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  1. 愛知県議会 2020-02-01
    令和2年2月定例会(第9号) 本文


    取得元: 愛知県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-18
    愛知県議会 会議録の閲覧と検索 検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 令和2年2月定例会(第9号) 本文 2020-03-25 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 60 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長神野博史君) 選択 2 :  ◯議長神野博史君) 選択 3 :  ◯議長神野博史君) 選択 4 :  ◯知事大村秀章君) 選択 5 :  ◯議長神野博史君) 選択 6 :  ◯二十番(安井伸治君) 選択 7 :  ◯議長神野博史君) 選択 8 :  ◯四十六番(神戸健太郎君) 選択 9 :  ◯議長神野博史君) 選択 10 :  ◯四十四番(成田修君) 選択 11 :  ◯議長神野博史君) 選択 12 :  ◯四十七番(南部文宏君) 選択 13 :  ◯議長神野博史君) 選択 14 :  ◯四十八番(新海正春君) 選択 15 :  ◯議長神野博史君) 選択 16 :  ◯二十三番(福田喜夫君) 選択 17 :  ◯議長神野博史君) 選択 18 :  ◯十九番(朝倉浩一君) 選択 19 :  ◯議長神野博史君) 選択 20 :  ◯六十七番(青山省三君) 選択 21 :  ◯議長神野博史君) 選択 22 :  ◯議長神野博史君) 選択 23 :  ◯八十二番(石塚吾歩路君) 選択 24 :  ◯議長神野博史君) 選択 25 :  ◯七十六番(かじ山義章君) 選択 26 :  ◯議長神野博史君) 選択 27 :  ◯五十一番(犬飼明佳君) 選択 28 :  ◯議長神野博史君) 選択 29 :  ◯議長神野博史君) 選択 30 :  ◯四十一番(田中泰彦君) 選択 31 :  ◯議長神野博史君) 選択 32 :  ◯議長神野博史君) 選択 33 :  ◯議長神野博史君) 選択 34 :  ◯四十番(寺西むつみ君) 選択 35 :  ◯議長神野博史君) 選択 36 :  ◯議長神野博史君) 選択 37 :  ◯四十一番(田中泰彦君) 選択 38 :  ◯議長神野博史君) 選択 39 :  ◯議長神野博史君) 選択 40 :  ◯議長神野博史君) 選択 41 :  ◯七十八番(石井芳樹君) 選択 42 :  ◯四十番(寺西むつみ君) 選択 43 :  ◯議長神野博史君) 選択 44 :  ◯議長神野博史君) 選択 45 :  ◯四十一番(田中泰彦君) 選択 46 :  ◯議長神野博史君) 選択 47 :  ◯議長神野博史君) 選択 48 :  ◯議長神野博史君) 選択 49 :  ◯四十番(寺西むつみ君) 選択 50 :  ◯四十一番(田中泰彦君) 選択 51 :  ◯議長神野博史君) 選択 52 :  ◯議長神野博史君) 選択 53 :  ◯議長神野博史君) 選択 54 :  ◯議長神野博史君) 選択 55 :  ◯議長神野博史君) 選択 56 :  ◯議長神野博史君) 選択 57 :  ◯事務局長(高須浩君) 選択 58 :  ◯議長神野博史君) 選択 59 :  ◯知事大村秀章君) 選択 60 :  ◯事務局長(高須浩君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:     午前十時九分開議 ◯議長神野博史君) 皆さん、おはようございます。  ただいまから会議を開きます。  直ちに議事日程に従い会議を進めます。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第一 諸般の報告 2: ◯議長神野博史君) この際、諸般の報告をいたします。  三月十七日、石井芳樹議員外八名から提出されました議員提出第一号議案は各位のお手元に送付いたしました。  また、三月二十四日、知事から追加提出されました議案は各位のお手元に送付いたしました。  以上、御報告いたします。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第二 第一号議案令和二年度愛知県一般会計予算か       ら第六十二号議案包括外部監査契約の締結につ       いてまで及び第八十五号議案令和元年度愛知県       一般会計補正予算 3: ◯議長神野博史君) 次に、第一号議案令和二年度愛知県一般会計予算から第六十二号議案包括外部監査契約の締結についてまで及び第八十五号議案令和元年度愛知県一般会計補正予算を一括議題といたします。  直ちに追加提出されました第八十五号議案令和元年度愛知県一般会計補正予算に対する知事の提案理由の説明を求めます。  大村知事。     〔知事大村秀章君登壇〕 4: ◯知事大村秀章君) 議員の皆様方には、二月十九日の開会以来、当初予算をはじめ、各議案につきまして熱心に御審議を賜り、深く感謝を申し上げます。
     昨日、追加提案をいたしました令和元年度愛知県一般会計補正予算案の御説明を申し上げるに先立ち、まず、新型コロナウイルス感染症への対応について申し上げます。  昨年十二月に中国湖北省武漢市で新型コロナウイルス感染症の発生が報告されて以降、中国はもとより、欧州、アメリカ、アジアなど世界各地で患者が発生しており、日本国内においても感染が拡大をし、その蔓延防止に向け予断を許さない状況が続いているところであります。本県におきましても、一月二十六日に一人目の感染者が確認をされ、昨日までに百四十八人の患者が発生をしております。  本県では、一月三十日、私を本部長といたします愛知県新型コロナウイルス感染症対策本部を立ち上げ、庁内関係局等が防疫対策や情報収集などについて、遅滞なく必要な取組を行うとともに、県内の保健所設置市とも連携して対応しているところであります。  また、本県独自の取組として三月四日に県と名古屋市による新型コロナウイルス感染症クラスタープロジェクトチームを設置するとともに、三月六日からは厚生労働省からの専門家の派遣を受け入れ、各種情報の収集、共有やクラスターの早期探知、分析を行う体制の強化を図っております。  これまでの具体的な取組としては、帰国者・接触者相談センターを各保健所全てに設置をし、感染が疑われる方々からの相談に応じ、県内四十六か所に設置をしております帰国者・接触者外来、この四十六の医療機関に設置をしております帰国者・接触者外来へと確実に導き診療する体制を構築いたしております。  なお、県内十二か所の感染症指定医療機関や三十三か所の入院協力医療機関に加え、それ以外の医療機関にも協力を得て、二百床以上の病床を確保しており、診断、検査の結果、感染が確認された場合には、移送の上、適切な治療へとつなげております。  また、本県と名古屋市の衛生研究所等で実施した新型コロナウイルスの遺伝子検査件数及び陽性者数は、一昨日時点で三千三百二十七件、百四十三人であります。引き続き、名古屋市と共同で着実に検査を実施していくとともに、今後は検査機関を拡大し、県民、医療機関からの依頼に対応してまいります。  さらに、感染者のうち症状が現れない不顕性の方や、症状が軽快したが陰性化しない方、軽症者の方など自宅療養相当とされる方を対象に、一時生活可能な入所施設を開設すべく、医療機関等と調整を進めております。  これからも、県民の皆様の命と健康を守ることを第一に、国や市町村、医療機関など関係機関との連携を密にし、医療体制、検査の確保など感染拡大防止に全力を尽くし、早期終息に取り組んでまいります。  県民の皆様方におかれましても、引き続き、手洗いの徹底や咳エチケット等の感染拡大防止に努めていただきますようお願いをいたします。  