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  1. 愛知県議会 2020-09-01
    令和2年9月定例会(第6号) 本文


    取得元: 愛知県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-18
    愛知県議会 会議録の閲覧と検索 検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 令和2年9月定例会(第6号) 本文 2020-10-13 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 59 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 2 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 3 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 4 :  ◯知事大村秀章君) 選択 5 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 6 :  ◯三十一番(政木りか君) 選択 7 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 8 :  ◯八十九番(木藤俊郎君) 選択 9 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 10 :  ◯三十五番(鈴木まさと君) 選択 11 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 12 :  ◯二十一番(嶋口忠弘君) 選択 13 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 14 :  ◯二十九番(山田たかお君) 選択 15 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 16 :  ◯二十八番(ますだ裕二君) 選択 17 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 18 :  ◯三十番(石井拓君) 選択 19 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 20 :  ◯六十二番(島倉誠君) 選択 21 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 22 :  ◯四十番(田中泰彦君) 選択 23 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 24 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 25 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 26 :  ◯四十一番(丹羽洋章君) 選択 27 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 28 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 29 :  ◯四十番(田中泰彦君) 選択 30 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 31 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 32 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 33 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 34 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 35 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 36 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 37 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 38 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 39 :  ◯七十八番(須崎かん君) 選択 40 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 41 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 42 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 43 :  ◯四十一番(丹羽洋章君) 選択 44 :  ◯四十番(田中泰彦君) 選択 45 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 46 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 47 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 48 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 49 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 50 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 51 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 52 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 53 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 54 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 55 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 56 :  ◯事務局長(高須浩君) 選択 57 :  ◯議長神戸洋美君) 選択 58 :  ◯知事大村秀章君) 選択 59 :  ◯事務局長(高須浩君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:     午前十時十分開議 ◯議長神戸洋美君) ただいまから会議を開きます。  