滋賀県議会 2006-04-26
平成18年 4月臨時会(第11号)−04月26日-01号
第12
議員派遣の件
───────────────────────────────
本日の
会議に付した事件
第1
日程第1の件
第2
日程第2の件
第3
日程第3の件
第4
日程第4の件
第5
日程第5の件
第6
削除
第7
日程第7の件
第8
日程第8の件
第9
日程第9の件
第10
日程第10の件
第11
日程第11の件
第12
日程第12の件
───────────────────────────────
会議に出席した
議員(42名)
1番 福 本 庄 三 郎 君 2番 若 山 秀 士 君
3番 上 田 昌 之 君 4番 蔦 田 恵 子 さん
5番 小 寺 裕 雄 君 6番 山 田 和 廣 君
7番 山 田 尚 夫 君 8番 辻 貢 君
9番 小 杉 武 志 君 11番 西 川 勝 彦 君
12番 岡 崎 基 子 さん 13番 大 井 豊 君
14番 河 部 哲 幸 君 15番 谷 康 彦 君
16番 森 茂 樹 君 17番 桐 山 ヒ サ 子 さん
18番 中 沢 啓 子 さん 19番 徳 永 久 志 君
21番 北 野 加 代 子 さん 22番 出 原 逸 三 君
23番 青 木 愛 子 さん 24番 佐 野 高 典 君
25番 三 宅 忠 義 君 26番 上 田 彰 君
27番 家 森 茂 樹 君 28番 清 水 克 実 君
29番 吉 田 清 一 君 30番 杼 木 捨 蔵 君
31番 辻 村 克 君 32番 赤 堀 義 次 君
33番 冨 士 谷 英 正 君 34番 世 古 正 君
35番 三 浦 治 雄 君 36番 中 村 善 一 郎 君
37番 黒 田 昭 信 君 38番 上 野 幸 夫 君
39番 橋 本 正 君 40番 滝 一 郎 君
43番 黒 川 治 君 46番 梅 村 正 君
47番 朝 倉 克 己 君 48番 沢 田 享 子 さん
───────────────────────────────
会議に欠席した
議員(1名)
10番 太 田 正 明 君
───────────────────────────────
会議に出席した
説明員
知事 國 松 善 次 君
教育委員会委員長 高 橋 啓 子 さん
選挙管理委員会委員長 伊 藤 正 明 君
人事委員会委員長 市 木 重 夫 君
公安委員会委員長代理 吉 川 治 甫 君
代表監査委員 中 森 武 君
副
知事 廣 田 義 治 君
副
知事 安 藤 よ し 子 さん
出納長 池 口 博 信 君
政策調整部長 近 藤 月 彦 君
総務部長 澤 田 史 朗 君
県民文化生活部長 中 村 順 一 君
琵琶湖環境部長 伊 藤 潔 君
健康福祉部長 谷 口 日 出 夫 君
商工観光労働部長 河 本 光 明 君
農政水産部長 橋 本 俊 和 君
土木交通部長 河 崎 和 明 君
企業庁長 太 田 剛 君
病院事業庁長 川 尻 嘉 徳 君
教育長 斎 藤 俊 信 君
警察本部長 永 野 賢 治 君
───────────────────────────────
議場に出席した
事務局職員
事務局長 金 森 保 明
議事調査課長 吉 田 哲 也
議事調査課課長補佐 西 島 義 昌
───────────────────────────────
午前10時44分 開会
○
議長(
冨士谷英正君) これより
平成18年4月
滋賀県議会臨時会を開会いたします。
────────────────
○
議長(
冨士谷英正君) 直ちに本日の
会議を開きます。
────────────────
△
諸般の
報告
○
議長(
冨士谷英正君)
日程に入るに先立ち、
諸般の
報告をいたします。
監査委員朝倉克己君、
家森茂樹君から
知事に
辞任願が提出されましたので、御
報告いたします。
次に、
地方自治法の
規定に基づき、
監査結果
報告書、
出納検査報告書および
専決処分報告書がそれぞれ提出されましたので、別途送付またはお
手元に配付いたしておきました。
次に、本
臨時会の
説明員として、お
手元に配付いたしておきました文書のとおり、あらかじめ出席を求めておきましたので、御了承願います。
なお、
公安委員会委員長吉田修君が
都合により本日の
会議に出席できませんので、代理として同
委員吉川治甫君が出席されておりますので、御了承願います。
────────────────
