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  1. 滋賀県議会 2018-03-09
    平成30年 3月 9日厚生・産業常任委員会−03月09日-01号


    取得元: 滋賀県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-14
    平成30年 3月 9日厚生産業常任委員会−03月09日-01号平成30年 3月 9日厚生産業常任委員会               厚生産業常任委員会 会議要録                                開会 12時56分 1 開催日時      平成30年3月9日(金)                                閉会 14時33分 2 開催場所      第四委員会室 3 出席した委員    駒井委員長、村島副委員長             藤井委員山本(正)委員山本(進)委員生田委員、             佐野委員柴田委員(欠席:粉川委員) 4 出席した説明員   藤本健康医療福祉部長笹田病院事業庁長および関係職員 5 事務局職員     鈎主査大谷主幹 6 会議に付した事件  別紙次第書のとおり
    7 配付した参考資料  別紙のとおり 8 議事経過概要   別紙のとおり                  議事経過概要 開会宣告 12時56分 《健康医療福祉部所管分》 1 議第53号 平成29年度滋賀一般会計補正予算(第9号)のうち健康医療福祉部所管部分について (1)当局説明  山元健康医療福祉部次長 (2)質疑意見等  なし (3)採決  全員一致原案のとおり可決すべきものと決した。 2 議第21号 旅館業法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例整備に関する条例案について (1)当局説明  古田生活衛生課長 (2)質疑意見等  なし (3)採決  全員一致原案のとおり可決すべきものと決した。 3 議第28号 滋賀国民健康保険広域化等支援基金条例の一部を改正する条例案について (1)当局説明  正木医療保険課長 (2)質疑意見等藤井三恵子 委員  平成34年度末までに、この2兆5,600万円の貸付残高が解消されて廃止ということですけれども、そもそも国保会計を都道府県化していくことについては、今後の運営も含めて問題があるということで、反対させていただきたいと思います。 (3)採決  賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した。 4 議第29号 滋賀後期高齢者医療財政安定化基金条例の一部を改正する条例案について (1)当局説明  正木医療保険課長 (2)質疑意見等  なし (3)採決  全員一致原案のとおり可決すべきものと決した。 5 議第32号 滋賀子育て支援対策臨時特例基金条例の一部を改正する条例案について (1)当局説明  大岡子ども青少年局局長 (2)質疑意見等  なし (3)採決  全員一致原案のとおり可決すべきものと決した。 6 議第33号 滋賀国民健康保険財政安定化基金条例の一部を改正する条例案について (1)当局説明  正木医療保険課長 (2)質疑意見等佐野高典 委員  今、市町財政安定化基金を持っていますね。県が一本化してやっていこうとする中で、具体的にどんな場合に市町財政安定化基金を使うのですか。県の財政安定化基金貸し付けは、どういうものを想定しているのですか。 ◎正木 医療保険課長  基本的には、市町の持っておられる基金と県の持っておられる基金が併存する形にはなるのですが、県に貸し付けを申し込みされるか、市町自分のところの基金を使われるかは、市町が自由に判断できます。市町では全く自分のところに基金がないところもあります。そういった場合、保険料の予定されていた収納が例えば10億円の予定が9億円になった場合に、基金がなければ県に1億円、貸し付けを申し込みされることとなりますし、仮に基金5,000万円を持っておられたら、市町の5,000万円の基金を使って、なお足りない5,000万円は県に貸し付けを申し込まれることになろうかと思います。 ◆佐野高典 委員  この3月31日まで、市町がやってきたわけです。そうしたら、財政安定化基金というのは、これから県が一本化してやっていくことになってきます。