直ちに議事日程に従い会議を進めます。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第一 諸般の報告 2: ◯議長神戸洋美君) この際、諸般の報告をいたします。  知事から二〇一九年度男女共同参画の推進に関する施策の実施状況に関する年次報告がありましたので、これを各位のお手元に送付いたしました。  次に、知事から二〇一九年度観光振興に関する施策の実施状況に関する年次報告がありましたので、これを各位のお手元に送付いたしました。  次に、十月九日、知事から追加提出されました議案は、各位のお手元に送付いたしました。  また、同日、議会運営委員会から提出されました委員会提出第一号議案は、各位のお手元に送付いたしました。  以上、御報告いたします。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第二 第百十五号議案令和二年度愛知県一般会計補       正予算から第百四十五号議案控訴の提起につい       てまで、専決第二十一号令和二年度愛知県一般       会計補正予算、専決第二十二号損害賠償の額の       決定及び和解について、専決第二十七号令和二       年度愛知県一般会計補正予算及び専決第二十八       号損害賠償の額の決定及び和解について 3: ◯議長神戸洋美君) 次に、第百十五号議案令和二年度愛知県一般会計補正予算から第百四十五号議案控訴の提起についてまで、専決第二十一号令和二年度愛知県一般会計補正予算、専決第二十二号損害賠償の額の決定及び和解について、専決第二十七号令和二年度愛知県一般会計補正予算及び専決第二十八号損害賠償の額の決定及び和解についてを一括議題といたします。
     直ちに追加提出されました第百四十五号議案控訴の提起についてに対する知事の提案理由の説明を求めます。  大村知事。     〔知事大村秀章君登壇〕 4: ◯知事大村秀章君) 議員の皆様方には、九月十八日の開会以来、補正予算案をはじめ、各議案につきまして熱心に御審議を賜り、深く感謝を申し上げます。  このたびの九月定例県議会における議案につきまして、控訴の提起に係る議案を追加提案させていただきましたので、その概要を申し上げたいと存じます。  これは愛知県警察の留置担当官により弁護権等を侵害されたとして係争中でありました損害賠償請求事件に係るものであります。  去る九月二十九日の第一審判決におきまして、愛知県が敗訴する判決の言渡しがあったことに対し、控訴の上、敗訴部分の取消し及び同部分に係る相手方の請求の棄却を求めるものでございます。  なお、控訴期限が本日十月十三日でありますことから、追加提案をしたものでございます。  よろしく御審議の上、早期の御議決を賜りたくお願い申し上げます。 5: ◯議長神戸洋美君) 次に、各常任委員会に付託いたしました第百十五号議案令和二年度愛知県一般会計補正予算から第百四十四号議案損害賠償の額の決定及び和解についてまで、専決第二十一号令和二年度愛知県一般会計補正予算、専決第二十二号損害賠償の額の決定及び和解について、専決第二十七号令和二年度愛知県一般会計補正予算及び専決第二十八号損害賠償の額の決定及び和解についてに対する各常任委員長の報告を求めます。  県民環境委員長政木りか議員。 6: ◯三十一番(政木りか君) 県民環境委員会に付託されました議案は、第百十五号議案令和二年度愛知県一般会計補正予算外一件であります。  各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第百十五号議案及び第百二十三号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。(拍手) 7: ◯議長神戸洋美君) 福祉医療委員長木藤俊郎議員。 8: ◯八十九番(木藤俊郎君) 福祉医療委員会に付託されました議案は、第百十五号議案令和二年度愛知県一般会計補正予算外十二件であります。  各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第百十五号議案、第百十八号議案、第百十九号議案、第百二十五号議案、第百二十六号議案及び第百四十一号議案から第百四十四号議案までは、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決し、専決第二十一号、専決第二十二号、専決第二十七号及び専決第二十八号は、いずれも全員一致をもって承認すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。(拍手) 9: ◯議長神戸洋美君) 経済労働委員長鈴木まさと議員。 10: ◯三十五番(鈴木まさと君) 経済労働委員会に付託されました議案は、第百十五号議案令和二年度愛知県一般会計補正予算外一件であります。  各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第百十五号議案及び第百二十四号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。(拍手) 11: ◯議長神戸洋美君) 農林水産委員長嶋口忠弘議員。 12: ◯二十一番(嶋口忠弘君) 農林水産委員会に付託されました議案は、第百十五号議案令和二年度愛知県一般会計補正予算外二件であります。  各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第百十五号議案、第百十六号議案及び第百二十七号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。