また、経済対策につきましては、経営相談・労働相談窓口において、中小・小規模企業からの相談にきめ細かく対応するとともに、県制度融資を矢継ぎ早に拡充したほか、三月四日、県議会において御議決を頂き、新たに新型コロナウイルス感染症対策緊急つなぎ資金を二千億円の融資枠で創設するなど、中小・小規模企業の資金繰り支援に万全を期しております。  新型コロナウイルス感染症の影響は、今後、より多くの課題が生じることも懸念されますことから、引き続き諸般の状況を速やかに把握、確認した上で、迅速に対応してまいります。  それでは、補正予算案の内容について御説明申し上げます。  国におきましては、去る三月十日に新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策第二弾を、また、三月十八日には、生活不安に対応するための緊急措置を決定いたしました。  本県といたしましても、これらに呼応するため、令和元年度愛知県一般会計補正予算案として二十億四百八十万円の追加計上をお願いするものでございます。  その内容でございますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、休業や失業を余儀なくされ、収入が減少した世帯に対して、生活資金の貸付けを行うための経費を計上するほか、学校の臨時休業に伴い、放課後等デイサービスの利用が増加した児童について保護者と市町村の負担分を補助するための経費を計上するものでございます。  よろしく御審議の上、適切な御議決を賜りますよう、お願いを申し上げます。 5: ◯議長神野博史君) 次に、各常任委員会に付託いたしました第一号議案令和二年度愛知県一般会計予算から第六十二号議案包括外部監査契約の締結についてまでに対する各常任委員長の報告を求めます。  県民環境委員長安井伸治議員。 6: ◯二十番(安井伸治君) 県民環境委員会に付託されました議案は、第一号議案令和二年度愛知県一般会計予算外三件であります。  第一号議案の一部につきましては、教育・スポーツ委員会と関係することから、愛知県議会会議規則第六十九条に基づき、連合審査会を開催いたしました。  各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案、第十九号議案、第三十一号議案及び第三十二号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。(拍手) 7: ◯議長神野博史君) 福祉医療委員長神戸健太郎議員。 8: ◯四十六番(神戸健太郎君) 福祉医療委員会に付託されました議案は、第一号議案令和二年度愛知県一般会計予算外十一件であります。  各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案、第四号議案、第五号議案、第十三号議案、第三十三号議案から第三十八号議案まで、第六十号議案及び第六十一号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。(拍手) 9: ◯議長神野博史君) 経済労働委員長成田修議員。 10: ◯四十四番(成田修君) 経済労働委員会に付託されました議案は、第一号議案令和二年度愛知県一般会計予算外四件であります。  各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案、第六号議案及び第十四号議案から第十六号議案までは、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。(拍手) 11: ◯議長神野博史君) 農林水産委員長南部文宏議員。 12: ◯四十七番(南部文宏君) 農林水産委員会に付託されました議案は、第一号議案令和二年度愛知県一般会計予算外八件であります。  各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案、第七号議案から第十号議案まで及び第五十二号議案から第五十五号議案までは、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。(拍手) 13: ◯議長神野博史君) 建設委員長新海正春議員。 14: ◯四十八番(新海正春君) 建設委員会に付託されました議案は、第一号議案令和二年度愛知県一般会計予算外十四件であります。  各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案、第十一号議案、第十二号議案、第十七号議案、第三十九号議案から第四十三号議案まで、第五十号議案、第五十一号議案及び第五十六号議案から第五十九号議案までは、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。(拍手) 15: ◯議長神野博史君) 教育・スポーツ委員長福田喜夫議員。 16: ◯二十三番(福田喜夫君) 教育・スポーツ委員会に付託されました議案は、第一号議案令和二年度愛知県一般会計予算外三件であります。  各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案及び第四十四号議案から第四十六号議案までは、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。(拍手) 17: ◯議長神野博史君) 警察委員長朝倉浩一議員。 18: ◯十九番(朝倉浩一君) 警察委員会に付託されました議案は、第一号議案令和二年度愛知県一般会計予算外一件であります。  各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案及び第四十七号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。(拍手) 19: ◯議長神野博史君) 総務企画委員長青山省三議員。 20: ◯六十七番(青山省三君) 総務企画委員会に付託されました議案は、第一号議案令和二年度愛知県一般会計予算外十七件であります。  各議案につきましては、慎重に審査を行い、採決の結果、第一号議案から第三号議案まで、第十八号議案、第二十号議案から第三十号議案まで、第四十八号議案、第四十九号議案及び第六十二号議案は、いずれも全員一致をもって原案を可決すべきものと決しました。  以上、御報告申し上げます。(拍手) 21: ◯議長神野博史君) 以上で、各常任委員長の報告は終わりました。        ─────────────        ───────────── 22: ◯議長神野博史君) これより第一号議案令和二年度愛知県一般会計予算に対する討論に入ります。  討論の通告により順次発言を許可いたします。  石塚吾歩路議員。     〔八十二番石塚吾歩路君登壇〕(拍手) 23: ◯八十二番(石塚吾歩路君) 私は、自由民主党愛知県議員団を代表いたしまして、ただいま議題となっております第一号議案令和二年度愛知県一般会計予算について賛成の立場から意見を申し述べます。  我が党県議団は、当初予算の編成に当たり、県政調査会、政調会などを通じて精力的な調査活動を行い、議論を重ねてまいりました。  そして、県民の安全・安心な暮らしを確保する施策や日本一の産業県愛知の競争力をさらに高める次世代産業の育成、振興などの施策に重点的に取り組むことなどを求める要望書を取りまとめ、去る一月二四日に申入れを行ったところであります。  その後、本会議、委員会を通じ、様々な角度から慎重に検討を重ね、さらに党内議論を深めてきた結果、今回の予算案につきましては、厳しい財政状況の中で、社会基盤の整備や防災・減災対策、交通安全施設の整備など、県民の安全・安心な暮らしを確保する施策を着実に推進するとともに、本県のスタートアップ支援拠点となるステーションAiの整備など、愛知県の未来を切り開くための施策にも積極的に取り組む内容となっており、県民の皆様の理解は得られるものと判断したところであります。  それでは、今回の予算案に賛成する主な理由を要望書に掲げた八つの柱に沿って順次申し述べます。  