですけれども、もうそのようなことを言っていられない状況です。郵便局ではその使途を随分しつこく聞かれ、銀行へ行ったらそのままおろせたといって、引き出した方は、自分はそんなに年寄りかと言って憤慨しているという話をさせてもらったことがあるのですけれども、これだけ強化していただいても、前年度に比べて何億円という単位でふえているのは、危機状態です。先ほどコンビニの話も出ていましたように、窓口マニュアル化というのでしょうか、絶対ここまでは一声かけてくださいという対応も必要ではないかなと思います。大きな数字がテレビのコマーシャルでも出てびっくりしていますので、強化というよりも、対応一定にして、県民金融機関一丸となってやる体制づくりをぜひお願いしたいと思います。 ○加藤誠一 副分科会長  信号機ですけれども、前から聞いておりますように、交通量が多くて信号機設置されたところにバイパスができるなど、いろいろな状況交通量が減り、かえって赤信号で長い時間待つことが、逆に交通的な課題がある場合、信号機移設する方針があると聞いています。それは理解しますのでいいと思うのですけれども、平成30年度に移設される予定があるのかどうか、確認します。 ◎長 交通規制課長  移設につきましても、皆さん御存じのように、信号機設置の指針がありますので、この基準に照らしまして、要望箇所などを調査した上で、真に必要性のあるところを見出して、設置していきたいと考えております。撤去等もあわせてやっていきますので、これからその辺について十分検討してやっていきたいと考えております。 ○加藤誠一 副分科会長  意見だけです。基準に基づいてやるということですけれども、要は、いつもあった信号機が急になくなって、逆に戸惑う可能性もありますので、周辺の方に十分な周知をお願いします。それから、これも警察だけの話ではないと思いますけれども、地元交通安全協会市町交通窓口と連携していただきまして、できるだけ早くから、信号機移設を告知していただき、その上で撤去して、あわせていろいろと状況が変わりますから、例えば交差点の場合ですと、どちらかを例えば一旦停止など別の規制が必要になってくるなど、そういったことも含めまして、移設する場合は、総合的に十分な御理解をいただきながらやっていただくようお願いしておきたいと思います。  それからもう一つは、同じ交通関係ですが、この間、人事異動の内示がありまして、あおり運転対策強化をするという話が出ていました。組織と予算は非常に関連するわけですから、今回のこの平成30年度当初予算で交通安全を見ていますと、高齢者対策、それからおうみ通学路アドバイザー信号機など、守る側の予算は結構あるのですけれども、あおり運転は非常にこれからいろいろな事故につながると思います。検挙という視点で捉えておられると思いますが、犯罪をできるだけ抑止するという視点からの予算措置が必要になってきた場合、平成30年度に向けまして、補正予算等でしっかりと対応いただくことも意見としてお願いしておきたいと思います。何かコメントがありましたらお願いします。 ◎川田 交通指導課長  問題となっております交通トラブルにおけるあおり運転などによる交通事故の認知については、現在はありません。特にあおり運転の場合、道路交通法車間距離の不保持という違反に該当して、去年1年間の検挙につきましては、114件の検挙をしているところであります。  また先日の3月1日には、高速道路ヘリコプターを活用して、あおり運転車間距離の不保持取り締まり強化しているところです。今後、こうした交通事故に直結する悪質な違反については、取り締まり強化も図っていきたいと考えております。 ○加藤誠一 副分科会長  ヘリコプターを使った上空からの監視など、いろいろな対策があるようですけれども、そうした関連の予算が必要であれば、ぜひなくしていきたいという立場から、しっかり対応いただきたいと思います。 ◆冨波義明 委員  先般の県議会で、木沢議員横断歩道マナーの問題を含めておっしゃっていました。信号機の問題が今出ていますけれども、あのゼブラゾーン警察予算白線を引かれるのでしょうか。 ◎長 交通規制課長  ゼブラゾーンとおっしゃるのは、横断歩道のことだと思うのですけれども、横断歩道につきましては、警察予算でつけさせていただいております。 ◆冨波義明 委員  実は木沢議員の話や、外国の方が来られた機会に聞きましたら、やはり日本外国では違うということです。外国横断歩道が最優先で、そこが日本とは違うという話を聞いたことがありましたので、きのう野洲市内を調査しに回ったのです。そうすると木沢議員が指摘された、消えかかっているどころではなく、消えているところも随分たくさんあったのです。しかも、非常に危ないところの横断歩道が8割、9割消えているところもありまして、歩行者マナーを十分守るためにも、やはり横断歩道白線は、きちんと整備していかなければならないということを、きのうつくづく思いました。これも要望だけですけれども、ぜひその辺も充実していただきますように、お願いしておきたいと思います。 閉会宣告  10時48分  県政記者傍聴:京都  一般傍聴  :1人...