(拍手) 13: ◯議長神戸洋美君) 建設委員長山田たかお議員。 14: ◯二十九番(山田たかお君) 建設委員会に付託されました議案は、第百十五号議案令和二年度愛知県一般会計補正予算外四件であります。  各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第百十五号議案、第百十七号議案、第百二十八号議案、第百二十九号議案及び第百三十一号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。(拍手) 15: ◯議長神戸洋美君) 教育・スポーツ委員長ますだ裕二議員。 16: ◯二十八番(ますだ裕二君) 教育・スポーツ委員会に付託されました議案は、第百十五号議案令和二年度愛知県一般会計補正予算一件であります。  本議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。(拍手) 17: ◯議長神戸洋美君) 警察委員長石井拓議員。 18: ◯三十番(石井拓君) 警察委員会に付託されました議案は、第百十五号議案令和二年度愛知県一般会計補正予算外一件であります。  各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第百十五号議案及び第百三十号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。(拍手) 19: ◯議長神戸洋美君) 総務企画委員長島倉誠議員。 20: ◯六十二番(島倉誠君) 総務企画委員会に付託されました議案は、第百十五号議案令和二年度愛知県一般会計補正予算外十六件であります。  各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第百十五号議案、第百二十号議案から第百二十二号議案まで、第百四十一号議案及び第百四十二号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決し、第百三十二号議案から第百四十号議案までは、いずれも全員一致をもって同意すべきものと決し、専決第二十一号及び専決第二十七号は、いずれも全員一致をもって承認すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。(拍手) 21: ◯議長神戸洋美君) 以上で各常任委員長の報告は終わりました。        ─────────────        ───────────── 22: ◯四十番(田中泰彦君) 各常任委員長の報告のとおり、第百十五号議案から第百三十一号議案まで及び第百四十一号議案から第百四十四号議案までは原案のとおり可決され、第百三十二号議案から第百四十号議案までは同意され、専決第二十一号、専決第二十二号、専決第二十七号及び専決第二十八号は承認されたいという動議を提出いたします。     〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 23: ◯議長神戸洋美君) 田中泰彦議員の動議のとおり決しまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 24: ◯議長神戸洋美君) 御異議なしと認めます。よって第百十五号議案から第百三十一号議案まで及び第百四十一号議案から第百四十四号議案までは原案のとおり可決され、第百三十二号議案から第百四十号議案までは同意され、専決第二十一号、専決第二十二号、専決第二十七号及び専決第二十八号は承認されました。        ───────────── 25: ◯議長神戸洋美君) これより第百四十五号議案控訴の提起についての審議に入ります。        ───────────── 26: ◯四十一番(丹羽洋章君) ただいま議題となっております第百四十五号議案は委員会の付託を省略されたいという動議を提出いたします。     〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 27: ◯議長神戸洋美君) 丹羽洋章議員の動議のとおり決しまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 28: ◯議長神戸洋美君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております第百四十五号議案は委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより第百四十五号議案を採決いたします。        ───────────── 29: ◯四十番(田中泰彦君) 第百四十五号議案は原案のとおり可決されたいという動議を提出いたします。     〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 30: ◯議長神戸洋美君) 田中泰彦議員の動議のとおり決しまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 31: ◯議長神戸洋美君) 御異議なしと認めます。よって、第百四十五号議案は原案のとおり可決されました。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第三 決算第一号令和元年度愛知県一般会計歳入歳       出決算から決算第十二号令和元年度愛知県県営       住宅管理事業特別会計歳入歳出決算まで 32: ◯議長神戸洋美君) 次に、決算第一号令和元年度愛知県一般会計歳入歳出決算から決算第十二号令和元年度愛知県県営住宅管理事業特別会計歳入歳出決算までを一括議題といたします。  本件については、一般会計・特別会計決算特別委員長から、閉会中継続審査したい旨の申出がありました。        ─────────────        ───────────── 33: ◯議長神戸洋美君) お諮りいたします。一般会計・特別会計決算特別委員長の申出のとおり決しまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 34: ◯議長神戸洋美君) 御異議なしと認めます。