まず、第一は、社会資本整備の推進についてであります。  我が党は、地域住民の切実な要望に応えるため、公共事業及び単独事業の予算を積極的に確保するとともに、頻発する水害・土砂災害対策や道路、河川等の維持管理に積極的に取り組むよう、強く要望したところでありますが、今回の予算案では、道路、河川等の公共事業及び単独事業について今年度当初予算を上回る予算額が確保されており、大いに評価するものであります。  また、ジブリパークについては、日本一元気な愛知を目指す本県にとって待望のプロジェクトであり、二〇二二年秋の開業に向けてしっかり整備を進めるとともに、周辺道路の渋滞対策にも速やかに取り組んでいただきたいと思います。  そして、二〇二七年度のリニア中央新幹線の開業に向け、リニア大交流圏の玄関口となる名古屋駅のスーパーターミナル化など、中長期的かつ広域的な視点に立った地域づくりを推進するとされており、その取組に大いに期待するとともに、その効果が県内全域に波及するよう、交通ネットワークの整備促進を積極的に図ることを求めます。  第二は、防災・減災対策及び環境施策の推進についてであります。  東日本大震災や令和元年台風第十九号など、全国各地で頻発する地震、津波による災害や、水害、土砂災害を踏まえ、南海トラフ地震や台風等の風水害への備えを万全なものとしなければなりません。ハード、ソフト両面における防災・減災対策を市町村や関係機関と連携しながら推進していただきたいと思います。  今回の予算案では、ゼロメートル地帯における広域的な防災活動拠点の整備や後方支援を担う新たな防災拠点の整備に向けた取組を推進するとしておりますが、スピード感を持って整備に着手されることを要望いたします。  また、環境分野では、生物多様性の保全等を推進する愛知目標の目標年二〇二〇年を迎え、COP10開催地として取り組んできた本県の先進的な取組の成果を国内外へ発信し、SDGsの理念を踏まえた新たな戦略を策定するとされておりますが、環境首都あいちの実現に向けて積極的に取り組んでいただきたいと思います。  三つ目の柱は、行財政改革、地方創生及び国際化の推進についてであります。  今議会開会日、知事は提案説明におきまして、来年度で計画期間を終えるあいちビジョン二〇二〇に代わる次期あいちビジョンを本年度秋頃策定すると表明されました。  本県が今後も持続的に発展していくためには、時代の流れを的確に捉え、目指すべき愛知の将来像をしっかり定めて、その実現に県を挙げて取り組んでいくことが重要であると考えます。  少子・高齢化やグローバル化に加え、第四次産業革命の進展など、将来の社会経済を展望し、本県の発展に資する次期あいちビジョンが策定されることを期待するものであります。  四つ目の柱は、産業振興・雇用対策及び観光施策の推進についてであります。  今回の予算案では、産業空洞化対策や中小・小規模企業の企業力強化に引き続き強力に取り組むだけでなく、近未来技術、航空宇宙、水素エネルギーといった次世代産業の育成、振興にも力を注いでおり、高く評価するところであります。  また、Aichi─Startup戦略に基づくスタートアップ支援拠点の整備や海外のスタートアップ支援機関との連携は、持続的にイノベーションを創出し、本県産業の成長を拡大させる好循環を生み出すものであり、今後の展開に強く期待するものであります。  そして、愛知県国際展示場、アイチ・スカイ・エキスポにつきましては、展示会産業振興基金を活用した新たな展示会需要の創造により、稼働率の向上に積極的に取り組んでいただくことを要望します。  五点目は、農林水産業の振興についてであります。  農林水産業では、ICTの活用等による農業生産力の向上や県産農林水産物のブランド力強化、あいちの花の需要の拡大に取り組むとともに、人手不足の農業において担い手の確保や農業の活性化につながる農福連携の取組を進めるとされており、その取組の成果に期待するものであります。  また、CSFにつきましては、防疫措置の徹底はもとより、経済的な損失を受けた養豚農家への経営支援にもしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  そして、稲、麦、大豆といった主要農作物につきましては、今定例会に提案されている議員提案条例の内容を十分に踏まえ、将来にわたり優良な種子が安定的に生産、供給されるよう、優良な品種の開発の加速化、優良な種子の安定供給に向けた体制整備等の取組を推進することを要望いたします。  第六は、医療、福祉の充実についてであります。  今年度策定する医師確保計画に基づき、医師の確保に積極的に取り組むとともに、看護・介護人材の確保にもしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  一方、本格的な超高齢社会の到来により、今後、認知症高齢者の大幅な増加が見込まれる中、あいちオレンジタウン構想の取組の全県への波及を加速させるため、次期アクションプランを策定し、構想の推進を図るとされており、認知症の人及びその家族が安心して暮らすことのできる地域社会の実現を期待するものであります。  そして、世界各地に拡散し、国際的な脅威となっている新型コロナウイルス感染症につきましては、本県でも、多数の感染者が確認されるとともに、感染経路の不明な感染者が発生するなど、予断を許さない状況であります。  まずは、検査、医療体制の整備を進め、感染拡大を防止するとともに、迅速かつ的確な情報を提供し、県民の皆様の不安を解消することに全力で取り組んでいただきたいと思います。  また、インバウンドの落ち込みや、製造業のサプライチェーンの毀損、イベントの中止や学校の臨時休業等により多方面に大きな影響が出ている中、今議会の補正予算で中小企業対策として、いち早く緊急つなぎ資金の制度を創設したことを高く評価いたします。  今後も、地域経済、社会への影響を踏まえ、迅速に必要な対策を講じることを要望いたします。  第七は、学校教育の充実とスポーツ、文化芸術の振興についてであります。  県立高校については、本年二月に策定した第二期県立高等学校教育推進実施計画に基づき、県立工業高校の工科高校への校名変更や学科改編を行うとともに、スクールソーシャルワーカーの配置拡大に取り組むとされており、魅力ある高等学校づくりの実現に期待するものであります。  私学助成については、経常費補助金の補助単価を国財源措置単価に合わせて引き上げるとともに、我が党県議団からの強い要望に応えて、高校及び専修学校高等課程の授業料軽減補助金及び入学納付金補助金の年収七百二十万円未満の世帯までの無償化や、専修学校高等課程に通う生徒が高卒資格を得るため、併修する通信制高校の授業料及び入学納付金に対する補助の新設など、保護者の声や現場のニーズに即した予算を確保されたことに対し、高く評価するものであります。  そして、文化芸術の振興では、あいちトリエンナーレについてであります。  一旦立ち止まり、昨年の開催により生じた数多くの課題を県としてしっかりと受け止め、組織体制の見直し等を着実に進めた上で、次回につなげることが必要であると考えます。  議会はもとより、県民の皆様の理解が得られるよう、説明を尽くして進めていくことを要望いたします。  最後に、犯罪抑止と交通安全対策の充実についてであります。  交通安全対策については、交通事故死ワースト一位を脱したものの、交通事故死者数のさらなる減少に向けて、信号灯器のLED化や道路標識、標示の更新、歩道設置や交差点改良など、引き続き交通安全施設の整備に取り組んでいく必要があり、今回の予算はしっかり措置されたものと考えております。  また、高齢運転者による交通事故の抑止として我が党が強く求めた、後付けの安全運転支援装置の購入設置費用に対する補助制度が創設されたことを高く評価いたします。