○
議長(
冨士谷英正君) これより
日程に入ります。
────────────────
△
会議録署名議員の
指名
○
議長(
冨士谷英正君)
日程第1、
会議録署名議員の
指名を行います。
今期臨時会の
会議録署名議員には、
22番 出 原 逸 三 君
25番 三 宅 忠 義 君
を
指名いたします。
────────────────
△
会期の
決定
○
議長(
冨士谷英正君)
日程第2、
会期決定の件を
議題といたします。
お諮りいたします。
今期臨時会の
会期は、本日1日といたしたいと思いますが、これに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」)
御
異議なしと認めます。よって
会期は本日1日と
決定いたしました。
────────────────
△
特別委員会委員の
辞任
○
議長(
冨士谷英正君)
日程第3、
特別委員会委員の
辞任の件を
議題といたします。
32番 赤 堀 義 次 42票
以上のとおりであります。この
選挙の
法定得票数は11票であります。よって32番
赤堀義次が
議長に当選いたしました。(
拍手)
○
議長(
赤堀義次君) 高席から失礼を申し上げます。
議長就任に当たりまして、
一言ご
あいさつを申し述べたいと存じます。
ただいまは、
皆様方の御
推挙をいただき、栄誉ある
滋賀県議会第86代の
議長の
要職に
就任をさせていただくことになります。まことに身に余る光栄であり、心より感謝を申し上げる次第であります。
責任の重大さを痛感し、身の引き締まる思いでございます。この上は、
議員各位の格別の御
支援と御指導を賜りまして、
県民の負託にこたえるべく、全身全霊を傾けて努力いたす
所存であります。どうぞよろしく
お願い申し上げます。
さて、まさに、国と
地方との
関係は、
三位一体改革の
具体化や
市町村合併の進展により、確実に変化をしつつあり、本県の行政もさらなる
改革を求められているところでもあります。こうした中、
議会も
機能強化を図りながら、
二元代表制のもとに、
執行機関に対する
チェック機能を一段と発揮するとともに、
政策立案能力を高めるなど、さらなる
議会改革を進めることが求められております。
このような重要な時期に、伝統ある
滋賀県議会議長の
重責を担うこととなり、改めてその
責任の重大さを痛感いたしております。
議長の
要職をお引き受けいたしました以上は、
議会の円滑なる
運営と
県民福祉の向上のために専心努力いたす
所存でございます。
なお、最後になりましたが、昨年4月
臨時会におきまして、
皆様方の御
推挙によりまして副
議長に
就任させていただきました。本日まで、その
重責を無事果たし得ましたことは、ひとえに
皆様方の温かい御
支援と御
協力のたまものと、厚くお礼を申し上げ、
就任に当たりましてのご
あいさつにさせていただきます。ありがとうございました。(
拍手)
────────────────
△
議事日程の
削除
○
議長(
赤堀義次君) ただいまの
議長選挙により、私が
議長に
就任いたしましたので、副
議長が欠員となりました。
よって、
日程第6の副
議長辞職の件は、
議事日程より
削除いたします。
────────────────
△副
議長の
選挙
○
議長(
赤堀義次君)
日程第7、これより副
議長の
選挙を行います。
選挙は
投票により行います。
議場を
閉鎖いたします。
〔
議場閉鎖〕
ただいまの
出席議員数は42名であります。
投票用紙を配付いたします。
念のため申し上げます。
投票は
単記無記名であります。
〔
投票用紙配付〕
投票用紙の
配付漏れはありませんか。
(「
なし」)
配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
〔
投票箱点検〕
異状なしと認めます。
これより
投票に移ります。
職員の
点呼に応じて、順次
投票願います。
点呼いたします。
〔
氏名点呼〕
〔各員
投票〕
投票漏れはありませんか。
(「
なし」)
投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の
閉鎖を解きます。
〔
議場開鎖〕
開票を行います。
お諮りいたします。
会議規則第31条第2項の
規定により
立会人に21番
北野加代子さん、30番