よって、決算第一号から決算第十二号までは閉会中継続審査することに決定いたしました。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第四 決算第十三号令和元年度愛知県県立病院事業       会計決算から決算第十七号令和元年度愛知県流       域下水道事業会計決算まで 35: ◯議長神戸洋美君) 次に、決算第十三号令和元年度愛知県県立病院事業会計決算から決算第十七号令和元年度愛知県流域下水道事業会計決算までを一括議題といたします。  本件については、公営企業会計決算特別委員長から、閉会中継続審査したい旨の申出がありました。        ─────────────        ───────────── 36: ◯議長神戸洋美君) お諮りいたします。公営企業会計決算特別委員長の申出のとおり決しまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 37: ◯議長神戸洋美君) 御異議なしと認めます。よって、決算第十三号から決算第十七号までは閉会中継続審査することに決定いたしました。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第五 委員会提出第一号議案愛知県議会委員会条例       の一部改正について 38: ◯議長神戸洋美君) 次に、委員会提出第一号議案愛知県議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。  直ちに提案者から提案理由の説明を求めます。  議会運営委員長須崎かん議員。     〔七十八番須崎かん君登壇〕 39: ◯七十八番(須崎かん君) ただいま議題となっております委員会提出第一号議案愛知県議会委員会条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明をいたします。  これまで委員会への委員の出席については、実際に委員会の開催場所に参集していることが必要であると解されておりました。  こうした中、本年四月から総務省から、委員会について、各団体の条例や会議規則等に関して、必要に応じて改正等の措置を講じ、新型コロナウイルス感染症の蔓延防止措置の観点等から、いわゆるオンラインの方法を活用することで委員会を開催することは差し支えないという新たな見解が示されました。
     今回の改正は、この見解を受けて、委員会の開催に当たり参集が困難な委員について、委員会を招集する場所以外の場所から委員会に参加させることができるよう、所要の改正を行うものであります。  具体的には、出席の特例として第十一条の二を追加し、第一項において、新型コロナウイルス感染症その他重大な感染症の蔓延、又は、地震、台風その他の大規模な災害の発生等により、委員会の招集場所に参集が困難となった委員があると認めるときは、委員長は、映像と音声の送受信により、相手の状態を相互に認識しながら通話をすることができる方法によって、当該委員を委員会の招集場所以外の場所から参加させることができるとし、第二項において、委員がこの規定により委員会に参加しようとするときは、委員長の許可を得なければならないと規定しております。  また、第三項において、第一項の規定により委員会に参加した委員は、委員会に出席したものとみなすことを定めております。  なお、施行期日は公布の日からとしております。  この改正は、何よりも県民のために、新型コロナウイルス感染症の蔓延などの際にも委員会を滞りなく開催し、その機能を十分に発揮できるよう、本県議会の体制を整備するものであります。  以上、委員会提出第一号議案の概要について述べてまいりました。切に満場の御賛同をお願い申し上げて、提案理由の説明といたします。        ─────────────     〔委員会提出議案は末尾付録に掲載〕        ───────────── 40: ◯議長神戸洋美君) これより採決いたします。  委員会提出第一号議案は原案のとおり可決することに決しまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 41: ◯議長神戸洋美君) 御異議なしと認めます。よって、委員会提出第一号議案は原案のとおり可決されました。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第六 意見書案(防災・減災、国土強靱化の推進に       ついて外四件) 42: ◯議長神戸洋美君) 次に、意見書案でありますが、防災・減災、国土強靱化の推進について、地方財政の充実・強化について、小規模事業者に対する支援の強化について、地域公共交通への支援の強化について、地方自治体のデジタル化の着実な推進について、以上五件の意見書案がいずれも成規の手続を経て提出されております。  これを直ちに議題として、提案者から提案理由の説明を求めます。 43: ◯四十一番(丹羽洋章君) ただいま議題となりました五件の意見書案中初めの二件について、私から提案理由の説明をいたします。  文案はお手元に配付してあるとおりであります。  まず、防災・減災、国土強靱化の推進についての意見書案であります。  我が国は、地震等の自然災害が発生しやすい環境にあり、本年においても令和二年七月豪雨による水害など、甚大な被害が生じております。  また、本県では、南海トラフ地震の発生による大きな被害や国内最大のゼロメートル地帯における深刻な浸水被害も懸念されております。  こうした中、国は令和二年度までの防災・減災、国土強靱化のための三か年緊急対策を取りまとめ、その取組を迅速に進めているところであります。  しかしながら、災害リスクを低減し、国民の生命や財産を守るためには、今後も防災・減災、国土強靱化を加速させていく必要があります。  そこで、本意見書案は、国に対し、三か年緊急対策の実施期間終了後も中長期的な視点に立った対策を実施できるよう対象事業を拡充するとともに、必要となる予算を安定的に別枠で確保することなどを要望する内容となっております。  次に、地方財政の充実・強化についての意見書案であります。  地方自治体は、社会保障への対応や自然災害への対策強化に加え、新型コロナウイルス感染症への対応など様々な課題に直面し、その果たす役割が増大しております。  