持っていない市町については貸し付けをしたらいいけれど、そうしたら市町財政安定化基金は、窓口が変わってくるのだから、もう今後は必要ないのではないですか。その辺がちょっとわからないのだけれど。県に一本化するということは、市町安定化基金は、どう処理されるのですか。 ◎正木 医療保険課長  おっしゃるとおり、キャッシュフローについては県が面倒をみる形になりますので、市町は今までのようなキャッシュフローの心配がなくなります。ということは、市町が持っておられる基金必要性は、相当程度低くなります。ただ、市町によっては、年度間調整といいますか、保険料の上昇を毎年のように上げたり下げたりするのはちょっと難しい場合や、繰越金等をためておかれたり、あるいは基金を使って、なるべくなだらかな変化をさせようとする場合は、こういった基金を一部残して、使われることも想定されるかと思っております。 ◆藤井三恵子 委員  そのように、県に納めなくてはいけない、何か事が起こったときに困るということで、ちょっと余剰金を残さないといけないとなって、保険料がどんどん上がっていくわけです。先ほども言いましたけれども、保険料が上がると払えない方がふえてくるという悪循環が起こることになります。結局、市町窓口なわけですから、先ほど裁量を尊重するとおっしゃったけれども、やっぱりこれまで市町独自でされていたサービスにお金を使うことができないという意見市町から出ているので、問題だと思っています。  もう一つの問題としては、納付率を上げていかないといけないので、徴収事務が強化されるのではないかと言われています。県もまた指導されると思うのですが、19市町が横一線で競争するようなことがあってはいけないので、その点については、十分加味する必要があるのではないかと思っています。 (3)採決  賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した。 7 議第37号 滋賀社会福祉法に基づく軽費老人ホーム設備の規模および構造ならびに運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する等の条例案について (1)当局説明  岡野医療福祉推進課長 (2)質疑意見等藤井三恵子 委員  今、御説明があった福祉用具貸与価格上限設定ですけれども、10月1日からということですが、全国平均貸与額等標準の値を上限として1年に一度見直すと聞いています。この上位16%は保険給付対象から外れる見込みですけれども、もうその計画でいっているのでしょうか。 ◎岡野 医療福祉推進課長  こちらは、あくまでも枠組みです。実際に価格設定されて、標準偏差などを定めまして、そこが上限になるということは、別途、国が定められると思います。滋賀県内実態を見てみますと、福祉用具もさまざまありまして、ハード系のものは滋賀県内価格は若干、他県よりも高くなっている実態があります。平均価格が出されましたら、また変わってこようかと思います。 ◆藤井三恵子 委員  今言いましたように、保険料にもこれがかかってくることで、受けたくても受けられない。今までも改修とか、介護についてもいろいろ設定があって、事業費につながっていくのですけれども、福祉用具は多岐にわたっていることから、給付抑制につながるのではないかと、問題になっているところがありますので、今、全国平均からすれば滋賀は低いとおっしゃいましたが、その点で問題があることを意見として言わせていただいて、反対したいと思います。 (3)採決  賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した。 8 議第38号 滋賀児童福祉法に基づく指定通所支援事業従業者ならびに設備および運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例案について (1)当局説明  丸山障害福祉課長 (2)質疑意見等藤井三恵子 委員  規制が緩和される部分もあるということで、障害児の方を老後の施設介護をされる方も一緒に見ていくとか、最後にありましたように、看護師看護職員ということで、准看護師といった幅広い方を対象にして改めるということです。