杼木捨蔵君、34番
世古正君を
指名いたしたいと思いますが、これに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」)
御
異議なしと認めます。よって
立会人に21番
北野加代子さん、30番
杼木捨蔵君、34番
世古正君を
指名いたします。
立会人の
立ち会いをお願いいたします。
〔開 票〕
選挙の結果を
報告いたします。
投票総数 42票
有効投票 42票
無効投票 なし
有効投票中
31番 辻 村 克 君 30票
47番 朝 倉 克 己 君 10票
17番 桐 山 ヒサ子 さん 2票
以上のとおりであります。この
選挙の
法定得票数は11票であります。よって31番
辻村克君が副
議長に当選されました。(
拍手)
ただいま副
議長に当選されました
辻村克君が
議場におられますので、本席から
会議規則第32条第2項の
規定により告知いたします。
○副
議長(
辻村克君) (
登壇)副
議長就任に当たりまして、
一言ご
あいさつを申し上げます。
ただいま
議員各位の御
推挙をいただきまして、副
議長として、大変名誉ある職に
就任させていただきました。身に余る光栄に存じますとともに、
責任の重さを痛感しているところでございます。
何分にも微力でございますが、
赤堀議長を助け、
皆様の期待にこたえられるよう努めさせていただき、
議会の円滑な
運営と
滋賀県勢の発展のため、誠心誠意努力する
所存でございます。
今後とも
皆様方の一層の御
支援、御鞭撻を賜りますよう心から
お願い申し上げまして、甚だ簡単でございますが、
就任のご
あいさつとさせていただきます。どうぞよろしく
お願い申し上げます。ありがとうございました。(
拍手)
────────────────
△
常任委員会委員および
議会運営委員会委員の選任
○
議長(
赤堀義次君)
日程第8、
常任委員会委員および
議会運営委員会委員の選任の件を
議題といたします。
お諮りいたします。
本件については、委員会条例第5条第1項の
規定により、お
手元に配付いたしておきました
一覧表のとおり、それぞれ
指名いたしたいと思いますが、これに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」)
御
異議なしと認めます。よってそのように
決定いたしました。
──────────────────────────────
常任委員会および
議会運営委員会委員一覧表
┌───────────────┬──────────────────────────────┐
│ 委 員 会 名
│ 委 員 │
├───────────────┼──────────────────────────────┤
│ │ 小 杉 武 志 太 田 正 明 谷 康 彦 │
│総務・政策常任委員会 │ 森 茂 樹 北 野
加代子 佐 野 高 典 │
│ │ 家 森 茂 樹 赤 堀 義 次 黒 田 昭 信 │
│ │ 上 野 幸 夫 │
├───────────────┼──────────────────────────────┤
│ │ 小 寺 裕 雄 西 川 勝 彦 岡 崎 基 子 │
│生活文化・土木交通常任委員会
│ 徳 永 久 志 清 水 克 実 辻 村 克 │
│ │ 世 古 正 黒 川 治 梅 村 正 │
├───────────────┼──────────────────────────────┤
│ │ 福 本 庄三郎 山 田 和 廣 河 部 哲 幸 │
│環境・農水常任委員会
│ 桐 山 ヒサ子 青 木 愛 子 杼 木 捨 蔵 │
│ │ 三 浦 治 雄 滝 一 郎 │
├───────────────┼──────────────────────────────┤
│ │ 蔦 田 恵 子 山 田 尚 夫 中 沢 啓 子 │
│厚生・産業常任委員会 │ 出 原 逸 三 三 宅 忠 義 吉 田 清 一 │
│ │ 冨士谷 英 正 沢 田 享 子 │
├───────────────┼──────────────────────────────┤
│ │ 若 山 秀 士 上 田 昌 之 辻 貢 │
│文教警察・企業常任委員会
│ 大 井 豊 上 田 彰 中 村 善一郎 │
│ │ 橋 本 正 朝 倉 克 己 │
├───────────────┼──────────────────────────────┤