     そして、地域住民の治安や災害時の活動拠点である警察署につきましては、蒲郡、西尾の二警察署が改築を終え、供用開始されるとともに、津島、豊川、岡崎の三警察署が工事や設計を実施することとされております。  さらに、半田警察署の建て替え工事に向け、ボーリング調査を実施するとのことでありますが、計画的な改築や施設整備に迅速に取り組んでいただきたいと思います。  以上、第一号議案令和二年度愛知県一般会計予算につきまして賛成の立場から意見を述べてまいりました。  二元代表制の一翼を担う県議会において、過半数を占める最大会派である我が党県議団は、愛知の未来を力強く切り開いていくため、今後も、常に県民の皆様の御意見や御要望をしっかりと受け止め、積極的に提言、提案を行い、十分に議論を尽くし、よりよい愛知の実現に向けて活動し続けたいと思っております。  知事におかれましても、県政の発展と県民福祉の向上に向けて、今後も、我々県議会と十分な議論を重ねながら、県民の負託にしっかりと応えられるよう御尽力をいただきたいと存じます。  最後に、満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、賛成討論を終わります。ありがとうございます。(拍手) 24: ◯議長神野博史君) かじ山義章議員。     〔七十六番かじ山義章君登壇〕(拍手) 25: ◯七十六番(かじ山義章君) 私は、新政あいち県議団を代表し、ただいま議題となっております第一号議案令和二年度愛知県一般会計予算に対し賛成の立場から討論を行ってまいります。  平成から令和へと新しい時代が幕を開け、AI、IoTなどの技術の進展に伴う第四次産業革命の到来や訪日外国人客の急増など、我々を取り巻く社会経済環境に様々な変化が訪れているところであります。  また、人口減少、超高齢社会への対応、働き方改革の推進、入管法改正に伴う外国人材の受入環境の整備、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた対応、さらには、今世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症への対応など、新たな政策課題が顕在化しているところでもあります。  加えて、本県特有の交通安全対策や防災対策など、県民の安全・安心を守るための継続的な対応や民間活力を活用した行財政改革の実現など、愛知らしい経済活動と生活とのバランスが取れた社会スタイルの実現に向け、本県独自の取組をさらに加速していくことが強く求められております。  こうしたことを踏まえ、私たち新政あいち県議団は、県民目線、生活者目線、勤労者目線、現場目線、女性目線の五つの視点から、将来愛知の目指すべき社会モデルを念頭に、地域に根差した政策の実現を目指し、県として取り組むべき事項を整理し、令和二年度施策及び当初予算に対する提言として取りまとめ、昨年十月に大村知事に提出をいたしました。  この提言の内容は、いずれも重要なものばかりではありますが、この場においては、特に重点的に取り組むべきと考える事項の中から、四項目に絞り、今回提案されております当初予算案に対する評価を述べさせていただきます。  まずは、子供・子育て支援、児童福祉の拡充についてであります。  本県の生産年齢人口は、一九九五年を境に減少を続けており、総人口も二〇二五年頃をピークに減少に転じる見込みとされるなど、少子・高齢化のさらなる進行は避けられない状況となっております。  このような中、県民が安心して子供を産み育てられる社会を実現し、少子化に歯止めをかけることは喫緊の課題であり、今後五年間の少子化対策の基本計画として定めるあいちはぐみんプランにより、県が主体性をもって市町村と連携し、県全体で子供の成長や子育てを支援していく環境を整備することが必要不可欠であります。  今回の予算案では、子ども・子育て支援新制度を着実に推進するとともに、保育士の確保対策や労働環境の改善、生活困窮世帯やひとり親家庭の子供支援のための経費が計上されていることに加え、児童虐待対応に不可欠である児童相談センターの専門職員の増員も予定されているなど、評価できるものとなっております。  引き続き、隠れ待機児童を含む全ての待機児童の解消、さらには、保育の質の向上を図るため、保育士の確保や処遇の改善をより一層進めていただくよう要望いたします。  また、県の児童相談センターによる児童虐待相談対応件数は九年連続で最多件数を更新し、その相談内容も多様化していることから、児童相談センターがその機能を最大限発揮し、これまで以上にきめ細かな対応を行うため、さらなる体制強化に努めていただくよう併せて要望いたします。  次に、雇用の安定と創出及び適正な就労環境の確立についてであります。  県内の民間企業における障害者雇用は、雇用される障害者数が過去最多を更新するなど着実に進展してはいるものの、実雇用率としては、法定雇用率はもとより、全国平均をも下回っている状況にあります。  また、外国人材の就業環境の整備については、県内に約十七万人在住している定住外国人の活躍が、モノづくり愛知を支える中小・小規模事業者にとって深刻な課題となっている労働力不足の解消の一助となることから、外国人雇用と活躍の促進に向け、強力に取り組むことが求められております。  今回の予算案を見ますと、障害者向け支援としては、障害者雇用ゼロ企業のうち中小企業を主な対象として、あいち障害者雇用総合サポートデスクの設置や雇用奨励金の支給などの経費が計上されております。  また、外国人向け支援としては、定住外国人の雇用拡大、就業環境整備のための事業の実施に加え、外国人労働者に対する労働関係法令の周知啓発といった新たな取組も盛り込まれております。  障害者雇用につきましては、昨年度から雇用義務の対象に加えられた精神障害者の就労定着の支援に努めていただき、引き続き、企業への支援強化、とりわけ障害者雇用ゼロ企業への支援を充実していただくよう要望いたします。  また、昨年四月施行の改正出入国管理法による新たな在留資格である特定技能により、さらに多くの外国人材の就労が予想されていることから、適正な事業運営への取組強化、就業環境の改善に努めていただくよう要望いたします。  次に、教員の多忙化解消と良好な教育環境の整備についてであります。  本県では、教員の負担軽減を図り、質の高い教育を持続的に行うため、教員の多忙化解消プランに基づき、学校における働き方改革を推進しているところでありますが、来年度から順次全面実施となる新学習指導要領への対応による業務量の増加等もあり、勤務時間外の在校時間が月八十時間を超える教員をゼロとする目標の達成は厳しい状況にあることから、教員が本来の業務に集中して取り組むことができるよう、他の業務の縮減が大きな課題となっております。  今回の予算案では、教員の多忙化解消プランに掲げる四つの柱である、一、長時間労働の是正に向けた在校時間管理の適正化、二、業務改善に向けた学校マネジメントの推進、三、部活動指導に関わる負担の軽減、四、業務改善と環境整備に向けた取組ごとにそれぞれ必要な経費が計上されており、部活動指導員やスクール・サポート・スタッフの配置拡充のほか、小中学校における問題解決のために法的知見から助言を行うスクールロイヤーの設置などの新たな取組も行うものであることから評価できるものと考えております。  今後とも、勤務時間管理の徹底や外部人材の活用などによる教員の負担軽減、学校運営の効率化、最適化などの取組を着実に進め、生徒児童や教員にとって良好な教育環境の整備を図り、教育立県あいちとしての人づくりをより一層推進していただくよう要望いたします。  最後の四番目は、交通事故防止対策の推進についてであります。  昨年は、十七年ぶりに交通事故死者数全国ワーストワンを脱却するなど、これまで県警察などが行ってきた交通事故防止への取組は着実に効果を上げているところではありますが、交通事故を一件でも減らし、安全で安心して暮らせる愛知を実現するためには、こうした取組をより一層強化し、継続していかなければなりません。  今回の予算案にも、交通安全県民運動の実施や交通安全施設の整備をはじめとするソフト、ハード両面での様々な施策が盛り込まれており、また、新たにあおり運転を防止するための啓発活動の実施や高齢運転者の事故抑止のため、安全運転支援装置の設置を促進する補助制度創設などの取組も盛り込まれております。  