けれども、現場の御意見を聞いていると、基準が緩和されることで質も落ちるのではないかといったいろいろな御意見も出ていますので、一定、監査などもされるとは思うのですが、この地域包括ケアシステムが構築する共生型サービスの創設で基準緩和されることは問題があると聞いておりますので、指摘をさせていただきまして、反対をさせていただきます。 (3)採決  賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した。 9 議第39号 滋賀青少年健全育成に関する条例の一部を改正する条例案について (1)当局説明  大岡子ども青少年局局長 (2)質疑意見等  なし (3)採決  全員一致原案のとおり可決すべきものと決した。 10 請願第1号 介護福祉士養成教育に対する支援を求める意見書提出について (1)質疑意見等佐野高典 委員  この問題については、介護福祉士事業振興補助金基金積み増し等もされていますが、まだいろいろな問題があって、常にこの世界は人材不足であるのは否めない事実です。ここに充足率も45.7%と書いているように、大変低い状況で、年々こういった傾向が続いていますので、キ以下9項目について、いろいろと要請が出ているのは、もっともであろうと思いますので、ぜひとも皆さん方の御賛同をいただくように、よろしくお願いいたします。 ◆柴田智恵美 委員  いつも私が気になるのは、「障害を持つ」という表現です。障害は「ある」ということです。障害者の方から、自分たちは好きで持っているのではないということを、20年ほど前にお聞きして、私はそうだなと思いました。自分たち障害があるのだとすごく言われまして、それ以降、私は「障害を持つ」という言葉表現には、すごく敏感になっているのです。そういうことも含めると、障害がある方かなと思いましたので、この文書には反対はしないのですけれども、そういう表現もちょっと配慮できたらいいなと思いました。 (2)採決  全員一致で採択すべきものと決した。 11 介護福祉士養成教育に対する支援等を求める意見書(案)について (1)質疑意見等  なし (2)意見書(案)の取り扱いについて    案文配布文書のとおりとし、委員会として提出することに決定された。  また、字句等整理については、委員長に一任された。 12 請願第2号 新たな生活保護費の削減を実行しないことを求める意見書提出について (1)質疑意見等藤井三恵子 委員  生活保護基準が下げられることについて、大変お困りになっていらっしゃる方々がいます。それのみではなく、さらにいろいろな指標につながっており、県民の皆さんにも多大な影響が出ることから請願をされておりますので、その趣旨をくんでいただきまして、御賛同いただきたいと思います。 (2)採決  賛成少数で不採択とすべきものと決した。 13 陳情第3号 さらなるユニバーサルデザイン取組推進について   委員長から執行部に対して、願意を検討の上、妥当なものは施策に反映されるよう要望された。
    14 「滋賀保健医療計画(案)」について (1)当局説明  嶋村医療政策課長 (2)質疑意見等  なし 15 「滋賀医療費適正化計画(案)」について (1)当局説明  嶋村医療政策課長 (2)質疑意見等  なし 16 「滋賀がん対策推進計画(第3期)(案)」について (1)当局説明  高野健康医療福祉部次長 (2)質疑意見等  なし 17 「健康いきいき21−健康しが推進プラン−(第2次)(案)」について (1)当局説明  高野健康医療福祉部次長 (2)質疑意見等  なし 18 「滋賀食育推進計画(第3次)(案)」について (1)当局説明  高野健康医療福祉部次長 (2)質疑意見等  なし 19 「滋賀歯科保健計画−歯つらつしが21−(第5次)(案)」について (1)当局説明  高野健康医療福祉部次長 (2)質疑意見等  なし 20 「レイカディア滋賀高齢者福祉プラン(案)」について (1)当局説明  岡野医療福祉推進課長 (2)質疑意見等  なし 21 「滋賀障害者プラン改定版】(案)」について (1)当局説明  丸山障害福祉課長 (2)質疑意見等  なし 22 「滋賀自殺対策計画(案)」について (1)当局説明  丸山障害福祉課長 (2)質疑意見等  なし 23 「滋賀アルコール健康障害対策推進計画(案)」について (1)当局説明  丸山障害福祉課長 (2)質疑意見等  なし 24 「(仮称)滋賀介護保険法に基づく介護医療院施設従業員ならびに設備および運営に関する基準を定める条例要綱案」に対して提出された意見・情報とそれらに対する滋賀県の考え方について (1)当局説明  岡野医療福祉推進課長 (2)質疑意見等  なし 25 「滋賀県立近江学園整備基本計画(案)」について (1)当局説明  丸山障害福祉課長 (2)質疑意見等  なし 26 障害者差別解消法実効性の補完などを盛り込んだ共生社会づくりを目指すための条例検討状況について (1)当局説明  丸山障害福祉課長 (2)質疑意見等  なし 27 委員会重点審議事項にかかる論点整理について (1)質疑意見等  なし (2)論点   ホームページ掲載内容の詳細については、委員長に一任された。 