│ │ 山 田 尚 夫 西 川 勝 彦 谷 康 彦 │
│
議会運営委員会
│ 北 野
加代子 吉 田 清 一 杼 木 捨 蔵 │
│ │ 世 古 正 三 浦 治 雄 黒 川 治 │
└───────────────┴──────────────────────────────┘
──────────────────────────────
△
特別委員会委員の
補充選任
○
議長(
赤堀義次君)
日程第9、
特別委員会委員の
補充選任の件を
議題といたします。
本件については、委員会条例第5条第1項の
規定により、お
手元に配付いたしておきました
一覧表のとおり、留任者を除いてそれぞれ
指名いたしたいと思いますが、これに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」)
御
異議なしと認めます。よってそのように
決定いたしました。
──────────────────────────────
特 別 委 員 会 委 員 一 覧 表
┌───────────────┬──────────────────────────────┐
│ 委 員 会 名
│ 委 員 │
├───────────────┼──────────────────────────────┤
│ │ 若 山 秀 士 山 田 和 廣 太 田 正 明 │
│ 経済振興対策
│ 北 野
加代子 出 原 逸 三 清 水 克 実 │
│ 特別委員会
│ 世 古 正 黒 田 昭 信 滝 一 郎 │
│ │ 朝 倉 克 己 │
├───────────────┼──────────────────────────────┤
│ │ 蔦 田 恵 子 小 杉 武 志 西 川 勝 彦 │
│ 環境対策
│ 岡 崎 基 子 (森 茂 樹) 青 木 愛 子 │
│ 特別委員会
│ 佐 野 高 典 家 森 茂 樹 三 浦 治 雄 │
│ │ 黒 川 治 │
├───────────────┼──────────────────────────────┤
│ 少子高齢化対策
│ 福 本 庄三郎 上 田 昌 之 谷 康 彦 │
│ 特別委員会 │ (桐 山 ヒサ子) 中 沢 啓 子 徳 永 久 志 │
│ │ 吉 田 清 一
冨士谷 英 正 (上 野 幸 夫) │
├───────────────┼──────────────────────────────┤
│ │ 小 寺 裕 雄 山 田 尚 夫 (辻 貢) │
│
地方分権推進対策
│ 大 井 豊 河 部 哲 幸 杼 木 捨 蔵 │
│ 特別委員会
│ 中 村 善一郎 (橋 本 正) 梅 村 正 │
│ │ 沢 田 享 子 │
├───────────────┼──────────────────────────────┤
│ │ (福 本 庄三郎)(上 田 昌 之)(西 川 勝 彦) │
│ 琵琶湖淀川水系問題対策 │ (森 茂 樹) 青 木 愛 子 佐 野 高 典 │
│ 特別委員会
│ 吉 田 清 一 (世 古 正)(三 浦 治 雄) │
│ │ (上 野 幸 夫)(橋 本 正)(黒 川 治) │
│ │ (梅 村 正) 朝 倉 克 己 (沢 田 享 子) │
└───────────────┴──────────────────────────────┘
( )は留任
──────────────────────────────
△議第104号から議第108号まで(
平成18年度
滋賀県
一般会計補正予算(第1号)ほか4件)(
知事提出)
○
議長(
赤堀義次君)
日程第10、議第104号から議第108号までの各議案を一括
議題といたします。
これより上程議案に対する提出者の説明を求めます。
◎
知事(國松善次君) (
登壇)本日の県
議会臨時会に提出いたしました
案件の概要を御説明申し上げますとともに、若干の御
報告を申し上げます。
その前に、4月初めに発生しました
職員の不祥事について、おわびを申し上げます。
4月6日から7日にかけまして、東近江地域振興局の
職員が県発注の砂防工事に絡む収賄容疑で、また、
県民文化生活部の
職員が
滋賀県迷惑行為等防止条例違反で、それぞれ逮捕されるという、あってはならない不祥事が相次いで発生いたしました。このことによりまして県政に対する信頼を大きく損ないましたことは、まことに遺憾であり、