交通事故を未然に防止し、交通事故死者数のさらなる減少のため、これらの対策を着実に実行することはもとより、自動運転技術の早期導入に向けた取組の強化やAI技術を活用した交通事故分析システムの活用を推進するとともに、特に交差点における歩行者の交通事故の防止のため、歩車分離式信号の効果的な整備など、様々な角度から交通安全対策をより加速させていただくよう要望いたします。  以上、当初予算案のうち、私たち県議団の最重点要望事項の中から四項目についてピックアップし、その評価を述べてまいりましたが、第一号議案に対する討論の締めくくりに当たり、あいちトリエンナーレについて一言申し上げます。  今回の当初予算案では、あいちトリエンナーレ事業費として、次回二〇二二年の開催に向け、準備協議会を立ち上げ、組織体制の見直し等について一度立ち止まって検討するための経費が計上されておりますが、我々新政あいち県議団としましては、これまでの運営体制に対する様々な検証結果を踏まえ、新たな組織体制をしっかりと検討していただくよう改めてお願いするものであります。  結びになりますが、本県では、今後も二〇二二年秋のジブリパークの開業やステーションAiの開設、二〇二六年のアジア競技大会の開催、二〇二七年度のリニア中央新幹線の開業に向けた取組など、数多くの大規模プロジェクトがめじろ押しであります。  その一方で、本県の財政運営は非常に厳しい状況が続いており、今回も一千三百四十四億円の収支不足が見込まれる中での予算編成でありましたが、そうした状況の中で、このように必要な経費を適切に計上されたことにつきましては高く評価させていただくものであります。  大村知事におかれましては、公約である日本一元気な愛知の実現に向け、引き続き邁進していただくよう大いに期待するところでありますが、これからの県の方向性を決めるような議論を進めるに当たって、県民の代表である県議会とも情報共有と対話を行い、連携して進めていただくよう、我々新政あいち県議団として申し上げておきたいと思います。  以上、第一号議案令和二年度愛知県一般会計予算につきまして、賛成の理由を述べてまいりました。皆様方の満場の御賛同をいただきますようお願いし、私の賛成討論といたします。ありがとうございました。(拍手) 26: ◯議長神野博史君) 犬飼明佳議員。     〔五十一番犬飼明佳君登壇〕(拍手) 27: ◯五十一番(犬飼明佳君) 私は、公明党愛知県議員団を代表いたしまして、ただいま議題となっております第一号議案令和二年度愛知県一般会計予算について賛成の立場から意見を申し述べます。  我が党県議員団は、令和二年度当初予算の編成に当たり、安心と希望の未来、人と地域を生かす社会を目指し、ジブリパークの整備やアジア競技大会の開催など、本県発のプロジェクトを着実に実行するとともに、地域で共に支え合い、誰もが元気に安心して暮らせ、大きく活躍できる地域づくりを進める予算を編成するよう要望書を取りまとめ、去る一月二十四日に大村知事へ提出いたしました。  知事は、今議会の提案説明において、SDGsの基本理念である誰一人取り残さない社会の実現に向け、経済、社会、環境が調和した活力と持続力を備えた大都市圏を目指すとともに、日本の成長エンジンとして我が国の発展を力強くリードする存在であり続けたいと説明されました。  そこで、令和二年度当初予算案を見てまいりますと、大幅な減収が見込まれる厳しい財政状況の中にあっても、我が党の要望を踏まえた予算を編成されており、県民の皆様の理解は十分に得られるものと判断したところであります。  それでは、まず、令和二年度当初予算案に賛成する理由について我が党の主な要望項目に沿って、順次申し述べてまいります。  第一は、支え合う地域づくりを推進するための取組についてであります。  我が党は、認知症施策の充実、強化、県民の誰もが安心して暮らし活躍できる多文化共生社会づくり、ひきこもり状態や障害のある方への切れ目のない支援、循環型社会の構築などに取り組むことを求めてまいりました。  本予算案では、あいちオレンジタウン構想の具体的な取組を加速するため、次期アクションプランの策定に向けた調査等を行うとともに、認知症の方によるピア活動の推進、また、心のケアや離職防止など、介護人材の確保対策を強化することとされており、賛意を表するものであります。  また、急増、多国籍化する外国人県民が安心して暮らし活躍できる多文化共生社会づくりに向け、新たにあいち地域日本語教育推進センターを設置し、きめ細かく地域の日本語教育に対するサポートを行うこととしており、評価したいと思います。  また、八十代の親が五十代のひきこもりの子供の生活を支える八〇五〇問題が深刻化する中、新たに配置するひきこもり市町村支援員等により、支援対象者の掘り起こしや働きかけを行うこととされております。  加えて、聴覚障害のある方などのコミュニケーション支援アプリの開発など、障害のある方の社会参加を促進することとされており、こうした取組に大いに期待しております。  さらに、SDGsでも言及されるなど、国際的にも重要な課題である食品ロスの削減に向けた取組についても、実態調査、推計や事業者向けセミナー、相談会を開催することとしており、評価いたします。  第二は、魅力、活力ある地域づくりを推進するための取組についてであります。  我が党は、本県の持続的な発展のため、SDGsの理念や方向性を県の各種の計画に取り入れ、本県の強みであるモノづくり産業の成長を促進する取組に加え、ジブリパークの整備や第二十回アジア競技大会の開催を推進することにより、世界に通用する魅力と活力にあふれた愛知づくりに積極的に取り組むことを求めてまいりました。  本予算案では、本年八月に県民向けのSDGs推進フェアを開催し、SDGsの基本理念を参加者で共有するとともに、その成果を県の長期計画である次期あいちビジョンの中に反映させる予定としており、大いに評価するところであります。  また、我が党は、今後も本県が我が国の産業を牽引していくには、本県のモノづくりの技術とスタートアップのビジネスアイデアの有機的な結びつきによる新しいサービスやビジネスモデルの創出が不可欠と認識しており、ステーションAiの整備をはじめとする愛知独自のスタートアップ・エコシステムを形成する取組に大いに期待をしております。  また国内外から大きな期待と注目を集めるジブリパークについては、いよいよ具体的な整備工事に着手されます。二〇二二年秋の開業に向けて着実に準備を進め、愛知万博の理念を継承し、多くの方に夢を与える施設とすることを望むものであります。  アジア競技大会や本年秋に開催が予定されるロボカップアジアパシフィック大会、ワールドロボットサミットにつきましても、愛知の多彩な魅力を世界に発信する絶好の機会でありますので、各関係機関と連携しながら、着実に推進していただくことを要望いたします。  第三は、安全・安心な地域づくりを推進するための取組についてであります。  全国各地で毎年のように大規模な自然災害に見舞われる中、幸いにもこの地方は、近年大きな災害は発生しておりませんが、南海トラフ地震やスーパー伊勢湾台風の発生も危惧されております。  我が党では、こうした状況を踏まえ、本県のさらなる強靱化を図ることや、交通事故死者数の減少に向けた交通安全対策を推進するなど、県民の誰もが安全・安心を実感できる地域づくりに取り組むことを求めてまいりました。  本予算案では、津波災害警戒区域に属する市町村の避難誘導支援のほか、大規模自然災害が発生した場合でも、中小企業が中核事業の継続や早期復旧が図られるよう、中小企業への制度融資について防災メニューを拡充することとされており、賛意を表するものであります。  全国ワースト一位を返上した交通安全対策につきましては、あおり運転防止の啓発を行うなど、ドライバーの運転マナー向上に取り組むこととされております。  さらに、高齢ドライバーへの対策として、国の補助制度に合わせ、後付けの安全運転支援装置の設置に対する本県独自の上乗せ支援を市町村と協調して行うこととされており、大いに評価いたします。  