28 一般所管事項について ◆柴田智恵美 委員  先ほど青少年健全育成に関する条例の一部の改正が提案されて、皆さん賛成を得たのですが、先日も会派を超えて女性議員で知事にお願いをさせていただいたのですけれども、今、全国的に自画撮りの被害がとても多く発生していまして、だまされたり、脅かされたりして、児童自分の裸を撮影させられた上、メール等で送られるような被害が多発しています。できれば、滋賀県の青少年健全育成に関する条例において、児童ポルノ自画撮り勧誘行為禁止等の規定を設けられることが一番いいと思うのですが、関西では兵庫県、また東京都においては、こういった被害の防止のために条例が設けられています。そういったことで、若者が一生重い傷を負って生きていくことのないように、できれば滋賀県においても、子供を児童ポルノ、自画撮り被害から守るための対応について、今後、当局調査等をしていただいて、早急なる対応を模索していただきたいと意見したいと思いますので、よろしくお願いします。 《病院事業庁所管分》 29 滋賀県立小児保健医療センター基本計画最終案)について (1)当局説明  八里経営管理課長 (2)質疑意見等生田邦夫 委員  県立病院存在意義は、県の医療行政の中における責任の果たし方だと思います。現在の小児保健医療センターのその枠を維持することを目的にして、将来計画があるべきではありません。現在の小児保健医療センター現状のまま維持することを目的にして、次の計画がなされるべきではないです。当たり前だと思います。  現状守備範囲を優先して、次の計画を立てておられることに対しては、非常に不満が私はあります。特に、難治性疾患について、この情勢分析の中においても、流入とか流出とかいう言葉を使っておられます。流入という言葉は、それなりに、ほかの地域よりは手厚いから、ここに流入している。流出は、ここにおいて本来果たさなくてはならない医療行政責任を果たしてないがゆえに、ほかの地域に出ていっている。難治性、あるいは療育といった部分においては、確かに手厚いと思います。しかしながら、小児救急について、不足というか、不備があると思います。そこに対して滋賀県全体の行政医療がどう果たすかという視点がやっぱりないです。だから、流入流出が自慢であると言っておられますが、それは自分たちが役割を果たしていないことの明らかな証拠だと思っています。  同じような形で、この難治性慢性疾患をやっておられる医療機関が、滋賀県においてあるでしょう。だから、今の小児保健医療センターを維持するということではなく、ほかの医療機関、あるいはほかの福祉機関もあわせてどうするかという将来計画をもって、これをつくらなければならないです。同じようなことをしておられる人がいるではないですか。養護学校が幾つありますか。医療ケアを必要とする人たちがおられて、それを支える医療機関は、小児保健医療センターだけではないです。  もう一つ言うならば、ついこの間、成人病センターの新病棟がオープンして、次に小児保健医療センター、しかも同じ敷地に建てるのです。ばらばらの計画で、次から次へと。  それに、先ほど言いましたけれども、小児保健医療センターの値打ちは療育部です。療育部守山養護学校枠取りをしておられて、ここの計画は後で出しますとおっしゃるけれど、ここがあるからこそ、小児保健医療センター存在意義があるわけでしょう。その部分を切り離して、何を考えておられるのですか。あなたたちのやっていることはよくわかりません。意見だけ言っておきます。 30 委員会重点審議事項にかかる論点整理について (1)質疑意見等  なし (2)論点   ホームページ掲載内容の詳細については、委員長に一任された。 31 一般所管事項について   なし 閉会宣告  14時33分  県政記者傍聴:なし  一般傍聴  :2人...