県民の
皆さんに対し、深くおわび申し上げます。
早急に事実
関係を把握した上で、厳正な処分を行いますとともに、二度とこうした事件を起こすことのないよう、早速4月7日に県の幹部
職員に対しまして再発防止について強く指示しますとともに、全職場で職場
会議を開き、
職員の綱紀の粛正と服務規律の確保を再度徹底したところであります。今後は、適正な業務執行に万全を期し、
県民の
皆さんの県政に対する信頼を一日も早く回復すべく最大限の努力をしてまいる
所存であります。
さて、今
議会に提案いたしております議案の概要でありますが、議第104号は補正予算でありまして、
滋賀県造林公社の農林漁業金融公庫資金に係る償還条件の変更に伴い、県の損失補償について債務負担行為を設定しようとするものであります。
議第105号および106号は、専決処分について承認を求めようとするものでありまして、議第105号は、
地方税法の一部改正に伴い、県税条例について、また、議第106号は、公立大学法人
滋賀県立大学の設立に伴い、公立大学法人が定めた授業料等の上限の認可について、それぞれ所要の措置を講じたものであります。
議第107号および108号は、
滋賀県
監査委員に上田彰氏および三宅忠義氏を選任することについて、それぞれ同意を得ようとするものであります。
よろしく御審議を賜りますよう、
お願い申し上げます。
ところで、東海道
新幹線新駅についてでありますが、これまで長きにわたります
議員各位の御理解と御
支援を賜りながら、その設置に向けた取り組みを進めてまいりましたが、いよいよ来る5月27日に着工の運びとなりました。今後、JR東海により
新幹線新駅の工事が着々と進んでいくことになりますが、県といたしましては、新駅の実現を控え、米原駅とあわせて、2つの
新幹線新駅を核とした地域づくりに向けまして、広域的、総合的戦略を描き、全庁挙げて取り組んでまいりたいと考えております。あわせまして、新駅の着工を契機として、地域みずからも新駅を活用したまちづくり等の機運を醸成し、新駅を核とした地域づくりなどに積極的に取り組まれることを切に願うものであります。
また、
平成15年10月から工事を進めてまいりました北陸本線、湖西線の直流化事業につきましては、本年10月21日に待望の開業日を迎えることとなりました。開業後は、地域の交通利便性向上はもとより、湖北・湖西地域が京阪神地域や北陸地域と新快速電車でダイレクトに結ばれるとともに、琵琶湖を挟んでの東西の地域間交流等につきましても大いに期待できるところであります。湖北・湖西地域の長年の念願がかなうと同時に、琵琶湖環状線構想の主眼であります県内主要地域間1時間交通圏がいよいよ現実のものとなります。折しもNHK大河ドラマの放映中であり、この地域が全国から注目されている中での開業となりますことから、この絶好の機会を生かしまして、観光誘客等に努めるなど、一層の地域活性化につなげてまいりたいと考えております。
なお、後になりましたが、先ほどの
議長改選で退任されました
冨士谷前
議長ならびに赤堀前副
議長に、
一言お礼を申し上げます。
三位一体の
改革が大きく前進しますとともに、
市町村合併により本県の市町村が13市13町に再編されるなど、
地方自治の新たな段階を迎える大変重要な節目の時期にありまして、その手腕を遺憾なく発揮され、本県の
議会運営に大変御尽力いただきました。
執行部を代表いたしまして、心からお礼を申し上げる次第であります。
また、新しく御
就任されました
赤堀議長ならびに辻村副
議長には、御
就任、まことにおめでとうございます。特に
赤堀議長におかれましては、副
議長に引き続き
重責を担われることになります。活発かつ真摯な審議を通じて、
県民の
皆さんの負託にこたえ、自立と協働がさらに進み、真の
地方分権が確立されますよう御活躍いただきますことを心から祈念いたしまして、ご
あいさつとさせていただきます。
○
議長(
赤堀義次君) 以上で提出者の説明は終わりました。
お諮りいたします。
議第107号議案および議第108号議案は、いずれも人事
案件でありますので、質疑、委員会付託および討論を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御
異議ありませんか。
(「
異議なし」)
御
異議なしと認めます。よって直ちに採決いたします。