第四は、一人一人が輝く地域づくりを推進するための取組についてであります。  我が党は、県民を誰一人置き去りにしないことを第一に考え、就職氷河期世代の方や女性、若者など、誰もがその能力を十分に発揮する機会の確保や子供たちが健やかに育成される環境の整備などに取り組むことを求めてまいりました。  また、これまで一貫して、「幼児教育、保育の無償化」、「私立高校授業料の無償化」、「大学や専門学校など高等教育の無償化」の三つの無償化の実現にも取り組んでまいりました。  本予算案では、特に、保育士の就職促進や潜在保育士の確保による保育人材の確保対策のほか、国の私立高校授業料の実質無償化について独自の補助額を上乗せすることなどを打ち出されており、高く評価したいと思います。  就職氷河期世代への支援については、あいち就職氷河期世代活躍支援プラットフォームにおいて、事業実施計画を策定し、新たに就職氷河期世代を対象とした就職支援講座や職場実習を行うほか、実践的な職業訓練等を実施することとされており、賛意を表するところであります。  また、スクールソーシャルワーカーの配置を拡充することなどにより、児童生徒の心のサポートを充実し、教育相談体制の充実といじめ防止対策に取り組むこととされており、評価いたします。  最後に、新型コロナウイルス感染症対策についてであります。  今議会では、資金繰りの逼迫した中小企業への金融支援として、いち早く本県独自の緊急つなぎ資金を創設されたほか、国の緊急対策にもしっかりと呼応され、その迅速な対応を大いに評価しております。  しかしながら、この感染症による影響がいつまで続くのか先行き不透明な状況に多くの県民の方が大変不安を感じておられます。  こうしたことから、国や市町村など各方面と緊密に連携し、改めて県として医療提供体制の強化と正確な情報提供、また、真に手を差し伸べる必要がある方への支援など柔軟な対応をお願いしたいと思います。  以上、第一号議案令和二年度愛知県一般会計予算について賛成の立場から意見を申し述べてまいりました。  今後は、予算案に盛り込まれた施策が着実に実施されるよう強く要望をいたします。  我が党は、現場の声を踏まえ、生活者優先の視点に立ち、県民の皆様方の暮らしを向上させるため尽力していく所存であります。  最後に、議員各位の御賛同をお願い申し上げまして、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手) 28: ◯議長神野博史君) 以上で通告による討論は終わりました。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  各常任委員長の報告のとおり、第一号議案は原案のとおり可決することに決しまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 29: ◯議長神野博史君) 御異議なしと認めます。よって、第一号議案は原案のとおり可決されました。        ───────────── 30: ◯四十一番(田中泰彦君) 各常任委員長の報告のとおり、第二号議案から第六十二号議案までは原案のとおり可決されたいという動議を提出いたします。     〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 31: ◯議長神野博史君) 田中泰彦議員の動議のとおり決しまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 32: ◯議長神野博史君) 御異議なしと認めます。よって、第二号議案から第六十二号議案までは原案のとおり可決されました。        ───────────── 33: ◯議長神野博史君) これより、第八十五号議案令和元年度愛知県一般会計補正予算の審議に入ります。 34: ◯四十番(寺西むつみ君) ただいま議題となっております第八十五号議案は、委員会の付託を省略されたいという動議を提出いたします。     〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 35: ◯議長神野博史君) 寺西むつみ議員の動議のとおり決しまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 36: ◯議長神野博史君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております第八十五号議案は委員会の付託を省略することに決定いたしました。
     これより、第八十五号議案を採決いたします。 37: ◯四十一番(田中泰彦君) 第八十五号議案は原案のとおり可決されたいという動議を提出いたします。     〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 38: ◯議長神野博史君) 田中泰彦議員の動議のとおり決しまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 39: ◯議長神野博史君) 御異議なしと認めます。よって、第八十五号議案は原案のとおり可決されました。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第三 議員提出第一号議案主要農作物の品種の開発       並びに種子の生産及び供給に関する条例の制定       について 40: ◯議長神野博史君) 次に、議員提出第一号議案主要農作物の品種の開発並びに種子の生産及び供給に関する条例の制定についてを議題といたします。  直ちに提案者から提案理由の説明を求めます。  石井芳樹議員。     〔七十八番石井芳樹君登壇〕 41: ◯七十八番(石井芳樹君) 私は、議員提出第一号議案主要農作物の品種の開発並びに種子の生産及び供給に関する条例の制定について、提出者を代表し提案理由の説明を申し上げます。  稲、麦、大豆といった主要農作物については、戦後の食糧増産を背景に、昭和二十七年に主要農作物種子法が制定され、その優良な種子の生産や普及が進められてきましたが、同法は平成三十年四月に種子の品質が安定してきたこと等を理由に廃止されております。  その主要農作物種子法の廃止により、本県においては、新たに要綱を策定し、これまでと同様の体制を維持してきたところでありますが、県として、主要農作物の優良な種子の安定供給を図るための施策を講じることを明確に打ち出し、財政措置と併せて制度的に担保していく必要があります。  そこで、県民の代表である我々議員が条例を策定することは意義あるものと考え、自由民主党、新政あいち、並びに公明党の代表者で構成する政策条例策定検討会において関係団体や執行機関からの意見聴取を含め、六回の検討を重ねた結果、このたび提案に至ったものであります。  それでは、条例案の主な内容について御説明いたします。  まず初めに、第一条の目的でありますが、主要農作物の優良な種子の安定的な供給を図り、もって本県の主要農作物の品質の確保及び安定的な生産に寄与することと規定をしております。  次に、第二条の定義においては、主要農作物を稲、大麦、はだか麦、小麦及び大豆と定めるなど、この条例における正確な意味を明らかにしておく必要がある用語について規定しております。  また、第三条の基本理念において、主要農作物の品種の開発並びに主要農作物の種子の生産及び供給について、それぞれのあるべき姿や基本原則を規定しております。  そして、第四条の県の責務では、県に主要農作物の品種の開発並びに種子の生産及び供給に関する施策を総合的かつ計画的に策定し、実施する責務があることを明記するとともに、第五条の採種団体の役割では、採種団体が奨励品種の優良な一般種子の安定的な供給に努めることを定めております。  次に、第六条の優良な品種の開発においては、県は、県内の気象、土壌、その他の自然的条件に適した主要農作物の品種の開発を行うよう努めるとともに、その開発のために民間事業者等との連携に努めることなどを規定しております。  