本県では行財政改革に積極的に取り組んできたところでありますが、新型コロナウイルス感染症の影響等により、厳しい財政状況に直面しております。  こうした中、地方自治体が安定した行財政運営を続けていくためには、地方財政計画において、実態に見合った一般財源総額を確保することが不可欠であります。  また、新型コロナウイルス感染症については、長期的な対応が見込まれることから、各地方自治体が感染拡大の防止対策等に引き続き対応するための財源を確保する必要があります。  そこで、本意見書案は、国に対し、地方の一般財源総額等の増額を図るとともに、臨時財政対策債の速やかな廃止と償還財源の確保などを求める内容となっております。  以上、二件の意見書案について提案理由の説明をいたしました。  なお、提出先及び字句の整理については、議長に一任いたしたいと思います。  切に満場の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。 44: ◯四十番(田中泰彦君) 次に、残りの意見書案三件について、私から提案理由の説明をいたします。  文案はお手元に配付してあるとおりであります。  まず、小規模事業者に対する支援の強化についての意見書案であります。  小規模事業者は、新型コロナウイルスの影響により、売上げは大きく減少しており、事業の継続が危ぶまれております。  こうした中、国は、売上げが急減した事業者に対する給付金制度の創設や、雇用を維持するための助成金制度の拡充等を行ってきたところであります。  しかしながら、小規模事業者は、売上げの早期回復が見込めないこと等に加え、後継者の確保等の課題にも対応しなければならないことから、事業の継続が一層困難となっております。  また、これらの課題の解決には、商工会等による適切な助言等が重要でありますが、経営相談の急増に対応できる十分な体制が整っていないことから、経営支援に支障が生じております。  そこで、本意見書案は、国に対し、小規模事業者に対する支援策の拡充、延長を図ることなどを要望する内容となっております。  次に、地域公共交通への支援の強化についての意見書案であります。  地域公共交通は、地域住民の移動手段として欠かせないインフラであること等から、交通事業者は、新型コロナウイルス感染症の影響により利用者が減少する中においても運行を維持しております。  こうした中、国は、交通事業者が行う感染防止対策に対する支援や、輸送人員が減少したバス事業者に対する運行支援などを行ったところであります。  しかしながら、利用者は依然として回復していないことから、交通事業者においては、安全運行に必要な資金の確保が困難になるとともに、運休や路線の廃止が懸念されております。  そこで、本意見書案は、国に対し、施設、整備の維持、保全等に係る補助事業の拡充など、地域の生活や経済活動を支える地域公共交通への支援を強化することを求める内容となっております。  次に、地方自治体のデジタル化の着実な推進についての意見書案であります。  新型コロナウイルス感染症への対応を契機として、様々な分野で新たな日常の実現に向けて、デジタル化が急速に進展しております。  こうした中、国は、デジタル・ガバメントの構築を最優先政策課題として位置づけ、業務プロセスや情報システムの標準化等に集中的に取り組むこととしております。  地方自治体のデジタル化は、住民等の利便性の向上等はもとより、社会全体のデジタル化の促進などの効果が期待されており、その実現が急務となっております。  一方、地方自治体のデジタル化の推進に当たっては、地方の実情等を十分に踏まえた上で進めることが求められるとともに、専門人材の確保や財政負担が課題となっております。  そこで、本意見書案は、国に対し、業務プロセスや情報システムの標準化等について高い効果が見込まれる事務を選定して取り組むことなどを求める内容となっております。  以上、三件の意見書案について提案理由の説明をいたしました。  なお、提出先及び字句の整理については議長に一任いたしたいと思います。  切に満場の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。        ─────────────        ───────────── 45: ◯議長神戸洋美君) ただいま提案者から説明がありました五件の意見書案は可決することに決しまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 46: ◯議長神戸洋美君) 御異議なしと認めます。よって、五件の意見書案は可決されました。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第七 請願(一件) 47: ◯議長神戸洋美君) 次に、請願第二号大村秀章愛知県知事辞職勧告決議についてを議題といたします。  本請願については、議会運営委員長から審査結果の報告がありましたので、議席に配付いたしました。        ─────────────        ───────────── 48: ◯議長神戸洋美君) これより採決いたします。  本請願は起立により採決いたします。請願第二号を採択することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 49: ◯議長神戸洋美君) 起立少数と認めます。よって、請願第二号は不採択と決定いたしました。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第八 各常任委員会及び議会運営委員会における閉       会中の継続調査について 50: ◯議長神戸洋美君) 次に、各常任委員会及び議会運営委員会における閉会中の継続調査についてを議題といたします。  各常任委員長及び議会運営委員長から議席に配付してあります一覧表のとおり、閉会中の継続調査の申出がありました。        ─────────────        ───────────── 51: ◯議長神戸洋美君) 各委員長の申出のとおり決しまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 52: ◯議長神戸洋美君) 御異議なしと認めます。よって、各委員長の申出のとおり閉会中の継続調査を決定いたしました。