まず、議第107号議案を採決いたします。
滋賀県
監査委員に上田彰君を選任することを同意するに賛成の方は、御起立願います。
〔
賛成者 起立〕
御着席願います。起立多数であります。よって議第107号議案については、同意することに
決定いたしました。
次に、議第108号議案を採決いたします。
滋賀県
監査委員に三宅忠義君を選任することを同意するに賛成の方は、御起立願います。
〔
賛成者 起立〕
御着席願います。起立多数であります。よって議第108号議案については、同意することに
決定いたしました。
これより質疑に入ります。
議第104号から議第106号までの各議案に対し、質疑はありませんか。
(「
なし」)
質疑
なしと認めます。
────────────────
△議第104号から議第106号まで(
平成18年度
滋賀県
一般会計補正予算(第1号)ほか2件)(各常任委員会付託)
○
議長(
赤堀義次君) ただいま
議題となっております議第104号から議第106号までの各議案は、お
手元に配付いたしておきました文書のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
○
議長(
赤堀義次君) ただいま付託いたしました各議案は、休憩中に審査を終了し、再開後の本
会議において
報告されるようお願いいたします。
なお、各委員会委員の選任が終わりましたので、お
手元に配付いたしておきました文書のとおり各委員会を開き、正副委員長の互選をし、その結果を本職まで御通知願います。
しばらく休憩いたします。
午前11時40分 休憩
────────────────
午後4時14分 開議
○
議長(
赤堀義次君) 休憩前に引き続き
会議を開きます。
────────────────
△
諸般の
報告
○
議長(
赤堀義次君) この際、
諸般の
報告をいたします。
各常任委員会、
議会運営委員会および各特別委員会正副委員長の互選の結果は、お
手元に配付いたしておきました文書のとおりであります。
──────────────────────────────
各常任委員会、
議会運営委員会および各特別委員会正副委員長
一覧表
┌────────────────────┬────────────┬────────────┐
│ 委 員 会 名
│ 委 員 長
│ 副 委 員 長 │
├────────────────────┼────────────┼────────────┤
│ 総務・政策常任委員会
│ 家 森 茂 樹
│ 谷 康 彦 │
├────────────────────┼────────────┼────────────┤
│ 生活文化・土木交通常任委員会
│ 清 水 克 実
│ 小 寺 裕 雄 │
├────────────────────┼────────────┼────────────┤
│ 環境・農水常任委員会
│ 山 田 和 廣
│ 河 部 哲 幸 │
├────────────────────┼────────────┼────────────┤
│ 厚生・産業常任委員会
│ 蔦 田 恵 子
│ 中 沢 啓 子 │
├────────────────────┼────────────┼────────────┤
│ 文教警察・企業常任委員会
│ 辻 貢
│ 上 田 昌 之 │
├────────────────────┼────────────┼────────────┤
│
議会運営委員会
│ 杼 木 捨 蔵
│ 北 野
加代子 │
├────────────────────┼────────────┼────────────┤
│ 経済振興対策特別委員会
│ 出 原 逸 三
│ 若 山 秀 士 │
├────────────────────┼────────────┼────────────┤
│ 環境対策特別委員会
│ 小 杉 武 志
│ 西 川 勝 彦 │
├────────────────────┼────────────┼────────────┤
│ 少子高齢化対策特別委員会
│ 中 沢 啓 子
│ 福 本 庄三郎 │
├────────────────────┼────────────┼────────────┤
│
地方分権推進対策特別委員会
│ 橋 本 正
│ 大 井 豊 │
├────────────────────┼────────────┼────────────┤