また、第七条の奨励品種の決定においては、県は、県内に普及すべき主要農作物の優良な品種として奨励品種を決定するとともに、その決定に当たっては、審査の公平性及び透明性の確保に努めること等を規定しております。  そして、第八条から第十一条までは、奨励品種の一般種子を安定的に生産、供給するための体制について規定をしております。  まず、第八条の種子計画の策定においては、県は、毎年度、奨励品種の一般種子の生産に関する種子計画を作成すること、第九条の原種及び原原種の生産等においては、奨励品種について、県が優良な一般種子の生産を行うための原種及び原種の生産を行うための原原種の生産を行うとともに、奨励品種の原種の採種団体等に供給することを定めております。  第十条の圃場審査及び生産物審査においては、種子計画に基づき奨励品種の一般種子を生産する者は、奨励品種の一般種子を種子計画に基づき生産する圃場の範囲を特定し、圃場審査及び生産物審査を受けなければならないこと等を、第十一条の勧告等においては、奨励品種の優良な一般種子の生産及び供給のため、県が採種団体、または一般種子生産者に対し必要な勧告等を行うことを定めております。  次に、第十二条の主要農作物の優良な種子の安定的な供給に関する施策の充実においては、主要農作物の種子について生産及び供給に係る者の育成及び確保や、生産及び供給体制の整備のほか、県が開発した主要農作物の優良な品種に係る知的財産権の取得等の施策について規定をしております。  また、第十三条の県民の理解の増進においては、主要農作物の優良な種子の安定的な供給の重要性について県民の関心と理解を深めるため、啓発や知識の普及等の施策について規定をしております。  最後に、第十四条の財政上の措置においては、県が各種施策の推進に必要な財政上の措置を講ずることを明記するとともに、第十五条の委任において、この条例の施行に関し必要な事項を知事が定めることを規定しております。  なお、附則においては、施行期日として令和二年四月一日から施行するものと規定するとともに、奨励品種と種子計画についての経過措置を規定しております。  以上、条例案の主な内容につきまして御説明をしてまいりましたが、何とぞ提案の趣旨を御理解、御賢察賜り、満場の御賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)        ─────────────     〔議員提出議案は別冊付録に掲載〕        ───────────── 42: ◯四十番(寺西むつみ君) ただいま議題となっております議員提出第一号議案は、委員会の付託を省略されたいという動議を提出いたします。     〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 43: ◯議長神野博史君) 寺西むつみ議員の動議のとおり決しまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 44: ◯議長神野博史君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております議員提出第一号議案は委員会の付託を省略することに決定いたしました。 45: ◯四十一番(田中泰彦君) ただいま議題となっております議員提出第一号議案は、原案のとおり可決されたいという動議を提出いたします。     〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 46: ◯議長神野博史君) 田中泰彦議員の動議のとおり決しまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 47: ◯議長神野博史君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております議員提出第一号議案は原案のとおり可決されました。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第四 意見書案(社会インフラの老朽化対策の推進       について外五件) 48: ◯議長神野博史君) 次に、意見書案でありますが、社会インフラの老朽化対策の推進について、犯罪人の国外逃亡防止対策の強化について、中高年のひきこもり対策の強化について、農林水産業に係る軽油引取税の免税措置の継続について、離婚に係る養育費の確保の推進について、薬物乱用防止対策の充実について、以上六件の意見書案がいずれも成規の手続を経て提出されております。  これを直ちに議題として、提案者から提案理由の説明を求めます。 49: ◯四十番(寺西むつみ君) ただいま議題となりました六件の意見書案中初めの三件について、私から提案理由の説明をいたします。  文案はお手元に配付してあるとおりであります。  まず、社会インフラの老朽化対策の推進についての意見書案であります。  我が国では、戦後の復興期から高度経済成長期にかけて、道路、河川等の社会インフラが集中的に整備されましたが、近年、その老朽化が急速に進んでおります。  社会インフラの老朽化に伴う事故や機能不全は、国民の生命、財産を危うくするのみならず、経済活動にも支障を及ぼすことからその老朽化対策は喫緊の課題であります。  こうした中、本県では、個別施設計画の策定に取り組み、点検、診断、修繕、更新のメンテナンスサイクルを推進しておりますが、現在の予算規模を大幅に上回る維持管理費が見込まれております。  また、適正な水準の下でメンテナンスサイクルを推進するためには、技術者の不足も課題となっており、新たな技術の開発、導入による作業の効率化を一層図る必要があります。  そこで、本意見書案は、国に対し、社会インフラの老朽化対策に必要な予算を既存の公共事業費とは別枠で確保するなど、財政支援の充実を図ることなどを要望する内容となっております。  次に、犯罪人の国外逃亡防止対策の強化についての意見書案であります。  近年、国内で犯罪を行い、国外逃亡した犯罪人が年間六百人以上で推移する一方、外国から引渡しを受けた犯罪人はごく僅かにとどまっており、国外逃亡した犯罪人の捜査の継続が困難な状況となっております。  こうした中、昨年末には、保釈中の被告が保安検査を擦り抜け、プライベートジェットで不正に出国するという事件が発生し、大きな社会問題となったところであります。  国外逃亡した犯罪人の捜査を継続するためには、逃亡先の国から当該犯罪人の引渡しを受ける必要がありますが、現在我が国が犯罪人引渡し条約を締結しているのは二か国のみであり、国境を越えた犯罪捜査が行き詰まっていることから同条約の締結等に取り組んでいく必要があります。  そこで、本意見書案は、国に対し、犯罪人の国外逃亡を防止するための対策を強化することや犯罪人引渡し条約の未締結国との条約締結に向けた取組を進めることを要望する内容となっております。  次に、中高年のひきこもり対策の強化についての意見書案であります。  社会的参加を回避し、家庭にとどまり続けるひきこもりは、その期間が長期化することで、八十歳代の親とひきこもり状態が続く五十歳代の子供が社会から孤立し困窮する、いわゆる八〇五〇問題として深刻な社会問題となっております。  これまで国は、ひきこもりに特化した相談支援を行う機関を都道府県と政令市に設置するなど、ひきこもり状態にある者の年齢を問わない対策を行ってきたところであります。  しかしながら、中高年のひきこもりは、その背景に複合的な課題を抱えているケースが多いことから、それらの課題に応じたきめ細やかな支援を図るために就労に限らない社会参加の促進や、ひきこもり状態にある中高年やその家族に寄り添った支援を図る必要があります。  そこで、本意見書案は、国に対し、年齢や性別等に配慮した居場所づくりやボランティア活動等の多様な社会参加の場の確保など、ひきこもり状態にある中高年の社会参加を促進することなどを要望する内容となっております。  以上、三件の意見書案について提案理由の説明をいたしました。  なお、提出先及び字句の整理については議長に一任いたしたいと思います。  