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第九 議員の派遣について 53: ◯議長神戸洋美君) 次に、議員の派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。議席に配付してあります文書のとおり、議員を派遣することに決定いたしまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 54: ◯議長神戸洋美君) 御異議なしと認めます。よって、議席に配付してあります文書のとおり、議員を派遣することに決定いたしました。        ─────────────      ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 55: ◯議長神戸洋美君) 以上で、本議会に付議されました案件は全て議了いたしました。  これをもって本日の会議を閉じ、令和二年九月定例愛知県議会を閉会いたします。     午前十時三十五分閉会      ━━━━━━━━━━━━━━━━━     閉  会  式     午前十時三十六分開式
    56: ◯事務局長(高須浩君) ただいまから閉会式を行います。御起立願います。     〔全員起立〕     〔議長神戸洋美君登壇〕 57: ◯議長神戸洋美君) 閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  議員の皆様には、九月定例愛知県議会に付議されました諸議案をはじめ、当面する県政の重要課題について、熱心に御審議いただきましたことに対し、心より敬意を表しますとともに、感謝を申し上げます。  当局におかれましては、会期中に各議員から述べられました意見を十分に尊重され、県政の運営に格段の御尽力をいただきますようお願いいたします。  今回の議会の運営に当たり、議員の皆様をはじめ理事者並びに関係各位の御協力に対し、心から感謝を申し上げます。  すがすがしい秋を迎え、皆様方には十分にお体にお気をつけいただき、県政進展に一層御活躍いただきますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶といたします。(拍手)     〔知事大村秀章君登壇〕 58: ◯知事大村秀章君) 閉会に当たりまして、私からも御挨拶を申し上げます。  このたびの定例県議会に提案をいたしました各議案につきましては、議員の皆様方におかれまして十分に御審議をいただき、また、各議案は全て御議決をいただきました。厚く御礼を申し上げます。  御議決いただきました各議案は、審議経過を十分尊重いたしまして、適切な運用をしてまいります。また、御要望をいただきました各事項につきましては、今後、慎重に検討し、努力をしてまいります。  新型コロナウイルス感染症に係る補正予算につきましては、可及的速やかに執行し、県民の皆様にいち早く安全・安心をお届けいたします。  新型コロナウイルス感染症への対応につきましては、引き続き、県民の皆様、医療関係者、そして市町村、事業者の皆様と一丸となって、オール愛知で感染症の克服と社会経済活動との両立に全力で取り組んでまいります。  議員の皆様方におかれましても、引き続き御理解と御協力をお願い申し上げます。  これからだんだんと秋も深まってまいります。  秋といえば、芸術の秋でございます。愛知県美術館も七月、八月のジブリの大じゃない博覧会から本格的に再開しておりますが、続きまして、九月十九日から古代エジプト展とコレクション展を開催いたしております。  古代エジプト展は、ヨーロッパ五大エジプト・コレクションの一つ、オランダのライデン国立古代博物館所蔵のコレクションから約二百五十点を借用し、文明の様々な側面を紹介しております。  コレクション展は、新型コロナウイルス感染症の影響で作品発表の場が減少している若手作家から重点的に購入した現代美術作品を展示しております。共に十二月六日まで開催しておりますので、ぜひ多くの方に御覧をいただきたいと思います。  また、十月四日には、愛知芸術文化センターにて、障害のある方の芸術祭として、二〇一四年度から開催しておりますあいちアール・ブリュット展の優秀作品表彰式に出席をし、昨年九月に開催したあいちアール・ブリュット展の中から優秀作品に選ばれた三十点の作者の皆様に、お祝いの御挨拶とともに、お一人お一人に私から賞状と表彰盾をお贈りいたしました。アートを通して、障害の有無を超えた交流が広がっていくことを期待いたします。  また、九月二十四日には、あいち医療応援基金に二億円の御寄附の申出をいただいた日本中央競馬会から中京競馬場の佐藤場長がお越しになり、目録を贈呈いただくとともに、私から感謝状をお贈りいたしました。  本基金には、日本中央競馬会はじめ多くの方々から、これまでに五億七千万円を超える御寄附を頂いております。頂いた御寄附は、昼夜を問わず、最前線で献身的に御尽力をいただいている医療従事者の処遇改善のために大切に使わせていただきます。心より感謝を申し上げる次第でございます。  また、本県の交通事故死者数は、昨日時点で百十九人であり、依然として全国ワーストという大変厳しい状況が続いております。  特にこれからの時期は日増しに日没が早くなり、交通死亡事故が多発する季節を迎えます。皆様には、明るい服装や反射材の着用、早めのライト点灯やハイビームの活用など、引き続き交通事故抑止対策に御協力をいただきますようにお願いいたします。  今季は、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行も懸念されているところでありますので、議員の皆様方におかれましても、十分に御留意をいただきたいと存じます。  その上で、どうか今後とも県政発展のため、格別の御尽力を賜りますようお願い申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) 59: ◯事務局長(高須浩君) これをもちまして閉会式を終わります。ありがとうございました。     午前十時四十一分閉式 発言が指定されていません。 Copyright © Aichi Prefecture, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...