│ │ │ 上 野 幸 夫 │
│ 琵琶湖淀川水系問題対策特別委員会 │ (黒 川 治)
│ │
│ │ │ 朝 倉 克 己 │
└────────────────────┴────────────┴────────────┘
( )は留任
──────────────────────────────
△議第104号から議第106号まで(
平成18年度
滋賀県
一般会計補正予算(第1号)ほか2件)(
委員長報告)
○
議長(
赤堀義次君)
日程第11、議第104号から議第106号までの各議案を一括
議題といたします。
これより各常任委員長の
報告を求めます。
まず、総務・政策常任委員長の
報告を求めます。27番
家森茂樹君。
◎27番(総務・政策常任委員長
家森茂樹君) (
登壇)
今期臨時会において総務・政策常任委員会が付託を受けました議案の審査の経過ならびに結果について、御
報告を申し上げます。
本委員会が付託を受けました議案は、議第105号および議第106号のその他の議案2件でありました。
先ほどの本
会議休憩中に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査いたしました結果、賛成多数で、いずれも原案のとおり承認すべきものと決しました。
以上をもちまして、総務・政策常任委員会の
報告を終わります。
○
議長(
赤堀義次君) 次に、環境・農水常任委員長の
報告を求めます。6番山田和廣君。
◎6番(環境・農水常任委員長山田和廣君) (
登壇)
今期臨時会において環境・農水常任委員会が付託を受けました議案の審査の経過ならびに結果について、御
報告を申し上げます。
本委員会が付託を受けました議案は、議第104
号平成18年度
滋賀県
一般会計補正予算(第1号)の1議案でありました。
先ほどの本
会議休憩中に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査いたしました結果、全員一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、環境・農水常任委員会の
報告を終わります。
──────────────────────────────
委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件は審査の結果、別紙のとおり
決定したから、
会議規則第76条の
規定により
報告します。
平成18年4月26日
滋賀県議会議長 赤 堀 義 次 様
滋賀県議会総務・政策
常任委員会委員長 家 森 茂 樹
………………………………………………………………………………
議第105号 専決処分につき承認を求めることについて(
滋賀県税条例の一部を改正する条例)
承認すべきもの
議第106号 専決処分につき承認を求めることについて(公立大学法人
滋賀県立大学が徴収する料金の上限の認可)
承認すべきもの
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委 員 会 審 査 報 告 書
本委員会に付託の事件は審査の結果、別紙のとおり
決定したから、
会議規則第76条の
規定により
報告します。
平成18年4月26日
滋賀県議会議長 赤 堀 義 次 様
滋賀県議会環境・農水
常任委員会委員長 山 田 和 廣
………………………………………………………………………………
議第104号
平成18年度
滋賀県
一般会計補正予算(第1号)
第1条 債務負担行為の補正
可決すべきもの
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○
議長(
赤堀義次君) 以上で各常任委員長の
報告は終わりました。
ただいまの
報告に対し、質疑はありませんか。
(「
なし」)
質疑
なしと認めます。
これより討論に入ります。
発言通告書が提出されておりますので、これを許します。
17番桐山ヒサ子さんの発言を許します。
◆17番(桐山ヒサ子さん) (
登壇、
拍手)日本共産党
滋賀県議会議員団を代表して、議第105号専決処分につき承認を求めることについて(
滋賀県税条例の一部を改正する条例)、議第106号専決処分につき承認を求めることについて(公立大学法人
滋賀県立大学が徴収する料金の上限の認可)について、総務・政策常任委員長の