切に満場の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。 50: ◯四十一番(田中泰彦君) 次に、残りの意見書案三件について私から提案理由の説明をいたします。  文案はお手元に配付してあるとおりであります。  まず、農林水産業に係る軽油引取税の免税措置の継続についての意見書案であります。  我が国の農林水産業は、国民への食料の安定供給や食生活の維持、発展に大きな役割を果たすとともに、水源涵養や国土の保全、地球温暖化の防止など、公益的な役割も果たしております。  このような役割を持続的に果たしていくためには、農林漁業者の経営安定を図ることが不可欠であり、国は、平成三十年度税制改正において農林漁業者が使用する船舶、農林業用機械に係る軽油に対し、軽油引取税の課税を免除する措置を令和二年度末まで三年間延長したところであります。  こうした中、我が国の農林漁業者は、安価な輸入品との価格競争や生産資材価格の高止まり等により厳しい経営状況に置かれており、この免税措置が廃止されるとさらに経営が圧迫され、ひいては農林水産業の衰退や国民生活への悪影響を及ぼすことが懸念されます。  そこで、本意見書案は、国に対し、農林水産業に係る軽油引取税の免税措置を令和三年度以降も継続することを要望する内容となっております。  次に、離婚に係る養育費の確保の推進についての意見書案であります。  我が国では、ひとり親世帯の貧困が大きな社会問題となっておりますが、その主な要因として、離婚の際に養育費の取決めがなされないケース等が多いことが指摘されております。  厚生労働省が実施した調査によると、離婚の際に養育費の取決めを行っているのは、母子世帯で四五・九%、父子世帯で二〇・九%と半数にも及ばず、そのうち養育費を現在も受けているのは、母子世帯で五三・三%、父子世帯で一五・六%にすぎません。  こうした中、国や一部の地方自治体において養育費の確保を支援する動きが徐々に見受けられるようになってきたところでありますが、支援が十分に進んでいるとは言えない状況にあるため、国がその確保に向けた取組を一層推進することが求められます。  そこで、本意見書案は、国に対し、未成年の子供がいる夫婦が離婚をする場合に養育費の取決めが円滑に行われるような仕組みを整備することなどを要望する内容となっております。  次に、薬物乱用防止対策の充実についての意見書案であります。  我が国の薬物情勢は、依然として厳しい状況にある中、国においては、第五次薬物乱用防止五か年戦略を策定し、青少年に重点を置いた対策等により薬物乱用の根絶を図ることとしております。  しかしながら、二〇一八年の大麻事犯の検挙人員が青少年を中心に増加して過去最多となり、また、覚醒剤事犯の再犯者率も十二年連続して増えていることから、薬物対策の充実、強化が求められております。  さらに、国内で流通する薬物の大半は海外からの流入によるものでありますが、二〇一九年の全国の税関における薬物の押収量は、前年と比較して約二・二倍の増加となっていることに加えて、密輸入の手口が巧妙化していることもあり、水際対策が一層重要性を増しております。  そこで、本意見書案は、国に対し、学校における指導、教育内容の充実や保護者等を対象とした広報啓発活動の強化など、青少年を中心とした薬物乱用未然防止のための取組を推進することなどを要望する内容となっております。  以上、三件の意見書案について、提案理由の説明をいたしました。  なお、提出先及び字句の整理については議長に一任いたしたいと思います。  切に満場の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。        ─────────────        ───────────── 51: ◯議長神野博史君) ただいま提案者から説明がありました六件の意見書案は可決することに決しまして御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 52: ◯議長神野博史君) 御異議なしと認めます。よって、六件の意見書案は可決されました。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━   日程第五 各常任委員会及び議会運営委員会における閉
          会中の継続調査について 53: ◯議長神野博史君) 次に、各常任委員会及び議会運営委員会における閉会中の継続調査についてを議題といたします。  各常任委員長及び議会運営委員長から議席に配付してあります一覧表のとおり閉会中の継続調査の申出がありました。        ─────────────        ───────────── 54: ◯議長神野博史君) 各委員長の申出のとおり決しまして、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 55: ◯議長神野博史君) 御異議なしと認めます。よって、各委員長の申出のとおり閉会中の継続調査を決定いたしました。      ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 56: ◯議長神野博史君) 以上で本議会に付議されました案件は全て議了いたしました。  これをもって本日の会議を閉じ、令和二年二月定例愛知県議会を閉会いたします。     午前十一時十九分閉会      ━━━━━━━━━━━━━━━━━     閉  会  式     午前十一時十九分開式 57: ◯事務局長(高須浩君) ただいまから閉会式を行います。御起立願います。     〔全員起立〕     〔議長神野博史君登壇〕 58: ◯議長神野博史君) 閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  議員各位には、二月定例愛知県議会に付議されました令和二年度一般会計予算をはじめ、県政各般にわたる重要案件について、終始御熱心に審議を進められましたことに対し、衷心より敬意と謝意を表するところであります。  当局におかれましては、会期中に、各議員から述べられました意見を十分に尊重され、県政の運営に格段の御尽力を頂きますよう希望するものであります。  今議会の運営に当たり、議員各位をはじめ理事者並びに関係各位の御協力に対し、心から感謝を申し上げます。  陽春を迎え、皆様方には御自愛の上、一層御活躍を賜りますようお願いを申し上げまして、閉会の挨拶といたします。(拍手)     〔知事大村秀章君登壇〕 59: ◯知事大村秀章君) 閉会に当たりまして、私からも一言御挨拶を申し上げます。  このたびの定例県議会に提案いたしました各議案につきましては、議員の皆様方におきまして、十分な御審議を頂き、また、各議案は全て御議決を頂き、厚く御礼を申し上げます。  御議決いただきました各議案は、審議経過を十分尊重の上、適切な運用をしてまいります。また、御要望いただきました各事項につきましては、今後十分に検討し、努力をしてまいります。  そして、新型コロナウイルス感染症対策につきましては、引き続き、国や市町村、医療機関など関係機関との連携を密にし、その終息に向けて全力で取り組んでまいります。  さて、日増しに春らしくなり、今週末には桜も満開になるのではないかというふうにも予想されております。議員の皆様方には季節の変わり目でもございますので、十分健康に御留意いただき、県政発展のために引き続き格別の御尽力を賜りますようお願いを申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) 60: ◯事務局長(高須浩君) これをもちまして閉会式を終わります。ありがとうございました。     午前十一時二十二分閉式 発言が指定されていません。 Copyright © Aichi Prefecture, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...