報告に、反対の討論を行います。
議第105号では、個人
県民税で、所得割の税額控除の算定で、控除対象配偶者または扶養親族を有する場合、加算される額を35万円から32万円に引き下げるというものです。
これは、生活保護基準額の改正によって逆転する低所得者の非課税限度額を引き下げるもので、結果的には低所得者への課税範囲が拡大されるものです。いま一つは、たばこ税の税率引き上げによって、1箱270円のたばこが290円に値上げされる予定です。便乗値上げなども懸念され、賃金引き上げが容易でない今日、庶民増税は受け入れられないものです。
議第106号は、国立大学と同程度に改正された上限額を認可するとして、国立大学と同額に県立大学の授業料の値上げをしようというものです。
世界でも異常に高い学費と長引く不況が家計を直撃。高過ぎる学費を何とか引き下げてほしいというのが、受験生、学生と父母の共通の願いです。学生、父母の学費負担はもう限界に来ています。全学連の受験生、新入生へのアンケートによりますと、大学生活の一番の不安は、学費や生活費の負担が心配、友達と同じ学部を希望したが、学費が高くてあきらめたなど、切実な声が寄せられています。公立大学の授業料は、2004年4月から法人化によって、国が定める標準額の10%増を上限にして各大学で決めることになり、2005年度政府予算で標準額を1万5,000円引き上げ、53万5,800円となりました。入学金と合わせた国立大学法人の初年度納付金は既に80万円を超えていますが、県立大学もこれと同額にするというものです。未来を担う学生がお金の心配なく学べることが、社会の発展につながると考えます。県ができる
支援としては、授業料の引き上げではなく、最低でも据え置くべきです。
以上の点で、総務・政策常任委員長の
報告に反対するものです。(
拍手)
○
議長(
赤堀義次君) 以上で討論を終結いたします。
これより採決いたします。
まず、議第105号専決処分につき承認を求めることについて、および議第106号専決処分につき承認を求めることについての2議案を一括採決いたします。
以上の2議案を、総務・政策常任委員長の
報告のとおり決するに賛成の方は、御起立願います。
〔
賛成者 起立〕
御着席願います。起立多数であります。よって各議案は総務・政策常任委員長の
報告のとおり決しました。
次に、議第104
号平成18年度
滋賀県
一般会計補正予算(第1号)を採決いたします。
議第104号議案を環境・農水常任委員長の
報告のとおり決するに賛成の方は、御起立願います。
〔
賛成者 起立〕
御着席願います。
起立全員であります。よって議第104号議案は環境・農水常任委員長の
報告のとおり決しました。
────────────────
△
議員派遣の件
○
議長(
赤堀義次君)
日程第12、
議員派遣の件を
議題といたします。
お諮りいたします。
本件については、
会議規則第122条第1項の
規定により、お
手元に配付いたしておきました文書のとおり派遣いたしたいと思いますが、これに賛成の方は、御起立願います。
〔
賛成者 起立〕
御着席願います。起立多数であります。よってそのように
決定いたしました。
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議 員 派 遣 の 件
平成18年4月26日
次のとおり
議員を派遣する。
(1) 目 的
平成18年度春期欧州
地方行政視察団への参加(訪問各国の
地方制度および
議会制度の
調査)
(2) 派遣場所 スウェーデン、フィンランド、ドイツ
(3) 期 間
平成18年5月7日から5月18日まで
(4) 参加
議員 吉田清一
議員、清水克実
議員、谷康彦
議員、河部哲幸
議員
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○
議長(
赤堀義次君) 以上で本
臨時会に付議されました
案件は、すべて議了されたものと認めます。
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○
議長(
赤堀義次君) これをもって
平成18年4月
滋賀県議会臨時会を閉会いたします。
午後4時24分 閉会
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